平成27年4月版（PDF形式：812KB）

九経マンスリー
平成２７年４月８日
九州経済産業局
今月の管内経済動向：九州地域の経済は、緩やかに持ち直している。
生産は持ち直している。輸出は持ち直している。個人消費は持ち直しの動きがみられる。雇用情勢は改善している。
国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要がある。
概
況
１．生産動向
2 月の鉱工業生産指数（季節調整済）は、103.5 で前月比▲3.9％と 5 か月ぶりの
低下となった。
２．設備投資動向
平成 27 年度の設備投資計画は、製造業は前年度比+5.8％、非製造業は同
▲19.6％で、全産業では同▲8.1％と前年度を下回る見込み。
３．貿易動向
2 月の輸出額は、前年同月比▲4.9％と 6 か月ぶりの減少、輸入額は同▲
12.9％と 2 か月連続の減少となった。
４．消費動向
九州の主要経済指標（２７年２月）
■生産動向【九州経済産業局】
生産指数
103.5
（参考）出荷指数
107.0
在庫指数
119.6
前月比
▲3.9
▲5.6
0.9
前年比
▲0.8
1.3
6.0
■設備投資動向【日本銀行福岡支店】（25 年度、26 年見込、27 年度計画 )
25 年度
26 年度
2７年度
全産業
16.9
16.4
▲8.1
製造業
▲5.0
16.1
5.8
非製造業
37.8
16.8
▲19.6
■貿易動向【財務省】
輸出通関額
454,873 百万円
輸入通関額
477,558 百万円
▲4.9
▲12.9
●大型小売店販売額
2月の大型小売店販売額は1,171億円で前年同月比+2.2％と8か月連続の増加
となった。百貨店は 403 億円で同+1.1％と 3 か月ぶりの増加、ス－パ－は 768 億円
で同+2.9％と 8 か月連続の増加となった。
■大型小売店販売額【九州経済産業局】
合計
117,115 百万円
百貨店
40,310 百万円
スーパー
76,805 百万円
●コンビニエンス・ストア販売額
2 月のコンビニエンス・ストア販売額は 705 億円で、全店では前年同月比+4.3％と
41 か月連続の増加、既存店では同+1.3％と 6 か月連続の増加となった。店舗数は
4,711 店となった。
■コンビニエンス・ストア販売額【九州経済産業局】
商品販売及びｻｰﾋﾞｽ売上高 705 億円
全店
既存店
店舗数
4,711 店
●乗用車新車登録・届出台数
2 月の乗用車新車登録・届出台数は、普通車・小型車・軽自動車すべてで前年
を下回り、乗用車全体で前年同月比▲14.7％と 2 か月連続の減少となった。
■ 乗用車新車登録・届出台数【福岡県自動車販売店協会等】
乗用車計
45,124 台
▲14.7
普通車
11,148 台
▲22.6
小型車
12,785 台
▲10.8
軽自動車
21,191 台
▲12.2
●家計調査
2 月の消費支出（二人以上の世帯）は 24 万 7,157 円で、前年同月比▲3.3％と 8
か月連続の減少となった。可処分所得（勤労者世帯）は、同▲5.0％と 8 か月連続の
減少となった。
●家電販売額
2 月の家電販売額は前年同月比▲27.1％と 11 か月連続の減少となった。パソコ
ン、冷蔵庫、エアコン等が前年を下回った。
●旅行取扱高
2 月の九州の主要旅行業者 3 社の旅行取扱高は、国内旅行は前年同月比
+3.2％と 4 か月連続の増加、海外旅行は同▲10.1％と 5 か月連続の減少、合計で
は同▲0.8％と 2 か月連続の減少となった。
●賃金（現金給与総額）
12月の賃金（5人以上の事業所）は、全産業では前年同月比+1.9％と15か月連
続の増加、製造業では同▲1.1％と 16 か月ぶりの減少となった。
５．住宅建設動向
2 月の新設住宅着工戸数は、持家、分譲住宅が前年を下回り、全体では前年
同月比▲11.0％と 2 か月ぶりの減少となった。
■家計調査
2.2
1.1
2.9
4.3
1.3
【総務省】
247,157 円
（実質）▲3.3
367,817 円
（実質） ▲5.0
平均消費性向（季調値、全国） 72.9％
▲2.4
■家電販売額【GＦＫジャパン】
販売額前年同月比（中国・四国・九州）
▲27.1
■旅行取扱高【九州運輸局】
国内旅行
7,754 百万円
海外旅行
2,844 百万円
合計
10,598 百万円
3.2
▲10.1
▲0.8
消費支出
（二人以上の世帯）
可処分所得
（勤労者世帯）
■賃金【各県】（２６年１２月）
全産業
製造業
1.9
▲1.1
■住宅建設動向【国土交通省】
住宅着工計
6,242 戸
▲11.0
６．物価動向
持家
2,342 戸
▲10.3
2 月の消費者物価指数(九州)は、102.8 で前年同月比+2.3％と 21 か月連続で上
貸家
2,921 戸
▲1.6
分譲住宅
930 戸
▲33.2
昇（前月比は▲0.2％）。国内企業物価指数は、103.3 で.前月から横ばい（前年同月
比は+0.5％）。
■物価動向【日本銀行・総務省】
消費者物価指数（九州）
102.8
▲0.2
2.3
７．雇用動向
企業物価指数（全国）
103.3
0.0
0.5
2月の新規求人倍率は1.49倍で前月から横ばい、有効求人倍率は前月比+0.01
ポイントの 0.98 倍となった。
■雇用動向【九州各労働局】
新規求人倍率（季調値）
1.49 倍
0.00
0.13
８．公共投資動向
月間有効求人倍率（季調値）
0.98 倍
0.01
0.12
2月の公共工事請負金額は、前年と比較して国等が減少し、全体で前年同月比
■公共投資動向［工事請負］【西日本建設業保証㈱】
▲3.2％と 7 か月連続で減少となった。
請負金額
