日本マニュファクチャリングサービス(2162);pdf

URL: www.walden.co.jp
文責: 室谷吉行
E-mail: [email protected]
電話番号:03 (3553) 3769
日本マニュファクチャリングサービス(2162)
連結通期
(百万円)
FY03/2013
FY03/2014
FY03/2015会予
FY03/2014
FY03/2015会予
連 結 3四 半 期 累 計
(百万円)
1Q-3Q FY03/2014
1Q-3Q FY03/2015
1Q-3Q FY03/2015
売上高
前年比
前年比
前年比
営業利益 経常利益
38,869
387
564
41,905
(643)
(175)
48,800
490
510
7.8%
16.5%
売上高 営業利益 経常利益
30,855
34,602
12.1%
(534)
126
-
(228)
189
-
純利益
235
648
320
175.4%
(50.7%)
純利益
849
40
(95.3%)
EPS
(円)
23.0
63.4
34.5
EPS
(円)
-
DPS
(円)
3.0
3.0
5.0
DPS
(円)
-
BPS
(円)
367.5
451.8
BPS
(円)
-
出所:会社データ、弊社計算
1.0 エグゼクティブサマリー(2015 年 3 月 24 日)
黒字転換
家電メーカーなどを中心とする国内製造業大手を顧客とするEMS事業に深く関与している日本マニュファク
チャリングサービスでは、2014 年 3 月期から 2015 年 3 月期に向けて営業損益が黒字転換する。主力のEMS事
業に関しては、第 1 四半期、第 2 四半期、第 3 四半期と、前年同期に対して営業損益の向上が持続していること
に加えて、第 4 四半期に向けては、パナソニック株式会社からの事業の譲受による売上高及び営業損益への貢献
が始まる。同社は、この譲受によって獲得した事業の売上高及び損益を第 4 四半期より、新しく創設するパワー
サプライ(PS)事業の売上高及び損益として開示していくことを計画している。同社によれば、第 4 四半期に
対して、売上高 3,000 百万円∼4,000 百万円、セグメント利益 200 百万円前後が計上される見通しとのことであ
る。また、2016 年 3 月期に向けては、ここでの事業が通期を通して寄与することになる。一方、これに加えて
中長期的な業績拡大に向けての成長ドライバーとして同社が大きな期待を寄せているのが中国での承攬(製造請
負)の開始及び事業規模の拡大である。現在、中国においては、製造請負がスキームとして存在していない一方、
中国における労働契約法の改正の方向性に鑑みれば、既存の労務派遣のスキームが崩壊する可能性があるとのこ
とである。これが発生した場合の受け皿となる製造請負の導入に向けて、同社は、積極的な取り組みを続けてい
る。
2015 年 3 月期第 3 四半期累計期間は、売上高 34,602 百万円(前年同期比 12.1%増)
、営業利益 126 百万円(前
年同期:営業損失 534 百万円)での着地となった。EMS事業では、売上高 24,606 百万円(12.4%増)、セグメ
ント利益 170 百万円(前年同期:セグメント損失 487 百万円)、HS事業では、売上高 9,996 百万円(11.5%増)
、
セグメント損失 52 百万円(前年同期:セグメント損失 48 百万円)である。即ち、同社の営業損益における黒字
転換は、実質的にすべてEMS事業での損益改善によるものであるといえる。第 3 四半期においては、前年同期
に対する損益向上の度合いが時系列的に調整したものの、第 3 四半期累計期間としては、前年同期との比較で大
きな損益改善が達成されている。特に大きく損益が改善した中国では、取引先との為替レートの見直しが進捗し
1
たことに加えて、人員調整に伴う労働生産性の悪化、不採算製品の生産量増加など、前年同期に発生した一過性
の損益悪化要因がすべて一巡した。また、日本では、事業構造改革の進捗及び受注案件内容の向上に伴い損益向
上が進捗した。ただし、日立グループからの電源関連事業の譲受に起因する売上高の計上に関しては、顧客から
の案件獲得のタイミングがやや後ろ倒しになっている一方、人件費などの費用の発生に関しては、当初の想定に
沿った推移となっている模様である。
2015 年 3 月期に対する当初の会社予想は据え置かれている。売上高 48,800 百万円(前年比 16.5%増)、営業利
益 490 百万円(前年:営業損失 643 百万円)の見込みである。第 3 四半期における損益動向は、当初の会社予
想の前提を下回る水準での着地となった模様ではあるものの、当初の会社予想で見込まれている営業利益は、ほ
ぼ達成可能とのことである。これは、当初の会社予想に織り込まれていなかった第 4 四半期におけるPS事業の
創設に伴う利益貢献が発生するためである。ここでの内容となるパナソニック株式会社の一般電源事業の譲受に
際して、同社は、競争力が相当に高いとされる高圧電源技術(複写機や医療機器における電源が主な用途先)を
獲得している。このため、一定水準以上の損益が確保される模様である。また、営業外損益においては、円安の
進行を受けて、当初の想定以上に為替差益が膨らむため、経常利益に関しては、当初の会社予想以上に上振れた
