「展望」 (2016年1月18日号)

Weekly Market Research Report
2016年1月18日号
今週の
POINT
国内株式市場
決算ピークと日銀会合を翌週に控え、外部環境と需給変化を見極める週に
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
アイティメディア【 東証マザーズ 2148 】ほか
テーマ別分析
物色の焦点はテーマから業績動向へ
話題のレポート
不透明な投資環境と銘柄選択 ―― 野村證券
スクリーニング分析
中小型株で決算後の再評価に備える
高進捗ながら年初からの下落率が大きい銘柄の見直し
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週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
5
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
アイティメディア〈2148〉東証マザーズ
9
スター・マイカ〈3230〉東証 2 部
10
テリロジー〈3356〉JASDAQ
11
オービックビジネスコンサルタント〈4733〉東証 1 部
12
東映アニメーション〈4816〉JASDAQ
13
日本郵政〈6178〉東証 1 部
14
興研〈7963〉JASDAQ
15
タカラレーベン〈8897〉東証 1 部
16
シャープ〈6753〉東証 1 部
17
アクリーティブ〈8423〉東証 1 部
17
いちごグループホールディングス〈2337〉東証 1 部 18
テクノスジャパン〈3666〉東証 1 部
4
5
カテゴリー考察
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
決算ピークと日銀会合を翌週に控え、外部環境と需給変化を見極める週に
■リスク資産圧縮で一時 17000 円割れ
ジャカルタでの連続テロにより、新たにアジアでの地政学リス
クへの警戒が高まりやすく、これが資産圧縮にも向かわせやす
先週の日経平均は下落。大発会からの連続安記録は 6 営業日
くなりそうだ。
でストップしたが、14 日には一時節目の 17000 円を割り込む
場面をみせるなど、中国の景気不安に原油価格の下落基調が嫌
■チャイナショック時割り込み、オーバーシュートも
気されており、リスク資産を圧縮する流れが続いている。日経
決算シーズンに入ってきているが、足下の円高や中国をはじ
平均の 17000 円割れや原油先物価格の 30 ドル割れ、中国上海
めとする新興国の景気減速懸念により、業績下方修正などへの
指数の 3000 割れといった流れのなか、いったんは自律反発を
警戒が強まっている。そのため、決算内容がネガティブ視され
意識させるタイミングにもあったが、積極的な買いは続かず、
る局面では、改めて売り込まれる状況になりやすく、決算を見
戻り売りに押される格好だった。
極めるまでは積極的な売買は手控えられよう。
なお、決算ピークとなる 1 月下旬には日銀の金融政策決定会
■チャイナショックの 9 月安値を割り込む可能性
合(28-29 日)が予定されている。タイミングとしては、この
今週も波乱含みの相場展開を余儀なくされそうだ。15 日の
辺りでのボトムアウトが意識されてくることが考えられる。そ
米国市場では、上海指数の終値ベースでの昨年来安値更新や原
うなると、今週辺りは冷静に下値を拾う週になる展開が期待さ
油先物価格が再び 30 ドルを割り込んだことが嫌気され、NY ダ
れるが、テクニカル面は有効に機能しないだろう。外部環境と
ウは一時 500 ドルを超える下落場面があった。シカゴ日経 225
需給状況による変化を見極めることになりそうだ。その他、年
先物清算値は大阪比 355 円安の 16795 円をつけており、チャイ
初からの急ピッチの下落により、ポジションはショートに傾い
ナショックに見舞われた昨年 9 月安値を割り込んでくること
ているほか、個人などはテーマ株での回転売買を繰り返してい
から、下落基調が本格化する可能性が高まる。政府サイドから
るため、それ程シコリはないと考えられる。昨年 9 月安値を割
はリップサービスさえも聞かれない状況であり、リスク資産の
り込むことでオーバーシュート気味に下げが拡大する可能性
圧縮の流れが落ち着くのを見極めることになろう。
はあるが、投資家心理としては底入れのタイミングを狙ってい
ることだろう。
■中国の資本流出への懸念は根強い
中国では国務院による金融担当部門の格上げに向けた作業
■訪日外国人客数やゴールドマン決算に関心
部会の設置や、日銀と中国人民銀行による通貨スワップ協定の
来週の経済イベントとしては、18 日に 12 月の全国・東京地
締結に向けた交渉など、中国の金融安定化に向けた動きもみら
区の百貨店売上高、日銀全国支店長会議、19 日に 12 月のマン
れている。しかし、中国の 12 月貿易統計が予想ほど悪化しな
ション発売、訪日外国人客数、20 日に 12 月のコンビニエンス
かったことでさえ、香港からの輸入を「水増し」する手法を使
ストア売上高、1 月分の月例経済報告、21 日に 12 月の全国ス
って中国本土からマネーを動かす動きが広がっているとの見
ーパー売上高、22 日に 12 月の鉄鋼生産、電力需要が発表され
方がされている。人民元の切り下げを受けて、輸入の偽装が本
る。また、海外では 19 日に中国が 10-12 月 GDP や工業生産、
格化しているとの見方から資本流出への懸念が根強い。
小売売上高、固定資産投資などを発表する。20 日から 23 日ま
原油安を背景にオイルマネーとみられるファンドの売りが
では、世界経済フォーラム・ダボス会議が開催されるほか、21
続いているほか、年金等の長期資金による売りなども出てきて
日に欧州中央銀行(ECB)が政策金利を発表する。決算につい
いるとの市場関係者の話も聞かれる。日経平均は年初からの下
ては、
国内は翌週がピークとなるが、
米国では本格化しており、
落ペースが速いが、
アベノミクス期待によって、
2012 年の 8500
バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレー、ゴールドマ
円処から上昇が続いていることで利益が出ている状態である。
ン・サックス・グループ、IBM、ネットフリックスなどが予
そのため、外部環境の不透明感が長期化する中では、売り対象
定されている。
になりやすい。また、中東情勢の緊張も不安視されているが、
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
相場の地合いに連れ売り方主導で不安定な展開が続く
■好業績銘柄や内需関連銘柄などに買い安心感
マザーズ指数
今週の新興市場は、不安定な状況が続きそうだ。前週末の
米株安の流れを受けて、日経平均は昨年9月安値を割り込ん
でくる公算が大きく、投資家のリスク回避姿勢が強まれば新
興市場でも処分売りが加速する可能性がある。相場全体に底
入れ感が依然乏しいなか、引き続き売り方主導の展開になる
とみられる。
買い安心感のある好業績銘柄や高配当利回り銘柄、内需関
連銘柄を見直す流れとなることも想定される。なお、今週は
19日にリーバイ・ストラウス・ジャパン<9836>、22日にモバ
イルファクトリー<3912>などが決算発表を予定している。リ
ーバイスは決算発表を控え、前週末に急動意を見せている。
また、モバイルファクトリーは15年7-9月期にスマートフォ
ン向けゲームの収益が急拡大しただけに、期待する向きも多
いようだ。
リーバイ・ストラウス・ジャパン<9836>
■市場では今年の上場企業を探る動きも
IPO関連では、新規上場企業はまだ発表されていない。株
式相場の軟調推移による影響が懸念されるものの、今週には
2月上場企業が発表されるとの観測も聞かれる。市場では今
年の上場企業を探る動きが見られるが、JR九州や「コメダ珈
琲店」運営のコメダ、
「earth music&ecology」で知られるク
ロスカンパニーのほか、従前から上場期待の強い人工合成ク
モ糸のSpiber、クラウド会計ソフトのFreee、フリマアプリ
のメルカリ、クラウドソーシングのランサーズといった名前
が浮上しているようだ。
円
モバイルファクトリー<3912>
円
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今週の市場見通し
米国株式市場
10-12 月期決算発表が本格化
今週から 10-12 月期決算が本格化する。金融ではバンク・
■先週の動き
オブ・アメリカ(19 日)
、モルガン・スタンレー(19 日)
、
週明けは買いが先行したものの、原油相場が一時 30 ドル
ゴールドマンサックス(20 日)
などの発表が予定されている。
台まで下落したほか、中国当局による株価対策への不信感な
追加利上げに備えて融資・預金に対する金利引き上げについ
どからアジア株が全面安となったことが重しとなり、株価は
て各行の計画に注目したい。また、原油価格の下落を受けて
揉み合う展開となった。週半ばに入り、原油相場の売りが一
エネルギー関連企業への融資状況の情報開示に関心が集ま
服したことや中国の 12 月貿易統計が予想ほど悪化しなかっ
りそうだ。
たことが好感され反発する場面もあった。しかし、週間在庫
ハイテクでは半導体の AMD(19 日)
、動画配信サービスの
統計の増加などをきっかけに、原油相場が再び下落したこと
ネットフリックス(19 日)
、IT サービスの IBM(19 日)など
を受けて大幅下落となった。昨年上昇の目立ったハイテクの
が予定されている。その他のダウ構成銘柄では航空大手のデ
一角や、金融各社にも売りが広がり、下げ幅を拡大する展開
ルタ航空(19 日)
、通信のベライゾン(21 日)
、クレジット
となった。週末にかけては、セントルイス連銀総裁が一連の
カードのアメリカン・エキスプレス(21 日)
、複合企業のゼ
原油安によってインフレ目標の達成に遅れが出るとの見方
ネラル・エレクトリック(22 日)などの決算発表が予定され
を示したことで追加利上げ観測が後退。一旦反発に転じたも
ている。先日調査会社 IDC が発表した 15 年通年の世界 PC 出
のの、中国の 12 月銀行融資額が予想を下振れたほか、米国
荷台数は前年比 10.4%の減少となり、過去最大の落ち込みを
の軟調な経済指標や原油相場の大幅下落が嫌気され急落と
記録した。先週発表されたインテルの決算が減益となり株価
なった。結局、週を通じて主要株価は下落した。
が急落したこともあり、AMD の決算にも警戒感が高まってい
る。
経済指標では 1 月 NAHB 住宅市場指数(19 日)、12 月建設許
■来週の見通し
可件数(20 日)、12 月住宅着工件数(20 日)
、12 月消費者物
18 日はキング牧師誕生日の祝日のため米国株式相場は休
価指数(20 日)、12 月中古住宅販売件数(22 日)など建設関連
場となる。年初から中国株式市場の混乱を受け、世界の株式
指標が多く予定されている。住宅価格の上昇や金融市場の混
市場が連鎖的な株安となっている。米国では対中売上比率の
乱で、住宅市場は昨年の活況が衰え始めていることから注意
高い企業や、商品価格の影響を受ける企業に売りが広がって
が必要だ。
おり、今後の見通しは極めて不透明だ。今週も引き続き中国
経済への懸念や商品相場の動向に影響を受ける展開は避け
られないだろう。
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円は上値の重い状態が続くことになりそうだ。
原油価格の先安観や人民元相場の下落を受けて主要国の株式
相場は大きく下げており、リスク回避的なドル売り・円買いが
ただちに縮小する状況ではないとみられる。
米連邦準備制度理事会(FRB)は今年 4 回の利上げを計画し
ているもようだが、中国経済の先行きに対する悲観論が広がっ
ていることや世界経済の成長鈍化も予想されており、市場関係
者の間では、年 4 回の利上げ実施に対する懐疑的な見方が広が
っている。このため、12 月消費者物価指数(インフレ率)が
予想を下回った場合、利上げペースの鈍化を想定してドル売り
がやや強まる可能性がある。
ただ、1 ドル=116 円台には国内勢や短期筋などのドル買い
債券市場
115.00
~
119.00
円
注文が多く残されており、新たなドル売り・円買い材料が提供
されない場合、ドルは 116 円台で下げ止まる可能性がある。12
月消費者物価指数が予想通りならば、年 4 回の利上げ期待は再
び高まり、ドル買い・円売りがやや優勢となる見込み。
【米 12 月消費者物価指数】
(20 日発表予定)
12 月の米消費者物価指数(CPI)は前年比+0.8%でインフレ
率は前回の+0.5%を上回る見込み。食品・エネルギーを除くコ
アインフレ率は前年比+2.1%で 11 月の+2.0%を上回ると予想
されている。コアインフレ率が予想通りならば、市場コンセン
サスである年 4 回の利上げ実施に対する期待が広がりそうだ。
債券先物予想レンジ
長期国債利回り予想レンジ
■先週の動き
中国・人民元相場の先安観は払拭されていないことや日本株
の軟調地合いを意識して、債券先物は 14 日の取引で過去最高
値となる 149 円 66 銭まで買われた。現物債の取引では、10 年
