長崎市中小企業設備投資促進事業費補助金交付要綱 (趣旨) 第1条

長崎市中小企業設備投資促進事業費補助金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、市内の中小企業者等が事業の拡大及び生産性の向上等に資する設備
等を購入する事業に対し、予算の定める範囲内において、長崎市中小企業設備投資促進
事業費補助金(以下「補助金」という。)を交付することについて、長崎市補助金等交付
規則(昭和63年長崎市規則第21号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必
要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条
この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定める
ところによる。
(1)
中小企業者等 次のいずれかに該当する者をいう。
ア
中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条第1項に規定する中小企業
者
イ
中小企業等協同組合法(昭和24年法律第181号)第3条に規定する中小企業
等協同組合
ウ
水産業協同組合法(昭和23年法律第242号)第2条に規定する水産業協同組
合
(2)
事業所
中小企業者等が自ら行う事業活動の用に供する施設(事務所、工場、研究
所、店舗、倉庫等)をいう。
(3)
日本標準産業分類
統計法(平成19年法律第53号)第28条及び附則第3条の
規定に基づき、産業に関する分類の名称及び分類表を定める件(平成21年総務省告
示第175号)に定めるものをいう。
(4)
取得価額
補助金の交付の対象となる設備等(以下「補助対象設備」という。)の
取得に要する経費の額(消費税及び地方消費税相当額を含まない額をいう。以下同
じ。)をいう。この場合において、業務遂行上、密接不可分な関係にある機器等の経
費については、取得価額に含めるものとする。
(補助対象者)
第3条
補助金の交付を受けようとする者(以下「補助対象者」という。)は、次に掲げる
要件を全て満たすものとする。
(1)
市内に本社若しくは本店を有する中小企業者等又は市内に住所を有する個人事業
者であって、市内で5年以上事業を営んでいること。
(2)
日本標準産業分類における大分類のうち製造業、宿泊業、飲食サービス業のいずれ
かを営んでいること。
(3)
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)
第2条に規定する風俗営業を営むものでないこと。
(4)
補助金の交付を受けようとする対象経費について、同様の趣旨の他の補助金等の交
付(国及び県によるものを含む。)を受けていないこと。
(補助対象設備)
第4条 補助対象設備は、次に掲げる要件を全て満たすものとする。
(1)
法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第13条第1号に規定する附属設備、
同条第3号に規定する機械及び装置、同条第7号に規定する工具、器具及び備品で、
補助対象者がその事業の用に直接供し、本市の償却資産課税台帳に登録されるものを
いう。
(2)
取得価額が1件につき30万円以上であること。
(3)
補助対象者が単独で所有し、市内の事業所に新設、増設又は更新されるものである
こと。
(4)
中古品又はリース契約に基づくものでないこと。
(5)
市内に本店又は営業所等がある事業者に発注されるものであること。ただし、特別
の理由があると市長が認めた場合は、この限りでない。
(6)
補助金の交付決定後に整備されるものであること。
(補助対象経費)
第5条
補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、補助対象設
備の取得価額とする。
(補助金の交付申請の条件)
第6条
補助金の交付の申請をするに当たって、当該補助金に係る消費税及び地方消費税
に係る仕入控除税額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相当額のうち、消
費税法(昭和 63 年法律第 108 号)の規定により仕入れに係る消費税額として控除できる
部分の金額及び当該金額に地方税法(昭和 25 年法律第 226 号)の規定による地方消費税
の税率を乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た金額をいう。以下同じ。)があり、
