主催者挨拶公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団理事長木　村　隆　昭全国各地から多くのジュニア・ユースセイラー、指導者そして保護者の方々を浜名湖に迎え、主催者を代表して一言ご挨拶申し上げます。さて、本年も「第２３回ＹＭＦＳセーリング・チャレンジカップ IN 浜名湖」が文部科学省、公益財団法人日本体育協会、静岡県、浜松市をはじめ多くの団体・企業の皆様のご後援、ご協賛をいただき、そして安全な大会運営に多くのスタッフのご協力を受け、ここ「静岡県立三ケ日青年の家」にて昨年に引き続きジュニア・ユースセイラーを迎えて開催に至り、喜びに堪えません。今回も前回に引き続き、独立行政法人日本スポーツ振興センターの補助を受けスポーツ振興に貢献する大会として開催されます。その目的は、自然を相手に状況を自ら判断するセーリングスポーツを通して青少年の心身育成と、将来を担うセイラー諸君が、仲間と競い合う中で強い心と新しい技の成長にあります。そして『本格的なセーリングシーズンに入る前に自らの技量を再確認することで、今シーズンの新たな目標を設定する大会』として位置付け開催してきました。初期大会より静岡県セーリング連盟会長として、本大会に多大なるご尽力と貢献された荒田忠典様が、昨年１０月にご逝去されました。ここに謹んでご冥福を申し上げます。故人は、本大会に毎年来場され、スポーツ界では「１０代で世界と競う」時代に入り、そしてスポーツを通し「日本も元気と希望を持って頑張らなければならない。」と参加選手に説いていました。「２０２０年東京オリンピック・パラリンピック」開催決定以降では、多くの五輪種目の中から、１０代で活躍するアスリートが世界に羽ばたいています。今大会では、国際４２０級、国際レーザー４．７級の両種目を新たに採用し、その種目の世界選手権国内選考会を兼ね、代表者を選考する大きな責任を負う大会でもあり、参加された選手が悔いのない競技ができ、そして世界に羽ばたくことを願っております。皆様におかれましては、浜名湖の自然変化に素早く・的確に対応し、日頃の練習成果を十分に発揮し、大会を通じて幅広い年代のセイラーとの交流と友情を育み、そして次への目標を見出されることを願っています。またご引率の指導者、保護者の方々におかれましては、レース後の勉強会にも参加いただき運動能力を形成する重要な成長時期の子供たちへの専門的な視点からの指導の仕方など、交流を通して新たな学びが生まれれば幸いでございます。最後になりますが、本大会開催にあたり、ご支援、ご協力を賜った関係各位の皆様方に厚く御礼申しあげるとともに、参加される選手諸君、指導者、保護者の皆さんそして関係者にとって、絶好なコンディションの中、「素晴らしい大会」と感じられることを願い主催者を代表しての挨拶といたします。ご挨拶公益財団法人日本セーリング連盟会長河　野　博　文「第２３回 YMFS セーリング・チャレンジカップ IN 浜名湖兼４２０級東日本選手権（２０１５年世界選手権選考会）兼レーザー４．７級世界選手権選考会」が、静岡県立三ケ日青年の家で、多数のジュニア及びユースセーラーが参加して盛大に開催されることを心よりお喜び申しあげます。また、公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団が、ジュニア育成に注力し、本大会を継続して主催されていることに深甚なる敬意を表するものであります。一昨年、２０２０年オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定いたしました。日本全国のセーラーたちの熱い協力を得て、セーリングスポーツの素晴らしさを世界に発信し、感動と勇気を多くの人々に伝えたいと願っております。そして、本大会に参加する選手諸君の中から、オリンピック代表を目指すセーラーが育っていくことを期待しています。セーリングスポーツは、厳格な競技スポーツであるとともに、年令・性差にかかわりなく誰でもが楽しめる優れた生涯スポーツです。また、厳しい自然と触れ合うことにより、勇気、忍耐、冒険心、創造性、チームワークなど子供たちにとって望ましい資質を養う素晴らしいスポーツです。すべてのセーラーが、楽しい思い出と友情を深める場として、心に残すことを願っています。終わりに、本大会開催のためにご支援、ご協力を賜った関係各位の皆様に厚く御礼申しあげるとともに、選手諸君の健闘とこの大会が好天に恵まれ、安全に運営され、参加選手が存分に活躍されますことを祈念してご挨拶といたします。歓迎の言葉 NPO 法人静岡県セーリング連盟理事長中　島　量　敏日本全国から､日本の真ん中浜名湖ヘようこそ !! 「第２３回 YMFS セーリング･チャレンジカップ IN 浜名湖」に多くの選手､指導者ならびに大会関係者の皆様をお迎えし､ジュニア･ユース世代の最高峰の大会を盛大に開催出来ますことは誠に喜ばしく､地元の競技団体を代表して心より歓迎申し上げます｡この季節､会場となる浜名湖は北西の季節風が吹き荒れる事も多く有り､過去皆さんの先輩セーラーもその洗礼を受け､また格闘し自信を勝ち取り､世界ヘ巣立った選手を多く排出した大会でも有ります｡今大会は４２０級世界選手権及びレーザー４．７級世界選手権の代表選手選考会も兼ねる大会でも有りますので､地元と致しましても､あらゆるコンディションの中でも日頃の練習成果が発揮出来ますよう、精一杯のレース運営に努めて参ります｡どうか選手の皆様が正々堂々､最後まで悔いのないレースを展開されるよう心より期待申し上げます｡本大会の開催にあたり､ご尽力頂きました関係者の皆様に深く敬意を表すとともに､大会の成功を祈念致しまして歓迎の言葉と致します｡