平成27年度 県内中小企業人材育成支援事業 企画提案募集実施要領 1 事業概要 (1) 事業名 県内中小企業人材育成支援事業 (2) 実施の背景と目的 県内中小製造業の体質強化,競争力強化に向けた人材育成の強化は,グロ ーバル競争が加速する中,国内製造業が置かれている厳しい経営環境下にお いて,地域における雇用確保や経済の維持・発展といった観点からも喫緊の 課題となっている。 他方,県内中小製造業においては,若年者の早期離職など職場定着や人材 確保に関する課題を抱えており,一方で,そのノウハウや予算等の面で単独 での人材育成が困難な状況にある。 このようなことから,かごしま製造業振興方針に基づき,県において,若 手社員及び指導的立場にある者(上司・先輩社員など)を対象としたセミナ ーをそれぞれ開催し,県内中小製造業の体質強化及びこれらの企業の振興等 につなげる。 (3) 事業内容(業務委託内容) ① セミナー参加者のとりまとめ ・ 参加者の募集に関する告知及び広報については県で実施し,参加申込 みの受付及びとりまとめを受託業者が行う。 ・ 参加者の対象は,県内中小製造業事業所の若手社員(入社後おおむね 3年未満)及び若手社員の指導的立場にある者(上司・先輩社員),とし, 募集定員は,それぞれ約50名程度とする。 ・ 各セミナーについては参加者を2班に分けるなど,講師1人当たりの 参加者数について十分に配慮すること。 ・ 参加者の決定は,原則として申し込みのあった先着順とするが,詳細 については,県と協議の上,決定すること。 ・ 参加決定者に対しては,参加が決定した旨の通知(受付開始時間,持 参する物,参加者が負担すべき費用,その他注意事項も併せて記載する) を電子メール又はFAXにより速やかに行うこと。 ② セミナーの実施 ・ 当事業の目的を達成する効果的なセミナーを若手社員向け,指導的立 場にある者(上司・先輩社員)向けに各1回づつ実施すること。 - 1 - ・ 各セミナーの内容については以下の条件を満たすこと。 若手社員向けセミナー 指導者向けセミナー 開 催 日 平成27年6月~7月頃 平成27年6月~7月頃 開催場所 鹿児島市内 鹿児島市内 研修時間 宿泊形式(1泊2日)で研修時間 日帰りで研修時間5時間程度 10時間程度 対 象 者 県内中小製造業事業所における入 県内中小製造業事業所において, 社おおむね3年未満の若手社員 若手社員の指導的立場にある上司 ・先輩社員など 研修内容 ① 入 社 後 か ら 現 在 ま で の 振 り 返 ①部下・後輩の育成・指導に関す り,働く意欲の喚起,コミニュケ るスキル(コミュニケーションス ーションに対する不安解消など, キル,コーチングスキル等)の習 職場定着に繋がる内容のセミナー 得や参加者同士で若手社員の育成 を提供すること。 に関する成功事例・失敗事例等の また,対象者が製造業に従事す 共有が図れるようなセミナーを提 る若手社員であることを意識し, 供すること。 特に製造業(ものづくり)の現場 で求められる基礎的スキルの習得 やものづくりに対する意識の醸成 につながるプログラムを実施する など,工夫した内容とすること。 ②プログラム数,時間割の基準については特に設けないが,発表・ 討論,グループ作業,ロールプレイ等を取り入れた,最も効果的と 思われる方法での提案を行うこと。 ③セミナー終了後も活用できるテキストを作成すること。 そ の 他 各参加者から宿泊に要する経費, 食費等を受付時に徴収し,施設管 理者への支払いを行うこと。 ③ 効果検証の実施 ・ 参加者や企業に対してアンケート等を実施し,セミナーの効果を検証 すること。 ・ ④ 検証結果をもとに,来期に向けての課題や提言を行うこと。 報告書の作成 ・ 開催結果(配付資料,開催風景の写真等を含む),アンケート結果,効 果検証等についてとりまとめた報告書を2部作成すること。 - 2 - ⑤ その他 本事業の窓口業務やその他運営にかかる諸業務を統括すること。 2 委託期間 平成27年(委託契約締結日)~平成27年11月30日(月) 3 事業に要する費用等 1,604千円以内(消費税及び地方消費税額を含む。) とする。 なお,参加者の旅費,宿泊費,食費等については参加者負担とし,これ以外 の運営に係る経費を委託の対象とする。 (対象経費の例) (1) 本事業執行に要する事務人件費 (2) セミナー開催経費(会場使用料,講師謝金・旅費,受講者配布用テキスト作成費等) (3) 運営に係る旅費 (4) 報告書作成費 (5) 通信運搬費 (6) 消耗品代 (7) その他本事業の実施に当たり特に直接必要と認められる経費 ※ ただし,次の経費は対象外とする。 ア 国,地方公共団体の補助金,委託費等により既に支弁されている経費 イ その他本事業との関連性が認められない経費 ※ 想定している会場使用料は以下のとおり 約20万円・・・鹿児島市内ホテル会場等(3日間)を想定 4 受託業者の範囲 次に掲げる条件に該当しない民間企業,NPO法人,その他の法人または法 人以外の団体等 なお,下の(2)の応募資格の確認のため,応募者(法人の場合は役員等を含む。) について鹿児島県県警察本部に照会しますので,あらかじめご了承ください。 (1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定する者 ① 当該公募に係る契約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得 ない者 ② 鹿児島県との契約等において次のアからカまでのいずれかに該当すると 認められる者でその者について3年以内の期間を定めて一般競争入札に参 加させないとされた者及びその者を代理人,支配人その他の使用人又は入 札代理人として使用する者 - 3 - ア 契約の履行に当たり,故意に工事若しくは製造を粗雑にし,又は物件 の品質若しくは数量に関して不正の行為をした者 イ 競争入札又はせり売りにおいて,その公正な執行を妨げた者又は公正 な価格の成立を害し,若しくは不正の利益を得るために連合した者 ウ 落札者が契約を締結すること又は契約者が契約を履行することを妨げ た者 エ 地方自治法第234条の2第1項の規定による監督又は検査の実施に当た り職員の職務の執行を妨げた者 オ 正当な理由がなくて契約を履行しなかった者 カ アからオにより一般競争入札に参加できないこととされている者を契 約の締結又は履行に当たり代理人,支配人その他の使用人として使用した 者 (2) 鹿児島県が行う契約からの暴力団排除措置に関する要綱に規定する者 ア 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77 号。以下「暴力団対策法」という。)第2条第2号に規定する暴力団(以 下「暴力団」という。)であると認められる者 イ 役員等(法人にあっては非常勤を含む役員,支配人,営業所等(営業 所,事務所その他これらに準ずるものをいう。以下同じ。)を代表する者 その他いかなる名称を有するものであるかを問わず法人の経営を行う役職 にある者若しくは経営を実質的に支配している者(以下「法人役員等」と いう。),法人格を有しない団体にあっては代表者,理事その他法人役員等 と同等の責任を有する者又は個人にあってはその者,営業所等を代表する 者その他いかなる名称を有するものであるかを問わず個人の経営を行う役 職にある者若しくは経営を実質的に支配している者をいう。以下同じ。) が,暴力団対策法第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」と いう。)であると認められる者 ウ 暴力団又は暴力団員が,その経営に実質的に関与していると認められ る者 エ 役員等が,自己,自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第 三者に損害を加える目的をもって,暴力団又は暴力団員を利用していると 認められる者 オ 役員等が,暴力団又は暴力団員に対して,いかなる名義をもってする かを問わず,金銭,物品その他の財産上の利益を不当に提供し,又は便宜 を供与するなど直接的又は積極的に暴力団の維持運営に協力し,又は関与 していると認められる者 カ 役員等が,暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有し ていると認められる者 - 4 - キ 役員等が,暴力団又は暴力団員であることを知りながら不当な行為を するためにこれらを利用していると認められる者 5 企画提案書等の作成及び提出方法 (1) 提出書類 企画提案書は,A4版またはA3版の折り込みとし,以下のとおりとする。 様式番号 提出書類の名称 1 応募書 内容等 提出部数 企業(団体)名,住所,代表者名,担当者名を記載し, 1部 企業登記印を押印すること。(別紙様式1) 2 誓約書 上の4-(2)について,鹿児島県警察本部に照会す 1部 るために使用する。 なお,鹿児島県の入札参加資格者等名簿に記載され ている者は,提出の必要はない。 3 役員等名簿 表・・・企業(団体)名,住所,代表者名を記載し,企 (裏) 業登記印を押印すること。(別紙様式2) ※両面仕様とする (表) 裏・・・役員等について記載する。(別紙様式3) 4 企画書 上記1の(3)に基づき記載するとともに,業務スケ ジュールを示すこと。また,より効果的に行われるた めに,本要領に示す内容以外の実現可能な企画案があ れば当該内容を記載すること。 5 実施体制書 本事業を実施するにあたっての人的体制を示すこと。 7部 (氏名,役職,業務分担内容など) 6 見積書 上記3に基づき,事業費の総額,内訳が分かるように (事業費内訳書) 記載すること。 7 法人の概要書 代表者,所在地,事業内容,役員等を記載すること。 (2) 提出方法 郵送又は持参すること。※FAXや電子メールは不可 (3) 提出期限 平成27年4月10日(金)17時必着 (4) 提出先 鹿児島県 商工労働水産部 産業立地課 産業立地企画係 〒890-8577 鹿児島市鴨池新町10番1号 電話:099-286-2967 - 5 - (5) 企画提案書についての留意事項 ① 企画提案書の提出は1社1提案とする。 ② 企画提案書の作成,提出等に関する経費は,企画提案者の負担とする。 ③ 提出された企画提案書は返却しないこととし,提出後の訂正は認めない。 ④ 受託業者決定後は,県と十分に協議しながら改めて事業内容を決定する こととし,企画の一部を修正又は変更する場合がある。 6 審査・選考方法等 (1) 審査・選考方法等 選定委員会(産業立地課内に設置)を開催し,書類審査の上,最も効果が 高いと認められる企画提案書を提出した応募者を,契約の相手方として決定 する。 (2) 審査・選考基準 審査・選考基準については,次の各号に合致するものとし,審査に際し,別 に定めることとする。 7 ① 事業の趣旨,内容に添った企画提案書であること。 ② 実施体制などを含めて,業務遂行が確実なものであること。 ③ 必要経費などが適正に計上されていること。 選考結果と契約の締結 (1) 選考結果 選考結果は,すべての提案者に対して文書にてお知らせする。なお,審査 結果についての異議申し立ては,一切受け付けない。 (2) 契約の締結 また,委託契約の締結に当たっては,企画提案書の内容をそのまま実施す ることを確約するものではない。したがって,候補者と県は,企画提案書の 内容をもとに,業務の履行に必要な具体の履行条件などの協議と調整を行う こととする。 8 実績報告書の提出・経費の支払い等 (1) 事業報告及び完了検査 契約を締結した事業者は,事業完了後,次の各号の書類を提出し,県の完 了検査を受けるものとする。 ① 実績報告書 ② 収支報告書 ③ その他必要書類 - 6 - (2) 事業費の請求及び支払い 完了検査に合格したものに限り契約額の支払いを行う。 9 事業のスケジュール(予定) 平成27年3月23日(月) 10 受託業者募集開始 4月6日(月) 質疑の提出期限 4月8日(水) 質疑の回答期限 4月10日(金) 企画提案書の提出期限 4月15日(水) 審査結果通知 4月22日(水) 委託契約の締結(事業開始) その他 (1) 質疑について 本件に関する事項の質疑については,別紙様式4を平成27年4月6日(月) の12時までに,持参,郵送,FAXまたはEメールにより受け付ける。 (必着) 質疑に対する回答は,平成27年4月8日(水)までに,別紙様式4により 各社へ回答する。 (2) 問い合わせ先 鹿児島県商工労働水産部 産業立地課 産業立地企画係 TEl :099-286-2967,FAX :099-286-5578 mail:[email protected] - 7 - (様式1) 平成27年 月 日 鹿児島県知事 伊藤 祐一郎 殿 住 所: 法人等名: 代表者名: 印 「県内中小企業人材育成支援事業」企画提案募集に係る応募書 「県内中小企業人材育成支援事業」企画提案募集について,下記のとおり関係書類を添 えて応募します。 記 1 企画書 2 事業体制書 3 事業費内訳書 4 法人概要書 (担当者) 部署名: 氏 名: 電 話: FAX: E-mail: - 8 - (様式2) (表) 誓 約 書 私は,下記の事項について誓約します。 なお,鹿児島県が必要な場合には,鹿児島県警察本部に照会することを承諾し,照会で確認 された情報は,今後,私が鹿児島県と行う他の契約等における身分確認に利用することに同意 します。 記 1 自己又は自社の役員等が,次のいずれにも該当する者ではありません。 暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。 以下「法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。) 自己,自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をも って,暴力団(法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員を利 用している者 暴力団又は暴力団員に対して,いかなる名義をもってするかを問わず,金銭,物品その 他の財産上の利益を不当に提供し,又は便宜を供与するなど直接的又は積極的に暴力団の 維持運営に協力し,又は関与している者 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者 暴力団又は暴力団員であることを知りながら不当な行為をするためにこれらを利用して いる者 2 暴力団又は暴力団員が,その経営に実質的に関与している法人その他の団体又は個人では ありません。 平成27年 鹿児島県知事 伊藤 祐一郎 月 日 殿 住 所 (ふりがな) 氏 名 印 (注)1 自己及び自社の役員等の名簿(裏面)を作成してください。名簿に記載されている情報は, 鹿児島県が鹿児島県警察本部に照会する際に利用することがあります。 2 「役員等」とは,次に掲げる者をいいます。 ア 法人にあっては,非常勤を含む役員,支配人,営業所等(営業所,事務所その他これら に準ずるものをいう。以下ウにおいて同じ。)を代表する者その他いかなる名称を有する ものであるかを問わず法人の経営を行う役職にある者又は経営を実質的に支配している者 イ 法人格を有しない団体にあっては,代表者,理事その他アに掲げる者と同等の責任を有 する者 ウ 個人にあっては,その者,営業所等を代表する者その他いかなる名称を有するものであ るかを問わず個人の経営を行う役職にある者又は経営を実質的に支配している者 - 9 - (様式3) (裏) 役 員 等 名 簿 【商号・名称】 平成27年 役 職 名 〔記入例〕 代表取締役 (ふりがな) 氏 名 性別 生年月日 男 S33.3.3 住 月 所 さつま たろう 薩摩 太郎 - 10 - 鹿児島市鴨池新町10-1 日現在 (様式4) 「県内中小企業人材育成支援事業」企画提案募集に係る質疑・回答票 住 所: 法人等名: 担当者名: 電 1 質疑の内容 2 質疑に対する回答 話: FAX : E-mail : 提出先 鹿児島県商工労働水産部 産業立地課 産業立地企画係 TEl :099-286-2967,FAX :099-286-5578 mail:[email protected] - 11 -
© Copyright 2025 ExpyDoc