平成27年度 卸供給事業開始届出書等の記載要領 平 成 2 7 年 3 月 資 源 エ ネ ル ギ ー 庁 電力・ガス事業部電力基盤整備課 電 力 需 給 ・ 流 通 政 策 室 項 目 1.開始届出書 (1)基本事項 内 容 ○平成 27 年 4 月 1 日時点で既に卸供給事業の事業を営んでいる者も提出する こと。 ○特定電気事業者及び特定規模電気事業者に該当する者は、その設置する卸 供給事業の用に供する電気工作物について卸供給事業開始届出書等の提出 を要しない。 ○FIT認定により卸供給条件届出を不要とされている電気工作物であって も卸供給事業開始届出書等の提出を要する。ただし、電源の性質上、卸供 給としての供給電力(一般電気事業者からの求めが合った場合に確実に発 電できる出力)がない太陽電池発電設備及び風力発電設備については、卸 供給に該当しないため、提出を要しない。 (2)届出内容 ○以下の項目を記載すること。 ・名称及び代表者の氏名(要押印) ・住所 ・事業開始年月日 ・卸供給事業の用に供する発電用の電気工作物に係る設置の場所、原動力の 種類、周波数及び出力 ※ ※「出力」とは、設備容量をいう。 ○代表者の代理人による提出の場合、委任状(様式不問)を添付すること。 ○「事業開始年月日」は、最初に設置した卸供給事業の用に供する発電用の 電気工作物が一般電気事業者への電気の供給を開始した日(営業運転開始 日)を記載すること。 ○「原動力の種類」は、火力、水力、地熱、バイオマス(専焼の場合に限る。) 等の別を記載すること。火力については、石炭、LNG、石油、LPG、 バイオマス(混焼)、その他ガス及びその他の燃料別を記載すること。 例:火力(石炭)、火力(石油、バイオマス)、水力(一般) ○複数の卸供給事業の用に供する発電用の電気工作物をもって事業を開始し た場合は、一の届出書に、これらの電気工作物について、それぞれの設置 の場所、原動力の種類、周波数及び出力を記載すること。 (3)様式等 ○様式は、電気事業法施行規則様式第 31 の2を用いること。 ○提出部数は、1部(電子媒体での提出は不可)。 1 (4)提出先 ○卸供給事業の用に供する発電用の電気工作物が設置された場所を管轄区域 とする経済産業局に提出すること。ただし、当該電気工作物を複数設置し ている事業者であって、これらのうち一又は複数を他の経済産業局の管轄 区域内に設置している者は、経済産業省資源エネルギー庁(電力基盤整備 課電力需給・流通政策室)に提出すること。 (5)提出期限 ○事業開始後、遅滞なく提出すること。ただし、平成 27 年 4 月 1 日時点で既 に卸供給事業の事業を営んでいる者にあっては、平成 27 年 6 月 30 日まで に提出すること。 2.変更届出書 ○「変更の内容」は、卸供給事業開始届出書の記載事項の変更箇所が明らか になるように記載すること。なお、代表者の氏名の変更については、届出 を要しない。 ○様式は、電気事業法施行規則様式第 31 の3を用いること。 ○届出事項に変更が生じた後、遅滞なく提出すること(廃止届出書及び休止 届出書を提出する場合を除く)。 ○提出先及び提出部数については、上記 1.と同様とする。 3.廃止届出書 ○卸供給事業の廃止とは、電気の供給が「卸供給」(電気事業法施行規則第 3 条)に該当しなくなった場合や、全ての発電用の電気工作物について当 該電気工作物を電気事業法上廃止した場合をいう。 ○様式は、電気事業法施行規則様式第 31 の4を用いること。 ○卸供給事業を廃止した後、遅滞なく提出すること。 ○提出先及び提出部数については、上記 1.と同様とする。 ○「卸供給事業」は、平成 28 年 4 月 1 日の電気事業法等の一部を改正する法 律(平成 26 年法律第 72 号)の施行に伴い、法律上存在しなくなるが、こ れに際して廃止届出書を提出することは要しない。 2 4.休止届出書 ○卸供給事業の休止とは、卸供給事業の用に供している全ての電気工作物に ついて、反復継続する卸供給が行われないことをいう。 ○卸供給事業の休止の「予定期間」は、年月日単位で記載すること。ただし、 具体的な日付が明らかでない場合にあっては年月単位とする。 ○「休止した卸供給事業の内容」は、休止した時点において卸供給事業の用 に供している電気工作物について、電気工作物ごとに卸供給事業開始届出 書等の記載事項と整合するように記載すること。 ○様式は、電気事業法施行規則様式第 31 の5を用いること。 ○卸供給事業を休止した後、遅滞なく提出すること。 ○提出先及び提出部数については、上記 1.と同様とする。 3
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