太陽光モジュール固定システム 連結ディスクADC 本 社/大阪府吹田市江の木町24ー10 東京支店/東京都台東区柳橋1ー9 ー10 仙 台 営 業 所 〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡5ー12ー55 (NAViSビル) TEL.022ー291ー0877 FAX.022ー297ー4009 埼 玉 営 業 所 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4ー263 (Y.S.Tビル) TEL.048ー641ー4720 FAX.048ー641ー4721 東 京 営 業 所 〒111-0052 東京都台東区柳橋2ー19ー6 (柳橋ファーストビル) TEL.03ー3861ー1126 FAX.03ー3861ー7479 横 浜 営 業 所 〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町6ー84ー2 (三井生命横浜桜木町ビル) TEL.045ー661ー3563 FAX.045ー661ー3562 (善高ビル) 名古屋営業所 〒465-0025 愛知県名古屋市名東区上社1-902 TEL.052ー777ー5561 FAX.052ー777ー5563 北 陸 出 張 所 〒929-1341 石川県羽咋郡宝達志水町宿3ー29ー1 TEL.050ー3530ー8434 FAX.050ー3530ー8435 大 阪 営 業 所 〒564-0053 大阪府吹田市江の木町24ー10 TEL.06ー6385ー1261 FAX.06ー6337ー0192 (マークラー神戸ビル) 神 戸 営 業 所 〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通4ー2ー2 TEL.078-200-6081 FAX.078-200-6082 広 島 営 業 所 〒733-0035 広島県広島市西区南観音8ー6ー8 TEL.082ー503ー5153 FAX.082ー233ー0183 福 岡 営 業 所 〒812-0004 福岡県福岡市博多区榎田2ー1ー12 TEL.092ー472ー9611 FAX.092ー472ー9717 この印刷物は、再生紙 及び、環境保全のため アロマフリー型植物油 インキを使用しています。 アーキヤマデは、Fun to Shareに賛同しています。 本カタログ掲載内容は2015年2月時点で の 情 報に基づきます。各製品の 仕様・規格、 法令などの内容が変更される場合があります。 本カタログ掲載の製品写真は、印刷物のため 実際の色とは多少異なっています。 No.2012 2015.02 1000S 太陽光モジュール固定システム エネブリッド・連結ディスク カタログ 2015 2015 年 2 月改訂 屋上防水と太陽光発電が合理的に融合した 太陽光モジュール固定システム「エネブリッド」。 全国の公共施設、工場、学校などで 注目を浴び、導入が進 んでいます。 防水層と太陽光モジュール設置架台を一体化する本システムは、 太陽光発電の屋上設置で不安のある防水性を克服した、屋上設置のスタンダードシステムです。 企業や自治体の社会的責任が大きく問われる現在、ビルや工場、公共施設などの屋上防水改修に合わせ、 「 太陽光発電」 の導入を行うケースが増えています。防水改修と同時に太陽光発電を設置することで、漏水の不安が少なく創エネルギー 効果でCO2を削減。 環境貢献を可能にします。 EB傾斜ラック 教育施設 医療・福祉施設 EBピース EBベースレール 兵庫県 小学校 広島県 病院 住宅・マンション 公共施設 「屋上防水」と「太陽光発電」を 一体化する「連結ディスクADC」 千葉県 公民館 CONTENTS 太陽光モジュール固定システム イントロダクション 1 実績 2 特徴 3 仕様 5 エネブリッド制振システム 7 エネブリッドNPシステム 8 屋上防水 9 専用部材 10 施工手順 11 ALCパネル下地・断熱工法について 12 「リベットルーフ」防水は、耐候性・耐久性に優れた塩化ビニル樹脂を主原料 納まり図 13 とする合成高分子系シートを使用し、 屋上現場でシート相互を接合して防水層を構 設計施工上の留意点 14 築するシステムです。 