着地と成る可能性が指摘されている。また、1 株当たり配当金予定額に関しては、2015 年 3 月 19 日、同社は、
当初の会社予想で見込まれていた 3.0 円(配当性向 8.7%)に対して 2.0 円の増配になる 5.0 円(配当性向 14.5%)
への引き上げを公表している。創業 30 周年記念配当として 2.0 円を追加するとのことである。
IR窓口:広報IR室 (03 5333 1711 [email protected])
2.0 会社概要
2
事業コンセプト「neo EMS」
商号
日本マニュファクチャリングサービス株式会社
Web サイト
IR情報
株価情報
設立年月
1990 年 9 月(創業:1985 年 9 月)
上場年月日
2007 年 10 月 25 日:東京証券取引所JASDAQスタンダード(証券コード:2162)
資本金
500 百万円(2014 年 12 月末)
発行済株式数
10,805,500 株、自己株式内数 2,008,000 株(2014 年 12 月末)
特色

日本、中国、マレーシアでEMS事業、日本、中国でHS事業(人材ビジネス)

中国での製造請負の開始に期待

経営目標:製造アウトソーシングアジア№1の達成
事業内容
Ⅰ. HS(ヒューマンソリューション)事業
Ⅱ. EMS(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス)事業
代表者
代表取締役社長 小野 文明
主要株主
自社(自己株口)18.6%、小野文明 16.6%、塩澤一光 13.2%(2014 年 12 月末)
本社
東京都新宿区
従業員数
連結 6,508 名、単体 3,432 名(2014 年 12 月末)
出所:会社データ
3.0 業績推移
2015 年 3 月期第 3 四半期累計期間
2015 年 3 月期第 3 四半期累計期間は、売上高 34,602 百万円(前年同期比 12.1%増)
、営業利益 126 百万円(前
年同期:営業損失 534 百万円)
、経常利益 189 百万円(前年同期:経常損失 228 百万円)、純利益 40 百万円(前
年同期比 95.3%減)での着地となった。通期会社予想に対する進捗率は、売上高で 70.9%、営業利益で 25.7%、
経常利益で 37.1%、純利益で 12.5%と、損益面での進捗率が低く留まった。
売上高
10,000
(百万円)
HS事業
EMS事業
8,000
6,000
4,000
2,000
4Q FY03/2015
3Q FY03/2015
2Q FY03/2015
1Q FY03/2015
4Q FY03/2014
3Q FY03/2014
2Q FY03/2014
1Q FY03/2014
4Q FY03/2013
3Q FY03/2013
2Q FY03/2013
1Q FY03/2013
4Q FY03/2012
3Q FY03/2012
2Q FY03/2012
1Q FY03/2012
0
セグメント損益
300
3
(百万円)
HS事業
EMS事業
200
100
0
(100)
(200)
4Q FY03/2015
3Q FY03/2015
2Q FY03/2015
1Q FY03/2015
4Q FY03/2014
3Q FY03/2014
2Q FY03/2014
1Q FY03/2014
4Q FY03/2013
3Q FY03/2013
2Q FY03/2013
1Q FY03/2013
4Q FY03/2012
3Q FY03/2012
2Q FY03/2012
1Q FY03/2012
(300)
出所:会社データ
上半期(第 2 四半期累計期間)においては、当初の会社予想との比較で売上高がほぼ達成された一方、損益面で
は、当初の想定値を大きく上回る水準での着地となった。営業利益では、会社予想 130 百万円に対して実績値
236 百万円と、106 百万円(81.5%)の上振れであった。
即ち、第 3 四半期に入って同社の損益が調整を余儀なくされたことになるが、ここでは、同社の損益に対して圧
倒的な影響力を及ぼしてきたEMS事業における損益の調整が大きな影響を及ぼしている。地域別では、日本、
中国、マレーシアの各地域で損益が時系列的に調整しているが、特に、中国での調整が大きくなっている。
EMS事業:地域別売上高(連結調整前)
(百万円)
日本
中国
マレーシア
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
FY03/2014 FY03/2014 FY03/2014 FY03/2014 FY03/2015 FY03/2015 FY03/2015 FY03/2015
EMS事業:地域別損益(連結調整前)
(百万円)
日本
中国
マレーシア
200
100
0
(100)
(200)
(300)
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
FY03/2014 FY03/2014 FY03/2014 FY03/2014 FY03/2015 FY03/2015 FY03/2015 FY03/2015
出所:会社データ
EMS事業は、同社が企業買収を通して子会社化した株式会社志摩電子工業(EMS事業における売上高構成比