債利回りは一時 0.190%まで低下し、過去最低水準を記録。10
年債利回りの低下につれて超長期債利回りも全般的に低下し、
新発 40 年債の利回りは一時 1.30%まで低下した。
15 日の取引では、利回り水準の過剰な低下に対する警戒感
が浮上したことで 10 年債などが売られており、この影響で債
券先物は一時 149 円 26 銭まで下げた。しかしながら、中国本
土株が反落したことで債券先物は 149 円 54 銭まで反発し、149
円 53 銭でこの週の取引を終えた。
円
149.10
円
~
149.60
円
0.195
%
~
0.255
%
■今週の見通し
今週の債券相場は上昇一服となりそうだ。21 日に行われる
20 年国債入札の結果は有力な手掛かり材料になる。人民元や
原油先物の先安観は払拭されていないことから、リスク回避的
な債券買いが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。
ただし、利回り水準の過度な低下を嫌う投資家は増えてお
り、20 年国債入札が無難な結果となった場合でも、長期債な
どの利回り水準は下げ渋る可能性がある。入札が低調な結果と
なった場合、10 年債などの利回りは反発する見込み。株安・
円高が進行する局面でも、10 年債利回りは 0.20%近辺、20 年
債は 0.90%近辺で下げ渋るものとみられる。
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マーケットを読む
今週のポイント
政策期待の高まりなどが下値を支える可能性も
先週末の米国株安、原油安を受けて、今週の東京市場も売り
先行でスタートする公算。昨年 9 月の安値水準を割り込む可能
性は高く、需給懸念から下げ幅加速の場面もありそうだ。ただ、
ここからの下落局面では、政策期待への思惑などが高まってい
く可能性。1 月 28-29 日の日銀金融政策決定会合に向けて、追
加緩和期待の高まりなどは注目されよう。不動産セクターなどは
押し目買いの候補と考える。
今週のポイントは海外の経済指標や決算発表となろう。まず
は、10-12 月 GDP を始めとした中国の経済指標の発表が 19 日
に予定されている。警戒感は先行しようが、指標悪化は景気刺
激策への期待感につながる可能性も考慮したい。世界的なリス
クオフムードが強まっている中、21 日の ECB 理事会なども期待
材料視される可能性があり、ショートカバーが先行する展開など
も想定されるところ。決算発表では、19 日に BOA、モルガン、ネ
ットフリックス、IBM、AMD、20 日に GS、21日にベライゾン、22日
に GEなどが予定されている。引き続きハイテク株の決算が注目
されよう。国内では、19 日に訪日外客数の発表が予定されてい
るが、小売り各社の月次動向からは期待感も高めにくい。21 日
には日本電産の決算発表が予定されている。
全般的に、テーマ物色から業績動向へと物色の関心はシフト
する可能性。地合いが改善する場面においては、好業績期待
銘柄への先回り買いなどが強まる余地があろう。
先週の日経平均も下値模索の展開が続いた。雇用統計の上
振れにもかかわらず前週末の米国株が下落したことで、週初か
ら売り優勢の展開になる。中国人民元買い介入による金融市場
の安定化期待で、一時はリバウンドを目指す動きにもなったが、
中国景気や原油価格の動向に対する不透明感は拭えず、その
後も戻り売り優勢の流れに。週末は、日銀総裁の「現時点で追加
緩和の考えない」といった発言も弱材料視された。
原油市況の下落を背景に、空運業が唯一のプラスサイドとな
った一方、鉱業や石油、非鉄金属など、資源・エネルギー関連
が下落率上位となる。小売り企業を始めとした決算発表なども焦
点となったが、イオン、キユーピー、パソナ、松屋などが嫌気さ
れた一方、ビックカメラ、いちご HD、東京製鐵などは買い材料
視された。住友商事や川崎重工などは特別損失の発生発表で
売られる。アナリストの評価を受けて、安川電機、栄研化学、関
東電化、GMO ペイメント、ヤマダ電機、サンフロンティアなどが
買われた一方、小野薬品は売られた。ドコモには格上げが相次
いだが、地合いの悪化に押される形に。
インテルやTSMCなどの設備投資計画を受けて、半導体製造
装置各社などは週末にやや堅調な動きとなった。JP モルガンの
上振れ決算発表はメガバンクなどには反応薄であった。物色テ
ーマではフィンテック関連が賑わい、アクリーティブ、VOYAGE
なども一時急伸する展開に。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
業種別騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
3280
エストラスト
623.0
19.35
9517
イーレックス
1,343.0
-26.21
空運業
3.33
4047
関東電化工業
961.0
19.23
4577
ダイト
2,517.0
-26.08
倉庫・運輸関連業
-0.97
8423
アクリーティブ
457.0
17.48
9663
ナガワ
3,630.0
-23.58
陸運業
-1.36
8275
フォーバル
726.0
16.91
4963
星光PMC
1,147.0
-22.55
ゴム製品
-1.47
4549
栄研化学
2,362.0
15.90
8170
アデランス
626.0
-19.23
繊維業
-1.98
3769
GMOペイメントG
6,230.0
13.48
2818
ピエトロ
1,861.0
-19.05
サービス業
-2.16
2379
ディップ
2,769.0
11.70
4668
明光ネットワークJ
1,050.0
-18.48
輸送用機器
-2.20
2337
いちごグループHD
383.0
10.69
7581
サイゼリヤ
2,381.0
-18.01
3093
トレジャー・ファクトリー
1,149.0
10.37
6097
日本ビューホテル
1,617.0
-17.88
鉱業
-8.68
2292
エスフーズ
2,262.0
9.75
9717
ジャステック
845.0
-17.40
石油・石炭製品
-6.52
6753
シャープ
125.0
9.65
6325
タカキタ
540.0
-17.05
保険業
-5.70
2792
ハニーズ
1,101.0
8.69
2930
北の達人コーポ
507.0
-16.34
海運業
-5.31
9831
ヤマダ電機
8920
東祥
8934
サンフロンティア不動産
下位セクター
騰落率(%)
576.0
8.68
8237
松屋
961.0
-16.29
医薬品
-4.80
3,420.0
8.57
3666
テクノスジャパン
2,875.0
-16.18
非鉄金属
-4.54
888.0
7.25
3649
ファインデックス
751.0
-15.71
電気機器
-4.21
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マーケットを読む
日経平均株価
225 先物の昨年来安値 16540 円割れを回避できるか
■外部環境の不透明感が高まり日経平均は一時 17000 円割れ
り投資家心理は改善されず反発は難しい。
先週末の円建てCME先物の終値は日中終値比355円安の16795
前週は週間ベースで 550.85 円の下落となった。ニューヨーク 円。ただ、16575 円まで下げた後は下げ幅を縮小し短いながらも
原油先物が12 年ぶりに一時1 バレル30 ドルを割り込んだほか、 下ヒゲを残している。大商いのなか、なんとか昨年来安値 16795
上海総合指数が心理的な節目の3000ポイントを下回ったことな 円まで戻したことからセリング・クライマックスを迎えたと見
どから世界景気減速懸念が高まり、リスク資産を外す動きが強 ることもできよう。週明けは売り優勢でスタートしそうだが、
まった。商いを伴ったリバウンドが入りにくいなか、黒田日銀 寄付き後下げ幅を縮小すれば投資家心理は若干だが改善されよ
総裁の「現時点で緩和を考えていない」発言で為替市場では円 う。一方、ボラティリティ上昇でリスク資産の売りが強まる可
高進行が加速。日経平均は 14 日に昨年 9 月 29 日以来となる 能性はある。先物市場で、225 先物が昨年来安値 16540 円を割り
17000 円を割り込む場面も見られた。
込むと投売りが加速し 15000 円台に突入する展開も頭に入れて
25 日移動平均線との乖離率は-7.6%。
東証 1 部騰落レシオ
(25 おきたい。
昨年来安値を下抜けると、
昨年 6 月につけた 20868.03
日平均)
は 59.71%まで低下しているほか、
ストキャスティクス、 円をピークとした調整局面が本格化する可能性がある。週足チ
RSI などオシレータ系の指標はほぼ全て「売られ過ぎ」を示して ャートでは、上値抵抗ラインが 19500 円レベルに存在しており
いるが、ボリンジャーバンドでは拡大する-2σに沿ったバン 20000 円台回復は徐々に遠のきつつある。月足チャートでは、ア
ド・ブレイクアウトが示現。また、MACD、一目均衡表でも売り ベノミクス相場スタート以来初めて24 ヶ月移動平均線17507 円
サインが継続するなどトレンド系の指標は売りのオンパレード を下抜ける格好に。昨年 9 月はこの水準で下げ止っていただけ
となっている。ボラティリティ上昇で正常な地合いではなくな に、月末時点で 17507 円を維持できているかどうかが大きなポ
っていることも考慮すると、官主導の政策が打ち出されない限 イントとなろう。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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Vol. 151 Weekly
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今週の分析銘柄 -1-
アイティメディア〈2148〉東証マザーズ
業績・需給面ともに良好で買い安心感
■リードジェンモデルが業績拡大をけん引
ソフトバンクグループのインターネット専業メディア企業。IT 総
合情報ポータル「ITmedia」などを運営する。メディア広告モデル
とともに収益モデルの両輪と位置付けるリードジェンモデル(リー
ドジェネレーションモデル。Web サイトでのコンテンツ掲載や展
示会への出展、セミナー開催などを通じて見込み客の情報を獲
得するマーケティング手法)の成長が業績をけん引している。昨
年 4 月に買収したキーマンズネットも貢献し、16 年 3 月期は 2 ケ
タ増収増益の見通しとなっている。
■25日線に沿った上昇トレンドで需給良好
上期業績は期初計画を上回って推移しており、第2四半期の決
算発表前には通期予想を上方修正している。ただ、修正幅はほ
ぼ上期の上振れ分のみだったため、下期の動向次第では再度
上方修正する可能性がある。株価は昨年 8-9 月にかけて調整し
売買単位
100
株
1/15 終値
1143
円
目標株価
1300
円
業種
サービス
たのち25日線に沿った上昇トレンドに復帰しており、需給面は良
好と言える。直近で上場来高値を更新すると利益確定売りに押さ
れる場面も見られたが、1200 円水準で値固めしたのち再び 1300
円台乗せを試す展開になると想定する。
★リスク要因
上場来高値更新による短期的な達成感。
2148:日足
14 日の上昇で 07 年 4 月の上場直後
に付けていた上場来高値を更新。15
日には一時 1278 円まで上昇した。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
2,864
6.6%
139
151
-
174
27.79
2013/3連
2,898
1.2%
183
187
23.8%
128
20.47
2014/3連
2,890
-0.3%
326
331
77.0%
202
32.07
2015/3連
3,163
9.4%
488
506
52.9%
293
45.76
2016/3連予
4,352
37.6%
771
781
54.3%
526
27.07
9
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展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
今週の分析銘柄 -2-
スター・マイカ〈3230〉東証 2 部
政策期待の高まる不動産セクターの中小型株として注目
■不動産セクターの中小型株として注目
年初から大きく調整している株式市場だが、先週末の海外株安
を受けて、今週初は昨年9月の安値水準を下回るスタートが予想
され、一段と下げ幅は拡大していく可能性が高い。投資マインド
が一段と冷え込むと見られる中、徐々に政策対応の動きなどが
思惑視されてこよう。1 月 28-29 日には日銀金融政策決定会合を
控えており、追加緩和策への思惑などがあらためて高まる可能
性から、押し目買い候補としては不動産セクターなどが妙味とな
ろう。こうしたなか、先週末にはサンフロンティア<8934>が急伸、
建築費高止まりで既存オフィス再生ニーズが強いことから主力事
業の成長が期待できることが評価材料とされた。同様に中古マン
ション事業が主力である同社にも期待感を高めたい。
売買単位
100
株
1/15 終値
1397
円
目標株価