部分的に下地に固定する工法を標準とし、 下地の影響を受け 工場 福岡県 集合住宅 工場 従来工法に比べ軽量で「リベットルーフ」 防水との水密性を保ち、 耐風圧性を考慮した安全設計のシステムです。 屋上防水システム 長野県 工場 愛媛県 工場 にくいため施工が難しい改修工事でも容易に施工できる工法です。 1 2 特 徴 防水シートと一 体化する 軽量ディスク型基礎。 「連結ディスクADC」 架台基礎不要で工期短縮 コンクリート基礎設置の場合 コンクリート 基礎新設 大掛かりなコンクリート製架台基礎を設けない ため、コンクリートの養生が 不 要で工期短縮 と工程管理の負担を軽減できます。 防水層 撤去部 補修 押えコン クリートを 撤去し新設 既存 防水層 工程比較 「リベットルーフ」と同素材のディスク型基礎「連結ディスクADC」は 熱風や溶着剤を使用した溶融着により、 「リベットルーフ」と一体化し 防水層と一体化し水密性を確保 ます。太陽光モジュールと適切に連結し、コンクリート製架台基礎を必要 としない軽量設置を可能にしました。 コンクリート基礎設置工事の防水層切断 押えコンクリート打設・養生 防水処理 コンクリート養生・型枠撤去 コンクリート打設 水密キャップ M10ハードロックナット (SUS製) 漏水事故 多発! 型枠工 鉄筋加工・組立 コンクリート下地用 AYオールアンカー 既存防水層部分撤去 押えコンクリート撤去 平ワッシャー(SUS製) M10ボルト(SUS製) パッキン 在来工法 新規防水層を旧防水層と 繋げるため、防水層の 水張り試験が必要 ⇒ 工程増加 工期が 伸びる 設置 連結ディスクADC 本体:軟質塩化ビニル樹脂 AYシールMSー1充填 リベットルーフと 溶融着接合 連結ディスクADC 軽量なシステムで建物への荷重を軽減 EBディスク仕様 EBベースレール仕様 モジュール 屋上防水と一体化 溶融着により防水システムと 荷重は 約 1/3 に 一体化するため、 漏水の心配がありません。 「連結ディスクADC」を下地へアンカー固定 「連結ディスクADC」をリベットルーフと溶融着接合 50.4 約 約 AYシールMS−1充填 「連結ディスクADC」は「リベットルーフ」防水と 一体化する、 水密性の高い製品設計です。防水改 修工事が先行できるため、 雨養生対策が容易です。 溶融着接合 kg/m kg/m22 高い 水密性 14.0 約 約 kg/m kg/m22 軽量 コンクリート下地用 AY樹脂アンカー 297.6kg 在来工法 連 結 ディスクA D C (EBディスク仕様) 588.24kg 小計 数 小計 192個 86.4kg 144個 64.8kg 947.3kg 数 小計 12個 1944kg 総重量 1,272.0kg 1,541.0kg 3,779.3kg 必要面積 90.7m2 91.0m2 75.0m2 コンクリート荷重の コンクリート荷重の コンクリート荷重 約 約 単位面積 荷重 27. 8% 約14.0 kg/m 2 箇所荷重 (コンクリート基礎) 888kg 数 コンクリート荷重の 連結ディスクADC リベットルーフ 888kg 架台 基礎 20°5段 5°1段 5°1段 コンクリート製架台基礎の場合、約50.4kg/m 2の積載荷重がかかって 2 いましたが、 「 連結ディスクADC」の場合、約14.0kg/m(EBディ スク 仕様) と圧倒的な荷重軽減を実現しました。 コンクリート基礎 約 2.1% 約6.6 kg/個 33.6% 約16.9 kg/m 100.0% 約 約50.4 kg/m2 2 コンクリート荷重の 約 3.4% 約10.7 kg/個 コンクリート荷重 100.0% 約 約314.9 kg/個 ●太陽光 発電システム10kW設置の場合(215W×4 8台=10.32kW) ※アンカー選定は下地状態により異なります。 3 4 仕 様 シンプルな専用架台システムで、 スピーディーな設置を実現。 メンテナンスを容易にする「EBベースレール仕様」 耐候性・耐食性に優れたシステム部材 「エネブリッド」システムを支える製品は、耐候性に優れた材質を採用しています。 M10ボルト(SUS製) ゆるみ止め効果に 優れるナット メンテナンスが容易 ボルトとナットを一体化させる、 ゆるみ止め効果の高いハード メンテナンス時には 専用支えピース (特注品) で 固定し、 作業を行います。 