(平成 27 年 3 月発行) 平成 27 年度入会練馬区立学童クラブ案内(小学4~6年生の入会申請版) 本紙は、 「平成 27 年度練馬区立学童クラブ案内」から抜粋し、高学年(小学4~6年生)の入会に あたり必要な情報をまとめたご案内です。 1 学童クラブの入会対象学年の拡大 学童クラブは、保護者が就労等により主に放課後の時間帯に保育に欠ける児童が、年齢が異なっても、 仲間となって楽しく遊び共に過ごすことで、豊かに育つための施設です。練馬区では、小学1~3年生ま で(心身に障害のある児童については6年生まで)の保育に欠ける児童に対し学童クラブ事業を運営して きました。 児童福祉法が改正され、平成 27 年4月から、学童クラブの対象児童が拡大となりました。練馬区では、 一部の学童クラブで高学年(小学4~6年生)の受入れをモデル事業として行います。平成 27 年度の実施 結果を検証して、今後の高学年の受入れのあり方を検討していきます。 平成 27 年度は、高学年受入れの実施初年度ということもあり、利用方法等で色々とご不便をおかけす るかと思いますが、ご理解とご協力をお願いします。 ※ 入会できる学童クラブの詳細は、5(1)をご覧ください。 2 練馬区立学童クラブの概要 (1) 保育時間 曜日 学校登校日 学校休業日(夏休み等) 月~金曜日 放課後 ~ 午後6時 午前9時 ~ 午後6時 土曜日 放課後 ~ 午後5時 午前9時 ~ 午後5時 ○ 日曜日・祝日・年末年始(12 月 29 日~翌年1月3日)はお休みします。 ○ 区立民営学童クラブでは、朝(午前8時から)と夕方(午後7時まで)の延長保育を実施し ています。 (2)保育料 月額 5,500 円 (同一世帯二人目以降の児童は月額 4,500 円) ○ 区立民営学童クラブのみで実施の延長保育を利用する場合には、別途延長保育料がかかりま す。朝の延長保育料は月額 500 円、夕方の延長保育料は月額 2,000 円です。 ○ 遠足等行事における交通費、入場料等の実費は個別にかかります。 ○ 毎月1日に在籍している場合は、その月分の保育料がかかります(入院等の特別な事情で1 か月以上欠席する場合でも、保育料はかかります) 。 ○ 保育料の日割り計算は行いません(出席日数が少ない等の理由による減額はありません) 。 (3)保育料の納付方法と免除申請について ○ 保育料のお支払は原則として口座振替をご利用いただくようお願いいたします(保育料の納 付期限は毎月末日です。末日が金融機関休業日の場合は翌営業日です) 。 ○ 入会決定後、以下のいずれかにあてはまる場合、保育料免除申請書を提出し承認された方は 保育料が免除されます。なお、免除期間は申請書が提出された日の属する月から適用となり ます。免除申請は年度ごとに必要です。 ・生活保護受給世帯に該当する方 ・住民税非課税世帯(所得割および均等割がともに非課税であること)に該当する方 1 3 学童クラブに入会できる児童 学童クラブは、放課後を中心に「保育に欠ける」状況にある児童の健全な育成を図るための施設です。 練馬区立学童クラブに入会できる児童は、以下の要件をすべて満たす児童となります。 ① 学 年 小学1年生から6年生まで ② 住 所 練馬区内に在住、または区外在住で練馬区立小学校に通学する ③ 入会基準 学童クラブ入会基準( 「4入会審査について」参照)に、保護者・児童とも該当する ※ 心身に障害のある児童の要件は「平成 27 年度練馬区立学童クラブ案内」をご覧ください。 ○ 保育に欠けるとは? 保育に欠けるとは、保護者が就労等の状態にあることをいいます。 保護者が複数(父と母等)の場合には、複数の保護者がともに就労等の状態にあることをいいます。 ○ 学童クラブの開設時間内において保育に欠ける日と認められる場合とは 児童が小学2年生以上の場合、午後4~6時までの時間帯に就労時間等がかかる状態(通勤・通学等 に要する時間を含む) 。 ○ 通勤・通学等に要する時間(通勤・通学等の時間)の取扱について 保護者の状況が「就労」 「就学」 「看護・付添い」の場合において、 「入会基準」 「入会選考基準」判定 の際に、通勤・通学等の時間を「保育に欠ける時間」に含んで判定します。時間については、 「通勤・ 通学等の経路」に基づき、下記の区基準により、入会審査時に区で算出します。 ① 通勤・通学等の時間は、自宅と事務所等(事務所、学校・職業訓練施設、看護・付添い先)との 間の通勤等に要する時間です。 ② 自宅と事務所等の直行経路による時間(保育園の送迎や買物は含まない)により判定します。 ③ 徒歩の場合は、直線1kmにつき 20 分(時速3km)とします。 ④ 自転車の場合は、直線1kmにつき 10 分(時速6km)とします。 ⑤ 自家用車、オートバイの場合は、直線1kmにつき4分(時速 15km)とします。 ⑥ 公共交通機関(電車・バス)利用時間は、区の基準による時間計算により算出します。 4 入会審査について 入会審査では、提出された書類を元に学童クラブ入会基準を満たすか確認します(入会基準の審査) 。 ○ 入会基準とは 入会基準とは、学童クラブ入会申請をするのに、満たす必要のある条件です。 下記の(1)保護者の状況、 (2)児童の状況ともに基準を満たす必要があります。 (1)保護者の状況 次頁に掲げる状況により、4週で 16 日以上(日曜日を除く※) 、学童クラブの開設時間内におい て保育に欠けると認められる場合、保護者について学童クラブ入会基準を満たすと判定します。 保護者の状況により、入会申請に必要な書類が異なります。必要な書類は、別紙「入会申請時に 必要な書類について」でご案内していますので、ご確認ください。 2 ※ 日曜日は、学童クラブが保育を行っていない日のため、保育に欠ける日としては数えません。 これ以降の説明においても、日数を数える際は日曜日を除いた日を数えます。 保護者の状況 形態 雇用されている場合(会社員など) 1 就労 会社経営または自営の場合(第三者から就労の証明書がとれない場合を含む) 会社経営者等で、個人で確定申告をしていない場合 2 就学または技能訓練 3 疾病 学校教育法に定める学校等、または職業訓練施設に通っている場合 入院 疾病により入院中の場合 自宅療養 病気により居宅内での療養が必要な場合(精神性・感染性の病気を含む) 4 障害 身体障害者手帳 4 級または愛の手帳 4 度以上に相当する場合、もしくは精神障害 者保健福祉手帳のある場合 5 看護・付添い 入院等による付添いをする必要がある、自宅で常時看護をする必要がある場合 6 出産 産前産後を通じて 16 週間(産前 8 週、産後 10 週を限度とする) 多胎妊娠の場合は産前産後を通じて 24 週間(産前 14 週、産後 10 週を限度とす る) ※ 出産日は産前に含み、産後は出産日の翌日から起算する。 ※ 育児休業中の場合は当てはまりません 7 その他 内定 就労・就学が内定している場合(区の指定様式による証明が必要です) 求職 年度内に1回限り(承認期間は1か月間) その他 明らかに保育に欠けると認められる場合 例:保護者の勤務曜日が父母で異なる方の4週で 16 日保育に欠ける場合の判断 保育に欠ける日数 日 月 火 水 木 金 土 1週 4週 父 勤務 休 勤務 勤務 勤務 勤務 休 - - 母 休 勤務 勤務 勤務 勤務 勤務 休 - - × 保育に 欠ける 保育に 欠ける 保育に 欠ける 保育に 欠ける × 4日 16 日 保育に 欠ける この例では、火・水・木・金曜日を保育に欠ける日として判定します。 (2)児童の状況 学童クラブ出席日数(※)が4週で 16 日以上あり、学童クラブにおける生活の中で、自分の身 の回りのことが自分ででき、日常的に投薬などの医療的行為を必要としない児童の場合、学童クラ ブ入会基準を満たすと判定します。 ※ 出席日数の基本的な考え方 ① 出席日数は、出席は1日、欠席は0日、早退等は 0.5 日となります。 ② 出席とは、児童が下校後、直接学童クラブ室に登室し、午後5時以降まで在室する場合です。 早退とは、午後5時以前に帰宅する場合です。 ③ 欠席、早退等とは、 「定期的な習い事や塾」等の学童クラブ以外に居場所がある事業に参加 する場合です。学校の課外授業や行事、健康上の理由(急な病気や怪我、それに伴う通院)お よび家庭事情による急用等は除きます。 3 5 入会申請手続きについて 複数の区立学童クラブに重複して申請することはできません。児童一人につき提出できる申請書は1通 です。書類に不備がある場合は、書類を揃えた上で申請をしていただくことになります。 (1)入会申請できる学童クラブ 以下の要件を両方満たした学童クラブが対象です。 ① 児童館・厚生文化会館・地区区民館内の学童クラブ ② 平成 27 年3月 27 日(金)において、低学年(小学1~3年生)の申請が定員を下回る 学童クラブ ※ 申し込みができる学童クラブは 平成 27 年3月 27 日午後7時に確定します。 ※ 申し込みができる学童クラブが確定するまでの低学年の申請状況は、3月 16 日(月) から、区ホームページ「子育て」の「学童クラブ」にて、随時更新でお知らせします。 同日より、各学童クラブ・子育て支援課で申請書を配布します。練馬区ホームページか らのダウンロードも同日からできます。 (2)入会申請の受付期間・受付場所 ○平成 27年4月11日(土)からの入会を希望する場合 期間 平成27年 3月28日(土) 時間 午前 9 時~午後 5 時 午前 9 時30分~午後 6 時 場所 入会を希望する 練馬区立学童クラブ 入会を希望する 練馬区立学童クラブ 先着順受付 平成27年 3 月30日(月) ・31日(火) ○平成27年4月13 日(月)以降の入会を希望する場合 午前 8 時30分 ~午後 5 時15分 練馬区子育て支援課 (練馬区豊玉北 6-12-1 練馬区役所本庁舎 10 階) 先着順受付 入会希望日の14日前から、子育て支援課または入会を希望する学童クラブで受付します。 (3)提出書類 ① 入会申請書 ② 添付書類 児童一人につき 1 通必要です。 保護者の状況により必要な書類が異なります。別紙「入会申請時に必要な書類 について」で、必要な書類をご確認ください。 6 入会申請の結果について おおむね2週間後までに郵送でお知らせします。 ・入会決定となる方 …「入会承認通知書」を保護者の自宅に郵送します。 ・入会待機となる方 …「入会待機通知書」を保護者の自宅に郵送します。 4 7 入会承認となった場合 (1)入会承認期間 入会承認期間は、年度末(平成 28 年3月 31 日まで)を限度として、就労証明書、申立書等の提 出書類により、原則として児童の保育に欠ける状況が確認できる期間までです。 派遣契約等で3か月ごとに更新するような就労契約の場合は、契約された期間までの入会承認と なります。 なお、入会承認期間の延長を申請する場合には、 「学童クラブ入会延長申請書兼変更届」と、引 き続き保育に欠けることを証明する保護者の状況に応じた添付書類が必要です。 (2)入会承認期間の特例 前記にかかわらず、入会の要件が次の「保育に欠ける形態」の場合には、承認期間が下記のとおり となります。 保育に欠ける形態 ① 内定のとき 就労証明書に内定の記載がある場合 承認期間 承認の日から1か月間 ② 就労証明書の雇用期間の末日が 承認の日から1か月間 「入会申請書提出日から平成 27 年3 ※ 平成 27 年3月 31 日までの申請で、就労証明書に「更新 予定あり」の記載がある場合に限る。 