店舗の平面図及び付近の見取り図(記載例)

店舗の平面図:記載例
6.0m
4.1m
下段:麻薬金庫
給排水設備
給排水設備
上段:毒薬保管庫
分包機
更衣
ロッカー
事
務
3.0m
所
調
剤 台
調 剤 台
1.0m
トイレ
医薬品ケース・調 剤 台
4.5m
1.9m
冷暗所
出入口
1.5m
ガラス面
パソ
机
机
侵入防止扉
8.8m
上:陳列ケース<施錠>
特定販売の通信手段
要指導医薬品、第 1 類医薬品
下:毒物劇物保管庫<施錠>
レジ
情 報 提 供 場 所
待合所
指定第二類・二類医薬品棚
三類・部外品・化粧品陳列棚
冷所
出
入 口
やくむきらり薬局
公
道
店舗面積の算出式 店 舗:8.8×6.0−(3.0×1.9+1.5×1.0)=45.6m2
調剤室:4.5×4.1=18.45m2
(小数点第 3 位以下を切り捨て、小数点第 2 位まで算出すること。
)
フロア全体の配置図:記載例
食
衣
料 品 売 場
料 品 売 場
専
専
専
門 店
門 店
門 店
○
○ 薬 局
出 入 口
付近の見取り図:記載例
※駅やバス停等の公共交通機関、目標となる建物(公共施設等)及び医療機関等を記載
すること。
○○○線
○○○駅
○○薬局
○○銀行
○○歯科
申請場所
○○ビル
☆☆薬局
1 階:○○診療所
認められない薬局の構造の例
※薬局が通り抜け構造になっている。
事務所
出入口
他店舗
※調剤室が通り抜け構造になっている。
調剤室
出入口
出入口
他店舗
出入口
薬局
出入口
待合場所
カウンター
出入口
<記載上の留意事項(店舗平面図)>
① 定規等を用いて縮尺で正確に作成すること。
② 店舗面積及び調剤室面積が算出できるように、内のりで寸法を記載すること。
③ 階段の下、柱がある場合はその部分の寸法を記載し、面積から減じること。天井の高
さは、床面からおおむね 2.1m以上であること。
④ 平面図の余白欄に、店舗面積の算出式を記載すること。
⑤ 調剤された薬剤又は医薬品を購入し、又は譲り受けようとする者が容易に出入りでき
る構造であること。
・ 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告をする場合は、通常、す
べての人を販売・授与の対象にしていると考えられるため、誰もがその薬局に出入り
できる構造であること。
・ 容易に出入りできる構造であるとは、薬局への出入りのための手続きに十数分もかか
るものでないこと。
⑥ 看板などを設置し、薬局であることがその外観から明らかであること。
⑦ 薬局である旨がその外観から判別できない薬局や、通常、人が立ち寄らないような場
所などにあえて開設した薬局など、実店舗での対面による販売を明らかに想定してい
ないような薬局は認められない。
⑧ 店舗の有効床面積は、おおむね 19.8m2 以上であること。調剤室の有効床面積は 6.6m2
以上(奥行き及び幅はおおむね 1.3m以上)であること。また、店舗内の調剤室及び医
薬品等の売場は同一性及び連続性があること。なお、調剤室又は医薬品等の売場を他
の階に設ける場合は、いずれか 1 つの有効床面積は 13.2m2 以上であること。調剤室を
2 以上設ける場合(2 以上の階に分けて設ける場合を含む)は、いずれか 1 つの有効床
面積は 6.6m2 以上であること。
⑨ 店舗内に更衣室、トイレ、事務室、倉庫等の付属設備を有している場合は、これらの
面積は店舗面積として算出しないこと。
⑩ 店舗及び調剤室の出入口、住居等との区画が判るように記載すること。
⑪ 店舗は、他の場所(当該店舗の倉庫、事務所等の付属設備及び住居を除く)へ行くた
めの通路となる構造でないこと。
⑫ 調剤室は、他の場所へ行くための通路となる構造でないこと。また、調剤室に医薬品
の購入者等が進入することができないよう必要な措置が採られていること。
・ ここでいう必要な措置は、社会通念上、カウンター等の通常動かすことのできない構
造設備により遮断することで従事者以外の者が進入することができないような措置
であること。
⑬ 調剤室の透視面(ガラス面等で、調剤依頼者が調剤室を見渡すことができるもの)を、
横幅が判るように太線で記載すること。
また、透視面となるガラス面は、次に掲げるものであること。
・ 高さは、待合場所の床面からおおむね 1mから 1.8mまで(人間の腰の高さから頭の
高さ程度)とすること。
・ 横幅は、調剤室と待合場所が接する面のおおむね半分以上とすること。
