中長期計画の検討内容と方向性(1/2) 検討課題とその対策の方向性 【課題1】 ○ 研究開発のスローダウンにかかわらず、廃棄物は一定量発生することから、一部拠点 の廃棄物貯蔵庫の保管容量がひっ迫。 ⇒ 優先事項 【対策】 廃棄物貯蔵庫の増設が困難な状況を踏まえた、適切かつ合理的な保管対策が必要 当面の対策 (1) 既存施設の減容処理促進等による廃棄物量の低減化 (2) クリアランス促進による廃棄物量の低減化 (3) 廃止措置時期や期間延長による廃棄物量の低減化 将来的な対策 (4) 次期廃棄物処理施設の整備による廃棄物量の低減化 ・ TWTF(東海固化体廃棄物廃棄体施設) ・ OWTF(大洗固体廃棄物減容処理施設) ・ LWTF(放射性廃棄物処理技術開発施設) (5) 処分場の操業による既存貯蔵施設の保管裕度のひっ迫回避 1 中長期計画の検討内容と方向性(2/2) 検討課題とその対策の方向性 【課題2】 ○ 合理的な廃止措置、廃棄体化処理方策(必要な技術開発含む) 【対策】 最終処分を考慮した、施設の廃止措置、処理処分の技術開発が必要 (6) 経済合理性に配慮した廃止措置技術開発 ・ 廃止措置エンジニアリングシステムによる合理的な廃止措置計画の構築 ・ 効率的なクリアランスを目指したクリアランス検認システムの開発 (7) 合理的・効率的な廃棄物処理、処分を目指した主な技術開発 ・ 効率的処理を目指した固体廃棄物分別技術開発 ・ 廃棄物の性状把握と廃棄体化確認の放射能濃度評価法の構築 ・ 合理的な処理を目指したセメント固化技術、効率的な廃棄物データ取得の為の簡易迅速 分析技術開発 ・ 合理的な処分のための硝酸根分解技術開発、澱物処理技術開発 (8) 機構外との連携 ・ 余裕深度処分に一元的な処分の実施に向けた対応 2
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