報 道 発 表 はままつ Good Job 運動(改善活動)の市長表彰

浜松市 企画調整部 行政経営課
平成 27 年 3 月 11 日
評価・改善グループ ℡ 053-457-2607
報 道 発 表
はままつ Good Job 運動(改善活動)の市長表彰について
平成 26 年度の「はままつ Good Job 運動(改善活動)」の市長賞等をお知らせします。
1
市長賞等
改善事例
部課グループ名
市長賞
委託料を不要としたデータ入力業務の改善
(PDF ファイル⇒Excel ファイルに様式を統一)
はままつ福・市長賞
環境部
産業廃棄物対策課
中区・区民生活課
住民記録グループ
日本語はむずかしい∼んだから!!
特別賞(子育てやさしい市役所で賞)
お子様連れの転入手続き、一度で済ませてサービス
向上!
特別賞(地域みんなで大人の階段のぼりま賞)
中区・健康づくり課
予防グループ
市民部 生涯学習課
生涯学習推進グループ
新成人限定特典について
特別賞(トイレでホッとなお知らせで賞)
市民部 市民協働・地域政策課
中山間地域グループ
イベントの告知はやっぱりトイレで
特別賞(あま∼いお知らせで賞)
恐れ入りまシュガー少々お待ちください
南区・健康づくり課
保健第一グループ
特別賞(私も森林も紹介しま賞)
産業部 農林水産政策課
農林業政策グループ
FSC名刺の活用
特別賞(お得な郵便物にいたしま賞)
大幅コストダウン!「区分郵便物」制度による郵便
料金割引(「医療費のお知らせ」発送)
特別賞(緩めて集めて日本一で賞)
規制緩和によって実現した太陽光発電導入日本一
特別賞(コチラデゴアンナイイタシマ賞)
自動音声案内導入により、電話応答時間の短縮と職
員の負担を軽減
特別賞(ワシを見つけるのじゃ家康くん賞)
健康福祉部 国保年金課
給付グループ
新エネルギー推進事業本部
新エネルギー推進グループ
財務部 市民税課
管理グループ
上下水道部 下水道工事課
改築グループ
出世マンホールの採用
特別賞(みんなで仲良く泳ぎま賞)
既存施設再利用の工夫による整備費の大幅縮減
(庄内小中一貫校プール改築での匠改善!)
猛打賞
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財務部 公共建築課
建築企画グループ
健康福祉部
精神保健福祉センター
平成27年3月11日
敢闘賞
改善事例
ベストのびた部門
ベスト区間賞部門
部課グループ名
都市整備部 土地政策課
南区役所
中区・社会福祉課
上下水道部 水道工事課
行政経営課
介護保険課
佐久間病院
市民協働・地域政策課
看護専門学校
監査事務局
精神保健福祉センター
指導課
南区・健康づくり課
秘書課
145 件
ベスト推進アイデア部門
ベスト推進員部門
部局長賞
2
各部局で選出・表彰
各賞の概要
2-1. 市長賞
タイトル
部課名
概要
評価
委託料を不要としたデータ入力業務の改善
(PDF ファイル⇒Excel ファイルに様式を統一)
受付番号 No. 24187
環境部 産業廃棄物対策課
産業廃棄物処分業者及び排出業者は、法令に基づき市へ処分量及び排出量を報告
する義務がある。報告書の様式は環境省により定められ、多くは紙ベースで提出さ
れていたため、年間 10 万件を超えるデータ入力作業を業務委託していた。
そこで、エクセルで入力可能な報告書様式を独自に作成し、関係業者に配布。メ
ールによるデータでの報告とした。入力作業が不要となり、業務委託(従前の委託
料は 5,321 千円)が廃止された。
現在、環境省から浜松方式を参考にしたい旨の要請があり、今後の様式改訂で当
様式に類似したものとなる見込み。
市と業者双方にとっての負担が軽減され、将来にわたっての削減効果も大きく見
込まれます。前例踏襲ではなく、職員の工夫により業務や経費の削減を実現した点、
それが環境省を通じて全国的な広がりを見せている点を高く評価しました。
2-2. はままつ福・市長賞
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
日本語はむずかしい∼んだから!!
受付番号
No. 23257
中区・区民生活課
住民記録グループ
窓口業務において、口頭での説明が困難な漢字や言葉について、説明に時間を要
していた。とくに外国人のお客様に記入を求める場面では、多くの時間がかかって
いた。
そこで、説明に時間がかかっていた漢字や言葉、文章をまとめ、ラミネートした
ものを全窓口に設置。説明が容易となり、窓口対応の所要時間が大幅に削減(外国
人の方ならば一人 10 分以上の短縮となり、年間約 600 時間が削減)された。
職員の事務時間削減はもとより、待ち時間が短縮されることで市民サービスの向
上につながっています。外国人の来客が多い浜松市らしい改善である点を評価しま
した。
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平成27年3月11日
2-3. 特別賞
(1) 特別賞(子育てやさしい市役所で賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
お子様連れの転入手続き、一度で済ませてサービス向上!!