従来の設置方法は、メンテナンス時に架台やモジュールを取り外す大掛かりな作業が必要でした。 「EBベースレール仕様」はモジュールを簡便に開閉できるので、点検時に面倒な取り外し作業が不要。 ロックナットを採用しています。 M10ハードロックナット(SUS製) ワッシャ(SUS製) 防水メーカーならではの架台システムです。 EB傾斜ラック ZAM® 鋼板製 トルク管理 ナットの締め付け力が十分で 「EBベースレール仕様」では前列・後列、どちらの なければ、適正な緊結はできま ナットを外しても、モジュールの開閉が可能です。 せん。確実に行うために、緊結 ※作業時には突風などに注意してください。 力の大きさを数値で管理し、 安全性を向上させます。ボルト の締め付けトルクは20.5N・mを EBピース (アルミ製) 連結ディスクADC ボルトナットセット(鉄製) 軟質塩化ビニル樹脂製(本体) アルミダイキャスト製(芯材) EB ベースレール アルミ製 リベットルーフ防水 軟質塩化ビニル樹脂製 開閉が可能な「EBベースレール仕様」は、太陽 EB ピース 目安にしています。 EBベースレール (アルミ製) ●アルミ製成形材は、アルミニウム合金A 6063 T5(JIS H 4100)を使用しています。また表面処理にはJIS H 8602に規定するB種アルマイト処理を採用しています。 ●M10ボルト(SUSXM7)、M10ハードロックナット・ワッシャ(SUS304)を使用しています。 光モジュールの故障の一つである、 裏面の焦げ アルミ製 (ホットスポット現象) のチェックが容易に行えます。 景観配慮 さらに低い設置計画に「EBディスク仕様」 「EB傾斜ラック」を直接「連結ディスクADC」に固定する仕様です。 EB傾斜ラック パラペットを 超 えない 設 計 外力や荷 重に対する十 分な安 全 性を検 証 連結ディスクは角度5°での設置を推奨しています。設置高さが約300∼ 太陽光発電の設置には、風圧力等の各種荷重に対する強度設計が必要 400mm程度でパラペットを超えない設計のため、高さ規制に抵触する おそれが低減します。 した耐風圧検証試験を行っています。 です。 「連結ディスクADC」は、公的機関において、厳しい設置条件を想定 ZAM® 鋼板製 低い設置で高さ規制に抵触せず、景観も損な いません。 5 ▽ パラペット天端 IHディスク 連結ディスクPVC(P10掲載) も使用可能です ※モジュール固定ボルトナットセットはシステムに含まれません。 リベットルーフ防水 約300∼400mm程度 連結ディスクADC 軟質塩化ビニル樹脂製(本体) リベットルーフ防水 アルミダイキャスト製(芯材) 軟質塩化ビニル樹脂製 EBピース EBベースレール 連結ディスクADC ※ 「ZAM®」 は日新製鋼株式会社が開発した溶融亜鉛ZnアルミニウムAI-マグネシウムMg合金めっき鋼板の 商品名で、日新製鋼株式会社の登録商標です。 耐 風 圧検 証 試 験 6 ALCパネル下地専用 耐火断 熱サンドイッチパネル下地 「エネブリッド制振システム」 「エネブリッドNPシステム」 「エネブリッド制振システム」は、ALCパネル専用の固定方法です。 制振機構がモジュール架台の振動を緩和し、安心のアンカー設置を実現します。 「エネブリッドNPシステム」は、耐火断熱サンドイッチパネルを下地とした防水システムの上に、 太陽光発電を設置する工法です。 軽量・工期短縮・省エネルギーを実現し、 太陽光モジュールの確実な設置が可能です。 振動の伝達を緩和 金属母屋への設置に 太陽光モジュールやその架台は、繰り返しの風による振動の影 EB-SAピース 響を受けます。 「エネブリッド制振システム」はアンカー固定力を 高める固定方法と、防振ゴムの2つの力で、架台に発生する振動 の伝達を緩和します。 属母屋に設置が可能です。耐火サンドイッチパネル「FLボード NP」を下地とした「リベットルーフ」防水システムに「連結ディスク 制振用連結ディスクADC 制振ディスク ※ALCパネルの厚み、 母屋間隔、 設置条件によっては 設置できない場合があります。 「エネブリッドNPシステム」 は生産施設、 倉庫などの屋根に多い金 受注生産品 寸法 φ90mm(固定具部分) φ180mm(パッチ部分) 材質 軟質塩化ビニル樹脂(本体) アルミダイキャスト(芯材) EB S-A ピース 制振用連結 ディスクADC ALCパネル下地専用防水一体型基礎 ADC」を取付けます。