月 31 日までの間の日付」のとき ③ 疾病、看護・付添いのとき 診断書等に記載された入院(療養)等の期間。ただし、期間 の記載がない場合は承認の日から6か月間。 ④ 出産(産休)のとき 産前産後を通じて 16 週間(産前8週、産後 10 週を限度とす る) 。多胎妊娠の場合は産前産後を通じて 24 週間(産前 14 週、産後 10 週を限度とする) 。 ※ 出産日は産前に含み、産後は出産日の翌日から起算。 ⑤ 求職中のとき ※ 年度内に1回限り。 ⑥ その他 承認の日から1か月間 承認の日から1か月間 上記に掲げる場合の他、練馬区が必要と判断した場合。 (3)入会後の変更事項について 入会後、入会申請時に提出した書類等の内容に変更が生じた場合は、直ちに入会している学童ク ラブまたは子育て支援課へ届け出てください。 特に、入会申請した保育に欠ける理由に変更があった場合(就労の時間が変更となった場合、就 労・就学から求職になった場合等)は、入会要件を満たすかを確認する必要があるため、できるだ け速やかに学童クラブへ連絡し、必要な書類を確認し、所定の手続きを行ってください。 ※ 変更届等は各学童クラブに用意してあります。なお、必要な書類の提出がない場合は、入会の 継続ができなくなる場合があります。 5 8 入会待機となった場合 ○ 入会待機とは 学童クラブ入会基準を満たしているものの、入会申請者数が定員を超えたため申請した学童クラブに入 会できず、入会可能となるまでお待ちいただく状況のことです。 ※ 入会している児童が退会した等により、待機順位が繰上り、かつ定員に空きがある状態になり、 入会できるようになった場合には、入会を希望する学童クラブから個別にご連絡を差し上げま す。 ※ 近隣の空きのある学童クラブへ入会を希望する場合は、待機となる学童クラブへ「学童クラブ 辞退届」を提出後、新たに希望する学童クラブへ申請し直していただきます。 【学童クラブを入会待機となった場合の放課後の居場所について】 ① 児童館・地区区民館・厚生文化会館(児童室)を一般来館として利用できます。 【利用できる時間】 児童館・厚生文化会館(児童室) 地区区民館 月~金曜日 午前 10 時 ~ 午後6時 午後1時 ~ 午後6時 土曜日 三季休業中 午前9時 ~ 午後6時 午前9時 ~ 午後5時 午前9時 ~ 午後6時 ※ 三季休業中とは春休み、夏休み、冬休みのことを言います。 ※ 一部利用時間が異なる場合があります。ご利用にあたっては、お近くの施設をご確認いただ き、直接お問合せください。 昼食場所を提供している児童館・厚生文化会館(児童室) ・地区区民館もありますので、ご利用に ついては各館にお問い合わせください。 ② 学童クラブ入会待機児に限らず、区立小学校内で実施している「児童放課後等居場所づくり(ひ ろば)事業」が利用できます。 ※ 三季休業中(春休み、夏休み、冬休み)は、ひろば事業は実施しておりません。 「児童放課後等居場所づくり(ひろば)事業」とは 学校の授業が終了した放課後に児童がそのまま学校のひろば室・校庭・図書室などで学校応援団 スタッフの見守りのもと、自主遊びや自主学習などを行うことができるもので、全区立小学校で実施 しています。学校応援団はPTAや地域の方々などで構成されています。 ひろば事業の実施日は、学校の授業のある月~金曜日(学校により曜日は異なります)で、事前 登録時に保険料(平成 26 年度は 500 円/年度)の負担が必要となります。 学童クラブとは異なり、お子様をお預かりするものではありません。 【担当】子育て支援課 学校応援団・開放係 電話 03-5984-1057(直通) 6
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