・ 構造上、ガラス面を設置しても調剤室の大部分が見渡せないような場合は、ガラス面
を設置した上で、調剤室にテレビカメラ等を設置し、待合場所にモニター等を設置す
る等、調剤室内を見渡すことができるような工夫をすること。
⑭ 調剤室内に、冷暗所の場所を記載すること。
⑮ 調剤室内に、毒薬保管庫(容易に移動できないよう固定されており、ガラス等壊れや
すい材質でないカギのかかる貯蔵設備)の場所を記載すること。
⑯ 麻薬小売業を併せて行う場合は、調剤室内に、麻薬保管庫(固定、堅固、施錠)の場
所を記載すること。
⑰ 調剤室内に、調剤台(調剤を行うために支障のない高さ及び広さ)及び給排水設備(上
水道)の場所を記載すること。
⑱ 要指導医薬品又は 一般用医薬品を販売授与する薬局にあたっては、要指導医薬品又は
一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所を記載すること。
⑲ 要指導医薬品又は一般用医薬品を販売し、又は授与しない営業時間がある場合には、
一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所を閉鎖することができる構造のもので
あること。
・ 閉鎖の方法については、社会通念上、シャッター、パーティション、チェーン等の構
造設備により物理的に遮断され、進入することが困難なものであることとし、可動式
の構造設備の場合には、従事者以外の者が動かすことができないような措置を採るこ
と。また、閉鎖する際は、当該区画で医薬品の販売又は授与を行えないことが明確に
判別できるようにすること。
⑳ 要指導医薬品又は第一類医薬品の陳列設備(陳列棚その他の設備)を記載すること。
21
○
要指導医薬品又は第一類医薬品陳列区画に他医薬品の購入者等が進入することができ
ないよう必要な措置が採られていること。ただし、カギをかけた陳列設備又は他医薬
品の購入者等が直接手の触れられない陳列設備に陳列する場合は、この限りでない。
・ ここでいう必要な措置は、社会通念上、カウンター等の通常動かすことのできない構
造設備により遮断することで従事者以外の者が進入することができないような措置で
あること。
・ 要指導医薬品又は第一類医薬品を取り扱わない場合は不要。
22
○
要指導医薬品又は第一類医薬品を販売し、又は授与しない営業時間がある場合には、
要指導医薬品又は第一類医薬品陳列区画(要指導医薬品又は第一類医薬品の陳列設備
から 1.2m以内の範囲)を閉鎖することができる構造のものであること。ただし、かぎ
をかけた陳列設備に要指導医薬品又は第一類医薬品を陳列している場合は、この限り
でない。
・ 閉鎖の方法については、⑲を参照すること。
23
○
指定第二類医薬品の陳列設備を記載すること。
・ 指定第二類医薬品を取り扱わない場合は不要。
24
○
情報提供するための設備を記入すること。ただし、複数の設備を有する場合は、いず
れかの設備が次の条件に適合すること。
・ 調剤室に近接する場所にあること。
・ 要指導医薬品又は第一類医薬品を陳列する場合には、要指導医薬品又は第一類医薬品
陳列区画の内部又は近接する場所にあること。
・ 指定第二類医薬品を陳列する場合には、指定第二類医薬品を陳列する陳列設備から 7
m以内の範囲にあること。ただし、かぎをかけた陳列設備に陳列する場合又は指定第
二類医薬品を陳列する陳列設備から 1.2m以内の範囲に一般用医薬品の購入者等が進
入することができないよう必要な措置が採られている場合は、この限りでない。
・ 2 以上の階に要指導医薬品又は一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所がある場
合には、各階の要指導医薬品又は一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所の内
部にあること。
25
○
特定販売を行う場合には、特定販売を行う際に使用する通信手段の設置場所を記載す
ること。
26
○
実店舗の閉店時に特定販売を行う薬局又は店舗にあっては、都道府県知事等による適
切な監督を行うために必要な設備(※)を備えていること。
※デジタルカメラ、電子メール及び電話
27
○
スーパーマーケット内等にある店舗であって、他の売場と壁面により区画できない場
合には、店舗の床材を他の売場と異なるものにする、又は他の売場との境界に床面と
異なる色若しくは材質の線(容易にハガレたり消えたりしないものに限る)を引くこ
と。