高い防水性に加え、優れた断熱性能、工期 短縮を実現します。 FLボードNP 耐火断熱(硬質ウレタンフォーム)パネル 92mm×80mm ステンレス製(金属部) EPDM(芯材) 受注生産品 35mm 厚さ 防水工法:NPシステム接着工法 重量 9.5kg/㎡ 寸法 幅910mm×長さ4,495mm 熱伝導率 0.023 W/m・K以下 A種硬質ウレタンフォーム2種1号に相当(JIS A 9511 による区分) 耐火認定番号:FP030RF-1352 JIS F☆☆☆☆認定 ●1セット M10ハードロックナット1組・M10平ワッシャ1個・水密キャップ2個 太陽光モジュール EB傾斜ラック EBベースレール EB傾斜ラック EB-SAピース リベットルーフ AYボンド580NF 制振用連結ディスクADC リベットルーフ ALジョイントテープ 連結ディスクADC 耐火断熱サンドイッチパネル FLボードNP 制振ディスク 母屋 耐火認定番号:FP030RF-1352 EB-SAピース 水平・垂直 の揺れを 緩和 防振ゴム 制振効果の検証 衝撃試験を行い制振ディスクの有効性を検証しています。 連結ディスク+FLボードNP接合 部 制振ディスクを取付けた場合と比 較し、伝わる衝撃は約 間隔 35mm ※ EBピース EBベースレール 40%になっています。 制振用 連結ディスクADC ※ 防振ゴムの材料品質は、JIS K 6386(防振ゴム―ゴム材料)に適合。 コンクリート下地用 AY樹脂アンカー 「制振ディスク」 に衝撃センサーを付け衝撃試験を行いました。 グラフ幅の大きさは、 伝達衝撃の大きさを表します。 ※エポキシ樹脂注入 ※ 母屋間隔について 耐火フェルトテープ NPパネル下の母屋間隔につい ては、構造計算を行い設計して 水密キャップ 連結ディスクADC AYシールMS−1充填 金属下地用 NPテクス リベットルーフ ください。母屋間隔によっては 設置できない場合があります。 積載荷重(参 考) 太陽光モジュール 約10kg/㎡ エネブリッド(連結ディスクADC+EBベースレール+EB傾斜ラック) 約10kg/㎡ リベットルーフ 架台の水平・垂直方向に発生する加振力を防振ゴムの働き C型鋼 によって、 吸振または緩和します。 ブラケット部 (ステンレス製) で防振ゴムを保護する構造により、防振ゴムの耐候性を 高めています。 衝撃センサー 制振システム無し(上) ・制振システム有り(下) ※ t=2.3mm または t=3.2mmを使用して下さい t=1.6mmは使用不可 FLボードNP 総 重量 約3kg/㎡ 約9.5kg/㎡ 約 32.5kg /㎡ 「エネブリッドNPシステム」の詳細については「リベットルーフカタログ」を参照してください。 7 8 「エネブリッド」の設置には、 屋上全面の防水改修を推 奨 。 専用部 材 太陽光発電を屋上 (陸屋根) に設置する際には、 防水処理が重要です。 特に既存の建物に設置する場合は、 架台基礎 を躯体に固定するため、 アンカーが防水層を貫通します。 漏水事故の危険があると同時に、 防水層を貫通させた時点で 既存の防水保証は無効となります。 太陽光発電の設置に合わせた防水改修をお薦めします。 連結ディスクADC 受注生産品 防水一体型基礎(全仕様共通) NO OK 全面改修 EBベースレール EBピース ベースレール・ベースレール固定ピース 寸 法 φ90mm(固定具部分) φ180mm(パッチ部分) 材 質 軟質塩化ビニル樹脂(本体) アルミダイキャスト(芯材) ●1セット M10ハードロックナット 1組 M10平ワッシャ 1個・水密キャップ 2 個 受注生産品 EBベースレール:57mm EBピース:30mm EBベースレール:49mm EBピース:72mm アルミ アルマイト処理 幅 高さ 材質 表面処理 EBベースレール仕様用 部分的な防水改修(補修) 工事では漏水の可能性が あり、防水工事の保証対象 外となります。 ボルトナットセット 受注生産品 架台固定用ボルトナットセット 55mm 鉄(溶融亜鉛めっき) 長さ 材質 ●ボルトナットセット 1セット M10ボルト 1個・M10用平ワッシャ 2 個 M10ハードロックナット 1組 ※耐食性の高いステンレス製も用意しています。 