土岐市下水道事業地方公営企業法適用基本計画策定業務 公募型

土岐市下水道事業地方公営企業法適用基本計画策定業務
公募型プロポーザル実施要領
1
目的
本実施要領は、土岐市公共下水道事業及び農業集落排水事業(以下「土岐市下水道事
業」という)に地方公営企業法(以下「法」という)を適用し、経営状況や財政状況を
明確にし、独立採算による健全経営を実現するための法適用基本計画策定業務を委託す
るにあたり、下水道事業において法適用業務又は法適用基本計画策定業務(以下「本業
務」という)の受託実績のある民間事業者に対して、本業務に対する提案を求め、その
内容、能力及び経済性を総合的に評価し、最も適切かつ円滑に本業務を実施できる者を
選定できるよう、公募型プロポーザル方式による受注事業者選定(以下「プロポーザル」
という)に関して必要な手続きを定めるものである。
2
業務の概要
(1)業務の名称
土岐市下水道事業地方公営企業法適用基本計画策定業務
(2)業務内容
別紙「土岐市下水道事業地方公営企業法適用基本計画策定業務 仕
様書」によるものとする。
(3)法適用時期
平成31年4月1日(予定)
(4)対象事業
土岐市公共下水道事業及び農業集落排水事業
(5)予算額
3,913,920円(税込)
(6)履行期間
契約締結日の翌日から平成28年3月4日まで(予定)
(7)発注者
土岐市長 加藤靖也
(8)担当課等
土岐市水道部下水道課 担当
谷口
〒509−5192
岐阜県土岐市土岐津町土岐口2101番地
電 話
(0572)54−1111 内線114
ファックス(0572)54−0572
電子メール
[email protected]
3 参加募集等
土岐市役所ホームページで公表する。
4
選定方法
公募型プロポーザル方式
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参加資格要件
本プロポーザルに参加できる者は、次に掲げる要件をすべて満たすものとする。
-1-
(1)会社に関すること
ア
土岐市指名競争入札者名簿に記載があり、かつ本件のプロポーザル参加表明書提
出日の最終日及び見積り日において土岐市指名競争入札参加者選定要綱に定める
参加要件を満たす者であること。
イ
会社更生法(平成14年法律第154号)第17条の規定に基づく更生手続開始
の申立てまたは民事再生法(平成11年法律第225号)第21条の規定に基づ
く再生手続開始の申立てがなされていないこと。
ウ 契約を締結する能力を有しない者又は破産者で復権を得ない者でないこと。
エ
土岐市指名競争入札者名簿登載者として、建設コンサルタント登録規程(昭和5
2年建設省告示717号)の部門のうち「下水道部門」の業種登録をしているこ
と。
オ ISO27001 若しくは JIS Q27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の認
証又は JIS Q15001(プライバシーマーク)の付与を受けていること。
カ
自社又は自社の役員等が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成
3年法律第77号)第2条第2号に掲げる暴力団、同条第6号に掲げる暴力団員
及びそれらの利益となる活動を行っている者でないこと。
(落札者となった場合に
は、必要に応じて誓約書を提出すること、役員名簿の提出及び当該役員について
警察当局に照会することについて、あらかじめ了知すること。
)
キ
本プロポーザルに参加しようとする他の者との間に資本的関係又は人的関係がな
いこと。
(2)実績に関すること
平成 24 年 4 月 1 日以降において、地方公共団体が発注した以下の業務と同種又は類
似の業務のいずれかを元請として受注した実績を1件以上有すること。
・下水道事業固定資産調査・評価、企業会計移行事務手続きを一括した業務
・下水道事業法適化基本方針(または基本計画)策定業務
(3)配置予定技術者の要件
本業務においては、管理技術者、担当技術者、照査技術者をそれぞれ1名以上配置
することとし、配置予定技術者の要件は以下のとおりとする。
ア
管理技術者は、平成 24 年度以降に管理技術者又は担当技術者として基礎調査、移