30%前後)及び株式会社テーケィアール(残る 70%)によって行われている。第 3 四半期累計期間においては、
前者が中国での損益向上をかなり享受した一方、後者は、日立グループからの電源関連事業の譲受に起因する人
件費などの費用の増加を補えるほどの増収が発生しなかったことなどから、損失を計上した模様である。
株式会社志摩電子工業は、買収当初より同社による持株比率が 100%であった一方、株式会社テーケィアールに
関しては、
2013 年 11 月に行われた株式の追加取得によって同社による持株比率が、買収当初の 53.0%から 87.0%
にまで引き上げられている。同社によれば、この株式追加取得は、同社の損益動向に対して圧倒的な影響力があ
るEMS事業に関する意思決定などの迅速化に寄与し始めているとのことである。
2010 年 7 月、同社は、中国、マレーシアなどに製造拠点を持つ株式会社志摩電子工業を買収したことによって、
EMS事業への関与を開始した。また、ほぼ同時に、ベトナムで日系企業初の「構内製造請負」ライセンスを取
得、一方、中国においては、2010 年 12 月に日系企業初の労務派遣の免許を取得した同社は、従来からの事業と
併せて海外でも開発・設計・実装・製造に関してワンストップで提供できる体制を確立した。これが同社の標榜
するところの「neo EMS(進化型のEMS)
」である。
4
更には、2011 年 7 月に実施された株式会社テーケィアールの買収によって、同社は、EMS事業に対するエク
スポージャーを大きく引き上げた。株式会社テーケィアールは、高い設計・開発技術力を持って、金型設計・製
作、プレス加工、基板実装を含めた組立、ODMやOEMなどの国内での業務に関与してきた一方、海外にも拠
点を有していた。ただし、株式会社志摩電子工業と同じく、営業面などでの強みに欠けていたとのことである。
これを主因として損益が低迷していた両社の株式を純資産価値以下で取得した同社は、両社の買収によって発生
した負ののれんを、それぞれのタイミングで直ちに償却した一方、自社の営業力などを用いてそれぞれの企業買
収案件に関してのシナジーの追求を進めた。
その結果、2013 年 3 月期におけるEMS事業は、同社に大幅な増収・増益をもたらした。同社としては、売上
高 38,869 百万円(前年比 22.1%増)
、営業利益 387 百万円(54.1%増)が達成されたのに対して、EMS事業
では、売上高 26,333 百万円(39.0%増)、セグメント利益 320 百万円(前年:14 百万円)が達成された。売上
高構成比にして 67.7%、セグメント利益合計に対する構成比にして 82.8%と、同社の圧倒的な収益源にまで成
長するに至っている。
ただし、引き続く 2014 年 3 月期におけるEMS事業は、相当に大きな損益の調整を余儀なくされた。2013 年 3
月期からの推移としては、売上高 26,333 百万円→29,838 百万円と、為替が円安に振れたことなどもあり 13.3%
増となったものの、セグメント利益 320 百万円→▲621 百万円(941 百万円減)となった。地域別の損益として
は、日本で 5 百万円→▲451 百万円(456 百万円減)、中国で 59 百万円→▲391 百万円(450 百万円減)
、マレ
ーシアで 238 百万円→327 百万円(89 百万円増)である。
日本でのセグメント損益の減少 456 百万円に関しては、株式会社テーケィアールにおける開発費用が増加したこ
と、また、日立グループからの事業の譲渡に伴う売上高の発生が遅れた一方で、これに係る人件費などの負担増
が予定通りに発生したことが主因として挙げられている。中国でのセグメント損益の減少 450 百万円に関しては、
取引先との為替レートの設定(▲145 百万円)、人員調整に伴う労働生産性の悪化(▲70 百万円)、不採算製品の
生産量増加(▲105 百万円)といった、一過性の損益悪化要因が総計▲320 百万円に及んだことが主因として挙
げられている。また、2015 年 3 月期に入ってからの業績動向の回復に関しては、既に述べた通りである。
一方、同社は、EMS事業に加えて、HS事業にも関与している。現状においては、同社の損益に対して限定的
な影響を及ぼしているに過ぎないのだが、中長期的には、現在進められている中国をはじめとする海外人材ビジ
ネスの基盤構築の進捗などによって、同社の損益への寄与を拡大していく見通しである。特に、中国での承攬(製
造請負)の開始及び事業規模の拡大に向けて、同社は大きな期待を寄せている。
HS事業とは、旧来のIS事業(国内及び中国での製造派遣・製造請負)、CS事業(家庭用ゲーム機や携帯電
話などの修理サービス)
、そして、GE事業(技術者派遣)を統合したものである。また、第 3 四半期累計期間
においては、旧来のCS事業での需要低迷に伴う大幅減収及び損失の拡大を受けて、HS事業のセグメント損失
は、前年同期に対して拡大せざるを得なかった。
5
また、同社では、第 2 四半期累計期間中に筆頭株主が異動している。同社による自己株式の保有を除いた場合、
ジャフコ・バイアウト 2 号投資事業有限責任組合に代わって筆頭株主となったのは、同社の代表取締役社長であ
