仕様書 - 市立堺病院

仕様書
1 事業内容
堺市立総合医療センタータクシー運営事業
2 使用場所
① 場 所
堺市西区家原寺町 1 丁 1 番 1 号他
堺市立総合医療センタータクシープール
② 面 積
約 60 ㎡(提供資料参照)2.5m×2m×12 台
3 使用承認期間
平成 27 年 7 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日
4 賃貸借料
(1) 賃貸借料は納入期限までに支払うものとし、当該納入期限は別途、協議を行う。
なお、賃貸借料は、開院日以降に発生するものとする。
(2) 賃貸借料については、企画提案後又は契約期間中、当機構が正当な理由がある
と認めた場合には、賃貸借料の見直しに関する協議を行う場合がある。
5 経費の負担
以下の費用については、事業者において負担すること。
(1) タクシー運営事業に際して設置する備品等に要する費用
(2) タクシー運営事業に係る光熱費に要する費用
(3) 直通電話の設置及び通信に要する費用
(4) 契約の終了に伴う原状回復に係る費用
(5) その他タクシー運営事業に関する一切の経費
6 タクシー運営事業実施に係る条件
(1)運営に関する条件
① 運営事業に必要な各種法令に基づく許認可などは、事業者が取得すること。
② 健全な運営をおこなっているかどうかを確認するため、当機構に対して事業
報告書を提出すること。
(月報及び年報)
③ 利用者に対して、より良いサービスをもって、安定的かつ継続的に運営する
こと。そのための方策について、随時当機構へ協議を申し出ると共に、その実
現に向け、最大限の努力を行うこと。
④ 利用者等から寄せられた苦情等に対し、再発の防止措置を含め迅速かつ適切
に対応し、対応の結果を速やかに当機構に報告すること。必要と認められる場
合は、当機構と協議のうえ、対応すること。
⑤ 経済状況の変化などにより事業の運営に支障が生じたときは、当機構と協議
するなど、当機構の事業や運営事業に支障が生じないよう誠実に対応すること。
⑥ 従業員研修を行い、従業員の接遇態度向上に努めること。
⑦ 従業員の定期健康診断を受けさせる等、従業員の健康管理を行うこと。なお、
当機構に出入りするすべての従業員に対し、流行期前にインフルエンザワクチ
ン接種をすること。
⑧ 車両の待機場所は、別図提供資料に示す通りであり、待機場所以外の駐車を
禁止する。なお、通常時及び雨天等の繁忙時にかかわらず待機車両が 0 台とな
らないように次の(ア)~(エ)のとおり常時車両を待機するよう努め、万が
一 0 台となった場合でも呼び出し後、速やかに配車すること。
平日
(ア)9 時 00 分から 12 時 00 分
6 台以上
(イ)12 時 00 分から 17 時 00 分
5 台以上
(ウ)17 時 00 分から 21 時 00 分
3 台以上
(エ)21 時 00 分から翌 9 時 00 分
2 台以上
土日祝
(ア)0 時 00 分から 9 時 00 分
2 台以上
(イ)9 時 00 分から 21 時 00 分
3 台以上
(ウ)21 時 00 分から翌 9 時 00 分
2 台以上
⑨ 当機構に出入りする車両はすべて禁煙車とすること。
⑩ 病院内及び堺市こども急病診療センター内に事業者とつながる直通電話(無
料)を事業者負担で各々に設置すること。
⑪ 待機中の従業員は、病院玄関口において、タクシーを利用する患者に対して、
タクシーの誘導、乗車補助を行う等、タクシー乗車の際の安全性、利便性の向
上に努めること。
⑫ タクシー待機場所周辺の環境整備に努めること。
⑬ オムロンクレジットサービス株式会社の「愛のタクシーチケット」が利用でき
ること。
(2)その他条件
① 災害・事故が発生した場合又は発生する恐れがある場合もしくは事業の遂行に
支障をきたすような重大な事態が発生した場合は、直ちに必要な措置を取ると
共に、関係機関及び当機構に遅滞なく報告すること。
② 大規模災害発生時には、当機構に協力すること。
③ 当機構に待機する車両及び従業員は事前に当機構へ書面で報告すること。
④ 事業撤退の際には、次の事業者への引き継ぎに協力すること。
⑤ その他、当機構から指示のある場合は、速やかに報告、対応を図ること。
⑥ 敷地内で喫煙をしないこと。
⑦ 指定した場所以外での駐車による長期待機は、禁止する。
7 使用承認の取消し・変更
当機構は、次の各号のいずれかに該当するときは、使用承認の取消し、または変更
することができる。
(1) 当機構が本事業にかかる物件を必要とするとき。
(2) 事業者が賃料を滞納したとき。
(3) 応募資格の詐称その他不正な手段により使用承認を受けたとき。
(4) 賃貸借契約書、本仕様書に違反したとき。
(5) 事業者が堺市暴力団排除条例(平成 24 年条例第 35 号)第 2 条第 1 項から第 3 号の
いずれかに該当すると認められたとき。
(6) 財政状況の悪化や監督官庁から営業停止等の処分を受けるなど、著しく信用が失
墜したと認められるとき。
8 原状回復
契約期間満了後は、事業者が機器設置、器具類等の持込みを行った部分については、
事業者の負担において当機構が指定する期日までに原状回復すること。ただし、原状
回復により病院運営上支障が認められる場合には、別途協議する。
なお、当機構が指定する期日までに原状回復の義務を履行しないときは、当機構が
行い、その費用を事業者の負担とする。
9 損害賠償等
(1) 事業者は、その責めに帰すべき理由により、使用物件及び当病院施設の全部又は
一部を破損、汚損したときは、当該破損、汚損による損害額に相当する金額を損
害賠償として支払うこととする。ただし、事業者の負担により原状回復した場合
は、この限りではない。
(2) 前号に定める場合のほか、事業者は、本事業条件に定める事項を履行しないため
当機構に損害を与えたときは、その損害額に相当する金額を損害賠償額として支
払うこととする。
(3) タクシー待機場所の整備、運営によって第三者に生じた事故が、当機構の責めに
帰さない事由による場合は、事業者がこれを補償する。
(4) 利用者とのトラブル等は、迅速かつ誠実に対応し、速やかに当機構に報告するこ
と。なお、当機構は、当機構の責めに帰すことが明らかな場合を除き、当該タク
シー待機場所に係る盗難事故や破損事故等に関しては一切の責任を負わない。
10 法令の遵守
事業者は、当該事業運営にあたっては、関係法令及び関係規定を遵守すること。
11 その他
(1) 当該事業を開始するにあたり、それに伴い発生する準備事業に関して、当機構に
積極的に協力し連携をとること。
(2) 病院施設への入退出等のセキュリティに関する取り決めは、双方協議のうえ決定
する。
(3) 事業者が、事業上知り得た情報を第三者に漏らしてはならない。契約期間満了後
も同様とする。
(4) この仕様書に定めない事項や運営に際し疑義が生じた事項については、当機構と
事業者が協議して定めるものとする。