2015年3月 No.15

2015年(平成27年)3月1日
〒755-0035
山口県宇部市西琴芝二丁目12-18
 0836-34-1111  0836-21-7228
[email protected]
朝の連続テレビ小説で
も大人気の「マッサン」こ
す。
を行なった人物がいま
負けないウイスキー作り
代 に、日 本 国 内 で 本 場 に
世間で誰もウイスキー
など飲んだことのない時
を 研 究 し、日 本 の 酒 造 界
酒 作 り、原 酒 の ブ レ ン ド
た 彼 は、生 涯 よ り よ い 原
に 生 き、目 標 へ と 邁 進 し
ス キ ー を 創 業 し ま す。夢
作 り、そ し て ニ ッ カ ウ ヰ
に初の国産ウイスキーを
賭 け、鳥 井 信 治 郎 と と も
評価を受けています。
では世界的にもかなり高
のウイスキー作りは現在
ドウイスキーにおいて
ンドして作るブレンデッ
の原酒を数十種類もブレ
一昨年度生まれた学校
中 の 人 気 者、「 T 魂 兄 弟
味わいが生まれます。
雑 さ や ハ ー モ ニ ー、深 い
今 号 で は、「 慶 進」と い
う絶妙な味と香りを作り
がしています。
生み出しているような気
た。
「慶進」というテイストを
れまでとは一味変わった
ブレンドされたことでこ
みんながそれぞれの分
野 で 力 を 発 揮 し、そ れ が
ではないでしょうか。
と 竹 鶴 政 孝 で す。彼 は 今
に革新をもたらしまし
は、多くの個性が、相性や
から約100年も前に
ズ)」は学校行事を盛り上
出した人たちを追いまし
た新たな強さのたまもの
の混ざりあいから生まれ
継 承、1 人 ひ と り の 個 性
とえにこれまでの強さの
果 た し ま し た。こ れ も ひ
ウインターカップ出場を
タ ー ハ イ 出 場、3 年 連 続
ま た、女 子 バ ス ケ ッ ト
ボール部は4年連続イン
み出しています。
た な、深 み の あ る 味 を 生
が 混 ざ り 合 い、さ ら に 新
ひとりが出す豊かな個性
れ、新 た な メ ン バ ー 1 人
ンダーは今なお継承さ
する装飾品であるサスペ
ら れ ま し た。彼 ら を 象 徴
げ、テ レ ビ に も 取 り 上 げ
慶進の小窓
From the Locker Room
06
大学入試合格状況
Keishin Radio Station
バランスを考えられブレ ( テ ィ ー ソ ウ ル ブ ラ ザ ー
働くということ
ンドされることで味に複
04
ウ イ ス キ ー 作 り は、ま
ず強い個性を持つ原酒作
祝卒業・LIFE is KEISHIN
りが重要です。そして、そ
03
た。そ の 情 熱 と こ だ わ り
祝卒業
は 脈 々 と 継 承 さ れ、日 本
http://www.keishin-ug.ed.jp
02
単 身 外 国 に 渡 り、ウ イ ス
VOL.15 TOPICS
キー作りのために人生を
卒業生276人の
ブレンドが作り出した
『慶進』
テイスト
15
い出逢いの中で様々な経験をし、
どんどん成長してほしいです。そ
貴重な糧として、必ず皆さんの人
います。学 生 時 代に得た経 験は、
ピュアなメンバーが揃っていたの
期 生の皆さんは本 当に素 直で
く力が必要となります。将来自分
も聞き、自 分で考え、判 断してい
これからは、自 分で、自 分の意
志で歩いていく時です。人の意見
コース長 岡﨑 史恵先生
で、私にとって癒しの学年でした。
がどうありたいのか、自分と真剣
生に役立つことでしょう。
大学卒業後に皆さんが出て行く
に向き合い、自 分を大 切に、将 来
いよいよ「旅立ちの時」です。お
めでとうございます。アドバンス
びに来てください。みなさんの人
日本の社会は、誰も未だ経験した
の話を聞かせに慶進にいつでも遊
生に幸多きことを願っています。
ことのない超高齢化、激しい人口
をしっかり見据えて頑張ってくだ
