平成24年 死亡重大災害発生状況

平 成 2 4 年
死 亡 ・ 重 大 災 害 発 生 状 況
高 知 労 働 局
番
号
高知
1
署
別
2
四万十
3
四万十
※
高知
4
須崎
5
安芸
須崎
6
高知
※
発生日
(時)
24.1.22
(07:45)
24.2.6
(00:50)
24.2.6
(10:30)
24.3.28
(08:00)
業
種
製造業
(プラスチック
製品製造業)
その他の
事業
(その他の
事業)
畜産・
水産業
(その他の
水産業)
年齢
性別
44歳
(女)
交通事故
(乗用車)
51歳
おぼれ
(男)
(その他の乗物)
建設業
71歳
(土木工事業)
(男)
24.4.25
(15:15)
(木材伐出業)
24.6.16
(16:30)
24.7.20
(14:00)
(動力伝導機構)
(男)
24.4.12
(14:15)
業
はさまれ・
巻き込まれ
26歳
61 歳・男
39 歳・男
林 業
(木材伐出業) 31 歳・男
28 歳・男
林
事故の型
(起因物)
54歳
(男)
交通事故
(乗用車)
災 害 の あ ら ま し
工場内においてベルトコンベヤーに材料を投入す
る作業に従事していたが、作業中にコンベヤーベル
トとプーリーの間に挟まった材料を除去しようとし
て、機械を停止しないまま右手を入れたためにベル
トとプーリー間に巻き込まれた。(1月 31 日死亡)
軽自動車を運転して運転代行している車両を追走
していたところ、緩いカーブに差しかかった際に中
央線を越えて対向車線にはみ出し、対向してきた大
型トラックと正面衝突した。(事故車両の助手席に
乗車していた会社員は重傷。対向車のトラック運転
手は負傷なし。
)
被災者が自ら操船する船で、ベルトコンベヤーを
用いて生け簀(す)内に餌を撒く作業を行っていた
が、作業中に被災者が見当たらなくなった。このた
め、同僚らが海を捜索していたところ、約3時間後
に海底で発見された。
会社所有の車両に乗り合わせて作業現場に向かっ
ている途中、運転操作を誤り路肩から転落した。
このため、同乗していた5名のうち4名が負傷し
た。
船舶引揚用斜路の改修工事において、海水をせき
止める簡易締め切り工に使用されていた土のう(重
さ約1トン)に、移動式クレーンで吊り上げる際の
目印を海中で取り付ける作業中、潜水業務(水深約
3メートル、空気ボンベ使用。
)を行っていた被災者
おぼれ
がおぼれた。
(その他の仮設物、
建築物、構築物等)
潜水時の器材が土のう等に引っかかったことが考
えられるが、ウエイトベルトは海中に落ちていたも
のの、ボンベ内の空気残量は十分あり、レギュレー
タ等の作動も異常無いこと等から、おぼれた原因は
不明である。
自走式搬器を用いて機械集材作業を行っていた
が、当該搬器が動かなくなったため主索(ワイヤロ
ープ)と横行索(同)を緩めて搬器を降ろす作業を
激突され
(その他の用具)
行っていたところ、横行索を緩めるために使用して
いた作業用ワイヤロープが被災者に当たり、約8メ
ートル下に墜落した。
掘削した坑内で調査を行うため、高圧洗浄機(ガ
ソリンエンジン式)をトラックに積載して持ち込み、
坑内の壁面洗浄を行っていたところ、作業員3名が
(その他の
(危険物
36 歳・男
事業)
・有害物等) 体調不良を訴え救助された。
その他の
57 歳・男
事業 56 歳・男
建設業
(建築設備
工事業)
50歳
(男)
有害物との
接触
転
倒
(掘削用機械)
車両系建設機械(ドラグショベル、機体重量3トン
未満)を、道板を使用せずにダンプトラック(最大
積載量 3,750 キログラム)へ積み込むため、バケットを
ダンプトラックの荷台(高さ 1.17 メートル)に接地し、
アームを支えにしてクローラの前部を浮かせて荷台
に斜めに乗せた後、上部旋回体を右旋回させたとこ