断熱 仕様 EBディスク仕様用 EB傾斜ラック 受注生産品 EBベースレール仕様用架台 傾斜角度 厚さ 受注生産品 「ZAM®」 は日新製鋼株式会社が開発した溶融亜鉛Zn-アルミニウムAI-マグネシウム Mg合金めっき鋼板の商品名で、 日新製鋼株式会社の登録商標です。 NPシステム用 高耐食溶融めっき鋼板ZAM ® 5°(標準) 2.3mm 材質 傾斜角度 厚さ 「ZAM®」 は日新製鋼株式会社が開発した溶融亜鉛Zn-アルミニウムAI-マグネシウム Mg合金めっき鋼板の商品名で、 日新製鋼株式会社の登録商標です。 専用ビットが ついています 断熱アダプター 受注生産品 沈み込み防止材 詳細P12 EBディスク仕様用架台 高耐食溶融めっき鋼板ZAM ® 5°(標準) 2.3mm 材質 EB傾斜ラック 断熱アダプター 連結ディスクADC用 連結ディスクPVC用 VP75管 φ89mm 呼び 外径 断熱材厚 VP65管 φ76mm 25mm∼60mmに対応 ※ 断熱アダプターの厚みは、 設置する下地の断熱材及び既存の防水層の厚み により異なります。 発注時にご確認下さい。 ※ 連結ディスクADCまたは、 連結ディスクPVCと組み合わせてご使用ください。 ローゼットワッシャー (別売) 専用 AY打込棒 (別売) 耐久性に優 れた高品 質 ル ーフィング NPテクス 「リベットルーフ」 は耐候性・耐久性に優れた軟質塩化ビニル樹脂を主原料 受注生産品 セルフドリルアンカー(金属下地用) にしているため、 夏期・冬期の寒暖差を受けにくい防水シートです。 さらに 材質 プラスチックを劣化させる紫外線を遮断する、MMA樹脂を「リベット 直径 ルーフ」の表面に積層することで耐候性が維持され、長期にわたり防水 長さ75・100mmは受注生産品 性能が保持されます。 材質 直径 長さ 取付最大厚 50mm 15mm ステンレス 6mm 75mm 40mm AYオールアンカー 叩き込みアンカー(コンクリート下地用) ねじ固定式アンカー(木・ボード下地用) 鉄 6mm 90mm・105mm・115mm 長さ タップコン ステンレス φ8×60mm(φ8×80mmは 受注生産品 材質 規格 100mm 65mm 取付最大厚 穴径 φ8×60mm ) φ8×80mm 6∼25mm 5mm以下 8.5mm アジャスターSA 防 水保 証 の 範 囲 防水保証範囲は、新規「リベットルーフ」防水層と ローゼットワッシャー (別売) EBピース EBベースレール 太陽光モジュール 傾斜付き架台 「連結ディスクADC」 の固定です。 ただし、 「リベットルーフ」 防水と 「連結ディスクADC」 は、 同時施工が原則です。 モジュール・架台取付工事 防水工事=防水保証の範囲 補強ベース リベットルーフ防水 AY樹脂アンカー 連結ディスクPVC(旧名称 RR-PV連結ディスク) エネブリッドアジャスターS 防水一体型基礎(EBディスク仕様用) 受注生産品 高さ調整治具 詳細P14 ステンレスビス 5.8mm 寸 法 長さ 80mm 90mm 取付最大厚 長さ 11∼30mm 31∼40mm 105mm 41∼55mm 120mm 56∼70mm 150mm 71∼100mm 170mm 101∼120mm 取付最大厚 樹脂アンカー 直径 9 六角ナット 樹脂アンカー(コンクリート下地用) 直径 連結ディスクADC アジャスターSB 8mm 長さ 40mm 穴径 8.5mm 材 質 寸 法 材 質 スチール製、ラスパート処理 (アジャスターSA・SB) φ80mm(固定具部分) 160mm×160mm(パッチ部分) 硬質塩化ビニル樹脂(固定具部分) 軟質塩化ビニル樹脂(パッチ部分) ●1セット パッキン 1個・M10ハードロックナット 1個 M10平ワッシャ 1個・水密キャップ 2 個 受注生産品 φ30mm×95mm(アジャスターSA) φ56mm×90mm(アジャスターSB) φ90mm×3.2mm(補強ベース) ●1セット アジャスターSA 1個・アジャスターSB 1個・ 補強ベース 1個・六角ナット 1個 ※アンカー選定について…アンカーの長さは連結ディスクADCの取付厚20mmを考慮してください。 