行事務手続き支援及び資産調査・評価の業務に従事した実績を有する者でなければ
ならない。
イ
照査技術者は、平成 24 年度以降に複数の自治体における下水道事業を対象とした
法適用に関する基本計画策定、移行事務手続き支援及び資産調査・評価の業務に従
事した実績を有し、業務全般に渡って技術的照査を行うことができる者でなければ
ならない。
(4)公認会計士の選任
-2-
本プロポーザルに参加する者は、地方公営企業会計移行に関する専門的知識と経験を
有する公認会計士有資格者を配置できる者でなければならない。
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日程
日程は、次のとおりとする。
事
項
年
月
日
公募開始日
平成27年4月6日(月曜日)
本要領、仕様書等の配布期間
平成27年4月6日(月曜日)から
平成27年4月10日(金曜日)まで
参加申込受付期間
平成27年4月6日(月曜日)から
平成27年4月17日(金曜日)まで
質問書受付期間
平成27年4月6日(月曜日)から
平成27年4月10日(金曜日)まで
書類審査(1次審査)
平成27年4月20日(月曜日)
書類審査結果通知(郵送)
平成27年4月21日(火曜日)
業務提案書等提出期間
平成27年4月21日(火曜日)から
平成27年5月15日(金曜日)まで
プレゼンテーション及びヒアリング
平成27年5月29日(金曜日)
(2次審査)
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特定事業者決定及び審査結果通知
平成27年6月上旬 予定
契約締結
平成27年6月上旬 予定
参加申込の方法
(1)提出期間 平成27年4月6日(月曜日)午前9時から
平成27年4月17日(金曜日)午前12時まで
(2)提出場所 土岐市役所1階下水道課
(3)提出方法 持参のみ
(4)提出部数 原本各1部、副本各6部
(5)提出書類
ア 参加申込書(様式第1号)
イ 会社概要(パンフレット等)
ウ 業務実績書(様式第5号、第6号、第7号)
エ 参考見積書(任意様式、消費税込)
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質問の受付及び回答
本プロポーザルに関する質問は、提出書類の作成に関するもののみとし、審査に関する
質問は一切受け付けない。
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(1)受付期間 平成27年4月6日(月曜日)午前9時から
平成27年4月10日(金曜日)午前12時まで
(2)受付方法 持参、ファックス及び電子メール
(3)回答方法 質問者に対してのみ文書または電子メールで回答する。
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業務提案書等の提出
(1)提出期間 平成27年4月21日(火曜日)午前9時から
平成27年5月15日(金曜日)午後5時まで
(2)提出場所 土岐市役所1階下水道課
(3)提出方法 持参のみ
(4)提出書類 別表1に掲げる書類(様式第5号、第6号、第7号を除く)
(5)提出内容 別紙「土岐市下水道事業地方公営企業法適用基本計画策定業務 仕様書」
(以下「仕様書」という)の内容に基づき、次の内容について業務提
案をすること。
ア 本業務に関する基本的な考えについて
イ 本業務の実施体制・工程・手順について
ウ 仕様書第3章 業務内容各項目の進め方についての具体的な考え方
エ
仕様書に記載されている事項以外に取り入れるべき事項の提案(本業務に必要と
認められるもの)
(6)留意事項
ア 業務提案書の提出後に、書類の追加及び修正、並びに再提出は原則認めない。
イ 業務提案書の内容は、提案者が責任を持って必ず履行できる内容とすること。
ウ 別紙仕様書は必要最低限の要件を定めたものであるので、仕様書の内容を満た
す代替提案についても認めるものとする。
エ
別紙仕様書に記載のない事項であっても、提案者の判断により本業務に必要であ
ると思われる業務がある場合は、提案できることとする。ただし、これに係る経
