入 次 の と お り 一 般 競 争 入 札 札 に 付 し ま 公 す 告 。 平 成 2 7 年 4 月 1 7 日 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 西 海 区 水 産 研 究 所 長 與 世 田 兼 三 1 . 調 達 内 容 ( 1 ) 調 達 件 名 及 び 数 量 平 成 2 7 年 度 環 境 省 請 負 「 有 明 海 ・ 八 代 海 等 再 生 評 価 支 援 ( 有 明 海 二 枚 貝 類 の 減 少 要 因 解 明 等 調 査 ) 」 業 務 に 係 る 観 測 機 器 設 置 ・ 維 持 管 理 ・ 定 期 観 測 業 務 一 式 ( 2 ) 調 達 仕 様 入 札 説 明 書 に よ る 。 ( 3 ) 履 行 期 限 平 成 2 7 年 1 0 月 9 日 ( 4 ) 履 行 場 所 入 札 説 明 書 に よ る 。 ( 5 ) 入 札 方 法 額 1 額 方 わ る 2 . 競 争 参 加 資 落 の 円 ) 消 ず 金 札 1 未 を 費 、 額 決 0 満 も 税 見 を 定 0 の っ に 積 入 に 分 端 て 係 も 札 当 の 数 落 る っ 書 た 8 が 札 課 た に っ に あ 価 税 契 記 て 相 る 格 事 約 載 は 当 と と 業 希 す 、 す き す 者 望 る 入 る は る で 金 こ 札 額 、 の あ 額 と 書 を そ で る の 。 に 加 の 、 か 1 記 算 端 入 免 0 載 し 数 札 税 8 さ た 金 者 事 分 れ 金 額 は 業 の た 額 を 、 者 1 金 ( 切 消 で 0 額 当 り 費 あ 0 に 該 捨 税 る に 当 金 て 及 か 相 該 額 た び を 当 金 に 金 地 問 す 格 ( 1 ) 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 契 約 事 務 取 扱 規 程 ( 平 成 1 3 年 4 月 1 日 付 け 1 3 水 研 第 6 5 号 ) 第 1 2 条 第 1 項 及 び 第 1 3 条 の 規 定 に 該 当 し な い 者 で あ る こ と 。 ( 2 ) 平 成 2 5 ・ 2 6 ・ 2 7 年 度 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 競 争 参 加 資 格 又 は 全 省 庁 統 一 資 格 の 「役 務 の 提 供 等 契 約 」の 業 種 「調 査 ・ 研 究 」で 「 A 」 、 「 B 」 、 「 C 」 又 は 「 D 」 い ず れ か の 等 級 に 格 付 け さ れ て い る 者 で あ る こ と 。 ( 3 ) 国 立 び 役 た だ 停 止 措 研 務 し 置 究 等 、 要 開 契 全 領 発 約 省 に 法 指 庁 基 人 名 統 づ 水 停 一 く 産 止 資 指 総 措 格 名 3 . 入 札 説 明 書 等 の 交 付 方 法 合 置 に 停 研 要 格 止 究 領 付 を ン 基 さ け タ づ れ て ー く て い 理 指 い る 事 名 る 期 競 争 書 、 入 の 交 付 ① 直 〒 長 国 西 電 F ② 郵 封 封 送 ③ メ 任 記 を 参 札 を 接 8 崎 立 海 希 得 け 付 1 長 究 水 望 者 は 、 以 下 に よ り 入 札 説 明 書 等 ( 入 札 説 明 書 、 契 約 書 案 、 入 札 書 様 式 、 委 任 状 様 式 等 ) る こ と 。 A 送 書 筒 の ー 意 入 記 加 心 受 交 5 県 研 区 話 X に に ( こ ル 書 し 載 仕 日 記 疑 う よ な 様 た を す は 。 書 で ) 取 と 入 、 対 し 別 お 該 等 に 又 り も 札 当 応 、 し そ 質 4 . 