10 施 工手順 A L C パネル下地・断 熱 工 法について ●EBディスク仕様の場合 1 ●制振ディスクを使用する場合(ALCパネル下地) 2 3 拡張アンカーにエポキシ樹脂を併用し、拡張性と接着性で強固にALCパネルに固定します。 ※但し、劣化の進行したALCパネルなどで、十分な固定強度が得られない場合には、制振システムは採用できません。 1 連結ディスクADCの設置 4 モジュールとEB傾斜ラックの緊結 2 4 モジュールの設置 5 エポキシ樹脂をALCパネルに注入 EB傾斜ラックと連結ディスクADCを緊結 3 完成 樹脂アンカーを叩き込み ステンレスビスで連結ディスクADCを固定 EB-SAピース取付け ●専用部材で、断熱工法へも設置可能 断熱工法に設置する場合には、 「連結ディスクADC」の下部に「断熱アダプター」を設けることで、荷重による断熱材の沈み込みを防ぎ、 防水性や安全性が向上します。またアダプター内部の断熱材が、断熱性の低減を防ぎます。 ●EBベースレール仕様の場合 1 2 連結ディスクADC 3 断熱アダプター 断熱アダプター 連結ディスクADCの設置 4 モジュールとEB傾斜ラックの緊結 ※防水層の養生を行なってください。 7 EBベースレールと連結ディスクADCを緊結 (締め付けトルク20.5N・m) 5 モジュールの仮置き EBピースの設置 6 1 2 EB傾斜ラックとEBピースを緊結 (締め付けトルク20.5N・m) リベットルーフ・断熱材のコア抜き リベットルーフ・断熱材のコア抜き後 ボルト・ナットの緊結には、ラチェットレンチ・メガネレンチを使用してください 完成 11 3 ボルトナットを確実に緊結するため、開 口部が丸 形で、ボルト頭 部全 周を包ん で締め付けを行う六角または十二角ソ ケットのラチェットレンチ・メガネレンチ (M10ボルト用) を推奨しています。 断熱アダプター設置完了 トルク管理には、トルクレンチを使用してください 締め付け トルク 20.5N・m あらかじめ締め付けたいトルクを設定 し、 その値に到達した時にラチェット 機 構がはたらいてカチンという音で 知らせてくれます。 (メーカーによって 異なります。) 12 納まり図 EB ベースレール 仕様( AYオールアンカー使用時) 設 計 施 工 上の留意 点 EB ベースレール 仕様( AY 樹脂アンカー使用時) EB傾斜ラック EB傾斜ラック 一列ずつクリアランスを空けて設置 「連結ディスクADC」の設置工法は、1段階毎に影の影響を考慮して並べていく方法です。手前列のモジュールの影が次列のモジュールにかからないこと、 また施工(太陽光モジュールの設置及び出力端子の接合等)に影響が少ない作業間隔(350mm以上)を考慮して設計します。 傾 斜 EBピース EBベースレール 31mm AYシールMS−1充填 AYオールアンカー 連結ディスクADC 49mm 143mm EBピース リベットルーフ 20mm EBベースレール AYシールMS−1充填 連結ディスクADC AY樹脂アンカー リベットルーフ 20mm 最低 埋込み深さ 傾 斜 350mm以上 傾 斜 最も影が長くなる 冬至 (9時・15時)における 影の影響を考慮 最低 埋込み深さ 40mm 傾 斜 55mm 傾斜角度 東∼南∼西 ● 数値は東京でのデータです。数値は地域・設置環境によって変動します。 原則として北から ±15度以内の設置は不可 方角 パネル勾配 雨水により塵埃が 流れる最小角度 5° 0° 5° 10° 15° 20° 25° 30° 45° 60° 75° 90° 180mm 180mm EB ベースレール 仕様(連結ディスク ADC/AY 樹脂アンカー使用時) モジュール固定部 (モジュールメーカー仕様による) 350mm以上 ● 傾斜角度5°の場合 右表の発電効率を見ると真南、 傾斜角30°が最も優れていますが、 発電量は風や設置方位 に影響を受け低下します(西・東、傾斜角90°設置では81.0%に低下)。しかし、 「連結 太陽電池モジュール ディスクADC」 の5°設置は風の影響が少なく、 発電量も西・東向き設置で87.0%と方位 EB傾斜ラック の影響を受けにくい設置方法です。 また、 傾斜付き架台の鋼材量も少なく経済的です。 