費は提出する参考見積書に判別できるようにして含むものとする。
オ 提出された業務提案書は、当該提案者に無断で二次的な使用は行わない。
カ 業務提案見積書の額が、予算額を超える場合は失格とする。
キ
業務提案書の作成、提出に係る費用は提案者の負担とする。また、提出された提
案書は返却しない。
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プロポーザルの辞退
参加資格を有する者が、本プロポーザルを辞退する場合は、プレゼンテーション実施日
の前日、午前12時までに土岐市水道部下水道課へ辞退届(様式第8号)を提出するもの
とし、期日以降の辞退は認めない。なお、辞退した者は、辞退を理由として不利益な取り
扱いを受けるものではない。
-4-
11
書類審査(1次審査)
本要領7により提出された業務実績書の「同種業務実績書(様式第5号)
」
、
「業務実施体
制書(様式第6号)」、「配置予定技術者の経歴・業務実績書(様式第7号)」について、書
類審査を実施する。
(1)1次審査は別表2の評価項目ごとに審査し、合計点の高い上位5者程度を1次審査
通過者とする。
(2)同一の点数が2者以上となった場合は、
「業務実施体制」の点数が高い者を上位とし、
この点数も同一の場合は審査委員会の採決により決定する。
(3)提案者が5者程度の場合は、当該提案者すべてを1次審査通過者とする。
(4)本要領5に定める参加資格要件及び本要領7に定める内容を満たさない場合は失格
とする。
(5)1次審査結果は、文書で各提案者に通知するが、点数の通知はしない。
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プレゼンテーション及びヒアリング(2次審査)
1次通過者によるプレゼンテーションを2次審査として実施する。
(1)日程
平成27年5月29日(金曜日)午前9時から午前12時までのうち指定する時間帯
(2)実施場所
土岐市役所(詳細は、1次審査の結果と併せて通知する予定)
(3)出席者
出席者は1提案者につき3名以内とし、本業務における総括責任者は必ず出席すること。
(4)時間
提案者一者あたり25分(プレゼンテーション15分、質疑応答10分)以内とする。
説明時間を1分超過した時点で強制終了とし、質疑応答を行う。
(5)方法
プレゼンテーションは会社概要を説明した後、本要領9(5)アからエの順に説明す
るものとし、審査委員が項目を把握しやすいよう努めること。
(6)準備備品
会場に用意してある備品は、ホワイトボード、スクリーンとする。これ以外のパソコ
ン、プロジェクター等必要な機器は、提案者が用意するものとする。
(7)その他
プレゼンテーションは非公開(事務局職員については例外とする)で行い、説明は提
案書に記載した内容に限る。追加の説明資料等の持ち込みは認めない。
(8)審査・特定事業者の選定
ア 方法
審査委員は全提案者のプレゼンテーション終了後、その内容について、個々に別
-5-
表3に掲げる評価項目ごとに審査する。その後、1次審査及び2次審査の評点の合
計点の高い順に特定事業者及び次点者を決定する。なお、同一の点数が2者以上と
なった場合は、提案見積価格の低い方を上位とし、次点者についても同様とする。
イ 審査結果の通知
審査結果については、審査終了後、すべての2次審査参加者に文書で通知する。
なお、審査結果に対する異議申立ては一切受け付けない。
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契約
審査の結果特定された事業者と本業務仕様の契約交渉を行う。ただし、次のいずれかに
該当し、特定事業者と契約が締結できない場合には、次点者と契約交渉を行うものとする。
(1)特定された事業者が審査後に本要領5に定める参加資格要件を満たすことができな
くなった場合。
(2)特定事業者と契約交渉が成立しない場合。
(3)その他の理由により、特定事業者と契約の締結が不可能となった場合。
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業務委託の範囲