入 札 説 明 会 の 日 時 及 び 場 所 等 4 に 質 行 に 同 人 害 又 る セ に け 受 様 ま 載 を と り お に だ 識 る 当 長 停 者 間 か 止 で 中 ら を あ で 物 受 る な の て 合 こ 製 い は と 造 契 約 、 物 品 の 販 売 契 約 及 る 期 間 中 で な い こ と 。 、 国 の 機 関 の 同 様 の 指 名 。 2 市 発 研 9 9 交 件 ) 2 多 法 究 5 5 付 名 に 1 以 人 所 - - よ 「 角 と に 式 、 の - 崎 開 産 0 0 る 【 2 。 よ に 社 う る 「 名 え 交 【 、 、 付 件 名 】 入 札 説 明 書 メ ー ル に て 希 望 」 と 担 当 者 名 、 メ ー ル ア ド レ ス 、 電 話 番 号 上 記 ① あ て F A X 送 信 す る こ と 。 に 上 は ま に 説 該 す 質 得 れ 疑 関 記 フ と 当 明 日 る 疑 る の を し 3 ァ め セ 会 以 。 内 記 あ 公 質 . ッ 、 ン に 降 疑 あ ク 回 タ 代 に が て ス 答 ー え 質 あ に に は の る 疑 る メ て 入 ホ 。 が 場 ー 質 札 ー 容 述 る 表 に が 記 せ 個 あ 述 ず 人 る が 、 に 場 あ 質 関 合 る 疑 - 1 - 3 良 水 業 8 8 品 け 場 い 町 産 務 6 5 1 総 推 0 0 5 合 進 - - 5 研 部 1 7 1 究 業 6 7 - セ 務 1 6 8 ン タ ー 管 理 課 用 度 係 2 7 】 入 札 説 明 書 希 望 」 と 記 入 し 、 返 信 用 2 5 0 円 切 手 を 貼 付 し 、 上 記 ① あ て 郵 合 ル 疑 説 ム に ( を 明 ペ は ア 行 書 ー 、 ド う 受 ジ 平 レ こ 領 に 成 ス と 者 て 2 は 。 全 公 7 入 当 員 表 年 札 日 に す 4 説 ま 対 る 月 明 で し こ 2 書 の て と 発 生 し た 場 合 も 随 時 受 け 付 け 、 す 及 場 者 る び 合 の 情 法 に み 報 人 は に で 等 、 回 あ の 当 答 っ 財 該 す て 産 箇 る 特 権 所 こ 定 等 を と の を 伏 が 個 侵 せ あ 5 . 入 札 の 日 時 及 び 場 所 等 ( 1 ) 入 札 の 日 時 及 び 場 所 平 長 国 西 ( 2 ) 郵 便 に よ る 入 札 書 の 受 領 期 限 及 び 提 出 場 所 平 成 2 7 年 5 月 3 . ① に 同 じ 。 6 . そ の 成 崎 立 海 2 県 研 区 7 長 究 水 年 5 月 7 日 1 4 時 3 0 分 崎 市 多 以 良 町 1 5 5 1 - 8 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 産 研 究 所 小 会 議 室 7 日 1 0 時 0 0 分 他 ( 1 ) 契 約 手 続 き に お い て 使 用 す る 言 語 及 び 通 貨 日 本 語 及 び 日 本 国 通 貨 。 ( 2 ) 入 札 保 証 金 及 び 契 約 保 証 金 免 ( 3 ) 入 本 公 告 に 示 し た 競 争 参 加 資 格 の な い 者 の 提 出 し た 入 札 書 及 び 入 札 に 関 す る 条 件 に 違 反 し た 入 札 書 は 無 効 と す る 。 札 の 無 効 除 。 ( 4 ) 契 約 書 作 成 の 要 否 要 。 ( 5 ) 落 札 者 の 決 定 方 法 予 定 価 格 の 制 限 の 範 囲 内 で 最 低 価 格 を も っ て 有 効 な 入 札 を 行 っ た 入 札 者 を 落 札 者 と す る 。 ( 6 ) 競 争 参 加 者 は 、 入 札 の 際 に 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー の 資 格 審 査 結 果 通 知 書 写 し 又 は 全 省 庁 統 一 資 格 の 資 格 審 査 結 果 通 知 書 写 し を 提 出 す る こ と 。 ( 7 ) 詳 細 は 入 札 説 明 書 に よ る 。 7 . 契 約 に 係 る 情 報 の 公 表 ( 1 ) 公 表 の 対 象 と 次 の ① 及 び ② ① 当 セ ン タ 長 相 当 職 以 し て 再 就 職 ② 当 セ ン タ こ と ※ 注 2 ※ 注 1 「 役 員 者 で あ る え る と 認 ※ 注 2 総 売 上 ら れ た 額 績 に よ る な い ー 上 し ー る ず に の て と 契 れ お 職 い の 約 に い を る 間 先 も て 経 こ の 該 役 験 と 取 当 す る 契 約 先 員 を 経 験 し た 者 ( 役 員 経 験 者 ) が 再 就 職 し て い る こ と 又 は 課 し た 者 ( 課 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ) が 役 員 、 顧 問 等 ※ 注 1 と 、 か め 高 に 。 顧 を ら 又 よ 問 問 れ は る 等 わ る 事 こ 」 ず 者 業 と に 、 を 収 と は 経 含 入 し 、 営 む の 、 役 や 。 額 取 員 、 顧 問 の ほ か 、 相 談 役 そ の 他 い か な る 名 称 を 有 す る 業 務 運 営 に つ い て 、 助 言 す る こ と 等 に よ り 影 響 力 を 与 約 約 験 け 取 入 先 金 者 る 引 に に 額 及 最 高 占 つ 等 び 終 い と 課 職 ( 2 ) 公 表 す る 情 上 記 ( 1 ) 締 結 日 、 契 約 ① 当 セ ン 名 及 び 当 ② 当 セ ン ③ 総 売 上 ず れ か に 3 分 の ④ 一 者 応 報 に 先 タ セ タ 高 該 1 札 該 の ー ン ー 又 当 以 又 当 名 の タ と は す 上 は す 称 役 ー の 事 る 2 一 る 、 員 に 間 業 旨 分 者 契 契 経 お の 収 ( 3 ) 当 セ ン ① 契 当 セ ② 直 に 結 ー 事 提 日 に 業 供 時 お 年 し 点 け 度 て で る に い 在 最 お タ 約 ン 近 ー 締 タ の 引 高 が 、 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 の 3 分 の 1 以 上 を 占 め て い る は 、 当 該 契 約 の 締 結 日 に お け る 直 近 の 財 務 諸 表 に 掲 げ 引 高 は 当 該 財 務 諸 表 の 対 象 事 業 年 度 に お け る 取 引 の 実 て 、 契 約 ご と に 、 物 品 役 務 等 の 名 称 及 び 数 量 、 契 約 併 せ 、 次 に 掲 げ る 情 報 を 公 表 す る 。 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ( 当 セ ン タ ー O B ) の 人 数 、 職 名 め る 当 セ ン タ ー と の 間 の 取 引 高 の 割 合 が 、 次 の 区 分 の い の 1 未 満 、 2 分 の 1 以 上 3 分 の 2 未 満 又 は 3 分 の 2 以 上 応 募 で あ る 場 合 は そ の 旨 た 職 終 け だ し 職 る く て 名 総 情 い 等 売 報 る 当 セ ン タ ー O B に 係 る 情 報 ( 人 数 、 現 在 の 職 名 及 び ) 上 高 又 は 事 業 収 入 及 び 当 セ ン タ ー と の 間 の 取 引 高 ( 4 ) 公 表 日 契 約 締 結 日 の 翌 日 か ら 起 算 し て 原 則 と し て 7 2 日 以 内 ( 4 月 に 締 結 し た 契 約 に つ い て は 原 則 と し て 9 3 日 以 内 ) ( 5 ) そ 当 が 行 所 要 約 の な ま す の セ う の 締 お の 他 ン 契 情 結 、 で タ 約 報 を 応 、 ー に の 行 札 ご ホ 係 当 っ 若 了 ー る セ て し 知 ム 情 ン い く 願 ペ 報 タ た は い ー の ー だ 応 ま ジ 公 へ く 募 す ( 表 の よ 又 。 