卒業おめでとうございます
ご卒業おめでとうございます。
3年前、初めて中高一貫コースを
減少期の真っ只中です。どのよう
さい。
慶 進高等学校 校 長 花 田
崇
担 当 することになり不 安と期 待
な事態、問題に出くわしてもよく
1組 秋穂 実先生
2組 亀山 直紀先生
卒業おめでとうございます。吉
田 松 陰 先 生は
「 至 誠 とは 普 段 や
らなければならないことを、真剣
2組 増井 健人先生
て6 年 間、それぞれのコースの特 性を出し、互いに学 問、
の中 皆 が拍 手
(?)で迎 え入 れて
考 えて解 決 していこう と する気
技 芸に励み、人 格を高め、志を同じくする仲 間と励まし
くれ、ホッとしたのをつい昨 日の
概が必要となってきます。慶進で
グローバルコース、アド バンスコースの皆 さんは 期
生として3 年 間、中 高一貫コースの皆さんは6 期 生とし
合い、「夢の実 現」に向 けて、様 々な場 面で元 気で逞し く
ことのよ うに感 じ ま す。さて、人
取り組み、各 分 野で素 晴 らしい実 績を挙 げられ、本 校の歴 史にまた新たな一頁を刻み込
に本気で、誠意を持ってやること
んでくれました。
ここに心からの敬意を表します。本当にありがとうございました。
エサくれ、布団干し…そういうこ
だ。朝起きたら、玄関の掃除、鳥の
を抜かないで、とにかく真剣にや
とを真剣にやりなさい。絶対に手
の活 動を通して随 分たくましく
あっという 間の2 年 間でした
が、皆さんの顔が少しずつ自信を
りなさい。
」
と述べておられます。
生において目 標 を 持つことは 大
湛えていく様子を、すぐ側で見る
内外で様々な体験活動や異年齢
かって何をどのように、どのくら
での過程を軽視します。目標に向
慶 進 高 校での生 活はいかがで
したか。
を身に付 けていってください。卒
ことができた幸運に、今感謝の気
しょうか。
集 団による交 流 活 動の中で人 間
コース長 藤井 桜先生
センター前に、扉のお話をしま
したが、
いよいよその扉を開くと
性を磨き、
ともに生きる力を育ん
視野を広め、考えを深め、実践力
業 後 母 校 をいつ訪 ねて来ても 私
『至 誠を貫 く』とい
みなさんは
う 学 年 目 標のもと 入 学 以 来、毎
きがきたのですね。目の前がぱっ
ご卒業おめでとうございます。
」
「 Time
flies!!
と開けたとき、もちろん、わくわ
なった皆さんですが、更に大学で
たちは温かく迎えます。皆さんの
持 ちでいっぱいです。本 当にあり
日の予習復習、至誠の時間、土曜
長 く 感 じる 6 年 間 も 本 当 に
あっという間ですね。6期生のあ
切なことです。人はそれを達成す
敗 や 成 功 を 繰 り 返 し、人 生 経 験
将来をずっと見つめ、サポートし
沢 山の人と出 会い、別れ、絶えず
がとうございました。
これからも
強と一生 懸 命 努 力をしてきまし
日のテスト、確 認テスト、受 験 勉
は二の次です。
これまでは、常に結
い努力したかが重要であり、結果
た。
これから先も真心をもって努
よりもっと 大 きな 環 境の中で自
を受ける人と出会い、
いつか社会
できました。
これからは、今 まで
人になってください。
での自分の役割を見つけてくださ
くする気 持 ちで新たなステージ
果が求められ、期待される
「勉強」
最 後にも う一度 宮 沢 賢 治の言
葉を送ります、「永久の未完成、
こ
に飛び込みましょう。私達の前に
分 をさ らに成 長 させていくこと
でしたが、
これからの
「勉強」は違
楽 しかった り、苦 しかった り、
精一杯 行って思いが叶ったり、叶
い。
確かな足跡を残してくれました。
扉 は 次 々 現 れ ま す。自 分の手で
になると思いますが、慶進中高一
います。大きな目標に向かって常
れ完成である。
」
なたた ちはこの6 年 間で慶 進に
自 分た ちでもその大きな成 長を