本業務の業務委託の範囲は別紙仕様書を基本とするが、本市の判断により、契約締結時
において特定事業者が提案書により行った追加提案等の内容を追加、変更できることとす
る。
15
その他の留意事項
(1)次のいずれかに該当する場合は、失格とする。
ア 必要書類を提出期限までに提出しない場合。
イ 提出書類に虚偽の記載があった場合。
ウ 2次審査当日に欠席した場合。
エ 本プロポーザルに関して不正又は公正さを欠く行為等があった場合。
(2)提出書類の記載内容に関する責任は提案者が負うものとする。
(3)本プロポーザルに要する費用は、提案者が負担するものとする。
(4)提出された書類は、返却しない。
(5)審査結果の説明を求める場合は、審査結果通知の到着した日の翌日から起算して3
日以内に書面(任意様式)で持参するものとし、請求に対する回答は書面により回答
するが、回答に対する異議は認めない。
(6)本要領に定めのない事項については、協議のうえ決定する。
-6-
別表1
提出書類
業務提案書一式
業務提案書(表紙)
(様式第3号)
会社概要(指定様式なし)
委任状(様式第4号)
同業務実績書(様式第5号)
・業務実績を確認できる書類を添付する(TECRIS の登録証、
若しくは契約書・仕様書・設計書の写し等)
業務実施体制書(様式第6号)
・配置予定の管理技術者、照査技術者、担当技術者、その他を
記載する(健康保険証の写し等、3ヶ月以上常時雇用してい
ることを証明できる書類を添付する)
。
・ISO27001 若しくは JIS Q27001 の認証又は JIS Q15001 の
付与を受けていることを証明できる書類(証明書の写し等)
を添付すること。
配置予定技術者の経歴・業務実績書(様式第7号)
・配置予定技術者ごとに作成する。
・保有する資格について、登録証の写しの提出を求める場合が
ある。
業務提案書(指定様式なし)
・業務提案の要約書をA4判1ページで本要領9(5)のアか
らエまでまとめたものを提出すること。
・A4判10ページ以内(上記の要約書は含まない)
・文字サイズは、12ポイント以上
・ページ番号を入れる。
提案見積書
・指定様式なし。
・別冊とする。
・見積金額は消費税込みの金額を記載する。
・見積内訳書を添付。
・参加申込時の見積金額を変更しないこと。
その他資料
・指定様式なし。
・仕様書の内容を満たす代替案や、仕様書に記載のない事項で
あっても、提案者の判断により本業務に必要であると思われ
る業務がある場合は提出する。
提出部数
原本各1部、副本各6部
-7-
別表2
評価対象
参加資格
審査内容
判
参加要件
断 基 準
・要領に定める参加資格要件を満たしてい
ウエイト
必須
るか。
法人
品質管理・情報保護
・品質、環境、情報セキュリティなどの資
対策等
配置予定
(5)
格
専門技術力の確認
・過去5年間の同種業務の実績
(20)
管理技術者
・過去5年間の同種業務の実績
(15)
技術者
・取得資格及び専任性
担当技術者
・過去5年間の同種業務の実績
(15)
・専任性
照査技術者
・過去5年間の同種業務の実績
(15)
・取得資格
業務実施
業務実施体制の的確
体制
性
・業務内容に沿った人員配置となっている
(30)
か。
合 計
(100)
別表3
審査内容
業務計画の妥当性、
的確性
判
断 基 準
・工程に無駄がなく、履行期限までに十分完了できる計
ウエイト
(10)
画となっているか。
・業務の実施方針や実施手法は的確性があるか。
提案内容の積極性、
柔軟性
・仕様書第3章 業務内容各項目の進め方についての具
体的な考え方が示されているか。
法適用に係る基本方針の検討
(10)
固定資産調査基本方針の策定・調査手法の検討
(10)
移行事務手続きに係る調査及び検討
(10)
会計システム導入に係る調査及び検討
(10)
基本計画の策定
(10)
職員研修
(10)
・仕様書に記載されている事項以外に取り入れるべき事
(10)
項の提案があるか。
コミュニケーション
能力
コスト
・プレゼンテーション・ヒアリングにおいて、提案の説
(10)
明や質問への回答は適正になされているか。
(1−見積金額/予算額)×10
合
計
-8-
(10)
(100)