696 億円
▲3.2
９．企業倒産動向
2 月の倒産件数は前年同月比▲11.3％と 3 か月ぶりの減少、負債金額は同
▲25.8％と 2 か月連続の減少となった。
■企業倒産動向【㈱東京商工リサーチ福岡支社】
倒産件数
55 件
負債金額
7,110 百万円
（注）・「1 ．生産動向」の指数は季調値、ただし前年比は原数値で比較。
・「 3 ．貿易動向」は、九経マンスリー平成 2 6 年 3 月版から、山口・沖縄を含まない。
・「 4 .消費動向」中、消費支出・可処分所得の前年比は、算出にあたって消費者物価指数（総務省）により実質化。また、平均消費性向は前月差、前年差で表記。
・「 4 .消費動向」中、賃金（現金給与総額）は、調査対象月の翌々月末に公表されるため、1 月遅れで表記。今月分については、厚生労働省・各県の統計結果の公表が遅れているため、更新していない。
▲11.3
▲25.8
九経サマリ－
― 最近の九州経済の動向について ―
平成２７年４月８日
九州経済産業局
１．生産動向
（１）全体
2 月の鉱工業指数（季節調整済）は、前月比で生産が▲3.9％、出荷が▲5.6％、在庫が+0.9％となった。生産は、持
ち直している。
(平成22年=100）
25年
26年　1～3
4～6
7～9
10～12
11月
12月
1月
2月
104.1
100.2
97.7
99.8
99.4
100.8
107.7
103.5
-
-
5.7
▲ 3.7
▲ 2.5
2.1
0.1
1.4
6.8
▲ 3.9
▲ 3.3
1.5
8.5
2.1
▲ 0.5
1.3
▲ 0.3
2.5
2.6
▲ 0.8
98.9
102.5
98.6
96.7
98.3
97.9
98.7
102.4
98.9
-
-
2.9
▲ 3.8
▲ 1.9
1.7
▲ 0.5
0.8
3.7
▲ 3.4
▲ 0.8
2.0
8.2
2.7
▲ 1.0
▲ 1.5
▲ 3.7
0.1
▲ 2.8
▲ 2.6
100.7
102.0
107.3
101.6
99.5
103.6
105.0
104.9
113.3
107.0
-
-
6.1
▲ 5.3
▲ 2.1
4.1
4.1
▲ 0.1
8.0
▲ 5.6
0.2
▲ 1.3
2.3
1.6
4.5
5.0
1.3
九
97.6
季調済指数
州
前月比：％
全
97.0
国
九
前年比：％
出　荷
27年　R 27年　P
99.1
項目
生　産
26年
26年
季調済指数
州
▲ 1.9
1.3
7.9
前月比：％
全
96.9
98.4
103.7
96.7
95.9
98.0
97.2
98.2
103.7
100.2
-
-
4.6
▲ 6.8
▲ 0.8
2.2
▲ 1.4
1.0
5.6
▲ 3.4
前年比：％
国
▲ 0.6
1.5
7.4
1.3
▲ 0.5
▲ 1.6
▲ 4.5
0.3
▲ 2.1
▲ 3.1
九
110.4
114.3
112.5
117.4
123.0
112.8
115.0
112.8
118.5
119.6
-
-
3.3
4.4
4.8
▲ 8.3
▲ 3.3
▲ 1.9
5.1
0.9
在　庫（末）
季調済指数
州
▲ 6.8
3.5
▲ 0.8
3.2
11.2
3.5
3.2
3.5
6.7
6.0
前月比：％
全
105.7
111.9
105.7
110.6
111.8
111.7
112.5
111.7
111.2
111.8
-
-
0.2
4.6
1.1
▲ 0.1
1.1
▲ 0.7
▲ 0.4
0.5
国
▲ 4.3
5.9
▲ 1.4
2.8
4.0
5.9
6.5
5.9
5.8
7.3
（注）年の指数は原指数
前年比：％
鉱工業生産指数の推移（季節調整済）
110
（
生
産105
指
数
）
季
100
節
調
整
済
95
九州
平成27年2月
九州 103.5 (前月比▲3.9%)
全国 98.9 (前月比▲ 3.4%)
90
全国
85
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
27/1
（平成22年=100）
出所：経済産業省、九州経済産業局
-1-
（２）主要業種生産指数
業種別の前月比をみると、化学・石油石炭製品(前月比+4.4%)、鉱業(同+18.2%)など 15 業種中 4 業種が上昇
し、はん用・生産用・業務用機械(同▲14.4%)、輸送機械(同▲4.2%)、電気・情報通信機械(同▲11.3%)など 11 業
種が低下した。
（平成22年=100）
25年
26年
26年　1～3
4～6
26年　7～9 10～12
11月
12月
27年　R
1月
P
2月
100.0
97.8
112.2
100.5
87.9
92.7
92.6
97.3
116.6
111.7
▲ 12.3
▲ 2.0
77.2
▲ 2.2
1.8
83.6
17.7
4.1
79.2
▲ 10.4
▲ 2.8
80.4
▲ 12.5
▲ 5.3
82.1
5.5
0.3
93.1
5.0
0.8
93.1
5.1
0.7
96.6
19.8
4.0
98.3
▲ 4.2
▲ 3.6
93.9
▲ 13.4
1.5
8.3
8.4
0.1
4.2
1.5
▲ 1.5
2.1
2.7
13.4
9.7
3.8
1.9
3.8
5.2
1.8
1.7
▲ 4.5
▲ 7.4
106.6
105.7
105.7
103.3
104.8
108.9
107.4
104.4
110.7
115.6
6.3
1.0
▲ 0.8
▲ 1.1
0.2
4.0
▲ 2.3
▲ 6.6
1.5
▲ 1.7
3.9
2.4
▲ 6.6
0.1
▲ 2.8
1.8
6.0
2.3
4.4
-
100.5
