momoの無痛分娩出産記 ①病院探し編 初産で無痛分娩を体験したの

(本文)
momoの無痛分娩出産記 ①病院探し編
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初産で無痛分娩を体験したのですが、病院探しから出産までトラブルの連続
でした。今回は妊娠から産院が決まるまでの話をお届けしたいと思います。
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(続き)
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◆なぜ無痛分娩を希望したか
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不妊検査で卵管通水検査をしたときのことです。卵管の詰まりをチェックす
る検査なのですが、あまりの痛みに気絶しそうになりました…。検査をして
くれた先生によると、『詰まりがあったらもっと痛いよ』とのこと。そのと
きに自分は痛みに弱いということを再認識し、出産するときは無痛分娩にし
よう!と強く心に決めたのでした。
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◆妊娠そして病院探し
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不妊検査で異常なし、と言われて数ヶ月。待望の赤ちゃんを授かることがで
きました!卵管通水検査は卵管の詰まりをチェックするとともに、詰まりを
改善してする効果もあるそうです。検査後は妊娠しやすいゴールデン期間と
呼ばれています。
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妊娠に気付いたのは妊娠5週目。病院の口コミサイトを見て自宅から近くに
ある大田区内のA病院へ行きました。人数制限はありますが無痛分娩を行っ
ています。
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胎嚢が確認できたときは嬉しくて涙が出ました。その後、分娩予約の手続き
へとなったのですが…なんと!無痛分娩での出産予約の枠は既にいっぱいと
のこと。普通分娩でさえかろうじて予約できるとのことでした。
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(後に、ここA病院で無痛分娩出産をされた方に出会いましたが、妊娠4週
で初診に行かれたそうです!)
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◆改めて病院探し!
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自宅に帰り、夫とも相談しつつ病院を探しましたが、大田区内で自宅から近
いところに無痛分娩をしている病院はありませんでした。そこで、目黒区に
あるB病院へ電話をしてみると分娩予約が出来ました!
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ところがいざ診察を受けに行くと、私にリスクがあるということで受け入れ
を断られてしまったのです。また、病院へ行った時に出血が確認され、切迫
流産と診断。帰り道では産院が決まらない心細さと、お腹の子が心配で泣い
て帰りました。
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◆病院がなかなか決まらない…
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B病院の先生からは早く病院を見つけて切迫流産の診察を受けるように言わ
れていましたが、家から一番近い産婦人科であるC病院に電話をすると診察
を断られてしまいました。年末だったこと、分娩予約はしないのに診察だけ
というのが悪かったのでしょうか…。
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少し落ち込みましたがすぐにでも切迫流産の診察をしてもらいたかったので
気を取り直して新たに見つけたD病院へ電話。すると、「大丈夫ですからす
ぐに診察に来てください!」とのことでやっとホッとしました。この病院は
分娩施設のない病院なので、里帰り出産をされる方などが多く通っているよ
うです。
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診察を受けに行くと、自宅安静でなるべく動かないこと!と言われ、年末年
始はひたすら家にこもって過ごしました。つわりも結構ひどかったのでじっ
と横になっているのも辛かったです。気持ち悪くて本も読めないのでラジオ
やテレビが救いでした。まだ産院が決まっていないのでどこで産めばいいの
だろうと不安な日々でした。
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◆血液検査で呼び出される
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つわりが続く中ひたすら安静に。そんな折り突然D病院から呼び出しがかか
りました。「血液検査のことで至急病院にきてください」と…。
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電話口で「何があったのですか?」と尋ねると、「風疹の抗体の値が高いの
で…」と言われました。最初はピンとこなくてすぐに調べてみると風疹の抗
体が高いということは風疹の疑いがあるということ、妊娠初期に風疹にかか
るとどのようなリスクがあるかということもわかりました。
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夫と一緒のときだったので二人で話しながらもお互い顔が青ざめて行くのが
わかりました。どうしよう…。
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そのときあれ?風疹の抗体があるか前に検査したことがあるような。。そう
です。不妊の検査をしたときに風疹の抗体があるか検査していたのでした。
そしてそのときに以前に風疹にかかったか予防接種をしているので抗体があ
りますと言われていました。資料もファイルにきちんと綴じてありました。
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その後、念のため風疹の検査をしましたが、風疹にかかってはいませんでし
た。本当にホッとしました。
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◆やっと病院が決まる?
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そんな折、助産師をしている知人から世田谷区のE病院を教えていただきま
した。ここは無痛分娩も行っていますし、合併症や高齢出産の妊婦さんなど
の受け入れも積極的。NICUやGCUなどの設備も整っています。
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ただ、初診の予約が1ヶ月後というのは不安でした。切迫流産のことがある
ので早く診てもらいたい気持ちと、本当に受け入れてもらえるのかでとても
不安でした。E病院の初診までの期間はD病院へ通いました。
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E病院の初診を受け、無事分娩予約を取ることが出来た時は、本当にホッと
しました。病院に付き添ってくれた夫も、両親もみんな喜んでいました。た
だ、自宅から電車とバスを乗り継ぎ1時間強かかるので、天気が悪い日やつ
わりがひどい日は大変でした。大雪の日や体調の悪い日は夫や両親に助けて
もらいながら通院しました。
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安定期に入ってからは多少のマイナートラブルはあったものの特に大きな問
題も無く過ごすことができました。
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次回は、実際に無痛分娩での出産の様子をお届けします!