市老人福祉計画・第6期介護保険事業計画(PDF文書)

資料 3
豊岡市老人福祉計画・第6
豊岡市老人福祉計画・第6期介護保険事業計画策定
期介護保険事業計画策定
~住み慣れた地域で安心して暮らせるまち
住み慣れた地域で安心して暮らせるまち~
地域で安心して暮らせるまち~
市では、このたび「豊岡市老人福祉計画・第6期介護保険事業計画」を策定した。
この計画の概要をお知らせする。
1 策定経緯
策定経緯
⑴ 平成 27 年度は、団塊の世代が 65 歳となる年であり、更に 10 年後の平成 37 年度には
団塊の世代が 75 歳の後期高齢者となる。
⑵ 身体機能の低下や認知症などにより、介護や支援を必要とする高齢者がますます増加
していくことが見込まれる。
⑶ 高齢者が住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、老人福祉計画および介護保険
事業計画を見直した。
※ 老人福祉法第 20 条の8および介護保険法第 117 条に基づき、老人福祉計画と介護保
険事業計画は一体のものとして作成する。
2 計画概要
計画概要
⑴ 基本の骨組み
ア 計画期間
平成 27~29 年度(3カ年間)
イ 基本理念
「みんなで支え合い
笑顔あふれる
まちづくり」
ウ 基本目標
(ア) 高齢者がいきいき暮らせるまちづくり
(イ) 高齢者が健やかに暮らせるまちづくり
(ウ) 高齢者が安心して暮らせるまちづくり
エ 重点施策
地域包括ケアシステムの推進
地域包括ケアシステムの推進
(ア) 元気なうちは就労・ボランティア活動や趣味などの生きがい活動を行うとともに、
介護予防も行い、健康寿命(人が健康で自立した生活を送ることができる年数)を延
ばす。
〔計画に就労(シルバー人材センター)、ボランティア・市民活動センター運営
事業、高齢者大学・高齢者教育等の項目を掲げ、支援を行う〕
(イ)
在宅医療、在宅介護を充実させ、また、地域で支え合うことで、少しでも長く
住み慣れた地域や自宅で生活することができるよう、①在宅医療・介護連携の推進
②認知症施策の推進 ③地域ケア会議※の推進 ④生活支援の充実・強化 を核と
し、各種事業・サービスを相互に関連付け一体的に実施する。
これらを基本とし、市と市民・関係機関・事業者等が目標を共有しながら、平成 37
年度を目途に各圏域に適合した「地域包括ケアシステム」の構築を目指す。
1
※地域ケア会議
日常生活圏域(市内6圏域)ごとに置き、医療関係者、介護保険サービス事業
所、地域の関係機関等の多職種で構成。個別事例検討を通して、ケアマネジメン
ト支援や、地域課題の把握等を行っている。
今後、さらに市全体の課題整理等を行う豊岡市地域ケア会議(仮)を設置する。
⑵ 主な内容
ア 新規事業等
新規事業等
(ア) 介護予防・日常生活支援総合事業の実施
介護予防・日常生活支援総合事業の実施
高齢者ができる限り住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、市町村が主体と
なって、介護予防や生活支援のための施策に総合的に取り組む、平成 27 年度から
実施する新しい事業。
①通所型サービス(地域の集いの場などで介護予防等を支援)
②訪問型サービス(自宅を訪問して家事援助等を行う)
③生活支援サービス(配食や定期的な安否確認)
④介護予防ケアマネジメント(ケアプランを作成)
⑤一般介護予防事業(体操教室など住民主体の介護予防活動の普及推進)
(イ) 医療と介護の連携推進の強化
市内医療機関等と連携を図り、地域の医療・介護資源の把握や切れ目のない在宅
医療と介護の提供体制の構築等に向け、課題の抽出、対応策の検討等を進めていく。
平成 27 年度から、豊岡市医師会の協力のもと、既存の「豊岡市地域在宅医療推
進協議会(市医師会主催)」の拡充、地域住民への普及啓発等の取組みを順次広げ
ていく。
(ウ) 認知症総合支援事業の取り組み強化
認知症総合支援事業の取り組み強化
既存の認知症施策の充実に加え、医療介護総合確保推進法で、平成 30 年度には
全市町村で実施することとなっている「認知症初期集中支援チームの設置」の検討
を進める。
イ 介護保険料
介護保険料変更
変更
基準額(月額)
第5期「4,830円」 → 第6期「5,634円」(804円増)
〈介護保険料増額の主な
介護保険料増額の主な要因
額の主な要因〉
要因〉
a 要介護認定者数
要介護認定者数の上昇
者数の上昇
第1号被保険者の認定者数 184 人増
第5期(3年間)平均 4,461 人→ 第6期(3年間)平均 4,645 人
b 第1号被保険者の保険料負担率の上昇
1ポイント増
第5期 21% → 第6期 22%
c サービス基盤の
サービス基盤の整備
(a) 小規模特別養護老人ホーム(1 施設 29 床の整備)
2
(b)
(c)
小規模多機能型居宅介護(2施設 計 58 人の整備)
特定施設入居者生活介護(49 人分の整備)
〈軽減のための
軽減のための対応
ための対応〉
対応〉
a 介護保険給付費準備基金の取崩し(5千万円)
b 低所得者の保険料軽減強化
(a) 平成 27 年 4 月~ 市民税非課税世帯のうち、特に所得の低い第1段階の
方を対象。
(b) 平成 29 年 4 月~ 市民税非課税世帯全体(第1~第3段階)を対象とし
た軽減強化を実施(予定)。
《参考》
策定経過
策定経過
時 期
平成 26 年
3~4月
内
容
老人福祉計画・第6期介護保険事業計画アンケート調査
7月
豊岡市老人福祉計画・第6期介護保険事業計画策定委員会開催(7回)
~27 年 1 月 ・委員 18 人
・構成:保健、福祉、医療の関係者、サービス提供事業者、学識経験者、
公募委員等
平成 26 年
介護予防・生活支援サービス検討部会開催(3回)
7~10 月 ・委員7人 オブザーバー 1人
・構成:策定委員と市担当者
8月
事業者の意向調査
10~11 月 介護基盤整備検討部会(3回)
・委員7人
・構成:策定委員と市担当者
平成 27 年2月
3月
パブリックコメント
豊岡市老人福祉計画・第6期介護保険事業計画策定
〔問合せ〕健康福祉部介護保険課
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℡0796-24-2401