る小野文明氏である。小野氏による株式保有比率は、2014 年 3 月期末の 16.8%に対して、2015 年 3 月期第 2
四半期末で 16.6%と、ほぼ変化していない。また、第 3 四半期末においても、小野氏の株式保有比率 16.6%が
維持されたことを同社は明らかにしている。
大株主の持株比率の推移
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
日本マニュファクチャリングサービス
小野文明
塩澤一光
ジャフコ・バイアウト2号投資事業有限責任組合
ジャフコ バイアウト ナンバーツー インベストメント リミテッド パートナーシップ (ケイマン)
2014年3月期
2015年3月期
(第4四半期末)
(第2四半期末)
5.4
18.6
16.8
16.6
13.2
35.8
1.5
-
出所:会社データ
一方、株式会社ジャフコが運用する上記の 2 つのファンド(2014 年 3 月期末持株比率総計 37.3%)から、2014
年 8 月 12 日、同社は、自己株式を買い付けたことに加えて、2014 年 8 月 14 日、同社の取締役である塩澤一光
氏が株式譲渡を受けたとのことである。それぞれ発行済株式総数の 13.2%、合計で 26.4%に相当するとのこと
である。また、株式会社ジャフコが保有していた残る 10.9%に関しては、既に株式市場などで売却されており、
両ファンドによる株式保有は、現状に至る経緯においてすべて解消されているとのことである。
6
損益計算書(四半期累計、四半期)
損益計算書
( 百万円)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外損益
経常利益
特別損益
税金等調整前純利益
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
1Q
2 Q累計
3 Q累計
4 Q累計
1Q
2 Q累計
3 Q累計
連結実績
4 Q累計
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
純増減
9,941
20,823
30,855
41,905
11,630
23,787
34,602
-
+3,747
9,122
19,047
28,185
38,223
10,349
21,158
30,846
-
+2,660
818
1,775
2,670
3,682
1,281
2,628
3,756
-
+1,086
1,049
2,121
3,204
4,326
1,193
2,391
3,630
-
+425
(230)
(345)
(534)
(643)
87
236
126
-
+660
201
277
305
468
(57)
(90)
63
-
(242)
(29)
(68)
(228)
(175)
29
146
189
-
+418
(97)
(78)
1,101
733
19
6
(8)
-
(1,110)
前年比
(126)
(146)
872
557
49
153
180
-
(691)
法人税等合計
3
28
58
100
43
72
145
-
+87
少数株主利益
25
21
(35)
(191)
1
(1)
(5)
-
+30
(155)
(197)
849
648
4
82
40
-
(809)
純利益
売上高伸び率
+21.7%
+7.1%
+3.5%
+7.8%
+17.0%
+14.2%
+12.1%
-
-
営業利益伸び率
-
-
-
-
-
-
-
-
-
経常利益伸び率
-
-
-
-
-
-
-
-
-
純利益伸び率
-
-
+432.1%
+175.4%
-
-
(95.3%)
-
-
売上総利益率
8.2%
8.5%
8.7%
8.8%
11.0%
11.0%
10.9%
-
+2.2%
販管費売上高比率
10.6%
10.2%
10.4%
10.3%
10.3%
10.1%
10.5%
-
+0.1%
営業利益率
(2.3%)
(1.7%)
(1.7%)
(1.5%)
0.8%
1.0%
0.4%
-
+2.1%
経常利益率
(0.3%)
(0.3%)
(0.7%)
(0.4%)
0.3%
0.6%
0.5%
-
+1.3%
純利益率
(1.6%)
(0.9%)
2.8%
1.5%
0.0%
0.3%
0.1%
-
(2.6%)
+74.2%
法人税等 / 税前利益
損益計算書
( 百万円)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外損益
経常利益
特別損益
-
-
6.7%
18.0%
88.0%
46.9%
80.9%
-
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
前年比
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
純増減
9,941
10,881
10,032
11,050
11,630
12,156
10,815
-
+783
9,122
9,925
9,137
10,038
10,349
10,809
9,687
-
+549
818
956
894
1,011
1,281
1,347
1,128
-
+233
1,049
1,071
1,083
