修士論文研究に関する指導指針

★修士論文研究に関する指導指針
教育科学専攻
家政教育コース
1.修士論文研究に係わる指導計画
以下のa~gの時期については学生と個別に話し合いのうえで進める。
a)当該研究領域の現代的課題の把握
b)研究テーマの絞り込みと決定
c)先行研究の調査と分析
d)研究方法の検討と研究の開始
e)得られた結果の分析と考察
f)当該研究内容の教育領域での応用可能性
g)論文の完成に向けての添削指導
h)修士論文中間発表会(2年次9月)
i)修士論文発表会(2年次2月)
2.学位論文の審査基準
a)当該修士論文の論文構成の妥当性(「教育領域での応用可能性」の章立てを含む)
b)研究の意義と研究目的の妥当性とオリジナリティー
c)検討した先行研究の質と数
d)分析方法の的確性や妥当性
e)得られた結果に対する考察の妥当性
f)当該研究内容の教育領域での応用可能性についての記述の妥当性
g)口頭試問においては研究要旨の説明と応答の適切性と妥当性
3.学修の成果にかかる基準
1)知識
◆専門分野の基本的概念を理解し説明できる
◆研究の重要性や位置づけを認識できる
◆研究方法の原理や精度などを理解できる
◆著作権等に対する認識がもてる
2)技能
◆研究の実施,評価に必要な情報を収集できる
◆引用や注など論文作成技術をもつ
◆結果を論理的にまとめて結論を導ける
◆自分の結果を客観的に平易に説明できる
◆得られた知識の応用・実践力がある
◆家政教育に関する実験・実習・演習・調査の手法に習熟している
4.修了認定にかかる基準
1)独自の発想をもとに研究課題を展開させ遂行させる能力
2)学術論文や技術資料の理解度
3)研究課題と研究分野に関する基礎知識
4)研究発表及び討論力
などで評価される。