しっかりと大きく開いて新しい景
貫コースで培ってきたものを土台
わなかったり、そのような3年間
めて 6 年 は 長 い
う ございま す。改
ご 卒 業 お めでと
中高一貫コース
6 期 生の皆さん、
の出 逢いを経 験 するのが私た ち
して今からも、数え切れないほど
す。親、友 人、先 生 …。今 まで、そ
歌詞があります。人生は出逢いで
人は仕 合せと呼 びます。
」という
多くの人と出会い、様々な経験を
です。
これからは、それぞれの道で
間は、本当にかけがえのない存在
います。慶進での6年間で得た仲
とができ、とてもうれしく思って
大 き く成 長していく姿を見るこ
工藤洋子先生(AⅢ3) 小林隆浩先生(コース主任)
亀山直紀先生(AⅢ2) 秋穂実先生(AⅢ1)
3組 工藤 洋子先生
慶 進 高 校はいつまでも皆さん
を応援しています。
生をきっと支えてくれます。
んだことが、今からの皆さんの人
てください。慶進での3年間で学
を思いやれる人」に成 長していっ
は社会のことも考え、多くの相手
に出 会って、「周 囲のこと、さらに
らも多くの経験をして、多くの人
います。頼もしい限りです。
これか
やれる人」に成 長していったと思
「周 囲のことを考 え、相 手を思い
です。
その時間の中で、
それぞれが
変 さも 含 めて本 当に楽 しかった
だったかもしれませんが、その大
がで き て、勉 強 は ちょっと 大 変
ご卒業おめでとうございます。
皆さんと共に時 間を過 ごすこと
力を続け、興味のある分野や影響
素 直に実 感できるのではないで
色 を 楽 しみな が
に努力し続けてください。次のス
◀前列左から村尾美奈先生(中高Ⅲ1)
としてしっかり前を向いて進んで
ら、そして新し く
天 地 での 皆 さ ん の 活 躍 を
ふる新
さと
故郷宇部で、心の底から応援して
欲しいと思います。次世代のリー
だったと 思いま す。学 習に、部 活
ダーとしていろいろな 環 境で活
動に、生 徒 会 活 動に、時の過 ぎる
出 会 う 人 た ちを
テージでまた 会 える日を楽しみ
大 切にしながら、
躍されることを期待しています。
よ うで 短いな と
の人生です。そしてその出逢いに
◀手前から岡﨑史恵先生(コース長)
にしています。
前へ前へ進んでく
卒業生の皆さん、ご卒業おめで
とうございます。
3組 齊藤 光伸先生
待しています。
1組 村尾 美奈先生
ご卒業おめでとうございます。
れから4年、
ひとりの人間として
授 業でみんなをはじめて見た
のは中学3年生のときでした。そ
ださい。ご活 躍 期
コース主任
中 島みゆきさんの名 曲「糸」の
中で
「縦の糸はあなた。横の糸は
感 じていま す。皆
いつまでもみんなを応援します。
ます。故 郷の仲 間、そして慶 進は
出逢いは、私の教員人生において
し、大きく羽ばたいていくと思い
確実に幸せなものでした。若いみ
最 後に、皆 さ んと 過 ごし た 貴
重な時間に感謝します。ありがと
よって人生の豊かさは決まるので
地の青 少 年 自 然
う。
はないでしょうか。みなさんとの
の家で 宿 泊 研 修
ちに感 謝しつつ、
これからの新し
なさんには今 まで出 逢った 人 た
も ない 4 月 に 徳
た。そこでお 互い
に一緒に行きまし
さんとは入 学 間
黒
瀨 清隆先生
私。逢うべき糸に出逢えることを
います。
コース主任 小林 隆浩先生
卒業おめでとうございます。
るために努力します。その中で失
しかし、多くの人は目標が達成で
として蓄 積し、成 長し続けます。
続けます。ピュアな心は忘れない
自らを磨いて、豊かな感受性と判
これからの人 生、常に「笑 顔」をもって過 ごして下 さい。「いつでも 笑 顔で」という 言 葉
を贈り、皆さんの前途に燦々たる陽光のふりそそがんことを切にお祈りいたします。
しました。それから6年間、学校
に知り合い学 校 生 活がスタート
きたかどうかに目が向き、それま
で!