1,121
1,193
1,197
1,239
-
+155
(230)
(115)
(188)
(109)
87
149
(110)
-
+78
201
75
28
162
(57)
(32)
153
-
+124
(29)
(39)
(160)
53
29
117
42
-
+203
(97)
19
1,179
(368)
19
(12)
(15)
-
(1,195)
(126)
(19)
1,019
(314)
49
104
26
-
(992)
法人税等合計
3
25
29
42
43
28
73
-
+43
少数株主利益
25
(3)
(57)
(155)
1
(3)
(4)
-
+53
(155)
(41)
1,046
(201)
4
78
(42)
-
(1,089)
税金等調整前純利益
純利益
売上高伸び率
+21.7%
(3.4%)
(3.3%)
+22.0%
+17.0%
+11.7%
+7.8%
-
-
営業利益伸び率
-
-
-
-
-
-
-
-
-
経常利益伸び率
-
-
-
(63.7%)
-
-
-
-
-
純利益伸び率
-
-
-
-
-
-
-
-
-
売上総利益率
8.2%
8.8%
8.9%
9.2%
11.0%
11.1%
10.4%
-
+1.5%
販管費売上高比率
10.6%
9.8%
10.8%
10.1%
10.3%
9.9%
11.5%
-
+0.7%
営業利益率
(2.3%)
(1.1%)
(1.9%)
(1.0%)
0.8%
1.2%
(1.0%)
-
+0.9%
経常利益率
(0.3%)
(0.4%)
(1.6%)
0.5%
0.3%
1.0%
0.4%
-
+2.0%
純利益率
(1.6%)
(0.4%)
10.4%
(1.8%)
0.0%
0.6%
(0.4%)
-
(10.8%)
-
-
2.9%
-
88.0%
27.4%
275.8%
-
+272.9%
法人税等 / 税前利益
出所:会社データ、弊社計算
7
報告セグメント(四半期累計、四半期)
報告セグメント
( 百万円)
HS事業
EMS事業
売上高
連結実績
1Q
1 4 年3 月期
2,826
7,115
9,941
連結実績
2 Q累計
1 4 年3 月期
5,859
14,963
20,823
連結実績
3 Q累計
1 4 年3 月期
8,964
21,890
30,855
連結実績
4 Q累計
1 4 年3 月期
12,067
29,838
41,905
連結実績
1Q
1 5 年3 月期
3,241
8,389
11,630
連結実績
2 Q累計
1 5 年3 月期
6,608
17,179
23,787
連結実績
3 Q累計
1 5 年3 月期
9,996
24,606
34,602
連結実績
4 Q累計
1 5 年3 月期
-
前年比
純増減
+1,031
+2,715
+3,747
HS事業
(11.5%)
(10.0%)
(7.3%)
(3.7%)
+14.7%
+12.8%
+11.5%
-
-
EMS事業
+43.0%
+15.7%
+8.7%
+13.3%
+17.9%
+14.8%
+12.4%
-
-
売上高( 前年比)
+21.7%
+7.1%
+3.5%
+7.8%
+17.0%
+14.2%
+12.1%
-
-
28.4%
28.1%
29.1%
28.8%
27.9%
27.8%
28.9%
-
-
HS事業
EMS事業
71.6%
71.9%
70.9%
71.2%
72.1%
72.2%
71.1%
-
-
売上高(構成比)
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
-
-
HS事業
(111)
(74)
(48)
(27)
(36)
(16)
(52)
-
(3)
EMS事業
(119)
(271)
(487)
(621)
121
249
170
-
+658
+654
セグメント利益
(230)
(346)
(536)
(648)
84
232
118
-
調整額
-
-
2
4
2
4
7
-
+5
営業利益
(230)
(345)
(534)
(643)
87
236
126
-
+660
HS事業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
EMS事業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
HS事業
-
-
-
-
(43.0%)
(7.2%)
(44.1%)
-
-
EMS事業
-
-
-
-
143.1%
107.2%
144.1%
-
-
-
-
-
-
100.0%
100.0%
100.0%
-
-
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
セグメント利益( 前年比)
セグメント利益( 構成比)
報告セグメント
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
前年比
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
純増減
HS事業
2,826
3,033
3,104
3,102
3,241
3,366
3,387
-
+283
EMS事業
7,115
