入 札 公 告 - 入札情報サービス;pdf

入
札
公
告
次のとおり一般競争入札に付します。
なお、本入札に係る落札及び契約締結は、平成27年度予算が成立し、予算示達がなされることを条
件とするものである他、予算が成立した場合であっても、成立時期や内容によっては契約締結を行わ
ない場合があることを条件とするものです。
平成27年3月27日
分任支出負担行為担当官
中国四国農政局斐伊川沿岸農業水利事業所長
稲森 幹八
1 工事概要
(1)工 事 名
斐伊川沿岸農業水利事業
右岸配水路注水施設(右岸高瀬川)設置他工事(契約番号270015)
(2)工事場所
島根県出雲市斐川町直江、福富及び原鹿地内
(3)工事内容
この工事は、国営斐伊川沿岸土地改良事業計画に基づき、右岸配水路注水施
設及び馬の背調整池の弁設備の製作据付工事で、その概要は次のとおりである。
1)右岸高瀬川用水路注水口 弁設備
ア 流量調整弁 口径 400 ㎜
2台
イ 制水弁
口径 400 ㎜
1台
ウ 操作設備
1式
2)砂川用水路注水口 弁設備
ア 流量調整弁 口径 450 ㎜
2台
イ 制水弁
口径 450 ㎜
1台
ウ 操作設備
1式
3)原鹿南揚水機場遊水池注水口 弁設備
ア 流量調整弁 口径 300 ㎜
2台
イ 制水弁
口径 300 ㎜
1台
ウ 操作設備
1式
4)緊急遮断弁設備
ア 流量調整弁 口径 1100 ㎜
1台
イ 制水弁
口径 1100 ㎜
1台
5)下流放流弁設備
ア 仕切弁 口径 250 ㎜
1台
(4)工
期 平成27年5月~平成28年3月
300日間
(5)本工事は、次の内容の対象工事である。
① 本工事は、価格と価格以外の要素を総合的に評価して落札者を決定する、簡易型総合評価
落札方式のうち品質確保のための体制その他の施工体制の確保状況を確認し、施工内容を確実
に実現できるかどうかについて審査し、評価を行う施行体制確認型総合評価落札方式及び品
質・安全等の確保がされないおそれがある極端な低価格での調達を見込んでないかなどを厳格
に調査する特別重点調査の試行工事である。
② 本工事は、契約締結後に施工方法等の提案を受け付ける、契約後VE方式の対象工事であ
る。
③ 本工事は、建設工事に係る資材の再生資源化等に関する法律(平成12年法律第104号)
に基づき、分別解体等及び特定建設資材廃棄物の再資源化の実施が義務づけられた工事である。
④ 本工事は、競争参加資格確認申請書(以下、「申請書」という。)及び競争参加資格確認資
料(以下、「資料」という。)の提出、受領に係る確認及び入札について、原則として電子
1
入札システムで行う対象工事である。ただし、電子入札システムにより難い者であって、紙入
札方式(持参又は郵送)の承諾に関する承諾願を提出し、承諾を得た者は紙入札方式に変える
ことができる。
2 競争参加資格
(1)予算決算及び会計令(以下、「予決令」という。)第70条の規定に該当しない者であること。
なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、
同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(2)予決令第71条の規定に該当しない者であること。
(3)中国四国農政局における平成25・26年度一般競争参加資格のうち、「機械器具設置工事」
の確認を受け、また開札時において、平成27・28年度の当該資格の確認を受け、かつ本工事
における競争参加資格の確認を受けていること。
開札時において平成27・28年度の当該資格に認定されていない者が行った入札は、競争に
参加する資格を有しない者が行った入札として、「無効」とする。ただし、会社更生法(平成14
年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法(平成11年法
律第225号)に基づき再生手続開始の申立てがなされている者については、手続開始の決定後、
中国四国農政局長が別に定める手続に基づく一般競争参加資格の再確認を受けていること。
(4)会社更生法に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法に基づき再生手続
開始の申立てがなされている者でないこと。ただし、上記2の(3)の再確認を受けた者を除く。