かつ、その金額が明らかな場合は、これを減額して交付申請しなければならない。ただ
し、申請時において当該消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額が明らかでないもの
については、この限りでない。
(補助金の額及び交付の回数)
第7条
補助金の額は、補助対象経費の3分の1に相当する額(その額に1,000円未
満の端数があるときは、これを切り捨てた額)とし、1,000,000円を限度とす
る。
2
補助金の交付は、1補助対象者につき1回限りとする。
(交付の申請)
第8条
規則第3条第1項に規定する市長が定める日は、補助対象事業を行う年度(以下
「補助対象年度」という。)の8月末日までとする。ただし、市長が特に必要があると認
めるときは、この限りでない。
2
規則第3条第1項第1号に規定する書類は、補助事業計画書(第1号様式)とする。
3
規則第3条第1項第5号の市長が必要があると認める書類は、次のとおりとする。
(1)
補助対象者に係る登記事項証明書(個人事業者にあっては、代表者の住民票)
(2)
新設又は増設する補助対象設備の機能等が分かる資料(更新の場合は従来品と新た
に設置する設備の機能等が分かるカタログ等の資料)
(3)
設備等の整備に係る見積書(積算内容の確認ができるもの)
(4)
設備等の整備予定箇所の写真又は図面
4
規則第3条第1項第2号及び第4号の書類は、規則第3条第2項の規定により省略す
る。
(交付の条件)
第9条 規則第5条第1項第4号に規定する条件は次に掲げるとおりとする。
(1)
補助対象事業に係る収支を明らかにした帳簿及び関係書類を備え、これを補助対象
事業を行った年度の翌年度から5年間保存すること。
(2)
購入した補助対象設備について、地方税法第383条に規定する申告手続を直近の
申告期限までに行い、速やかに申告書の写しを市長に提出すること。
(3)
交付決定後から起算して5年以上、補助対象工場等に係る操業を市内において継続
すること。
(4)
補助事業が完了した後も、補助金により取得した設備等を善良なる管理者の注意を
もって管理するとともに、補助金の目的に従ってその効果的運用を図ること。
(5)
補助対象事業を行った年度の翌年度から毎年度5年間成果報告書(様式第2号)を
提出すること。
(申請の取下げ)
第10条 規則第7条第1項に規定する期日は、補助金の交付の決定された日から1月を
経過した日とする。
(実績報告)
第11条 規則第12条の期日は、補助対象事業が完了した日から起算して1月以内とす
る。ただし、市長が特別の理由があると認めるときは、この限りでない。
2
規則第12条第1号に規定する収支決算書は、補助事業実施明細書(第3号様式)と
する。
3
規則第12条第2号に規定する市長が必要と認める書類は、補助対象経費の支出を明
らかにする書類とする。
4
補助事業者は、規則第12条の実績報告を行うに当たって、補助金に係る消費税及び
地方消費税に係る仕入控除税額が明らかな場合は、当該消費税及び地方消費税に係る仕
入控除税額を減額して報告しなければならない。
(財産の処分の制限)
第12条 規則第19条ただし書に規定する市長が別に定める期間は、減価償却資産の耐
用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)に定める耐用年数とする。
(成果の公開)
第13条 市長は、必要があると認めるときは、補助対象事業の成果を公開することがで
きる。
(委任)
第14条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
この要綱は、平成27年4月1日から施行する。
第1号様式(第8条関係)
補助事業計画書
1
企業概要
商
号
代 表 者
創業年月
所
在
地
資
本
金
万円
業 種 区 分 □製造業
業
種
□宿泊業
年
従業員数
月
人
□飲食サービス業 (□にレ印を記入)
名
役職
担
当
者
T E L
氏名
2
導入を検討中の機器・設備
資産の
機器・設備名
合
注
種類※1
数量
取得価額※2
耐用年
機器・設備の発注先
(単位:円)
(税抜額) 数※3
(企業名及び住所)
計
※1 資産の種類は、本市の償却資産台帳に記入される1附属設備、2機械及び装置、6工具・
器具備品のうち、それぞれの数字を記載。
※2 取得価額は、補助対象設備の取得に要する経費の額(購入費、設計費、工事費を含む)。
※3 耐用年数は、資産に対応する耐用年数を記載。