7,847
6,927
7,947
8,389
8,789
7,427
-
+499
9,941
10,881
10,032
11,050
11,630
12,156
10,815
-
+783
HS事業
(11.5%)
(8.4%)
(1.7%)
+8.2%
+14.7%
+11.0%
+9.1%
-
-
EMS事業
+43.0%
(1.3%)
(4.0%)
+28.4%
+17.9%
+12.0%
+7.2%
-
-
売上高( 前年比)
+21.7%
(3.4%)
(3.3%)
+22.0%
+17.0%
+11.7%
+7.8%
-
-
28.4%
27.9%
30.9%
28.1%
27.9%
27.7%
31.3%
-
-
( 百万円)
売上高
HS事業
EMS事業
71.6%
72.1%
69.1%
71.9%
72.1%
72.3%
68.7%
-
-
売上高(構成比)
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
-
-
HS事業
(111)
37
25
21
(36)
19
(35)
-
(60)
EMS事業
(119)
(152)
(216)
(133)
121
128
(79)
-
+136
(230)
(115)
(190)
(112)
84
148
(114)
-
+76
調整額
-
-
1
2
2
1
3
-
+2
営業利益
(230)
(115)
(188)
(109)
87
149
(110)
-
+78
HS事業
-
(47.9%)
+339.8%
-
-
(46.8%)
-
-
-
EMS事業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
セグメント利益
セグメント利益( 前年比)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
HS事業
-
-
-
-
(43.0%)
13.3%
-
-
-
EMS事業
-
-
-
-
143.1%
86.7%
-
-
-
-
-
-
-
100.0%
100.0%
-
-
-
セグメント利益( 構成比)
出所:会社データ、弊社計算
8
貸借対照表(四半期)
貸借対照表
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
純増減
現金及び預金
3,986
3,703
3,656
3,209
3,000
4,267
5,681
-
+2,024
受取手形及び売掛金
6,516
6,680
5,955
6,912
7,577
7,757
7,231
-
+1,276
たな卸資産
2,983
2,913
2,565
3,035
3,385
3,016
3,295
-
+729
その他
639
523
549
551
497
481
685
-
+135
流動資産
14,126
13,821
12,727
13,708
14,460
15,523
16,893
-
+4,165
有形固定資産
4,179
4,219
4,387
4,292
4,254
4,194
4,199
-
(187)
無形固定資産
444
437
432
406
406
388
386
-
(45)
1,060
1,092
1,159
1,055
1,060
1,051
1,146
-
(12)
(百万円)
投資その他の資産合計
連結実績
前年比
固定資産
5,684
5,748
5,979
5,753
5,721
5,634
5,733
-
(245)
資産合計
19,810
19,570
18,707
19,462
20,182
21,157
22,626
-
+3,919
支払手形及び買掛金
3,676
3,744
2,910
3,934
3,917
3,615
3,312
-
+402
短期借入金
4,868
4,988
6,021
5,981
6,726
7,902
8,411
-
+2,390
1年内償還予定の社債
100
50
50
-
-
-
-
-
(50)
その他
2,361
2,058
2,121
2,077
2,304
2,458
2,836
-
+715
流動負債
11,006
10,841
11,102
11,994
12,947
13,976
14,560
-
+3,457
1,542
1,419
1,395
1,345
1,210
1,725
2,458
-
+1,062
その他
691
703
713
738
727
712
715
-
+2
固定負債
2,234
2,123
2,109
2,084
1,937
2,438
3,174
-
+1,064
負債合計
13,240
12,964
13,212
14,078
14,885
16,415
17,734
-
+4,522
株主資本
3,476
3,435
4,482
4,280
4,254
3,734
3,691
-
(790)
その他
3,093
3,170
1,013
1,103
1,042
1,008
1,200
-
+187
6,569
6,605
5,495
5,384
5,296
4,742
4,892
-
(603)
19,810
19,570
18,707
19,462
20,182
21,157
22,626
-
+3,919
