(案) 平成27年度 地域型介護予防デイサービス事業計画 1 事業目的 要支援・要介護状態となるおそれがある高齢者(二次予防対象者)に対して、 運動器の機能向上、口腔機能向上、もの忘れ予防の介護予防プログラムを対象 者に合わせて実施することによって要介護状態になることを予防する。 2 実施主体 長岡市(事業を社会福祉法人等の団体に委託) 3 期 間 平成27年4月 1 日から平成28年3月31日 4 対 象 長岡市に住所を有する二次予防対象者。 * 介護認定を受けている人は対象外とする。 5 プログラム実施に伴う計画 包括支援センターによる実態把握票を参考に本人と話し合い、教室開始前半に ながおかはつらつ笑顔支援ソフトにある利用計画表を受託事業者が作成する。 なお、改善がみられず継続実施の場合も再度計画を作成し、目標確認をする。 6 利用人員 各プログラム単位に15人定員、20人定員を設定 (*栃尾地域の一部会場のみ、上記定員が不可能な場合は10人定員を設定) 7 利用時間 1プログラムあたりの実施時間は2時間程度とする。 基本的に、午前9時30分から午後4時30分までの間で実施するものとする。 8 実施会場、教室数 9 事業内容 26会場 29教室予定 介護予防を目的とした「運動機能向上プログラム」「口腔機能向上プログラム」「もの忘れ予防 プログラム」の3プログラムを集団・通所形態により実施する。 (1)各プログラムの実施目標 運動機能向上プログラム:「いつまでも自分の足ででかけられるように」 口腔機能向上プログラム:「おいしく食べられ楽しい会話がつづけられる」 もの忘れ予防プログラム:「いつまでも脳を元気に」 (2)予定数 1 コースあたり 定員10名(平均参加8人以上) ・定員15名(平均参加12 人以上)・定員20名(平均参加16人以上) (3)参加料 1 日単位とし、長岡市福祉サービス事業費用徴収条例で定める費用を負担する (参考)平成26年度 200円(材料費等実費分については除く) (4)送迎 希望者へ実施 1 (5)会場 各日常生活圏域内において事業実施者が確保(運動実技が安全かつスムーズに実 施される 1 人に対するスペースが十分確保できる場所であること) (6)保険について 「全国市長会 市民総合賠償保険」へ加入 (補償保険) 死亡給付金(1,000,000 円) 後遺障害給付金 入院補償給付金 通院補償給付金 1 日∼5 日 10,000 円 6 日∼15 日 10,000 円 6 日∼15 日 30,000 円 16 日∼30 日 30,000 円 16 日∼30 日 60,000 円 31 日∼60 日 45,000 円 31 日∼60 日 90,000 円 61 日以上 60,000 円 61 日∼90 日 12,0000 円 91 日以上 150,000 円 (賠償保険) *事業委託のため該当困難 10 実施期間・回数 平成27年4月から平成28年3月まで。6ヶ月を 1 クール。 (前期)4月∼9月 (後期)10月∼3月 (1)運動機能向上プログラム:<12回(月2回×6ヶ月)>×○クール (2)口腔機能向上プログラム:<6回(月1回×6ヶ月)>×○クール (3)もの忘れ予防プログラム:<24回(月4回×6ヶ月)>×○クール ※(4)一括プログラム実施の場合復習日を設定可能:<6回(月1回×6ヶ月)>×○クール *曜日時間設定は事業実施者で決定。(曜日固定等、参加者が覚えやすいよう配慮) 4月 5月 6月 運動 7月 8月 9月 10 11 12 月 月 月 1月 2月 3月 ( 6 ヶ月・ 月2 回・ 12 ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● (6ヶ月・週1回・ 24 ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● 回)×2クール ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ●● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 回)×2クール 口腔 (6ヶ月・月1回・6 回) ×2クール 認知 *半日復 習日 一括の場合のみ(専 門講師なし) 2 【月単位のプログラムセット例】 月 AM 火 PM 水 AM PM 第1週 認知 運動 第2週 認知 口腔 第3週 認知 運動 第4週 認知 復習 AM 木 PM AM 金 PM AM 土 PM AM 11 事業実施の流れ 基本チェックリストに該当有、地域包括支援センターへ利用申込。 