皆で受けようメタボ健診 糖 尿 病 や 脳 卒 中 な ど 生 活 習 慣 病の予 防 を 目 的 に、特 定 健 康 診 査︵メタ ボ 健 診 ︶が 義 務 化 さ れ 、7年 目 を 迎 え ま し た 。中 小 企 業 の 従 業 員 と そ の 家 族 が 加 入 す る 全 国 健 康 保 険 協 会︵ 協 会 け ん ぽ ︶広 島 支 部 で は 、被 扶 養 者︵ 被 保 山 名 征 三 さん 険 者 の 扶 養 家 族 ︶の 受 診 率 向 上 が 課 題 と なってい ま す 。現 状 や 今 後 の 方 策 につい て 、同 協 会 広 島 支 部 長 の 向 井 ●全国健康保険協会 (協会けんぽ) 広島支部長 向井 一誠さん ●広島県集団検診協会 メディックス広島健診センター 診療所長 ●広島県環境保健協会 健康クリニック 理事長 近光 章さん 木戸 晶孔さん 黒田 義則さん 向 井 一 誠 さん 広島生活習慣病・がん健診センター 広島市中区幟町13-4 TEL.082 (224) 6661 一般財団法人 広島県環境保健協会 健康クリニック 広島市中区広瀬北町9-1 TEL.082 (232) 4857 公益財団法人 広島県地域保健医療推進機構 広島市南区皆実町1-6-29 TEL.082 (254) 7146 東広島記念病院 広島生活習慣病健診センター 東広島市西条町吉行2214 TEL.082 (423) 6662 一誠 さ ん と 健 診 機 関 の 関 係 者 が 意 見 を 交 わ し ま し た = 文 中 敬 称 略 。 ︵コーディネーターは 中 国 新 聞 社 論 説 主 幹・江 種 則 貴 ︶ ───── 出 席 者 ───── ●広島県地域保健医療推進機構 統括医監 木 戸 晶 孔 さん 近 光 章 さん 一般財団法人広島県集団検診協会 メディックス広島健診センター 広島市中区大手町1-5-17 TEL.082 (248) 4115 黒 田 義 則 さん 事業主から勧誘目指す がん検診とセットに光 検査メニュー柔軟性を 受診者の意識改革必要 満足度高い検査項目に 現 状を教えてください。 島 市 と 広 島 市の健 診センタ ま せん。家 族 が 病 気にな れ り ま せん 。現 在 、県 内 市 山 名 現 在 、大 き な 病 院 向 井 広 島 支 部の 特 定 ーで特 定 健 診 を 実 施 。被 扶 ば 、従 業 員 は 業 務に集 中で 町と連 携して特 定 健 診とが にかかるには 紹 介 状 が ない 健 診の受 診 率 は 現 在 ・4 養 者 を 含め、広 島 市は非 常 き ず 、企 業 に も ダメージが ん検 診 を 同 時に受 け られる と 受 診 で き ま せん 。これに いずれは ならって、どの病 院に行 くに %。協 会けんぽが2008年 な 勢いで受 診 者 が 増 加 して あり ます 。行 政はもちろん、 ようにしていま す 。 度に発 足 以 降 、順 調に伸 び お り 、潜 在 的 なニーズ を 実 企 業 な ど 各 方 面 か ら も 受 全 市 町に広げる予 定です 。 も 特 定 健 診のデータがない ていま す 。ただ 、 この数 字 は 感しています 。ことし2月に 診 を 促 す 必 要があるのでは 受 診 率 アップに 向 け 、 と 受 診でき ないよ うにす れ さ らにアイ デアや 方 策はあ ば、皆 従 うのでは。国がも う 被 保 険 者の受 診 率 が 上 がっ は 廿 日 市 市にも 健 診センタ ないでしょうか。 少しビジョンを 持って世 論 を た 結 果で、被 扶 養 者 だ けで ー を 新 設 す るため、西 部 地 黒 田 健 診 項 目の 少 な りますか。 はわ ず か %。全 国 位 と 区の受 診 率アップを 期 待 し さ も 、受 診 率 が 上 が ら ない 木 戸 毎 年 同 じ 検 査 項 リードしていってほしいです 。 理 由の一つでは 。受 け る 側の 目 では な く 、こと し は 骨 密 向 井 支 部では昨 年から、 著 し く 低い。被 扶 養 者アン ています 。 