(5)施工実績
施工実績は、平成11年度から平成25年度の間に元請として自ら製作・据付し完成・引渡
しが完了した、次に示す同種または類似の工事(以下、「同種工事等」という。)とする。
なお、「自ら製作」とは、自社工場での製作に限定するものではなく、その施工能力(総合
的な企画、調整及び指導)があることを条件にしたものである。また、据付も同様である。
同種工事:電動バルブ設置工事
類似工事:なし
なお、共同企業体としての施工実績は、出資比率が20%以上のものについて認める。
ただし、各地方農政局の発注工事に係る実績である場合は、工事成績評定点が65点未満の
ものは実績として認めない。
(6)次に掲げる基準を満たす主任技術者又は監理技術者を、建設業法に従って当該工事に専任で配
置できること。
① 同種工事等の経験を有すること。
なお、経常建設共同企業体にあっては、1人の主任(監理)技術者が同種工事等の経験を
有すること。ただし、各地方農政局の発注工事に係る実績である場合は、工事成績評定点が
65点未満のものは実績として認めない。
② 主任(監理)技術者は、工場製作段階では専任の配置を要しないが、現場据付段階では専
任配置とすること。ただし、建設業法第26条第3項に該当しない工事の場合については、
専任を要しない。
なお、主任(監理)技術者は、工場製作・現場据付段階ごと(以下、「施工段階ごと」と
いう。)に配置する場合の施工経験は、全体又は施工段階ごとの経験とすること。
③ 主任(監理)技術者は、次のいずれかの資格を有すること。
ア 1級土木施工管理技士若しくは2級土木施工管理技士(土木)
イ 技術士法による技術士(機械部門)の資格を有する者
ウ 学校教育法による高等学校若しくは中等教育学校を卒業後5年以上、又は同法による大
学若しくは高等専門学校を卒業後3年以上の機械器具設置工事の実務経験を有する者で、
建築学、機械工学又は電気工学に関する学科を修めた者
エ 10年以上の機械器具設置工事の実務経験を有する者
オ 上記と同等の資格を有する者であると国土交通大臣が認定した者。
④ 監理技術者にあっては、監理技術者資格者証(機械器具設置工事業)を有する者であるこ
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と。ただし、監理技術者資格者証を平成16年3月1日以降に交付されている場合は、講習修了証
についても有する者であること。
⑤ 入札参加希望者と配置予定技術者は直接的かつ恒常的な雇用関係(技術資料提出の日以前
に3ヶ月以上の雇用関係)にあること。
⑥ 複数の候補技術者とする場合は、その全ての配置予定技術者が上記の①から⑤の条件を満
たさないと、競争参加資格を認めない。
⑦ 配置予定監理技術者等の専任期間
請負契約の締結後、現場施工に着手するまでの期間(現場事務所の設置、資機材の搬入又は
仮設工事等が開始されるまでの期間)、橋梁、ポンプ、ゲート、エレベーター等の工場製作
を含む工事であって工場製作のみが行われている期間については、主任技術者又は監理技術
者の工事現場への専任を要しない。
なお、現場に着手する日等詳細な日程は請負契約の締結後、監督職員との打合せにおいて
定める。
(7)工事完成・引渡し後においても会社組織(同系列会社のサービス含む。)に設備・製品に対す
る保守サービス体制が整備されていること。
保守技術支援体制は、島根県を保守サービスの範囲としている本支店・営業所で確立されてい
ること。
(8)申請書及び資料の提出期限の日から開札の日までの期間に、中国四国農政局長から中国四国農
政局工事請負契約指名停止等措置要領(平成15年8月29日付け15中総第542号(経))
に基づく指名停止を受けていないこと。
(9)上記1に示した工事に係る設計業務等の受託者(受託者が設計共同体である場合においては、
当該設計共同体の各構成員をいう。以下同じ。)又は当該受託者と資本若しくは人事面において
関連がある建設業者でないこと。
(10)次の事項に該当しない者であること。
① 不誠実な行為の有無
請負契約の履行が不誠実、下請契約関係が不適切、警察当局による公共工事からの排除要
請、贈賄及び不誠実行為による指名停止、虚偽の資料提出等。
② 経営状況
手形交換所による取引停止処分、主要取引先からの取引停止等。
