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成果報告書の要約
1.補助事業者名
株式会社日本アプライドリサーチ研究所
環境エネルギー普及株式会社
2.対象地域
山梨県南アルプス市
3.補助対象事業名
(1)地域でのエネルギー需給の管理(エネルギーマネジメント)に関する調査
4.補助対象事業名
地産エネルギーを統合した農村型スマートコミュニティの構築
5.内 容
(1)事業計画の内容
電力消費量オーバー
やピークカットを知ら
せる案内システム
散水・ミストを活用した
エネルギー需要低減
電力供給
地域PPS
南アルプス
完熟農園
売電
農業用設備
電力供給
コミュニティEMS
冷暖房供給
排熱
供給
冷暖房供給
農業ハウス(10a)
農村部におけるエネルギー利用の最適化
(南アルプス完熟農園におけるケーススタディ)
地中熱HP(リース)
バイナリー発電
(10kW)
バイオマスガス化発電
(40kW×2台)
地域エネルギー事業者
・木質バイオマスガス化発電:出力 40kW×2基
・バイナリー発電システム:出力 10kW
・地域(コミュニティ)EMS:需要予測・お知らせシス
テムを活用した省エネ・省電力のデマンドレスポンス
・地中熱ヒートポンプ:冷温熱を供給(省エネ・省電力)
(2)事業採算性
・投資回収年(15 年間で試算)
・事業性:債務超過なし、キャッシュフロー赤字
・収益性(PIRR):3.54%
・最終年度利益余剰金:55,236 千円
なし
(3)今後の課題・スケジュール
【今後の課題】
・地域エネルギー会社:完熟農園でのエネルギー供給事業主体の設立
・PPS事業:公設または民営のPPS事業者による売電の具体化
・完熟農園による設備投資:今後における農業ハウスへの地中熱 HP の導入など
・お知らせシステム及び散水システムの実施主体:完熟農園、エネルギー事業者、PPS で役割分担
・バイオマスガス化発電システム用の木質チップの安定確保
・地域 EMS による農村型スマートコミュニティの実現
【今後のスケジュール】
・平成 27 年度:事業実施計画、エネルギー事業者の設立
・平成 28 年度:地域PPS事業者の設立、エネルギー事業者による発電事業の実施
・平成 29 年度:設備導入・事業開始