契 に 提 う は 約 つ 供 ご 契 に い 及 理 約 関 て び 解 の す 」 情 と 締 る が 報 ご 結 情 掲 の 協 を - 2 - 報 載 公 力 も ) さ 表 を っ に れ に お て 「 て 同 願 同 独 い 意 い 意 立 る の い さ 行 の 上 た れ 政 で で し た 法 ご 、 ま も 人 確 応 す の 水 認 札 。 と 産 総 合 研 究 セ ン タ ー い た だ く と と も に 、 若 し く は 応 募 又 は 契 み な さ せ て い た だ き 業 1.件 名 務 仕 様 書 平成27年度環境省請負「有明海・八代海等再生評価支援(有明海二枚 貝類の減少要因解明等調査)」業務に係る観測機器設置・維持管理・定 期観測業務 2.業務目的 本業務は、平成27年度環境省請負「有明海・八代海等再生評価支援(有 明海二枚貝類の減少要因解明等調査)」業務において、①海洋環境(貧酸素 水塊)モニタリング、②有明海奥部における浮泥の特性把握調査を行う計 画である。 このため、①有明海奥部の観測点への観測機器等の設置、②観測機器の 定期的な回収・清掃・整備・再設置等の維持管理、③観測機器のデータ収 集と補正、④観測機器の連続観測データの携帯電話通信網を通じたデータ 送信の維持管理、⑤観測点における定期鉛直観測および試料採集・測定を 行うことの5点を目的とする。 3.業務場所 有明海(佐賀県杵島郡白石町、佐賀県鹿島市、佐賀県藤津郡太良町、福 岡県大牟田市の各地先) 4.業務期間 自)平成27年 5月18日 至)平成27年10月 9日 ただし、作業日程は気象条件等により判断するため、担当職員より別途 指示するものとする。 5.業務内容 (1)観測機器等の設置 ① 設置する観測機器 図1及び表1に示す有明海奥部の4点(観測点T14、15、7、T5)に、観測機器 等を設置する。各観測点に設置する観測機器等(観測機器及び通信装置、太陽電池等)を 表2、図2~図4に示す。 設置するワイパー付水温塩分計(JFEアドバンテック社 ACTW-USB 型および ACTW-CAR 型;10台)、クロロフィル蛍光光度・濁度計(JFEアドバンテック社 ACLW-USB 型;計 8台)、溶存酸素計(JFEアドバンテック社 ADOW-CMP 型および AROW-CAR 型;6台)、電 磁流向流速計(JFEアドバンテック社 AEM-USB 型;4台)、水深計(JFEアドバンテッ ク社 DEFI-D5HG 型:4台)、超音波式流向流速計(Nortek 社 Aquadopp profiler;1台)は 当所が支給する。 ② 設置作業 設置作業について観測点T14及び15は、既設の杭の横にノリひび用合成樹脂棒(以 下、「ノリひび」という。)1本を立て、作業船から潜水した潜水士が、ノリひびの基部に 架台を設置し、観測機器を設置する(図2)。ノリひびには水深 0.5mに観測機器を浮体式 治具に取り付け設置する。また、ノリひび上部に通信装置・太陽電池を設置する。海底直 上 0.2mへの機器類の設置は設置用架台および治具により固定して行う。 これらの2観測点の海底上 0.2mに設置した各観測機器を通信ケーブルにより通信装置 と接続する。 観測点7及びT5は、既設の杭の横にノリひび1本を立て、作業船から潜水した潜水士 が、ノリひびの基部に架台を設置し、観測機器を設置する(図3)。ノリひびには水深 0.5m に観測機器を浮体式治具に取り付け設置する。観測点7及びT5における海底直上 0.2m への機器類の設置は設置用架台及び治具により固定して行う。 なお、観測機器等を設置するための架台や水温塩分計を設置する浮体式治具については、 当所より支給し、観測機器等を設置するための必要な雑資材(棒、ロープ等)は請負者が 準備するものとする。 (2)観測機器等の維持管理 長期にわたる観測期間中に設置された観測装置が流出・滅失することを防止して観測を 継続し、航行船舶の安全を図るため、表3に示すように観測期間中に計3回、海上の標識 灯、点滅灯、浮体等の点検を行うとともに、潜水士より係留施設の設置状況を確認し、必 要があれば当所が支給する係留索固定用シャックル等を交換する。