1630
円
業種
不動産
「既存住宅市場」の活性化に取り組んでいることなども好業績を
後押ししよう。今期は 7 期連続での増配予想と株主還元策を強化
していることも評価材料となる。昨年12 月28 日の高値1488 円か
ら 1 月 8 日の安値 1345 円までの倍返し水準となる 1630 円レベ
ルを目標株価と設定したい。
■7期連続増配見通しなど株主還元も積極化
15 年 11 月期は 2 度の上方修正を挟んで約 3 割の営業増益、
16 年 11 月期も 2 ケタ増益の見通しとなっている。国土交通省で
★リスク要因
相対的に流動性が乏しい。
3230:日足
三角保合いも徐々に煮詰まる状況
となってきている。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/11連
12,857
1.1%
1,541
989
-25.0%
538
5948.00
2013/11連
13,543
5.3%
1,803
1,230
24.4%
744
83.87
2014/11連
13,901
2.6%
1,903
1,286
4.6%
772
85.89
2015/11連
19,333
39.1%
2,465
1,797
39.7%
1,114
123.23
2016/11連予
19,336
0.0%
2,727
2,019
12.4%
1,266
140.02
10
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展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
今週の分析銘柄 -3-
テリロジー〈3356〉JASDAQ
サイバーセキュリティ関連として注目、今期黒字転換の見通し
■自社開発Productsの増加を図る
IP ネットワークにかかわる海外製品の輸入と、これらの製品をコ
アとしたネットワーク・セキュリティソリューションを提供。スマート
フォンの需要拡大やIT投資の回復基調、サイバー攻撃の増加を
背景に、テレコム部門、エンタープライズ部門が伸びている。ま
た 3 年後の姿として、海外 Products から自社開発 Products に、
国内販売から海外販売拡大への進化を目指している。現在 10%
の自社開発 Products を 40%に増加させるほか、AI テクノロジー
を応用した自動化で、ビッグデータ分析・解析、サイバーセキュリ
ティ、クラウドデータセンターを自動化し事業拡大を図る。
■3Q以降に大型案件見込む、今期黒字転換の見通し
第 2 四半期(4-9 月)決算は、一部の注力案件について受注及
び売上時期が下期に集中することから下方修正での着地となっ
た。通期については第3四半期以降に大型案件の受注が見込ま
売買単位
100
株
1/15 終値
300
円
目標株価
400
円
業種
卸売
れることから据え置いており、各利益は黒字に転換する見通し。
また、1 月 13 日に日産のサイトが閲覧できないと報じられるなど
サイバー攻撃は継続して発生しており、セキュリティ関連銘柄と
して関心が向かう場面もありそうだ。目標株価は直近急騰時高値
手前の 400 円。
★リスク要因
競合他社との競争激化。
3356:日足
急騰も調整も急速。2 度目は全体相
場の急落も足かせに。支持線として機
能していた200日線の下振れは警戒。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3単
2,763
15.0%
95
76
-
72
2013/3連
2,638
-4.5%
-37
-52
-
-93
-
2014/3連
2,560
-3.0%
-121
-153
-
-147
-
2015/3単
2,804
-
-212
-207
-
-211
-
2016/3単予
2,800
-0.1%
60
40
-
40
11
472.94
2.60
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
今週の分析銘柄 -4-
オービックビジネスコンサルタント〈4733〉東証 1 部
好業績のディフェンシブ銘柄として注目
■第2四半期は増益率の拡大が加速
先週末の米国市場も大幅安、今週の東京市場も波乱の展開が
予想される。こうしたなか、今週から10-12月期の決算発表がスタ
ートすることもあり、目先は、好業績のディフェンシブ銘柄を選別
物色するような展開になっていこう。マイナンバー対応需要の拡
大なども想定され、好決算期待の高い情報サービスセクターから
同社に注目したい。16 年 3 月期第 2 四半期(4-9 月期)営業利益
は 42.3 億円で前年同期比 19.3%増益、通期予想の 102 億円、
前期比 19.2%増益に対して順調な進捗となっている。とりわけ、
四半期ベースでは、第 1 四半期(4-6 月期)が前年同期比 3.5%
増益であったのに対して、第 2 四半期(7-9 月期)は同 33.6%増
益と、伸び率が加速している。実質的には業績上振れペースと
考えられよう。下半期はマイナンバー関連分野の一段の拡大も
見込まれるため、1 月 27 日の第 3 四半期決算を受けて、今期 2
度目の上方修正期待が高まる可能性は高いといえる。
売買単位
100
株
1/15 終値
6530
円
目標株価
7490
円
業種
情報・通信
■需給面での期待感も
一部の国内証券では、3 月2 日に発表される FTSE の定期銘柄
見直しにおいて、同社は新規採用の有力候補の一社と位置づけ
ている。15 万株程度の買い需要発生を見込んでいるようだ。昨
年来高値である 7490 円の奪回を期待したい。
★リスク要因
値頃感乏しく短期資金の関心集まりにくい可能性も。
4733:日足
抵抗線となっている25日線レベル
を突破なら上値余地広がる。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3単
17,123
-0.5%
7,815
8,977
1.0%
5,086
269.98
2013/3単
16,926
-1.2%
7,339
8,746
-2.6%
4,953
263.53
2014/3単
20,260
19.7%
9,111
12,281
40.4%
7,438
197.93
2015/3単
19,828
-2.1%
8,557
10,465
-14.8%
6,426
170.99
2016/3単予
23,000
16.0%
10,200
11,700
11.8%
7,800
207.54
12
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
今週の分析銘柄 -5-
東映アニメーション〈4816〉JASDAQ
決算発表を前に業績面を見直す流れ
■16年3月期の通期業績に更なる上振れ期待も
アニメーションの製作、各種メディアへの映像販売、著作権をも
とにした版権事業などを展開する。16 年 3 月期は「ドラゴンボー
ル」シリーズのゲームや関連商品、中国向けの映像配信権許
諾、「ワンピース」のゲームなどが好調に推移しており、これまで
2 度業績予想を上方修正している。ただ、市場ではもう一段の上
振れを見込む予想が多く、29 日に予定される第 3 四半期決算発
表を前に期待が高まりそうだ。また、中長期的にもコンテンツの
海外展開を軸に業績拡大が続くとみられている。
■3月の「AnimeJapan」でも関心が高まる
株価は昨年 11 月に上場来高値 6200 円を付けたのち、上値の
重い展開となっている。ただ、直近で一部証券会社が投資判断
「アウトパフォーム」、目標株価 7000 円で新規にカバレッジを開
始したことから、見直しの流れとなることが期待される。足元の不
売買単位
100
株
1/15 終値
5330
円
目標株価
6200
円
業種
情報・通信
安定な相場環境のなか、業績面で買い安心感があることもポイン
トとなる。また、3 月には日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan
2016」があり、関連銘柄として関心が高まる可能性がある。当面
の目標株価は上場来高値 6200 円に設定する。
★リスク要因
戻り待ちの売り圧力。
4816:日足
足元では 25 日線が上値抵抗となり調
整基調となっている。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
33,011
24.0%
4,962
5,309
16.2%
3,154
227.13
2013/3連
33,644
1.9%
4,770
5,259
-0.9%
3,290
238.36
2014/3連
31,027
-7.8%
3,602
3,940
-25.1%
2,333
171.07
2015/3連
30,313
-2.3%
3,996
3,978
1.0%
2,437
178.68
2016/3連予
32,500
7.2%
6,800
7,000
76.0%
4,600
337.19
13
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
今週の分析銘柄 -6-
日本郵政〈6178〉東証 1 部
インデックスイベント通過後の需給整理進捗で仕切り直し
■バリュエーション面での割安感や利回りに注目
リバウンド意識で注目。TOPIX 組み入れに伴うインデックスイベ
ント通過後からの利益確定による調整が続いているが、1700 円
処での下げ渋りがみられている。上場直後の初押しの水準であ
り、いったんはリバウンドが意識される。信用買い残高はピーク
時から 3 分の 1 程度まで整理されており、需給調整は進捗してい
る。PBR は 0.47 倍とバリュエーション面での割安感や、配当利回
り 2.69%も手掛かり材料となる。
売買単位
100
株
1/15 終値
1705
円
目標株価
1870
円
業種
サービス
■地銀等との提携拡大や「MyPost」に期待
た事業拡大に向けた動き等も改めて材料視されるだろう。目標株
価は心理的な抵抗線として意識されやすい 25 日線レベルの
1870 円とする。
また、地方銀行・第二地方銀行との提携拡大の動きや、最近で
は日本郵便が ICT を高度に活用した便利で効率的な社会の実
現に向けた取組の一環として、デジタルメッセージサービス
「MyPost(マイポスト)」の試行的な提供を開始している。こういっ
★リスク要因
公開価格を上回っており、利益確定売りが出やすい。
6178:日足
1700 円処での下げ渋りがみられてき
ている。上場直後の初押しの水準で
のボトム形成意識。
(百万円)
会計期
経常収益
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
16,661,440
-4.6%
-
1,176,860
23.0%
468,907
3126.05
2013/3連
15,849,185
-4.9%
-
1,225,094
4.1%
562,753
3751.69
2014/3連
15,240,126
-3.8%
-
1,103,603
-9.9%
479,071
3193.81
2015/3連
14,258,842
-6.4%
-
1,115,823
1.1%
482,682
3217.88
2016/3連予
14,210,000
-0.3%
-
860,000
-22.9%
370,000
89.88
14
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
今週の分析銘柄 -7-
興研〈7963〉JASDAQ
今週は寒気やインフル流行が話題に
■マスクやクリーンシステムを販売
防じん・防毒マスク、オープンクリーンシステムなどを製造・販
売。防じんマスク「ハイラック」は保健所の 7 割で採用とシェアトッ
プで総合病院等でも着実にシェア拡大中。オープンクリーンシス
テム「KOACH」とマスク類の販売が好調とも伝わっている。今週
から強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本のほぼ全域
が強い寒気に覆われる状態が続くと予想されているなか、厚労
省が先週末 15 日にインフルエンザの流行期入りを発表したこと
から、改めてシーズンストックとして注目される展開を想定する。
■「KOACH」の業績寄与にも期待
2015 年 12 月期は売上高が前期比 4.0%増の 78 億円、経常利
益が同4.9%減の3億円が見込まれている。第3四半期までの経
常利益進捗率は 82.7%と順調に推移しており、通期上振れの公
算も。とりわけ、「KOACH」は第 3 四半期累計売上高が前年同期
売買単位
100
株
1/15 終値
1596
円
目標株価
1700
円
業種
その他製品
比80%増を達成するなど順調で、2 月12 日に発表が見込まれる
2016 年 12 月期業績見通しの水準にも期待したい。株価は足元
で 1500 円台後半が支持線として意識されている。目標株価は 25
日線水準を突破する 1700 円に設定する。
★リスク要因
足元の出来高は低水準。
7963:日足
1600 円あたりで大きな下ひげを形
成。反転が意識される。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/12単
8,879
20.7%
1,166
1,112
