投資信託説明書 (請求目論見書) 使用開始日:2015年3月24日 SMAM 日経225上場投信 追加型投信/国内/株式/ETF/インデックス型 本書は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第13条の規定に基づく目論見書です。 1.SMAM 日経225上場投信(以下、「当ファンド」といいます。)の募集につい ては、委託会社は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第5条の規定により有 価証券届出書を平成27年 3月 6日に関東財務局長に提出しており、平成27年 3月22 日にその届出の効力が生じております。また、同法第7条の規定により平成27年 3月 24日に有価証券届出書の訂正届出書を関東財務局長に提出しております。 2.本書は、金融商品取引法第13条第2項第2号に定める内容を記載した目論見書です。 3.当ファンドの基準価額は、ファンドに組み入れられる有価証券の値動き等による影 響を受けますが、これらの運用による損益はすべて投資家の皆さまに帰属いたしま す。したがって、当ファンドは預貯金とは異なり、投資元本が保証されているもの ではなく、一定の投資成果を保証するものでもありません。 4.当ファンドは、主にわが国の株式を投資対象としています。当ファンドの基準価額 は、組み入れた株式の値動き、当該発行者の経営・財務状況の変化等の影響により 上下します。基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがありま す。 5.投資信託は、預金保険、貯金保険または保険契約者保護機構の保護の対象ではありま せん。また、登録金融機関は、投資者保護基金には加入しておりません。 6.税制に関する本書の記載内容は、税法の改正等により将来変更されることがあります。 届出の対象とした募集 募集内国投資信託受益証券に係る ファンドの名称 SMAM 日経225上場投信 募集内国投資信託受益証券の金額 当初申込期間:1,000億円を上限とします。 継続申込期間:5兆円を上限とします。 有価証券届出書の写しを縦覧 に供する場所 名 称:株式会社東京証券取引所 所在地:東京都中央区日本橋兜町2番1号 有価証券届出書提出日 平成27年 3月 6日 有価証券届出書の訂正届出書提出日 平成27年 3月24日 発行者名 三井住友アセットマネジメント株式会社 代表者の役職氏名 代表取締役社長 本店の所在の場所 東京都港区愛宕二丁目5番1号 目 横山 邦男 次 第一部【証券情報】 ··········································· 1 第二部【ファンド情報】 ······································· 4 第1【ファンドの状況】 ····································· 4 第2【管理及び運営】 ······································ 20 第3【ファンドの経理状況】 ································ 28 第4【内国投資信託受益証券事務の概要】 ···················· 29 第三部【委託会社等の情報】 ·································· 30 信託約款 第一部【証券情報】 (1) 【ファンドの名称】 SMAM 日経225上場投信 以下「当ファンド」といいます。 (2) 【内国投資信託受益証券の形態等】 追加型証券投資信託の受益権です。 *ファンドの受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいます。 )の規定の適用 を受け、受益権の帰属は、後述の「 (11)振替機関に関する事項」に記載の振替機関および当該振替機 関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下 「振替機関等」といいます。 )の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振 替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。 ) 。委託会社で ある三井住友アセットマネジメント株式会社は、やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振替受益 権を表示する受益証券を発行しません。 当初元本は、1口当たり19,755円です。委託会社の依頼により、信用格付業者から提供され、もしくは閲 覧に供された信用格付、または信用格付業者から提供され、もしくは閲覧に供される予定の信用格付はあ りません。 (3) 【発行(売出)価額の総額】 当初申込期間:1,000億円を上限とします。 継続申込期間:5兆円を上限とします。 (4) 【発行(売出)価格】 当初申込期間:1口当たり19,755円です。 継続申込期間:取得申込受付日の基準価額となります。 ※1 営業日の午後3時までに取得申込みが行われ、販売会社所定の事務手続きが完了した場合には、そ の申込みの翌営業日を取得申込受付日として取得申込みを受け付けます。 ※2 「基準価額」とは、信託財産の純資産総額を計算日における受益権口数で除した価額をいいます。 なお、当ファンドでは1口当たりの価額で表示されます。基準価額は、組入有価証券の値動き等に より日々変動します。 基準価額は、販売会社または委託会社にお問い合わせください。 委託会社に対する照会は下記においてできます。 照会先の名称 三井住友アセットマネジメント株式会社 電話番号※ インターネット・ ホームページ・アドレス 0120-88-2976 http://www.smam-jp.com ※お問い合わせは、原則として営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。 (5) 【申込手数料】 販売会社がそれぞれ別に定める申込手数料率および当該申込手数料にかかる消費税および地方消費税(以 下「消費税等」といいます。 )に相当する金額を取得申込者から徴収することができるものとします。 ※申込手数料に関する詳細は、お申込みの販売会社にお問い合わせください。販売会社の詳細につきまし ては「 (4)発行(売出)価格」に記載の委託会社にお問い合わせください。 -1- (6) 【申込単位】 1ユニット以上1ユニット単位 ※「ユニット」とは、対象指数を構成する各銘柄の株式の数の構成比率に相当する比率により構成され、 委託会社が対象指数に連動すると想定する、各銘柄の株式からなるポートフォリオをいいます。委託会 社は、取得申込日の2営業日前までに、取得申込受付日に適用されるユニットの銘柄および株数を決定 し、販売会社に提示します。 取得申込みにかかる口数は、委託会社が定めるものとし、1口の整数倍とします。 (7) 【申込期間】 当初申込期間:平成27年 3月23日 継続申込期間:平成27年 3月24日から平成28年 7月 7日まで ※継続申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することにより更新されます。 (8) 【申込取扱場所】 販売会社において申込みを取り扱います。 販売会社の詳細につきましては、前記「 (4)発行(売出)価格」に記載の委託会社にお問い合わせください。 (9) 【払込期日】 取得申込者は販売会社の指定する日までに、原則としてその保有する株式等を販売会社に引き渡すものと します。 振替受益権にかかる各取得申込受付日の発行価額の総額に相当する株式等は、販売会社によって、追加信 託が行われる日(当初申込期間にかかる発行価額の総額に相当する株式等については設定日)に、受託会 社の指定するファンド口座に移管されます。株式等に金銭が含まれる場合は、当該金銭については、販売 会社によって、追加信託が行われる日(当初申込期間にかかる金銭については設定日)に委託会社の指定 する口座を経由して、受託会社の指定するファンド口座に払い込まれます。 (10) 【払込取扱場所】 販売会社において払込みを取り扱います。 (販売会社は前記「 (4)発行(売出)価格」に記載の委託会社 にお問い合わせください。 ) (11) 【振替機関に関する事項】 当ファンドの振替機関は下記の通りです。 株式会社証券保管振替機構 (12) 【その他】 イ 申込証拠金 ありません。 ロ わが国以外の地域における募集 ありません。 ハ お申込不可日 上記にかかわらず、取得申込受付日が以下に定める日に当たる場合には、当ファンドの取得申込みはで きません(また、該当日には、交換請求のお申込みもできません。 ) 。 1.対象指数の構成銘柄の配当落日および権利落日の各々の前営業日から起算して3営業日間 2.対象指数の構成銘柄の変更および増減資等に伴う除数およびみなし額面変更実施日の各々3営業日 前から起算して4営業日間 -2- 3.計算期間終了日の4営業日前から起算して4営業日間(ただし、計算期間終了日が休日(営業日で ない日をいいます。 )の場合は、当該計算期間終了日の5営業日前から起算して5営業日以内) 4.この信託が終了することとなる場合において、信託終了日の直前5営業日間 5.上記1.~4.のほか、委託会社が運用の基本方針に沿った運用に支障をきたすおそれのあるやむ を得ない事情が生じたものと認めたとき ただし、委託会社は、上記に定める日における受益権の取得申込みであっても、信託財産の状況、資金 動向、市況動向等を鑑み、信託財産に及ぼす影響が軽微である等と判断される期日および期間における 受益権の取得申込みについては、当該取得申込みおよび交換請求の受付けを行うことができます。 ニ クーリング・オフ制度(金融商品取引法第37条の6)の適用 ありません。 ホ 振替受益権について ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、ファンドの振替機関の振替業にかかる業務規程等の 規則に従って取り扱われるものとし、ファンドの分配金の支払い、交換の請求は、社振法および当該振 替機関の業務規程その他の規則に従って支払われます。 (参考:投資信託振替制度) ・ファンドの受益権の発生、消滅、移転をコンピュータシステムにて管理するもので、ファンドの設定、 交換、償還等がコンピュータシステム上の帳簿( 「振替口座簿」といいます。 )への記載・記録によっ て行われます。 ・受益証券は発行されませんので、盗難や紛失のリスクが削減されます(原則として受益証券を保有す ることはできません。 ) 。 ・ファンドの設定、交換等における決済リスクが削減されます。 ・振替口座簿に記録されますので、受益権の所在が明確になります。 -3- 第二部【ファンド情報】 第1【ファンドの状況】 1【ファンドの性格】 (1) 【ファンドの目的及び基本的性格】 イ 当ファンドは、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を対象指数(日経平均株価(日経225) )の 変動率に一致させることを目的として運用を行います。 ロ 委託会社は、受託会社と合意の上、金5兆円に相当する株式および金銭を限度として追加信託すること ができます。この限度は、委託会社、受託会社の合意により変更できます。 ハ 当ファンドが該当する商品分類、属性区分は次の通りです。 (イ)当ファンドが該当する商品分類 項目 該当する商品分類 内容 単位型・追加型 追加型投信 一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行 われ従来の信託財産とともに運用されるファンドをいい ます。 投資対象地域 国内 目論見書または信託約款において、組入資産による主た る投資収益が実質的に国内の資産を源泉とする旨の記載 があるものをいいます。 投資対象資産 株式 目論見書または信託約款において、組入資産による主た (収益の源泉) る投資収益が実質的に株式を源泉とする旨の記載がある ものをいいます。 独立区分 ETF 投資信託及び投資法人に関する法律施行令(平成12年政 令480号)第12条第1号および第2号に規定する証券投 資信託ならびに租税特別措置法(昭和32年法律第26号) 第9条の4の2に規定する上場証券投資信託をいいま す。 補足分類 インデックス型 信託約款において、各種指数に連動する運用成果を目指 す旨またはそれに準じる記載があるものをいいます。 (ロ)当ファンドが該当する属性区分 項目 該当する属性区分 投資対象資産 株式 一般 決算頻度 年2回 投資対象地域 日本 対象インデックス 日経225 内容 目論見書または信託約款において、主として株式に投資 する旨の記載があるものであって、大型株属性、中小型 株属性にあてはまらないすべてのものをいいます。 目論見書または信託約款において、年2回決算する旨の 記載があるものをいいます。 目論見書または信託約款において、組入資産による投資 収益が日本の資産を源泉とする旨の記載があるものをい います。 目論見書または信託約款において、日経平均(日経 225)に連動する運用成果を目指す旨の記載があるもの をいいます。 -4- ≪商品分類表≫ 単位型・追加型 投資対象地域 投資対象資産 (収益の源泉) 独立区分 国内 株式 MMF 単位型 債券 海外 不動産投信 内外 その他資産 ( ) 資産複合 追加型 補足分類 インデックス型 MRF 特殊型 ETF (注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。 ≪属性区分表≫ 投資対象資産 株式 一般 大型株 中小型株 債券 一般 公債 社債 その他債券 クレジット属性 ( ) 不動産投信 決算頻度 投資対象地域 年1回 グローバル 年2回 日本 年4回 北米 年6回(隔月) 欧州 年12回(毎月) アジア 日々 オセアニア その他 ( ) 中南米 対象インデックス 日経225 TOPIX アフリカ その他資産 ( ) 中近東(中東) 資産複合 ( ) 資産配分固定型 資産配分変更型 その他 ( ) エマージング (注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。 ※商品分類、属性区分は、一般社団法人投資信託協会「商品分類に関する指針」に基づき記載しています。商品分類、 属性区分の全体的な定義等は一般社団法人投資信託協会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/)をご覧くだ さい。 (2) 【ファンドの沿革】 平成27年3月24日 平成27年3月25日 信託契約締結、設定、運用開始。 受益権を東京証券取引所に上場。 (予定) -5- (3) 【ファンドの仕組み】 イ 当ファンドの関係法人とその役割 (イ)委託会社 「三井住友アセットマネジメント株式会社」 証券投資信託契約に基づき、信託財産の運用指図、投資信託説明書(目論見書)作成等を行います。 (ロ)受託会社 「三井住友信託銀行株式会社」 証券投資信託契約に基づき、信託財産の保管・管理・計算等を行います。なお、信託事務の一部につ き、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社に委託することがあります。また、外国における資 産の保管は、その業務を行うに充分な能力を有すると認められる外国の金融機関が行う場合がありま す。 (ハ)販売会社 委託会社との間で締結される販売契約(名称の如何を問いません。 )に基づき、当ファンドの募集・ 販売の取扱い、受益権とその信託財産に属する株式との交換に関する事務等を行います。 運営の仕組み -6- ロ 委託会社の概況 (イ)資本金の額 2,000百万円(平成27年1月30日現在) (ロ)会社の沿革 昭和60年7月15日 三生投資顧問株式会社設立 昭和62年2月20日 証券投資顧問業の登録 昭和62年6月10日 投資一任契約にかかる業務の認可 平成11年1月1日 三井生命保険相互会社の特別勘定運用部門と統合 平成11年2月5日 三生投資顧問株式会社から三井生命グローバルアセットマネジメント株式 会社へ商号変更 平成12年1月27日 証券投資信託委託業の認可取得 平成14年12月1日 住友ライフ・インベストメント株式会社、スミセイ グローバル投信株式会 社、三井住友海上アセットマネジメント株式会社およびさくら投信投資顧 問株式会社と合併し、三井住友アセットマネジメント株式会社に商号変更 平成25年4月1日 トヨタアセットマネジメント株式会社と合併 (ハ)大株主の状況 (平成27年1月30日現在) 比率 所有 名称 住所 株式数 (%) 株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 7,056 40.0 住友生命保険相互会社 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番35号 4,851 27.5 三井住友海上火災保険株式会社 東京都千代田区神田駿河台三丁目9番地 4,851 27.5 三井生命保険株式会社 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 882 5.0 2【投資方針】 (1) 【投資方針】 イ 当ファンドは、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を対象指数の変動率に一致させることを目的 として、対象指数に採用されている銘柄(採用予定の銘柄を含みます。 )の株式に対する投資として運 用を行います。 ロ 信託財産中に占める個別銘柄の株式の比率は、対象指数における個別銘柄の株数の比率を維持すること を原則とします。なお、対象指数から除外された銘柄は、市場動向等を勘案し速やかに売却することを 基本としますが、当該銘柄の流動性等によっては、速やかに売却できない場合があります。 ハ 上記イの基本方針に沿うよう、信託財産の構成を調整するための指図を行うこと、および補完的に有価 証券指数等先物取引等を行うことができます。 ニ 資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 -7- -8- -9- (2) 【投資対象】 イ 投資対象とする資産の種類 当ファンドにおいて投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。 (イ)次に掲げる特定資産(投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項の「特定資産」をいいます。 以下同じ。 ) 1.有価証券 2.デリバティブ取引にかかる権利 3.約束手形 4.金銭債権 (ロ)特定資産以外の資産で、以下に掲げる資産 1.為替手形 ロ 投資対象とする有価証券 委託会社は、信託財産を、主として株式に投資することを指図します。 ハ 投資対象とする金融商品 上記ロの規定にかかわらず、この信託の設定、交換、償還、投資環境の変動等への対応等、委託会社が 運用上必要と認めるときには、委託会社は、信託財産を次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第 2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。 )により運用することを指 図することができます。 1.預金 2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託を除きます。 ) 3.コール・ローン 4.手形割引市場において売買される手形 (3) 【運用体制】 イ 運用体制 当ファンドの運用は、次のプロセスに基づいて行われます。 (イ)計画(Plan) 国内外のエコノミスト、アナリスト、ファンドマネージャーが、マクロ経済環境、市場環境に関する 分析・検討を行います。 これを元に、担当運用グループは投資政策委員会にて、運用方針を決定し月次運用計画を策定します。 (ロ)実行(Do) 担当運用グループは、月次運用計画に基づき、ファンドのポートフォリオの構築、およびポートフォ リオ管理の一環として日々のリスクモニタリングを行います。 売買執行については、組織的に分離されたトレーディング部が、最良と思われる手法をもって売買を 執行します。 (ハ)検証(Check) 運用部門から組織的に分離されたリスク管理部が、約款の遵守状況等、ファンドの運営状況を日々モ ニタリングし、抵触があった場合直ちに担当運用グループへ状況確認がなされます。担当運用グルー プは対応結果をリスク管理部へ報告します。 運用評価委員会では、ファンドの運用方針の実行状況、運用状況の分析結果を確認します。また、運 用の分析、評価結果、運用リスク状況、法令諸規則、運用ガイドライン、約款の遵守状況についても 報告されます。 -10- 〔ファンドの運用体制〕 ※リスク管理部は9名程度、運用企画部は8名程度で構成されています。 ※ファンドの運用体制は、委託会社の組織変更等により、変更されることがあります。 ロ 委託会社によるファンドの関係法人(販売会社を除く)に対する管理体制 ファンドの受託会社に対しては、信託財産の日常の管理業務(保管・管理・計算等)を通じて、信託事 務の正確性・迅速性の確認を行い、問題がある場合は適宜改善を求めています。 (4) 【分配方針】 イ 毎計算期末(年2回。4月、10月の各8日。 )に、経費等控除後の配当等収益(配当金、貸付株式にかか る品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額をいいます。 )の全額を分配することを 原則とします。ただし、当該金額が少額の場合等には、委託会社の判断により分配を行わない場合もあ るため、将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。 ロ 売買益(評価損益を含みます。 )からの分配は行いません。 ハ 留保益の運用については特に制限を定めず、委託会社の判断に基づき、前記「 (1)投資方針」に基づい て運用を行います。 (5) 【投資制限】 Ⅰ ファンドの信託約款に基づく投資制限 イ 株式への投資割合には、制限を設けません。 ロ 外貨建資産への投資は行いません。 ハ 一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エクスポージ ャーおよびデリバティブ取引等エクスポージャーの信託財産の純資産総額に対する比率は、原則として それぞれ10%、合計で20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなった場合には、一般社団法 人投資信託協会規則に従い当該比率以内となるよう調整を行うこととします。 -11- ニ 投資する株式の範囲 (イ)委託会社が投資することを指図する株式は、金融商品取引所に上場している株式の発行会社の発行す るものとします。ただし、株主割当により取得する株式については、この限りではありません。 (ロ)上記(イ)にかかわらず、上場予定の株式で目論見書等において上場することが確認できるものにつ いては、委託会社が投資することを指図することができるものとします。 ホ 先物取引等の運用指図 委託会社は、わが国の金融商品取引所における有価証券先物取引(金融商品取引法第28条第8項第3号 イに掲げるものをいいます。 ) 、有価証券指数等先物取引(金融商品取引法第28条第8項第3号ロに掲げ るものをいいます。 )および有価証券オプション取引(金融商品取引法第28条第8項第3号ハに掲げる ものをいいます。 )ならびに外国の金融商品取引所におけるこれらの取引と類似の取引を行うことの指 図をすることができます。 ヘ 株式の貸付けの指図 (イ)委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式を、貸付時点において、 貸付株式の時価合計額が、信託財産で保有する株式の時価合計額を超えない範囲内で貸し付けること の指図をすることができます。 (ロ)上記(イ)に定める限度額を超えることとなった場合には、委託会社は、速やかに、その超える額に 相当する契約の一部の解約を指図するものとします。 (ハ)委託会社は、株式の貸付けにあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行うものとします。 ト デリバティブ取引等にかかる投資制限 委託会社は、デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則に定める合理的な方法によ り算出した額が信託財産の純資産総額を超えることとなる投資の指図をしません。 Ⅱ 法令に基づく投資制限 イ 同一法人の発行する株式への投資制限(投資信託及び投資法人に関する法律第9条) 委託会社は、同一の法人の発行する株式を、その運用の指図を行うすべての委託者指図型投資信託につ き、信託財産として有する当該株式にかかる議決権の総数(株主総会において決議をすることができる 事項の全部につき議決権を行使することができない株式についての議決権を除き、会社法第879条第3 項の規定により議決権を有するものとみなされる株式についての議決権を含みます。 )が、当該株式に かかる議決権の総数に100分の50を乗じて得た数を超えることとなる場合においては、信託財産をもっ て当該株式を取得することを受託会社に指図することが禁じられています。 ロ デリバティブ取引にかかる投資制限(金融商品取引業等に関する内閣府令第130条第1項第8号) 委託会社は、信託財産に関し、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標にかかる変 動その他の理由により発生し得る危険に対応する額としてあらかじめ委託会社が定めた合理的な方法に より算出した額が当該信託財産の純資産額を超えることとなる場合において、デリバティブ取引(新株 予約権証券またはオプションを表示する証券もしくは証書にかかる取引および選択権付債券売買を含み ます。 )を行い、または継続することを受託会社に指図しないものとします。 ハ 信用リスク集中回避のための投資制限(金融商品取引業等に関する内閣府令第130条第1項第8号の2) 委託会社は、運用財産に関し、信用リスク(保有する有価証券その他の資産について取引の相手方の債 務不履行その他の理由により発生し得る危険をいいます。 )を適正に管理する方法としてあらかじめ委 託会社が定めた合理的な方法に反することとなる取引を行うことを受託会社に指図しないものとします。 -12- 3【投資リスク】 イ ファンドのもつリスクの特性 当ファンドは、主にわが国の株式を投資対象としています。当ファンドの基準価額は、組み入れた株式 の値動き、当該発行者の経営・財務状況の変化等の影響により上下します。基準価額の下落により損失 を被り、投資元本を割り込むことがあります。 運用の結果としてファンドに生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、当フ ァンドは預貯金とは異なり、投資元本が保証されているものではなく、一定の投資成果を保証するもの でもありません。また、当ファンドは、預貯金や保険契約と異なり、預金保険、貯金保険、保険契約者 保護機構の保護の対象ではありません。登録金融機関は、投資者保護基金には加入しておりません。 当ファンドが有するリスク等のうち主要なものは、以下の通りです。 (イ)株式市場リスク 内外の政治、経済、社会情勢等の影響により株式相場が下落した場合、ファンドの基準価額が下落す る要因となります。また、個々の株式の価格はその発行企業の事業活動や財務状況、これらに対する 外部的評価の変化等によって変動し、ファンドの基準価額が下落する要因となります。特に、企業が 倒産や大幅な業績悪化に陥った場合、当該企業の株式の価値が大きく下落し、基準価額が大きく下落 する要因となります。 (ロ)信用リスク ファンドが投資している有価証券や金融商品に債務不履行が発生あるいは懸念される場合に、当該有 価証券や金融商品の価格が下がったり、投資資金を回収できなくなったりすることがあります。これ らはファンドの基準価額が下落する要因となります。有価証券等の格付けが低い場合は、格付けの高 い場合に比べてこうしたリスクがより高いものになると想定されます。 (ハ)市場流動性リスク 有価証券等を大量に売買しなければならない場合、あるいは市場を取り巻く外部環境に急激な変化が あり、市場規模の縮小や市場の混乱が生じた場合等には、必要な取引ができなかったり、通常よりも 不利な価格での取引を余儀なくされることがあります。これらはファンドの基準価額が下落する要因 となります。 (ニ)対象指数に連動しない要因・留意点 ファンドは、日経平均株価(日経225)の変動率に一致させることを目的として運用を行います。 ただし、有価証券売買時のコストおよび信託報酬その他のファンド運営にかかる費用、指数構成銘柄 と組入有価証券との誤差(各銘柄の構成比率と当ファンドにおける各銘柄の組入比率が完全に一致し ないこと、当該指数を構成する銘柄が変更になること) 、ならびに取得申込みの一部が金銭にて行わ れた場合および組入銘柄の配当金や権利処理等によってファンド内に現金が発生すること等の影響か ら、上記指数に一致しないことがあります。 (ホ)基準価額と取引価格の乖離にかかる留意点 ファンドは、東京証券取引所に上場し、当該取引所で取引されますが、その取引価格は、当該取引所 における需給関係等を反映して決まります。したがって、ファンドの基準価額と取引価格は一致しな いことがあります。 ロ 投資リスクの管理体制 リスク管理の実効性を高め、また、コンプライアンスの徹底を図るために、運用部門から独立した組織 (リスク管理部および法務コンプライアンス部)を設置し、ファンドの投資リスクや法令・諸規則等の 遵守状況にかかる確認等を行っています。リスク管理部では、主に投資信託約款・社内ルール等におい て定める各種投資制限・リスク指標のモニタリングを行います。また、法務コンプライアンス部では、 主に法令・諸規則等の遵守状況についての確認等を行います。投資リスクや法令・諸規則等の遵守状況 等にかかる確認結果等については、運用評価委員会、リスク管理委員会およびコンプライアンス委員会 への報告が義務づけられています。 -13- (参考情報)投資リスクの定量的比較 -14- 4【手数料等及び税金】 (1) 【申込手数料】 販売会社がそれぞれ別に定める申込手数料率および当該申込手数料にかかる消費税等に相当する金額を取 得申込者から徴収することができるものとします。 申込手数料は販売会社によるファンドの募集・販売の取扱い事務等の対価です。 ※申込手数料に関する詳細は、お申込みの販売会社にお問い合わせください。 (2) 【換金(解約)手数料】 イ 換金手数料 販売会社は、受益権の交換または買取りに際して、当該販売会社が定める手数料および当該手数料にか かる消費税等に相当する金額を受益者から徴収することができるものとします。 換金手数料は販売会社によるファンドの受益権の交換または買取りの取扱い事務等の対価です。 ※詳しくは販売会社へお問い合わせください。 ロ 信託財産留保額 ありません。 (3) 【信託報酬等】 委託会社および受託会社の信託報酬の総額は、以下により計算されるイとロの合計額とし、各計算期末ま たは信託終了のときに、信託財産中から支弁するものとします。 信託報酬=運用期間中の基準価額×信託報酬率 イ 計算期間を通じて毎日、純資産総額に年0.1512%(税抜き0.14%)以内の率を乗じて得た額 ロ ファンドの信託約款に規定する株式の貸付けの指図を行った場合は、その品貸料に0.54(税抜き0.5)以 内を乗じて得た額 なお、平成27年3月6日現在における上記イおよびロに規定する率は以下の通りです。 (今後、変更 される場合があります。 ) イの率および委託会社と受託会社の配分 合計 委託会社 受託会社 年0.1512% 年0.09% 年0.05% (税抜き0.14%) ロの率および委託会社と受託会社の配分 合計 委託会社 受託会社 0.54 0.25 0.25 (税抜き0.5) ※上記の配分(税抜き)には別途消費税等相当額がかかります。 支払先 役務の内容 委託会社 ファンド運用の指図等の対価 ファンド財産の保管および管理、委託会社からの指図の実行、名義 受託会社 登録・分配金支払事務等の対価 (4) 【その他の手数料等】 イ 信託財産の財務諸表の監査に要する費用は、原則として、計算期間を通じて毎日、信託財産の費用とし て計上し、信託財産中から支弁するものとします。 ロ 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託会社の立て替えた立替金の利息は、 信託財産中から支弁します。 