松原市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(素案) のパブリックコメント実施結果について 1.意見募集期間 平成27年1月6日(火)から平成27年2月5日(木)まで 2.素案の公表方法 高齢介護課、情報コーナー、市内各老人福祉センター、ホームページ 3.意見提出方法 郵送、ファクシミリ、電子メールまたは直接持参 4.意見提出状況 提出者数 53名 意見総数 87件 5.意見の内訳と対応 意見の趣旨等が既に素案にもりこまれているため、素案どおりとしたもの 70件 意見の反映はせずに、素案どおりとしたもの 5件 他の制度や政策等に関係するなど、素案と直接関連がないため掲載しないもの 12件 6.実施結果 計画(素案)についての変更点はございません。 提出された意見の概要と、それに対する市の考え方は以下のとおりです。 ・意見の趣旨等が、既にもりこまれているため、素案どおりにしたもの 項目 第1部 第1章 第1部 第2部 意 見 市では健康な高齢者によるボランティア事業を行っているとあるが、活動 員の対象者を65歳以上・要支援1・2の人とし、事前研修が3回で各2時 間、研修内容も、要支援者への支援が十分できるものとは考えられない。 時間・専門家による研修の充実が必要。第5期と同じ介護予防・通所の質 及び利用料を堅持し、利用者へのサービスを向上させる事業内容にしてい ただきたい。 市の考え方 件数 2件 外1件 平成26年度より、活動員である高齢者が社会参 加を通じて、自身の介護予防や生きがいづくり を目的とした「介護予防支援きらり活動事業」 を実施しています。受入機関である高齢者施設 や、保育施設など様々な場において、娯楽や話 し相手をし、ボランティア活動していくもので す。今後も、介護予防の促進のため、活動の場 を広げてまいります。 新しい地域支援事業により、今までの要支援1・2のサービスが変わると いうことですが、もう少し具体的にどうなるか示していただきたい。実際 に今サービスを受けている人が、最も不安に思っているのがこの点ではな いでしょうか。それから新しいサービスになれば、介護保険事業から外さ れ、ボランティア等が主体となり、専門性に欠ける部分も出てくるのでは ないでしょうか。 高齢者の多種多様なニーズに対応するために、 地域の関係団体が連携し、多くの担い手づくり を強化して、誰もが安心して暮らせるような基 盤づくりを図ってまいります。 19件 一定以上の所得のある利用者の給付の自己負担 を引き上げるなどの負担増と、低所得者に対す る保険料軽減を拡充する負担減により、被保険 者全体の介護保険料基準額の急激な上昇を抑え てまいります。なお、負担割合の引き上げの問 題については、国に要望してまいります。 8件 今後必要となる業務等を検討し、想定される機 能を強化することで、地域包括ケアシステムの 構築を図ってまいります。 7件 高齢者を受け身の対象者ととらえず、培ってき た能力を最大限に活かし、生きがいを持って取 り組める環境づくりを推進していく事を、第6 期計画の基本目標としています。 2件 ご意見いただいた通り、第6期事業計画を進め てまいります。 2件 外18件 第1部 第2章 費用負担の公平性。一定の所得がある利用者の自己負担の引き上げについ て平成27年8月より単身で年金収入が280万以上の方の利用料が2割に引き 上げとなるが、280万の年金では介護認定を受けても利用を減らさなければ ならないような水準であり、国に向けて従来通り1割負担を堅持するよう 働きかけて頂きたい。 外7件 第1部 第4章 松原市の地域包括ケアシステムでは、4つの日常生活圏域が設定されてい るが、国は中学校区に1ヶ所の設置を指導している。今後高齢化が一層進 む現状を考えても4ヶ所では少ない。高齢者が歩いて行ける距離に各セン ターを設置してほしい。 外6件 第1部 第4章 基本理念・基本目標では、高齢者を「対策」や「支援」の受け身の対象者 として位置付けるのではなく、高齢者を「健康で文化的な生活を営む権利 を有する」主体・主人公として位置づけ、権利保障の観点をもっと貫くよ うにしてほしいと思います。 外1件 第2部 第1章 (高齢者)対策に対して、内容のある各事業計画 高齢者が安心して楽し く暮らせる様な内容が多くある事 非常に良いと思います。今後より一層 市民(高齢者)に対して各事業計画が浸透出来る様に活動して欲しいと思 います。 外1件 第2部 第1章 事業内容全て必要だと思います。