富士見市水道料金等徴収業務委託公募型プロポーザル方式の募集要領

富士見市水道料金等徴収業務委託公募型プロポーザル方式の募集要領
(平成27年 4 月 9 日決裁)
1 目的
この要領は、富士見市水道料金等徴収業務委託における事務の効率化と利用者
サービス等の一層の向上を図るため、検針・収納等に関連する業務を行い得る能
力を有する民間事業者に中から、業務に対する意欲、資質及び技術能力等が優れ
た者を公募型プロポーザル方式(以下「プロポーザル」という。
)により選定す
るために必要な事項を定める。
2 委託業務概要
(1)委託業務名
富士見市水道料金等徴収業務委託
(2)業務執行場所
富士見市建設部水道課内に事務所を置き、富士見市給水区域全域とする。
(3)委託業務の概要
① 受付に関する業務(電話、来庁者への対応)
② 水道料金及び下水道使用料(以下「水道料金等」という。
)の収納に関する
業務
③ 開栓及び閉栓等に関する業務
④ 給水停止措置に関する業務
⑤ 検針に関する業務
⑥ 電子計算機の端末処理に関する業務
⑦ その他①から⑥に関連する業務
(4)本件委託業務に係る委託金額に上限額
金399,708,000円(消費税及び地方消費税を含む)
この金額は、契約(予定)金額を示すものではありません。又、提案見積書
の金額は、この上限額を超えてはならないものとします。
3 委託期間
(1)委託期間は、平成27年10月1日から平成32年9月30日までとする。
(2)契約締結日から委託業務開始までの期間は準備期間とし、当該期間に関する
経費は、受託者の負担とする。
(3)契約保証金
免除
4 全体の実施日程
(1)プロポーザルにおける最終受託候補者の選定は、以下の日程により実施しま
す。
1
№
内
容
1
参加募集の公告
2
参加申込書の提出期間
3
参加要請書又は審査結果通知の送付
4
業務提案書作成に必要な資料配布期間
5
7
業務提案書及び提案見積書の提出期間
10
11
平成27年 4月10日(金)から
平成27年 4月20日(月)まで
平成27年 4月27日(月)まで
平成27年 4月28日(火)から
平成27年 5月 8日(金)まで
平成27年 4月28日(火)から
平成27年 5月 8日(金)まで
業務提案書等作成に係る質問書の回答期限
9
程
平成27年 4月10日(金)
業務提案書等作成に係る質問書の受付期間
6
8
日
平成27年 5月22日(金)まで
平成27年 4月28日(火)から
平成27年 5月29日(金)まで
プレゼンテーション及びヒアリング開催通知の
送付
プレゼンテーション及びヒアリングの実施
平成27年 6月中旬
平成27年 6月下旬
審査委員会による審査及び最終受託候補者の選
定
最終受託候補者の決定・選定結果通知又は非選
定結果通知送付
平成27年 6月下旬
平成27年 6月下旬
12 契約内容に関する協議
平成27年 6月下旬から 7月上旬
13 契約締結
平成27年 7月中旬
契約締結日から
14 準備期間
平成27年 9月30日(水)まで
15 委託業務開始
平成27年10月 1日(木)
(2)注意事項
① 上記日程については、
状況により変更になる場合があります。
その場合は、
各通知書に記載する日時とします。
② 提出期間等における受付時間は、いずれも開庁日の午前9時から正午まで
及び午後1時から午後4時までとします。
5 プロポーザルの参加資格要件
本プロポーザルに参加できる者は、次の各号に掲げる条件をすべて満たす者と
します。なお(4)については、該当の有無を警察本部に照会することがありま
す。
(1)平成27・28年度富士見市入札参加資格者名簿「物品・その他の業務」に
登載されている者
(2)地方自治法施行令第167条の4第2項の各号の規定に該当しないこと
(3)会社法に基づく清算の開始、破産法に基づく破産手続開始の申立て、会社更
生法に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生法に基づく再生手続開始の
2
申立てがされた者(会社更生法又は民事再生法の規定に基づく更生計画又は再
生計画の認可の決定が確定した者を除く。
)でないこと
(4) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に掲げる暴力団又は暴力団
員及びそれらと密接な関係を有する者でないこと
