2015年3月10日 京浜急行電鉄(本社:東京都港区,社長:原田 一之,以下 京急電鉄)および京急グルー プ各社では,3月 11 日(水)午後,地震発生を想定した防災訓練を実施します。 今から4年前に発生した東日本大震災の教訓を忘れることのないよう,地震発生時刻であっ た 14 時 46 分に,震度5強の地震発生を想定して京急線全線で列車の一旦停止訓練を行います。 また,万一の災害に備えて,各駅における災害用備蓄品の保管状況の再確認を行うほか,緊急 自動車の点検なども行います。 当日はこの訓練のほか,京急グループ全社員を対象として,同時刻に安否情報を登録する訓 練も実施します。 京急グループでは,本訓練を通じて震災害発生時の対応を再確認するとともに,社員の防災 意識の高揚を図ることで,より安全・安心なサービスが提供できるよう努めてまいります。 詳細は別紙のとおりです。 過去実施した防災訓練の様子 別 紙 地震を想定した防災訓練の実施について 1.実 施 日 3月 11 日(水) 14 時 46 分頃 2.実施内容 (1)列車の一旦停止訓練 イ.実施箇所 京急線全線 ロ.実施概要 ・14 時 46 分,総合司令所にある緊急地震速報システムを使用し,全列車 に対して停止を指示します。 ・地震発生を知らせる警音を確認した運転士は,安全と思われる場所に一 旦停車した後,運転を再開させます。 ・各列車の乗務員は,運転区間の異常の有無を関係駅へ報告する訓練を行 います。 ※全列車での一旦停止訓練に先立ち,駅・車内放送等により,お客さま に対して事前告知・啓発活動を実施いたします。 (2)その他の訓練 各駅にある災害用備蓄品の保管状況の再確認や,緊急自動車の点検などを行います。 (3)京急グループ全社員を対象とした安否登録訓練 イ.対 象 者 京急グループ全社員 ロ.実施概要 14 時 46 分以降,「安否登録システム」に安否情報を登録する。 以 参 考 東日本大震災を踏まえた鉄道における災害時対策 1.駅周辺案内図の作成 東日本大震災の対応を踏まえ,避難誘導先の再整理を行いました。 また,各自治体の広域避難場所の変更に伴い,避難誘導先を見直す とともに,状況により分類した3種類の分類に加え,昨年度から案 内図掲出場所の海抜を表示し,全駅に掲出しています。 2.全駅における飲料水などの備蓄 大規模災害発生時において,帰宅が困難になったお客さま向けに, 備蓄を進めております。2012 年度に全駅に,飲料水,アルミ製ブラ ンケット,レジャーシートを配備いたしました。 上
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