受付番号 No. 21213
中区・健康づくり課
予防グループ
子育て世帯が市外から転入する際は、区民生活課での転入手続きに加えて、健康
づくり課で子供の健診等の手続きをする必要があるが、転入の手続きのみで帰宅さ
せてしまい、後日再来庁していただくことがあった。
そこで、子育て情報資料を集めて、健康づくり課への案内チラシとともに透明な
袋にまとめたセットを作成。区民生活課に協力を依頼し、お子様連れの転入手続き
をされた市民にはセットを渡し、健康づくり課へ案内してもらうことにより、一度
に手続きを済ませられるようになった。
子育て世帯に必要な手続きが課を跨いでいる現状に目を向け、必ず訪れる転入手
続きの際に一度に案内できるようにした点を評価しました。
(2) 特別賞(地域みんなで大人の階段のぼりま賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
新成人限定特典について
受付番号 No. 22474
市民部 生涯学習課
生涯学習推進グループ
市内各地で行われる成人式をさらに盛り上げ、新成人の晴れの門出としてお祝い
の機運を高めたかった。
そこで、各施設に協力を依頼し、新成人限定の特典として浜松市科学館、秋野不
矩美術館の観覧無料、松韻亭で呈茶割引サービスを実施、秋野不矩美術館では静岡
文化芸術大学との企画展を開催、浜松城では新成人記念写真撮影スポットを設置。
美術館などの文化施設や地元大学生との企画を開催し、市として新成人の祝賀に
寄与できた点を評価しました。
(3) 特別賞(トイレでホッとなお知らせで賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
イベントの告知はやっぱりトイレで
受付番号 No. 22282
市民部 市民協働・地域政策課
中山間地域グループ
中山間地域 PR イベントの開催にあたり、市民への広報に先立ち、職員への周知を徹底
する必要があった。
そこで、本庁舎内 8 ヶ所の男子トイレの、小便器使用者の目線の高さにポスターの掲示
を行った。トイレ利用時に職員が必ず目にすることとなり、その掲示アイデアから話題に上
ることも多く、職員へのイベントの浸透に大きく寄与した。
民間商業施設ではよく見られる手法ですが、それを庁内の「ほっ」とするトイレ
で実施した着想性が素晴らしく、地域イベントに職員が一丸となって取り組めるよ
う、庁内職員の理解を深めた点も評価しました。
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平成27年3月11日
(4) 特別賞(あま∼いお知らせで賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
恐れ入りまシュガー少々お待ちください
受付番号 No. 24186
南区・健康づくり課
保健第一グループ
申請手続きで来られた市民にお待ちいただく間に、待ち時間を長く感じさせないよう
に、また、健康づくりの観点から知識の普及ができるように工夫をしたいと考えていた。
そこで、市販の清涼飲料水に含まれる砂糖の量が一目でわかるように、空きペットボトル
に含有量分の砂糖を入れたものを掲示。掲示物は、炭酸飲料、スポーツ飲料、乳飲料と、
様々な種類を作成し、市民の目を引くとともに、実際に手に取って見てもらうことで健康づ
くりの啓発となり、また、待ち時間のサービス向上にもつながった。
身近なペットボトルを使って展示することにより、視覚的に分かりやすく、触れ
ることもできるアイデアと、窓口での待ち時間を啓発につなげている点を評価しま
した。
(5) 特別賞(私も森林も紹介しま賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
FSC名刺の活用
受付番号 No. 23995
産業部 農林水産政策課
農林業政策グループ
浜松市の森林の約 4 割が、国際的な森林の適正管理認証であるFSC認証を受け
ているが、認知度が低い状態である。
そこで、市の森林・林業施策をPRするため、FSC認証材を用いた名刺を使用
して啓発を行うようにした。市長、副市長の名刺をはじめ、職員の使用する名刺が
順次FSC認証材名刺に入れ替わっており、職員一人一人が市内林業の広報マンと
なっている。
FSC認証森林は国際的にも価値が高く、浜松市の貴重な財産であるにもかかわ
らず、認知度が低い現状です。名刺に使用することにより、職員はもとより、多く
の人々にFSC認証材の啓発ができる点を評価しました。
(6) 特別賞(お得な郵便物にいたしま賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
大幅コストダウン!「区分郵便物」制度による郵便料金割引
(「医療費のお知らせ」発送)
受付番号 No. 23729
健康福祉部 国保年金課
給付グループ
国民健康保険に関するお知らせはがきは、年間約 78 万通の発送をしており、郵
便料金だけでも多大な経費となっていた。
そこで、印刷業者からのはがきの納品方法と、郵便局に持ち込む方法を改めたこ
とで、「区分郵便物」制度を利用できるようにし、年間郵送料を約 560 万円削減し
た。
新たな予算をかけずに、制度を学び方法を改めることで大きな費用対効果を生ん
だ点や、庁内に多くある郵便発送業務にも応用でき、同様の改善を全庁的に普及で
きる点を評価しました。
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平成27年3月11日