また、自動観測用灯浮 標及び係留索等に付着した付着生物を除去する。また、表4に示すように、1週間に1~ 2回の頻度(表3の機器点検、表5の調査の一部も含む)で観測機器を作業船に回収し、 交換もしくは保守した後に再設置する。回収直後の各観測機器のセンサー部の生物汚損の 状況等を写真撮影し、作業開始時間・終了時間および作業内容を記録する。実施時期につ いては、担当職員と協議して決定する。 なお、台風等の気象擾乱により、設置した観測装置の流出、損傷が想定される場合には、 担当職員と協議のうえ事前に観測装置を撤収し天候の回復後に再設置する。 (3)観測機器の回収 観測予定期間が終了した時点において、各観測点に設置した観測機器類を陸上へ収容し、 最終観測期間のデータ回収をするとともに、付着物の除去、Oリングの交換等の整備点検 後、返却する。 (4)観測機器のデータ収集と補正 ① 観測機器のデータの収集 多項目水質計は約1~2週間に1回の頻度で、水温・塩分計、クロロフィル蛍光光度・ 濁度計、溶存酸素計及び電磁流向流速計は約4週間に1回の頻度で船上に回収し、パーソ ナル・コンピュータにデータを収容し、CSVもしくはエクセルファイルに変換して保管 する。 回収した観測機器については、データ収容とともに電池を交換し、次のデータ収集の設 定をした後に再設置する。なお、観測機器に必要な電池は当所が支給する。 ② 観測機器の補正データの収集 上記①により回収した観測機器のデータを補正するため、回収直後の観測機器は、各観 測点の表層下 0.5m層から採取した海水を満たした光を遮蔽した保冷箱(当所より支給) に収容して計測データを得る。 この時の塩分、溶存酸素、クロロフィル a 及び懸濁物濃度を分析するため、計測データ 取得後に保冷箱の海水を採取し保管する。試料の採取・処理・分析等は後述の(7)によ る。 ③ 連続観測データの補正 観測機器による水温、塩分、濁度、クロロフィル蛍光、溶存酸素の連続観測データにつ いて、較正用に取得して分析した水質データを基に、別添1及び別添2に示す方法により 補正する。 (5)データ通信の維持管理 観測点T14及び15の2観測点に設置する多項目水質計等により10分間隔で観測した 水温、塩分、溶存酸素、クロロフィル蛍光、濁度等のデータの観測データのうち、30分 間隔のデータを、各点に設置された携帯電話通信装置により、観測後直ちにデータ処理用 サーバーへ送信する。請負者においては、データ処理用サーバー等によりデータ送信及び 観測状況を監視する。通信不良や観測データの異常等がある場合には、直ちに担当職員に メール、携帯電話等により報告するとともに、異常の原因を検討して異常の回復に必要な 処置を行う。 なお、データ通信機器等を設置するための必要な雑資材(棒、ロープ等)は請負者が準 備するものとする。 (6)観測点における定期鉛直観測と有明海奥部における定期観測 ① 連続観測点における定期観測 図1に示す自動観測機器を設置する4観測点で多項目水質計(JFEアドバンテック社 AAQ-176 同等機器)による水質の鉛直観測を実施する。また、表3の設置・回収および点 検時に水深 0.5m層および海底上において、北原式採水器もしくは離合B型採水器で採水 し、クロロフィルaおよび懸濁物濃度用の試水を採取する。試料の採取・処理・分析方法 は後述の(7)による。 上記の試料採取処理及び分析に必要な器材は当所が支給する。 ②有明海奥部における定期観測 有明海奥部における懸濁物(浮泥)が二枚貝に及ぼす影響を明らかにするため定期観測 を行う。 図4に示す観測点において、表5に示す日程で当所が支給する鉛直観測用の多項目水質 計(JFEアドバンテック社 AAQ-176 同等機器)による水質の鉛直観測(図4の赤・青丸) および採水(図4の青丸、3 層程度)を行う。また、5点(図4の赤丸)で潜水士により 堆積物コアを採取し、酸化還元電位、pH を測定するとともに、浮泥の特性把握のための 分析試料を得る。