③ 安全管理の状況
事故等に基づく指名停止、労働基準監督署からの指導があり改善を行っていない等。
④ 労働福祉の状況
賃金不払い等による労働基準監督署からの指導を受け改善を行っていない、退職金共済契
約の締結を行っていない等。
(11)農林水産省発注工事等からの暴力団排除の推進について(平成19年12月7日付け19経第1314号
大臣官房経理課長通知)に基づき、警察当局から、部局長に対し、暴力団員が実質的に経営を支
配する建設業者又はこれに準ずるものとして、農林水産省発注工事等からの排除要請があり、当
該状態が継続している者ではないこと。
(12)以下に定める届出の義務を履行していない建設業者(当該届出の義務がない者を除く。)で
ないこと。
・ 健康保険法(大正 11 年法律第 70 号)第 48 条の規定による届出の義務
・ 厚生年金保険法(昭和 29 年法律第 115 号)第 27 条の規定による届出の義務
・ 雇用保険法(昭和 49 年法律第 116 号)第7条の規定による届出の義務
上記届出の義務を履行しているか確認するため、入札参加希望者は建設業法施行規則(昭和24
年建設省令第14号)第21条の4に規定する通知書の写しを提出すること。
3 総合評価方式に関する事項
(1)評価項目
①施工体制
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・ 品質確保の実効性
・ 施工体制確保の確実性
②企業の技術的能力等に関する事項
・ 優良工事表彰実績
・ 工事成績評定
・ 地域精通度
・ 地域への貢献
・ 当該地域内の施工実績
・ 手持ち工事量
・ 不正又は不誠実な行為
③配置予定技術者の資格取得後の経験年数
・ 資格取得後の経験年数
・ 配置予定技術者が併せ持つ資格
・ 工事の施工経験
・ 優良工事表彰実績
・ 当該地域内の施工実績
・ 継続機構への取り組み状況
(2)総合評価の方法
① 「標準点」を100点(入札説明書に示された内容を満たしている場合に付与する点数をい
う。)とし、「施工体制評価点」の最高点を30点、「加算点」の最高点を30点とする。
② 「施工体制評価点」の算出方法は、技術資料の内容に応じ、施工体制(品質確保の実効性、
施工体制確保の確実性)の評定を行い、施工体制評価点を与える。
③ 「加算点」の算出方法は、上記3の(1)評価項目について評価した結果、得られた「評価点数」
の合計値の最も高い者に30点、その他の者は「評価点数の合計値」に応じ按分して求められ
る点数を「加算点」として与える。
④ 価格と価格以外の要素を総合的に評価する簡易型総合評価方式(簡易型のうち施工体制確認
型の試行)は、入札参加者の「標準点」と「施工体制評価点」及び「加算点」の合計を入札参
加者の入札価格で除して得た数値({標準点+施工体制評価点+加算点}/入札価格、以下
「評価値」という。)により行う。
⑤ 施工体制評価点の評価結果が低い者に対しては、「加算点」についても減じる措置を行う。
(3)落札者の決定方法
① 入札参加者の評価値が最も高い者を落札者とする。なお、落札の条件は、次のとおりとする
ア 入札価格が、予決令第79条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内で、か
つ有効な入札であること。
イ 評価値が標準点を予定価格で除した数値(以下、「基準評価値」という。)を下回らない
こと。
ただし、落札者となるべき者の評価値によっては、その者により当該契約の内容に適合し
た履行がなされないおそれがあると認められるとき、またはその者と契約を締結することが
公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって、著しく不適当であると認められるとき
は、入札価格が予定価格の制限の範囲内である者かつ適切な評価値と考えられる入札をした
者のうちから、評価値の最も高い者を落札者とすることがある。
② 上記①において、評価値の最も高い者が2者以上ある場合は、当該者にくじを引かせて落札
者を決定する。
③ 落札者となるべき者の入札価格が、予決令第85条に基づく調査基準価格を下回る場合は、
予決令第86条の調査を行うものとする。なお、詳細は入札説明書による。
4 入札手続等