109.0%
553
109.46
2012/12単
8,329
-6.2%
745
661
-40.6%
384
76.07
2013/12単
7,476
-10.2%
466
409
-38.1%
229
45.45
2014/12連
7,500
-
370
315
-
147
29.22
2015/12連予
7,800
4.0%
370
300
-4.8%
160
31.58
15
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2016 01 18
今週の分析銘柄 -8-
タカラレーベン〈8897〉東証 1 部
2Q は 3 桁増益と好調、インフラファンド上場 1 号の見通しも
■メガソーラー発電事業にも注力
自社企画新築分譲マンション「レーベン」シリーズを展開する。
2014 年度の全国事業別販売戸数では 1,551 戸で第 9 位。また、
太陽光マンションの供給実績は 4 年連続で 1 位。メガソーラー発
電事業にも注力し、関東を中心に青森県や愛知県、鹿児島県、
沖縄県に LS(レーベンソーラー)発電所を所有し、総発電規模は
約102MW となっている。2019 年3 月期に 130MW の稼動を目標
としている。業績は好調で、第 2 四半期(15 年 4-9 月)決算は売
上高が前年同期比41.3%増、営業利益が同152.1%増となった。
契約・引渡進捗率は前期を若干上回っており、引渡は第 4 四半
期に集中する見通し。通期は 2 桁増収増益を見込む。なお、1 月
26 日に第 3 四半期決算を発表予定。
売買単位
100
株
1/15 終値
595
円
目標株価
700
円
業種
不動産
への正式参入を発表していたが、1月8日に運営する太陽光ファ
ンドの上場を東証に申請したと報じられた。2016 年春にも上場第
1 号として実現する見通しで、業績好調と併せて関心が高まって
いきそうだ。目標株価は昨年 12 月の高値水準となる 700 円とす
る。
■16年春にインフラファンド上場第1号となる見通し
同社はインフラファンド市場(東証が 2015 年 4 月 30 日に創設)
★リスク要因
建築資材や工事労務費の上昇による利益率低下。
8897:日足
相場全体の急落に連れ安も、600 円
水準では下げ渋り。25 日線と 200 日線
のデッドクロスは警戒。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
55,191
17.7%
5,930
5,071
-8.2%
3,681
116.49
2013/3連
64,907
17.6%
6,361
5,792
14.2%
4,074
134.45
2014/3連
71,963
10.9%
9,798
9,181
58.5%
5,869
50.64
2015/3連
76,956
6.9%
9,257
8,540
-7.0%
5,718
50.61
2016/3連予
93,800
21.9%
13,350
12,400
45.2%
8,150
73.11
16
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
読者の気になる銘柄
シャープ 東証 1 部〈6753〉/安易な追随買いにはリスクが大きい
先週末には急反発の展開となっ
た。一部報道で、鴻海が買収提案額を
これまでの5000億円から7000億円規
模に引き上げると伝わった。
これは時
価総額の 3 倍強の水準となり、
買収プ
レミアムへの期待感なども高まる方
向に。また、鴻海では交渉が進まない
場合、TOB 実施の可能性も示唆。なお、
先には、
産業革新機構主導での経営再
建案の概要などが伝わっていた。
当面は思惑が先行し、買戻し余地
なども広がる可能性があるが、
液晶技
術の海外流出の可能性を避ける意味
からも、
鴻海による買収実現の可能性
は低いと考える。この場合、産業革新
機構の出資に伴い、
既存株主は大幅な
希薄化を余儀なくされることになる。
安易な追随買いにはリスクが大きい
状況と判断したい。なお、この方向性
が定まった場合、JDI にはメリット期
待が高まる公算が大きいだろう。
円
(株)
アクリーティブ 東証 1 部〈8423〉/訪日外客数の発表も警戒材料に
先週末は高値水準から伸び悩んだ
が、一時は 2 日間で 46%の急騰とな
った。週間の騰落率も東証 1 部で第 3
位となっている。フィンテック関連銘
柄が軒並み急騰する中で、関連の出遅
れ材料株として短期資金の関心が高
まる格好に。決算説明会資料における
アセットビジネスの取り組みの中で、
新規サービスとしてフィンテックが
挙がっており、材料視されたもよう。
ただ、先週末は 200 日線レベルに抑
えられて、その後は伸び悩み、長い上
ヒゲを残す形になっている。週末にか
けてフィンテック関連には全般利食
い売り圧力も強まってきており、今後
は需給悪化が警戒される。また、もと
もと、インバウンド関連銘柄としての
位置づけが高いが、今週発表予定の訪
日外客数は、12 月の各社の売上動向
から期待感は高めにくい。ネガティブ
材料として捉えられる可能性にも留
意したい。
円
(株)
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
いちごグループホールディングス
日足の一目均衡表。昨年 12 月以降、
高値圏でのもち合いが続いており、今年
に入ってからの調整局面では、いったん
レンジを下放れる場面もみられた。しか
し、雲割れを即日解消し、雲上限および
転換線、基準線をクリアすると、週末に
は一気にこれまでの上値水準を捉えて
きている(点線・四角A)
。遅行スパン
は高値圏で位置する実線を下から上に
突き抜ける格好で、上方転換シグナルを
発生させている(点線・丸B)
。高値圏
での上方シグナル発生により、一段とト
レンドが強まりやすい。
テクノスジャパン
今週のテクニカル妙味銘柄
東証 1 部 〈2337〉
A
基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン
B
東証 1 部 〈3666〉
日足の一目均衡表。大発会で長い上ひ
げを残す格好から、いったんピークを形
成した格好となった。その後の調整で転
換線、基準線を割り込み、支持線として
意識される雲上限を捉えている(点線・
四角A)
。遅行スパンは実線を割り込ん
できており、下方転換シグナルを発生さ
せてきている(点線・丸B)
。ただし、
実線が切り下がりをみせてくるため、雲
上限を支持線として機能させることが
できると、早い段階で上方転換シグナル
を発生させてくる可能性がある。いった
んはリバウンドが意識されるタイミン
グになろう。
基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン
B
18
A
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展望
Vol. 151 Weekly
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カテゴリー考察
テーマ別分析
物色の焦点はテーマから業績動向へ
■小型の既上方修正銘柄に注目
今週は 20 日に安川電機、21 日に日本電産が決算発表予定、来週からは一気に 10-12 月期決算の発表が本格化する。先週末にか
けては、活発だったテーマ物色の動きにもやや陰りが見え始めており、目先は、物色の焦点が「テーマ」から業績動向に移行する
局面と判断したい。
今回は上方修正銘柄に注目する。期初計画の経常利益から、すでに 3 割以上の上方修正を行っている銘柄をリストアップした。
業績進捗率の高い銘柄は、外部環境の悪化で収益水準が鈍化した場合、織り込んでいた上方修正期待が剥落することによって、ネ
ガティブなインパクトが強まることになる。現局面ではこうしたリスクは大きいと考えたい。一方、すでに上方修正した銘柄は、
先行きへの自信の表れと受け止めることができ、より買い安心感は強いとみられよう。比較的、上方修正する銘柄は、一段の上振
れ余地を残すケースが多く、再度の上方修正期待なども高めやすい。
また、外部環境の悪化が著しくなっているなか、マーケットリスクの影響を受けやすい主力株よりも、中小型株を選好したいと
ころでもある。時価総額 150 億円未満の小型株に今回は注目している。流動性リスクのある銘柄も多いが、信用需給不安が高まり
やすい環境下、むしろ需給面への不安の乏しさをクローズアップさせたい。
なお、下リストは、減益予想、無配、12 月以降の修正発表銘柄などは除外している。
■期初計画から 30%以上(経常利益)の業績上方修正銘柄
コード
6384
7841
1514
8203
5446
1847
2469
6022
4234
8119
4685
5915
5381
6382
2877
1972
6158
9073
6391
7743
4712
2162
4918
9355
3910
2750
3322
6245
5928
銘柄
昭和真空
遠藤製作
住石HD
MrMax
北越メタル
イチケン
ヒビノ
赤阪鉄
サンエー化研
三栄コポ
菱友システム
駒井ハルテク
Mipox
トリニ工
日東ベスト
三晃金
和井田
京極運
加地テック
シード
アドアーズ
nms
アイビー
リンコー
エムケイシステム
石光商事
アルファG
ヒラノテク
アルメタックス
市場
ジャスダック
ジャスダック
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダック
東証2部
ジャスダック
ジャスダック
ジャスダック
東証1部
ジャスダック
東証2部
ジャスダック
東証1部
ジャスダック
ジャスダック
東証2部
東証2部
ジャスダック
ジャスダック
ジャスダック
東証2部
ジャスダック
ジャスダック
ジャスダック
東証2部
東証2部
株価
970
470
103
305
313
376
2569
154
505
4505
795
218
386
445
753
244
658
349
358
1370
73
620
380
166
1716
341
1260
820
352
時価総額
63
44
61
121
63
137
132
24
57
115
51
108
41
81
91
97
46
11
62
125
102
67
97
45
45
27
44
126
42
経常利益 経常利益 経常利益
(実績)
(期初)
(予想)
587
223
1,000
390
248
685
674
270
700
-783
520
1,260
522
530
1,240
2,321
1,300
2,800
1,350
1,500
2,900
-190
130
250
85
540
1,000
1,018
1,100
2,000
936
800
1,400
809
560
980
546
385
650
943
600
1,000
199
600
1,000
2,311
1,470
2,450
491
558
883
181
150
230
113
240
360
474
500
750
551
500
700
733
930
1,300
375
470
650
491
400
550
196
231
317
-139
236
321
444
415
563
645
1,200
1,600
313
380
500
修正率
348.4
176.2
159.3
142.3
134.0
115.4
93.3
92.3
85.2
81.8
75.0
75.0
68.8
66.7
66.7
66.7
58.2
53.3
50.0
50.0
40.0
39.8
38.3
37.5
37.2
36.0
35.7
33.3
31.6
増益率
70.4
75.6
3.9
137.5
20.6
114.8
1,076.5
96.5
49.6
21.1
19.0
6.0
402.5
6.0
79.8
27.1
218.6
58.2
27.0
77.4
73.3
12.0
61.7
26.8
148.1
59.7
配当金
40.0
8.0
2.0
5.0
5.0
8.0
40.0
2.0
14.0
100.0
20.0
5.0
10.0
10.0
12.0
7.5
20.0
4.0
6.0
22.5
2.0
7.0
15.0
3.0
15.0
10.0
15.0
16.0
10.0
出所:フィスコ作成
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カテゴリー考察
スクリーニング分析
中小型株で決算後の再評価に備える
■高進捗ながら年初からの下落率が大きい銘柄の見直し
2016 年相場は年初から波乱の展開が続いている。当初はインデックスに絡んだ商いが中心だったことから、個人主体の中小型株
物色は活発であった。しかし、底入れ感がみられない中、さすがに中小型株についても個人の換金売りの影響がみられている。ま
た、参加者が限られる中で資金回転は速く、乱高下的な動きも散見される。しばらくは外部環境や足下の需給状況を睨みながらの
相場展開になろうが、今後決算発表が本格化する中、大きく売り込まれていた銘柄などには、見直しの動きが期待されてくる。と
りわけ、外部環境の影響から個人主体に限られるとみられ、
(1)JASDAQ、マザーズ、東証 2 部の中で、
(2)第 2 四半期営業利益の
進捗率が 55%以上、
(3)ROE が 8%以下、
(4)有配、