自己資本
3,695
3,717
4,699
4,619
4,551
4,002
4,139
-
(560)
有利子負債
6,511
6,458
7,466
7,327
7,937
9,628
10,869
-
+3,402
+1,378
長期借入金
純資産
負債純資産合計
ネットデット
2,524
2,754
3,810
4,117
4,936
5,360
5,188
-
自己資本比率
18.7%
19.0%
25.1%
23.7%
22.6%
18.9%
18.3%
-
(6.8%)
ネットデットエクイティ比率
72.6%
80.2%
85.0%
96.2%
116.0%
143.6%
140.6%
-
+55.5%
ROE (12ヶ月)
(0.8%)
(4.5%)
22.6%
15.5%
19.6%
24.1%
(3.6%)
-
(26.3%)
ROA (12ヶ月)
1.5%
0.2%
(0.4%)
(0.9%)
(0.6%)
0.2%
1.2%
-
+1.6%
30
27
26
28
30
25
31
-
-
12.2
13.6
14.2
13.2
12.2
14.3
11.8
-
-
在庫回転日数
在庫回転率
当座比率
95%
96%
87%
84%
82%
86%
89%
-
-
流動比率
128%
127%
115%
114%
112%
111%
116%
-
-
連結実績
出所:会社データ、弊社計算
キャッシュフロー計算書(四半期累計)
キャッ シ ュ フロー計算書
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
1Q
2 Q 累計
3 Q累計
4 Q累計
1Q
2 Q累計
3 Q累計
4 Q累計
前年比
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 4 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
1 5 年3 月期
純増減
営業活動によるキャッシュフロー
na
(317)
na
(464)
na
(365)
na
-
-
投資活動によるキャッシュフロー
na
(194)
na
(1,347)
na
(216)
na
-
-
na
(512)
na
(1,812)
na
(582)
na
-
-
na
281
na
1,020
na
1,696
na
-
-
(百万円)
営業活動 CF+投資活動C F
財務活動によるキャッシュフロー
出所:会社データ、弊社計算
9
2015 年 3 月期会社予想
2015 年 3 月期に対する当初の会社予想は据え置かれている。売上高 48,800 百万円(前年比 16.5%増)、営業利
益 490 百万円(前年:営業損失 643 百万円)、経常利益 510 百万円(前年:経常損失 175 百万円)
、純利益 320
百万円(前年比 50.7%減)の見込みである。また、1 株当たり配当金予定額に関しては、2015 年 3 月 19 日、同
社は、当初の会社予想で見込まれていた 3.0 円(配当性向 8.7%)に対して 2.0 円の増配になる 5.0 円(配当性向
14.5%)への引き上げを公表している。創業 30 周年記念配当として 2.0 円を追加するとのことである。
売上高及び営業利益率
15,000
(1.0%)
5.0%
9,059
9,941
10,881
10,032
11,050
11,630
12,156
10,815
14,197
4Q FY03/2013
1Q FY03/2014
2Q FY03/2014
3Q FY03/2014
4Q FY03/2014
1Q FY03/2015
2Q FY03/2015
3Q FY03/2015
4Q FY03/2015
0.0%
10,372
(1.1%) (1.9%) (1.0%)
2.6%
3Q FY03/2013
(2.3%)
1.2%
11,265
0.0% (0.9%)
0.8%
2Q FY03/2013
0
2.5%
8,172
5,000
2.4%
10.0%
営業利益率(%)
1Q FY03/2013
10,000
売上高(百万円)
(5.0%)
(10.0%)
出所:会社データ、弊社計算
上述の通期会社予想及び第 3 四半期累計期間の会社予想の前提に対して下振れた実績に鑑みれば、第 4 四半期に
向けて売上高が大きく拡大し、営業利益率も大きく向上することが見込まれていることになる。これは、先述の
通り、当初の会社予想には織り込まれていなかったものの、売上高 3,000 百万円∼4,000 百万円、セグメント利
益 200 百万円前後が計上できる見通しとされるPS事業が新しく創設されることによるところが大きい。
また、営業損益の改善幅に対して経常損益の改善幅が小さく、純損益では更に改善幅が小さい理由は、2014 年 3
月期に発生した一過性の要因が一巡することが織り込まれているからである。2014 年 3 月期においては、営業
外損益で純益 468 百万円、特別損益で純益 733 百万円が計上された。前者では、為替差益 358 百万円が計上さ
れたこと、後者では、株式会社テーケィアールの株式追加取得などによる負ののれん発生益 1,093 百万円が計上