(1)入札契約担当部局
〒699-0502 島根県出雲市斐川町荘原105番地
4
中国四国農政局斐伊川沿岸農業水利事業所 庶務課経理係
電話(0853)72-7440
(2)入札説明書の交付期間及び方法等
①交付期間
平成27年3月27日から平成27年4月6日まで(行政機関の休日は除く。)の午前9時
00分から午後4時00分まで。ただし、最終日については午前12時00分までとする。
②交付方法
ア インターネットによる場合
農林水産省電子入札システム(電子入札センターホームページ;http://www.maffebic.go.jp/menu.html)内からダウンロードする。
イ インターネットへ接続する環境が無い場合
次の場所で交付する。
〒699-0502 島根県出雲市斐川町荘原105番地
中国四国農政局斐伊川沿岸農業水利事業所 庶務課経理係
電話(0853)72-7440
(3)申請書及び資料の提出期間及び方法等
上記、4(2)と同じ期間内に提出する。提出方法は、原則、電子入札システムにより提出す
るものとし、それ以外についての提出方法及び詳細は入札説明書による。
(4)入札の日時、場所及び提出方法
① 電子入札システムによる入札の場合は平成27年4月22日午前9時00分から平成27年
4月24日午後4時00分まで、紙入札方式により持参する場合は平成27年4月27日午後
3時30分までに中国四国農政局斐伊川沿岸農業水利事業所に持参する。
また、開札は平成27年4月27日午後3時30分から中国四国農政局斐伊川沿岸農業水利
事業所会議室で行う。
ただし、入札・開札日時は予定であるため、詳細は別途送付する競争参加資格確認通知書に
よるものとする。
② 入札書の提出方法は、原則、電子入札システムにより提出すること。ただし、発注者の承諾
を得た場合は紙により持参することができる。
5 その他
(1)入札保証金及び契約保証金
① 入札保証金
免除。
② 契約保証金
納付。
保管金の取扱店は日本銀行出雲代理店とする。また、以下の条件を満たすことにより契約
保証金の納付に代えることができる。
ただし、予決令第86条に規定する調査を受けた者に係る契約保証金の額は、請負代金額
の 10 分の 3 以上とする。
ア 利付国債の提供。(保管有価証券の取扱店 日本銀行出雲代理店)
イ 金融機関若しくは保証事業会社(公共工事の前払金保証事業に関する法律(昭和 27
年法律第 184 号)第2条第4項に規定する保証事業会社をいう。)の保証。(取扱官庁
中国四国農政局斐伊川沿岸農業水利事業所)また、公共工事履行保証証券による保証を
付し又は履行保証保険契約の締結を行った場合には、契約保証金の納付を免除する。
(2)入札の無効
本公告に示した競争参加資格のない者のした入札、申請書又は資料等に虚偽の記載をした者の
した入札及び入札に関する条件に違反した入札は無効とする。
(3)予決令第86条に規定する調査を受けた者との契約にかかる前金払の金額は、10分の2以内とす
る。
(4)違約金について
① 本契約に関し、受注者が次に掲げる場合のいずれかに該当したときは、受注者は、発注者
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の請求に基づき、請負代金額(本契約締結後、請負代金額の変更があった場合には、変更後
の請負代金額)の 10 分の1に相当する額を違約金(損害賠償額の予定)として発注者の指定
する期間内に支払わなければならない。
ア 本契約に関し、公正取引委員会が、受注者又は受注者の代理人に対して私的独占の禁止
及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号。以下「独占禁止法」とい
う。)第7条又は第8条の2(独占禁止法第8条第1号又は第2号に該当する行為の場合
に限る。)の規定による排除措置命令を行い、当該排除措置命令が確定したとき又は独占
禁止法第 66 条第4項の規定による審決において、独占禁止法の規定に違反する行為があっ
た旨が明らかにされたとき。
イ 本契約に関し、公正取引委員会が、受注者又は受注者の代理人に対して独占禁止法第7
条の2第1項(独占禁止法第8条の3において読み替えて準用する場合を含む。)の規定
による課徴金納付命令を行い、当該納付命令が確定したとき又は独占禁止法第 66 条第4項