ろ、車両系建設機械が後方に転倒したため運転して
いた被災者が車両系建設機械の下敷きとなった。
番
号
署
別
発生日
(時)
高知
7
24.8.16
(17:13)
安芸
8
24.9.5
(08:30)
高知
9
高知
10
24.9.20
(15:54)
24.10.27
(13:55)
業
年齢
性別
種
その他の
事業
(警備業)
建設業
(電気通信
工事業)
57歳
(男)
須崎
11
高知
12
高知
13
24.11.17
(10:40)
24.11.29
(09:40)
転
倒
(バイク)
25歳
交通事故
(男)
(トラック)
建設業
58歳
(土木工事業)
(男)
49歳
建設業
(男)
(土木工事業)
63歳
(男)
24.10.31
(07:05)
事故の型
はさまれ・
巻き込まれ
(掘削用機械)
(男・死
亡)
(土木工事業)
40 歳・男
運輸交通業
(道路貨物
運送業)
学校の、防球ネット設置工事の警備業務に就いて
いた被災者が、当日の警備業務が終了したので同僚
とともにグラウンド内への資材運搬車両通用口を施
錠を行い、その後同僚と別れて(以下は推定)別の
出入口用の門から帰宅するため、施錠した通用口か
ら門まで続くコンクリート舗装の通路を原動機付き
自転車を運転し通行していたところ、通路に沿って
植えられた樹木の根で割れて波状に盛り上がった部
分でバランスを崩して転倒した。
現場事務所から作業現場にむけて 3 台のトラック
に分乗して移動中、先頭の軽トラックが停車したた
め電柱を積載したトラックも停車したところ、最後
尾の建柱車が追突。その際、積載していた電柱が建
柱車の運転席に激突したため、運転していた被災者
が死亡した。
道路新設工事において、ダンプトラックで搬入し
てきた砕石をドラグ・ショベル等の車両系建設機械
を用いて締め固めながら地面をかさ上げする作業を
行っていた。被災者は、砕石を降ろす場所を指示し
ようとして作業中のドラグ・ショベルの後方に立ち
入ったため、後退してきたドラグ・ショベルにひか
れた。
下水道建設工事において、泥濃式推進工法で掘削
をしていたところ、大量の水とともに土砂が噴出し
(その他の
て 2 名の作業員が生き埋めとなった。
(詳細について
建設機械等)
は調査中である。
)
おぼれ
25歳
建設業
災 害 の あ ら ま し
(起因物)
交通事故
(乗用車)
38歳
交通事故
(男)
(トラック)
建設業
59歳
激突され
(土木工事業)
(男)
(立木等)
工事のために借りていたトラック2台を返却する
ため、車3台(レンタルのトラック2台、乗用車1
台)で走行していたところ、乗用車を運転していた
被災者が走行中に反対車線にはみ出し、対向してき
たトラックと正面衝突した。(11月13日死亡)
対向車の運転手1名も負傷した。
県外に荷物を受け取りに向かっていたトレーラー
が、反対車線のガードレールを突き破って約 20 メー
トル下の岩場に転落した。
作業道路開設に伴い桜の立木(幹の直径は約 50
センチメートル、高さは約8メートル)を伐採する
ため、チェンソーで幹を半分ほどまで切ったところ、
突然切り口の上部が裂けて倒れ、伐倒作業を行って
いた被災者が木の下敷きとなった。
注:(1) 番号欄の数字は死亡労働災害の件数、*は重大災害(一時に3人以上が死傷した災害)を表す。重大災害における「年齢・性別」欄の(死)
は死亡、(休)は休業の略である。
(2) 業務上外、調査中のもの等を含む。
業 種 別 発 生 状 況
製造業
鉱業
建設業
運輸業
林業
水産業
第 3 次産業
その他
平成 24 年
1
0
8
1
1
1
2
0
14
平成 23 年
0
0
3
1
1
0
1
0
6
+1
±0
+5
±0
±0
+1
+1
±0
増
減
合
計
+8