101.8
99.2
101.2
103.0
103.7
九州
2.3
1.3
▲ 4.2
2.0
1.8
0.7
九州
w=569.3
全国
w=391.1 全国
0.4
1.0
▲ 0.2
▲ 1.3
▲ 1.2
0.0
（注）業種の下段の数値は各業種のウエイト。
年・年度は原指数とその前年比。四半期及び月は季節調整済指数とその前期（月）比
104.0
▲ 1.0
0.7
102.0
▲ 1.9
▲ 1.4
103.2
1.2
1.0
100.9
▲ 2.2
▲ 2.8
輸送機械工業
九州
全国
九州
w=2448.7
w=1912.4 全国
電子部品・デバイス工業
九州
w=1229.9
w=818.6 全国
九州
全国
化学・石油石炭製品工業
九州
w=825.9
w=1277.4 全国
(※全国は化学工業)
九州
全国
鉄鋼業
業種別生産指数の推移（季節調整済）
130
輸送機械工業
120
化学・石油石炭製品工業
生 110
産
指
数 100
鉄鋼業
（
）
季
節 90
調
整 80
済
電子部品・デバイス工業
70
60
輸送機械工業
50
平成27年2月
輸送機械工業
111.7 (前月比 ▲4.2％)
電子部品・デバイス工業 93.9 (前月比 ▲4.5％)
化学・石油石炭製品工業 115.6 (前月比 +4.4％)
鉄鋼業
100.9 ( 前月比 ▲2.2％)
電子部品・デバイス工業
鉄鋼業
40
化学・石油石炭製品工業
30
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
（３）自動車生産動向
5
9
26/1
5
9
27/1
平成22年＝100
出所：経済産業省、九州経済産業局
2 月の自動車生産台数は 122,824 台で、前年同月比▲0.3％と 3 か月ぶりに減少した。
25年
項　目
生産台数
26年 26年　27年　R
P
1～3
4～6
7～9
10～12
26年
11月
12月
1月
2月
九州
▲ 8.2
▲ 3.6
9.5
▲ 5.2
▲ 15.1
▲ 2.6
▲ 4.5
3.1
3.4
▲ 0.3
前年比：％全国
▲ 3.0
1.4
11.7
4.9
▲ 3.4
▲ 7.1
▲ 12.2
▲ 2.5
▲ 9.7
-
（出所）経済産業省、九州経済産業局
（４）IC 生産動向
2 月の IC の生産数量は前年同月比+36.8％と 8 か月連続の増加、生産金額は同+13.2％と 9 か月連続で
増加した。
25年
項　目
生産数量
九州
前年比：％全国
生産金額
九州
前年比：％全国
▲ 11.4
▲ 0.3
▲ 16.6
15.4
26年
26年
1～3
4～6
2.2 ▲ 12.4
7.9
10.2
3.5 ▲ 4.2
4.6
6.2
▲ 7.8
10.1
▲ 5.2
▲ 5.7
7～9 10～12
12.9
4.6
9.5
3.3
15.8
7.1
12.7
14.8
26年
11月
12月
27年　R
1月
P
2月
11.3
5.4
12.8
7.2
17.4
5.3
13.1
22.6
33.2
6.6
25.9
17.4
36.8
13.2
-
（出所）経済産業省、九州経済産業局
-2-
２．設備投資動向
平成 26 年度の設備投資（見込み）は、非製造業は前年度比+16.8％（修正率+1.3％）は前回調査（12 月）から上方
修正されたものの、製造業は同+16.1％（同▲5.5％）と下方修正され、全産業は同+16.4％（同▲2.0％）と下方修正された。
平成 27 年度の設備投資（計画）は、製造業は同+5.8％と前年を上回るが、非製造業は同▲19.6％と前年を下回り、
全産業は同▲8.1％と 3 年ぶりに減少する計画となっている。
（前年度＜前年同期＞比、％）
25年度
26年度
27年度
（見込）
製造業
非製造業
（除　電気・ガス）
全産業
（除　電気・ガス）
（参考）全国
修正率
26/上期
下期
（計画）
（見込）
修正率
27/上期
下期
（計画）
（計画）
▲ 5.0
16.1
▲ 5.5
5.8
12.6
19.0
▲ 9.4
22.1
▲ 7.1
37.8
16.8
1.3
▲ 19.6
21.4
14.0
2.2
▲ 8.8
▲ 26.4
16.9
16.4
▲ 2.0
▲ 8.1
16.9
16.1
▲ 3.2
6.2
▲ 18.0
5.6
4.4
0.7
▲ 5.0
1.9
6.4
1.3
4.0
▲ 11.9
(出所)日本銀行福岡支店　九州・沖縄「企業短期経済観測調査」3月
３．貿易動向
（輸出）6 か月ぶりの減少（前年同月比▲4.9％）
2 月の輸出は主要品目別では、半導体等電子部品（前年同月比+35.6％）が 8 か月連続、鉄鋼（同+15.2％）が 7 か
月連続で増加した。一方、有機化合物（同▲25.3％）は 2 か月連続、自動車（同▲3.2％）が 3 か月連続で減少した。
地域別でみると、中国（同▲22.4％）が 6 か月ぶり、アメリカ（同▲10.1％）が 3 か月ぶり、韓国（同▲5.8％）が 4 か月ぶ
りに減少した。
（輸入）2 か月連続の減少（前年同月比▲12.9％）
2 月の輸入は主要品目別では、原油及び粗油（同▲47.9％）が 7 か月連続、液化天然ガス（同▲15.4％）は 3 か月
ぶりに減少した。
地域別でみると、中国（同+53.7％）は 2 か月ぶりに増加した。一方、中東（同▲50.5％）は 4 か月連続で減少した。
25年
輸出通関額（円）
九州
前年比：％全国
26年
26年
8.7
2.7
26年
27年
1～3
4～6
7～9
10～12
11月
12月
8.5
▲ 6.5
▲ 1.2
10.9
6.2
15.3
23.9 R
▲ 4.9
12.8
17.0 R