の規定による審決において、独占禁止法の規定に違反する行為があった旨が明らかにされ
たとき。
ウ 本契約に関し、公正取引委員会が、受注者又は受注者の代理人に対して独占禁止法第7
条の2第 18 項又は第 21 項(独占禁止法第8条の3において読み替えて準用する場合を含
む。)の規定による課徴金の納付を命じない旨の通知を行ったとき。
エ 本契約に関し、受注者又は受注者の代理人(受注者又は受注者の代理人が法人にあって
は、その役員又は使用人を含む。)が刑法(明治 40 年法律第 45 号)第 96 条の3若しく
は第 198 条又は独占禁止法第 89 条第1項若しくは第 95 条第1項第1号の規定による刑が
確定したとき。
② 受注者が上記の違約金を発注者の指定する期間内に支払わないときは、受注者は、当該期
間を経過した日から支払をする日までの日数に応じ、年5パーセントの割合で計算した額の遅
延利息を発注者に支払わなければならない。
(5)契約書作成の要否 要
なお、契約日は、平成27年度予算成立日以降とする。
(6)配置予定監理技術者等の確認
落札者決定後、発注者支援データベース・システム等により配置予定監理技術者等の専任制違
反の事実が確認された場合、契約を結ばないことがある。なお、種々の状況からやむを得ないも
のとして承認された場合の外は、配置予定監理技術者等の変更は認められない。
落札者となった者は、落札決定後、契約締結までに、配置予定技術者が営業所の専任技術者と
重複していないことが確認できる資料を提出すること。
(7)一般競争参加資格の確認を受けていない者の参加
上記2の(3)に掲げる一般競争参加資格の確認を受けていない者も上記4の(3)により申
請書及び資料等を提出することができるが、競争に参加するためには、開札の時において、平成
27・28年度の当該資格の確認を受け、かつ本工事における競争参加資格の確認を受けていな
ければならない。
(8)電子入札について
① 電子入札システムによる手続き開始後に、紙入札方式への途中変更は原則として行わないも
のとするが、入札参加者側にやむを得ない事情が生じた場合には承諾を得て紙入札方式に変更
するものとする。
② 電子入札システムに障害等やむを得ない事情が生じた場合には、紙入札方式に変更する場合
がある。
③ 電子入札システムに係る運用については、「農林水産省電子入札システム運用基準(案)」
(電子入札センターホームページ;http://www.maff-ebic.go.jp/menu.html)によるものとす
る。
(9)施工体制確認のためヒアリングを実施するとともに、その際、追加資料の提出を求めること
がある。
(10)特別重点調査
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本調査は、調査基準価格に満たない価格で入札を行った者のうち、その者の申し込みにかかる
価格の積算内訳が入札説明書に示す金額に満たない者に対して行う。その際に、入札参加者にヒ
アリングを行い、入札参加者により契約内容に適合した履行がされないおそれがないかを厳格に
確認する。
(11)低入札価格調査対象工事に係る品質確保等の対策について
開札の結果、予決令第86条に規定する調査(以下、「低入札価格調査」という。)の対象工事
となった場合は、「低入札価格調査対象工事に係る品質確保等の対策について」(平成18年4
月25日付け18農振第177号 農村振興局整備部長名)に基づき、次のとおり低入札価格調
査対象工事に係る品質確保等の対策を実施する。
①監督体制の強化等
ア 施工体制の点検
施工体制台帳提出時に施工体制の確保を図るため、主として、一般管理費、現場管理費の
構成項目の内訳費用の詳細について提出を要請し、施工体制確認の追加資料との整合を確認
する場合がある。
イ 下請け契約状況の調査
低入札価格調査ヒアリング時に下請契約計画書を提出し、施工体制確認の追加資料との整
合を確認し、その後契約内容の詳細について提出を求める場合がある。
ウ 受注者側技術者の増員について
専任の監理技術者の配置が義務付けられている工事が低入札価格調査対象工事となった場
合、受注者は中国四国農政局管内直轄工事において、本入札公告を行った日から過去2年以
