もりおか老人大学特別講座運営業務委託仕様書(PDF 244.6KB)

もりおか老人大学特別講座運営業務委託仕様書
1.業務の目的
「もりおか老人大学特別講座」の企画及び運営を実施し,受講者の「生きがい」と「地域活動へ
参加する動機付け」の機会とする。
2.企画及び運営に関する基本的な考え方
次に掲げる項目に基づき実施すること。
(1) 「もりおか老人大学」の参加者の平均年齢が 75 歳を超える状況にあることから,若年層の高
齢者のニーズも把握しつつ,多くの方からの参加が期待できる内容とする。
(2)
個人の趣味を助長するものではないこと。
(3) 講座の参加者募集に際しては,可能な限り広範な周知ができる方法によること。
(4) 市の事業であることを常に念頭において,公平な運営を行なうこととし,特定の参加者等に
有利あるいは不利になる運営をしないこと。
(5) 参加者の意見を随時運営に反映させ,参加者の満足度を高めること。
(6) 企画書,委託料積算書に基づき適正に運営を行なうこと。
(7) 当該業務および法人・団体等に関する法令等の遵守が十分に確保されかつ個人情報が適正に
管理される体制が整っていること。
3.委託の期間
平成 27 年4月1日から平成 28 年3月4日までとする。
4.業務の内容
業務の内容は次の項目とする。
講座
内訳
(1コース)
回数
対
象
生きがい活動や地域
通常講座
3回
活動に興味のある 60
参加定数
H26
(予定)
参加者
50 人
~300 人
歳以上の方
第1回 181 人
第3回 156 人
第4回 166 人
内
容
企画・
運営
特別講座受講生(特別
特別講座
公開講座
(兼本校講座)
1回
講座以外の受講生及
600 人
び同大学生以外(一
~700 人
第2回 214 人
企画・
(全体数 557 人)
運営
般)も聴講可能。
)
校外学習
(バス利用)
計
生きがい活動や地域
1回
活動に興味のある 60
50 人
歳以上の方
5回
※ただし,会場が確保される場合,参加定数はこの限りでない。
~200 人
第5回 84 人
企画・
運営
(1)講座の企画
講座開催の時期及び回数は,次のとおりとする。
①6月~10 月の間に,5回開催すること。
②特別講座の1回当たりの開催時間は原則,午後 1 時半から3時半までの2時間程度とす
る。ただし,フィールドワーク等の場合はこの限りではない。
③講座の内容について,もりおか老人大学設置運営要綱別表第2に規定している2つの領
域から幅広く企画すること。
④5回のうち 1 回は公開講座(兼本校講座)とし,
「もりおか老人大学」の参加者のほか,
一般を含め広く聴講させるものとすること。
⑤5回のうち1回は,バスを利用した校外学習やフィールドワークを実施すること。
(2)講座の運営
ア 原則として講座開催に係る会場等は次のとおりとするが,これにより難い場合は,予算
の範囲内で受託者が適切な会場等を用意すること。その場合の使用料は受託者において負
担すること。また,曜日設定は土・日曜日,祝日を除くものとする。
※借用時間はいずれも午後 1 時~4時
①通常講座(3回分)
第1回特別講座 6月 24 日(水)
盛岡劇場 (盛岡市松尾町3番1号)
第2回特別講座 7月 17 日(金)
盛岡劇場 (盛岡市松尾町3番1号)
第4回特別講座 9月 4日(金)
盛岡劇場 (盛岡市松尾町3番1号)
②公開講座(兼本校講座)
第3回特別講座(兼本校講座)
8月 21 日(金)午後1時半~3時半
(借用時間:午前9時~午後5時)
盛岡市民文化ホール(盛岡駅西通二丁目9番1号)
③バス研修(マイクロバス利用,見学やフィールドワーク等に使用可。
)
第5回特別講座 10 月1日又は2日(木又は金)午前 9 時~午後 5 時
イ 受講者からは,受講料,材料費及び教材費等を徴収しないこと。
ただし,バス研修実施にあたり,見学料や昼食代,損害保険料など実費相当が必要な経
費については集約できるものとする。
ウ 講座が円滑に進行するよう,毎回,進行管理をすること。
