立川市公共施設再編計画等策定事業支援委託業者選定プロポーザル審査基準 (目的) 第1条 この基準は、立川市公共施設再編計画等策定事業支援委託業者選定プロポーザル審査 実施要領(以下「実施要領」という。)に基づき、立川市公共施設再編計画等策定事業支援委 託(複数年)の事業者(以下「支援事業者」という。)を1者選定するため、必要な事項につ いて定めることを目的とする。 (審査項目) 第2条 立川市公共施設再編計画等策定事業支援委託業者選定プロポーザル審査委員会設置要 綱(平成27年4月1日市長決定)第2条第2号に掲げる業者選定に係る基準は、次の各号に 掲げるとおりとし、評価内容は別表第1に定めるとおりとする。 (1)地域別・分野別特性の分析手法及び再編ケースの分析手法、工程計画 (2)再編計画、再編個別計画のアウトプットのイメージ (3)ワークショップ及び市民説明会支援内容 (4)業務実績、実施体制等 (5)見積額 (評価点) 第3条 書類審査の評価点については、次の各号に掲げるとおりとし、合計を 200 点とする。 (1)地域別・分野別特性の分析手法及び再編ケースの分析手法、工程計画 70 点/200 点 (2)再編計画、再編個別計画のアウトプットのイメージ 30 点/200 点 (3)ワークショップ及び市民説明会支援内容 30 点/200 点 (4)業務実績、実施体制等 20 点/200 点 (5)見積額 50 点/200 点 2 ヒアリング審査は、前項第1号から第3号までに掲げる項目に別に評価点を設けるものと し、書類審査の評価点に加算する。 3 各項目の審査は、5段階又は3段階で評価する。 (評価審査表) 第4条 審査委員会における審査は、別表第2に定める選定審査表により行う。 (審査方法) 第5条 審査委員会は、実施要領「8.提案書の提出方法及び審査方法等 (3)選定方法」 に基づき実施するヒアリングの結果を踏まえ、企画提案書の提出者(以下「提出者」という。) を評価する。 2 提出者の評価点は、選定審査表により採点した各委員の評価点の平均をもって委員会の評 価点とし、これを提出者の評価点とする。 なお審査項目(4)、(5)については事務局にて審査を行い、結果について審査委員会に 評価点の報告を行う。 3 審査委員会は、評価点の結果に基づき、上位2者又は3者について審議し、支援事業者を 1者選定する。 (委任) 第6条 この基準で定めるもののほか、審査について必要な事項は、委員長が別に定める。 附 則 この基準は、平成 27 年4月3日から施行する。 1 別表第1(第2条関係) 評価内容 (1)地域別・分野別特性の分析手法及び再編ケースの分析手法、工程計画 評価レベル 評価項目 評価事項 当市の公共施設あり方方針 ①業務への理解度 等を理解し、提案として示さ や支援の妥当性 れている支援は妥当である (10 点) か。 ②地域別・分野別特 提案は理論的で手法として 性の把握・分析の 的確なものとなっているか、 提案の的確性・具 さらに、分析手法は具体的で 体性・理論性 実現可能性の高いものとな (20 点) っているか。 再編ケースを分析する手法 ③再編ケースの分 は ② で 分 析 し た 情 報 を 的 析・選定手法の的 確・理論的に分析している 確性・具体性・理 か。さらに、再編ケースのイ 論性、現実性、表 メージが具体的で現実性が 現方法(20 点) あり、且つ説明のわかりやす いものか。 ④ 再 編 計 画 と 再 編 再編計画と再編個別計画 の 個別計画、の提案 提案内容は理論的で実現可 の 発 展 性 ・ 現 実 能であり、今後の再編につな 性・理論性、各計 がる発展性があるか。さら 画 の 整 合 性 ( 10 に、計画間の整合性が取れる 点) 工程、手法となっているか。 ⑤ 工 程 計 画 の 妥 当 提案内容は的確で、妥当な内 性(10 点) 容であるか。 A B 業 務の 趣 旨 を よく 理 解 し、提示されている内容 具体的で妥当である。 提案内容は理論的、的確 なものであり、具体的で 実 現可 能 性 が 高い も の となっている。 分 析手 法 が 理 論的 で 的 確である。また、再編ケ ースのイメージが、具体 的・現実的でわかりやす いものである。 提 案内 容 が 理 論的 で 今 後 の具 体 的 な 再編 に つ な がる 現 実 的 なも の で ある。また、各計画間が 理 論的 に 整 合 性の 取 れ るものである。 現 実的 に 妥 当 な工 程 計 画である。 C D 事業者の支援内容の提 示がある。 - 検討整理方法等の記載 がある。 - 分析手法及び再編ケー スのイメージについて の記載がある。 E 備考 業務への理解度が劣 提案内容(1) る。 - 理論性・実現性に問題 提案内容(1) がある。 - 分析手法が理論性に 問題があり、再編ケー 提案内容(1) スもイメージが分か りにくい。 各計画間の整合性につ いて提示がある。 各計画の理論性、発展 性に問題があり、整合 提案内容(1) 性も取れない。 工程計画の妥当性の記 述がある。 工程計画の妥当性に 別記様式(3) 問題がある。 