長寿はつらつ課(各支所)を経由し実施事業者に書類送付。 □ 介護予防サービス利用申請書 □実態把握・利用者基本情報 □ 基本チェックリスト □決定通知書(控) 実施事業者は対象者へ連絡し、参加までの調整等を行う。 実施事業者が、個別に対象者の心身の状況を正確に把握し、具体的なプログラム内容等の 事前アセスメントを実施。介護予防プログラム利用計画書の作成(目標設定) 。介護予防評 価システム“ながおかはつらつ笑顔応援ソフト”事前データ入力。 途中必要時、包括、市と会議(ケース連絡等) 事業実施後の事後アセスメント、事業の実施効果の評価。 介護予防評価システム“ながおかはつらつ笑顔応援ソフト”事後データ入力。参加者へ結 果の返却。 修了者、継続者についてのケース検討を包括と行なう。 長岡市へ報告(全員分) USB メモリーにデータ移行し提出 3 PM 12 実施体制 (1)従事者 実施施設ごとに専任職員を1名配置する。介護予防プログラムの実施については別に次の 専門指導者を配置する。 ①運動機能向上プログラム: 各事業者所属の運動指導員・理学療法士又は長寿はつらつ課に 登録の介護予防運動指導員 ②口腔機能向上プログラム:歯科衛生士 ③もの忘れ予防プログラム:市実施の認知症予防に関する研修会受講者 (2)安全管理体制 安全に実施するために、事故発生時の対応を含めた安全管理マニュアルを整備する。 事故発生時は別紙様式にて速やかに市へ報告すること。 13 委託料 業務委託料には、人件費、教材費、評価費、医薬材料費(口腔機能の向上プログラム等) 、消耗 品費、印刷製本費(資料等)、光熱水費等事業の実施に係わる経費を含むものとする。 (1)市登録のプログラム講師については 1 回あたり報償費 6,000 円を謝金とする。また、栃尾・ 和島・寺泊・小国・川口地域へ地域外の講師が教室従事の際は交通費加算として 600 円を追 加し 6,600 円を謝金とする。 (2)プログラム1回あたりの人員配置(計測はスタッフ全員で対応) 【定員20人設定の場合】 専任職員1人 補助員2人 講師1人(但し運動・口腔プログラム計測日のみ2人体制) 【定員15人設定の場合】 専任職員 1 人 補助員1人 講師 1 人 【定員10人設定の場合】 専任職員 1 人 補助員1人 講師 1 人 (3)口腔機能向上プログラム準備物品 ① 指導用グローブ ② 手指消毒薬 ③ 手鏡(立てられる物) ④ 参加者使用教材参加者人数分・・・1セット 800 円程度送料別 口腔ミラー・咀嚼力判定ガム2個・ボタンプル 歯ブラシ・舌クリーナー・歯間ブラシ (4)支払いについて 契約額を四半期ごとに概算払いをし、年度末に実績報告を受け精算するもの。 4 14 事業者の選定方法 ホームページ等で事業者へ受託意向調査を行い、受託希望のあった事業者から見積書の提出 を受け、見積もり金額が予定価格以内の場合に契約を締結する。(必要に応じヒアリングを行な う。) 15 研修 事業実施者は長岡市が実施する地域型介護予防デイサービス事業に関する研修会に参加する こと。 16 実施報告等 ①毎月 参加実績報告:利用者へ利用料請求のため個人の 1 日単位の利用回数を毎月市へ 翌月5日までに報告すること。 ②年度終了時 決算報告 17 事業評価 事業実績報告による集計と長岡市が指定する評価システムにより事業評価を行なうこと。 18 事業評価アドバイス・評価システム作成委託機関 早稲田大学スポーツ科学研究センター ※なお、国の方針変更等により、若干の変更を協議させていただく場合があります。 5
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