平成 26 年度学校安全指導者研修会報告 臨時講師 1 趣旨 大沼 宏多 学校安全の意義や学校安全教育の在り方に関して学校の教員等を対象に研修を行い、指導体制の一 層の充実を図る。 2 主催 秋田県教育委員会 3 日時 平成 26 年 5 月 23 日 (金) 4 会場 秋田県消防学校 午前 10 時から午後 4 時まで 秋田県防災学習館 5 日程 時間 9 : 30 ~ 9 : 50 内容 受付 10 : 00 ~ 10 : 15 開会行事 A班 10 : 30 ~ 11 : 50 解説 12 : 00 ~ 13 : 00 昼食 13 : 00 ~ 14 : 20 協議 14 : 30 ~ 15 : 50 見学 15 : 50 ~ 16 : 00 閉会行事 「平成 26 年度学校安全計画の 活用について」 「平成 26 年度学校安全計画の 活用について」 「防災学習館」「地震体験車」 の見学・体験 B班 見学 解説 協議 「防災学習館」「地震体験車」 の見学・体験 「平成 26 年度学校安全計画の 活用について」 「平成 26 年度学校安全計画の 活用について」 6 内容 (1) 見学 防災学習館において様々な体験活動が行われた。火災を想定して実際に消火器を使用したり、過去に起 きた大規模地震や今後予想される大規模地震の揺れを体験してみたり、煙が充満した部屋の中を通るなど した。 (2) 解説 持参資料を参照しながら、学校安全計画を作成する際に配慮すべき点、注意事項、作成後の活用方法な どが解説された。 (3) 協議 学校安全計画の取り組みについて、各学校で見られる課題を分析し、どのような改善が必要かを話し合 った。話し合いの中では、特に各種訓練の形骸化が多くの学校に共通する問題として挙げられ、過去に救 急救命講習を受けた教員が、実際の救命場面で AED を適切に使用することができなかったというケースが 紹介された。 7 感想 各種訓練の形骸化が大きな課題として取り上げられた。これを防ぐため、新しい取り組みとして事前 に予告しない避難訓練を試験的に実施した学校もあった。本校においても、マンネリ化を防ぎ、実際の 場面で役に立つ知識や行動を身につけさせるために、現行の訓練やマニュアルを定期的に見直し必要に 応じて修正していくことが求められている。
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