断力・決断力を備えた素敵な大
11
アドバンスコース
http://www.keishin-ug.ed.jp
11
のも忘れて、日々励んだことと思
藤井桜先生(コース長)
黒瀨清隆先生(コース主任)
後列左から齊藤光伸先生(中高Ⅲ3)
増井健人先生(中高Ⅲ2)
中高一貫コース
02
The Keishin Times Vol.15
2015年(平成27年)3月1日
グローバルコース 期生の
みなさん、卒 業 おめでとう ご
「 目 標」の先 に ある
「 目 的」を
な行動はとれないと思います。
ま ま 目 標 を 定 めても 能 動 的
いう 標 を 定 める。目 的のない
成 長しました。その成 長はた
を通して君たちは間違いなく
れか えっていま す。学 校 生 活
ど様々な姿が私の中では今溢
を 盛 り 上 げよ う とした 姿 な
る 姿、勉 強 を 頑 張る 姿、行 事
または3年間、
一緒に過ごしま
とは学 年で2 年 間、授 業で2
ご卒業おめでとうございま
す。グローバルコースの皆さん
2組 土生 育広先生
そのときこそ自分の信念を貫
してくれると信じています。
いて、困難や新しいことに対峙
私は6年間慶進で生活し、様々な経験をすること
ができました。
中学時代には、
ソフトテニス部に所属
し、
目標に向かって仲間と頑張る楽しさや努力する
大切さを学びました。高校生になると、勉強もさらに
難しくなりましたが、分からない所をしっかり教えて
くださる先生方や頑張っている友達の存在があり、
私も頑張れたと思います。
また、
6年間を通して本当に多くの学校行事があ
りました。慶進祭では、
クラスで協力する中でみんな
との絆をさらに深めることができたと感じています。
オーストラリアでの語学研修では、英語で何かを伝
える難しさや楽しさを学びました。
慶進で学んだことをこれからの大学生活に生かし
ていきたいです。今まで指導して下さった先生方や
仲良くしてくれた友達に本当に感
謝しています。
ありがとうございまし
た。
グローバルコース3年 待水翔太
西南学院大学 経済学部 合格
アドバンスコース3年 山根潤一郎
山口大学 工学部 合格
中高一貫コース3年 山下裕宇希
山口大学 医学部医学科 合格
3組 黒田 幸治先生
ざいま す。高 校というステー
しっかりと持つことで能 動 的
事や部 活 動も含め、学 校 生 活
した。卒業式に際して、学校行
のようすが走馬灯のように思
ないことは
「成長」は自分だけ
からのことが楽しみです。
これ
ることができ、
みなさんのこれ
教 訓 を 学 ぶこと
ご卒業おめでとうございま
す。高校3年間の課程を修了
さい。みなさんの成長をいつま
高校入学当初、
私の成績は恐るべき低空飛行にあ
り、
尚且つまだその段階では大学受験を意識した学
習を行っていたわけでもなく、
くすぶっていたのでし
た。
やがて大学進学に関する情報交換の場が多く設
けられるようになると、
進学指導の先生方にインスパ
イアされ、
自分の中で何かが大きく変化し、
目標も定
まっていきました。
先生方は私たちに、
その目標達成
の要は
「いかに自分と向き合い、
何かを我慢したかに
ある」
ということをおっしゃっていました。
暇さえあればネットサーフィンに勤しんでいたかつ
ての私の場合、
その時間を削り勉学に励んだ苦行こ
そが目標達成に貢献したのだと考えます。
「受験は自分との戦い」
とよく言ったものです。
この
3年間は、
自分という最大の敵と戦うための重要なス
キルを磨くことができた期間でもあ
りました。そしてそれに加えあらゆ
る指導をして下さった先生方や支
えてくれた両親、
友人に感謝の意を
表し、
この拙文の最後とさせて頂き
ます。
ジか ら そ れ ぞ れ 次 のス テ ー
な 行 動 がとれると 思いま す。
逃 げずに自 分なりに考え
「真
とえ困難にぶち当たろうとも
の力ではないということ。
この
人、短 大や専 門 学 校で職 業の
から大学で専門分野を深める
まと
が、人 間 を 少 し
し、それぞれのステージへと羽
4組 深野 晃宏先生
でも 慶 進で楽 しみに待ってい