2.5
9.5
4.8
6.6
0.1
3.2
9.1
4.9
九州
17.2
3.0
13.5
▲ 1.1
5.5
▲ 4.7
▲ 16.0
前年比：％全国
輸入通関額（円）
1月
2月
2.7 R ▲ 11.6 P ▲ 12.9
14.9
5.7
17.6
2.8
2.4
1.2
▲ 1.6
輸出
15.4
2.9
6.8
▲ 11.2
3.5
13.6
12.2
14.3
前年比：％輸入
10.6
10.4
17.6
4.1
7.8
12.6
11.0
15.3 R
為替レート（￥/＄）
（期中平均）
97.63
105.85
102.78
102.13
103.92
114.56
116.22
119.40
118.24
118.57
原油輸入価格
（ＣＩＦベース＄/Ｂ）
110.54
105.11
111.50
109.55
109.47
89.56
90.86
79.13
63.36
49.45
対アジア
1.9 R
▲ 9.1 P
▲ 3.6
18.3 R
1.2
0.7 P
10.0
九州の輸出入通関額の推移（月別）
1000
50
平成27年2月九州輸出入通関額
輸出 4,549億円（前年同月比▲4.9%）
輸入 4,776億円（前年同月比▲12.9%）
900
40
800
30
700
20
（
10
）
0
400
▲10
300
▲20
200
▲30
100
▲40
輸出額
輸入額
輸出前年比
輸入前年比
▲50
H24.1
5
9
H25.1
5
9
H26.1
5
9
H27.1
出所：財務省貿易統計より九州経済産業局作成
（注）平成 26 年 3 月版より山口・沖縄を含まない。上記は平成 24 年までさかのぼって算出。
-3-
前
年
比
（）
600
十
億
円 500
％
４．消費動向
（１）大型小売店販売動向
①店舗調整前販売額（全店）の動向－（百貨店 22 店舗、スーパー457 店舗、計 479 店舗）
・2 月の大型小売店販売額は 1,171 億円で前年同月比+2.2％と 8 か月連続の増加となった。
・百貨店は 403 億円で同+1.1％と 3 か月ぶりの増加、スーパーは 786 億円で同+2.9％と 8 か月連続の増加となった。
②店舗調整済販売額（既存店）の動向－前年比+2.6％と 5 か月連続の増加。
・百貨店は同+4.0％と 2 か月ぶりの増加、スーパーは同+1.9％と 5 か月連続の増加となった。
25年
26年
項　目
26年
1～3
4～6
7～9
10～12
26年
11月
12月
R
1月
P
2月
1.5
1.5
1.9
0.8
0.3
2.2
店舗調整前販売額九州
1.8
1.5
5.7
▲ 2.9
前年比：％
百貨店
（九州には
沖縄を含む）
ｽｰﾊﾟｰ
27年
全国
0.6
1.7
6.9
▲ 2.5
1.6
1.2
1.9
0.7
0.6
2.0
九州
0.0
1.0
9.8
▲ 5.4
▲ 0.3
▲ 0.3
0.9
▲ 0.5
▲ 3.1
1.1
全国
1.2
1.6
10.5
▲ 5.3
0.8
0.4
1.1
0.2
▲ 0.9
2.9
九州
2.8
1.7
3.4
▲ 1.6
2.4
2.5
2.5
1.6
2.3
2.9
全国
0.2
1.8
5.0
▲ 1.1
1.9
1.6
2.4
1.1
1.4
1.6
R
P
1～3
4～6
7～9
10～12
11月
12月
1月
2月
25年
26年
26年
項　目
26年
27年
店舗調整済販売額九州
▲ 0.4
0.8
4.8
▲ 3.4
0.5
1.4
1.9
1.1
0.4
2.6
前年比：％
全国
▲ 0.4
0.9
6.0
▲ 3.2
0.5
0.4
1.1
0.1
▲0.0
1.3
九州
0.2
1.9
10.3
▲ 4.9
0.2
1.5
2.8
1.3
▲ 1.3
4.0
全国
1.8
2.1
11.1
▲ 4.7
1.0
0.8
1.5
0.6
▲ 0.4
3.5
九州
▲ 0.6
0.3
1.7
▲ 2.7
0.7
1.3
1.3
0.9
1.4
1.9
全国
▲ 1.5
0.3
3.3
▲ 2.4
0.3
0.2
0.9
▲ 0.2
0.2
0.2
百貨店
（九州には
沖縄を含む）
ｽｰﾊﾟｰ
前年比（％）
大型小売店販売額前年同月比の推移
販売額（億円）
20
2,000
販売額
全店 ( 前年比 )
既存店 ( 前年比)
1,800
15
1,600
10
1,400
5
1,200
0
1,000
800
▲5
600
▲ 10
400
▲ 15
200
0
▲ 20
出所：経済産業省、九州経済産業局
(２) 九州コンビニエンス・ストア販売動向
2 月のコンビニエンス・ストア販売額は 705 億円で、全店で前年同月比+4.3％と 41 か月連続の増加、既存店では同
+1.3％と 6 か月連続の増加となった。店舗数は 4,711 店となった。
25年
26年
項　目
コンビニ販売額
前年比：%
九州　全店
既存店
全国　全店
既存店
5.5
▲ 0.1
4.2
▲ 1.2
4.2
0.4
5.6
0.7
26年
1～3
5.7
1.6
6.4
1.2
4～6
3.2
0.2
5.2
0.4
7～9 10～12
2.8
5.5
▲ 1.0
0.9
5.2
5.6
0.4
0.9
26年
11月
5.7
1.0
5.2
0.6
12月
4.6
0.8
5.6
0.9
27年 R
P
1月
5.1
1.5
6.2
1.6
2月
4.3
1.3
5.1
0.8
※平成 24 年 12 月分までは九州には沖縄を含む。
（出所）：九州経済産業局
-4-
(３) 乗用車新車登録・届出台数動向
2 月の乗用車新車登録・届出台数は、普通車、小型車、軽自動車すべてで前年を下回り、乗用車全体では