(5)本業務の公告日から最終受託候補者を選定するまでの期間に、富士見市の契
約に係る入札参加停止等の措置要綱第2条に基づく入札参加停止の措置を受
けていないこと
(6)国税及び地方税に滞納がないこと
(7)平成20年度から平成25年度までにおいて、水道料金等に関する包括業務
(受付、検針、収納(滞納整理を含む)
)を埼玉県内の水道事業体から2年以
上継続して受託した実績を有する者
(8)常時雇用関係があり、かつ水道事業徴収業務について3年以上の実務経験を
有する業務責任者を専任として配置でき、当該業務委託の目的達成に必要な従
事者を配置できる者
(9)プライバシーマーク等の情報セキュリティ関連認証を取得している者である
こと、又は個人情報保護方針を定めている者
6 参加申込み手続き等
プロポーザルへの参加申込みを希望する事業者(以下「参加申込事業者」と
いう。
)は、プロポーザル方式参加申込書(様式第1号)に関係書類を添付の上、
提出してください。
(1)提出先
富士見市 建設部 水道課 庶務グループ
(2)提出方法
参加申込事業者による持参とします。
(3)提出書類
① 会社概要関係書類(パンフレットの使用も可)
所在地、資本金、事業内容、社歴等が確認できるもの
② 3カ月以内に発行された法人の登記事項証明書(履歴事項全部証明書)
③ 財務状況関係書類
直近2カ年分の各会計年度における決算会計書類(貸借対照表及び損益計
算書)
④ 労働関係書類
労働基準法第34条、第36条に関する協定を締結している場合は、その
写し又は各種規則や協定の整備状況が確認できるもの
⑤ 賠償保険加入状況
不測の事態に対応するための賠償保険の加入状況について確認できるもの
(保険証書の写し等)
⑥ 類似業務受託実績表(様式第4号)及びそれを証明できる契約書の写し又
3
は実績を証明できる書類
⑦ 直近の国税及び地方税に滞納がないことの証明書(いずれも1部)
⑧ プライバシーマーク等の情報セキュリティ関連認証を取得していること
を証明できる書類の写し又は個人情報保護方針の写し
(4)参加資格審査結果の通知
参加資格審査を行い、結果をプロポーザル方式参加要請書(様式第2号)
又はプロポーザル方式参加資格審査結果通知書
(様式第3号)
にて通知します。
7 業務提案書等作成に係る資料の配布
資格審査の結果、プロポーザルへの参加要請を行った事業者(以下「参加事
業者」という。
)には、業務提案書及び提案見積書(以下「提案書等」という。
)
の作成に必要な資料を水道課窓口で配布します。
8 提案書等の作成に係る質問の受付等
提案書等作成にあたり質問を行う場合は、以下の方法により行うこと。
なお、質問書の提出は参加事業者に限ります。
(1)提出方法
提案書等作成に関する質問書(様式第5号)に必要事項を記入の上、電子
メールに添付し提出すること。なお、電子メールの件名は、
「提案書等作成に関
する質問(参加事業者名)
」とすること。電子メール送信後、電話により水道課
庶務グループまで受信確認をすること。
(2)回答方法
全ての参加事業者に対して、電子メールアドレスに質問内容とその回答を添
付して返信します。なお、電話及び口頭による個別対応は行いません。
(3)その他
当プロポーザルに直接関係がないと思われる質問等や今後の選定作業に公平
性が損なわれると判断される質問等については、回答は行いません。
9 提案書等の提出
参加事業者は、プロポーザルの実施に係る提案書等を作成の上、関係書類を
添付して提出してください。
(1)提出先
富士見 建設部 水道課 庶務グループ
(2)提出方法
参加事業者による持参とします。
(3)提出書類及び提出部数
① 業務提案書送付表(様式第6号)
② 業務提案書
③ 提案見積書(様式第8号)
4
1部
10部(正本1部・副本9部)
1部
提案見積書には積算した積算内訳書を添付し、業務提案書とは別に封かん
の上提出すること。
(4)提案書等の様式等
① 業務提案書は、日本工業規格 A4判横書き、両面印刷、左綴じ又は上綴じ
で作成し、目次及び頁番号を付けること。また、各業務提案書には表紙とし
て、業務提案書(様式第7号)を使用し提出すること。
② 業務提案書の内容に、金額を記載しないこと。
③ 提案見積書に記載する金額については、平成27年10月1日から平成
32年9月30日までの5年間に要する費用を積算して総額を記入するこ
