Ⅲ まとめ 74 ページ Ⅲ まとめ 市民アンケートを集計・分析した結果をもとに今後の消費者施策の方向性として以下のように考 える。 1 消費者施策全般 ・消費生活センターの業務内容と相談の流れの積極的な周知をさらに推進する。 ・消費者教育の基本的な考え方や重要性に関する周知を推進する。 ・国でまとめた指針・考え方を基本に消費者教育を推進する。 ・自主的に消費者教育啓発を推進する団体を支援しながら協働推進する。 ・茨木警察署との定期的な情報交換、共同啓発などの連携強化を図る。 ・地域や福祉関係者などの見守り者との意見・情報交換、見守り支援講座など連携強化を図る。 ・アンケートなど現状調査を定期的に行い、方向性を見直す。 ・今後は電子アンケートの活用も視野に入れる。 2 相談体制 ・地域包括支援センター等と相互に連携した地域連携型相談体制の構築を推進する。 3 消費者保護の取組 ・情報提供の一手段として、地元消費者団体や事業者が行う宅配事業の活用を考える。 ・家族や福祉関係者など見守り者にも定期的な情報提供と支援講座(消費生活)を実施する。 ・大阪府警本部が推進する「迷惑電話チェッカー」のモニターを茨木警察署と連携して推進する。 4 消費者教育啓発 (3-1-1) 20歳未満(全般) ・主に家庭教育、学校教育を通して推進する。 ・地域連携型の教育啓発体制も視野に入れ推進する。 (3-1-2) 20歳未満(重点項目) ・日常生活から学ぶお小遣い教育、金銭教育(電子マネーの特性と注意点など) ・スマホや携帯ゲーム機などのトラブル事例や注意点(セキュリティ対策含む) (3-2-1) 20歳代(全般) ・大学(入学ガイダンスや講座)や事業者の新入社員研修などを活用する。 75 ページ (3-2-2) 20歳代(重点項目) ・強引な勧誘や悪質商法の手口と対策 ・キャッシュカードや電子マネーなどの電子決済サービスの特性と注意点 ・家計管理 ・スマホトラブル事例やネット・SNS利用の注意点(セキュリティ対策含む) ・ネット通信販売など電子商取引の特性と注意点 (3-3-1) 30、40歳代(全般) ・市民学習団体や地元消費者団体の学習会などを活用する。 ・子育てサークルや子育て関係イベントなどを活用する。 (3-3-2) 30、40歳代(重点項目) ・商品やサービスなど契約の基本的な考え方 ・強引な勧誘や悪質商法の手口と対策 ・ネット通信販売など電子商取引の特性と注意点 ・子どものスマホや携帯ゲーム機などのネットトラブル事例と注意点 ・子どものお小遣い教育の重要性 (3-4-1) 50、60歳代(全般) ・市民学習団体や地元消費者団体の学習会などを活用する。 ・市民講座や出前講座を積極的に実施する。 (3-4-2) 50、60歳代(重点項目) ・商品やサービスなど契約の基本的な考え方 ・強引な勧誘や悪質商法の手口と対策 ・子どもや孫のスマホや携帯ゲーム機などのネットトラブル事例と注意点 ・子どものお小遣い教育の重要性 ・シニアのためのスマホ安心講座(事業者の出前講座活用) ・スマホトラブル事例やネット利用の注意点 (3-5-1) 70歳以上(全般) ・同じ内容であっても定期的に情報提供を行う。 (3-4-2) 70歳以上(重点項目) ・強引な勧誘や悪質商法の手口と対策 76 ページ
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