前年同月比▲14.7％と 2 か月連続の減少となった。
25年　全体
▲
▲
普通乗用車
九州
小型乗用車
軽自動車
全体
▲
▲
▲
普通乗用車
全国
小型乗用車
軽自動車
26年　0.1
2.3
7.2
7.1
0.2
1.1
8.1
8.5
26年
1～3
4～6
7～9
10～12
26年
11月
12月
19.5
30.3
7.8
21.9
20.9
27.7
7.6
27.4
2.1
▲ 9.1
0.7
8.7
▲ 1.9
▲ 11.0
▲ 2.0
5.3
▲ 4.0
1.2
▲ 6.6
▲ 5.1
▲ 4.7
0.6
▲ 7.7
▲ 6.4
▲ 5.5
▲ 14.2
▲ 13.7
5.5
▲ 5.8
▲ 12.0
▲ 13.7
6.6
▲ 9.7
▲ 18.9
▲ 19.1
3.0
▲ 10.3
▲ 15.8
▲ 16.2
▲ 0.1
0.7
▲ 13.3
▲ 10.2
15.6
0.3
▲ 13.5
▲ 8.4
19.0
3.8
3.6
▲ 2.5
8.1
3.0
2.7
▲ 3.4
8.8
27年
1月
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
2月
21.3
31.3
17.6
17.8
20.7
29.3
13.1
19.4
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
14.7
22.6
10.8
12.2
15.7
22.4
10.2
14.1
乗用車新車登録・届出台数の推移[月別]
（千）
75
前年比 (％)
（軽自動車含む）
120
九州前年同月比
全国前年同月比
100
80
60
50
40
20
0
25
▲20
▲40
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
▲60
27/1
出所：日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会
（４）家計調査動向
2 月の消費支出（二人以上の世帯）は 24 万 7,157 円で、前年同月比▲3.3％と 8 か月連続の減少となった。可処分
所得（勤労者世帯）は、同▲5.0％と 8 か月連続の減少となった。
25年
家計調査
（実質）
26年
1～3
4～6
7～9 10～12
26年
11月
12月
27年
1月
2月
九州
0.6
▲ 2.3
3.8
▲ 1.1
▲ 6.4
▲ 4.6
▲ 3.5
▲ 6.4
▲ 7.1
▲ 3.6
（勤労者世帯）全国
0.5
▲ 3.9
▲ 1.7
▲ 6.2
▲ 5.9
▲ 1.9
▲ 3.9
▲ 0.8
▲ 2.3
▲ 0.7
九州
0.6
▲ 1.6
3.7
▲ 0.5
▲ 5.2
▲ 3.5
▲ 2.5
▲ 5.2
▲ 6.7
▲ 5.0
（勤労者世帯）全国
▲ 0.2
▲ 3.8
▲ 1.6
▲ 6.5
▲ 5.4
▲ 1.7
▲ 3.9
▲ 0.3
▲ 2.5
▲ 0.5
実収入
可処分所得
九州
1.4
▲ 5.6
5.4
▲ 8.3
▲ 8.8 ▲ 10.2
▲ 7.8 ▲ 15.6
▲ 7.1
▲ 3.3
（二人以上の世帯）
全国
1.0
▲ 2.9
2.3
▲ 5.2
▲ 5.4
▲ 3.4
▲ 2.5
▲ 3.4
▲ 5.1
▲ 2.9
平均消費性向
九州
77.9
75.7
94.5
72.1
78.5
62.8
83.9
45.4
95.5
77.8
（勤労者世帯）全国
74.9
75.3
90.1
72.8
78.5
64.0
86.9
46.2
89.3
71.6
27年
1月
2月
消費支出
前年比：%
26年
全国　勤労者世帯 26年
1月
平均消費性向
（季節調整値）
75.3
2月
75.3
3月
84.4
4月
74.6
5月
71.3
6月
74.8
7月
75.0
8月
73.6
9月
75.1
10月
11月
12月
74.2
75.5
73.8
74.6
九州（勤労者世帯）の消費支出と平均消費性向の推移
消
費
性
向
前
年
ポ
イ
ン
ト
差
72.9
（千円）
20
550
10
500
0
▲10
450
▲20
350
▲30
300
400
▲40
250
▲50
消費支出（千円）
200
▲60
平均消費性向前年ポイント差（％）
150
▲70
100
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
27/1
（出所）総務省家計調査報告
-5-
消
費
支
出
（５）家電販売動向
2 月の家電販売額は前年同月比▲27.1％と 11 か月連続の減少となった。パソコン、冷蔵庫、エアコン等が前年
を下回った。
25年
26年
26年
項目
家電販売額
前年比：％
26年
1～3
7～9 10～12
27年
11月
12月
1月
2月
0.1
3.7
45.5 ▲ 13.8
▲ 8.1
▲ 7.5
▲ 6.5
▲ 2.8
1.6
38.8 ▲ 14.4
▲ 8.6
▲ 9.3
▲ 5.5 ▲ 11.8 ▲ 18.7 ▲ 24.7
中国・四国・九州
全国
4～6
▲ 8.3 ▲ 17.6 ▲ 27.1
（出所）：ＧＦＫジャパン
（６）旅行取扱高
2 月の九州の主要旅行業者 3 社の旅行取扱高は、国内旅行が前年同月比+3.2％と 4 か月連続の増加、
海外旅行が同▲10.1％と 5 か月連続の減少。合計では同▲0.8％と 2 か月連続の減少となった。
25年
26年
26年
1～3
3.3
3.4
項目
九
旅行州
取扱高
前年比：％全
国
4～6
2.6
7～9 10～12
▲ 1.0
7.4
0.1 ▲ 13.3
26年
11月
7.5
12月
23.9
国内旅行
