平成27年2月

腎症の診断には尿中アルブミンとeGFRの検査が必要です。
尿中アルブミンって何?
eGFRって何だろう?
<尿検査でわかる尿中アルブミン>
糖尿病が原因で腎臓の働きが悪くなると、
体内のたんぱく質が尿中に捨てられ増えます。
尿中アルブミンとは、その尿中に捨てられた
たんぱく質のひとつの成分の事です。
<血液検査でわかるeGFR>
腎臓の働きが悪くなると、体内で作られたゴミ
(クレアチニンなど)を尿中に捨てる事ができ
なくなり、そのため血液中のゴミが増えます。
eGFRとは、血液中のクレアチニンと性別と
年齢から計算された推定の糸球体濾過量、
つまり腎臓そのものの働きを見た値です。
2015年2月 検査科