ハ 有価証券の売買時の手数料、デリバティブ取引等に要する費用、資産を外国で保管する場合の費用等 (それらにかかる消費税等相当額を含みます。 )は、信託財産中から支弁するものとします。 -15- ニ 受益権の上場にかかる費用および消費税等に相当する金額は、信託財産中から支弁することができます。 ※平成27年3月6日現在、新規上場料は新規上場時のファンドの純資産総額に0.0081%(税抜き 0.0075%)の率を乗じた額、追加上場料は追加上場時の増加額(毎年末の純資産総額について、新 規上場時および新規上場した年から前年までの各年末の純資産総額のうち最大のものからの増加 額)に0.0081%(税抜き0.0075%)の率を乗じた額、年間上場料は毎年末のファンドの純資産総額 に最大0.0081%(税抜き0.0075%)の率を乗じた額にTDnet利用料として12万円を加算した額、 その他新規上場にかかる費用54万円(税抜き50万円)です。 ホ 対象指数の商標(これに類する商標を含みます。 )の使用料および消費税等に相当する金額および契約 事務手数料(32.4万円(税抜き30万円) )は、信託財産中から支弁することができます。 ※平成27年3月6日現在、商標使用料はファンドの純資産総額に年0.027%(税抜き0.025%)の率を乗 じた額です。 ヘ 対象指数の構成銘柄の配当落日および権利落日から起算して2営業日間に該当する日において、委託会 社の判断により取得申込みを受け付けるときには、配当落または権利落対象銘柄の株式を信託財産にお いて取得するために必要な経費に相当する金額として委託会社が定める金額(当該時価総額の0.15%) を徴することができるものとします。 ト 取得申込者がユニットに含まれる株式の発行会社等である場合には、原則として当該株式の時価総額に 相当する金額および当該株式を取得するために必要な経費に相当する金額(当該時価総額の0.15%)を金 銭にて支払うものとします。 ※ 上記ロ、ハにかかる費用に関しましては、その時々の取引内容等により金額が決定し、実務上、その発 生もしくは請求のつど、信託財産の費用として認識され、その時点の信託財産で負担することとなりま す。したがって、あらかじめ、その金額、上限額、計算方法等を具体的に記載することはできません。 ※ 上記(1)~(4)にかかる手数料等の合計額、その上限額、計算方法等は、手数料等に保有期間に応 じて異なるものが含まれていたり、発生時・請求時に初めて具体的金額を認識するものがあったりする ことから、あらかじめ具体的に記載することはできません。 (5) 【課税上の取扱い】 課税上は、特定株式投資信託として取り扱われます。 イ 個人受益者の場合 (イ)受益権の売却時の課税 売却時の差益(譲渡益)については譲渡所得として、20.315%(所得税15.315%および地方税5%) の税率による申告分離課税の対象となり、確定申告が必要となります。なお、特定口座(源泉徴収選 択口座)を利用する場合、20.315%(所得税15.315%および地方税5%)の税率で源泉徴収され、原 則として、確定申告は不要です。 売却時の損失(譲渡損)については、確定申告により、上場株式等の譲渡益および上場株式等の配当 所得(申告分離課税を選択した収益分配金・配当金に限ります。 )との損益通算が可能です。 (ロ)収益分配金の受取り時の課税 収益分配金は配当所得として、20.315%(所得税15.315%および地方税5%)の税率による源泉徴収 (原則として、確定申告は不要です。 )が行われます。なお、確定申告を行い、申告分離課税または 総合課税(配当控除の適用があります。 )のいずれかを選択することもできます。 (ハ)受益権と現物株式との交換 受益権と現物株式との交換についても受益権の譲渡として、上記(イ)の受益権の売却時と同様の取 扱いとなります。 -16- ロ 法人受益者の場合 (イ)受益権の売却時の課税 受益権の売却価額と取得価額との差額について、他の法人所得と合算して課税されます。 (ロ)収益分配金の受取り時の課税 収益分配金は配当所得として、15.315%(所得税のみ)の税率で源泉徴収され、他の法人所得と合算 して課税されます。 収益分配金は益金不算入の対象となり、その限度は株式の配当金と同様の取扱いとなります。 (ハ)受益権と現物株式との交換 受益権と現物株式との交換についても受益権の譲渡として、上記(イ)の受益権の売却時と同様の取 扱いとなります。 特定株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度「NISA(ニーサ) 」の適用対象です。 ※少額投資非課税制度「NISA(ニーサ) 」をご利用の場合、毎年、年間100万円の範囲で新たに購入 した公募株式投資信託等から生じる配当所得および譲渡所得が5年間非課税となります。ご利用にな れるのは、満20歳以上の方で、販売会社で非課税口座を開設する等、一定の条件に該当する方が対象 となります。なお、特定株式投資信託の分配金の受取方法については、販売会社の口座で受領する 「株式数比例配分方式」を選択する必要があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。 ※上記「(5)課税上の取扱い」ほか税制に関する本書の記載は、平成27年1月30日現在の情報をもとに作成し ています。税法の改正等により、変更されることがあります。 ※課税上の取扱いの詳細につきましては、税務専門家に確認されることをお勧めいたします。 -17- 5【運用状況】 当ファンドは、平成27年3月24日から運用を開始するため、平成27年3月6日現在、記載すべき事項 はありません。 (1)【投資状況】 該当事項はありません。 (2)【投資資産】 ①【投資有価証券の主要銘柄】 該当事項はありません。 ②【投資不動産物件】 該当事項はありません。 ③【その他投資資産の主要なもの】 該当事項はありません。 (3)【運用実績】 ①【純資産の推移】 該当事項はありません。 ②【分配の推移】 該当事項はありません。 ③【収益率の推移】 該当事項はありません。 (4)【設定及び解約の実績】 該当事項はありません。 -18- ≪参考情報≫ 当ファンドは、平成27年3月24日から運用を開始するため、平成27年3月6日現在、記載すべき事項はありません。 -19- 第2【管理及び運営】 1【申込(販売)手続等】 イ 申込方法 (イ)当ファンドの取得申込者は、お申込みを取り扱う販売会社に取引口座を開設の上、当ファンドの取得 申込みを行っていただきます。 当ファンドの取得申込者は、販売会社所定の方法により、その保有する株式をもって取得の申込みを 行うものとします。当該株式は、対象指数を構成する各銘柄の株式の数の構成比率に相当する比率に より構成され、委託会社が対象指数に連動すると想定する、各銘柄の株式からなるポートフォリオ (ユニット)とします。 なお、当該ユニットの評価額が、取得する受益権口数の評価額(取得申込受益権口数に取得申込受付 日の基準価額を乗じて得た額)に満たない場合は、その差額に相当する金額について金銭をもって支 払うものとします。 (ロ)当ファンドの取得申込者が、委託会社が別に定める時限(営業日の午後3時)までに取得申込みが行 われ、販売会社所定の事務手続きが完了した場合には、その申込みの翌営業日を取得申込受付日とし て委託会社は当該取得申込みを受け付けます。 (ハ)当ファンドの取得申込者は販売会社に、取得申込みと同時にまたはあらかじめ、自己のために開設さ れたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該取得申 込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売会社は、当該取得申込みにかか る株式および金銭の受渡しまたは支払いと引換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加 の記載または記録を行うことができます。 ファンドのお買付けに関しましては、クーリング・オフ制度の適用はありません。 (ニ)当ファンドの取得申込者が対象指数に採用されている銘柄の株式の発行会社またはその子会社(会社 法第2条第3号に規定する子会社をいい、当該発行会社を含めて以下「発行会社等」といいます。 ) である場合には、取得申込みにかかるユニットのうち当該発行会社等の株式の個別銘柄時価総額に相 当する金額については、金銭をもって取得申込みを行うものとします。この場合の個別銘柄時価総額 は、基準価額の計算日における当該発行会社の株式の金融商品取引所の終値(終値のないものについ てはそれに準ずる価額とします。 )に取得申込みにかかるユニットに含まれる当該発行会社の株数を 乗じて得た金額とします。この場合において、委託会社は、当該発行会社の株式を信託財産において 取得するために必要な経費に相当する金額(当該株式の個別銘柄時価総額に0.15%の率を乗じて得た 額)を徴収します。 (ホ)申込不可日 上記にかかわらず、取得申込受付日が以下に定める日に当たる場合には、当ファンドの取得申込みは できません。 1.対象指数の構成銘柄の配当落日および権利落日の各々の前営業日から起算して3営業日間 2.対象指数の構成銘柄の変更および増減資等に伴う除数およびみなし額面変更実施日の各々3営業 日前から起算して4営業日間 3.計算期間終了日の4営業日前から起算して4営業日間(ただし、計算期間終了日が休日(営業日 でない日をいいます。 )の場合は、当該計算期間終了日の5営業日前から起算して5営業日以 内) 4.この信託が終了することとなる場合において、信託終了日の直前5営業日間 5.上記1.~4.のほか、委託会社が運用の基本方針に沿った運用に支障をきたすおそれのあるや むを得ない事情が生じたものと認めたとき ただし、委託会社は、上記に定める日における受益権の取得申込みであっても、信託財産の状況、 資金動向、市況動向等を鑑み、信託財産に及ぼす影響が軽微である等と判断される期日および期間 における受益権の取得申込みについては、当該取得申込みの受付けを行うことができます。 (ヘ)上記(ホ)1.に該当する日(対象指数の構成銘柄の配当落日および権利落日の各々の前営業日を除き ます。 )において、当ファンドの取得申込みを受け付けるときには、当該取得申込みにかかるユニッ -20- トのうち、配当落または権利落対象銘柄(以下「対象銘柄」といいます。 )の個別銘柄時価総額に相 当する金額については、金銭をもって取得申込みを受け付ける場合があります。この場合において、 委託会社は、当該対象銘柄を信託財産において取得するために必要な経費に相当する金額(当該株式 の個別銘柄時価総額に0.15%の率を乗じて得た額)を徴収します。 (ト)金融商品取引所における取引の停止、決済機能の停止、投資方針に沿った運用に支障をきたすおそれ があると認めたとき、またはその他やむを得ない事情があるときは、取得申込みの受付けを中止させ ていただく場合、既に受け付けた取得申込みを取り消させていただく場合があります。 ロ 申込価額 当初申込期間:1口当たり19,755円です。 継続申込期間:取得申込受付日の基準価額となります。 ハ 申込手数料 販売会社がそれぞれ別に定める申込手数料率および当該申込手数料にかかる消費税等に相当する金額を 取得申込者から徴収することができるものとします。 ※申込手数料に関する詳細は、お申込みの販売会社にお問い合わせください。 ニ 申込単位 1ユニット以上1ユニット単位とします。 取得申込みにかかる口数は、委託会社が定めるものとし、1口の整数倍とします。 ホ 照会先 申込(販売)手続きの詳細についての委託会社に対する照会は下記においてできます。 照会先の名称 三井住友アセットマネジメント株式会社 電話番号※ インターネット・ ホームページ・アドレス 0120-88-2976 http://www.smam-jp.com ※お問い合わせは、原則として営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。 ヘ 申込取扱場所・払込取扱場所 販売会社において申込み・払込みを取り扱います。 ト 払込期日 取得申込者は販売会社の指定する日までに、原則としてその保有する株式等を販売会社に引き渡すもの とします。 振替受益権にかかる各取得申込受付日の発行価額の総額に相当する株式等は、販売会社によって、追加 信託が行われる日(当初申込期間にかかる発行価額の総額に相当する株式等については設定日)に、受 託会社の指定するファンド口座に移管されます。株式等に金銭が含まれる場合は、当該金銭については、 販売会社によって、追加信託が行われる日(当初申込期間にかかる金銭については設定日)に委託会社 の指定する口座を経由して、受託会社の指定するファンド口座に払い込まれます。 2【換金(解約)手続等】 イ 信託契約の一部解約 受益者は、自己に帰属する受益権につき、信託期間中において、解約請求(一部解約の実行請求)をす ることはできません。 ロ 交換請求 (イ)受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託会社に、当該受益権と信託財産に属する株式との交換 (以下「交換」といいます。 )を請求することができます。 委託会社は、委託会社が別に定める時限(営業日の午後3時)までに交換請求が行われ、販売会社所 定の事務手続きが完了した場合には、その請求の翌営業日を交換請求受付日として、当該交換請求を 受け付けます。受益者は、交換請求にかかる一定口数(当該口数に交換請求受付日の基準価額を乗じ て得た額が、交換請求受付日において委託会社が対象指数に連動すると想定する、対象指数における 各構成銘柄の評価額の合計に相当するものとして、委託者が定める口数をいい、以下「交換請求口 -21- 数」といいます。 )の整数倍の受益権をもって交換請求を行うことができます。 受益者が交換請求を行うときは、販売会社に対し、振替受益権をもって行うものとします。 (ロ)販売会社は、振替機関の定める方法により、振替受益権の抹消にかかる手続きを行うものとします。 当該抹消にかかる手続きおよび交換株式にかかる振替の請求が行われた後に、振替機関は、当該交換 にかかる受益権の口数と同口数の振替受益権を抹消するものとし、社振法の規定に従い振替機関等の 口座に交換請求を行った受益者にかかる当該口数の減少の記載または記録が行われます。 (ハ)委託会社は、受益者から提示された口数の振替受益権から受益者が取得できる個別銘柄の株式の株数と、 交換に要する受益権の口数(1口未満の端数があるときは、1口に切り上げます。 )を計算します。 交換にかかる受益権の価額は交換請求受付日の基準価額とします。この場合において、受益者が交換 によって取得する個別銘柄の株式の株数は、交換請求受付日における当該株式の評価額に基づいて計 算された数とし、取引所売買単位(金融商品取引所が定める一売買単位をいいます。以下同じ。 )の 整数倍とします。 販売会社は、交換時において、当該手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を当該 交換請求を行った受益者から徴収することができるものとします。 (ニ)委託会社は、受託会社に対し、上記(ハ)により計算された口数の受益権と信託財産に属する株式の うち取引所売買単位の整数倍となる株式を交換するよう指図します。ただし、交換の請求を行った受 益者が、対象指数に採用されている銘柄の株式の発行会社等である場合には、原則として、委託会社 は、上記(ハ)の交換に要する受益権の口数から当該発行会社の株式の個別銘柄時価総額に相当する 口数を除いた口数の受益権と、取引所売買単位の整数倍となる株式(当該発行会社の株式を除きま す。 )を交換するよう指図するものとします。この場合の個別銘柄時価総額は、上記(ハ)の基準価 額の計算日における当該発行会社の株式の金融商品取引所の終値(終値のないものについてはそれに 準ずる価額とします。 )に上記(ハ)に基づき計算された数を乗じて得た金額とします。 (ホ)受託会社は、交換のための振替受益権の抹消にかかる手続きが行われたことを確認した場合に、委託 会社の指図に従い、振替機関の定める方法により信託財産に属する交換株式にかかる振替の請求を行 うものとします。受益者への交換株式の交付に際しては、原則として交換請求の受付日から起算して 4営業日目から、振替機関等の口座に交換の請求を行った受益者にかかる株式の増加の記載または記 録が行われます。 (ヘ)委託会社は、交換請求の受付日の翌営業日以降、交換によって抹消されることとなる振替受益権と同 口数の受益権を失効したものとして取り扱うこととし、受託会社は、当該受益権にかかる振替受益権 が交換株式の振替日に抹消済みであることを確認するものとします。 (ト)受託会社は、委託会社の交換の指図に基づいて、交換にかかる振替受益権については、振替口座簿に おける抹消の手続きおよび上記(ヘ)の抹消の確認をもって、当該振替受益権を受入れ抹消したもの として取り扱います。 (チ)申込不可日 上記にかかわらず、交換請求受付日が以下に定める日に当たる場合には、交換請求の受付けは行いま せん。 1.対象指数の構成銘柄の配当落日および権利落日の各々の前営業日から起算して3営業日間 2.対象指数の構成銘柄の変更および増減資等に伴う除数およびみなし額面変更実施日の各々3営 業日前から起算して4営業日間 3.計算期間終了日の4営業日前から起算して4営業日間(ただし、計算期間終了日が休日(営業 日でない日をいいます。 )の場合は、当該計算期間終了日の5営業日前から起算して5営業日以 内) 4.この信託が終了することとなる場合において、信託終了日の直前5営業日間 5.上記1.~4.のほか、委託会社が運用の基本方針に沿った運用に支障をきたすおそれのある やむを得ない事情が生じたものと認めたとき なお委託会社は、上記に定める日における交換請求であっても、信託財産の状況、資金動向、市況動 -22- 向等を鑑み、信託財産に及ぼす影響が軽微である等と判断される期日および期間における交換請求に ついては、当該交換請求の受付けを行うことができます。 (リ)委託会社は、金融商品取引所における取引の停止、決済機能の停止、投資方針に沿った運用に支障を きたすおそれがあると認めたとき、またはその他やむを得ない事情があるときは、交換請求の受付け を中止すること、および既に受け付けた交換請求を取り消すことがあります。この場合、受益者は当 該受付中止以前に行った当日の交換請求を撤回できます。受益者がその交換請求を撤回しない場合に は、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に交換請求を受け付けたものとして、上記 に準じた取扱いとなります。 ハ 受益権の買取請求 販売会社は、以下(イ) 、 (ロ)に該当する場合で受益者の請求があるときは、その翌営業日を買取請求受付 日としてその受益権を買取ります。ただし、 (ロ)の場合の請求は、信託終了日の2営業日前までとします。 (イ)交換により生じた取引所売買単位未満の振替受益権 (ロ)受益権を上場したすべての金融商品取引所において上場廃止になったとき 受益権の買取価額は、買取請求受付日の基準価額とします。 販売会社は、受益権の買取り時において、当該手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金 額を当該買取請求を行った受益者から徴収することができるものとします。 販売会社は、金融商品取引所等における取引の停止、決済機能の停止、その他やむを得ない事情がある ときは、委託会社との協議に基づいて受益権の買取りを停止することおよびすでに受け付けた受益権の 買取りを取り消すことができます。 この場合、受益者は当該受付停止以前に行った当日の買取請求を撤回できます。受益者がその買取請求 を撤回しない場合には、当該受付停止を解除した後の最初の基準価額の計算日に買取請求を受け付けた ものとして、上記に準じた取扱いとなります。 3【資産管理等の概要】 (1) 【資産の評価】 イ 基準価額の算出方法 基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券を除きます。 )を法令および一般社団 法人投資信託協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額 ( 「純資産総額」といいます。 )を、計算日における受益権総口数で除した金額をいいます。なお、当フ ァンドでは1口当たりの価額で表示されます。 ロ 基準価額の算出頻度・照会方法 基準価額は、委託会社の営業日において日々算出されます。 基準価額は、販売会社または委託会社にお問い合わせください。 委託会社に対する照会は下記においてできます。 照会先の名称 三井住友アセットマネジメント株式会社 電話番号※ インターネット・ ホームページ・アドレス 0120-88-2976 http://www.smam-jp.com ※お問い合わせは、原則として営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。 (2) 【保管】 ファンドの受益権は社振法の規定の適用を受け、受益権の帰属は振替機関等の振替口座簿に記載または記 録されることにより定まるため、原則として受益証券は発行されません。したがって、受益証券の保管に 関する該当事項はありません。 -23- (3) 【信託期間】 平成27年3月24日から下記「 (5)その他 イ 信託の終了」に記載された各事由が生じた場合における信 託終了の日までとなります。 (4) 【計算期間】 毎年4月9日から10月8日まで、および10月9日から翌年4月8日までとします。ただし、第1計算期間 は平成27年3月24日から平成27年10月8日までとし、最終計算期間の終了日は、信託期間の終了日としま す。 (5) 【その他】 イ 信託の終了 (イ)信託契約の解約 a.委託会社は、当ファンドの信託契約を解約することが受益者にとって有利であると認めるとき、信 託財産の一部を受益権と交換することにより受益権の口数が10万口を下回ることとなったとき、そ の他やむを得ない事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、当ファンドの信託契約を解約し、 信託を終了させることができます。この場合において委託会社は、あらかじめ、解約しようとする 旨を監督官庁に届け出ます。 b.委託会社は、信託期間中において次の1.~3.に該当することとなった場合は、受託会社と合意の うえ、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託会社は、あらかじめ、 解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。 1.受益権を上場したすべての金融商品取引所において上場廃止となった場合 2.対象指数が廃止された場合 3.対象指数の計算方法その他の変更等に伴って委託会社または受託会社が必要と認めたこの信託 約款の変更が書面決議により否決された場合 なお、上記1.に掲げる事由によりこの信託契約を解約する場合には、その廃止された日に信託を 終了するための手続きを開始するものとします。 c.委託会社は、上記aの事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。 )を行いま す。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の解約の理由などの事項を定 め、当該決議の日の2週間前までに、当ファンドの知れている受益者に対し、書面をもってこれら の事項を記載した書面決議の通知を発します。 d.書面決議において、受益者(委託会社等を除きます。 )は受益権の口数に応じて、議決権を有し、 これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れ ている受益者は書面決議について賛成するものとみなします。 e.書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行 います。 f.上記c~eまでの取扱いは、委託会社が上記aの規定に基づいて信託契約の解約について提案をした場 合において、当該提案につき、当ファンドのすべての受益者が書面または電磁的記録により同意の 意思表示をしたときには適用しません。また、上記bの規定に基づいて信託契約を解約する場合、お よび信託財産の状況に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、上記c~eまで の取扱いを行うことが困難な場合も同様とします。 (ロ)信託契約に関する監督官庁の命令 委託会社は、監督官庁より当ファンドの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従い信託 契約を解約し、信託を終了させます。 (ハ)委託会社の登録取消等に伴う取扱い 委託会社が、監督官庁より登録の取消しを受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したときは、 委託会社は当ファンドの信託契約を解約し、信託を終了させます。ただし、監督官庁が当ファンドに -24- 関する委託会社の業務を他の委託会社に引継ぐことを命じたときは、当ファンドは、その委託会社と 受託会社との間において存続します。 (ニ)受託会社の辞任および解任に伴う取扱い a.受託会社は、委託会社の承諾を受けてその任務を辞任することができます。また、受託会社がその 任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたこと、その他重要な事由があるときは、委託会社ま たは受益者は、裁判所に受託会社の解任を申し立てることができます。 b.上記により受託会社が辞任し、または解任された場合は、委託会社は新受託会社を選任します。 c.委託会社が新受託会社を選任できないときは、委託会社は当ファンドの信託契約を解約し、信託を終了 させます。 ロ 信託約款の変更等 (イ)委託会社は、当ファンドの信託約款を変更することが受益者の利益のため必要と認めるとき、監督官庁 より変更の命令を受けたとき、その他やむを得ない事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、 当ファンドの信託約款を変更すること、または当ファンドと他のファンドとの併合(投資信託及び投 資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいいます。 )を行う ことができるものとし、あらかじめ、変更または併合しようとする旨および内容を監督官庁に届け出 ます。 (ロ)委託会社は、上記(イ)の事項(変更についてはその内容が重大なものに該当する場合に限り、併合 にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なものに該当する場合を除きます。以下、 合わせて「重大な信託約款の変更等」といいます。 )について、書面決議を行います。この場合にお いて、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な信託約款の変更等の内容およびその理由などの事項 を定め、当該決議の日の2週間前までに、当ファンドの知れている受益者に対し、書面をもってこれ らの事項を記載した書面決議の通知を発します。 (ハ)上記(ロ)の書面決議において、受益者(委託会社等を除きます。 )は受益権の口数に応じて、議決権 を有し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当 該知れている受益者は書面決議について賛成するものとみなします。 (ニ)書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行い ます(書面決議は、当ファンドのすべての受益者に対してその効力を生じます。 ) 。 (ホ)上記(ロ)から(ニ)までの取扱いは、委託会社が重大な信託約款の変更等について提案をした場合 において、当該提案につき、当ファンドのすべての受益者が書面または電磁的記録により同意の意思 表示をしたときには適用しません。 (ヘ)上記にかかわらず、当ファンドと他のファンドとの併合の場合は、当ファンドにおいて併合の書面決 議が可決された場合にあっても、相手方となる他のファンドにおいて当該併合の書面決議が否決され た場合は、併合を行うことはできません。 ハ 反対者の買取請求権 当ファンドの信託契約の解約または重大な信託約款の変更等が行われる場合において、書面決議におい て当該議案に反対した受益者は、自己に帰属する受益権を、受託会社に信託財産をもって買い取るよう 請求をすることができます。 ニ 販売会社との契約の更改等 委託会社と販売会社との間で締結される販売契約(名称の如何を問わず、ファンドの募集・販売の取扱 い、受益権とその信託財産に属する株式との交換に関する事務等を規定するもの)は、期間満了の3ヵ 月前に当事者のいずれからも、何らの意思表示もない場合は、自動的に1年間更新されます。販売契約 の内容は、必要に応じて、委託会社と販売会社との合意により変更されることがあります。 ホ 委託会社の事業の譲渡および承継に伴う取扱い 委託会社の事業の全部または一部の譲渡、もしくは分割承継により、当ファンドに関する事業が譲渡・ 承継されることがあります。 -25- ヘ 公告 委託会社が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。 ト 運用にかかる報告書の開示方法 投資信託及び投資法人に関する法律の規定により、運用報告書の作成、交付は行いません。 4【受益者の権利等】 委託会社の指図に基づく行為によりファンドに生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。当 ファンドの受益権は、信託の日時を異にすることにより差異が生ずることはありません。 受益者の有する主な権利は次の通りです。 イ 分配金請求権および名義登録 受益者(計算期間終了日において受益者名簿に名義登録※されている受益者( 「名義登録受益者」といい ます。 )とします。 )は、収益分配金を持分に応じて請求する権利を有します。 ※受託会社は、ファンドにかかる受益者名簿を作成し、受益者について、その氏名または名称および住 所その他受託会社が定める事項を、受益者名簿に名義登録するものとします。また、計算期間終了日 において、社振法等関係法令、諸規則等に基づき振替機関より通知を受けた受益権の帰属者を、振替 機関等の振替口座簿に記載または記録された受益権にかかる受益者として、その氏名または名称およ び住所その他受託会社の定める事項を受益者名簿に登録するものとします。なお、受託会社は他の証 券代行会社等、受託会社が適当と認める者と委託契約を締結し、受益者名簿の作成および受益者名簿 への名義登録を委託することができます。 収益分配金の支払いは、原則として、毎計算期間終了後40日以内の委託会社の指定する日に、名義登録 受益者があらかじめ指定する預金口座等に当該収益分配金を振り込む方式により行うものとします。 なお、受益者はファンドの受益権が上場されている金融商品取引所の会員(口座管理機関であるものに 限ります。 )を経由して受益者名簿に名義を登録することを請求することができます。この場合、当該 会員は、当該会員が定める手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を徴収することが できるものとします。ただし、証券金融会社等は登録を受託会社(受託会社が受益者名簿の作成を委託 した場合は、その委託をした者)に対して直接に行うことができます。 受託会社は、支払開始日から5年経過した後に、収益分配金について未払残高があるときは、当該金額 を委託会社に交付するものとします。 受益者が、支払開始日から5年間、収益分配金の支払いを請求しないときは、受益者はその権利を失い、 当該金銭は、委託会社に帰属します。 ロ 信託終了時の交換請求権 受益者は、信託が終了するときは、持分に応じて交換を請求する権利を有します。 委託会社が別に定める一定口数以上の受益権を有する受益者に対しては、信託財産に属する株式を当該 受益権として振替口座簿に記載または記録されている振替受益権と引換えに交換するものとします。 交換は、販売会社の営業所において行うものとします。 交換にかかる受益権の価額は信託終了日の5営業日前の基準価額とします。