また、北原式採水器もしくは離合B型採水器で海底直上の海水を採取す る。 (7)観測機器の取り扱い及び試料の採取・処理・分析 ① 観測機器の清掃・再設置 回収した各観測機器は、各観測機器に有機酸を含有する風呂用洗剤等を塗布し、小型 のブラシ等を用いて清掃し、付着生物等を完全に除去する。なお、金属製ブラシ等は用 いてはいけない。その後、清掃した各観測機器を再設置する。 ② 観測機器の調整 多項目水質計は回収毎にセンサーを清掃、整備した後、塩分センサーについては塩分 既知の海水を用いて、溶存酸素センサーについては空中暴露時を溶存酸素飽和度 100% として調整する。 ③ 観測機器補正データの収集 観測機器補正データの収集に際しては、クロロフィル蛍光光度・濁度計は艶消しカッ ティングシート等により内部を黒く加工した保冷箱を用い、他の観測機器の影響を受け ないよう、クロロフィル蛍光光度・濁度計単体で計測するか、もしくは影響を防止する 措置をする。 ④ 海洋観測試料の処理・分析 採取した分析用海水を以下の方法により処理・分析する。必要な資材は当所が支給す る。 ・塩分:容量 250ml の細口ポリ瓶に採取し保管する。 ・クロロフィル色素:容量 1,000~2,000ml の広口ポリ瓶に採取し、直ちに暗所・冷蔵 保管する。採取後速やかに、クロロフィルについては、100~200ml の海水をグラスファ イバー製ろ紙(Whatman GF/F、直径 25mm)で濾過し、N,N-ジメチルホルムアミド(容 量 12ml)を入れたチューブに入れて、抽出して冷凍保管する。 ・懸濁物質:懸濁物濃度(SS)測定用にクロロフィル採取用と同じ海水 50~300ml を秤 量済みのニトロセルロース製ろ紙(ミリポア、直径 25mm)で濾過し、蒸留水に2回浸し て脱塩、脱水した後に、フィルターをフィルターケースに入れて冷凍保管する。また、 粒状態有機炭素濃度測定用に、観測点T1(海底上 0.5m層)および7(海面下 0.5m および海底上 0.5m層)において、同海水 500~1,000ml を燃焼済みグラスファイバー製 ろ紙(Whattman GF/F、直径 47mm)で濾過し、フィルターをフィルターケースに入れて 冷凍保管する。 ・溶存酸素:溶存酸素瓶に採取し、固定・保管する。試料を24時間以内に分析する。 採水及び固定の詳細は、別添3の「 溶存酸素測定のための採水法」による。分析はウ インクラー法により、0.01mg/L 単位で算出する。 各分析のために処理・保管した試料については、試料一覧表(ろ過量、フィルター番 号等)を作成し、試料とともに提出する。 溶存酸素については分析結果(試料番号、チオ硫酸ナトリウム滴定量、溶存酸素濃度 等)の一覧表(エクセルファイル)を作成のうえ提出するものする。 ⑤ 鉛直観測データの処理 多項目水質計(JFEアドバンテック社 AAQ-176 等)により観測したデータを鉛直 0.1 mピッチに平均化処理し、調査点の緯度・経度、使用した観測機器のシリアル番号を付 してファイルを整理し、「沿岸海域水質鉛直データベース」に収録する。 6.成果品 連続観測の実施状況、機器の維持管理状況、連続観測データ、補正された連続観測デー タ、定期観測野帳、試料一覧表等、全てのファイルを電子媒体(CD-ROM等)に保存 し、1部を提出する。なお、電子媒体での納品の際は、納品前にウイルスチェックを行う こと。 成果品納品場所 長崎県長崎市多以良町1551-8 国立研究開発法人水産総合研究センター西海区水産研究所 7.その他 詳細については担当職員の指示に従うこと。本業務で知り得た情報については、取扱 責任者を置き、社内で適切に管理を行うこと。また、本業務で知り得た情報について、 第三者への開示をしないこと。 図1.観測機器等の設置点、鉛直観測及び各層採水点 表1.