ケー トの要 望 を 踏 ま え 、健 被 扶 養 者 の 受 診 率 が 立 場 を 考 えて も 、これ だ け 度 、来 年 は 肝 炎 ウ イルスを データヘルス計 画に基づき 、 の項 目 をチェックして も らっ 付 け るな ど、視 点 を ず らし 特 定 健 診 などのデータを 分 診 を 無 料 化 するなど数々の 低い原 因は。 てみるのも一考では。ある程 析 し た﹁ヘルスケア 通 信 簿 ﹂ 度まとまったスパンで見れば、 を 企 業ごとに作 成 、配 布 し 向 井 さ ん 幅 広い健 康 状 態 が 分 か り 、 ていま す 。通 信 簿は被 保 険 受 診 者 側のメリット も あ り 者 だ けでな く 、被 扶 養 者の ます。 受 診 率 や 当 該 事 業 所の 順 山 名 さ ん 黒 田 受 診の有 無によっ 位 まで 分 かる 仕 組 みで す 。 て、インセンティブを 付 け る 膨 ら み 続 け る 医 療 費 を 抑 木 戸 さ ん のは ど うでしょう 。被 保 険 制し日本の保険制度を守る ために も 、特 定 健 診 は 欠 か せ ま せん。ま ず は 事 業 主 か 近 光 さ ん ら 呼 び 掛 けて も らい、受 診 率アップを目 指します 。 方 策を打ってきましたが、 な ありがとうございました。 かなか 結 果 が 出 ないのが 現 状です 。 黒田 さん 黒田 広島県地域保健 医 療 推 進 機 構 は、年 間 約1 万 千 人の特 定 健 診を実 施 近 光 広 島 市 内に住んで たという 満 足 感が必 要だと 者と被 扶 養 者の受 診 率が5 割 を 超 え た 企 業 には 感 謝 していま す 。そのう ち 被 扶 いる と 、広 島 市 か ら も 協 会 思います 。 養 者はわずか %程 度です 。 けんぽからも 受 診 券が届 き 山 名 メタボ健 診だけ を 状 を 渡 して、事 業 主の意 識 木 戸 メディックス広 島 ま す 。関 心のあ る 人 は 小 ま 表 面に出 して も 、関 心 は 買 を 高めても ら う 。感 謝 状 な 健 診 センター は 、特 定 健 診 めに健 診 を 受 け ま す が、意 わないでしょう 。日 本では毎 ら 来 年 度 に も 実 施 で き ま を 年 間 約 万 人 実 施してい 識の低い人 はいく ら 受 診 券 年 、多 くの人 ががんと 診 断 す 。 ま す 。た だ 被 扶 養 者 は3% が届いてもほったらかしにし さ れ 、先 進 国の 中 で がんが 近 光 現 在 長 寿 日 本一の て し ま う 。行 政 か らのPR 増 えているのは日 本 だ け と 長 野 県 も 、行 政 ぐ るみの運 強と、問 題 視しています 。 近 光 広 島 県 環 境 保 健 を もっと 進 め 、健 診 を 受 け いうデ ータ も あ り ま す 。が 動で達 成 するまで 年かか 協 会 も 、協 会 け んぽの特 定 る側の意 識 改 革が必 要です 。 ん検 診 とのセット を 引 き 続 ったといわれま す 。広 島 県の 健 診 を 年 度 当 初 か ら 受 木 戸 企 業 は 労 働 者 の き 増やしていくのが 効 果 的 受 診 率 アップ も 、相 当 な 時 間 が 必 要ではないでしょう け 付 けていま す 。被 扶 養 者 健 康 を 守 るため、従 業 員に と考 えます 。 の 受 診 は 増 え ていま す が 、 健 診 を 受 け さ せ る 義 務 が 向 井 多 く の 人 が 興 味 か 。県 や 市 町 と も 協 力 し 、 あ り ま す 。た だ 、家 族の 健 を 持つがんと 組 み 合 わせれ 総 合 的 な キャンペーンが 必 全 体でいえば少 数です 。 無料で受診できる主な施設 山 名 ヤマナ 会 は 、東 広 康 を 守る義 務 を 負 う 人はい ば 、増 え るこ と は 間 違いあ 要です 。 企画・制作 中国新聞社広告局 ●医療法人社団ヤマナ会 東広島記念病院 広島生活習慣病健診センター 広島生活習慣病・がん健診センター 理事長兼センター長 山名 征三さん 2 「家族の受診率向上へ」 協会けんぽ座談会
© Copyright 2025 ExpyDoc