と。又、積算内訳書には、提案見積書の年度ごとの見積金額(消費税及び地
方消費税抜き)を記載すること。なお、明確な根拠のない年度ごとの差異は
認めません。
④ 電子データでの提出は認めません。
(5)業務提案書の内容
① 業務体制及び業務執行計画
ア 組織及び人員の配置計画
イ 人員確保予定人数及びその確保方法
ウ 業務に精通又は習熟した者等の配置計画
エ 業務委託従事者に対する能力向上措置、業務研修計画
オ 給水契約業務執行計画
カ 検針及び調定業務執行計画
キ 料金収納業務執行計画
②
ア
イ
ウ
③
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
受付業務に対する考え方
応接業務(電話対応等)についての人員配置
現金の収受、管理方法
当該業務の改善又は効率化についての提案があるか
水道料金等収納業務の考え方
窓口、金融機関での収納
コンビニエンスストアからの収納及び振り分け処理
口座振替受付処理
過誤納還付処理
未収金回収について提案があるか
不納欠損処理
キ
④
ア
イ
ウ
エ
当該業務の改善又は効率化についての提案があるか
開栓及び閉栓等業務に対する考え方
転入、転出による開閉栓の受付
名義変更及びその他変更手続き処理
繁忙期における当業務の体制
当該業務の改善又は効率化についての提案があるか
5
⑤ 給水停止措置業務に対する考え方
ア 給水停止の措置に対する業務体制
イ 苦情、不当要求に対する対応
ウ 給水停止に関してどのような人材を考えているか
エ 当該業務の改善又は効率化についての提案があるか
⑥ 検針業務に対する考え方
ア 検針時に使用するハンディターミナルは、どの様な機器を使用して行う
のか
イ 検針に係る苦情等の対応(水量の大幅増等)
ウ 検針員の人材確保、配置及び業務管理をどのように行うのか
エ 当該業務の改善又は効率化についての提案があるか
オ 再検針の調査についての提案はあるか
⑦ 電子計算機の端末処理業務に対する考え方
ア 電子計算機の端末処理に関する業務体制はどのように行うか
イ 当該業務の改善又は効率化についての提案があるか
⑧ 個人情報保護に対する考え方
ア 個人情報保護関連の資格の有無、及び業務上の秘密の保持、プライバ
シーの保護に対する取り組み
イ 業務上の秘密、個人情報等の漏えい原因及び防止対策
ウ 当該業務の改善又は効率化についての提案があるか
⑨ その他の業務提案
本委託業務に係る水道利用者サービス向上の実現に直結する、実現可能で具
体的な企画提案があるか
10 提出された書類等の取扱いについて
(1)全ての書類作成及び提出に係る費用は、各事業者の負担とします。
(2)提出された書類は、審査終了後においても返却はしません。
(3)提出後における記載内容の変更、追加、差し替えは認めません。
(4)提出された書類に含まれる内容や個人情報等は、富士見市情報公開条例及び
富士見市個人情報保護条例に基づき適正に管理し、公表する場合もあります。
11 途中辞退
申請書類を提出後、辞退する場合は辞退届(様式任意)を提出してください。
12 プレゼンテーション及びヒアリングの実施
提案書等が提出された後、参加事業者ごとにプレゼンテーション及びヒアリン
グを実施します。
(1)日時及び場所
プレゼンテーション及びヒアリング開催通知書(様式第9号)により通知し
6
ます。
(2)実施時間
プレゼンテーションは、各事業者30分以内とします。その後ヒアリングを
行います。
(3)実施方法
自由形式とします。電子機器を用いて行うことを希望する参加事業者は、使
用する機器については、参加事業者において用意してください。
(4)提出していない資料等を新たに提出することはできません。
13 プロポーザルの審査基準等
プロポーザルにおける最終受託候補者(以下「受託候補者」という。
)を選定
するため、水道料金等徴収業務委託事業者選定審査委員会(以下「審査委員会」
という。
)を設置します。
(1)審査委員会は、評価項目に基づき、参加事業者から提出された提案書等の各
項目について評価及び採点を行い、最低基準点を超える業者のうち、総合点が
最も高い事業者を受託候補者として選定します。
(2)最低基準点は、評価項目①から⑪までの配点(90点満点)について設定し、
62点とします。
(3)評価項目及び配点は、以下のとおりとします。
評
価
項
目