(5)大納会からの下落率が 5%以上の銘柄を挙げている。なお、ROE について
は、株価下落による企業の株価対策等への期待から低い銘柄とした。
■中小型株で決算後の再評価に備える
コード
銘柄
決算期
第2四半期 第2四半期
営業利益
営業利益
進捗率(%) (百万円)
通期予想
営業利益
(百万円)
ROE
(%)
15日株価
(円)
市場
配当利回り
(%)
大納会からの
下落率
(%)
-17.36
2464 ビジネス・ブレークスルー
2016.3
69.78
224
321
6.89
319.0 マザーズ
2.19
5484 東北特殊鋼
2016.3
56.28
816
1,450
6.28
1,015.0 JASDAQ
1.57
-12.42
3851 日本一ソフトウェア
2016.3
69.92
86
123
0.88
542.0 JASDAQ
0.36
-12.30
4281 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム
2016.3
66.00
2,343
3,550
7.34
550.0 JASDAQ
1.45
-12.28
6292 カワタ
2016.3
70.94
603
850
6.28
629.0 東証2部
1.90
-11.78
4366 ダイトーケミックス
2016.3
59.75
239
400
4.20
238.0 東証2部
1.26
-11.52
8119 三栄コーポレーション
2016.3
56.20
1,124
2,000
6.24
4,505.0 JASDAQ
2.21
-10.62
9353 櫻島埠頭
2016.3
90.00
36
40
2.39
135.0 東証2部
0.74
-10.60
4816 東映アニメーション
2016.3
74.78
5,085
6,800
6.12
5,330.0 JASDAQ
0.56
-10.12
2876 ジェーシー・コムサ
2016.3
59.26
403
680
5.36
317.0 JASDAQ
3.15
-9.94
4987 寺岡製作所
2016.3
63.13
707
1,120
3.75
416.0 東証2部
2.64
-9.76
9791 ビケンテクノ
2016.3
69.09
1,140
1,650
3.60
780.0 東証2部
2.56
-9.62
2497 ユナイテッド
2016.3
74.73
1,121
1,500
7.21
1,398.0 マザーズ
0.85
-9.40
5212 不二硝子
2016.3
90.83
109
120
4.51
401.0 JASDAQ
1.87
-8.86
7298 八千代工業
2016.3
57.69
6,346
11,000
7.03
1,029.0 JASDAQ
2.33
-8.86
9036 東部ネットワーク
2016.3
86.53
777
898
4.30
1,095.0 JASDAQ
1.36
-8.83
9073 京極運輸商事
2016.3
92.22
166
180
3.21
349.0 JASDAQ
1.14
-8.64
2437 シンワアートオークション
2016.5
64.26
169
263
0.98
279.0 JASDAQ
2.15
-8.52
4234 サンエー化研
2016.3
69.19
595
860
0.32
505.0 JASDAQ
2.77
-8.18
9651 日本プロセス
2016.5
66.76
247
370
3.87
1,067.0 JASDAQ
2.81
-8.10
7315 IJTテクノロジーホールディングス
2016.3
60.59
1,333
2,200
7.14
330.0 東証2部
2.42
-8.08
9955 ヨンキュウ
2016.3
73.72
1,021
1,385
3.74
1,306.0 JASDAQ
0.91
-8.03
2488 日本サード・パーティ
2016.3
55.45
122
220
5.13
533.0 JASDAQ
3.28
-7.14
-7.01
6391 加地テック
2016.3
55.56
200
360
0.62
358.0 東証2部
1.67
6356 日本ギア工業
2016.3
76.10
312
410
5.54
318.0 東証2部
1.25
-6.74
2340 極楽湯
2016.3
63.13
202
320
2.51
568.0 JASDAQ
1.05
-6.73
5304 SECカーボン
2016.3
78.60
393
500
1.62
280.0 東証2部
3.57
-6.67
5994 ファインシンター
2016.3
67.27
1,009
1,500
3.66
340.0 東証2部
2.94
-6.59
3125 新内外綿
2016.3
57.00
57
100
4.07
91.0 東証2部
2.19
-6.19
9029 ヒガシトゥエンティワン
2016.3
73.26
441
602
6.08
321.0 東証2部
2.64
-6.14
2291 福留ハム
2016.3
78.75
315
400
3.73
432.0 東証2部
0.69
-5.68
6895 ダイヤモンド電機
2016.3
62.05
1,241
2,000
6.61
498.0 東証2部
3.01
-5.32
8940 インテリックス
2016.5
58.58
1,028
1,755
6.18
838.0 東証2部
3.81
-5.20
4274 細谷火工
2016.3
73.28
85
116
5.05
408.0 JASDAQ
1.47
-5.12
4990 昭和化学工業
2016.3
77.04
208
270
4.26
319.0 東証2部
0.94
-5.06
出所:フィスコ作成
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Market
展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
カテゴリー考察
先週の話題レポート
不透明な投資環境と銘柄選択 ---- 野村證券
■「自社株買い余地」と「季節性」に着目
野村證券によるストラテジーでは、
「不透明な投資環境と銘柄選択」として、
「自社株買い余地」と「季節性」に着目している。
足元の株価下落は、企業経営者の立場からは「自社株買いを実施する契機」と捉えることができるかもしれないとの見方。特に、
議決権行使助言機関 ISS の助言方針の 1 つである ROE 基準に抵触する可能性がある企業は、自社株買いを行って ROE を改善させる
インセンティブが相対的に大きいとの見解を示している。
■自社株買いを行う余地が大きいと見られる銘柄(野村證券)
コード
6178
7182
7974
7912
7911
6963
2002
4506
6417
8369
8359
8385
9401
7779
9076
8341
9409
3591
6857
6740
8324
1941
1662
1942
8366
8381
8368
4974
8386
4665
6588
8363
6773
4921
8153
8360
6967
銘柄
日本郵政
ゆうちょ銀行
任天堂
大日本印刷
凸版印刷
ローム
日清製粉グループ本社
大日本住友製薬
SANKYO
京都銀行
八十二銀行
伊予銀行
東京放送ホールディングス
CYBERDYNE
セイノーホールディングス
七十七銀行
テレビ朝日ホールディングス
ワコールホールディングス
アドバンテスト
ジャパンディスプレイ
第四銀行
中電工
石油資源開発
関電工
滋賀銀行
山陰合同銀行
百五銀行
タカラバイオ
百十四銀行
ダスキン
東芝テック
北國銀行
パイオニア
ファンケル
モスフードサービス
山梨中央銀行
新光電気工業
1/15株価
(円)
1,705.0
1,550.0
14,870.0
1,086.0
1,005.0
5,230.0
1,852.0
1,299.0
4,465.0
991.0
687.0
1,066.0
1,773.0
1,842.0
1,168.0
584.0
1,922.0
1,390.0
959.0
292.0
484.0
2,575.0
2,826.0
738.0
565.0
909.0
533.0
1,065.0
419.0
1,995.0
406.0
363.0
277.0
1,525.0
3,225.0
564.0
694.0
時価総額
(億円)
76,725
69,750
21,066
7,390
7,029
5,931
5,637
5,169
4,001
3,758
3,511
3,451
3,376
2,313
2,426
2,238
2,086
1,993
1,914
1,756
1,730
1,677
1,615
1,515
1,500
1,459
1,354
1,282
1,299
1,267
1,170
1,142
1,031
994
1,032
987
938
今期予想
ROE (%)
2.8
3.2
5.0
2.8
2.8
4.3
4.9
4.5
3.2
3.2
4.5
4.4
2.2
-2.1
5.0
3.4
3.3
4.4
4.8
3.1
4.8
4.5
1.5
4.5
4.6
3.7
3.8
2.5
4.6
2.3
-45.7
4.2
1.0
2.0
3.3
3.8
2.0
過去5年平均
ROE (%)
今期自社株買い
実施額(10億円)
4.1
3.4
1.0
1.7
2.0
0.6
4.7
4.0
4.5
3.7
4.4
4.8
2.5
-12.2
4.0
1.4
3.6
3.8
-3.8
3.0
4.3
2.5
4.2
2.3
3.3
3.6
3.5
2.5
3.3
3.2
3.1
3.5
2.3
1.8
3.9
3.8
2.8
730.7
20.0
17.0
20.0
2.9
3.0
5.5
1.7
1.4
1.1
10.5
2.5
-
市場
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
出所:野村證券
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
フィンテック関連への物色が継続
信用残高 金額ベース 単位:百万円
8 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベースで買
い残高が 2120 億円増の 3 兆 2731 億円、売り残高が 376
億円減の 5634 億円だった。買い残高は 4 週ぶりに増加、
売り残高は 2 週連続で減少した。信用倍率(買い残高÷
売り残高)は前週の 5.09 倍から 5.81 倍に上昇。買い方
の信用評価損益率は-8.68%から-12.59%と大きく悪化
し、売り方の評価損益率は+3.51%から+5.59%に上昇し
ている。
この週(4-8 日)の日経平均は大納会比 1335.75 円安の
17697.96 円だった。
2016 年相場は波乱のスタートとなり、
日経平均は大発会から 5 日続落。中国経済への懸念から
リスク資産を圧縮する流れが強まった。上海指数等はサ
信用倍率(倍)
ーキットブレーカー発動を交えての下げとなったほか、
サウジアラビアとイランの緊張による地政学リスクへの
警戒、さらに北朝鮮の水爆実験の発表などが相次ぎ、リ
スクオフの流れが強まった。
個別ではミクシィ<2121>の信用倍率が 44.95 倍から
15.87 倍と大きく取り組みが改善した。
「モンスト」を巡
り、人気の落ち込みが想定より早くなるとの見方が浮上
しており、下落局面で新規売りが積み上がっている。ラ
クーン<3031>は昨年末からのフィンテック関連への物色
が続いており、急騰局面で反動安を狙った新規売りが積
み上がった格好。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
1/15終値
(円)
信用買残
(1/8:株)
信用売残
(1/8:株)
信用倍率
(1/8:倍)
信用買残
(12/30:株)
信用売残
信用倍率
(12/30:株) (12/30:倍)
2121
マザーズ ミクシィ
4,010.0
3,965,700
249,900
15.87
4,027,900
89,600
44.95
3031
マザーズ ラクーン
585.0
4,109,500
3,105,000
1.32
2,099,400
610,000
3.44
6869
東証1部 シスメックス
7453
東証1部 良品計画
7011
5406
2593
東証1部 伊藤園
3,015.0
61,000
728,000
0.08
75,000
577,200
0.13
6586
東証1部 マキタ
6,500.0
52,900
190,700
0.28
54,000
126,900
0.43
9432
東証1部 NTT
9983
東証1部 ファーストリテイ
7181
1878
7,140.0
342,800
166,600
2.06
340,300
85,400
3.98
24,030.0
201,900
53,500
3.77
216,500
33,500
6.46
東証1部 三菱重
471.0
22,829,000
2,254,000
10.13
21,783,000
1,294,000
16.83
東証1部 神戸鋼
117.0
49,305,000
10,830,000
4.55
45,236,000
6,078,000
7.44
4,791.0
539,700
715,800
0.75
