(概要版)(PDF:458KB)

パ
港区広報・報道戦略プラン(素案)~戦略的情報発信による「区民一人ひとりが誇りに思える成熟した国際都市」の実現~
【概要版】
2015/04/09
第1 章
基本方針
第2 章
いま す。 ま た、 区政を 取り 巻く 環境は、 地方分権改革や国家戦略特区の指定など 、 今後と も 大
き な変化が予測さ れま す。
区はこ う し た社会経済状況の変化に迅速かつ的確に対応し ていく ため、 平成2 6 年1 0 月
「 港区行政経営方針」 を 策定し ま し た。 目指すべき 区政運営の姿を 実現する ための方針の一つ
と し て「 必要な情報やサービ スを 区民に確実に届ける 」 こ と を 掲げ、「 戦略的な広報・ 報道を
情報の受け手の
視点に立った
迅速でわかりやすく
正確な
区政情報の発信
推進する 」 こ と と し ていま す。
区政情報を 発信する 機会は、 広報紙や刊行物、 ホームページ 等のほか、 新聞や雑誌、 テレ ビ
等のメ ディ ア 、 S N S 等のI C T の活用など 以前と 比べ飛躍的に拡大し ていま す。
あら ゆる 媒体を よ り 積極的に活用し て、 区政情報を 効果的に発信し ていく こ と が重要です。
プラン策定の目的
国内外に向けた
区の魅力の
戦略的な発信
区は、「 港区広報・ 報道戦略プ ラ ン 」 を 策定し 、 こ れま で以上に戦略的な情報発信に全庁一丸と な
基本姿勢
区民へ必要な情報を 提供し 、 区政への理解・ 関心を 高めていただく と と も に、 参画と 協働の取組
によ り 、 地域の課題を 解決し 、 成長、 発展し ていく 区政を 実現し ま す。
ま た、 港区は2 0 2 0 年東京オリ ン ピ ッ ク ・ パラ リ ン ピ ッ ク 競技大会開催地の中心に位置する こ
と から 、 世界中から 注目さ れ、 多く の観光客等が訪れま す。 区はこ れを 最大の好機と 捉え、 港区が
有する 多く の魅力を 、 様々な広報媒体や区内のあら ゆる 資源を 活用し て、 日本国内のみなら ず、 海
外に対し ても 広く 積極的に発信し ま す。
こ う し た取組は、「 港区」 の魅力を よ り 多く の区民にも 知っ ていただく 機会と なり 、 区民がわが街
に一層の誇り と 愛着を 持つこ と につながり ま す。
本プ ラ ン は、 今後の区の広報・ 報道の基本方針と し て位置づけ、 方針に基づく 「 基本戦略」 及び
「 事業計画」 を 示し 、 実効性のある 計画書と し て活用し ま す。
◆区民が求める 情報は区の広報や報道
機関など を 活用し 、 迅速かつ正確に
発信し ま す。
◆説明は、 相手が理解でき る よ う 、 分
かり やすい表現で、丁寧に行いま す。
◆世論調査・ 区民の声など を 活かし て
区民ニーズを 敏感に読み取り ま す。
◆社会情勢と 将来を 見据え、 I C T 化
への対応やS N S など 多様化する 情
広報・報道活動における区の現状と課題
⑴ わかりやすい広報
第2 9 回港区民世論調査で3 割強の人が区政に関心がないと 回答し ていま す。 前例踏襲・ 事務的
な広報を 排除し 、 広報媒体に掲載する 内容はわかり やすく 、 かつ、 戦略的に調整を 行う 仕組が、 区
の広報活動に求めら れていま す。
報通信技術・ 媒体を 活用し ま す。
◆2020 年東京オリ ン ピ ッ ク・ パラ リ ン
ピ ッ ク 競技大会の開催を 最大の好機
と 捉え、 区の資源を 活かし た魅力あ
る 情報を 発信し ま す。
報道機関を 活用し た情報発信に対する 職員の認知不足や苦手意識によ り 、積極的な活用が図ら れ
計画期間
ていま せん。 職員の報道機関に対する 理解促進を 図り 、 報道機関を 活用し た情報発信を 推進する 必
⑶
緊急時における報道
緊急時に状況が深刻化し ないよ う 、 的確なタ イ ミ ン グで情報発信する ために、 客観性や速報性の
面で優れた報道機関の活用が有効です。
⑷ 「区民の声」の施策への反映
「 区民の声」 は、 区の様々な 施策・ 事業に対する 意見や要望、 職員に対する 苦情など 多岐にわた
り ま す。 広聴対応を 徹底さ せる こ と によ り 、「 区民の声」 を 施策に反映し 、 区民の皆さ んに満足し
ていただける 区政運営を 実施し ていく 必要があり ま す。
⑸ 効果的・効率的な情報発信
近年、 I C T の進歩によ り 、 多様な手法によ る 情報発信が可能になり ま し た。 I C T を 活用する