配点
① 会社概要及び財務状況
10
② 受託実績
20
③ 業務体制及び業務執行計画
10
④ 受付業務に対する考え方
5
⑤ 水道料金等の収納業務に対する考え方
10
⑥ 開栓及び閉栓等業務に対する考え方
5
⑦ 給水停止措置業務に対する考え方
5
⑧ 検針業務に対する考え方
10
⑨ 電子計算機の端末処理業務に対する考え方
5
⑩ 個人情報保護に対する考え方
5
⑪ その他の業務提案
5
⑫ 提案見積金額
30
合
計
120
(4)評価項目の①から⑪までの項目は、次に示すAからEまでの5段階評価を行
7
い、得点を付与します。
評価
評価内容
得点化方法
A
優れている
配点 × 1.0
B
やや優れている
配点 × 0.8
C
普 通
配点 × 0.6
D
やや劣る
配点 × 0.4
E
劣 る
配点 × 0.2
(5)評価項目⑫については、次式により得点を付与します。
得点 = 配点 × 最低提案見積金額 ÷ 当該提案見積金額
なお、得点は小数点第1位を四捨五入した値とします。
(6)参加申込事業者が1者のみであった場合又は参加事業者が1者のみとなった
場合でも本プロポーザルを実施し、審査・評価を行います。ただし、最低基準
点を超えない場合は受託候補者として選定しないものとします。
14 選定結果の通知
(1)受託候補者に決定した参加事業者には、プロポーザル方式選定結果通知書
(様式第 10 号)を受託候補者に選定されなかった参加事業者には、プロポー
ザル方式非選定結果通知書(様式第 11 号)を送付します。
(2) 審査の結果、選定されなった事業者は、結果通知書到着後14日以内に限り、
選定結果について説明を求めることができます。提出方法は、持参又は郵送と
します。
(様式は任意です。
)
ただし、選定結果については、当該事業者の総合点及び順位に限り書面で回
答するものとし、審査内容及び他の事業者に関する説明要求は認めないものと
します。
(3)審査結果については、受託候補者についてのみ富士見市ホームページにて公
表します。
15 委託契約
(1)受託候補者に決定した者と契約金額等契約条件について協議の上、富士見市
契約規則に基づき委託契約を締結します。
(2)委託契約の条件等については、仕様書及び提案書の内容を基本に市長と受託
候補者との協議により定めるものとします。
(3)受託候補者は、円滑に業務を行うことができるよう、自己の責任及び負担に
おいて準備等をすること。
16 プロポーザルの延期又は中止
市長が必要と認めた場合は、プロポーザルを中止又は延期することがあります。
8
17 プロポーザルに瑕疵がある場合
プロポーザルに関するすべての提出書類及び申告内容に瑕疵があることが判
明した場合は、その瑕疵について審査委員会が協議の上、その取扱いについて
決定します。当該参加事業者には、その瑕疵についてのヒアリングを行う場合も
あります。
その瑕疵が重大又は悪質であり、プロポーザルの公正性及び公平性を著しく損
なうと認められた場合は、既に決定した事項を取り消す場合もあります。
18 欠格要件
参加事業者が、次の各号に該当した場合、審査結果に関わらず既に決定した
事を取り消し失格とすることがあります。
(1)提出書類等の作成に関して不正行為が認められた場合
(2)本委託業務の契約締結前に指名参加停止処分となった場合
19 次順位の繰上げ
受託候補者に委託契約を履行することができない事由が生じた場合は、プロ
ポーザルにおいて次順位以下となった参加事業者のうち、総合点が上位であった
ものから順に契約締結について協議を行うこととします。
20 各関係法令等の遵守
参加事業者は、プロポーザルへの参加により、本件プロポーザルの募集要領
を遵守することを誓約するものとみなします。
参加事業者が各関係法令等に違反した場合は、プロポーザルに瑕疵がある
場合に準じて取り扱うこととします。
21 問合せ先及び担当
〒354-8511
埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1
富士見市役所 建設部 水道課 庶務グループ
電話:049-251-2711 内線 505・506
FAX:049-254-3340
電子メール:[email protected]
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