538,600
493,700
1.09
37,000.0
644,100
163,000
3.95
618,700
107,700
5.74
東証1部 かんぽ
2,771.0
5,470,800
3,076,300
1.78
5,736,100
2,261,600
2.54
東証1部 大東建
14,255.0
88,400
86,100
1.03
99,700
69,400
1.44
8604
東証1部 野村HD
612.0
51,024,900
2,960,200
17.24
47,920,900
2,073,400
23.11
4661
東証1部 OLC
7,366.0
1,063,600
507,900
2.09
1,228,800
438,700
2.80
6767
東証1部 ミツミ
578.0
1,571,600
1,799,000
0.87
1,839,700
1,693,000
1.09
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
連載コラム
それでも今年円安基調が続く理由
今年の年賀状には、「昨年同様にドル高・円安基調が続くと
みています」と書いたのですが、いきなり年初から逆方向の
値動きになっています。中国金融当局が予想外に対ドル基準
値を切り下げたことから、市場は「中国経済はそこまでしない
と持たないほど悪化しているのか」と懸念を強め、中国株売り
→日本株売り→ドル売り・円買いという流れになりました。追
い打ちをかけるように原油安が進み、リスク回避の動きが強
まっています。
毎年 12 月ごろになると、「来年は・・・」という話題になります
が、外為市場では円安が続くか、それとも円高に転じるか、見
方は分かれていました。どちらかといえば円高に振れると予
想する人の方が多かったかもしれません。筆者の場合、ドル
高・円安基調の見方に迷いはありませんでした。
ただ、米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は 13 日、連邦準備
制度理事会(FRB)が目標としている物価上昇率が 2%を達成
するのは難しいので、市場コンセンサスである年 4 回の利上
げペースを 2、3 回にとどめるべきとの見解を示しました。ドル
高・円安が続くという考え方の拠り所は FRB の金融政策が利
上げ方向を主張する「タカ派」である一方、欧州中央銀行
(ECB)や日本銀行は、FRB とは真逆である緩和方向の「ハト
派」なので、ドルの方向性は明白だからでした。肝心の米当局
者が「ハト派」寄りだとドル高・円安論は根底から崩れてしまい
ます。
それでも、年初の半月で自分の見立てを修正する気にはな
れません。というのは、通貨の価値は政治力で決まると考え
るからです。政治は相場変動要因の 1 つにすぎませんが、為
替レートは貿易収支などの経済情勢よりも国家間の力関係を
最優先する側面があります。1995 年に 79 円 75 銭まで円高が
進み、その後の 90 年代後半には一転して円安方向に振れた
値動きは、日米関係を象徴するものです。米国が時の政権下
で自国経済のために相場の方向性を思惑通りにするなど本
来おかしいことですが、それが現実の日米関係なのです。
FRB は昨年12 月15-16 日の連邦公開市場委員会(FOMC)
で 9 年半ぶりの利上げに踏み切り、一方日銀は 17-18 日の
金融政策決定会合で追加金融緩和を先送りしました。この時
導入を決めた「補完措置」は、市場筋にいわせると「日銀は今
後、資産の買い入れなどの手段が尽きても強引に作り出して
緩和姿勢を続けるとの意思表示だ」とのことです。つまり、FRB
が利上げの回数を減らしても、その分日銀は緩和の回数を増
やすことで「歩幅」を維持し、ドル高・円安基調を継続するとい
うことです。ドル高を望む米国と、円安が望ましい日本の思惑
が一致する限り、この基調は続くでしょう。
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Market
1
2
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
10
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
11
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
12-13
1
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
経済カレンダー - 1
Market Data
1 月 18 日~1 月 22 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
1月18日
月
09:00
参院予算委員会に安倍首相、麻生財務相らが出席、今年度補正予算案の質疑
09:00
日銀全国支店長会議
09:30
黒田総裁があいさつ
10:30
中・不動産価格指数(12月)
13:30
第3次産業活動指数(11月)
14:00
「地域経済報告」(1月、日本銀行)
14:30
百貨店売上高(全国・東京地区12月)
内容
17:00
業態別の日銀当座預金残高(12月)
19:00
ブ・ FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月17日まで1カ月間)
19:25
ブ・週次景気動向調査
26:00
ブ・貿易収支(週次)(1月17日まで1カ月間)
米・株式市場は祝日のため休場(キング牧師生誕記念日)
欧・欧州連合(欧)外相理事会
1月19日
火
11:00
中・固定資産投資(12月)
11:00
中・鉱工業生産指数(12月)
11:00
中・小売売上高(12月)
11:00
中・GDP(10-12月)
15:30
首都圏マンション発売(12月)
16:00
ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(1月15日まで1カ月間)
18:00
欧・経常収支(11月)
18:30
英・消費者物価コア指数(12月)
18:30
英・生産者物価産出コア指数(12月)
19:00
ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(1月)
19:00
独・ZEW現状調査(1月)
21:00
トルコ・中央銀行が政策金利発表
24:00
米・NAHB住宅市場指数(1月)
訪日外国人客数(12月)
国際通貨基金(IMF)が最新の世界経済見通し(WEO)公表
米・議会予算局(CBO)が財政・経済見通し発表
米・決算発表 バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、IBM、ネットフリックス
1月20日
水
06:00
米・対米証券投資収支(11月)
06:45
NZ・消費者物価指数(10-12月)
09:00
公社債投資家別売買高(12月)
09:00
基準外国為替相場及び裁定外国為替相場(2月、日本銀行)
16:00
コンビニエンスストア売上高(12月)
16:00
独・生産者物価指数(12月)
18:30
英・失業率(12月)
21:00
米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30
米・住宅着工件数(12月)
22:30
米・住宅建設許可件数(12月)
22:30
米・消費者物価コア指数(12月)
月例経済報告に関する関係閣僚会議、終了後「月例経済報告」(1月)
決算発表 安川電
ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表(21日までに)
米・決算発表 ゴールドマン・サックス・グループ
欧・世界経済フォーラム・ダボス会議(23日まで)
2
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2016 01 18
経済カレンダー - 2
Market Data
1 月 18 日~1 月 22 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
1月21日
木
08:50
対外対内証券売買(先週)
08:50
主要銀行貸出動向アンケート調査(1月、日本銀行)
内容
13:30
全産業活動指数(11月)
14:00
全国スーパー売上高(12月)
14:00
パソコン出荷(12月)
19:00
欧・ユーロ圏消費者物価指数改定値(12月)
19:00
亜・マレーシア中央銀行が政策金利発表
21:45
欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見
22:30
米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(1月)
22:30
米・新規失業保険申請件数(先週)
23:45
米・消費者信頼感指数(先週)
23:45
米・景気期待指数(1月)
24:00
欧・ユーロ圏消費者信頼感指数速報値(1月)
決算発表 日電産
米・決算発表 ベライゾン・コミュニケーションズ、アメリカン・エキスプレス、スターバックス
1月22日
金
10:00
営業毎旬報告(1月20日現在、日本銀行)
11:00
電力需要(12月)
15:00
鉄鋼生産(12月)
17:00
日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00
日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
17:30
独・製造業PMI(1月)
17:30
独・サービス業PMI(1月)
17:30
独・総合PMI(1月)
18:00
欧・ユーロ圏製造業PMI速報値(1月)
18:00
欧・ユーロ圏サービス業PMI速報値(1月)
18:00
欧・ユーロ圏総合PMI速報値(1月)
18:30
英・小売売上高指数(12月)
20:00
ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(1月)
24:00
米・中古住宅販売件数(12月)
24:00
米・景気先行指標総合指数(12月)
米・決算発表 ゼネラル・エレクトリック
欧・欧州中央銀行(ECB)が専門家調査公表
3
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Vol. 151 Weekly
2016 01 18
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(中)10-12 月期国内総生産
19 日(火)午前 11 時発表予定
(予想は、前年比+6.9%) 参考となる 7-9 月期の実績は前年同期比+6.9%で 4-6 月期との比較で成長率はやや鈍化した。消費
はまずまず順調だったが、投資減速や輸出の減少が経済成長を抑えた。10-12 月期については、製造業活動が低下していること
や輸出伸び悩みなどの影響によって経済成長率は 7-9 月期の実績を下回る可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)12 月消費者物価コア指数
20 日(水)午後 10 時 30 分発表予定
(予想は、前年比+2.1%) 参考となる 11 月実績は、前年比+2.0%。エネルギー価格の低下を除くとインフレ鈍化の兆しはみ
られない。12 月については、ドル高の影響は限られていることから、コア指数は 11 月実績をやや上回る可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)12 月住宅着工件数
20 日(水)午後 10 時 30 分発表予定
(予想は、119.8 万戸) 参考となる 11 月実績は、前月比+10.5%の 117.3 万戸で市場予想を上回った。住宅需要は引き続き堅
調であること、11 月の建設許可件数は 128.2 万戸だったことを勘案すると、12 月については 11 月実績をやや上回る着工件数と
なる可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)12 月中古住宅販売件数
22 日(金)日本時間 23 日午前 0 時発表予定
(予想は、520 万戸) 参考となる 11 月実績は 476 万戸。また、11 月の中古住宅販売仮契約指数は前月比-0.9%だった。中古
住宅市場はやや衰えつつあるとみられる。12 月については 11 月に大きく減少した反動で 500 万戸を大幅に上回るものと予想さ
れるが、市場予想に届かない可能性がある。
--------------------------------------------------------------------
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展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
1月18日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月20日
1月20日
1月20日
1月20日
1月21日
1月21日
1月21日
1月21日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