内に完成した工事、あるいは契約時点で施工中の工事に関して、以下のいずれかの要件に該
当するときは、主任(監理)技術者と同等の要件を満たす別の技術者1名を専任で現場に配
置させることとし、低入札調査資料提出時点で追加する配置予定技術者の資格等確認資料を
併せて提出すること。
なお、当該資料の提出がなかった場合は、落札決定しない場合がある。
1) 工事成績70点未満の評定を通知された者。
2) 発注者から施工中又は施工後において、工事請負契約書に基づいて修補又は損害賠償
を求められた者。ただし、軽微な手直し等は除く。
3) 品質管理、安全管理に関し、指名停止又は部局長もしくは監督職員から書面による警
告もしくは注意の喚起を受けた者。
4) 自らに起因して工期を大幅に遅延させた者。
(12)低入札価格調査対象工事について試行する対策
① 低入札価格調査対象工事(以下、「対象工事」という。)について、「低入札価格調査対
象工事に係る品質確保等の対策について」(平成 18 年 4 月 25 日 18 農振第 177 号農村振興局
整備部長名)で示す、次のア~ウ段階において、監督職員が文書により請負業者に改善を指
示した場合、その回数に応じ②及び③に示す対策を講ずることとする。
ア 施工確認段階
イ 施工体制点検段階(施工体制確認のための追加資料との整合確認を含む)
ウ 下請け契約状況調査における下請け支払いの実態把握段階
(施工体制確認のための追加資料との整合確認を含む)
なお、上記ウについては、全ての下請け契約の支払いが完了するまでの間、調査を継続し
て実施する。
② ①に示す文書指示を受けた場合、指示を行った日から1年間にわたり、中国四国農政局管
内で発注する、別の新規工事における総合評価落札方式の評価点等を減点する。
(総合評価落札方式の場合)
1年間にわたり、当該企業の総合評価方式による加算点を50%マイナスする。
(公募型指名競争入札等の場合)
1年間にわたり、当該企業の工事成績に係る評定(最大3点)を3点マイナスする。
③ ①に示す文書指示の回数が2回に達した場合、本工事の完成検査に合格し完了するまでの
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間、中国四国農政局管内で発注する他の新規工事に係る入札参加を制限する。
ただし、対象工事が2箇年以上にまたがる工事については、文書指示が2回累積した日か
ら1年間を限度とし、その後、再度文書による改善指示を行った場合には、その時点で、同
様の措置を改めて講ずる。
④ 本工事の工事成績評定点が65点未満の場合、評定通知日から1年間、②と同様の措置を
講ずる。
⑤ 低入札価格調査の対象工事となった場合、調査に要した日数は契約工期から減ずるものとし、
契約締結時に契約工期を変更する。ただし、調査の対象とならなかった者が落札決定した場合
は、契約締結の前に契約工期等について協議できるものとする。
(13)農林水産省発注者綱紀保持規程の制定について
農林水産省の発注事務に関する綱紀保持を目的として、農林水産省発注者綱紀保持規程(平成
19年農林水産省訓令第22号)が制定されました。この規程に基づき、第三者から不当な働きかけ
を受けた場合は、その事実をホームページで公表するなどの綱紀保持対策を実施しています。
詳しくは、当局ホームページ(http://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/index.htm)をご覧
下さい。
(14)工事の施工効率向上対策について
受発注者間の現場条件等の確認の場として、次の会議を設置するので、現場代理人等の受注者
代表は、次の事項並びに「工事の施工効率向上対策」(農林水産省WEBサイト)を十分に理解
のうえ、対応するものとする。
① 工事円滑化会議
工事着手時および新工種発生時等において、受発注者が現場条件、施工計画、工事工程等に
ついて確認し、円滑な工事の実施を図る。
② 設計変更確認会議
工事完成前に、設計変更手続きや工事検査が円滑に行われるよう、設計変更内容、技術提案
の履行状況等について、受注者と発注者が高いレベルで確認する。
(15)その他 詳細は入札説明書による。
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