私にとってこの慶進高校で過ごした3年間は、
決し
て楽しいものばかりではなく、失敗や辛い経験もたく
さんしてきました。
しかし、
このような経験ができ、
そ
れを乗り越えられたのは仲間がいてくれたからだと
思います。
ソフトテニス部の仲間には、練習に出られないとき
でもチームを盛り上げてくれたことを感謝していま
す。生徒会の仲間には、
ミスが多く迷惑をかけたと思
いますが、
その度にフォローをしてくれて感謝してい
ます。
グローバル3年の仲間とは、進路は違えど同じ
目標を持つ身として毎日切磋琢磨出来たことはとて
も良い刺激になりました。
そして高校3年間を無事に過ごせたことは先生方
の支えがあってこそだと思います。
「経験は人を強くする」
といいますが、
このことを、
身
をもって知ることができたことが一
番の収穫です。
この経験を活かし、
これからも日々精進して行きます。
本当にありがとうございました。
しるべ
ジへと 進 んで行 き ま す が、こ
ます。
みなさんの活躍を期待してい
3年間の出会いに感謝してく
技 能 を 身につける 人、社 会 人
素晴らしいところを数多く見
ださい。その気 持 ちを忘れな
い出 さ れま す。私 は 皆 さ んの
ご卒業おめでとうございま
す。今後の人生においては、数
ければ高校卒業後、新たな出
になる人も慶 進で培った学 力
摯に、謙虚に」行動した証だと
え切れない
「失敗」
に直面する
会いの中でも君たちはそれぞ
活躍されることと思います。
し
や人間力を以って新 天 地でご
思います。ただ、忘れてほしく
敗」の多 くは
「貴 重な体 験」で
ことと 思いま す。しかし、「失
れのステージで活躍できるは
かし、時にはうまくいかないこ
◀前列左から叶屋大樹先生(GⅢ1)
ずつ大 き く して
卒 業 生のみなさん、ご卒 業
お めでと う ご ざいま す。そ し
て、
一番近くで陰ながら支えて
と きに、4つの時 期
( 四 季)に
本当に、本当に、おめでとうご
くださった、保護者のみなさま
うな時代を強く生き抜いてく
LIFE is KEISHIN 私の3年間
コ
ース長 藤生 博之先生
動 する 姿 勢 が 重 要 に な り ま
れからは、主 体 的に判 断し行
す。これまでは、「… しても ら
あり、将 来の成 長 や 発 展につ
ずです。
いつまでも私は陰なが
ともあると思います。その解決
コー
ス主任 村谷 勉先生
動することです。
ながる要素です。
こうした「失
ら皆さんのことを気にしてい
える」という 受 身なことが多
そのためには、「目 的」を達
成 す る た めの
「 目 標」を 定 め
敗」を 数 多 く 経
ます。また、元気な姿で会える
かったと 思いま す が、今 後 は
る必 要があります。「目 的」と
験すること、その
策となる答えがすぐに見出せ
「… す る」とい う 能 動 的 に 行
いう的を射るための
「目標」と
た めには
「 失 敗」
日を楽しみにしています。
いく よ う に 思い
ばたいていく皆さんを心から
ないこともあります。皆さんは
を 恐 れ ずに、「 失
グローバルコース
敗」か ら 貴 重 な
ます。その経験の
祝福しております。
積み重ねが、きっ
古 代 中 国の自 然 哲 学の思
想では、人 生を 年と考えた
分 けること ができ ま す。その
ださい。皆 さんの今 後の活 躍
http://www.keishin-ug.ed.jp
11
藤生博之先生(コース長)
村谷勉先生(コース主任)
後列左から土生育広先生(GⅢ2)
深野晃宏先生(GⅢ4)
黒田幸治先生(GⅢ3)
と 揺る ぎ ない自
くことでしょう。
中の一つに
『青春』
があります。
分 を 形 成 してい
今 後、た く さ ん
さて、卒業生の皆さんいよい
よ新たな世 界へのスタートが
ざいます。
の 難 局 に チャレ
さす 言 葉 だそ うです。
これか
始まります。多くの人との出会
代を
この言 葉は、実は
かうであろ う 皆
ら皆さんは、まさに青 青とし
いが成長の鍵となります。「人
ましょう。素 直 な 気 持 ちと 前