1月22日
コード
8966
2354
2772
3091
3283
5341
6217
6634
7501
9836
5609
5990
6506
8976
2397
4775
6594
7949
1381
2411
3912
4291
4929
5423
8595
8617
8977
9708
9914
銘柄
平和RE
安川情報
ゲンキー
ブロンコB
プロロジス
アサヒ陶
津田駒
ネクスG
ティムコ
リーバイス
日鋳造
スーパーツール
安川電
大和OF
DNAチップ
総合メディ
日電産(01/21)
小松ウオル
アクシーズ
ゲンダイAG
モバファク
JIEC
アジュバン
東製鉄
ジャフコ
光世証
阪急リート
帝国ホテル
植松商
上場部名
東証REIT
東証2部
東証1部
東証1部
東証REIT
東証2部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証REIT
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
マザーズ
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証REIT
東証2部
ジャスダックS
時刻
日付
コード
銘柄
上場部名
時刻
16:00
10:00
15:00
15:00
15:00
16:00
16:00
15:15
15:00
15:00
15:00
15:00
15:00
14:00
14:00
15:00
5
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Market
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レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
1月12日
1月13日
1月14日
1月15日
証券会社
ゴールドマン
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
4613
関西ペ
強い買い新規
6465
ホシザキ
中立→強い買い格上げ
8700→10000
2300
1460→1850
6506
安川電
中立→強い買い格上げ
岩井コスモ
7779
サイバダイン
A新規
SMBC日興
3278
KDR
2→1格上げ
373000
3295
ヒューリックRE
2→1格上げ
185000→212000
8956
プレミア投
2→1格上げ
150000
8957
東急RE
3→2格上げ
170000
8972
ケネディクスR
2→1格上げ
685000
ゴールドマン
3769
GMOPG
買い新規
メリルリンチ
4091
大陽日酸
中立→買い格上げ
大和
4708
りらいあコミュニケーシ 2新規
4816
東映アニメ
2新規
7000
CS
9437
NTTドコモ
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
2100
JPモルガン
9437
NTTドコモ
UNDERWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
ドイツ
8920
東祥
BUY新規
バークレーズ
4508
田辺三菱
UNDERPERFORM→EQUALWEIGHT格上げ
6740
JDI
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
410→420
6976
太陽電
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
1800→2100
-
9200
1903/10/31
1900→3200
3900
1900→1950
東海東京
8424
芙蓉リース
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
ドイツ
8001
伊藤忠
BUY新規
6970
1920
みずほ
7735
SCREEN
買い新規
1200
9508
九州電
UNDERPERFORM→中立格上げ
1150
三菱UFJ
2353
日駐
BUY新規
180
2070
8934
サンフロンティア
BUY新規
メリルリンチ
6976
太陽電
UNDERPERFORM→中立格上げ
モルガン
9506
東北電
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
1660→1700
大和
2212
山崎パン
4→3格上げ
1700→2500
6
-
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Market
展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
1月13日
1月14日
1月15日
証券会社
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
CS
6807
航空電
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
SMBC日興
8955
日本プラR
1→2格下げ
488000
8966
平和RE
1→2格下げ
112000→98000
8968
福岡リート
1→2格下げ
238000
8976
大和OF
1→2格下げ
740000
ゴールドマン
8410
セブン銀行
売り新規
みずほ
2809
キユーピー
買い→中立格下げ
メリルリンチ
4114
日触媒
中立→UNDERPERFORM格下げ
JPモルガン
9433
KDDI
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
2600→2800
バークレーズ
2784
アルフレッサHD
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
2050→1950
4528
小野薬
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
13700
6807
航空電
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
1300→1400
9987
スズケン
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
4400→4600
JPモルガン
2267
ヤクルト
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
モルガン
9502
中部電
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
7
4200→1800
480
3250→3360
-
2060→1600
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-1000
8
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2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
2015/12/14
事業法人
2015/12/7
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
2015/12/14
2015/12/7
信託銀
2015/11/30
2015/11/24
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
2015/12/14
2015/12/7
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
外国人
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/3
2015/8/10
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
-500
2015/10/5
0
2015/9/28
1000
2015/9/24
1500
2015/9/14
単位:億円
2015/9/7
-500
2015/8/31
-400
2015/8/31
-300
2015/8/24
-200
2015/8/17
0
2015/8/24
100
2015/8/10
単位:億円
2015/8/17
200
2015/7/27
4000
2015/8/3
2000
2015/8/10
-6000
2015/7/21
6000
2015/7/27
-4000
2015/7/21
4000
2015/8/3
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
単位:億円
2015/7/27
2015/12/7
2015/11/24
2015/11/30
2015/12/7
2015/12/14
2015/12/21
2015/12/28
2016/1/4
8000
2015/7/21
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
投信
2015/12/14
生・損保
2015/12/14
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/9/28
2015/10/5
2015/10/13
2015/10/19
2015/10/26
2015/11/2
2015/11/9
2015/11/16
2015/8/3
2015/8/10
2015/8/17
2015/8/24
2015/8/31
2015/9/7
2015/9/14
2015/9/24
2015/7/21
2015/7/27
個人
2015/12/7
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
展望
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で大幅に売り越し継続
売り越しに転じた。また、個人投資家は 5884 億円と買い越しに転じた。
1 月第 1 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 1 兆 4 億円と大幅に売り越し継続となった。現物についても
その他、投信は 1364 億円と買い越し継続となった。事法は 543 億円と買い越しに転じた。生・損保は 296 億円、都地銀は 632
億円と売り越し継続となった。信託は 332 億円と売り越しに転じた。自己は TOPIX 先物、225 先物買いの、現物売りで 2471 億円と
で 7.02%の大幅下落へ。
買い越しに転じた。この週の裁定残は、ネットベースで 7318 億円減少の 2 兆 2247 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均
単位:億円
-2000
0
2000
0
-4000
-2000
-6000
-10000
-8000
-12000
3000
単位:億円
2500
2000
1500
-100
1000
500
-500
0
-1000
-1500
-2000
-2500
9000
単位:億円
2000
8000
7000
6000
5000
500
4000
3000
2000
1000
-1000
0
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/09/28
▲1,838
▲441
▲1,989
757
660
▲25
▲131
2,413
15/10/05
▲252
▲3,309
2,103
85
333
▲151
▲113
1,497
15/10/13
249
▲620
▲267
4
204
▲14
▲70
617
15/10/19
806
▲3,888
1,882
▲377
127
▲176
▲100
2,080
15/10/26
1,843
▲1,261
912
▲270
260
▲144
▲145
▲1,192
15/11/02
1,928
▲1,361
1,319
▲116
▲345
▲125
▲24
▲1,386
15/11/09
3,119
▲3,299
3,004
▲637
88
▲267
▲28
▲1,811
15/11/16
3,264
▲4,261
2,447
▲115
1,107
▲414
▲119
▲1,557
15/11/24
▲144
▲230
7
▲6
279
▲138
▲109
247
15/11/30
▲3,141
510
794
375
7,622
▲69
▲37
1,049
15/12/07
▲5,838
1,687
82
924
1,023
20
▲514
1,751
15/12/14
▲700
▲572
▲330
138
200
▲195
▲8
1,071
15/12/21
▲1,596
▲1,023
▲216
827
64
▲128
▲65
1,688
15/12/28
106
▲2,066
14
470
▲155
▲18
▲102
1,904
16/01/04
▲3,765
5,815
▲4,471
272