観測点(観測機器等の設置点、鉛直観測及び各層採水点) 観測 水深 連続 鉛直 (m) 観測 観測 130 度 11.41 分 5 ○ ○ ○ 33 度 06.01 分 130 度 12.24 分 5 ○ ○ ○ 糸岐沖(509鋼管) 33 度 00.77 分 130 度 11.96 分 2 ○ ○ ○ 大牟田沖 33 度 01.76 分 130 度 21.93 分 6 ○ ○ ○ 調査点名称 北緯 東経 T14 浜川沖 33 度 04.39 分 15 新明沖(350鋼管) 7 T5 点 採水 表2.連続観測に用いる機器と観測項目 (平成27年5月28日~9月27日) 北緯 観測点番号 浜川沖 T14 15 7 東経 観測点名称 新明沖(350鋼管) 糸岐沖(509鋼管) T5 大牟田沖 度 分 度 分 33 4.39 130 11.41 33 33 33 6.01 0.77 1.76 130 130 130 12.24 11.96 21.93 機器名 水深 (m) 観測層 テレメトリー 水深 5 5 2 6 0.5m - - 海底上 0.2m 有 DEFI#1 0.5m - - 海底上 0.2m 有 DEFI#2 0.5m - - 海底上 0.2m - 0.5m - 海底上 0.2m - DO Chl・ 濁度 CTW-U#1 - CTW-CAR#1 DOW-CAR#1 CTW-U#2 DOW#1 CTW-U#3 - CTW-CAR#2 DOW-CAR#2 流向・ 流速 水深 水温 塩分 溶存 酸素 Chl 濁度 流向・ 流速 CLW-U#1 - - ○ ○ - ○ ○ - CLW-U#2 ADCP /EM-U#1 ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ CLW-U#3 - - ○ ○ - ○ ○ - CTW-U#4 DOW#2 CLW-U#4 EM-U#2 ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ CTW-U#5 - CLW-U#5 - - ○ ○ - ○ ○ - DOW#3 CLW-U#6 EM-U#3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - CLW-U#7 - - ○ ○ - ○ ○ - DOW#4 CLW-U#8 EM-U#4 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ DEFI#3 CTW-U#6 - 連続観測項目 水温・ 塩分 CTW-U#7 DEFI#4 CTW-U#8 ◎ ○ 10分間隔で測定・30分間隔値を送信 10分間隔で測定・メモリ記録 注:表中に略称で示した観測機器の名称及び機種は以下のとおり。 CTW-CAR:水温塩分計:JFE アドバンテック社 ACTW-CAR 型(ケーブル接続) DOW-CAR:溶存酸素計:JFE アドバンテック社 CTW-U:水温塩分計:JFE アドバンテック社 DOW:溶存酸素計:JFE アドバンテック社 AROW-CAR 型(ケーブル接続) ACTW-USB 型 ADOW-CMP 型 CLW-U:蛍光光度・濁度計:JFE アドバンテック社 EM-U:電磁流向流速計:JFE アドバンテック社 DEFI:水深計:JFE アドバンテック社 ACLW-USB 型 AEM-USB 型 DEFI-D5HG 型 ADCP: 超音波式流向流速計:Nortek 社 Aquadopp profiler 表中の◎は 10 分間隔で観測し、30 分間隔のデータを携帯電話通信により送信。 ○は 10 分間隔で観測し、メモリ保管されたデータを定期的に収集。 表3.観測機器等の設置・回収及び点検作業の日程 作業工程数 項目 年月日 月令 作業内容 設置 2015/5/28 7.9 点検① 2015/6/21 点検② 作業船 潜水士 船上作業員 観測機器設置等 1 2 3 4.5 観測機器点検等 1 1 3 2015/7/24 8.1 観測機器点検等 1 1 3 点検③ 2015/8/26 11.5 観測機器点検等 1 1 3 回収 2015/9/27 13.8 観測機器回収等 1 2 3 5 7 15 小計
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