た新 緑のごとく、夢や希 望に
けです。
この時 期へと突 入していくわ
さんを 応 援 して
1組
的を持った生き方をしてくだ
みを進めてください。そして目
います。
叶屋 大樹先生
めまぐるしい速さで時代は
変 化しています。慶 進で学ん
年 間 悔いなく過
ます。
向きな姿勢で目標に向けた歩
卒 業 生の皆さ
ん 卒 業 お めでと
ごせ た で しょう
を心から祈念しております。
うございます。
だ 事 を心の糧にして、そのよ
命 ある
生一度は叩かれる」 ・・・
限り多くの困難に立ち向かい
30
満ちあふれる活力のみなぎる
~
ン ジ し、立 ち 向
80
20
か?部 活 を 頑 張
3
2015年(平成27年)3月1日
The Keishin Times Vol.15
03
04
The Keishin Times Vol.15
2015年(平成27年)3月1日
済生会 長崎病院 勤務
麻生理花
さん
Rika Asou
さん
Kouji Rikuta
株式会社 日本取引所グループ 勤務
陸田浩二
働くということ
現在は日本取引所(2013年1月に東京証券取引所と、大阪証券取引所が
中学生の頃から漠然と将来は医療の現場で働きたいと思っていた私は、
高
バティブ(金融派生)商品取引の売買監視並びに、売買システムの構築に携
がとても苦手でなかなか模試の結果が出せない日が続いていました。
それで
合併して出来たグループ会社)
に在籍し、大阪取引所に出向中です。
日々デリ
わっています。
忙しい日々ですが、
充実した毎日を送っています。
校時代を慶進で過ごすうちに看護師になることを決意しました。
しかし、
勉強
も諦めずに1日3時間以上の勉強を欠かさず、
予習・復習・宿題を確実にこなし
思い起こせば、
自分にとって満足のいく仕事に就け、今が充実しているの
ていきました。
あの頃を振り返ると、
この勉強習慣が体に染みついたお蔭で、
での私の人生での最大の幸運は、
慶進高校に入学できたことだと今でも胸を
ています。
その教えの一つが、
「選択肢を狭めない、
視野を広く持つ。
」
ということです。
ある病院で看護師として働いてい
は、
高校時代に数々の恩師からたくさんのことを教わったお蔭です。
実際、
今ま
張って言えます。
1つの分野しか見ようとしない人は、他の分野を見ることもなく終えてしまい
大学受験や国家試験の勉強も苦痛と思うことなく出来たのではないかと思っ
そして今、勉強と部活を両立しながら無事に国家試験に合格し、長崎県に
ます。
日々壁にぶち当たり、挫けそ
ます。
もしかすると他にもっと興味深い分野があったかもしれないのに。高校
うになることはありますが、高校
時代から今日まで常に忘れず過ごしてきました。
に1つ1つ確実に解決していき、
看
とも、
ある意味、
自分の分野を特定することになります。
ただ、
それらを選択す
と思います。
じて数多くの選択肢を持つために
りでとても辛いと思いますが、そ
続けることが必要だと考えます。
得ているものがたくさんあります。
時代の勉強も、将来の選択肢を広げるための手段です。
この教えを私は高校
大学に入学し、
「専攻」
を決めることも、
社会人となって就く
「職業」
を選ぶこ
る際には、数多くの選択肢を持っていて欲しいと思います。
そして、一生を通
様々な分野に好奇心を持ち、探し
最後にひと言。人生、楽しんだモ
時代に得た“諦めない気持ち”を胸
護師としてさらに成長していこう
後輩の皆さんも毎日勉強ばか
の先には楽しい事や知らぬ間に
適度に息抜きをしつつ、何事も楽
ノ勝ちです。
慶進高校生としての誇
しみながら、
自分の抱いている夢
戦してください。
援しています。
りを持って、多様なステージに挑
に向かって頑張ってください。応
平成18年3月 アドバンスコース卒業
平成22年3月 アドバンスコース卒業
平成22年3月 関西学院大学商学部卒業
平成26年3月 山口大学医学部保健学科看護学専攻卒業
http://www.keishin-ug.ed.jp
05
The Keishin Times Vol.15
2015年(平成27年)3月1日
Message from...
