平成 27 年 3 月 19 日 各 位 上場会社名 大 陽 日 酸 株 式 会 社 代 表 者 名 代表取締役社長 CEO 市原 裕史郎 (コード番号 4091 東証第1部) 問合わせ先 広報・IR 部長 国谷 将之 (TEL 03‐5788‐8015) 当社株式の大規模買付行為への対応策(買収防衛策)の廃止のお知らせ 当社は、 平成2 0年6 月27日 開催の 第4回 定時株主 総会に おいて 、会社法 施行規則第 118 条第 3号に定め る「株 式会 社の財務及 び事業 の方 針の決定を 支配する者の在り方に関する基本方針」 (以下、 「会社の支配に関する基本方針」 といいます。)に照らして、不適切な者によって当社の財務および事業の方針の 決定を支配されることを防止するための取組みとして、当社株式の大規模買付行 為への対応策(買収防衛策) (以下「買収防衛策」といいます。 )を、株主の皆さまのご 承認を得て、設定いたしました。そ の 後 平 成 2 3 年 6 月 2 9 日 開 催 の 第 7 回 定 時株主総会において、株主の皆さまのご承認を得て、買収防衛策の一部 を改定のうえ、更新し、更に平成26年6月27日開催の第10回定時 株 主 総 会 に お い て 、株 主 の 皆 さ ま の ご 承 認 を 得 て 、買 収 防 衛 策 を 更 新 し 、 現在に至っております。 買収防衛策の有効期間は、第10回定時株主総会終結の時から3年以 内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会(平成2 9年6月開催予定の当社第13回定時株主総会)終結の時までとされて おりますが、当社は本日開催の取締役会において、買収防衛策を本日付 けで廃止することを決議しましたので、下記のとおりお知らせいたしま す。 記 当社は、 これま で、当 社の企業 価値ひ いては 株主共同 の利益 を確保 ・向上さ せるための取組みのひとつとして、買 収 防 衛 策 を 設 定 ・ 更 新 し て ま い り ま し た。 し か し な が ら 当 社 は 、平 成 2 6 年 5 月 1 3 日 に 株 式 会 社 三 菱 ケ ミ カ ル ホ ー ル デ ィ ン グ ス ( 以 下 「 三 菱 ケ ミ カ ル ホ ー ル デ ィ ン グ ス 」 と い い ま す 。) と両社の資本提携関係のさらなる強化および企業価値の向上を目的とし た 基 本 合 意 書 を 締 結 い た し ま し た 。当 該 基 本 合 意 書 に も と づ き 三 菱 ケ ミ カ ル ホ ー ル デ ィ ン グ ス は 、当 社 株 式 に 対 し て 公 開 買 付 け を 行 い 、現 在 、三 菱 ケミカルホールディングスは同社子会社による保有と合わせて当社の議 決権の過半数を保有しております。 このような最近の当社グループを取り巻く経営環境および当社の株主 構 成 の 変 化 を 考 慮 し て 、当 社 取 締 役 会 は 、 「会社の支配に関する基本方針」 に照らして不適切な者が当社株式の大規模買付行為を行う可能性は低下 し た と 判 断 し 、本 日 の 取 締 役 会 で 買 収 防 衛 策 を 廃 止 す る こ と を 決 議 い た し ました。 今 後 は 、 中 期 経 営 計 画 「 Ortus Stage1」 に も と づ い て 、 国 内 事 業 の 収 益 改善と海外成長機会に対する経営資源の重点投入により事業成長のスピ ー ド を 速 め る と と も に 、コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス の 強 化 に よ っ て 常 に 効 率 的 で 健 全 な 経 営 を 行 な う こ と に よ り 、企 業 価 値 の 更 な る 向 上 を 目 指 し て ま いります。 なお、当社は、買収防衛策の廃止後も引き続き、大規模買付行為を行お うとする者に対しては、その是非を株主の皆さまが適切に判断するために 必要かつ十分な情報を求め、併せて当社取締役会の意見等を開示し、株主 の皆さまの検討のための時間の確保に努める等、会社法および金融商品取 引法等関係法令の許容する範囲内で適切な措置を講じてまいります。 以 上
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