法人向けインターネットバンキングの被害補償の開始について;pdf

THE GIFU SHINKIN BANK
News Release
平成 27 年 3 月 26 日
岐 阜 信 用 金 庫
理事長
髙橋征利
法人向けインターネットバンキングの被害補償の開始について
当金庫は、法人向けインターネットバンキングサービスを安心してご利用していただく
ため、下記のとおり法人向けインターネットバンキングにおける預金等の不正な払戻しに
よる被害について補償限度額の範囲内で補償することとしましたのでお知らせします。
具体的な補償内容につきましては、お客さまそれぞれのご利用状況やセキュリティ対策、
捜査機関による捜査結果等を踏まえ、個別に検討させていただきま す。
記
1.補償制度開始日
平成27年 4 月 1 日
2.対象となるお客さま
ダイレクトバンキングPAL、インターネットバンキングサービスⅡを契約している
法人のお客さま
3.補償の対象
第三者がお客さまのID・パスワードなどを盗 用して、法人向けインターネットバン
キングを不正使用したことによりお客さまの口座に生じた損害
4.補償限度額
1契約につき年間1,000万円
※ダイレ クトバ ンキン グPAL および インタ ーネット バンキ ングサ ービスⅡ の各サ
ービスにつき年間1,000 万円を限度とします。
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5.補償を検討させていただくための前提条件
(1)預金等の不正な払戻しを知った後、速やかに被害に遭われたお客さまから、預
金等が不正に払戻しされた旨の通知をいただいていること。
(2)預金等の不正な払戻しが行われるに至った事情、その他の当該不正な払戻しに
関する状況について当金庫が行う調査に対し、お客さまから遅滞なく十分な説
明が行われていること。
(3)お客さまが警察への被害事実等の事情説明を行い、その捜査に協力されている
こと。
6.補償の対象とならない場合
(1)お客さまが正当な理由なく、他人に各種ID・パスワード等を知らせた場合
(2)お客さまがパソコンや携帯電話等の盗難に遭った場合または廃棄 した場合にお
いて、各種ID・パスワード等をパソコンや携帯電話等に保存していた場合
(3)当金庫が注意喚起しているにも関わらず、注意喚起された方法で、メール型の
フィッシングに騙される等、不用意に各種ID・パスワード等を入力していた
場合
(4)他人に譲渡・貸与または担保に差入れられたパソコン等の不正利用によって生
じた損害の場合
(5)インターネットバンキング等の不正な払戻しが、当金庫への通知日の30日以
前に発生していた場合
(6)お客さまが当金庫に対して行う被害状況の説明において、重要な事項について
虚偽の説明を行った場合
(7)不正利用が戦争、暴動等による著しい社会秩序の混乱に乗じ、またはこれに付
随してなされた場合
(8)その他、お客さまに故意または重大な過失があると考えられるような事象が認
められた場合
7.補償を減額する場合
(1)当金庫が導入しているセキュリティ対策を利用していない場合 (注)
(2)ウィルス対策ソフト等のセキュリテ ィ機能を利用していない場合
(3)基本ソフト(OS)やウェブブラウザ等、インストールされている各種ソフト
ウェアが最新の状態に更新されていない場合
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(4)基本ソフト(OS)やウェブブラウザ等、インストールされている各種ソフト
ウェアがサポート期限終了後も使用されている場合
(5)セキュリティ対策ソフトを最新の状態で利用していない場合
(6)各種ID・パスワード等が適切に管理されていない場合
(7)その他、お客さまに過失があると考えられるような事象が認められた場合
※なお、「6.補償の対象とならない場合」
「7.補償を減額する場合」における「お
客さま」には、役員・従業員や家族等の関係者、退職者が含まれます。
(注)当金庫が案内しているインターネットバンキングサービスⅡにおける「ワンタ
イムパスワード」及び不正送金対策ソフト「PhishWall プレミアム」ソフトを
導入していない場合。但し、お客さまのパソコン 環境により「PhishWall プレ
ミアム」が利用できない場合を除きます。
以上