こ と で、 こ れま で以上に効果的・ 効率的に区政情報を 発信し ていく 必要があり ま す。
基本戦略 1 職員一人ひとりが
港区の広告マン・広告ウーマン
Mind up ~意識向上~
本プ ラ ン は港区における 広報・ 報道
の基本方針と し て位置づけま す。
新たな港区基本計画( 平成2 7 年度
~平成3 2 年度) の前期計画期間を 重
具体的な取組(カッコ内は本編掲載ページ)
職場の文化・ 風土の醸成( P 6 )
体制の強化( P 7 )
スキルア ッ プ ( P 8 )
基本戦略 2 将来を見据えた情報発信
広報みな と の魅力ア ッ プ ( P 9 )
Multi Media ~多様な情報媒体を活用した発信~
にも 、 必要な情報を 必要な 方に、 確実に届けま す。
ホームページ 等での効果的な情報発信( P 10)
新たなツ ール「 S N S 」 と 「 メ ルマガ」 の活用( P 11)
時代の変化と と も に情報発信( 受信) のた めのツ ール
は多様化し ていま す。
広報紙や区ホ ームページ 等、 こ れま で 活用し て き た 広
報媒体のよ り 一層の改善及び充実を 図る と と も に、 将来
を 見据え て 、 I C T を 活用し た 多様な 情報発信手段によ
り 、 戦略的に区政情報を 発信し ま す。
報道機関によ る 情報発信は、 速報性や広域性、 経済性
デジ タ ルサイ ネージ の活用( P 12)
広報媒体のバリ ア フ リ ー化( P 13)
広報媒体の多言語化( P 13)
区長記者発表及びプ レ スリ リ ースの充実( P 14)
に優れ、 客観性や信頼性等も 高いこ と から 、 積極
暮ら し のガイ ド の充実( P 14)
的に活用し ま す。
災害時の情報発信と 広報活動( P 15)
基本戦略 3 区の魅力を国内外に向けて発信
区の魅力を 国内外に向けて 発信する ための取組( P 16)
Minato City Brand ~港区の魅力を発信~
港区は、 個性豊かな街並みや緑豊かな公園、 歴史的な 文
化財や史跡等、 伝統的な も のと 近代的な も のと が調和し
ホテ ルと 連携し たプ ロ モ ーシ ョ ン ( P 17)
I C T を 活用し た観光情報の発信( P 19)
た、 魅力あふれる ま ち です。
ま た、 区は、 安定し た行財政運営のも と 、 安全・ 安心や
質の高い行政サービ ス を 提供し ていま す。
こ う し た区の魅力( ブ ラ ン ド 力) を 戦略的に発信する こ
メ ディ ア を 活用し たプ ロ モ ーシ ョ ン ( P 20)
海外発のシ テ ィ セールス( P 20)
区民一人ひと り のク チ コ ミ プ ロ モ ーシ ョ ン ( P 20)
と で、 区への「 信頼」 を 高め、 転入者や観光客、 企業等を
呼び込み地域経済を よ り 一層活性化さ せる と と も に、区民
の皆さ んに、 こ れま で 以上に港区を 誇り に思っ て いた だ
き 、 参画や協働への想いの醸成につなげて いき ま す。
点取組期間と し 、 平成2 7 年度から 平
成2 9 年度ま での計画事業を 計上し ま
推進体制
し た。
本プ ラ ン は、 日々進展する I C T や
急速に変化する 社会経済状況等を 踏ま
え、 必要に応じ て見直すこ と と し ま す。
メ
閲覧用
区民や報道機関に対し ては、 職員一人ひと り が港区を
P R でき る 「 広告マン ・ 広告ウーマ ン 」 で ある べき で
す。
誰に対し ても 、 正し く 丁寧な説明ができ る こ と はも ち
ろ ん、 港区の良さ を き ち んと 伝えら れる 職員を めざ し
ま す。
子育て支援、 国際化、 バリ ア フ リ ー化など 港区な ら で はの
⑵ 報道機関を活用した情報発信
要があり ま す。
基本戦略と「MINATO 3 MISSION」
区政への関心が低い人、 区政に触れる 機会の少な い人
っ て取り 組むこ と で、「 区民一人ひと り が誇り に思える 成熟し た国際都市」 の実現を 目指し ま す。
コ
第3 章
プラン策定の背景
現在の社会経済状況は、 グロ ーバル化やI C T の目覚ま し い進展等によ り 、 急速に変化し て
ブ
策定スケジュール
平成2 7 年度に( 仮称) 情報発信戦略推進委員会を 設置し 、 戦
平成2 7 年4 月1 1 日
区民意見募集
略的な情報発信を 推進する と と も に、 本プ ラ ン の進捗状況の管理
平成2 7 年5 月1 1 日
区民意見募集期限
平成2 7 年6 月
プ ラ ン 策定
を 行いま す。