EBピース 北 北北東・北北西 北東・北西 西北西・東北東 東・西 東南東・西南西 南東・南西 南南西・南南東 180° 150° 135° 120° 90° 60° 45° 30° 南 0° 0.86 0.86 0.86 0.86 0.86 0.86 0.86 0.86 0.86 0.84 0.84 0.85 0.86 0.87 0.88 0.90 0.90 0.91 0.81 0.82 0.83 0.86 0.88 0.91 0.93 0.94 0.95 0.74 0.76 0.77 0.81 0.85 0.89 0.92 0.94 0.95 0.69 0.72 0.74 0.79 0.84 0.89 0.94 0.96 0.98 0.65 0.68 0.70 0.77 0.83 0.89 0.94 0.97 0.99 0.60 0.64 0.67 0.74 0.81 0.88 0.94 0.97 1.00 0.48 0.52 0.56 0.66 0.75 0.84 0.92 0.96 0.38 0.43 0.47 0.58 0.68 0.77 0.86 0.90 0.94 0.31 0.36 0.40 0.50 0.59 0.68 0.76 0.80 0.83 0.28 0.31 0.34 0.42 0.50 0.57 0.64 0.67 0.69 0.99 ※データ提供:一般社団法人 太陽光発電協会 EBベースレール 連結ディスクADC 設置は下地の傾斜に従います AY樹脂アンカー 「連結ディスクADC」設置適用範囲について 「連結ディスクADC」 は下地の傾斜に従って設置をしていくため、 太陽光モジュール面で 段差が生じる場合があります。段差が生じる場合には、 「エネブリッドアジャスターS」 ●太陽光モジュールの高さは、床面から高さ4m以下の高さでの設置。 ●設置場所が標高1,000mを超える場合、 また地上高さが45mを超える場合は適用外。 ●太陽光モジュールを屋根端部からそれぞれ辺長の10%の範囲 (3mを超える場合は3m) を採用することをおすすめします。 に設置。 (下図参照) EB ディスク仕様(連結ディスク ADC/AY 樹脂アンカー使用時) (3mを超える場合は3m) B B/10 モジュール固定部 (モジュールメーカー仕様による) 40mm 以下 太陽電池モジュール EB傾斜ラック 連結ディスクADC 屋根面 A/10 185mm 25mm 145mm エネブリッド アジャスターS A/10 (3mを超える場合は3m) (高さ調整範囲) (ネジ最小掛かり代) AY樹脂アンカー B/10 (3mを超える場合は3m) A 40mm以下 (3mを超える場合は3m) 連 結ディスクADC( AY 樹脂アンカー使用時) 保護コンクリートへの設置について 「連結ディスクADC」を既存保護コンクリートへ設置する場合、既存防水層を貫通 するおそれがあるため、全面防水改修が必要になる場合があります。 φ180 水密キャップ AYシールMS−1充填 連結ディスクADC 20mm AY樹脂 アンカー リベットルーフ防水・エネブリッドの注意 リベットルーフ ●「リベットルーフ」の上は歩行が可能ですが、スパイクシューズなど、突起物のある履物は避けてください。また、激しい運動をしたり、重量物を引きずったりしないでください。 降雨や積雪時、 または他の原因で 「リベットルーフ」 表面が濡れている場合は、 滑りやすく転倒のおそれがあるのでご注意ください。 また火気を使用する場合は、 「リベットルーフ」 最低 埋込み深さ に近づけないよう注意してください。 55mm ●太陽光モジュールに「EB傾斜ラック」を設置する際は、 「リベットルーフ」に直接置かず養生してください。 ●「リベットルーフ」の上に部材や工具等を落下し表面に傷がついた場合、防水施工業者に相談してください。 ●電気配管用ブロック等を設置する際、 「リベットルーフ」の上からアンカー等で固定しないでください。また防振ゴムを敷設し設置する場合は、 「リベットルーフ」を増貼りする 必要がありますので、エネブリッドを施工した防水施工業者に相談してください。 13 ※納まり図は参考図例です。 ●太陽光発電の周辺を点検等で歩行する際、太陽光モジュールや「EBベースレール」 ・ 「EB傾斜ラック」などの端部に当たると怪我をすることがありますので、ご注意ください。 14
© Copyright 2024 ExpyDoc