「慶進」という同じ学び舎を卒業し、社会の現場で多くの先輩方が現在活躍しています。
今回はその先輩方に、
「働く」ということの大変さや本校で学んだことがどのようにいかされているかを先輩方の想いと一緒
に皆さんに伝えてもらいました。
大切さや礼儀などについても多くの指導をしていただきました。
当時は、嫌で
さん
毎日でした。
顧問の先生の練習は厳しく、
また、
サッカーだけではない、
挨拶の
Saki Kuramoto
さん
Syo Yamagata
て働いています。
高校生のときは、
サッカー部に所属しており、
サッカー漬けの
あさひ製菓株式会社 勤務
蔵本早紀
新光産業株式会社 勤務
山縣 頌
私は、
現在宇部市にある新光産業という会社で、
建築現場の現場監督とし
私は現在、
「果子乃季」
「シュシュ」
「シュクルヴァン」
などのブランドを展開し
ているあさひ製菓株式会社の販売管理部企画課に所属しています。
慶進高校
を卒業後、
山口大学経済学部で学んだ経営学を活かして、
「シュシュ」
という洋
菓子専門店の商品開発や販売促進・イベント企画などを行うのが主な仕事で
やめたいと思うことも多々ありましたが、
大学生になり、多様な年代の人や全
す。
も役に立ちました。
そして、
社会人になった今でもその経験は今の自分を形成
大会ではなかなか結果が出せず、
苦しい思いもしました。
しかしながら、
そうし
く知らない人と話すことが多くなると、
高校生活で学んだ礼儀作法などがとて
高校時代、
ソフトテニス部に所属し、毎日厳しい練習に耐えてきましたが、
してくれた財産になっています。
た経験があったからこそ今の自分があるのだと思っています。
高校時代に学ん
例してとてもやりがいのある仕事でもあります。
自分が設計した建物が自分を
さな努力の積み重ねが必ず報われる時が来ます。
皆さんも努力や経験を自分
現場監督という仕事は責任がありとても大変な仕事です。
しかし、
それに比
育ててくれたこの宇部に建っているのを見ると、
とても嬉しく、誇らしくもあり
ます。
みなさんにも夢や目標があると思います。
それを実現するには高校生活で
だことは社会に出て活かされることがたくさんあります。勉強でも部活でも小
の肥やしにして頑張って下さい。
入社してまだ2年目ですが、新店舗のプロジェクトメンバーとして店づくり
に携わったり、店舗
学んだすべてが
で販売する雑貨を年
ると思います。教
けに行ったりと、
様々
大 切になってく
に2回東京へ買い付
科書だけの勉強
な仕事を経験させて
ではなく、
学校生
頂いています。
学ぶこ
活すべてが勉強
とが多く忙しい毎日
時間を送って下
ずこれからもよい店
と思い、
充実した
ですが、努力を怠ら
さい。
づくりをしていきた
いと思います。
平成22年3月 グローバルコース卒業
平成21年3月 グローバルコース卒業
平成26年3月 広島工業大学工学部建築工学科卒業
平成25年3月 山口大学経済学部経営学科卒業
http://www.keishin-ug.ed.jp
The Keishin Times Vol.15
2015年(平成27年)3月1日
vol.10
した。武道館の外にまで響いてくる彼女たちのはつらつとし
た声には、練習に対するやる気と気合い、そして次の試合
彼女たちの生き生きと凜とした表情から、バレーボール技
平成27年度 大学入試合格状況(2月26日現在)
術の上達だけではなく、
「 ひとり
の人間」
として着実に成長してい
くことができる部活動であること
■ 国公立大学
が分かります。公式戦では、まだ
まだ納得のいく結果が出ていま
山口大学…………… 6(医2)
国際教養大学…………… 1
新見公立大学…………… 1
山口県立大学……………… 1
せんが、慶進高校バレーボール
部の新しい伝統の礎を彼女たち
が築いてくれていました。彼女た
ちのこれからの活躍に心から期
下関市立大学………
防衛医科大学校……
防衛大学校…………
水産大学校…………
2
1
5
4
▲3年生の矢野さん(左)と保阪さん(右)
■ 私立大学