エ 毎回,講座内容や運営の満足度などを確認するためのアンケートを実施する。
オ 参加者のニーズを見極め,各人の満足度を高めるよう的確にサポートする。
カ 他の講座等との合同開催は認めないものとする。
キ 市は内容に係る関係部署職員のサポートを可能な範囲で行うが,事業着手前に双方で調
整するものとする。ただし,受託者の人員不足によるサポートは行わないものとする。
ク 上記施設等を利用する場合には,委託料の算出時には次の経費を含めないこと。
①特別講座の会場使用料,設備使用料
②バス研修におけるバスの運行費用
③その他,市において負担することが適切な経費
(3)講座実施計画書
契約期間内に実施する講座の内容を記載した実施計画書を,市が指定する日までに提出す
ること。なお,講座実施計画書は開催日順に作成すること。
(4)会議への出席
受託者は,必要に応じ,もりおか老人大学に設置する教授会(年2回)とカリキュラム委
員会(年2回)において,講座の実施状況を報告すること。
5.成果品
(1) 本業務の委託に係る成果品として,次に掲げるものを電子ファイル収録したCD等で納品す
ること。
ア 講座状況の記録
… 1部
イ 講座参加者に配布した資料 … 1部
ウ 当該業務の実施成果及び今後の提言等をまとめた報告書 … 1部
※ なお,納品に当たっては,マイクロソフトワードもしくはエクセルで編集したものと
するが,指定ソフトにより難い場合は委託者に協議すること。
エ 決算報告書 … 1部
(2) 前項の成果品については次の期限までに納品すること。
ア 講座状況の記録
… 最終講座終了後,30 日以内
イ 講座参加者に配布した資料 … 最終講座終了後,30 日以内
ウ 当該業務の実施成果及び今後の提言等をまとめた報告書 … 平成 28 年2月 19 日(金)
までとする。
エ 決算報告書 … 平成 28 年2月 19 日(金)までとする。
(3) 納品場所は「盛岡市保健福祉部高齢者支援室」とする。
6.委託料及び経費等
(1) 委託料の総額381,000円(消費税及び地方消費税額を含む。
)を上限とする。
(2) 委託料については,必要に応じ,前金払いをすることができることとする。なお,前金払い
の金額等については,委託契約の中で取り決めるものとする。
(3) 対象経費は次のとおりとする。
ア 講座運営に直接必要な経費
イ その他,講座運営に必要な経費
ただし,器具備品の購入は対象経費としないものとする。必要な器具備品の機材等は、借
り上げ(レンタル)等で対応すること。
(4) 当該事業について、国・県・市町村又はその他の団体等から補助金等を受けないこと。
(5) 受託者の他の経費と区分して経理管理をすること。
7.契約書作成の要否
作成するものとする。
8.その他
(1) 受託者は,業務遂行に必要な資料等を盛岡市から借り受けることができるものとし,業務終
了後,速やかにこれを返却すること。なお,委託業務の履行過程で作成された記録等を含む成
果を,他の法人・他団体・個人へ提供しようとする場合は,その都度市と協議すること。
また,当該業務で知りえた受講生等の個人情報が記録された資料等は,別添「個人情報取扱
事務に係る特記事項仕様書」の第 7 に基づき,委託期間終了とともに市に返却すること。
(2) 募集に関する問い合わせや受講者に対して,適正で良好なサービスを提供すること。また,
各種トラブル,苦情等には迅速かつ適切に対応することとし,市に報告すること。
(3) 業務の遂行に当たっては,市と緊密な連絡調整を図るとともに,疑義が生じた場合は市と十
分協議の上,処理決定すること。
(4) この業務は平成 27 年度予算で委託する予定であることから,今年度は受託可能業者の選定
までを行うこととする。
また,本業務委託に係る予算等について議決を経るまでの間に契約を締結することが著しく
不適当と認められる事情が生じたとき,議会の議決を得られなかった場合及び否決された場合
は,契約を締結しない。また,その場合,盛岡市はそれに伴って生じる費用の一切を補償しな
いものとする。