特に緊急通報装置設置事業を希望致しま す。その際必要性を誰が査定するのか?査定についても不正がない様望み ます。 松原市緊急通報装置レンタル事業実施要綱に基 づき、設置しております。 1件 第2部 第2章 「生きがいづくり」について、きらり活動事業、老人クラブ、福祉農園、 元気者の集い、ゲートボール、シルバー人材センター等々のメニューがあ げられていますが、高齢者の生きがいというものを「健康で文化的な生活 を営む権利を保障する」という観点から、もっと幅広く位置付けてほしい と思います。そのためにも、松原市を文化豊かな魅力ある市にしてほしい ものだと常々感じています。 幅広く位置付けるという意味で、多様化する高 齢者のニーズに合わせた活動や活動拠点等、生 きがいづくりと社会参加の機会を継続的に提供 できるよう、環境整備に努めてまいります。 1件 第2部 第4章 施設整備がすすんでいないために、介護に関する様々な問題が深刻になっ ています。課税世帯でも、費用負担が多額にかかるため入所できない人も 少なくありません。年金の範囲での利用負担が出来ることと施設整備を進 めるために、国に対して制度改善を強く求めて下さい。入所施設待機者を 解消し、行き場のない高齢者をなくす為に、特別養護老人ホームを増設し て下さい。 平成26年4月には、認知症対応型共同生活介護 (グループホーム)が1箇所、平成27年3月に は、地域密着型特別養護老人ホームが1箇所開 所しました。第6期では認知症対応型共同生活 介護(グループホーム)を整備する予定です。 今後も、必要なサービスを充分検討して次期計 画につなげてまいります。 1件 介護保険料の算定は、国の介護保険制度改正を 踏まえて、給付量の見込、所得段階人口の分布 状況などを考慮しながら検討し、持続可能な制 度となるよう設定しております。 22件 介護保険法・松原市介護保険料減免要綱に基づ き、実施しております。なお、第6期より公費 による低所得者軽減措置が講じられ、平成27年 度及び28年度は、第1段階が基準額の0.45とな る見込みです。 4件 介護サービス従事者に対する各種研修の実施等 により、介護サービスの向上につなげてまいり ます。 1件 第3部 第2章 保険料の引き上げを止めて下さい。6期の金額(案)も記されていない。 これでは、十分な説明になっていない。物価は上がり、年金は下がる一方 で、とても生活できない。 外21件 第3部 第2章 介護保険料は低所得者には、大きな負担になります。軽減措置を作って下 さい。 外3件 第3部 第2章 ホームヘルパーの質の向上策は是非進行して下さい。要介護者の認定の的 確性を望む。本当に必要な人にのみ適用されたい。 小計(1) 70件 ・意見の反映はせずに、素案どおりにしたもの 項目 意 見 市の考え方 件数 第1部 第1章 サービス事業所に対する事業費の支給は、現行の予防給付以上の単価を保 障し、サービスにみあったものにしてください。 介護保険法に基づき、実施してまいります。 1件 第1部 第4章 第6期計画の策定にあたり、また内容を市民に理解、説明会を開いていた だきたい。 市のホームページ、広報等の情報発信や、市民 相談で周知してまいります。 1件 第2部 第1章 高齢者に優しい住環境づくりの推進について、独居高齢者が増えるなか、 自宅では生活できない高齢者が年々増えている、一定の資産を持っている 人はサービス付有料老人ホームの入居は可能だが、低所得者が入居できる 養護老人ホーム、軽費老人ホームを整備していただきたい。 周辺の自治体との連携・協力を強化し、基盤整 備を図ってまいります。 1件 第2部 第3章 第5期と同じ介護予防・通所の質及び利用料を堅持し、利用者のサービス を向上させる内容にしていただきたい。 多様なサービスを充実するという基本的な考え 方により、よりよい介護保険制度の充実につな げてまいります。 1件 第3部 第2章 これ以上の介護保険料の引き上げは、高齢者の生活を圧迫して大変になり ます。松原市として一般財源から繰り入れをして軽減対策をとってくださ い。 介護保険制度は、公費が50%、保険料が50%で 制度設定された社会保険制度です。一般会計か らの基準外繰入については、対応不可の旨国よ り通知が来ております。 1件 小計(2) 5件 その他 介護保険以外のご意見 関係課にご意見を伝えさせていただきます。 12件 合計 (関係課以外除) 75件
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