(7) 特別賞(緩めて集めて日本一で賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
規制緩和によって実現した太陽光発電導入日本一
受付番号 No. 22333
新エネルギー推進事業本部
新エネルギー推進グループ
太陽光発電所を設置するには土地利用上の規制があり、行政手続きが煩雑である
ことで、事業者の太陽光発電事業への参入に歯止めをかけていた。
そこで、土地利用規制の主管部署と粘り強く交渉し、要綱による規制緩和を実現
した。土地利用申請手続きは従来の半数程度に縮減し、設置できる有効面積を増加
させ、コストの削減をするなど、様々な面で事業者の参入を容易にした。結果、他
都市よりも規制緩和と支援体制が大幅に進み、浜松市内への太陽光発電施設の立地
が集中し、太陽光発電導入量日本一を達成した。
手続きを緩和させたことで、企業の参画を促し、太陽光発電導入件数日本一の実
績を上げ、また、税収の増加など、本市に高い経済効果をもたらした点を評価しま
した。
(8) 特別賞(コチラデゴアンナイイタシマ賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
自動音声案内導入により、電話応答時間の短縮と職員の負担を軽減
受付番号 No. 21357
財務部 市民税課
管理グループ
税証明の郵送請求の問合せは毎日多数の入電があり、必要書類や送付先住所をメ
モしてもらう必要があるため、1 件あたり 5∼10 分の対応時間を要していた。
そこで、伝達事項をゆっくり説明して、繰り返し聞ける音声案内を職員の肉声に
より作成し、電話回線とつなげて(同時 6 回線可能)再生できるようにした。電話
を受けた際には、まず職員が必要事項を確認した後に再生装置につなげることで、
確認漏れがないようにし、電話応対時間を大幅に短縮(2∼3 分)した。
同じことを繰り返す職員の作業を、市役所ではあまり例を見ない工夫により軽減
した改善です。事務時間を大幅に削減しただけでなく、混雑時には市民サービスの
向上にも寄与できる点を評価しました。
(9) 特別賞(ワシを見つけるのじゃ家康くん賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
出世マンホールの採用
受付番号 No. 24336
上下水道部 下水道工事課
改築グループ
マンホールの蓋の更新に合わせて、出世大名家康くんをデザインしたマンホール
を考案。出世マンホールと名付け、シティプロモーションの起点となる区域(浜松
駅や出世街道周辺)に設置。また、デザインされた家康くんが手を挙げている方向
と下水道が流れている方向を同じにして、家康くんによるシティプロモーションに
寄与するとともに、下水道事業のPRとなった。
設置後、メディアにも取り上げられ、家族連れや子供たちが発見すると楽しそう
にしている様子が見受けられ、出世大名家康くん及び下水道事業の PR となった改
善です。手の方向などの細かいこだわりが光る点も評価しました。
5/6
平成27年3月11日
(10)
特別賞(みんなで仲良く泳ぎま賞)
タイトル
部課名
グループ名
概要
評価
既存施設再利用の工夫による整備費の大幅縮減
(庄内小中一貫校プール改築での匠改善!)
受付番号 No. 24189
財務部 公共建築課
建築企画グループ
庄内中学校にて小中一貫校の建設計画が行われ、プールにおいては、小学校低学
年、高学年、中学校向けのそれぞれの施設が必要となり、コストの大きな計画とな
った。
そこで、既存のプールの循環機能などを生かしたまま、プール底、区画壁、手す
り等の改築を行うことで、既存の1つのプールを 3 つの区画を持つプールに改築し
た。建設費用にして 1 億 3 千万以上の削減となった。
財政効果が多額であることに加え、小中一貫教育の現場において、一つのプール
にて複数の授業ができることは、児童、生徒の交流ができること、また教員の監視
体制も効率的にできるという効果があることを評価しました。
2-4. 猛打賞
事務改善審査要領の配点基準に基づき、新規改善3点、マネ改善1点で配点した合計値に、年度目標
(1人2改善)達成率を乗じた獲得点数が、最も高かった課に授与するもの
受賞課:健康福祉部 精神保健福祉センター 3,487 点
(新規改善 60 件、マネ改善 187 件、年度目標達成率 950%)
2-5. 敢闘賞
改善活動を積極的に推進、取り組みをしたものに授与するもので、今年度は4つの部門を設置
(1) ベストのびた部門
「都市整備部 土地政策課」
年度目標達成率において、最も前年度より躍進した課。 (前年比較 377%増加)
(2) ベスト区間賞部門
「南区役所」
市民に一番近い業務を行う区役所において改善活動を多く行ったものとして、最も年度目標達
成率の高い区。 (達成率 243%)
(3) ベスト推進アイデア部門
「中区・社会福祉課」
改善発案者に対する課独自の表彰制度を創設し、ポスター等で周知奨励。課内で表彰式を執り
行う等、積極的な推進の取り組みを行った。
同上
「上下水道部 水道工事課」
課独自の目標を定め、グループ毎に改善推進担当者を設置。毎月グループを指定した推進月間
を設け、メールや朝礼にて報告する等、積極的な推進の取り組みを行った。
(4) ベスト推進員部門
課の目標(1人2改善)を達成し、自らも進んで改善を実践(10 件以上)したグッドジョブ推
進員10名。
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