3
導入を検討中の機器・設備の設置予定先及び設置予定日
事業所名
所 在 地
設置
予定日
4
事業計画(新たな商品の販売、生産量拡大、事業拡大、利益の増加等に資する計画を記入)
※必要に応じて補足資料を添付すること。
5
損益等計画
番号
項目
現状( 年 月期)
計画値( 年 月期)
(A)
(B)
(B)-(A)
①
売上高
千円
千円
千円
②
売上原価
千円
千円
千円
③
総利益(①-②)
千円
千円
千円
④
販売管理費
千円
千円
千円
⑤
営業利益(③-④)
千円
千円
千円
⑥
従業員数
人
人
人
6
資金計画
収
項
目
入(税抜額)
金額
(単位:円)
自己資金
支
項
出(税抜額)
目
金額 (単位:円)
機器・設備一式
本市補助金
①合
計
②合
計
注
※①合計と②合計は同額
7
確認事項(以下の事項を確認の上、□にレ印を記入してください。)
□ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条に規定する風俗営業を営むもの
でないこと。
□ 長崎市暴力団排除条例第2条に規定する暴力団員等と密接な関係を有するものでないこと。
□ 第13条に規定する耐用年数の期間中に補助対象設備を処分(貸付け、担保に供する場合を
含む。
)する際は、市長の承認を受けなければならないこと。
□ 交付決定後から起算して5年以上、補助対象工場等に係る操業を市内において継続すること。
□ 補助事業が完了した後も、補助対象設備を善良なる管理者の注意をもって管理するとともに、
補助金の目的に従ってその効果的運用を図らなければならないこと。
□ 要綱の規定に違反すると認められるときは、補助金交付の決定の全部又は一部を取り消し、
既に補助金が交付されているときは、補助金の全部又は一部の返還をすること。
8
添付資料
(1) 補助対象者に係る登記事項証明書(個人事業者の場合は代表者の住民票)
(2) 補助対象設備が、新設又は増設の場合は設置する設備の機能等が分かる資料、更新の場合
は従来品と新たに設置する設備の機能等が分かるカタログ等の資料
(3) 設備等の整備に係る見積書(積算内容の確認ができるもの)
(4) 設備等の整備予定箇所の写真又は図面
(5) 前年度の決算書(直近の1事業年分の貸借対照表、損益計算書等)
(6) 法人等にあっては市税、事業税、消費税及び地方消費税を、個人にあっては市税を滞納し
ていないことの証明書
(7)その他、市長が必要と認める書類
第2号様式(第9条関係)
成果報告書
1
事業計画の進捗状況(申請時の計画からの進捗状況等を記入)
2
損益等計画の進捗状況
①
項目
②
売上高
③
売上原価
④
総利益
(①-②)
⑤
販売管理費
営業利益
(③-④)
従業
員数
(
申請時
年 月期)
千円
千円
千円
千円
千円
人
(
計画値
年 月期)
千円
千円
千円
千円
千円
人
1事業経過時
( 年 月期)
千円
千円
千円
千円
千円
人
2事業経過時
( 年 月期)
千円
千円
千円
千円
千円
人
3事業経過時
( 年 月期)
千円
千円
千円
千円
千円
人
4事業経過時
( 年 月期)
千円
千円
千円
千円
千円
人
5事業経過時
( 年 月期)
千円
千円
千円
千円
千円
人
3
導入機器・設備の管理状況
機器・設備名
注
耐用年数
機器・設備の状態
(良好・不調・要修理など)
※1 要綱第11条に規定する耐用年数の期間中に補助対象設備を処分(貸付け、担保に
供する場合を含む。)する際は、市長の承認を受けなければならない。
※2 導入機器・設備を善良なる管理者の注意をもって管理するとともに、補助金の目的
に従ってその効果的運用を図らなければならない。
第3号様式(第11条関係)
補助事業実施明細書
1
導入機器・設備
資産の
機器・設備名
合
種類※1
数量
取得価格※2
耐用年
機器・設備の発注先
(単位:円)
(税抜額) 数※3
(企業名及び住所)
計
注
※1 資産の種類は、本市の償却資産台帳に記入される1附属設備、2機械及び装置、6工具・
器具備品のうち、それぞれの数字を記載。
※2 取得価格は、補助対象設備の取得に要する経費の額(購入費、設計費、工事費を含む)。
※3 耐用年数、資産に対応する耐用年数を記載。
2
導入機器・設備の設置先及び設置日
事業所名
所 在 地
設置日
3
資金計画
収
項
目
入(税抜額)
金額
自己資金
(単位:円)
支
項
出(税抜額)
目
機器・設備一式
本市補助金
①合
注
計
※①合計と②合計は同額
②合
計
金額 (単位:円)