この場合において、受益者 が交換により取得する個別銘柄の株式の株数は、信託終了日の5営業日前の日における当該株式の評価 額に基づいて計算された数とし、取引所売買単位の整数倍とします。 信託終了時の株式の交換は、原則として、交換のための振替受益権の抹消の申請が振替機関に受け付け られたことを受託会社が確認した日の翌営業日から起算して3営業日目から行います。 次の場合には信託終了時の受益権の価額をもとに販売会社が買取りを行うことを原則とします。 (イ)受益者の有する口数から株式の交換に要した口数を控除した後に残余の口数を生じた場合の残余の 口数の振替受益権 (ロ)一定口数に満たない振替受益権(取引所売買単位未満の振替受益権を含みます。 ) 販売会社は、信託終了時の交換および買取りを行うときは、当該受益者から販売会社が定める手数料お -26- よび当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を徴収することができるものとします。 受益者が信託終了時の交換について、信託終了時から10年間その交換請求をしないときは、受益者はそ の権利を失い、委託会社に帰属します。 対象指数に採用されている銘柄の株式の発行会社等である受益者が、交換する場合には、委託会社は当 該発行会社の株式の個別時価総額に相当する口数の受益権を買い取ることを受託会社に指図します。こ の場合の個別時価総額は、信託終了日の4営業日前の寄付き以降成行きの方法またはこれに準ずるもの として合理的な売却の方法によって当該株式を売却した額(売却するのに必要な経費を控除した後の金 額)とします。信託財産が買い取った受益権については、個別時価総額が確定した日から4営業日目に 金銭の交付を行います。 ハ 交換請求権および買取請求権 受益者は、自己に帰属する受益権につき、交換または買取りを請求することができます。詳細は、前記 「第2 管理及び運営 2 換金(解約)手続等」の記載をご参照ください。 ニ 書面決議における議決権および受益権の買取請求権 委託会社が、当ファンドの解約(監督官庁の命令による解約等の場合を除きます。 )または、重大な信 託約款の変更を行おうとする場合において、受益者は、それぞれの書面決議手続きにおいて、受益権の 口数に応じて議決権を有しこれを行使することができます。 書面決議の結果、当ファンドの解約または重大な信託約款の変更が行われる場合は、書面決議において 当該議案に反対した受益者は、受託会社に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買い取る べき旨の請求ができます。 ホ 帳簿閲覧・謄写請求権 受益者は委託会社に対し、当該受益者にかかる信託財産に関する書類の閲覧または謄写を請求すること ができます。 -27- 第3【ファンドの経理状況】 当ファンドは、平成27年3月24日から運用を開始するため、平成27年3月6日現在、記載すべき事 項はありません。なお、当ファンドの監査は有限責任 あずさ監査法人が行います。 1【財務諸表】 (1)【貸借対照表】 該当事項はありません。 (2)【損益及び剰余金計算書】 該当事項はありません。 (3)【注記表】 該当事項はありません。 (4)【附属明細表】 該当事項はありません。 2【ファンドの現況】 【純資産額計算書】 該当事項はありません。 -28- 第4【内国投資信託受益証券事務の概要】 ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、ファンドの受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定によ り主務大臣の指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を 承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証 券は発行されません。 イ 名義書換 該当事項はありません。 ロ 名義登録と収益分配金の支払い 計算期間終了日において名義登録受益者に収益分配金を支払います。 ハ 受益者に対する特典 ありません。 ニ 受益権の譲渡および譲渡制限等 (イ)受益権の譲渡 a.受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載ま たは記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとします。 b.上記aの申請のある場合には、上記aの振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受益権の 口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載または 記録するものとします。ただし、上記aの振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、 譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。 )に社 振法の規定に従い、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知 するものとします。 c.上記aの振替について、委託会社は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されて いる振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等にお いて、委託会社が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、振替停止日や 振替停止期間を設けることができます。 (ロ)受益権の譲渡制限および譲渡の対抗要件 譲渡制限はありません。ただし、受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委 託会社および受託会社に対抗することができません。 ホ 受益権の再分割 委託会社は、受託会社と協議のうえ、社振法に定めるところに従い、一定日現在の受益権を均等に再分割 できるものとします。 ヘ 質権口記載または記録の受益権の取扱いについて 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払い、交換 請求の受付け、交換株式の交付等については、約款の規定によるほか、民法その他の法令等に従って取り 扱われます。 -29- 第三部【委託会社等の情報】 第1【委託会社等の概況】 1【委託会社等の概況】 イ 資本金の額および株式数 資本金の額 会社が発行する株式の総数 発行済株式総数 平成27年 1月30日現在 2,000百万円 60,000株 17,640株 ロ 最近5年間における資本金の額の増減 該当ありません。 ハ 会社の機構 委託会社の取締役は7名以内とし、株主総会で選任されます。取締役の選任決議は、議決権を行使する ことができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行い、 累積投票によらないものとします。 取締役の任期は、選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の 時までとし、補欠または増員によって選任された取締役の任期は、他の現任取締役の任期の満了する時 までとします。 委託会社の業務上重要な事項は、取締役会の決議により決定します。 取締役会は、取締役会の決議によって、代表取締役を若干名を選定します。 また、取締役会の決議によって、取締役社長を1名選定し、必要に応じて取締役会長1名のほか、取締 役副社長、専務取締役、常務取締役を若干名選定することができます。 ニ 投資信託の運用の流れ -30- 2【事業の内容及び営業の概況】 「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社である委託会社は、証券投資信託の設定 を行うとともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)を行っていま す。また「金融商品取引法」に定める投資助言業務を行っています。 平成27年1月30日現在、委託会社が運用を行っている投資信託(親投資信託は除きます)は、以下の通りで す。 (平成27年1月30日現在、単位:百万円) 本 数 純資産総額 157,249 36 単位型 ( 51,727) ( 12) 424 5,036,109 株式投資信託 追加型 ( 175) ( 2,957,281) 460 5,193,359 計 ( 187) ( 3,009,008) 84,087 22 単位型 ( 84,087) ( 22) 4 254,360 公社債投資信託 追加型 ( 1) ( 176,444) 338,447 26 計 ( 260,530) ( 23) 486 5,531,805 合 計 ( 210) ( 3,269,538) ※( )内は、私募投資信託分であり、内書き表記しております。 -31- 3【委託会社等の経理状況】 1 当社の財務諸表は、 「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」 (昭和 38 年大蔵省令第 59 号。 以下「財務諸表等規則」という。 )並びに同規則第 2 条の規定により、 「金融商品取引業等に関する内閣府 令」 (平成 19 年内閣府令第 52 号)に基づいて作成しております。 また、当社の中間財務諸表は、 「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」 (昭和 52 年大 蔵省令第 38 号)並びに同規則第 38 条及び第 57 条の規定により、 「金融商品取引業等に関する内閣府令」 (平成 19 年内閣府令第 52 号)に基づいて作成しております。 2 当社は、第 29 期(平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで)の財務諸表については、金融商品取 引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けており、第 30 期中間会計 期間(平成 26 年 4 月 1 日から平成 26 年 9 月 30 日まで)の中間財務諸表については、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人の中間監査を受けております。 -32- 独立監査人の監査報告書 平成 26 年 6 月 13 日 三井住友アセットマネジメント株式会社 取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 指定有限責任社員 業務執行社員 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 鈴 木 敏 夫 公認会計士 辰 巳 幸 久 当監査法人は、金融商品取引法第 193 条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、 「委託会社等の経理の状 況」に掲げられている三井住友アセットマネジメント株式会社の平成 25 年4月1日から平成 26 年3月 31 日までの第 29 期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の 注記について監査を行った。 財務諸表に対する経営者の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表 示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営 者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準 は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、 これに基づき監査を実施することを求めている。 監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監 査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の 実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検 討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も 含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査意見 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、三井住 友アセットマネジメント株式会社の平成 26 年3月 31 日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績 をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。2.XBRLデータは監査 の対象には含まれていません。 -33- (1) 【貸借対照表】 前事業年度 (平成25年3月31日) (資産の部) 流動資産 現金及び預金 有価証券 前払費用 未収入金 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 未収投資助言報酬 未収収益 繰延税金資産 その他の流動資産 流動資産計 固定資産 有形固定資産 建物 器具備品 有形固定資産合計 無形固定資産 ソフトウェア ソフトウェア仮勘定 電話加入権 商標権 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 関係会社株式 長期差入保証金 長期前払費用 会員権 繰延税金資産 投資その他の資産合計 固定資産計 資産合計 ※2 ※2 (単位:千円) 当事業年度 (平成26年3月31日) 17,748,821 3,999,613 260,095 7,550 3,641,029 439,648 470,228 12,379 230,101 15,233 26,824,700 20,615,467 4,999,802 257,741 4,026 4,128,531 934,710 453,941 11,700 548,658 4,577 31,959,157 138,920 153,518 292,438 124,723 204,970 329,694 487,128 1,805 115 809 489,857 517,480 4,595 103 468 522,646 6,914,557 234,311 553,412 13,881 9,480 409,440 8,135,083 8,917,379 35,742,080 6,843,224 353,036 541,904 41,193 9,480 463,476 8,252,316 9,104,657 41,063,815 ※1 -34- 前事業年度 (平成25年3月31日) (単位:千円) 当事業年度 (平成26年3月31日) (負債の部) 流動負債 預り金 未払金 未払収益分配金 未払償還金 未払手数料 その他未払金 未払費用 未払消費税等 未払法人税等 賞与引当金 その他の流動負債 流動負債計 固定負債 退職給付引当金 固定負債計 負債合計 ※2 (純資産の部) 株主資本 資本金 資本剰余金 資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 配当準備積立金 別途積立金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 株主資本計 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等計 純資産合計 負債・純資産合計 -35- 47,693 61,327 425 149,880 1,899,876 127,465 1,235,323 93,482 630,796 253,750 4,438,695 671 143,230 2,138,441 203,170 1,615,419 215,390 1,623,022 926,263 8 6,926,944 1,605,470 1,605,470 6,044,166 1,802,340 1,802,340 8,729,285 2,000,000 2,000,000 8,628,984 8,628,984 8,628,984 8,628,984 284,245 284,245 60,000 1,476,959 16,718,237 18,539,441 29,168,425 60,000 1,476,959 19,227,103 21,048,308 31,677,292 529,488 529,488 29,697,914 35,742,080 657,238 657,238 32,334,530 41,063,815 (2) 【損益計算書】 前事業年度 (自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 営業収益 委託者報酬 運用受託報酬 投資助言報酬 その他営業収益 情報提供コンサルタント 業務報酬 投資法人運用受託報酬 サービス支援手数料 その他 営業収益計 営業費用 支払手数料 広告宣伝費 公告費 調査費 調査費 委託調査費 営業雑経費 通信費 印刷費 協会費 諸会費 情報機器関連費 販売促進費 その他 営業費用計 一般管理費 給料 役員報酬 給料・手当 賞与 賞与引当金繰入額 交際費 寄付金 事務委託費 旅費交通費 租税公課 不動産賃借料 退職給付費用 固定資産減価償却費 諸経費 一般管理費計 営業利益 -36- (単位:千円) 当事業年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 24,965,627 2,123,129 1,675,512 30,300,842 3,773,696 2,117,669 5,000 28,389 39,868 51,597 28,889,125 5,000 26,625 24,883 56,406 36,305,122 12,702,099 323,773 5,176 15,695,322 276,591 5,637 628,953 2,491,384 1,028,700 3,053,376 34,811 208,926 27,115 13,918 1,992,553 14,507 103,926 18,547,147 38,776 262,934 14,337 32,186 2,277,699 40,388 117,451 22,843,403 145,461 4,393,347 767,474 253,750 17,677 24 252,472 184,318 83,374 670,888 173,008 189,990 260,890 7,392,682 2,949,295 140,440 4,900,885 786,372 926,263 24,915 82 303,945 196,933 100,575 546,821 330,002 227,090 258,736 8,743,067 4,718,652 前事業年度 (自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 営業外収益 受取配当金 有価証券利息 受取利息 時効成立分配金・償還金 原稿・講演料 還付加算金 雑収入 営業外収益計 営業外費用 為替差損 雑損失 営業外費用計 経常利益 特別利益 投資有価証券償還益 投資有価証券売却益 負ののれん発生益 企業結合に係る特定勘定取崩 益 特別利益計 特別損失 固定資産除却損 投資有価証券償還損 投資有価証券評価損 投資有価証券売却損 関係会社株式評価損 合併関連費用 事務所移転費用 特別損失計 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益 ※1 -37- (単位:千円) 当事業年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 36,741 3,643 5,921 961 2,696 78 4,508 54,551 50,559 2,660 5,190 5,958 2,456 182 3,692 70,701 25,770 25,770 2,978,076 29,406 38 29,444 4,759,909 52,516 - 8,250 310,894 186,047 52,516 2,870 508,062 2,409 3,224 18,303 61,282 610 70,655 13,795 170,280 2,860,311 1,223,890 △ 119,459 1,104,430 1,755,881 6,717 2,337 1,280 454 17,767 1,313 29,870 5,238,102 2,147,762 △ 282,886 1,864,875 3,373,226 (3) 【株主資本等変動計算書】 前事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) (単位 :千円) 株主資本 資本剰余金 資本金 資本準備金 当期首残高 2,000,000 8,628,984 利益剰余金 その他利益剰余金 資本剰余金 合計 利益準備金 8,628,984 配当準備 積立金 284,245 繰越利益 剰余金 別途積立金 60,000 1,476,959 利益剰余金 合計 株主資本 合計 15,791,435 17,612,639 28,241,623 当期変動額 剰余金の配当 - △ 829,080 △ 829,080 △ 829,080 当期純利益 - 1,755,881 1,755,881 1,755,881 株主資本以外の項目 の当期変動額(純 額) - - - 当期変動額合計 当期末残高 - - - - - - 926,801 926,801 926,801 2,000,000 8,628,984 8,628,984 284,245 60,000 1,476,959 16,718,237 18,539,441 29,168,425 評価・換算差額等 その他有価証券 評価差額金 当期首残高 76,327 純資産合計 評価・換算差額等 合計 76,327 28,317,951 剰余金の配当 - △ 829,080 当期純利益 - 1,755,881 453,160 453,160 453,160 当期変動額合計 453,160 453,160 1,379,962 当期末残高 529,488 529,488 29,697,914 当期変動額 株主資本以外の項目 の当期変動額(純 額) -38- 当事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) (単位 :千円) 株主資本 資本剰余金 資本金 資本準備金 当期首残高 2,000,000 8,628,984 利益剰余金 その他利益剰余金 資本剰余金 合計 利益準備金 8,628,984 配当準備 積立金 284,245 60,000 繰越利益 剰余金 別途積立金 1,476,959 利益剰余金 合計 株主資本 合計 16,718,237 18,539,441 29,168,425 当期変動額 剰余金の配当 - △ 864,360 △ 864,360 △ 864,360 当期純利益 - 3,373,226 3,373,226 3,373,226 株主資本以外の項目 の当期変動額(純 額) - - - 当期変動額合計 当期末残高 - - - - - - 2,508,866 2,508,866 2,508,866 2,000,000 8,628,984 8,628,984 284,245 60,000 1,476,959 19,227,103 21,048,308 31,677,292 評価・換算差額等 その他有価証券 評価差額金 当期首残高 529,488 純資産合計 評価・換算差額等 合計 529,488 29,697,914 剰余金の配当 - △ 864,360 当期純利益 - 3,373,226 127,749 127,749 127,749 当期変動額合計 127,749 127,749 2,636,616 当期末残高 657,238 657,238 32,334,530 当期変動額 株主資本以外の項目 の当期変動額(純 額) -39- [注記事項] (重要な会計方針) 1.有価証券の評価基準及び評価方法 (1)満期保有目的の債券 償却原価法 (2)子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法 (3)その他有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法 2.固定資産の減価償却の方法 (1)有形固定資産 定率法によっております。但し、建物(建物附属設備を除く)については、定額法によっております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物 3~50年 器具備品 3~20年 (2)無形固定資産 定額法によっております。 なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によ っております。 3.引当金の計上基準 (1)賞与引当金 従業員賞与の支給に充てるため、将来の支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。 (2)退職給付引当金 従業員の退職金支給に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しておりま す。 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、 期間定額基準によっております。 過去勤務費用については、その発生時において一時に費用処理しております。 数理計算上の差異については、その発生時において一時に費用処理しております。 4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は税抜方式によっております。 -40- (未適用の会計基準等) 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第26号 平成24年5月17日)及び「退職給付に関する会計基 準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日) (1)概要 退職給付債務及び勤務費用の計算方法並びに開示の拡充の改正等について改正されました。 (2)適用予定日 退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正については、平成26年4月1日以後開始する事業年度の期首 から適用予定であります。 (3)当該会計基準等の適用による影響 財務諸表作成時において財務諸表に与える影響は、現在評価中であります。 (会計上の見積りの変更) 当社は、賞与引当金の計上基準について、業績を反映したものに変更したため、見積りの方法を将来にわ たり変更しております。 これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の営業利益、経常利益及び税引前当期純利益がそれぞれ 553,173千円減少しております。 (貸借対照表関係) ※1 有形固定資産の減価償却累計額 建物 器具備品 前事業年度 (平成25年3月31日) 223,463千円 698,449千円 当事業年度 (平成26年3月31日) 241,339千円 704,790千円 前事業年度 (平成25年3月31日) 13,031,110千円 289,597千円 446,096千円 当事業年度 (平成26年3月31日) 14,959,545千円 290,426千円 360,659千円 ※2 関係会社に対する資産及び負債 現金及び預金 未収投資助言報酬 未払手数料 3 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行1行と当座貸越契約を締結しております。当事業年 度末における当座貸越契約に係る借入金未実行残高等は次のとおりであります。 前事業年度 当事業年度 (平成25年3月31日) (平成26年3月31日) 当座貸越極度額の総額 10,000,000千円 10,000,000千円 借入実行残高 -千円 -千円 差引額 10,000,000千円 10,000,000千円 4 保証債務 当社は、子会社であるSumitomo Mitsui Asset Management(New York)Inc.における賃貸借契約に係る賃借料 に対し、平成27年6月までの賃借料総額の支払保証を行っております。 前事業年度 当事業年度 (平成25年3月31日) (平成26年3月31日) Sumitomo Mitsui Asset 45,184千円 27,470千円 Management (New York)Inc -41- (損益計算書関係) ※1 固定資産除却損 建物 器具備品 ソフトウェア 計 前事業年度 (自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 1,889千円 519千円 -千円 2,409千円 当事業年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) -千円 864千円 5,853千円 6,717千円 (株主資本等変動計算書関係) 前事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 1.発行済株式数に関する事項 当期首株式数 当期増加株式数 普通株式 17,640株 - 2.剰余金の配当に関する事項 (1)配当金支払額等 株式の 決議 種類 平成24年6月25日 普通株式 定時株主総会 配当金の総額 (千円) 829,080 当期減少株式数 - 一株当たり 配当額(円) 基準日 47,000 平成24年 3月31日 (2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生が翌事業年度になるもの 平成25年6月24日開催の第28回定時株主総会において次の通り付議いたします。 配当金の 株式の 一株当たり 基準日 決議 配当の原資 種類 総額(千円) 配当額(円) 平成25年 平成25年6月24日 普通株式 利益剰余金 864,360 49,000 定時株主総会 3月31日 当事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 1.発行済株式数に関する事項 当期首株式数 当期増加株式数 普通株式 2.剰余金の配当に関する事項 (1)配当金支払額等 株式の 決議 種類 平成25年6月24日 普通株式 定時株主総会 17,640株 当期減少株式数 - 配当金の総額 (千円) 864,360 一株当たり 配当額(円) 49,000 - 基準日 平成25年 3月31日 (2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生が翌事業年度になるもの 平成26年6月26日開催の第29回定時株主総会において次の通り付議いたします。 配当金の 株式の 一株当たり 基準日 決議 配当の原資 種類 総額(千円) 配当額(円) 平成26年 平成26年6月26日 普通株式 利益剰余金 1,852,200 105,000 定時株主総会 3月31日 -42- 当期末株式数 17,640株 効力発生日 平成24年 6月26日 効力発生日 平成25年 6月25日 当期末株式数 17,640株 効力発生日 平成25年 6月25日 効力発生日 平成26年 6月27日 (リース取引関係) オペレーティング・リース取引 (借主側) オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料 (単位:千円) 1年以内 1年超 合計 前事業年度 (平成25年3月31日) 516,612 1,218,728 1,735,341 当事業年度 (平成26年3月31日) 525,188 751,482 1,276,671 (金融商品関係) 1.金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 当社は、投資運用業及び投資助言業などの金融サービス事業を行っています。