Keishin Radio Station
慶進生や先生をゲストに迎え、
放送中の“This is Keishin Radio Station”。
慶進生の日常から、学校行事、先生方のちょっとした裏話まで話題盛り沢山
で放送中です。
慶進生のリアルな声を通じて、
ぜひ人間力に触れてみてくださ
い。
ナビゲーターの松原さんと田中先生の息の合った軽快なトークにも注目
です。
■サンサンきらら
89.7mhz
毎週金曜日17:00〜絶賛放送中
最 後の卒 業 式
この体育館で卒業式が行
われるのは、
今年度の卒業生
で最後です。
平成 年から解
体、
そして新体育館の建設が
始まります。静まりかえった
体育館に身を置いてみると、
昼休憩の賑わい、白熱するク
ラスマッチ、生徒が創りあげ
た。
」
と、今までの想い出をしみじみと振り返ってくれました。
■FMきらら
80.4mhz
た慶進祭、部活動の汗と涙。
夢はゆずれない
挨拶や礼儀作法、気配りなど、
これから先、ひとりの人間とし
て生きていく上で大切なことをたくさん学ぶことができまし
待しています。
27
頑張れ慶進生
の人たちの優しさに気付き、感謝という言葉の本当の意味
を感じることができました。
また、バレーボール以外でも、
過ごしてきた時 間が自 然と
間と声をかけ合い、課題を乗り越えることの大切さや、周囲
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よみがえります。
や本気で戦って負ける悔しさを味わいました。その中で、仲
昭和 年から生徒の成長
を見守り続けた体育館は姿
引退した3年生は「3年間の部活動を通して、勝つ喜び
を 消 し ま すが、3 年 間の 思
部活の様子とこれからの意気込みを語ってくれました。
た
「至誠為事」
の精神は卒業
してくださる方々に感謝の想いを伝えていきたいです。
」
と
と
年こそは目標を達成し、一人ひとりが着実に成長して、応援
ひ
す。新入生を迎えた4月の試合で、少しでも良い成績が残せ
るように努力しています。昨年の大会の悔しさを忘れず今
い出とともに壁に掲 げられ
が印象的でした。キャプテンの孫田さんは「山口県で1位に
なることを目標に掲げ、
日々ハードな練習に取り組んでいま
生の心に残 り 続 けるでしょ
在5名と人数は極めて少ない状況にあります。
しかし、それ
を感じさせないほどに明るく元気な彼女たちの様子と笑顔
Vol.12
12
う。
に向けての強い想いがひしひしと感じられます。部員は現
慶進の小窓
この小窓を開ければ、常盤公園が
見 え る。あ の 小 窓 を 開 け れ ば、第 一
グランドが見える。慶進にはそんな
小窓がたくさんあります。でも、きっと慶進
を 見 る た め の 小 窓 も あ る は ず。そ ん な 小 窓
を 紹 介 す る コ ー ナ ー が、こ の「 慶 進 の 小 窓」。
第 回 の「 小 窓」は、「 体 育 館」で す。本 館・ 情
報実習室など新校舎を多く紹介してきたこ
の コ ー ナ ー で す が、今 回 は 卒 業 式 が 執 り 行
われる「体育館」を紹介したいと思います。
放課後の武道館から聞こえてきた声に導かれて足を運
んでみると、中では女子バレーボール部が練習をしていま
女子バレーボール部 〜ひとりの人間を育てる〜
From the Locker Room
Community FM Station
80.4
06
早稲田大学………………… 1
慶應義塾大学…………… 2
上智大学………………… 1
東京理科大学…………… 2
国際基督教大学………… 1
青山学院大学……………… 1
中央大学…………………… 2
法政大学………………… 1
明治大学………………… 4
立教大学………………… 3
http://www.keishin-ug.ed.jp
同志社大学…………… 5
立命館大学………… 16
関西大学…………… 3
関西学院大学……… 4
産業医科大学… 2(医1)
西南学院大学……… 5
福岡大学……………… 28
など