されたことが主因となった。2015 年 3 月期に向けては、両者共に一巡することが織り込まれている。ただし、
為替が円安に振れたことから、実際には、為替差益の一巡に関しては、より小さな影響に留まる方向性にあると
のことである。
10
中長期業績見通し
同社は、2020 年 3 月期に対して、売上高 100,000 百万円を達成することを中長期目標として掲げている。2016
年 3 月期よりPS事業の通期寄与が始まることに加えて、中国での承攬(製造請負)をはじめとする海外人材ビ
ジネスの基盤構築の進捗などが寄与する。また、PS事業の売上高利益率が既存の事業を大きく上回る水準にあ
るとされていることに鑑みれば、同社では、セールスミックスの向上が発生する方向性が出始めており、将来的
な同社としての営業利益率の上昇に向けての期待が高まっていると考えられる。
中長期業績見通し
売上高(百万円)
120,000
2.1%
0.8%
80,000
1.0%
60,000
100,000
48,800
FY03/2015
(5.0%)
FY03/2020
41,905
FY03/2014
FY03/2019
38,869
FY03/2013
FY03/2018
31,832
FY03/2012
FY03/2017
20,675
FY03/2011
0
(0.0%)
(1.5%)
11,224
20,000
1.0%
FY03/2010
40,000
5.0%
2.9%
FY03/2016
100,000
営業利益率(%)
出所:会社データ、弊社計算
2013 年 7 月 2 日、同社の連結子会社である株式会社テーケィアールが株式会社日立製作所の孫会社の事業の一
部を譲受することが公表されている。同社が譲受したのは、電源事業、トランス事業、車載チューナー事業、映
像ボード事業である。以上の事業はいずれもデジタル製品分野における重要技術が応用されたものである一方、
同社は、各最終製品に搭載されるボード(基板)
、ユニットに関連する開発、設計、生産(組立)も譲受した。
更には、2014 年 6 月 26 日、同社は、株式会社テーケィアールを通したパナソニック株式会社の車載向けを除く
電源および電源関連部品(高圧電源、低圧電源、マグネットロール、トランス等)の開発・製造・販売に関する
事業(一般電源事業)の譲受に関する基本合意書を締結したと発表している。また、2014 年 10 月 1 日、事業の
譲受が予定通り実行されている。
上述の事業の売上高動向及び損益に関しては、2015 年 3 月期第 4 四半期より、新しく創設されるPS事業の売
上高動向及び損益動向として開示されることが計画されている。ここでは、売上高利益率が高くなることが想定
されているのだが、その要因のひとつとして挙げられているは、当該案件によって獲得された高圧電源技術(複
写機や医療機器における電源が主な用途先)の競争力が高いことである。これが応用された電源に限っては、パ
ナソニック株式会社は、国内市場の約 40%を占めるトップサプライヤーであるとされていた。
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4.0 ビジネスモデル
事業コンセプト「neo EMS」
同社は、「これまでにない新しいモノづくりソリューションをグローバルに展開」することを標榜している。ま
た、同社の具体的なビジョンとして掲げられているのが事業コンセプト「neo EMS(進化型のEMS)」である。
「設計から製品組立てに至るモノづくり」と「人材ビジネスの持つ人材提供の機動性」を併せ持つ同社は、以上
をもって「日本のメーカーが求めるモノづくり」に対して最適なソリューションを提供していきたいとしている。
また、同社は、今後に向けても国内製造業大手を顧客として事業を展開していくとのことである。
イメージ画像(海外EMS工場内)
出所:会社データ
2014 年 3 月期における業種別売上高構成比では、
電気エレクトロニクス関連が 80%超を占めた。電気機械 71%、
電子部品・デバイス 6%、精密機械 2%、情報通信機械 2%がその内訳である。また、以上に加えて、ゴム・プ
ラスチック・化学製品 7%及びその他 12%が同社の売上高を構成した。一方、同社の顧客トップ 10 社による売
上高占有率は、48%とのことである。ここでの顧客層の事業内容に鑑みれば、同社が関与している主要最終製品
には、エアコンのコントロールユニット、複写機、携帯電話、家庭用複合機などが含まれている模様である。以
上に加えて、複写機向けのトナーカートリッジや携帯電話の内蔵アンテナ、光ディスクドライブ、カーナビケー
ション、車載用座席シートといった多岐にわたる最終製品の生産に同社は深く関与しているとのことである。
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ここでの情報は、ウォールデンリサーチジャパンが当該事業会社の発信する「IR情報」を中立的かつ専門的な
立場から要約して、レポート形式にまとめたものである。「IR情報」とは、すなわち当該事業会社に係る①弊
社との個別取材の内容、②機関投資家向け説明会の内容、③適時開示情報、④ホームページの内容等である。
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