そのため、資金運用につ いては、短期的で安全性の高い金融資産に限定し、財務体質の健全性、安全性、流動性の確保を第一とし、 顧客利益に反しない運用を行っています。また、資金調達及びデリバティブ取引は行っていません。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 営業債権である未収運用受託報酬及び未収投資助言報酬は、顧客の信用リスクに晒されています。未収 委託者報酬は、信託財産中から支弁されるものであり、信託財産については受託者である信託銀行におい て分別管理されているため、リスクは僅少となっています。 有価証券及び投資有価証券については、主に満期保有目的の債券及び事業推進目的のために保有する当 社が設定する投資信託等であり、市場価格の変動リスク及び発行体の信用リスクに晒されています。関係 会社株式については、全額出資の海外子会社の株式及び50%出資した海外関連会社の株式であり、発行体 の信用リスクに晒されています。また、長期差入保証金は、建物等の賃借契約に関連する敷金等であり、 差入先の信用リスクに晒されています。 営業債務である未払手数料は、すべて1年以内の支払期日であります。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当社は、資産の自己査定及び償却・引当規程に従い、営業債権について、取引先毎の期日管理及び残高 管理を行うとともに、その状況について取締役会に報告しています。 満期保有目的の債券は、余資運用規則に基づき、短期の国債のみを対象としているため、信用リスクは 僅少であります。 有価証券、投資有価証券、子会社株式及び関連会社株式は発行体の信用リスクについて、資産の自己査 定及び償却・引当規程に従い、定期的に管理を行い、その状況について取締役会に報告しています。 長期差入保証金についても、差入先の信用リスクについて、資産の自己査定及び償却・引当規程に従い、 定期的に管理を行い、その状況について取締役会に報告しています。 ②市場リスクの管理 有価証券及び投資有価証券については、自己勘定資産の運用・管理に関する規程に従い、各所管部にお いては所管する有価証券について管理を、総務人事部においては総合的なリスク管理を行い、定期的に時 価を把握しています。また、資産の自己査定及び償却・引当規程に従い、その状況について取締役会に報 告しています。 なお、事業推進目的のために保有する当社が設定する投資信託等については、純資産額に対する保有制 限を設けており、また、自社設定投信等の取得・処分に関する規則に従い、定期的に取締役会において報 告し、投資家の資金性格、金額、および投資家数等の状況から検討した結果、目的が達成されたと判断し た場合には速やかに処分することとしています。 -43- (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格及び業界団体が公表する売買参考統計値等に基づく価額のほか、これら の価額がない場合には合理的に算定された価額が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提 条件を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることがあります。 2.金融商品の時価等に関する事項 貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。なお、時価を把握することが極 めて困難と認められるものは、次表には含まれていません( (注2)参照) 。 前事業年度(平成25年3月31日) (1)現金及び預金 (2)未収委託者報酬 (3)未収運用受託報酬 (4)未収投資助言報酬 (5)有価証券及び投資有価証券 ①満期保有目的の債券 ②その他有価証券 (6)長期差入保証金 資産計 (1)未払金 ①未払手数料 負債計 貸借対照表計上額 17,748,821 3,641,029 439,648 470,228 時価 17,748,821 3,641,029 439,648 470,228 (単位:千円) 差額 - - - - 3,999,613 6,881,219 553,412 33,733,972 3,999,200 6,881,219 553,412 33,733,559 △413 - - △413 1,899,876 1,899,876 1,899,876 1,899,876 - - 貸借対照表計上額 20,615,467 4,128,531 934,710 453,941 時価 20,615,467 4,128,531 934,710 453,941 (単位:千円) 差額 - - - - 4,999,802 6,811,166 541,904 38,485,524 4,999,500 6,811,166 541,904 38,485,221 △302 - - △302 2,138,441 2,138,441 2,138,441 2,138,441 - - 当事業年度(平成26年3月31日) (1)現金及び預金 (2)未収委託者報酬 (3)未収運用受託報酬 (4)未収投資助言報酬 (5)有価証券及び投資有価証券 ①満期保有目的の債券 ②その他有価証券 (6)長期差入保証金 資産計 (1)未払金 ①未払手数料 負債計 (注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項 資 産 (1)現金及び預金、(2)未収委託者報酬、(3)未収運用受託報酬及び(4)未収投資助言報酬 これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ ています。 (5)有価証券及び投資有価証券 これらの時価について、債券については業界団体が公表する売買参考統計値等によって、投資信 託等については取引所の価格、取引金融機関から提示された価格及び公表されている基準価格によ -44- っております。 また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、 「有価証券関係」注記を参照くださ い。 (6)長期差入保証金 これらの時価については、敷金の性質及び賃貸借契約の期間から帳簿価額にほぼ等しいことから、 当該帳簿価額によっています。 負 債 (1)未払金 ①未払手数料 これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ ています。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額 前事業年度 (平成25年3月31日) その他有価証券 非上場株式 投資証券 合計 子会社株式及び関連会社株式 非上場株式 合計 (単位:千円) 当事業年度 (平成26年3月31日) 298 33,040 33,338 298 31,760 32,058 234,311 234,311 353,036 353,036 その他有価証券については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるものであり、 「(5)②その他有価証券」には含めておりません。 子会社株式及び関連会社株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められ るものであることから、時価開示の対象とはしておりません。 (注3)金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額 前事業年度(平成25年3月31日) 区分 現金及び預金 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 未収投資助言報酬 有価証券及び投資有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち 満期があるもの 長期差入保証金 合計 1年以内 17,748,821 3,641,029 439,648 470,228 1年超5年以内 - - - - 5年超10年以内 - - - - (単位:千円) 10年超 - - - - 4,000,000 - - - - 27,733 26,327,460 - 525,679 525,679 - - - - - - -45- 当事業年度(平成26年3月31日) 区分 現金及び預金 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 未収投資助言報酬 有価証券及び投資有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち 満期があるもの 長期差入保証金 合計 - - - - 5年超10年以内 - - - - (単位:千円) 10年超 - - - - 5,000,000 - - - - 23,475 31,156,125 - 518,429 518,429 - - - - - - 1年以内 20,615,467 4,128,531 934,710 453,941 1年超5年以内 (有価証券関係) 1.満期保有目的の債券 前事業年度(平成25年3月31日) 区分 (1)貸借対照表日の時価が貸借対照表計上 額を超えるもの - 小計 (2)貸借対照表日の時価が貸借対照表計上 額を超えないもの 国債 小計 合計 貸借対照表計上額 (単位:千円) 差額 時価 - - - - - - 3,999,613 3,999,613 3,999,613 3,999,200 3,999,200 3,999,200 △413 △413 △413 当事業年度(平成26年3月31日) 区分 (1)貸借対照表日の時価が貸借対照表計上 額を超えるもの - 小計 (2)貸借対照表日の時価が貸借対照表計上 額を超えないもの 国債 小計 合計 貸借対照表計上額 (単位:千円) 差額 時価 - - - - - - 4,999,802 4,999,802 4,999,802 4,999,500 4,999,500 4,999,500 △302 △302 △302 2.子会社株式及び関連会社株式 前事業年度(平成25年3月31日) 子会社株式(貸借対照表計上額 関係会社株式234,311千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが 極めて困難と認められることから、記載しておりません。また、上記「貸借対照表計上額」は、減損処理後の 帳簿価額です。当事業年度における減損処理額は、610千円です。 当事業年度(平成26年3月31日) 子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 関係会社株式353,036千円)は、市場価格がなく、時価 を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。 -46- 3.その他有価証券 前事業年度(平成25年3月31日) (単位:千円) 差額 区分 貸借対照表計上額 取得原価 (1)貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 投資信託等 6,212,805 5,419,133 793,672 小計 6,212,805 5,419,133 793,672 (2)貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 投資信託等 668,413 670,000 △1,586 小計 668,413 670,000 △1,586 合計 6,881,219 6,089,133 792,086 (注)非上場株式等(貸借対照表計上額 33,338千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極 めて困難と認められることから、記載しておりません。また、上記「貸借対照表計上額」は、減損処理後 の帳簿価額です。当事業年度における減損処理額は、18,303千円です。 当事業年度(平成26年3月31日) (単位:千円) 区分 貸借対照表計上額 取得原価 差額 (1)貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 投資信託等 6,390,685 5,387,490 1,003,195 小計 6,390,685 5,387,490 1,003,195 (2)貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 投資信託等 420,480 424,165 △3,684 小計 420,480 424,165 △3,684 合計 6,811,166 5,811,655 999,510 (注)非上場株式等(貸借対照表計上額 32,058千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極 めて困難と認められることから、記載しておりません。また、上記「貸借対照表計上額」は、減損処理後 の帳簿価額です。当事業年度における減損処理額は、1,280千円です。 4.当事業年度中に売却したその他有価証券 前事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 52,516 (単位:千円) 売却損の合計額 61,282 310,894 (単位:千円) 売却損の合計額 454 売却益の合計額 売却額 1,042,233 当事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 売却益の合計額 売却額 2,097,321 -47- (退職給付関係) 前事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 1.採用している退職給付制度の概要 当社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度を設けております。 2.退職給付債務の額 退職給付債務 退職給付引当金 (単位:千円) 1,605,470 1,605,470 3.退職給付費用の額 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の費用処理額 その他 退職給付費用 (単位:千円) 171,214 22,339 △36,910 16,364 173,008 (注)その他は、その他の関係会社からの出向者の年金掛金負担分と退職給付引当額相当額負担分になります。 4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 退職給付見込額の期間配分方法 勤務期間を基準とする方法 割引率 1.5% 過去勤務債務の額の処理年数 1年(発生時において費用処理する方法) 数理計算上の差異の処理年数 1年(発生時において費用処理する方法) 当事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 1.採用している退職給付制度の概要 当社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度を設けております。また、確定拠出型の制度として、確 定拠出年金制度を設けております。 2.確定給付制度 (1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 (単位:千円) 退職給付債務の期首残高 1,605,470 勤務費用 184,549 利息費用 25,192 数理計算上の差異の発生額 △21,670 過去勤務費用の発生額 27,157 退職給付の支払額 △93,535 その他 75,176 退職給付債務の期末残高 1,802,340 (注)その他は、トヨタアセットマネジメント株式会社との合併により引き継いだ退職給付債務額になります。 -48- (2)退職給付債務の期末残高と貸借対照表に記載された退職給付引当金の調整表 (単位:千円) 非積立型の退職給付債務 1,802,340 未認識数理計算上の差異 - 未認識過去勤務費用 - 退職給付引当金 1,802,340 (3)退職給付費用及びその内訳項目の金額 (単位:千円) 勤務費用 184,549 利息費用 25,192 数理計算上の差異の費用処理額 △21,670 過去勤務費用の費用処理額 27,157 その他 114,773 退職給付費用合計 330,002 (注)その他は、その他の関係会社からの出向者の年金掛金負担分及び退職給付引当額相当額負担分、退職 定年制度適用による割増退職金並びに確定拠出年金への拠出額になります。 (4)数理計算上の計算基礎に関する事項 当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎 割引率 1.5% 3.確定拠出制度 当社の確定拠出制度への要拠出額は、43,539千円であります。 -49- (税効果会計関係) 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前事業年度 (平成25年3月31日) 流動の部 繰延税金資産 賞与引当金 未払事業税 調査費 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 固定の部 繰延税金資産 退職給付引当金 特定外国子会社留保金額 ソフトウェア償却 投資有価証券評価損 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 その他 繰延税金負債合計 繰延税金資産の純額 -50- (単位:千円) 当事業年度 (平成26年3月31日) 96,450 56,165 48,698 10,598 230,101 - 230,101 330,120 123,029 62,002 33,507 548,658 - 548,658 572,189 226,275 75,827 51,622 6,428 932,342 △260,304 672,038 642,354 226,680 105,651 50,143 6,970 1,031,799 △233,276 798,523 262,597 - 262,597 409,440 334,588 457 335,046 1,012,135 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因と なった主要な項目別の内訳 前事業年度 当事業年度 (平成25年3月31日) (平成26年3月31日) 法定実効税率 - 38.0% (調整) 評価性引当額の増減 - △0.5 交際費等永久に損金に算入されない項目 - 0.3 住民税均等割 - 0.1 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 - 0.7 負ののれん発生益 - △1.3 企業結合に係る特定勘定取崩 - △1.5 その他 - △0.1 税効果会計適用後の法人税等の負担率 - 35.6 (注)前事業年度につきましては、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実 効税率の100分の5以下であるため、注記を省略しております。 3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 「所得税法等の一部を改正する法律」 (平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26年4 月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が廃止されることとなりました。これに伴い、平成26年4 月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等にかかる繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使 用する法定実効税率は、平成27年3月31日までについては、従来の38.0%から35.6%となります。この税率変 更により、繰延税金資産の純額及び法人税等調整額が、それぞれ40,739千円減少しております。 (企業結合等関係) 取得による企業結合 (1)企業結合の概要 ①被取得企業の名称及び事業の内容 被取得企業の名称 トヨタアセットマネジメント株式会社 事業の内容 投資運用業等 ②企業結合を行った主な理由 当社とトヨタアセットマネジメント株式会社の経営統合により、地域性や商品性などの相互補完関係を 活かすことで、国内における事業基盤の飛躍的な拡大と運用・商品開発力の強化、更に、経営におけるシ ナジー発揮などを通じ、お客様サービスのより一層の向上が行えるとの判断に至り、合併致しました。 ③企業結合日 平成25年4月1日 ④企業結合の法的形式 当社がトヨタアセットマネジメント株式会社の全株式を取得した後に行い、当社を存続会社とする吸収 合併方式 ⑤結合後企業の名称 三井住友アセットマネジメント株式会社 ⑥取得した議決権比率 100% ⑦取得企業を決定するに至った根拠 当社が現金を対価として株式を取得したことによっております。 (2)財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間 平成25年4月1日から平成26年3月31日まで -51- (3)被取得企業の取得原価及びその内訳 取得の対価 760,008千円 取得に直接要した費用 2,145千円 取得原価 762,153千円 (4)株式の種類別の交換比率及びその算定方法並びに交付した株式数 当社は、トヨタアセットマネジメント株式会社の発行済株式の全てを所有していたため、合併に際しては 新株の発行及び金銭等の交付はありません。 (5)発生したのれんの金額及び発生原因 ①負ののれんの金額 186,047千円 ②発生原因 受け入れた資産及び引き受けた負債の純額が、被取得企業の取得の対価算定時の企業評価に基づく投資額 を上回ったことによります。 (6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳 流動資産 1,604,153千円 固定資産 258,107千円 資産合計 1,862,260千円 流動負債 固定負債 負債合計 619,705千円 75,176千円 694,881千円 (7)企業結合が当事業年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当事業年度の損益計算書に及ぼす影響の概 算額及びその算定方法 企業結合が当事業年度の開始日に完了しているため、該当事項はありません。 (セグメント情報等) 前事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 1.セグメント情報 当社は、投資運用業及び投資助言業などの金融商品取引業を中心とする営業活動を展開しております。これ らの営業活動は、金融その他の役務提供を伴っており、この役務提供と一体となった営業活動を基に収益を得 ております。 従って、当社の事業区分は、 「投資・金融サービス業」という単一の事業セグメントに属しており、事業の 種類別セグメント情報の記載を省略しております。 2.関連情報 (1)製品及びサービスごとの情報 (単位:千円) 委託者報酬 外部顧客への売 上高 24,965,627 運用受託報酬 2,123,129 投資助言報酬 1,675,512 その他 124,856 合計 28,889,125 (2)地域ごとの情報 ①売上高 本邦の外部顧客への売上高に区分した金額が損益計算書の売上高の90%を超えるため、地域ごとの売上 高の記載を省略しております。 ②有形固定資産 -52- 本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、地域 ごとの有形固定資産の記載を省略しております。 (3)主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ ん。 当事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 1.セグメント情報 当社は、投資運用業及び投資助言業などの金融商品取引業を中心とする営業活動を展開しております。これ らの営業活動は、金融その他の役務提供を伴っており、この役務提供と一体となった営業活動を基に収益を得 ております。 従って、当社の事業区分は、 「投資・金融サービス業」という単一の事業セグメントに属しており、事業の 種類別セグメント情報の記載を省略しております。 2.関連情報 (1)製品及びサービスごとの情報 委託者報酬 外部顧客への売 上高 30,300,842 運用受託報酬 投資助言報酬 3,773,696 2,117,669 その他 112,914 (単位:千円) 合計 36,305,122 (2)地域ごとの情報 ①売上高 本邦の外部顧客への売上高に区分した金額が損益計算書の売上高の90%を超えるため、地域ごとの売上 高の記載を省略しております。 ②有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、地域 ごとの有形固定資産の記載を省略しております。 (3)主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありま せん。 3.報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報 当社は単一セグメントのため、記載を省略しております。 -53- (関連当事者情報) 前事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 1.親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。 )等 (単位:千円) 会社等の名 称又は氏名 種類 資本金、出資金 又は基金 所在地 その他の関 (株)三井住 東京都 千代田区 係会社 友銀行 事業の内容 又は職業 1,770,996,505 銀行業 その他の関 住友生命保 大阪府 係会社 険(相) 大阪市 中央区 議決権等の所有(被 所有)割合 (被所有) % 直接 40 270,000,000 生命保険業 (被所有) % 直接27.5 関連当事者 取引の との関係 投信の販売委託 役員の兼任 内容 委託販売手数料 当社の主要顧客 投資助言報酬 取引金額 科目 期末残高 4,030,024 未払手数 料 345,107 1,063,467 未収投資 助言報酬 289,597 (注)1.上記金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれておりま す。 2.取引条件及び取引条件の決定方針等 (1)投資助言契約の受託については、一般取引条件を勘案した個別契約に基づき決定しております。 (2)投信の販売委託については、一般取引条件を基に、協議の上決定しております。 2.その他の関係会社の子会社等 (単位:千円) 会社等の名称又 は氏名 種類 その他の関係 会社の子会社 所在地 SMBC日興証 東京都 券㈱ 千代田区 資本金、出資金 又は基金 事業の内容 又は職業 10,000,000 証券業 議決権等の所 関連当事者との 取引の 有(被所有)割 関係 内容 合 - % 投信の販売委託 委託販売手数料 取引金額 科目 期末残高 1,620,156 未払手数 料 195,174 (注)1.上記金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれておりま す。 2.取引条件及び取引条件の決定方針等 (1)投信の販売委託については、一般取引条件を基に、協議の上決定しております。 当事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 1.親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。 )等 (単位:千円) 会社等の名 称又は氏名 種類 その他の 関係会社 その他の 関係会社 所在地 (株)三井住 東京都 千代田区 友銀行 住友生命保 大阪府 大阪市 険(相) 中央区 資本金、出資金 又は基金 事業の内容 又は職業 1,770,996,505 銀行業 270,000,000 生命保険業 議決権等の所有(被 所有)割合 (被所有) % 直接 40 (被所有) % 直接27.5 関連当事者 との関係 投信の販売委託 役員の兼任 当社の主要顧客 取引の 内容 委託販売手数 料 投資助言報酬 取引金額 科目 期末残高 3,299,099 未払手数 料 1,127,963 未収投資 助言報酬 257,411 290,426 (注)1.上記金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれておりま す。 2.取引条件及び取引条件の決定方針等 (1)投資助言契約の受託については、一般取引条件を勘案した個別契約に基づき決定しております。 (2)投信の販売委託については、一般取引条件を基に、協議の上決定しております。 2.子会社及び関連会社等 (単位:千円) 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 関連 会社 UOB-SM Asset Singapore Management Pte. Ltd. 議決権等 資本金、出資金 事業の内容又 関連当事者 取引の の所有(被所有) との関係 又は基金 は職業 内容 割合 3,000,000 投資運用業 (所有) % 投信の販売委託 出資の引受 直接50 役員の兼任 (シンガポール ドル) 取引金額 118,725 科目 期末残高 - - (注)1.UOB-SM Asset Management Pte. Ltd.の出資の引受は、新規法人設立のため行ったものであります。 -54- 3.その他の関係会社の子会社等 (単位:千円) 種類 会社等の名 称又は氏名 所在地 その他の関係会社 SMBC日興 東京都 千代田区 の子会社 証券㈱ 議決権等 資本金、出資金又 事業の内容又は 関連当事者との 取引の の所有(被所有) は基金 職業 関係 内容 割合 10,000,000 証券業 - % 投信の販売委託 委託販売手 役員の兼任 数料 取引金額 科目 4,037,816 未払手数料 期末残高 403,591 (注)1.上記金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれておりま す。 2.取引条件及び取引条件の決定方針等 (1)投信の販売委託については、一般取引条件を基に、協議の上決定しております。 (1株当たり情報) 前事業年度 当事業年度 (自 平成24年4月1日 (自 平成25年4月1日 至 平成25年3月31日) 至 平成26年3月31日) 1株当たり純資産額 1,683,555.22円 1,833,023.27円 1株当たり当期純利益金額 99,539.78円 191,226.00円 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ ん。 2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前事業年度 当事業年度 (自 平成24年4月1日 (自 平成25年4月1日 至 平成25年3月31日) 至 平成26年3月31日) 1株当たり当期純利益金額 当期純利益(千円) 1,755,881 3,373,226 普通株主に帰属しない金額 - - (千円) 普通株式に係る当期純利益金額 1,755,881 3,373,226 (千円) 期中平均株式数(株) 17,640 17,640 (重要な後発事象) 該当事項はございません。 -55- (参考情報)トヨタアセットマネジメント株式会社の財務諸表 1. 当社の財務諸表は、 「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」 (昭和38年大蔵省令第59号。以 下「財務諸表等規則」という。 )並びに同規則第2条の規定により、 「金融商品取引業等に関する内閣府令」 (平成19年内閣府令第52号)に基づいて作成しております。 なお、財務諸表の記載金額は、千円未満の端数を四捨五入して表示しております。 2. 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明に準じて、第24期事業年度(平成24年4 月1日から平成25年3月31日まで)の財務諸表について、あらた監査法人により監査を受けております。 3. 当社は平成25年4月1日付で三井住友アセットマネジメント株式会社を存続会社として合併しております。 