記者発表資料 平成27年3月10日 建設業者に対する監督処分について 国土交通省九州地方整備局長は、別添のとおり建設業法に基づく処分を 行いましたのでお知らせします。 問い合わせ先 九州地方整備局 建政部 しぎ 計画・建設産業課長 建設業適正契約推進官 なおとし 鴫 直俊(内線6121) ひら よしと 比良善人(内線6119) 電話:092−471−6331(代表) 建設業者に対する監督処分について 平成27年3月10日、国土交通省九州地方整備局長は、下記のとおり建設業法(昭 和24年法律第100号)に基づく監督処分を行った。 記 1 処分対象業者 商 号 松山建設株式会社 2 許可番号 国土交通大臣許可 (般特−25)第25081号 代表者 松山 孝義 所在地 福岡県福岡市中央 区高砂2-24-23 処分内容 建設業法第28条第3項の規定に基づく営業の停止命令 (1)期間 平成27年3月25日から平成27年3月27日までの3日間 (2)停止を命ずる営業の範囲 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県及び沖縄県 における建築工事業に関する営業のうち、公共工事に係るもの又は民間工事 であって補助金等の交付を受けているもの (注1 )「建築工事業に関する営業」とは、注文者から建築一式工事を請 け負う営業をいう。 (注2 )「公共工事」とは、国、地方公共団体、法人税法(昭和40年法 律第34号)別表第一に掲げる公共法人(地方公共団体を除く 。) 又は建設業法施行規則(昭和24年建設省令第14号)第18条に 規定する法人が発注者である建設工事又は民間資金等の活用による 公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117 号)第2条第2項に規定する特定事業に係る建設工事をいう。 (注3)「民間工事」とは、上記(注2)以外の建設工事をいう。 (注4 )「補助金等」とは、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する 法律(昭和30年法律第179号)第2条第1項に規定する補助金 等及び同条第4項に規定する間接補助金等並びに地方公共団体の交 付する給付金でこれらに類するものをいう。 3 処分理由 松山建設株式会社の社員は、福岡県内の保育園改築工事において、産業廃棄物 収集運搬業者その他産業廃棄物の運搬を委託できる者として環境省令で定める者 ではない株式会社隆光に対し、解体工事に伴って生じる産業廃棄物の運搬を有償 で委託したとして逮捕され、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反の罪で懲役 1年6ヶ月(執行猶予3年)及び罰金30万円、松山建設株式会社が罰金300 万円を言い渡され、それぞれの刑が確定した。 このことが、建設業法第28条第1項第3号に該当すると認められる。
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