資料2 eコマースにおける知的財産権保護対策 2015/3/20 ヤフー株式会社 社長室 コーポレート政策企画本部 概要 P2 1.Yahoo! JAPANにおける知的財産権保護対策の柱 2.知的財産権保護プログラム 3.プログラムA 4.プログラムB 5.インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会(CIPP) 6.日本方式の原則 7.潮流の変化への対応 8.共通の敵に立ち向かう 9.参考情報 . 1.Yahoo! JAPANにおける知的財産権保護対策の柱 P3 知的財産権保護プログラム インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会 (CIPP) 事業者と権利者がともに手を携えて 知的財産権侵害を防止できる環境の構築 . 2.知的財産権保護プログラム P4 2003年11月に導入 短期的対策用のプログラムAと 継続的対策用のプログラムBを併用することで 柔軟かつ幅広いエンフォースメントが可能 日本式ノーティスアンドテイクダウンの実現 約500社が利用(2015年3月時点) . 3.プログラムA P5 権利者が権利侵害を書面により証明することを通じて出品物 を削除 慎重な手続による解決が可能 出品画面上からは権利侵害と判断できない出品物についても 削除可能 . 4.プログラムB P6 ウェブフォームを利用した権利者の削除申告を可能とする (対象:著作権、商標権、パブリシティ権、育成者権) 簡易な手続で迅速な削除が可能(365日24時間対応) 出品画面上の情報のみをもって権利侵害と判断できることが 必要 . 5.インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会(CIPP) P7 . 5.インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会(CIPP) P8 2005年12月に設立 主だったオークション事業者と、各種権利者団 体などが参加 ガイドライン分科会と効果検証分科会を設置 最新の侵害傾向に関する情報交換や定点 観測を実施 内閣官房知的財産戦略推進事務局に報告 書を提出 . 6.日本方式の原則 P9 1 両者(権利者とオークション事業者)は、互いの立場を十分 に尊重した上で、自身の利益のみならず、何よりも消費者の 利益を護るために、共通の敵である権利侵害者に対して協同 して立ち向かうべきであるとの認識に立つこと 2 権利者は、権利とは自動的に保護されるものではなく、自らエ ンフォースメントを行うべきであるとの認識に立つこと 3 オークション事業者は、インターネットの健全な発展のために、 積極的に知的財産権の保護に努めるべきであるとの認識に立 つこと 4 両者は、対策の推進にあたり、知的財産権を保護する意義と、 利用者の営業の自由や通信の秘密が担保されることの意義 を対等に認め、それら両方の価値を毀損しない対応をとるべき であるとの認識に立つこと . 7.潮流の変化への対応 P10 オークションからモール・アプリへと模倣品の流 通が拡大 2015年2月19日、従来、ヤフオク!に限定さ れていた知的財産権保護プログラムの適用範 囲を拡大し、Yahoo!ショッピングにも導入 2015年3月18日、CIPPに株式会社メルカリ、 LINE株式会社および株式会社リクルートライ フスタイルが入会 . 8.共通の敵に立ち向かう P11 権利者、事業者、捜査機関、消費者が一体となって、偽造品問題 に立ち向かって初めて成果が維持できるものと考えます。 共通の敵に対して、協力して立ち向かっていきましょう。 . 9.参考情報 P12 知的財産権保護プログラム http://business.ec.yahoo.co.jp/ppip/in dex.html http://publicpolicy.yahoo.co.jp/2015/0 3/0417.html(Yahoo! JAPAN政策企画ブログ) CIPP http://www.cipp.jp/index.html http://publicpolicy.yahoo.co.jp/2015/0 1/1311.html(Yahoo! JAPAN政策企画ブログ) .
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