なお、財務諸表中に記載されている「当社」は、合併前のトヨタアセットマネジメント株式会社を指してお ります。 -56- -57- (1)貸借対照表 前事業年度 (平成24年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 有価証券 前払費用 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 未収還付法人税等 繰延税金資産 その他 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物 器具備品 有形固定資産合計 無形固定資産 ソフトウェア その他 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 長期差入保証金 長期預け金 繰延税金資産 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 501,562 643,270 21,817 372,005 92,258 - 19,857 - 1,650,770 *1 *1 17,684 *1 8,726 *1 26,411 -58- (単位:千円) 当事業年度 (平成25年3月31日) 994,987 - 23,419 437,440 110,402 5,415 22,654 9,836 1,604,153 697 3,264 3,961 7,672 1,207 8,879 12,075 38 12,113 40,477 70,406 574 35,810 147,266 182,555 1,833,325 42,695 52,610 - 146,728 242,033 258,108 1,862,261 前事業年度 (平成24年3月31日) (単位:千円) 当事業年度 (平成25年3月31日) 負債の部 流動負債 預り金 未払代行手数料 未払金 未払費用 未払法人税等 未払消費税等 賞与引当金 流動負債合計 8,489 202,085 606 93,163 6,403 9,154 27,000 346,901 7,801 237,521 201,189 121,583 - 4,755 46,857 619,705 固定負債 退職給付引当金 固定負債合計 負債合計 100,461 100,461 447,362 75,177 75,177 694,882 600,000 600,000 純資産の部 株主資本 資本金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 別途積立金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 株主資本合計 29,284 29,788 109,000 647,689 785,973 1,385,973 109,000 427,764 566,552 1,166,552 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産合計 負債・純資産合計 ▲ 10 ▲ 10 1,385,963 1,833,325 827 827 1,167,379 1,862,261 -59- (2)損益計算書 (単位:千円) 当事業年度 (自平成24年 4月 1日 至平成25年 3月31日) 前事業年度 (自平成23年 4月 1日 至平成24年 3月31日) 営業収益 委託者報酬 運用受託報酬 投資助言報酬 営業収益合計 1,177,306 273,573 529,665 1,980,544 *1 営業費用 支払手数料 広告宣伝費 調査費 委託調査費 委託計算費 営業雑経費 通信費 印刷費 協会費 諸会費 その他営業雑経費 営業費用合計 一般管理費 給料 役員報酬 給料・手当 賞与 賞与引当金繰入 福利厚生費 交際費 旅費交通費 租税公課 不動産賃借料 退職給付費用 固定資産減価償却費 業務委託費 諸経費 一般管理費合計 営業利益又は営業損失(▲) *1 *1 *1 営業外収益 受取利息 有価証券利息 受取配当金 その他営業外収益 営業外収益合計 550,329 6,366 147,633 114,623 42,128 572,174 100 138,401 123,589 41,985 5,816 21,775 4,239 874 3,651 897,433 5,390 21,494 4,591 763 3,738 912,225 83,127 488,251 99,845 27,000 93,480 6,181 16,469 9,114 89,783 32,884 13,584 49,845 40,787 1,050,351 32,760 73,927 475,070 100,723 46,857 90,095 10,415 23,984 7,490 76,034 37,467 11,128 58,172 42,151 1,053,511 ▲ 26,248 36 547 529 1,203 2,315 -60- *1 1,203,017 306,131 430,339 1,939,488 *1 *1 *1 52 392 988 1,050 2,481 (単位:千円) 当事業年度 (自平成24年 4月 1日 至平成25年 3月31日) 前事業年度 (自平成23年 4月 1日 至平成24年 3月31日) 営業外費用 雑損失 営業外費用合計 経常利益又は経常損失(▲) 特別利益 投資有価証券売却益 特別利益合計 特別損失 役員退職慰労金 固定資産除売却損 合併関連費用 特別損失合計 336 336 34,739 1,115 1,115 ▲ 24,882 71 71 - - 7,750 1,020 *2 - *3 8,770 *2 税引前当期純利益又は税引前 当期純損失(▲) 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益又は当期純損失(▲) -61- 40,700 881 261,274 302,855 26,040 ▲ 327,736 15,259 5,146 20,405 5,635 823 ▲ 114,178 ▲ 113,355 ▲ 214,381 (3)株主資本等変動計算書 前事業年度 (自平成23年 4月 1日 至平成24年 3月31日) 株主資本 資本金 当期首残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 利益剰余金 利益準備金 当期首残高 当期変動額 利益準備金の積立 当期変動額合計 当期末残高 その他利益剰余金 別途積立金 当期首残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 繰越利益剰余金 当期首残高 当期変動額 利益準備金の積立 剰余金の配当 当期純利益又は当期純損失(▲) 当期変動額合計 当期末残高 利益剰余金合計 当期首残高 当期変動額 利益準備金の積立 剰余金の配当 当期純利益又は当期純損失(▲) 当期変動額合計 当期末残高 株主資本合計 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益又は当期純損失(▲) 当期変動額合計 当期末残高 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 当期首残高 -62- (単位:千円) 当事業年度 (自平成24年 4月 1日 至平成25年 3月31日) 600,000 600,000 - 600,000 - 600,000 27,760 29,284 1,524 1,524 29,284 504 504 29,788 109,000 109,000 - 109,000 - 109,000 658,818 647,689 ▲ 1,524 ▲ 15,240 5,635 ▲ 11,129 647,689 ▲ 504 ▲ 5,040 ▲ 214,381 ▲ 219,925 427,764 795,578 785,973 - ▲ 15,240 5,635 ▲ 9,605 785,973 - ▲ 5,040 ▲ 214,381 ▲ 219,421 566,552 1,395,578 1,385,973 ▲ 15,240 5,635 ▲ 9,605 1,385,973 ▲ 5,040 ▲ 214,381 ▲ 219,421 1,166,552 111 ▲ 10 前事業年度 (自平成23年 4月 1日 至平成24年 3月31日) 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額 (純額) 当期変動額合計 当期末残高 評価・換算差額等合計 当期首残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額 (純額) 当期変動額合計 当期末残高 純資産合計 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益又は当期純損失(▲) 株主資本以外の項目の当期変動額 (純額) 当期変動額合計 当期末残高 -63- (単位:千円) 当事業年度 (自平成24年 4月 1日 至平成25年 3月31日) ▲ 121 ▲ 121 ▲ 10 837 837 827 111 ▲ 10 ▲ 121 ▲ 121 ▲ 10 837 837 827 1,395,689 1,385,963 ▲ 15,240 5,635 ▲ 5,040 ▲ 214,381 ▲ 121 837 ▲ 9,726 1,385,963 ▲ 218,584 1,167,379 重要な会計方針 1. 有価証券の評価基準及び評価方法 その他有価証券 決算日の市場価格等による時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法に より算定)を採用しております。なお、預金と同様の性格を有する有価証券については、移動平均法による原 価法を採用しております。 2. 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産 定率法を採用しております。但し、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については 定額法を採用しております。 (2) 無形固定資産 定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における見込み利用可能期間(5年)による定額法を採用 しております。 3. 引当金の計上基準 (1) 賞与引当金 従業員に対して支給する賞与の支出に備えて、支給見込額の当事業年度負担額を計上しております。 (2) 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職金規程に基づく自己都合要支給額の全額を計 上しております。 4. その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。 会計方針の変更 減価償却方法の変更 当社は法人税法の改正に伴い、当事業年度より、平成24年4月1日以後に取得した有形固定資産について、 改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しております。 なお、この変更による当事業年度の損益に与える影響は軽微であります。 -64- 注記事項 (貸借対照表関係) 前事業年度 (平成24年3月31日) *1 有形固定資産の減価償却累計額 建物 器具備品 計 当事業年度 (平成25年3月31日) *1 有形固定資産の減価償却累計額 63,978千円 57,853千円 121,831千円 建物 器具備品 計 1,071千円 22,826千円 23,897千円 (損益計算書関係) 前事業年度 (自 平成23年 4月 1日 至 平成24年 3月31日) *1 関係会社との取引額 投資助言報酬 給料・手当 賞与 退職給付費用 当事業年度 (自 平成24年 4月 1日 至 平成25年 3月31日) *1 関係会社との取引額 529,665千円 107,355千円 31,907千円 4,200千円 投資助言報酬 給料・手当 賞与 退職給付費用 430,339千円 77,490千円 18,286千円 4,857千円 *2 固定資産除売却損は、器具備品1,020千円であり *2 固定資産除売却損は、建物881千円であります。 ます。 ― *3 合併関連費用は三井住友アセットマネジメント 株式会社との合併にかかる費用であり、以下の通 りです。 希望退職関連費用 固定資産除却損 原状回復費用 IT関連費用 その他 -65- 205,102千円 21,460千円 17,365千円 8,026千円 9,321千円 (株主資本等変動計算書関係) 前事業年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) 1. 発行済株式の種類及び総数に関する事項 当事業年度期首 当事業年度 株式数 (株) 増加株式数 (株) 発行済株式 普通株式 12,000 - 合計 12,000 - 当事業年度 減少株式数 (株) 当事業年度末 株式数 (株) - - 12,000 12,000 2. 配当に関する事項 (1) 配当金支払額 決議 株式の種類 配当金の総額 (千円) 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日 平成23年6月28日 平成23年 普通株式 15,240 1,270 定時株主総会 3月31日 (2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの 配当金の 1株当たり 基準日 決議 株式の種類 配当の原資 総額(千円) 配当額(円) 平成24年6月27日 平成24年 普通株式 利益剰余金 5,040 420 定時株主総会 3月31日 当事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 1. 発行済株式の種類及び総数に関する事項 当事業年度期首 当事業年度 株式数 (株) 増加株式数 (株) 発行済株式 普通株式 12,000 - 合計 12,000 - 当事業年度 減少株式数 (株) - - 平成23年 6月29日 効力発生日 平成24年 6月28日 当事業年度末 株式数 (株) 12,000 12,000 2. 配当に関する事項 (1) 配当金支払額 決議 株式の種類 配当金の総額 (千円) 1株当たり 配当額(円) 基準日 平成24年6月27日 平成24年 普通株式 5,040 420 定時株主総会 3月31日 (2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの 該当事項はありません。 (リース取引関係) 該当事項はありません。 -66- 効力発生日 平成24年 6月28日 (金融商品関係) 1.金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 当社は、資金運用については、合理的な理由がある場合を除いて、銀行預金及び安全性の高い有価証券に 限定しており、投機的な取引は行わない方針であります。また、資金調達については、運転資金及び設備投 資資金に関しては、原則として自己資金で賄う方針であります。 (2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制 営業債権である未収運用受託報酬には、顧客の信用リスクが存在します。資産管理部門及び営業部門にお いて、日常の営業活動により、顧客等の信用状況を把握するとともに、債権回収の期日管理を行い、経理部 門でその回収を確認することで、回収懸念の軽減ないしは早期把握に努めています。 また、未収委託者報酬には、運用を委託されている投資信託の運用資産が悪化した場合に回収できず、当 社が損失を被るリスクが存在しますが、過去の回収実績等からリスクは非常に低いものと考えております。 有価証券及び投資有価証券は、当社設定・運用の短期公社債投資信託並びに株式投資信託であり、組入れ 有価証券について市場価格の変動リスク及び信用リスク等が存在します。当該リスクに対しては、日々、時 価を把握し、組入れ有価証券の発行体の財務状況等の把握等により、リスク管理を実施するとともに、定期 的に保有継続について検討を行っています。 長期差入保証金は、建物賃貸借契約に係る敷金であり、差し入れ先の信用リスクに晒されています。差し 入れ先の信用状況を定期的に把握することを通じて、リスクの軽減を図っています。 営業債務である未払費用は、全て1年以内に支払期日が到来します。これらには、流動性リスクが存在し ます。当社は、現状、自己資金が充分でありますが、キャッシュ・フローの管理等を通じて、リスクの軽減 を図っています。 2.金融商品の時価等に関する事項 前事業年度(平成24年3月31日) 貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりとなっております。なお、時価を把握す るのが極めて困難と認められる金融商品はありません。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 時価 差額 (1)現金及び預金 501,562 501,562 ― (2)有価証券 643,270 643,270 ― (3)未収委託者報酬 372,005 372,005 ― (4)未収運用受託報酬 92,258 92,258 ― (5)投資有価証券 40,477 40,477 ― (6)長期差入保証金 70,406 69,389 ▲1,016 資産計 1,719,978 1,718,962 ▲1,016 (1)未払代行手数料 202,085 202,085 ― (2)未払費用 93,163 93,163 ― 負債計 295,248 295,248 ― (注1)金融商品の時価の算定方法 資産 (1)現金及び預金 預金はすべて短期間で決済されるものであり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に よっております。 (2)有価証券及び(5)投資有価証券 有価証券及び投資有価証券は、すべて投資信託であり、その時価については、基準価額によっております。 (3)未収委託者報酬及び(4)未収運用受託報酬 これらはすべて短期間で決済されるものであり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額 によっております。 -67- (6)長期差入保証金 長期差入保証金(敷金)の時価の算定は、合理的に見積りした長期差入保証金(敷金)の返還予定時期に 基づき、国債の利率で割引いた現在価値によっております。 負債 (1)未払代行手数料及び(2)未払費用 これらはすべて短期間で決済されるものであり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額 によっております。 (注2)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額 が含まれます。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件を採用するこ とにより、当該価額が変動することがあります。 (注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 現金及び預金 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 長期差入保証金 合計 1年以内 501,562 372,005 92,258 - 965,825 1年超5年以内 5年超10年以内 - - - - - - - - 70,406 70,406 (単位:千円) 10年超 - - - - - 当事業年度(平成25年3月31日) 貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりとなっております。なお、時価を把握する のが極めて困難と認められる金融商品はありません。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 時価 差額 (1)現金及び預金 994,987 994,987 ― (2)未収委託者報酬 437,440 437,440 ― (3)未収運用受託報酬 110,402 110,402 ― (4)投資有価証券 42,695 42,695 ― (5)長期差入保証金 52,610 52,135 ▲475 資産計 1,638,134 1,637,659 ▲475 (1)未払代行手数料 237,521 237,521 ― (2)未払金 201,189 201,189 ― (3)未払費用 121,583 121,583 ― 負債計 560,293 560,293 ― (注1)金融商品の時価の算定方法 資産 (1)現金及び預金 預金はすべて短期間で決済されるものであり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によ っております。 (2)未収委託者報酬及び(3)未収運用受託報酬 これらはすべて短期間で決済されるものであり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に よっております。 (4)投資有価証券 投資有価証券は、すべて投資信託であり、その時価については、基準価額によっております。 -68- (5)長期差入保証金 長期差入保証金(敷金)の時価の算定は、合理的に見積りした長期差入保証金(敷金)の返還予定時期に基 づき、国債の利率で割引いた現在価値によっております。 負債 (1)未払代行手数料、(2)未払金及び(3)未払費用 これらはすべて短期間で決済されるものであり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に よっております。 (注2)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が 含まれます。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件を採用することによ り、当該価額が変動することがあります。 (注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超 現金及び預金 994,987 - - - 未収委託者報酬 437,440 - - - 未収運用受託報酬 110,402 - - - 長期差入保証金 50,935 1,675 - - 合計 1,593,764 1,675 - - (有価証券関係) その他有価証券 前事業年度(平成24年3月31日) 種類 貸借対照表計上額 取得原価 貸借対照表計上額が取得原価 投資信託 683,747 683,762 を超えないもの 合計 683,747 683,762 その他有価証券の前事業年度中の売却額は515千円であり、売却益は71千円であります。 (単位:千円) 差額 ▲15 ▲15 当事業年度(平成25年3月31日) 種類 貸借対照表計上額 取得原価 貸借対照表計上額が取得原価 投資信託 42,695 41,410 を超えるもの 合計 42,695 41,410 その他有価証券の当事業年度中の売却額は643,584千円であり、売却損益は生じておりません。 -69- (単位:千円) 差額 1,285 1,285 (デリバティブ取引関係) 該当事項はありません。 (退職給付関係) 前事業年度 当事業年度 (自 平成23年 4月 1日 (自 平成24年 4月 1日 至 平成24年 3月31日) 至 平成25年 3月31日) 1.採用している退職給付制度の概要 1.採用している退職給付制度の概要 当社は確定給付型の制度として、退職一時金制度を採 同左 用しております。 2.退職給付債務に関する事項 (1)退職給付債務 (2)退職給付引当金 100,461千円 100,461千円 3.退職給付費用に関する事項 (1)勤務費用(注) 32,884千円 (2)退職給付費用 32,884千円 (注)確定拠出年金への掛金支払額を含んで おります。 2.退職給付債務に関する事項 (1)退職給付債務 (2)退職給付引当金 75,177千円 75,177千円 3.退職給付費用に関する事項 (1)勤務費用(注) 37,467千円 (2)退職給付費用 37,467千円 (注)確定拠出年金への掛金支払額を含んで おります。 -70- (税効果会計関係) 前事業年度 当事業年度 (平成24年3月31日) (平成25年3月31日) 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の の内訳 内訳 (単位:千円) (単位:千円) 繰延税金資産 繰延税金資産 未払事業税 1,023 未払事業税 66 少額固定資産 71 賞与引当金超過額 17,810 賞与引当金超過額 10,263 未払費用 4,581 未払費用 8,270 退職給付引当金超過額 26,793 退職給付引当金超過額 35,804 資産除去債務 7,665 資産除去債務 1,476 税務上の繰越欠損金 112,728 その他 235 その他 613 繰延税金資産小計 57,142 繰延税金資産小計 170,256 評価性引当額 ▲1,475 評価性引当額 ▲417 繰延税金資産の純額 55,667 繰延税金資産合計 169,839 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 繰延税金負債合計 繰延税金資産の純額 457 457 169,382 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率 率との差異の原因となった主な項目別の内訳 との差異の原因となった主な項目別の内訳 税引前当期純損失であるため、記載を省略しておりま す。 法定実効税率 40.7% (調整) 交際費等永久に損金に算入され ない項目 10.6% 住民税均等割 3.2% 評価性引当額 ▲0.2% 税率変更による期末繰延税金資 産の減額修正 24.9% その他 ▲0.7% 税効果会計適用後の法人税等の 負担率 78.4% 3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産の金額の 修正 「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図る ための所得税法等の一部を改正する法律」 (平成23年法律 第114号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を 実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」 (平成23年法律第117号)が平成23年12月2日に公布され、 平成24年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率の 引下げ及び復興特別法人税の課税が行われることとなり ました。 これに伴い、繰延税金資産の計算に使用する法定実効税 率は従来の40.7%から、平成24年4月1日に開始する事業年 -71- 前事業年度 (平成24年3月31日) 度から平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込 まれる一時差異については38.0%に、平成27年4月1日に開 始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異につい ては35.6%になります。 この税率変更により、繰延税金資産の金額が6,474千 円、その他有価証券評価差額金が1千円、それぞれ減少 し、法人税等調整額が6,473千円増加しております。 -72- 当事業年度 (平成25年3月31日) (セグメント情報等) 〔セグメント情報〕 当社は「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社であり、証券投資信託の設定を行う とともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)を行っております。また 「金融商品取引法」に定める投資助言・代理業を行っております。 当社は、投資運用業及び投資助言・代理業にこれらの附帯業務を集約した単一セグメントを報告セグメントと しております。従いまして、開示対象となるセグメントはありませんので、記載を省略しております。 前事業年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) 〔関連情報〕 1.製品及びサービスごとの情報 単一のサービス区分の外部顧客への営業収益が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載 を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)営業収益 本邦の外部顧客への営業収益のみであるため、地域ごとの営業収益の記載を省略しておりま す。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産のみであるため、地域ごとの有形固定資産の記載を省略し ております。 3.主要な顧客ごとの情報 顧客の名称又は氏名 あいおいニッセイ同和損害保 険株式会社 営業収益(千円) 529,665 関連するセグメント名 - 当事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 〔関連情報〕 1.製品及びサービスごとの情報 単一のサービス区分の外部顧客への営業収益が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載 を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)営業収益 本邦の外部顧客への営業収益のみであるため、地域ごとの営業収益の記載を省略しておりま す。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産のみであるため、地域ごとの有形固定資産の記載を省略し ております。 3.主要な顧客ごとの情報 顧客の名称又は氏名 あいおいニッセイ同和損害保険 株式会社 営業収益(千円) 430,339 -73- 関連するセグメント名 - (関連当事者情報) 前事業年度(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) 1.関連当事者との取引 (1) 財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等 種類 会社等の名称 所在地 資本金 その他の 関係会社 あいおいニッセイ同和 損害保険株式会社 東京都 渋谷区 100,005 百万円 事業の 内容 損害保険業 議決権等の所有 (被所有)割合 (被所有) 直接50% 関連当事者 との関係 投資顧問契約 役員の兼任等 取引の内容 投資助言報酬 (注1) 出向者人件費 (注2) 取引 金額 (千円) 科目 期末 残高 (千円) 529,665 ― ― 112,755 ― ― (1)上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておりません。 (2)取引条件及び取引条件の決定方針等 (注1)投資助言報酬は、投資資産額に一定料率を乗じる方法等により算定しており、他の投資顧問契約の 料率を勘案して決定しております。 (注2)出向者人件費は、出向元の給与規程を基に計算した人件費相当額を支払っております。 2.親会社又は重要な関連会社に関する注記 該当事項はありません。 当事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 1.関連当事者との取引 (1) 財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等 種類 会社等の名称 所在地 資本金 その他の 関係会社 あいおいニッセイ同和 損害保険株式会社 東京都 渋谷区 100,005 百万円 事業の 内容 損害保険業 議決権等の所有 (被所有)割合 (被所有) 直接50% 関連当事者 との関係 投資顧問契約 役員の兼任等 取引の内容 投資助言報酬 (注1) 出向者人件費 (注2) 取引 金額 (千円) 科目 期末 残高 (千円) 430,339 ― ― 82,689 ― ― (1)上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておりません。 (2)取引条件及び取引条件の決定方針等 (注1)投資助言報酬は、投資資産額に一定料率を乗じる方法等により算定しており、他の投資顧問契約の 料率を勘案して決定しております。 (注2)出向者人件費は、出向元の給与規程を基に計算した人件費相当額を支払っております。 2.親会社又は重要な関連会社に関する注記 該当事項はありません。 -74- (1株当たり情報) 前事業年度 (自 平成23年4月 1日 至 平成24年3月31日) 1株当たり純資産額 115,496.94円 1株当たり当期純利益 469.62円 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益につい ては、潜在株式が存在しないため記載しておりませ ん。 当事業年度 (自 平成24年4月 1日 至 平成25年3月31日) 1株当たり純資産額 97,281.58円 1株当たり当期純損失 ▲17,865.08円 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益につい ては、1株当たり当期純損失であり、また潜在株式が 存在しないため記載しておりません。 1株当たり当期純利益の算定上の基礎 損益計算書上の当期純利益 5,635千円 普通株式に係る当期純利益 5,635千円 普通株主に帰属しない金額の主要な内訳 該当事項はありません。 普通株式の期中平均株式数 12,000株 1株当たり当期純損失の算定上の基礎 損益計算書上の当期純損失 ▲214,381千円 普通株式に係る当期純損失 ▲214,381千円 普通株主に帰属しない金額の主要な内訳 該当事項はありません。 普通株式の期中平均株式数 12,000株 (重要な後発事象) 当事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日) 三井住友アセットマネジメント株式会社との経営統合 当社は、平成24年9月28日に、三井住友アセットマネジメント株式会社、トヨタファイナンシャルサービス株 式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、三井住友海上火災保険株式会社と、平成25年4月1日を効力発 生日として三井住友アセットマネジメント株式会社と経営統合する旨の合意をし、平成25年1月17日の合併契約書 の締結を経て、平成25年4月1日に合併が成立致しました。 ①合併の目的 当社と三井住友アセットマネジメント株式会社との経営統合により、地域性や商品性などの相互補完関係を活 かすことで、国内における事業基盤の飛躍的な拡大と運用・商品開発力の強化、更に、経営におけるシナジー発 揮などを通じ、お客様サービスのより一層の向上が行えるとの判断に至り、合併致しました。 ②合併する相手会社の概要(平成24年3月期) 名称 三井住友アセットマネジメント株式会社 事業の内容 投資運用業等 資本金 2,000,000千円 純資産 28,317,951千円 総資産 33,452,870千円 営業利益 2,871,423千円 当期純利益 1,662,477千円 ③合併の方法、合併後の会社名 当該合併は、三井住友アセットマネジメント株式会社が当社の全株式を取得した後に行い、三井住友アセット マネジメント株式会社を存続会社とする吸収合併方式であり、当社は解散致しました。合併後の名称は、三井住 友アセットマネジメント株式会社であります。 ④合併比率、合併交付金の額、合併により発行する株式の種類及び数 三井住友アセットマネジメント株式会社は、当社の発行済株式の全てを所有していたため、合併に際しては新 株の発行及び金銭等の交付はありません。 -75- 独立監査人の中間監査報告書 平成 26 年 11 月 28 日 三井住友アセットマネジメント株式会社 取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 指定有限責任社員 業務執行社員 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 鈴 木 敏 夫 印 公認会計士 池 ヶ 谷 正 印 当監査法人は、金融商品取引法第 193 条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、 「委託会社等の経理状況」 に掲げられている三井住友アセットマネジメント株式会社の平成 26 年4月1日から平成 27 年3月 31 日までの第 30 期 事業年度の中間会計期間(平成 26 年4月1日から平成 26 年9月 30 日まで)に係る中間財務諸表、すなわち、中間貸 借対照表、中間損益計算書、中間株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について中間監査を行った。 中間財務諸表に対する経営者の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して中間財務諸表を作 成し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない中間財務諸表を作成し有 用な情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間財務諸表に対する意見を表明 することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監査の基準に準拠して中間監査を行 った。中間監査の基準は、当監査法人に中間財務諸表には全体として中間財務諸表の有用な情報の表示に関して投資者 の判断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうかの合理的な保証を得るために、中間監査に係る監査計画を策定し、 これに基づき中間監査を実施することを求めている。 中間監査においては、中間財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比べて監査手続の 一部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による中間財務 諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心とした監査手続に必要に応じて追加の監査手続 が選択及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法 人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な中間監査手続を立案するために、中間財務諸表の作成と有用な 情報の表示に関連する内部統制を検討する。また、中間監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに 経営者によって行われた見積りの評価も含め中間財務諸表の表示を検討することが含まれる。 当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 中間監査意見 当監査法人は、上記の中間財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠 して、三井住友アセットマネジメント株式会社の平成 26 年9月 30 日現在の財政状態及び同日をもって終了する中間会 計期間(平成 26 年4月1日から平成 26 年9月 30 日まで)の経営成績に関する有用な情報を表示しているものと認め る。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記は、中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。2.XBRLデータは 中間監査の対象には含まれていません。 -76- 中間財務諸表 (1)中間貸借対照表 (単位:千円) 第 30 期中間会計期間 (平成 26 年9月 30 日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 有価証券 前払費用 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 未収投資助言報酬 未収収益 繰延税金資産 その他 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 投資有価証券 その他 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 預り金 未払金 未払費用 未払法人税等 前受収益 賞与引当金 その他 流動負債合計 固定負債 退職給付引当金 固定負債合計 負債合計 18,997,518 4,999,874 304,294 4,589,508 1,002,478 455,043 13,850 521,146 11,538 30,895,252 ※1 316,982 506,741 7,334,420 1,602,919 8,937,340 9,761,063 40,656,316 ※2 54,173 2,451,219 2,016,536 750,683 1,510 1,003,986 301,269 6,579,379 2,578,112 2,578,112 9,157,492 -77- (単位:千円) 第 30 期中間会計期間 (平成 26 年9月 30 日) 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 配当準備積立金 別途積立金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 株主資本合計 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産合計 負債純資産合計 2,000,000 8,628,984 8,628,984 284,245 60,000 1,476,959 18,272,843 20,094,047 30,723,031 775,791 775,791 31,498,823 40,656,316 -78- (2)中間損益計算書 (単位:千円) 第 30 期中間会計期間 (自 平成 26 年4月1日 至 平成 26 年9月 30 日) 営業収益 委託者報酬 運用受託報酬 投資助言報酬 その他の営業収益 14,854,036 1,784,363 997,024 50,034 営業収益計 営業費用 一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税引前中間純利益 17,685,459 11,335,716 4,468,747 1,880,995 20,303 6,317 1,894,982 197,263 1,823 2,090,422 ※1 ※2 ※3 ※4 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 729,776 23,662 法人税等合計 753,439 中間純利益 1,336,983 -79- (3)中間株主資本等変動計算書 第 30 期中間会計期間(自 平成 26 年4月1日 至 平成 26 年9月 30 日) (単位 :千円) 株主資本 資本剰余金 資本金 資本準備金 当期首残高 会計方針の変更に よる累積的影響額 会計方針の変更を反映し た当期首残高 2,000,000 2,000,000 利益剰余金 その他利益剰余金 資本剰余金 合計 8,628,984 利益準備金 8,628,984 8,628,984 284,245 8,628,984 284,245 配当準備 積立金 繰越利益 剰余金 別途積立金 60,000 60,000 1,476,959 1,476,959 利益剰余金 合計 株主資本 合計 19,227,103 21,048,308 31,677,292 △ 439,043 △ 439,043 △ 439,043 18,788,060 20,609,264 31,238,248 △ 1,852,200 △ 1,852,200 △ 1,852,200 1,336,983 1,336,983 1,336,983 当中間期変動額 剰余金の配当 中間純利益 株主資本以外の項目 の当中間期変動額 (純額) 当中間期変動額合計 当中間期末残高 - - - - - - △ 515,216 △ 515,216 △ 515,216 2,000,000 8,628,984 8,628,984 284,245 60,000 1,476,959 18,272,843 20,094,047 30,723,031 評価・換算差額等 その他有価証券 評価差額金 当期首残高 会計方針の変更に よる累積的影響額 会計方針の変更を反映し た当期首残高 657,238 評価・換算 差額等合計 657,238 純資産合計 32,334,530 △ 439,043 657,238 657,238 31,895,486 当中間期変動額 △ 1,852,200 剰余金の配当 1,336,983 中間純利益 株主資本以外の項目 の当中間期変動額 (純額) 118,553 118,553 118,553 当中間期変動額合計 118,553 118,553 △ 396,663 当中間期末残高 775,791 775,791 31,498,823 -80- 注記事項 (重要な会計方針) 1.資産の評価基準及び評価方法 (1)有価証券 ①満期保有目的の債券 償却原価法 ②子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法 ③その他有価証券 時価のあるもの 中間会計期間末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法 2.固定資産の減価償却の方法 (1)有形固定資産 定率法によっております。但し、建物(建物附属設備を除く)については、定額法によっております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物 3~50 年 器具備品 3~20 年 (2)無形固定資産 定額法によっております。 なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によ っております。 3.引当金の計上基準 (1)賞与引当金 従業員賞与の支給に充てるため、将来の支給見込額のうち当中間会計期間の負担額を計上しております。 (2)退職給付引当金 従業員の退職金支給に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき、当中間会計 期間において発生していると認められる額を計上しております。 ①退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当中間会計期間末までの期間に帰属させる方法につい ては、給付算定式基準によっております。 ②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法 過去勤務費用については、その発生時において一時に費用処理しております。 数理計算上の差異については、その発生時において一時に費用処理しております。 4.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は税抜方式によっております。 -81- (会計方針の変更) 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第 26 号 平成 24 年5月 17 日。以下「退職給付会計基準」とい う。 )及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第 25 号 平成 24 年5月 17 日。以下 「退職給付適用指針」という。 )を、退職給付会計基準第 35 項本文及び退職給付適用指針第 67 項本文に掲げられ た定めについて当中間会計期間より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の 期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更いたしました。 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第 37 項に定める経過的な取扱いに従って、当中間会 計期間の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を繰越利益剰余金に加減して おります。 この結果、当中間会計期間の期首の退職給付引当金が 682,168 千円、繰延税金資産が 243,124 千円増加し、繰 越利益剰余金が 439,043 千円減少しております。また、当中間会計期間の営業利益、経常利益及び税引前中間純 利益はそれぞれ 13,457 千円減少しております。 なお、1株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載しております。 (中間貸借対照表関係) 第 30 期中間会計期間 (平成 26 年9月 30 日) ※1.有形固定資産の減価償却累計額 983,696 千円 ※2.消費税等の取扱い 仮払消費税等及び仮受消費税等は、相殺のうえ、金額的重要性が乏しいため、流動負債のその他に含め て表示しております。 3.当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行1行と当座借越契約を締結しております。 当中間会計期間末における当座借越契約に係る借入金未実行残高等は次のとおりであります。 当座借越極度額の総額 10,000,000 千円 借入実行残高 - 差引額 10,000,000 千円 4.当社は、子会社である Sumitomo Mitsui Asset Management(New York)Inc.における賃貸借契約に係る賃借 料に対し、平成 27 年6月までの賃借料総額 17,535 千円の支払保証を行っております。 (中間損益計算書関係) 第 30 期中間会計期間 (自 平成 26 年4月1日 至 平成 26 年9月 30 日) ※1.減価償却実施額 有形固定資産 54,319 千円 無形固定資産 79,993 千円 ※2.営業外収益のうち主要なもの 受取配当金 9,738 千円 受取利息 2,831 千円 ※3.営業外費用のうち主要なもの 為替差損 6,317 千円 ※4.特別利益のうち主要なもの 投資有価証券売却益 193,313 千円 -82- (中間株主資本等変動計算書関係) 第 30 期中間会計期間(自 平成 26 年4月1日 至 平成 26 年9月 30 日) 1.発行済株式数に関する事項 当事業年度期首 当中間会計期間 当中間会計期間 株式数 増加株式数 減少株式数 普通株式 17,640 株 - - 当中間会計期間末 株式数 17,640 株 2.剰余金の配当に関する事項 決議 平成 26 年6月 26 日 定時株主総会 株式の種類 普通株式 配当金の総額 (千円) 1,852,200 一株当たり 配当額(円) 105,000 基準日 平成 26 年 3月 31 日 (リース取引関係) 第 30 期中間会計期間 (自 平成 26 年4月1日 至 平成 26 年9月 30 日) 1.オペレーティング・リース取引 (借主側) 未経過リース料(解約不能のもの) 1年以内 544,850 千円 1年超 1,631,694 千円 合 計 2,176,544 千円 -83- 効力発生日 平成 26 年 6月 27 日 (金融商品関係) 1.金融商品の時価等に関する事項 第 30 期中間会計期間(平成 26 年9月 30 日) 平成 26 年9月 30 日における中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の通りです。な お、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません( (注2)参照) 。 (単位:千円) 区分 中間貸借対照表計上額 時価 差額 - 18,997,518 18,997,518 (1)現金及び預金 - 4,589,508 4,589,508 (2)未収委託者報酬 - 1,002,478 1,002,478 (3)未収運用受託報酬 - 455,043 455,043 (4)未収投資助言報酬 (5)有価証券及び投資有価証券 4,999,874 4,999,500 △374 ①満期保有目的の債券 7,319,862 7,319,862 - ②その他有価証券 (6)投資その他の資産 552,079 552,079 - ①長期差入保証金 37,916,364 37,915,990 △374 資産計 (1)未払金 - 2,261,403 2,261,403 ①未払手数料 - 2,261,403 2,261,403 負債計 (注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項 資 産 (1)現金及び預金、 (2)未収委託者報酬、 (3)未収運用受託報酬 及び(4)未収投資助言報酬 これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお ります。 (5)有価証券及び投資有価証券 これらの時価について、債券については取引金融機関から提示された価格及び業界団体が公表する売 買参考統計値等によって、投資信託等については取引所の価格、取引金融機関から提示された価格及び 公表されている基準価格によっております。 また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、 「有価証券関係」注記を参照ください。 (6)投資その他の資産 ①長期差入保証金 これらの時価については、敷金の性質及び賃貸借契約の期間から帳簿価額にほぼ等しいことから、 当該帳簿価額によっております。 負 債 (1)未払金 ①未払手数料 これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ ております。 -84- (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 (単位:千円) 中間貸借対照表計上額 その他有価証券 非上場株式 投資証券 298 14,260 14,558 合計 子会社株式及び関連会社株式 非上場株式 353,036 合計 353,036 その他有価証券については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるものであり、 「(5)②その他有価証券」には含めておりません。 子会社株式及び関連会社株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められ るものであることから、時価開示の対象とはしておりません。 (有価証券関係) 第 30 期中間会計期間(平成 26 年9月 30 日) 1.満期保有目的の債券 区分 (1)中間貸借対照表日の時価が中間貸借対照 表計上額を超えるもの 小計 (2)中間貸借対照表日の時価が中間貸借対照 表計上額を超えないもの 小計 合計 中間貸借対照表計上額 (単位:千円) 差額 時価 - - - - - - 4,999,874 4,999,874 4,999,874 4,999,500 4,999,500 4,999,500 △374 △374 △374 2.子会社株式及び関連会社株式 子会社株式及び関連会社株式(中間貸借対照表計上額 353,036 千円)は、市場価格がなく、時価を把握す ることが極めて困難と認められることから、記載しておりません。 3.その他有価証券 (単位:千円) 差額 区分 中間貸借対照表計上額 取得原価 (1)中間貸借対照表計上額が取得原価を超 えるもの 投資信託等 6,979,830 5,792,552 1,187,277 小計 6,979,830 5,792,552 1,187,277 (2)中間貸借対照表計上額が取得原価を超 えないもの 投資信託等 340,032 343,595 △3,563 小計 340,032 343,595 △3,563 合計 7,319,862 6,136,147 1,183,714 (注)非上場株式等(中間貸借対照表計上額 14,558 千円)については、市場価格がなく、時価を把握すること が極めて困難と認められることから、記載しておりません。 -85- (デリバティブ取引関係) 当社は、デリバティブ取引を全く行っておりませんので、該当事項はありません。 (資産除去債務等) 該当事項はありません。 (セグメント情報等) 第 30 期中間会計期間(自 平成 26 年4月1日 至 平成 26 年9月 30 日) 1.セグメント情報 当社は、投資運用業及び投資助言業などの金融商品取引業を中心とする営業活動を展開しております。これ らの営業活動は、金融その他の役務提供を伴っており、この役務提供と一体となった営業活動を基に収益を得 ております。 従って、当社の事業区分は、 「投資・金融サービス業」という単一の事業セグメントに属しており、事業の 種類別セグメント情報の記載を省略しております。 2.関連情報 (1)製品及びサービスごとの情報 委託者報酬 外部顧客への 売上高 14,854,036 運用受託報酬 1,784,363 投資助言報酬 997,024 その他 50,034 (単位:千円) 合計 17,685,459 (2)地域ごとの情報 ①売上高 本邦の外部顧客への売上高に区分した金額が中間損益計算書の売上高の 90%を超えるため、地域ごとの 売上高の記載を省略しております。 ②有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が中間貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、 地域ごとの有形固定資産の記載を省略しております。 (3)主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、中間損益計算書の売上高の 10%以上を占める相手先がないため、記載はあ りません。 3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報 該当事項はありません。 4.報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報 該当事項はありません。 5.報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報 該当事項はありません。 -86- (1株当たり情報) 第 30 期中間会計期間 (自 平成 26 年4月1日 至 平成 26 年9月 30 日) 1株当たり純資産額 1,785,647 円 61 銭 1株当たり中間純利益 75,792 円 69 銭 なお、潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ ん。また、 「会計方針の変更」に記載のとおり、退職給付会計基準等を適用し、退職給付会計基準第 37 項 に定める経過的な取扱いに従っております。この結果、当中間会計期間の 1 株当たり純資産額が、24,889 円 9 銭減少し、1 株当たり中間純利益金額は、762 円 88 銭減少しております。 (注)1株当たり純資産額の算定上の基礎 中間貸借対照表の純資産の部の合計額 普通株式に係る純資産額 普通株式の発行済株式数 1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数 1株当たり中間純利益の算定上の基礎 中間損益計算書上の中間純利益 普通株式に係る中間純利益 普通株主に帰属しない金額の主要な内訳 該当事項はありません。 普通株式の期中平均株式数 31,498,823 千円 31,498,823 千円 17,640 株 17,640 株 1,336,983 千円 1,336,983 千円 17,640 株 (重要な後発事象) 該当事項はありません。 -87- 4【利害関係人との取引制限】 委託会社は、 「金融商品取引法」の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる行為が 禁止されています。 イ 自己またはその取締役もしくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投 資者の保護に欠け、もしくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがな いものとして内閣府令で定めるものを除きます。)。 ロ 運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、もしくは 取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣府令で定め るものを除きます。)。 ハ 通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託会社の親法人等 (委託会社の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と密接な関 係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下同じ。 )または子 法人等(委託会社が総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と密 接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下同じ。 )と 有価証券の売買その他の取引または店頭デリバティブ取引を行うこと。 ニ 委託会社の親法人等または子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、運用 財産の額もしくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこと。 ホ 上記ハ、ニに掲げるもののほか、委託会社の親法人等または子法人等が関与する行為であって、投資者 の保護に欠け、もしくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれのあるも のとして内閣府令で定める行為。 5【その他】 イ 定款の変更、その他の重要事項 平成26年6月26日に開催された定時株主総会において、株主総会および取締役会の招集者と議長につい て、取締役社長に加えて取締役会長も招集者および議長となることができることとする定款の変更が決 議されました。 ロ 訴訟事件その他会社に重要な影響を与えることが予想される事実 該当ありません。 -88- 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 追加型証券投資信託 SMAM 日経225上場投信 信託約款 【信託の種類、委託者および受託者】 第1条 この信託は、証券投資信託であり、三井住友アセ ットマネジメント株式会社を委託者とし、三井住友信 託銀行株式会社を受託者とします。 ② この信託は、信託法(平成18年法律第108号) (以下「信 託法」といいます。)の適用を受けます。 【信託事務の委託】 第2条 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務 の委託として、信託事務の処理の一部について、金融 機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の 規定による信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機 関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営 等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第 29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。 以下この条、第21条第1項および第2項、第27条にお いて同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これ を委託することができます。 ② 前項における利害関係人に対する業務の委託について は、受益者の保護に支障を生じることがない場合に行 うものとします。 【信託の目的および金額】 第3条 委託者は、委託者が指定する銘柄の株式および金 銭を、1,000億円相当額を上限として、受益者のために 利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを引き受け ます。 ② 前項の委託者が指定する銘柄の株式とは、次の各号の 要件のすべてを満たす株式をいいます。 1.原則として「日経平均株価(日経225)」 (以下「対 象指数」といいます。)に採用されているまたは採用 が決定された銘柄の株式であること 2.原則として株数の比率が、第22条に定める運用の基 本方針に沿ったものであること 【追加信託の限度額】 第4条 委託者は、受託者と合意のうえ、5兆円相当額を 限度として、株式および金銭を追加信託することがで きます。 ② 委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更 することができます。 【信託期間】 第5条 この信託は、期間の定めを設けません。ただし、 第48条第1項および第2項、第49条第1項、第50条第 1項および第52条第2項の規定により信託を終了させ ることがあります。 【受益権の取得申込みの勧誘の種類】 第6条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、 金融商品取引法第2条第3項第1号に掲げる場合に該 当し、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8 項で定める公募により行われます。 【当初の受益者】 第7条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益 者は、委託者の指定する受益権取得申込者とし、第8 条の規定により分割された受益権は、その取得申込口 数に応じて、取得申込者に帰属します。 【受益権の分割および再分割】 第8条 委託者は、第3条の規定による受益権については、 同条の額を信託契約締結日の前営業日の対象指数終値 (円単位未満は切り上げるものとします。)で除した口 数に、追加信託によって生じた受益権については、こ れを追加信託のつど第9条第1項の追加口数に、それ ぞれ均等に分割します。 ② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替 に関する法律(以下「社振法」といいます。)の定める ところに従い、一定日現在の受益権を均等に再分割で きるものとします。 【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】 第9条 追加信託に相当する金額は、追加信託を行う日の 前営業日の基準価額に、当該追加信託にかかる受益権 の口数を乗じて得た額(第13条第2項および第5項に 該当する場合の取得申込みにおいては同項に定める経 費に相当する金額を加えた額)とします。 ② 委託者は、原則として、株式をもって追加信託を行う ものとします。ただし、追加信託における株式の追加 信託を行う日の前営業日の評価額(追加信託を行う日 の前営業日において公表されている最終価格に基づき 算出した価額またはこれに準ずるものとして合理的な 方法により算出した価額をいいます。以下同じ。)の合 計が、前項の追加信託に相当する金額に満たない場合 は、その差額については金銭による追加信託を行うも のとします。 ③ この信託約款において基準価額とは、信託財産に属す る資産(受入担保金代用有価証券を除きます。)を法令 および一般社団法人投資信託協会規則に従って時価評 価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除し て得た金額(以下「純資産総額」といいます。 )を、計 算日における受益権総口数で除して得た金額をいいま す。 【信託日時の異なる受益権の内容】 第10条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすること により差異を生ずることはありません。 【受益権の帰属と受益証券の不発行】 第11条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適 用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があら かじめこの信託の受益権を取り扱うことについて同意 した一の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機 関」をいい、以下「振替機関」といいます。)および当 該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規 定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以 下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載ま たは記録されることにより定まります(以下、振替口 座簿に記載または記録されることにより定まる受益権 を「振替受益権」といいます。)。 ② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社 振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合 または当該指定が効力を失った場合であって、当該振 替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他 やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表 示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委 託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する 場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券へ の変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券 への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わない ものとします。 ③ 委託者は、第8条の規定により分割された受益権につ いて、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または 記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通 知を行うものとします。振替機関等は、委託者から振 替機関への通知があった場合、社振法の規定に従い、 その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行 います。 【受益権の設定にかかる受託者の通知】 第12条 受託者は、第3条に規定する株式および金銭につ いて受入れまたは振替済の通知を受けた場合には、振 替機関に対し当初設定が行われた旨を通知するものと します。 ─1─ 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 ② 受託者は、追加信託にかかる株式(第13条第2項およ び第5項に規定する株式の評価額に相当する金額およ び必要な経費に相当する金額の金銭を含みます。)につ いて受入れまたは振替済の通知を受けた場合には、振 替機関に対し追加信託が行われた旨を通知するものと します。 【受益権の申込単位および価額】 第13条 取得申込者は、第8条第1項の規定により分割さ れる受益権について、委託者の指定する第一種金融商 品取引業者(金融商品取引法第28条第1項に規定する 第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同 じ。)に対して、対象指数を構成する各銘柄の株式の数 の構成比率に相当する比率により構成され、委託者が 対象指数に連動すると想定する、各銘柄の株式からな るポートフォリオ(以下「ユニット」といいます。 )を 単位として、取得申込みを行うものとします。なお、 当該取得申込みにかかるユニットの評価額が、取得す る受益権の評価額(第3項の取得にかかる一定口数に 第6項の受益権の価額を乗じて得た額をいいます。)に 満たない場合は、その差額に相当する金額について金 銭をもって支払うものとします。 ② 取得申込者が対象指数に採用されている銘柄の株式の 発行会社またはその子会社(会社法第2条第3号に規 定する子会社をいい、当該発行会社を含めて以下「発 行会社等」といいます。)である場合には、前項の規定 にかかわらず、取得申込みにかかるユニットのうち当 該発行会社等の株式の個別銘柄時価総額に相当する金 額については、金銭をもって取得申込みを行うものと します。この場合の個別銘柄時価総額は、第6項の基 準価額の計算日における当該発行会社の株式の金融商 品取引所(金融商品取引法第2条第16項に規定する金 融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3 号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同 じ。)の終値(終値のないものについてはそれに準ずる 価額とします。)に第1項の取得申込みにかかるユニッ トに含まれる当該発行会社の株数を乗じて得た金額と し、この場合において、委託者は、当該発行会社の株 式を信託財産において取得するために必要な経費に相 当する金額として委託者が別に定める金額を徴するこ とができるものとします。 ③ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、その取 得申込者に対し、その申込みの翌営業日(第3条の規 定にかかる取得については信託契約締結日とします。) を取得申込受付日として、取得にかかる一定口数(当 該口数に受益権の価額を乗じて得た額が、取得申込受 付日におけるユニットの評価額に相当するものとして、 委託者が定める口数をいいます。)の整数倍をもって取 得申込みに応じることができます。 ④ 委託者は、次の各号に定める日には、前項による受益 権の取得申込みを受け付けないものとします。ただし、 委託者は、次の各号に定める日における受益権の取得 申込みであっても、信託財産の状況、資金動向、市況 動向等を鑑み、信託財産に及ぼす影響が軽微である等 と判断される期日および期間における受益権の取得申 込みについては、当該取得申込みの受付けを行うこと ができます。 1.対象指数の構成銘柄の配当落日および権利落日の 各々の前営業日から起算して3営業日間 2.対象指数の構成銘柄の変更および増減資等に伴う 除数およびみなし額面変更実施日の各々3営業日 前から起算して4営業日間 3.第33条に定める計算期間終了日の4営業日前から 起算して4営業日間(ただし、計算期間終了日が 休日(営業日でない日をいいます。)の場合は、当 該計算期間終了日の5営業日前から起算して5営 業日以内) 4.この信託が終了することとなる場合において、信 託終了日の直前5営業日間 5.前各号のほか、委託者が、第22条各号に定める運 用の基本方針に沿った運用に支障をきたすおそれ のあるやむを得ない事情が生じたものと認めたと き ⑤ 前項第1号に該当する日(対象指数の構成銘柄の配当 落日および権利落日の各々の前営業日を除きます。)に おいて、前項ただし書きにより取得申込みを受け付け るときには、第1項の規定にかかわらず、当該取得申 込みにかかるユニットのうち、配当落または権利落対 象銘柄(以下、本項において「対象銘柄」といいます。) の個別銘柄時価総額に相当する金額については、金銭 をもって取得申込みを受け付ける場合があります。こ の場合の個別銘柄時価総額は、第6項の基準価額の計 算日における当該対象銘柄の金融商品取引所の終値 (終値のないものについてはそれに準ずる価額としま す。)に第1項の取得申込みにかかるユニットに含まれ る当該対象銘柄の株数を乗じて得た金額とし、この場 合において、委託者は、当該対象銘柄を信託財産にお いて取得するために必要な経費に相当する金額として 委託者が別に定める金額を当該取得申込者から徴する ことができるものとします。 ⑥ 第3項の場合の受益権の価額は、取得申込受付日の基 準価額とします。ただし、この信託契約締結日前の取 得申込みにかかる受益権の価額は、1口につき信託契 約締結日の前営業日における対象指数終値(円単位未 満は切り上げるものとします。)とします。 ⑦ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、取得申 込時において、当該第一種金融商品取引業者が定める 手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消 費税(以下「消費税等」といいます。)に相当する金額 を当該取得申込者から徴することができるものとしま す。 ⑧ 取得申込者が対象指数に採用されている銘柄の株式の 発行会社等である場合、取得申込みを当該取得申込者 から受け付けた第一種金融商品取引業者(第一種金融 商品取引業者が対象指数に採用されている銘柄の株式 の発行会社等に該当する場合に、当該第一種金融商品 取引業者が自己勘定で取得申込みを行うときを含むも のとします。次項において同じ。)は、取得申込みを取 り次ぐ際に委託者にその旨を書面をもって通知するも のとします。 ⑨ 前項の通知が取得申込みの取次ぎの際に行われなかっ た場合において、そのことによって信託財産その他に 損害が生じたときには、取得申込みを取り次いだ第一 種金融商品取引業者がその責を負うものとします。 ⑩ 第1項の取得申込者は委託者の指定する第一種金融商 品取引業者に、取得申込みと同時にまたはあらかじめ、 自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行 うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座 に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記 録が行われます。なお、委託者の指定する第一種金融 商品取引業者は、当該取得申込みにかかる株式および 金銭の受渡しまたは支払いと引換えに、当該口座に当 該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録を 行うことができます。 ⑪ 前各項の規定にかかわらず、委託者は、金融商品取引 所における取引の停止、決済機能の停止、第22条に定 める運用の基本方針に沿った運用に支障をきたすおそ れがあると認めたとき、またはその他やむを得ない事 情があるときは、第3項による受益権の取得申込みの 受付けを中止することおよびすでに受け付けた取得申 込みの受付けを取り消すことができます。 【金融商品取引所への上場】 第14条 委託者および受託者は、この信託の受益権につい て、金融商品取引所に上場申請を行うものとし、当該 受益権は、当該金融商品取引所の定める諸規則等に基 づき当該金融商品取引所の承認を得たうえで、当該金 融商品取引所が開設する市場に上場されるものとしま す。 ② 委託者および受託者は、この信託の受益権が上場され ─2─ 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 た場合には、前項の金融商品取引所の定める諸規則等 を遵守し、当該金融商品取引所が諸規則等に基づいて 行う受益権に対する上場廃止または売買取引の停止そ の他の措置に従うものとします。 【受益権の譲渡にかかる記載または記録】 第15条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合に は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載また は記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振 替の申請をするものとします。 ② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当 該譲渡にかかる譲渡人の保有する受益権の口数の減少 および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、 その備える振替口座簿に記載または記録するものとし ます。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設 したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設 した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関 を含みます。)に社振法の規定に従い、譲受人の振替先 口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われ るよう通知するものとします。 ③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益 者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されて いる振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先 口座を開設した振替機関等が異なる場合等において、 委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情が あると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を 設けることができます。 【受益権の譲渡の対抗要件】 第16条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿へ の記載または記録によらなければ、委託者および受託 者に対抗することができません。 【受益者名簿の作成と名義登録】 第17条 受託者は、この信託にかかる受益者名簿を作成し、 第7条の受益者について、その氏名または名称および 住所その他受託者が定める事項を、受益者名簿に名義 登録するものとします。 ② 受託者は、計算期間終了日において、社振法等関係法 令、諸規則等に基づき振替機関より通知を受けた受益 権の帰属者を、振替機関等の振替口座簿に記載または 記録された受益権にかかる受益者として、その氏名ま たは名称および住所その他受託者の定める事項を受益 者名簿に登録するものとします。なお、受託者は他の 証券代行会社等、受託者が適当と認める者と委託契約 を締結し、受益者名簿の作成および受益者名簿への名 義登録を委託することができます。 ③ 受益者は、この信託の受益権が上場されている金融商 品取引所の会員(口座管理機関であるものに限ります。 以下同じ。)を経由して第1項の受益者名簿に名義を登 録することを請求することができます。この場合、当 該会員は、当該会員が定める手数料および当該手数料 にかかる消費税等に相当する金額を徴することができ るものとします。ただし、証券金融会社等は前項に規 定する登録を受託者(受託者が第2項において受益者 名簿の作成を委託した場合は、その委託をした者)に 対して直接に行うことができます。 ④ 前項に規定する名義登録は、第33条に規定する毎計算 期間の末日の翌日から15日間停止するものとします。 また、この信託が終了することとなる場合は、信託終 了日の直前5営業日間において名義登録を停止するも のとします。 【投資の対象とする資産の種類】 第18条 この信託において投資の対象とする資産(本邦通 貨表示のものに限ります。)の種類は、次に掲げるもの とします。 1.次に掲げる特定資産(投資信託及び投資法人に関 する法律第2条第1項の「特定資産」をいいます。 以下同じ。) イ.有価証券 ロ.デリバティブ取引にかかる権利(金融商品取 引法第2条第20項に規定するものをいい、信 託約款第25条に定めるものに限ります。) ハ.約束手形 ニ.金銭債権 2.特定資産以外の資産で、以下に掲げる資産 イ.為替手形 【運用の指図範囲等】 第19条 委託者は、信託財産を、主として株式に投資する ことを指図します。 ② 前項の規定にかかわらず、この信託の設定、交換、償 還、投資環境の変動等への対応等、委託者が運用上必 要と認めるときには、委託者は、信託財産を次に掲げ る金融商品(金融商品取引法第2条第2項の規定によ り有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含み ます。)により運用することを指図することができます。 1.預金 2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14 号で定める受益証券発行信託を除きます。 ) 3.コール・ローン 4.手形割引市場において売買される手形 【デリバティブ取引等にかかる投資制限】 第20条 委託者は、デリバティブ取引等について、一般社 団法人投資信託協会規則に定める合理的な方法により 算出した額が信託財産の純資産総額を超えることとな る投資の指図をしません。 【利害関係人等との取引等】 第21条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがな いものであり、かつ信託業法、投資信託及び投資法人 に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、 委託者の指図により、信託財産と、受託者(第三者と の間において信託財産のためにする取引その他の行為 であって、受託者が当該第三者の代理人となって行う ものを含みます。)および受託者の利害関係人、第27条 第1項に定める信託業務の委託先およびその利害関係 人または受託者における他の信託財産との間で、第18 条、第19条第1項および第2項に定める資産への投資 等ならびに第25条、第26条、第29条および第30条に掲 げる取引その他これらに類する行為を行うことができ ます。 ② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に 基づいて信託事務の処理として行うことができる取引 その他の行為について、受託者または受託者の利害関 係人の計算で行うことができるものとします。なお、 受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場 合も同様とします。 ③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に 関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、信 託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者 の利害関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項お よび同条第4項に規定する親法人等または子法人等を いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託 財産との間で、第18条、第19条第1項および第2項に 定める資産への投資等ならびに第25条、第26条、第29 条および第30条に掲げる取引その他これらに類する行 為を行うことの指図をすることができ、受託者は、委 託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当 該行為を行うことができます。 ④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対し て信託法第31条第3項および同法第32条第3項の通知 は行いません。 【運用の基本方針】 第22条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、次の各 号に掲げる運用の基本方針に従って、その指図を行い ます。 1.この信託は、信託財産の1口当たりの純資産額の 変動率を対象指数の変動率に一致させることを目 的として、対象指数に採用されている銘柄(採用 予定の銘柄を含みます。)の株式に対する投資とし て運用を行います。 2.信託財産中に占める個別銘柄の株式の比率は、対 ─3─ 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 象指数における個別銘柄の株数の比率を維持する ことを原則とします。なお、対象指数から除外さ れた銘柄は、市場動向等を勘案し速やかに売却す ることを基本としますが、当該銘柄の流動性等に よっては、速やかに売却できない場合があります。 3.第1号の基本方針に沿うよう、信託財産の構成を 調整するための指図を行うこと、および補完的に 第25条に規定する有価証券指数等先物取引等を行 うことができます。 4.資金動向、市況動向等によっては、上記のような 運用ができない場合があります。 5.株式への投資割合には、制限を設けません。 6.外貨建資産への投資は行いません。 7.株式以外の資産への投資割合は、原則として信託 財産総額の50%以下とします。 8.一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に 対する株式等エクスポージャー、債券等エクスポ ージャーおよびデリバティブ取引等エクスポージ ャーの信託財産の純資産総額に対する比率は、原 則としてそれぞれ10%、合計で20%以内とするこ ととし、当該比率を超えることとなった場合には、 一般社団法人投資信託協会規則に従い当該比率以 内となるよう調整を行うこととします。 【収益分配方針】 第23条 毎計算期末に、経費等控除後の配当等収益(配当 金、貸付株式にかかる品貸料およびこれらに類する収 益から支払利息を控除した額をいいます。以下同じ。) の全額を分配することを原則とします。ただし、当該 金額が少額の場合等には分配を行わないことがありま す。 ② 売買益(評価損益を含みます。)からの分配は行いませ ん。 ③ 留保益の運用については特に制限を定めず、委託者の 判断に基づき、前条の規定に基づいて運用を行います。 【投資する株式の範囲】 第24条 委託者が投資することを指図する株式は、金融商 品取引所に上場されている株式の発行会社の発行する ものとします。ただし、株主割当により取得する株式 については、この限りではありません。 ② 前項の規定にかかわらず、上場予定の株式で目論見書 等において上場されることが確認できるものについて は、委託者が投資することを指図することができるも のとします。 【先物取引等の指図】 第25条 委託者は、わが国の金融商品取引所における有価 証券先物取引(金融商品取引法第28条第8項第3号イ に掲げるものをいいます。)、有価証券指数等先物取引 (金融商品取引法第28条第8項第3号ロに掲げるもの をいいます。)および有価証券オプション取引(金融商 品取引法第28条第8項第3号ハに掲げるものをいいま す。)ならびに外国の金融商品取引所におけるこれらの 取引と類似の取引を行うことの指図をすることができ ます。 【株式の貸付けの指図】 第26条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、 信託財産に属する株式を、貸付時点において、貸付株 式の時価合計額が、信託財産で保有する株式の時価合 計額を超えない範囲内で貸し付けることの指図をする ことができます。 ② 前項に定める限度額を超えることとなった場合には、 委託者は、速やかに、その超える額に相当する契約の 一部の解約を指図するものとします。 ③ 委託者は、株式の貸付けにあたって必要と認めたとき は、担保の受入れの指図を行うものとします。 【信託業務の委託等】 第27条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部 について、信託業法第22条第1項に定める信託業務の 委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合 する者(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先と して選定します。 1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂 行に懸念がないこと 2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託 業務を確実に処理する能力があると認められるこ と 3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産 その他の財産とを区分する等の管理を行う体制が 整備されていること 4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体 制が整備されていること ② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、 当該委託先が前項各号に掲げる基準に適合しているこ とを確認するものとします。 ③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業 務を、受託者および委託者が適当と認める者(受託者 の利害関係人を含みます。)に委託することができるも のとします。 1.信託財産の保存にかかる業務 2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その 利用または改良を目的とする業務 3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその 他の信託の目的の達成のために必要な行為にかか る業務 4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を 有する行為 【信託財産の登記等および記載等の留保等】 第28条 信託の登記または登録をすることができる信託財 産については、信託の登記または登録をすることとし ます。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記ま たは登録を留保することがあります。 ② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委 託者または受託者が必要と認めるときは、速やかに登 記または登録をするものとします。 ③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることがで きる信託財産については、信託財産に属する旨の記載 または記録をするとともに、その計算を明らかにする 方法により分別して管理するものとします。ただし、 受託者が認める場合は、その計算を明らかにする方法 により分別して管理することがあります。 ④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別する ことができる方法によるほか、その計算を明らかにす る方法により分別して管理することがあります。 【株式の売却等の指図】 第29条 委託者は、信託財産に属する株式の売却等の指図 ができます。 【再投資の指図】 第30条 委託者は、前条の規定による売却代金、株式の清 算分配金、株式の配当金およびその他の収入金を再投 資することの指図ができます。 【損益の帰属】 第31条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じ た利益および損失は、すべて受益者に帰属します。 【受託者による資金の立替え】 第32条 信託財産に属する株式について、新株発行または 株式割当がある場合で、委託者の申し出があるときは、 受託者は資金の立替えをすることができます。 ② 信託財産に属する株式の清算分配金、株式の配当金お よびその他の未収入金で、信託終了日までにその金額 を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立て 替えて信託財産に繰り入れることができます。 ③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者 と委託者との協議により、そのつど別にこれを定めま す。 【信託の計算期間】 第33条 この信託の計算期間は、毎年4月9日から10月8 日まで、および10月9日から翌年4月8日までとしま す。ただし、第1計算期間は平成27年3月24日から平 成27年10月8日までとし、最終計算期間の終了日は第 ─4─ 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 5条に規定するこの信託の信託期間の終了日とします。 【信託財産に関する報告等】 第34条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財 産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出し ます。 ② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財 産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出し ます。 ③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に 対する信託法第37条第3項に定める報告は行わないこ ととします。 ④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定め る書類または電磁的記録の作成に欠くことのできない 情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益 者以外の者の利益を害するおそれのない情報を除き、 信託法第38条第1項に定める閲覧または謄写の請求を することはできないものとします。 【信託事務の諸費用および監査報酬】 第35条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する 諸費用、信託財産の財務諸表の監査費用の全部または 一部(消費税等相当額を含みます。)および受託者の立 て替えた立替金の利息等(以下「諸経費」といいます。) は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。 ② 前項の信託財産の財務諸表の監査費用の全部または一 部については、第33条に規定する計算期間を通じて毎 日、固定率または固定金額にて計算した額を、毎計算 期末または信託終了のときに信託財産中から支弁する ものとします。 ③ 第1項に定める諸経費のほか、以下の費用(当該費用 にかかる消費税等に相当する金額を含みます。)は、信 託財産中から支弁することができるものとします。 1.受益権の上場にかかる費用 2.対象指数についての商標(これに類する商標を含 みます。)の使用料 【信託報酬等の額】 第36条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、次の各 号により計算された額の合計額とします。 1.第33条に規定する計算期間を通じて毎日、信託財 産の純資産総額に年10,000分の14以内の率を乗じ て得た額 2.第26条に規定する株式の貸付けの指図を行った場 合は、その品貸料の100分の50以内の額 ② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき 信託財産中から支弁するものとし、委託者と受託者と の間の配分は別に定めます。 ③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を 信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁します。 【収益の分配】 第37条 信託財産から生じる配当等収益と前期から繰り越 した分配準備積立金は、第35条第1項の諸経費および 同条第3項各号の費用、信託報酬および当該信託報酬 にかかる消費税等に相当する金額を控除し、前期から 繰り越した負数の分配準備積立金があるときはその全 額を補てんした後、その残額を受益者に分配すること ができます。ただし、収益分配金額の調整のためその 一部または全部を信託財産内に留保したときは分配準 備積立金として積み立て、次期以降の分配にあてるこ とができます。なお、諸経費等、信託報酬等および負 数の分配準備積立金を控除しきれないときは、その差 額を負数の分配準備積立金として次期に繰り越します。 ② 毎計算期末に信託財産から生じた第1号に掲げる利益 の合計額は、第2号に掲げる損失を控除し、繰越欠損 金があるときは、その全額を補てんした後、次期に繰 り越します。 1.有価証券売買益(評価益を含みます。)、先物取引 等取引益(評価益を含みます。)、追加信託差益金、 交換(解約)差益金 2.有価証券売買損(評価損を含みます。)、先物取引 等取引損(評価損を含みます。)、追加信託差損金、 交換(解約)差損金 【収益分配金の交付と支払いに関する受託者の免責】 第38条 受託者は、支払開始日から5年経過した後に、収 益分配金の未払残高があるときは、当該金額を委託者 に交付するものとします。 ② 受託者は、前項の規定により委託者に収益分配金を交 付した後は、受益者に対する支払いにつき、その責に 任じません。 【収益分配金の支払い】 第39条 受託者は、計算期間終了日において第17条の受益 者名簿に名義登録されている者を計算期間終了日にお ける受益者(以下「名義登録受益者」といいます。 )と して、当該名義登録受益者に収益分配金を支払います。 ② 受託者は、収益分配金の支払いについて、第17条第2 項の規定に基づいて受益者名簿の作成を委託した者に これを委託することができます。 ③ 第1項に規定する収益分配金の支払いは、原則として、 毎計算期間終了後40日以内の委託者の指定する日に、 名義登録受益者があらかじめ指定する預金口座等に当 該収益分配金を振り込む方式により行うものとします。 なお、名義登録受益者が第17条第3項に規定する金融 商品取引所の会員と別途収益分配金の取扱いにかかる 契約を締結している場合は、当該契約に従い支払われ るものとします。 【収益分配金および信託終了時の交換にかかる時効】 第40条 受益者が、収益分配金については前条第3項に規 定する支払開始日から5年間その支払いを請求しない とき、ならびに信託終了時の交換については信託終了 時から10年間その交換請求をしないときは、その権利 を失い、委託者に帰属します。 【追加信託金および受益権と株式の交換の計理処理】 第41条 追加信託に相当する金額は、当該金額と元本に相 当する金額との差額を、追加信託差金として処理しま す。 ② 第43条に定める受益権と株式との交換にあっては、交 換にかかる受益権口数に交換請求の受付日の基準価額 を乗じて得た金額と元本に相当する金額との差額を、 交換(解約)差金として処理します。 【交換請求】 第42条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、その請 求の翌営業日を交換請求受付日として、交換請求にか かる一定口数(当該口数に交換請求受付日の基準価額 を乗じて得た額が、交換請求受付日において委託者が 対象指数に連動すると想定する、対象指数における各 構成銘柄の評価額の合計に相当するものとして、委託 者が定める口数をいい、以下「交換請求口数」といい ます。)の整数倍の受益権をもって、委託者に当該受益 権と信託財産に属する株式との交換(以下「交換」と いいます。)を請求することができます。 ② 委託者は、前項の交換の請求を受け付けた場合には、 投資信託及び投資法人に関する法律施行令および投資 信託及び投資法人に関する法律施行規則で定めるとこ ろにより、第43条の規定に従って前項の請求にかかる 受益権と信託財産に属する株式との交換の指図を行い ます。 ③ 受益者が第1項の交換の請求をするときは、委託者の 指定する第一種金融商品取引業者に対し、振替受益権 をもって行うものとします。 ④ 前項の委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、 振替機関の定める方法により、振替受益権の抹消にか かる手続きを行うものとします。当該抹消にかかる手 続きおよび第43条第4項に掲げる交換株式にかかる振 替の請求が行われた後に、振替機関は、第43条第2項 の規定に従って計算された当該交換にかかる受益権の 口数と同口数の振替受益権を抹消するものとし、社振 法の規定に従い振替機関等の口座に第1項の交換の請 求を行った受益者にかかる当該口数の減少の記載また は記録が行われます。 ⑤ 受託者は、第43条第2項の委託者の交換の指図に基づ ─5─ 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 いて、交換にかかる振替受益権については、振替口座 簿における抹消の手続きおよび第43条第5項に定める 抹消の確認をもって、当該振替受益権を受入れ抹消し たものとして取り扱います。 ⑥ 交換にかかる受益権の価額は交換請求受付日の基準価 額とします。この場合において、受益者が交換によっ て取得する個別銘柄の株式の株数は、交換請求受付日 における当該株式の評価額に基づいて計算された数と し、取引所売買単位(金融商品取引所が定める一売買 単位をいいます。以下同じ。)の整数倍とします。 ⑦ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、交換時 において、当該第一種金融商品取引業者が定める手数 料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額 を当該交換請求を行った受益者から徴することができ るものとします。 ⑧ 委託者は、次の各号に定める日には、第1項による交 換の請求を受け付けないものとします。ただし、委託 者は、次の各号に定める日における交換請求であって も、信託財産の状況、資金動向、市況動向等を鑑み、 信託財産に及ぼす影響が軽微である等と判断される期 日および期間における交換請求については、当該交換 請求の受付けを行うことができます。 1.対象指数の構成銘柄の配当落日および権利落日の 各々の前営業日から起算して3営業日間 2.対象指数の構成銘柄の変更および増減資等に伴う 除数およびみなし額面変更実施日の各々3営業日 前から起算して4営業日間 3.第33条に定める計算期間終了日の4営業日前から 起算して4営業日間(ただし、計算期間終了日が 休日(営業日でない日をいいます。)の場合は、当 該計算期間終了日の5営業日前から起算して5営 業日以内) 4.この信託が終了することとなる場合において、信 託終了日の直前5営業日間 5.前各号のほか、委託者が、第22条各号に定める運 用の基本方針に沿った運用に支障をきたすおそれ のあるやむを得ない事情が生じたものと認めたと き ⑨ 第1項の交換の請求を行った受益者が対象指数に採用 されている銘柄の株式の発行会社等である場合、当該 交換の請求を受益者から受け付けた第一種金融商品取 引業者(第一種金融商品取引業者が対象指数に採用さ れている銘柄の株式の発行会社等に該当する場合に、 当該第一種金融商品取引業者が自己勘定で交換を請求 するときを含むものとします。次項において同じ。)は、 交換の請求を取り次ぐ際に委託者にその旨を書面をも って通知するものとします。 ⑩ 前項の通知が交換の請求の取次ぎの際に行われなかっ た場合において、そのことによって信託財産その他に 損害が生じたときには、交換の請求を取り次いだ第一 種金融商品取引業者がその責を負うものとします。 ⑪ 委託者は、金融商品取引所における取引の停止、決済 機能の停止、第22条に定める運用の基本方針に沿った 運用に支障をきたすおそれがあると認めたとき、また はその他やむを得ない事情があるときは、第1項によ る交換請求の受付けを中止することおよびすでに受け 付けた交換請求の受付けを取り消すことができます。 ⑫ 前項により交換請求の受付けが中止された場合には、 受益者は当該受付中止以前に行った当日の交換請求を 撤回できます。ただし、受益者がその交換請求を撤回 しない場合には、当該受付中止を解除した後の最初の 基準価額の計算日に当該交換請求を受け付けたものと します。 【交換の指図等】 第43条 委託者は、受益者が交換請求口数の整数倍の振替 受益権をもって前条第1項の請求を行い、その請求を 受け付けた場合には、受益者から提示された口数の振 替受益権から受益者が取得できる個別銘柄の株式の株 数と、交換に要する受益権の口数(1口未満の端数が あるときは、1口に切り上げます。)を計算します。 委託者は、受託者に対し、前項の規定により計算され た口数の受益権と信託財産に属する株式のうち取引所 売買単位の整数倍となる株式を交換するよう指図しま す。ただし、交換の請求を行った受益者が、対象指数 に採用されている銘柄の株式の発行会社等である場合 には、原則として、委託者は、前項の交換に要する受 益権の口数から当該発行会社の株式の個別銘柄時価総 額に相当する口数を除いた口数の受益権と、取引所売 買単位の整数倍となる株式(当該発行会社の株式を除 きます。)を交換するよう指図するものとします。この 場合の個別銘柄時価総額は、前条第6項の基準価額の 計算日における当該発行会社の株式の金融商品取引所 の終値(終値のないものについてはそれに準ずる価額 とします。)に前条第6項の規定に基づき計算された数 を乗じて得た金額とします。 ③ 前項の規定にかかわらず、前条第8項第1号に該当す る日において、前条第8項ただし書きにより交換請求 を受け付けるときには、交換請求口数と信託財産に属 する株式のうち取引所売買単位の整数倍となる株式を 交換するよう指図します。なお、当該株式のうち、配 当落または権利落対象銘柄(以下「対象銘柄」といい ます。)については、当該対象銘柄の個別銘柄時価総額 に相当する金銭により交換する場合があります。この 場合の個別銘柄時価総額は、前条第6項の基準価額の 計算日における当該対象銘柄の金融商品取引所の終値 (終値のないものについてはそれに準ずる価額としま す。)に前条第6項の規定に基づき計算された数を乗じ て得た金額とします。 ④ 受託者は、交換のための振替受益権の抹消にかかる手 続きが行われたことを確認した場合に、委託者の指図 に従い、振替機関の定める方法により信託財産に属す る交換株式にかかる振替の請求を行うものとします。 受益者への交換株式の交付に際しては、原則として交 換請求の受付日から起算して4営業日目から、振替機 関等の口座に前条第1項の交換の請求を行った受益者 にかかる株式の増加の記載または記録が行われます。 ⑤ 委託者は、交換請求の受付日の翌営業日以降、交換に よって抹消されることとなる振替受益権と同口数の受 益権を失効したものとして取り扱うこととし、受託者 は、当該受益権にかかる振替受益権が交換株式の振替 日に抹消済みであることを確認するものとします。 【受益権の買取り】 第44条 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、次 の各号に該当する場合で受益者の請求があるときは、 その翌営業日を買取請求受付日としてその受益権を買 取ります。ただし、第2号の場合の請求は、信託終了 日の2営業日前までとします。 1.交換により生じた取引所売買単位未満の振替受益 権 2.受益権を上場したすべての金融商品取引所におい て上場廃止になったとき ② 受益権の買取価額は、買取請求受付日の基準価額とし ます。 ③ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、前2項 の規定により受益権の買取りを行うときは、当該第一 種金融商品取引業者が定める手数料および当該手数料 にかかる消費税等に相当する金額を徴することができ るものとします。 ④ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、金融商 品取引所等における取引の停止、決済機能の停止その 他やむを得ない事情があるときは、委託者との協議に 基づいて第1項による受益権の買取りを停止すること およびすでに受け付けた受益権の買取りを取り消すこ とができます。 ⑤ 前項により受益権の買取りが停止された場合には、受 益者は買取り停止以前に行った当日の買取請求を撤回 できます。ただし、受益者がその買取請求を撤回しな い場合には、買取り停止を解除した後の最初の基準価 ─6─ ② 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 額の計算日に買取請求を受け付けたものとして、第1 項から第3項の規定を準用します。 【信託終了時の交換等】 第45条 委託者は、この信託が終了するときは、委託者が 別に定める一定口数以上の受益権を有する受益者に対 しては、信託財産に属する株式を当該受益権として振 替口座簿に記載または記録されている振替受益権と引 換えに交換するものとします。 ② 前項の交換は、委託者の指定する第一種金融商品取引 業者の営業所において行うものとします。 ③ 第1項の交換にかかる受益権の価額は信託終了日の5 営業日前の基準価額とします。この場合において、受 益者が交換により取得する個別銘柄の株式の株数は、 信託終了日の5営業日前の日における当該株式の評価 額に基づいて計算された数とし、取引所売買単位の整 数倍とします。 ④ 対象指数に採用されている銘柄の株式の発行会社等で ある受益者が、前項の定めによって交換する場合には、 委託者は当該発行会社の株式の個別時価総額に相当す る口数の受益権を買い取ることを受託者に指図します。 この場合の個別時価総額は、信託終了日の4営業日前 の寄付き以降成行きの方法またはこれに準ずるものと して合理的な売却の方法によって当該株式を売却した 額(売却するのに必要な経費を控除した後の金額)と します。 ⑤ 前項の規定により信託財産が買い取った受益権につい ては、前項の個別時価総額が確定した日から4営業日 目に金銭の交付を行います。 ⑥ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、第1項 による交換を行うときは、当該受益者から当該第一種 金融商品取引業者が定める手数料および当該手数料に かかる消費税等に相当する金額を徴することができる ものとします。 ⑦ 第1項の株式の交換は、原則として、交換のための振 替受益権の抹消の申請が振替機関に受け付けられたこ とを受託者が確認した日の翌営業日から起算して3営 業日目から行います。 ⑧ 委託者は、信託終了日の4営業日前の日以降、交換に よって抹消されることとなる振替受益権と同口数の受 益権(前項の規定により信託財産が買い取った受益権 を含みます。)を失効したものとして取り扱うこととし、 受託者は、当該受益権にかかる振替受益権が交換株式 の振替日に抹消済みであることを確認するものとしま す。 ⑨ 第1項および第3項の規定にかかわらず、次の各号の 場合には信託終了時の受益権の価額をもとに委託者の 指定する第一種金融商品取引業者が買取りを行うこと を原則とします。 1.第1項において、受益者の有する口数から株式の 交換に要した口数を控除した後に残余の口数を生 じた場合の残余の口数の振替受益権 2.第1項における一定口数に満たない振替受益権(取 引所売買単位未満の振替受益権を含みます。) ⑩ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、前項の 買取りを行うときは、当該第一種金融商品取引業者が 定める手数料および当該手数料にかかる消費税等に相 当する金額を徴することができるものとします。 ⑪ 信託終了にかかる金銭は、信託終了日後1ヵ月以内の 委託者の指定する日から、信託終了日において振替機 関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者 である委託者の指定する第一種金融商品取引業者に支 払います。なお、当該第一種金融商品取引業者は、そ の口座が開設されている振替機関等に対して委託者が この信託を終了するのと引換えに、信託終了にかかる 金銭に相当する受益権の口数と同口数の抹消の申請を 行うものとし、社振法の規定に従い当該振替機関等の 口座において当該口数の減少の記載または記録が行わ れます。 【信託契約の一部解約】 第46条 受益者は、自己に帰属する受益権について、信託 期間中においてこの信託の一部解約の実行を請求する ことはできません。 【質権口記載または記録の受益権の取扱い】 第47条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記 録されている受益権にかかる収益分配金の支払い、交 換請求の受付け、交換株式の交付(信託終了時の交換 等を含みます。)等については、この信託約款によるほ か、民法その他の法令等に従って取り扱われます。 【信託契約の解約】 第48条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を 解約することが受益者のため有利であると認めるとき、 信託財産の一部を受益権と交換することにより受益権 の口数が10万口を下回ることとなったとき、その他や むを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう え、この信託契約を解約し、信託を終了させることが できます。この場合において、委託者は、あらかじめ、 解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。 ② 委託者は、信託期間中において次の各号に該当するこ ととなった場合は、受託者と合意のうえ、この信託契 約を解約し、信託を終了させます。この場合において、 委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官 庁に届け出ます。 1.受益権を上場したすべての金融商品取引所におい て上場廃止となった場合 2.対象指数が廃止された場合 3.対象指数の計算方法その他の変更等に伴って委託 者または受託者が必要と認めたこの信託約款の変 更が、第53条第2項に規定する書面決議により否 決された場合 なお、第1号に掲げる事由によりこの信託契約を解約 する場合には、その廃止された日に信託を終了するた めの手続きを開始するものとします。 ③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以 下「書面決議」といいます。)を行います。この場合に おいて、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約 の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週 間前までに、この信託契約にかかる知れている受益者 に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決 議の通知を発します。 ④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの 信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当 該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。 以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議 決権を有し、これを行使することができます。なお、 知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該 知れている受益者は書面決議について賛成するものと みなします。 ⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受 益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行 います。 ⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が第1項の規定 に基づいて信託契約の解約について提案をした場合に おいて、当該提案につき、この信託契約にかかるすべ ての受益者が書面または電磁的記録により同意の意思 表示をしたときには適用しません。また、第2項の規 定に基づいて信託契約を解約する場合、および信託財 産の状況に照らし、真にやむを得ない事情が生じてい る場合であって、第3項から前項までの手続きを行う ことが困難な場合も同様とします。 【信託契約に関する監督官庁の命令】 第49条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命 令を受けたときは、その命令に従い、信託契約を解約 し信託を終了させます。 ② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を 変更しようとするときは、第53条の規定に従います。 【委託者の登録取消等に伴う取扱い】 第50条 委託者が監督官庁より登録の取消しを受けたとき、 解散したときまたは業務を廃止したときは、委託者は、 ─7─ 『SMAM 日経225上場投信』 信託約款 この信託契約を解約し信託を終了させます。 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に 関する委託者の業務を他の投資信託委託会社に引き継 ぐことを命じたときは、この信託は、第53条第2項の 書面決議で否決された場合を除き、当該投資信託委託 会社と受託者との間において存続します。 【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】 第51条 委託者は、事業の全部または一部を譲渡すること があり、これに伴い、この信託契約に関する事業を譲 渡することがあります。 ② 委託者は、分割により事業の全部または一部を承継さ せることがあり、これに伴い、この信託契約に関する 事業を承継させることがあります。 【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】 第52条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任 することができます。受託者がその任務に違反して信 託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由が あるときは、委託者または受益者は、裁判所に受託者 の解任を申し立てることができます。受託者が辞任し た場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託 者は、第53条の規定に従い、新受託者を選任します。 なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託 者を解任することはできないものとします。 ② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこ の信託契約を解約し、信託を終了させます。 【信託約款の変更等】 第53条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるとき またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と 合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの 信託と他の信託との併合(投資信託及び投資法人に関 する法律第16条第2号に規定する「委託者指図型投資 信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことがで きるものとし、あらかじめ、変更または併合しようと する旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、 この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更 することができないものとします。 ② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあってはそ の変更の内容が重大なものに該当する場合に限り、併 合事項にあってはその併合が受益者の利益に及ぼす影 響が軽微なものに該当する場合を除き、以下、合わせ て「重大な信託約款の変更等」といいます。)について、 書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、 書面決議の日ならびに重大な信託約款の変更等の内容 およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2 週間前までに、この信託約款にかかる知れている受益 者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面 決議の通知を発します。 ③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの 信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当 該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。 以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議 決権を有し、これを行使することができます。なお、 知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該 知れている受益者は書面決議について賛成するものと みなします。 ④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受 益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行 います。 ⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対し てその効力を生じます。 ⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な信託約 款の変更等について提案をした場合において、当該提 案につき、この信託約款にかかるすべての受益者が書 面または電磁的記録により同意の意思表示をしたとき には適用しません。 ⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併 合の書面決議が可決された場合にあっても、当該併合 にかかる一または複数の他の投資信託において当該併 合の書面決議が否決された場合は、当該他の投資信託 ② との併合を行うことはできません。 【反対者の買取請求権】 第54条 第48条に規定する信託契約の解約または前条に規 定する重大な信託約款の変更等を行う場合には、書面 決議において当該解約または重大な信託約款の変更等 に反対した受益者は、受託者に対し、自己に帰属する 受益権を、信託財産をもって買い取るべき旨を請求す ることができます。この買取請求権の内容および買取 請求の手続きに関する事項は、第48条第3項または前 条第2項に規定する書面に付記します。 【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】 第55条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、 次に掲げる事項の開示の請求を行うことはできません。 1.他の受益者の氏名または名称および住所 2.他の受益者が有する受益権の内容 【公告】 第56条 委託者が、受益者に対してする公告は、日本経済 新聞に掲載します。 【信託約款に関する疑義の取扱い】 第57条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、 委託者と受託者との協議により定めます。 ─8─ 上記条項により信託契約を締結します。 平成27年3月24日(信託契約締結日) 委託者 東京都港区愛宕二丁目5番1号 三井住友アセットマネジメント株式会社 代表取締役 横山 邦男 受託者 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 取締役社長 常陰 均
© Copyright 2024 ExpyDoc