1.1
海外旅行
▲ 1.6
▲ 4.3
6.2
▲ 7.3
0.3
1.0
4.2
▲ 0.6
▲ 0.6
1.1
国内旅行
-
-
-
-
-
-
2.1
海外旅行
-
-
-
-
-
-
▲ 3.1
合計
-
-
-
-
-
-
0.5
0.8
合計
1月
2.1
27年
2月
3.2
▲ 9.1 ▲ 10.5 ▲ 15.0 ▲ 10.1
2.9
12.8
▲ 1.8
▲ 0.8
1.8
1.6
-
▲ 0.8
▲ 3.9
-
▲ 0.4
-
（出所）：九州運輸局、国土交通省
(7) 賃金
(現金給与総額)
12 月の賃金は、全産業(5 人以上の事業所)が前年同月比+1.9％と 15 か月連続の増加、製造業(5 人以上の
事業所)は同▲1.1％と 16 か月ぶりの減少となった。
毎月勤労統計
九州　全産業
製造業
全国全産業
25年
26年
26年
26年
1～3
4～6
0.7
2.6
1.2
10月
11月
12月
1.1
0.6
0.3
1.9
0.6
30人以上
▲ 0.4
2.4
1.0
2.7
3.0
2.7
2.4
1.9
1.8
3.4
5人以上
1.4
2.6
3.5
2.9
3.5
0.9
2.1
0.5
5.4
▲ 1.1
30人以上
0.8
2.5
3.3
2.4
4.2
0.5
1.4
0.6
4.2
▲ 1.1
0.0
0.8
0.1
0.8
1.5
0.7
0.7
0.2
0.1
1.3
0.1
2.5
1.9
2.7
3.8
1.9
2.0
1.4
1.5
2.3
5人以上
1.4
9月
5人以上
製造業
1.5
7～9 10～12
（出所）：九州各県、厚生労働省「毎月勤労統計調査」
（参考）景気ウォッチャー（景気の現状判断 DI）
26年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
27年
1月
2月
合計
九州
55.3
53.4
58.3
40.4
45.9
48.8
49.9
45.9
48.7
46.4
45.1
48.5
44.4
50.5
（家計・企業・雇用関連計）
全国
54.7
53.0
57.9
41.6
45.1
47.7
51.3
47.4
47.4
44.0
41.5
45.2
45.6
50.1
家計動向関連
九州
52.7
50.4
57.0
36.4
41.7
44.4
46.5
42.0
47.7
44.8
43.0
47.2
42.0
47.8
全国
52.2
50.2
57.0
37.2
42.1
45.1
49.4
45.8
46.7
42.3
39.5
44.2
43.9
48.4
景気の現状判断ＤＩ(合計)
60.0
55.0
55.0
50.0
50.0
45.0
45.0
40.0
40.0
35.0
35.0
30.0
30.0
合計（九州）
25.0
20.0
22.1月
景気の現状判断DI(家計動向関連)
60.0
家計動向関連（九州）
25.0
家計動向関連（全国）
合計（全国）
7月
23.1月
7月
24.1月
7月
25.1月
7月
26.1月
7月
27.1月
20.0
22.1月
7月
23.1月
7月
24.1月
7月
25.1月
7月
26.1月
7月
27.1月
（出所）：内閣府
-6-
５．住宅建設動向
2 月の新設住宅着工戸数は、全体では 6,242 戸となり、前年同月比▲11.0％とか月ぶりに前年を下回った。
25年
項　目
26年
26年
26年
1～3
新設住宅着工戸数
前年同月比：％
九州
全国
13.0 ▲ 11.1
11.0 ▲ 9.0
持
家
九州
全国
15.4 ▲ 16.8
13.9 ▲ 19.6
貸
家
九州
全国
10.2
11.8
九州
全国
15.9 ▲ 12.4
6.9 ▲ 10.0
分譲住宅
4～6
2.3
3.4
7～9 10～12
27年
11月
12月
1月
2月
▲9.2 ▲ 16.7 ▲ 18.1 ▲ 28.0 ▲ 11.1
2.9 ▲ 11.0
▲ 9.3 ▲ 13.6 ▲ 13.8 ▲ 14.3 ▲ 14.7 ▲ 13.0 ▲ 3.1
▲ 1.0 ▲14.7 ▲ 20.5 ▲ 26.6 ▲ 32.5 ▲ 26.9 ▲ 7.2 ▲ 10.3
▲ 2.7 ▲ 19.3 ▲ 23.8 ▲ 27.9 ▲ 29.3 ▲ 25.5 ▲ 18.7 ▲ 9.1
▲ 5.3
1.7
4.1
18.8
▲ 0.8
5.5
▲ 8.4 ▲ 14.1 ▲ 32.7
▲ 5.7 ▲ 6.8 ▲ 7.4
6.2 ▲16.2 ▲ 25.4
▲ 7.4 ▲ 16.0 ▲ 11.2
▲ 8.2
▲ 5.1
▲ 6.9
5.0
▲ 8.9 ▲ 10.3
▲ 1.6
▲ 7.5
4.9
25.4
22.1 ▲ 33.2
▲ 6.0 ▲ 10.5 ▲ 11.2
11.2
住宅着工戸数の推移（月別）
40
20
九州着工戸数
九州（前年比）
全国（前年比）
20
15
0
前
年
比 ▲20
戸
数
千
戸
）
（）
％
（
10
▲40
5
▲60
▲80
22/1
4
7
10 23/1
4
7
10 24/1
4
7
10 25/1
６．物価動向
4
7
10 26/1
4
7
10 27/1
出所：国土交通省「建築着工統計調査」
2 月の消費者物価指数(九州)は、交通（前年同月比+9.3％）、履物類（同+9.0％）、寝具類（同+7.0％）など幅広い
項目で上昇し、総合の指数は 102.8 で同+2.3％と 21 か月連続で上昇した。（前月比は▲0.2％）。
2 月の国内企業物価指数は、石油・石炭製品（前月比▲1.2％）、非鉄金属（同▲1.6％）などが低下し、総合の指数
は 103.3 で前月比 0.0％と前月から横ばい。（前年同月比は+0.5％）。