608
170
80
346
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/09/28
▲937
▲95
▲2,211
377
▲31
120
▲1
2,802
15/10/05
▲1,249
▲37
812
211
8
72
10
315
15/10/13
156
▲57
▲82
▲4
▲36
▲33
▲146
131
15/10/19
▲717
100
78
364
4
110
▲206
275
15/10/26
▲403
164
988
▲186
39
▲124
▲43
▲451
15/11/02
77
▲48
▲177
▲62
19
▲36
44
161
15/11/09
▲2,329
29
2,348
▲84
0
▲21
199
▲213
15/11/16
▲2,282
106
2,369
▲130
19
▲168
49
▲14
15/11/24
819
4
▲670
▲96
▲0
81
20
▲227
15/11/30
3,234
▲56
▲2,447
▲195
18
▲85
▲28
▲467
15/12/07
9,695
80
▲8,248
▲590
▲0
▲222
91
▲820
15/12/14
1,393
▲154
▲1,140
▲49
▲9
521
▲347
▲189
15/12/21
2,238
▲26
▲1,591
▲98
1
34
▲2
▲520
15/12/28
▲199
▲21
168
78
▲2
▲77
35
68
16/01/04
3,650
▲119
▲1,824
▲149
▲131
▲412
▲123
▲551
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/09/28
853
186
▲2,383
1,317
▲5
▲35
▲54
196
15/10/05
2,152
▲389
▲1,664
543
4
▲81
185
▲893
15/10/13
825
108
▲1,211
1,015
43
0
▲148
▲577
15/10/19
558
▲152
409
20
▲34
▲55
▲496
▲329
15/10/26
▲615
367
799
▲1,270
▲36
▲33
693
▲143
15/11/02
270
▲286
748
▲604
▲20
▲2
▲4
326
15/11/09
110
▲539
2,176
▲934
▲17
0
▲327
▲261
15/11/16
20
131
980
▲605
▲25
50
75
▲631
15/11/24
328
53
492
▲912
12
0
37
▲235
15/11/30
1,042
400
▲599
▲259
27
▲7
▲406
▲398
15/12/07
1,451
261
▲2,820
1,400
34
19
703
▲1,055
15/12/14
1,571
▲313
▲621
115
2
▲10
▲363
▲516
15/12/21
▲1,188
174
▲761
857
8
0
909
▲26
15/12/28
▲323
105
▲190
513
▲23
0
▲14
26
16/01/04
2,586
188
▲3,709
1,241
66
▲54
▲589
▲127
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新規上場銘柄
結果とスケジュール
2016 年 1 月 15 日現在、新規上場予定銘柄はありません。
10
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
2792
ハニーズ
1101
1022
1044.5
4047
関電化
961
810.25
600
4343
イオンファン
2082
2034.75
1866
4549
栄研化
2362
2359.25
2213.5
5976
ネツレン
909
891.5
850
8282
ケーズHD
4210
4091.25
3838
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
1780
ヤマウラ
430
488
433
1949
住友電設
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1475
1604.5
1499
257.5
1952
新日空調
978
1086.25
989
1972
三晃金
244
248.75
2004
昭和産
438
490.75
442
2009
鳥越粉
690
719
740.5
2128
ノバレーゼ
867
887.5
880.5
2301
学情
1071
1269.25
1218.5
2410
キャリアDC
1108
1303
1253
2453
JBR
250
256.5
272
2475
WDB
995
1227.5
1066.5
2485
ティア
674
731.25
719
2502
アサヒ
3594
3871.75
3603
2503
キリンHD
1568.5
1704.75
1579.5
2531
宝HLD
846
922
861
2597
ユニカフェ
933
959.5
935.5
1824
1949.5
1831
2734
サーラ
237
268
239.5
2809
キユーピー
2607
不二製油G
2768
双日
580
583.25
605.5
2399
2818.25
2681.5
2810
ハウス食G
2198
2361.5
2229
2930
北の達人
507
612.75
583.5
2931
ユーグレナ
1631
1784.25
1691.5
3038
神戸物産
3067
東京一
584
793
678
3073
ダイヤモンドD
2993
4631.25
3842.5
1080
1367.75
1150
3250
ADワークス
45
48.5
48
3371
ソフトクリエH
3396
フェリシモ
1004
1164.25
1565
3431
宮地エンジ
905
932.25
925.5
171
180.5
201.5
3434
アルファCo
1222
1301.5
1228
3513
イチカワ
315
372
349
3529
アツギ
114
117.5
115.5
3577
東海染
127
136.75
131.5
3593
ホギメディ
5770
6240
5965
3751
日本アG
587
610.75
628.5
3756
豆蔵HD
641
650.5
676.5
3844
コムチュア
2062
2196.5
2131
3941
レンゴー
492
518
511
4025
多木化
692
719.25
735
4041
日曹達
638
752.25
669
4186
東応化
3315
3686.25
3394
4204
積水化
1405
1539
1453.5
4310
DI
2147
2435.25
2481
4319
TAC
211
217
245
4346
NEXYZ
668
703.25
670
4358
TYO
189
198.5
190
4403
日油
842
959.5
856
4514
あすか薬
1233
1385.75
1321
4519
中外薬
3805
4081.25
3823.5
4531
有機薬
271
280.25
272
4541
日医工
2627
3248.5
2757.5
4544
みらかHD
5110
5905
5237.5
4548
生化学
1673
2070
1781
4550
日水薬
1322
1372
1337.5
4581
大正薬HD
7820
8295
8010
4626
太陽HD
4235
4856.25
4240
4633
サカタインクス
1100
1141.25
1168
4694
BML
3265
3637.5
3448
4714
リソー教育
308
323
323.5
4718
早稲アカ
834
860.5
837
4848
フルキャストHD
636
855.25
762
4914
高砂香料
2535
2717.5
2640
4921
ファンケル
1525
1667.25
1584.5
5186
ニッタ
2792
3194.75
2905
5214
日電硝子
553
621.5
589.5
5444
大和工
2889
2890.25
3114
5482
愛知鋼
485
539.25
488.5
5715
古河機金
212
218.25
215.5
5911
横河ブHD
1209
1242
1370
5938
LIXIL G
2488
2527.75
2518
5988
パイオラックス
5380
6283.75
5662.5
6071
IBJ
427
525.5
448.5
6151
日東工器
6298
ワイエイシイ
785
916.5
825
6326
クボタ
6351
鶴見製作所
1705
1879.75
1736
6363
酉島製
6367
ダイキン
7824
8784
7856
6432
竹内製作所
2310
2571.25
2373.5
1675.5
1990.75
1742
875
950.25
916.5
1981
2238
2011.5
12
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 151 Weekly
2016 01 18
一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
6485
前澤給装
1463
1579.25
1500.5
6490
日ピラ工
972
1030
976
6517
デンヨー
1667
1919
1686
6632
JVCKW
298
336.75
310.5
6654
不二電機工業
1415
1485.75
1451
6676
メルコ
1948
2231.75
2028
6741
日信号
1146
1302.75
1179.5
6755
富士通ゼ
1458
1537.5
1462.5
6770
アルプス電
2726
3359.25
2734
6771
池上通
157
174.75
165
6810
日立マクセル
1873
1998.25
1889
6947
図研
1089
1194.5
1099
6988
日東電
7100
9253.75
7503
7201
日産自
1106
1205.75
1133.5
7246
プレス工
472
525.75
483.5
7259
アイシン精
4660
5145
4692.5
7282
豊田合
2504
2845
2517.5
7414
小野建
1064
1132.25
1092
7570
橋本総業
1414
1427.5
1886
7609
ダイトエレク
684
845
707
7734
理計器
1185
1344.25
1227
7762
シチズンHD
796
872
818.5
7838
共立印刷
296
309
300
7905
大建工
294
313.75
294.5
8020
兼松
184
206.5
191
8041
OUGHD
240
259.5
247
8078
阪和興
469
532
478.5
8242
H2Oリテイル
2122
2542.25
2280
8276
平和堂
2379
2797.5
2388.5
8336
武蔵銀
4005
4498.75
4020
8338
筑波銀行
378
391
378.5
8342
青森銀
354
394.25
362.5
8356
十六銀
440
475.75
440.5
8379
広島銀
611
692
614.5
8387
四国銀
247
268.5
250
8562
福島銀
89
97.5
92.5
8630
損保JPNK
3438
4080
3531.5
8648
BAC
1742
2068.75
1891
8713
フィデアHD
241
267.75
250
8725
MS&AD
3059
3573.25
3065
8728
M2HD
1317
1511
1375
8729
ソニーFH
1920
2142
2014.5
8732
マネパG
392
464.25
398
8766
東京海上
4080
4854
4177.5
8877
エスリード
1077
1242.75
1111
8928
穴吹興産
242
246
266.5
9010
富士急
1134
1144.25
1136.5
9065
山九
9319
中央倉
955
1029
974.5
9384
内外トランスラ
9409
テレビ朝日HD
1922
2026
1930
9470
学研HD
9513
Jパワー
3910
4267.5
3945
9601
9658
ビジ太田昭和
998
1140
1000.5
9699
561
605.5
571
1034
1241
1085.5
244
252.5
268
松竹
1049
1090.25
1068
西尾レント
2896
3153.75
3945
9717
ジャステック
845
1081
1002
9739
NSW
818
1079.5
929.5
9742
アイネス
1019
1216.25
1104
9744
メイテック
3880
4386.25
3950.5
9783
ベネッセHD
3285
3346.25
3480
9902
日伝
2747
2929
2766.5
9993
ヤマザワ
1666
1720.5
1668.5
13
株式会社フィスコ
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