2 (2)再編計画、再編個別計画のアウトプットのイメージ 評価レベル 評価項目 評価事項 ①計画構成案の理 論性、わかりやす さ (20 点) 計画書の構成案が、分析等や 検討内容を踏まえたもので、 誰もが理解のしやすい内容 となっているか。 計画書の概要版の案に、誰も ②計画概要版の表 が理解しやすい表現方法の 現方法の工夫・独 工夫があるか、その方法は独 創性 創的で具体性がある提案で (10 点) あるか。 A 計 画書 の 構 成 案が 具 体 的に提示されており、誰 も が理 解 し や すい 内 容 となっている。 B C - 計画書の構成案が提示 されている。 計 画書 の 概 要 版の 表 現 方 法が 具 体 的 に提 示 さ れており、理解しやすい 内容となっている。 D - E 備考 計 画 書 の 構 成 案 が 提 提案内容(3) 示されていない、又は 及び提案内容 構成案に問題がある。 (4) 計画書の概要版の表 提案内容(3) 現方法が提示されて 及び提案内容 いない、又は表現方法 (4) に問題がある。 計画書の概要版の表現 方法が提示されてい る。 (3)ワークショップ及び市民説明会の支援内容 評価レベル 評価項目 ①市民参加ワーク ショップの手法 の現実性、発展 性、意見の均衡を 保つ工夫 (20 点) 評価事項 ワークショップの支援及び 開催にあたり、提案内容が現 実的で、意見の偏りのない工 夫がされているか。さらに、 出された意見を計画に取り 入れる発展性のある手法か。 市民説明会での説明方法が ②市民説明会の説 理論的で、参加者が理解のし 明手法の理論性、 やすい手法か。さらに、参加 発展性、わかりや 者が、今後の再編に興味を持 すさ(10 点) てる発展性があるか。 A 提 案さ れ た 手 法が 妥 当 で、具体的に提示されて おり、今後の発展が期待 できる。 参 加者 に 理 解 しや す い 工夫がされた手法が、具 体的に提示されており、 今 後の 発 展 が 期待 で き る。 B C - ワークショップの手法 の記載がある。 説明会の手法の記載が ある。 D - E 備考 提案内容(2) ワークショップの手 及び提案内容 法に問題がある。 (4) 提案内容(2) 説明会の手法に問題 及び提案内容 がある。 (4) 3 (4)業務実績及び実施体制等 評価レベル 評価項目 評価事項 A ①類似業務の実績 や成果及び特色 (10 点) 類似業務の実績やノウハウ 評価に値する実績等が3 はあるか、さらに、その事業 件以上記載されている。 の成果や効果は出ているか。 ②業務を実施する 執行体制、担当者 経験、実績 (10 点) 業務実施の執行体制は妥当 であるか。また、担当者に評 価に値する実績、資格がある か。 B 備考 C 評価に値する実績が1~2 評価に値する記載なし。 別記様式1 件記載されている。 計画策定事業 等に精通 し 業務に当たり問題は見受け 業務運営に問題がある。 た体制であり、担当者に特 様式3及び別 られない。また、担当者に 担当者に実績、資格がな に評価に値する実績、資格 記様式2 実績、資格がある。 い。 がある。 (5)見積額 価格点=50 点×(1-提案価格(千円)/予算額(千円))(小数点以下は切り捨て) 例:10,000 千円の場合 50×(1-10,000/13,403)=12 点 ※(4)、(5)は、事務局で審査を行う。 評価方法 4 別表第2(第4条関係) 選定審査表 提案者 番号 委員名 評価レベル 評価項目 評価点 評価点 自由記載欄(評価の参考にした事 業者の特徴など) (1) 地域別・分野別特性の分析手法及び再編ケースの分析手法、工程計画 A ①業務への理解度や支援 の妥当性 ②地域別・分野別特性の把 握・ 分 析の 手法 の 的確 性・具体性・理論性 ③再編ケースの分析・選定 手法の的確性・具体性・ 理論性、現実性、表現方 法 ④再編計画と再編個別計 画、公共施設等総合管理 計画の提案の発展性・現 実性・理論性、各計画の 整合性 ⑤工程計画の妥当性 小 B 10 C D E 5 1 20 15 10 5 1 20 15 10 5 1 10 5 1 10 5 1 70 点満点 計 (2) 再編計画、再編個別計画のアウトプットのイメージ ①計画構成案の理論性、わ かりやすさ ②計画概要版の表現方法 の工夫・独創性 小 A B C D E 20 15 10 5 1 10 5 1 30 点満点 計 (3) ワークショップ及び市民説明会の支援内容 ①市民参加ワークショッ プの手法の現実性、発展 性、意見の均衡を保つ工 夫 ②市民説明会の説明手法 の理論性、発展性、わか りやすさ 小 A B C D E 20 15 10 5 1 10 5 1 30 点満点 計 (4)業務実績及び実施体制 ①類似業務の実績や成果 A B C 10 5 1 5 及び特色 ②業務を実施する執行体 制 小 計 10 5 1 20 点満点 (5)見積額 評価結果 合 計 50 点満点 200 点満点 6
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