また、輸入物価指数は、前月比では 3 か月連続の低下、前年同月比では 2 か月連続で低下した。
25年
26年
26年
1月
2月
前年比：％
▲ 0.1
1.5
0.0
1.5
0.0
1.3
▲ 0.1
1.3
▲ 0.3
0.6
▲ 0.4
0.6
2.4
3.5
2.5
3.6
2.6
3.2
2.7
3.3
2.1
2.2
2.3
2.3
0.6
3.4
0.3
3.3
0.3
3.2
0.2
3.2
0.1
2.3
0.0
2.3
▲ 0.2
2.7
▲ 0.3
2.5
0.0
2.9
▲ 0.1
2.7
0.2
2.1
0.2
2.1
▲ 0.4
2.6
▲ 0.4
2.4
▲ 0.1
2.8
▲ 0.2
2.7
▲ 0.1
2.1
▲ 0.2
2.1
0.0
2.5
0.1
2.4
▲ 0.1
2.6
▲ 0.2
2.5
0.0
2.1
0.0
2.1
▲ 0.4
2.4
▲ 0.2
2.4
▲ 0.6
2.3
▲ 0.6
2.2
▲ 0.6
2.1
▲ 0.5
2.1
▲ 0.2
2.3
▲ 0.2
2.2
▲ 0.1
2.1
▲ 0.1
2.0
0.1
2.1
0.1
2.0
前月比：％
－
－
0.3
3.0
0.5
▲ 1.3
▲ 0.3
▲ 0.5
▲ 1.3
0.0
前年比：％
1.3
3.1
2.0
4.3
4.0
2.4
2.6
1.8
0.3
0.5
前月比：％
－
－
2.3
▲ 1.6
0.8
1.8
2.8
▲ 1.7
▲ 6.1
▲ 5.3
前年比：％
14.5
4.3
7.8
2.4
3.8
3.3
5.4
0.3
▲ 6.7
▲ 9.9
前月比：％
生鮮食
前年比：％
品を除く
前月比：％
総合
九州
全国
前年比：％
）
前月比：％
(
企
業
2
物
2
年価
基指
準
数
成
全国
前年比：％
食品及び
エネルギー
を除く総合
平
九州
前年比：％
前月比：％
（
平消
成費
2 者
2 物
年価
基
指
準
数
国内
輸入
27年
2.8
2.7
2.6
2.6
1.8
1.8
前月比：％
総合
26年
0.3
0.4
0.3
0.4
▲ 0.2
▲ 0.2
項　目
九州
前年比：％
前月比：％
全国
1～3
4～6
7～9
10～12
11月
12月
）
-7-
国内企業物価指数
Ｈ27年2月 103.3
国内企業物価指数と九州の消費者物価指数の推移
107
消費者物価指数
106
消費者物価指数（生鮮食品を除く）
105
国内企業物価指数
消費者物価指数（食品及びエネルギーを除く）
104
103
102
101
100
九州の消費者物価指数
Ｈ27年2月
102.8
（生鮮食品を除く 102.6)
99
98
97
22.1
5
9
23.1
5
9
24.1
5
9
25.1
5
9
26.1
5
9
27.1
出所：「企業物価指数」日本銀行（平成22年基準）、「消費者物価指数」総務省（平成22年基準）
７．雇用動向
2 月の新規求人倍率は前月から 0.00 ポイントの 1.49 倍、有効求人倍率は前月から+0.01 ポイント上昇の 0.98 倍となった。
25年
26年
26年
26年
27年
項　目
1～3
4～6
7～9 10～12
11月
12月
1月
2月
九州
1.23
1.38
1.34
1.36
1.40
1.44
1.42
1.48
1.49
1.49
新規求人倍率
全国
1.46
1.66
1.63
1.64
1.66
1.72
1.69
1.77
1.77
1.63
九州
0.77
0.91
0.86
0.89
0.92
0.96
0.96
0.97
0.97
0.98
有効求人倍率
全国
0.93
1.09
1.05
1.09
1.10
1.12
1.12
1.14
1.14
1.15
九州
▲ 0.1
0.8
0.4
0.4
1.7
0.9
雇用者数
全国
0.9
0.7
0.8
0.6
0.9
0.7
0.3
1.1
1.1
0.9
前期比：％
九州
4.5
4.2
4.3
4.3
4.2
3.8
完全失業率
全国
4.0
3.6
3.7
3.7
3.6
3.3
3.5
3.4
3.6
3.5
％
（注1）月次と求人倍率の四半期は季節調整済値による
(注2）雇用者数の四半期は前年同期比
九州各県別有効求人倍率
1.20
1.15
福岡
佐賀
長崎
1.10
大分
熊本
宮崎
鹿児島
九州
全国
1.05
1.00
全国(1.15)
熊本（1.05）
福岡（1.05）
大分（0.99)
九州（ 0.98）
宮崎（0.97）
長崎（0.93）
0.95
0.90
佐賀（0.87)
鹿児島（0.85）
0.85
0.80
0.75
0.70
0.65
0.60
0.55
0.50
0.45
0.40
0.35
0.30
H22.1
5
9
H23.1
5
9
H24.1
5
9
H25.1
5
9
H26.1
5
9
H27.1
出所）厚生労働省、各労働局より当局算出
-8-
８．公共投資動向
2 月の公共工事請負金額は、前年と比較して国等が減少し、全体で前年同月比▲3.2％と 7 か月連続で減少し
た。
25年
項　目
26年
26年
26年
1～3
4～6
公共工事請負金額九州
23.1
▲ 8.6
▲ 6.4
▲ 3.1
前年比：％全国
12.8
4.6
16.8
14.4
7～9 10～12
27年
12月
1月
2月
▲ 9.7 ▲ 14.5 ▲ 17.2 ▲ 19.3
▲ 3.6
▲ 3.2
1.0 ▲ 13.7
2.3
▲ 3.9
11月
▲ 6.0 ▲ 10.4
H27.2
公共工事保証実績の推移（月別）
生コン出荷量前年比の推移
250
前年比（％）
60
60
官公需
▲19.2％
民需
▲12.7％
請負金額合計
九州前年比
50
全国前年比
45
200
40
30
30
150
十
億
円
前
年
15 比
％
100
20
10
0
0
▲ 10
50
▲15
▲ 20
官公需
民需
▲30 ▲ 30
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
24.1
7
25.1
7
出所：全国生コンクリート組合連合会
27/1
出所：西日本建設業保証㈱資料
26.1
7
27.1
九州7県
（H25.4月以降宮崎除く6県）
９．企業倒産動向
2 月の倒産件数は、前年同月比▲11.3％と 3 か月ぶりの減少となった。負債金額は同▲25.8％と 2 か月連続の減少
となった。
25年
26年
26年
26年
27年
1～3
4～6
7～9
10～12
11月
12月
1月
2月
件　数
九州
▲ 15.1
▲ 5.9
4.9
1.1
▲ 26.2
▲ 1.8
▲ 13.0
4.5
4.8
▲ 11.3
前年比：％
全国
▲ 10.5
▲ 10.4
▲ 11.5
▲ 8.0
▲ 8.6
▲ 13.6
▲ 14.6
▲ 8.5
▲ 16.6
▲ 11.5
負債金額
九州
▲ 40.1
12.5
37.2
5.3
▲ 27.3
36.6
▲ 32.5
92.2
▲ 44.5
▲ 25.8
前年比：％
全国
▲ 27.4
▲ 32.6
▲ 1.3
▲ 59.3
▲ 27.7
▲ 2.3
▲ 16.3
32.7
▲ 46.7
30.1
倒産件数の推移（月別）
200
50
九州倒産件数
平成27年2月
件数
55件
前年比 ▲11.3%
九州前年比
全国前年比
25
150
125
（）
)
(
前
年
比
%
175
100 件
0
75
50
▲ 25
25
▲ 50
H.22.1
0
5
9
H.23.1
5
9
H.24.1
5
9
H.25.1
5
9
H.26.1
5
9
H27.1
出所：㈱東京商工リサーチ
-9-
（参考）業況判断
（１）日本銀行「企業短期経済観測調査」
日銀短観（3 月調査）によると、九州の業況判断 DI は、製造業 DI は+6（前回調査比▲2 ポイント）、非製造業は+15（同
+5 ポイント）、全産業で+11（同+1 ポイント）とやや上昇。次回予測（6 月）の数値は、製造業は+4(同▲2 ポイント)、非製造
業は+10（同▲5 ポイント）、全産業で+8（同▲3 ポイント）と悪化を予測。
（予測）
25年
業況判断DI
全産業
九州・沖縄
全国
製造業
九州・沖縄
全国
非製造業
九州・沖縄
全国
26年
６月
2
▲2
▲2
▲6
4
1
９月
7
2
0
▲2
11
5
12月
11
8
7
6
12
9
27年
３月
18
12
11
10
22
14
６月
9
7
11
6
9
8
９月
8
4
10
4
8
5
12月
10
6
8
7
10
6
３月
11
7
6
5
15
9
６月
8
5
4
3
10
6
※調査対象企業見直しに伴い、27年3月調査以降は新ベースデータ。26年12月については、見直し後の新ベースデータによる「参考値」を記載。
業況判断ＤＩの推移
50
九州・沖縄
40
全国
30
20
10
九州・沖縄
0
▲ 10
▲ 20
▲ 30
2015年3月
九州 11
全国 7
全国
▲ 40
▲ 50
75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
（注）網掛け部分は景気後退期
（出所）日本銀行福岡支店
九州・沖縄「企業短期経済観測調査」
（２）中小企業庁「中小企業景況調査」
中小企業景況調査（2015 年 1-3 月期）によると、九州・沖縄における中小企業の業況判断 DI（前期比季調値）は全
産業で▲19.5 と前期から▲0.8 ポイントの悪化となった。
業況判断DI
（前期比季調値）
25年
4－6月
7－9月
10－12月
26年
1－3月
4－6月
7－9月
10－12月
27年
1－3月
▲ 23.6
▲ 19.6
▲ 18.7
▲ 19.5
全産業
九州・沖縄
▲ 17.3
▲ 18.1
▲ 13.0
▲ 8.9
全国
▲ 18.3
▲ 18.4
▲ 13.7
▲ 11.1
▲ 23.2
▲ 18.7
▲ 19.4
▲ 17.8
製造業
九州・沖縄
▲ 13.1
▲ 16.0
▲ 8.4
▲ 6.4
▲ 21.7
▲ 19.4
▲ 18.6
▲ 15.7
全国
▲ 17.2
▲ 14.6
▲ 6.7
▲ 2.6
▲ 18.3
▲ 12.3
▲ 14.4
▲ 14.1
九州・沖縄
▲ 18.1
▲ 18.7
▲ 14.7
▲ 9.9
▲ 23.8
▲ 20.1
▲ 18.8
▲ 20.9
全国
▲ 18.6
▲ 19.5
▲ 16.0
▲ 14.0
▲ 24.7
▲ 20.6
▲ 21.0
▲ 19.3
非製造業
中小企業の業況判断DI（前期比季調値）
0.0
▲ 5.0
九州・沖縄
▲ 10.0
全国
▲ 15.0
▲ 20.0
▲ 25.0
▲ 30.0
▲ 35.0
▲ 40.0
2015年1-3月期
九州 ▲19.5 （前期比 ▲ 0.8）
全国 ▲17.8 （前期比＋1.6）
▲ 45.0
▲ 50.0
ⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠ
94
95
96
97
98
99
00
01
02
03
（注）網掛け部分は景気後退期
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
（出所）中小企業庁「中小企業景況調査」
- 10 -
15

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