平成 27 年3月 13 日 話題の数字 No.30 -152 ㎡- 日本一広い富山県の家 北陸新幹線の開業で注目を集めている北陸地方(富山県、石川県、福井県) ですが、家の広さでも全国上位だということは御存じですか。富山県の1住宅 当たり延べ面積は 152 ㎡で、最も広くなっています。 都道府県別の1住宅当たり延べ面積(2013 年(平成 25 年) )は、富山県が 152 ㎡と 最も広く、日本海側の県が上位となっています。福井県(146 ㎡) 、石川県(130 ㎡)も、 全国平均の 94 ㎡を大きく上回っています。 1世帯当たり人員(2013 年)は、福井県が 2.92 人と最も多く、富山県(2.78 人) 、 石川県(2.57 人)も全国平均の 2.39 人を上回っています。 また、夫婦共働き世帯の割合(2012 年)についても、福井県が 58.8%と最も高く、 石川県(55.0%) 、富山県(53.9%)も上位5県に入るなど、全国平均の 45.4%より高 いという特徴も見られます。 こうした結果から、北陸地方では、広い家に大家族で同居して共働きをするというラ イフスタイルなどが浸透していることがうかがえます。北陸地方は日本の中で幸福度が 最も高い地域であるという研究もあるようですが、こうしたライフスタイルが関係して いるかもしれませんね。 1住宅当たり延べ面積(2013 年) 夫婦共働き世帯の割合(2012 年) (㎡) 128 114 105 94 87 (%) 52.7 50.3 48.0 45.4 43.4 全国平均 94 ㎡ 1住宅当たり延べ面積 0 400km 全国平均 45.4% 夫婦共働き世帯の割合 0 400km 出典:住宅・土地統計調査結果(総務省) 就業構造基本調査結果(総務省) 注1)1世帯当たり人員は、住宅・土地統計調査の普通世帯における値である。 注2)夫婦共働き世帯の割合=「夫婦ともに有業」の世帯数÷( 「夫婦のみの世帯」数+「夫婦と親から成る世帯」数+「夫 婦と子供から成る世帯」数+「夫婦、子供と親から成る世帯」数)×100 (関連情報:統計でみるあの時といま No.4「北陸地方の 50 年前といま~北陸新幹線の開業にちなんで~」より) http://www.stat.go.jp/info/anotoki/pdf/shinkansen.pdf *本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、 必ずしも統計局の見解を示すものではありません。 問合せ先 担当:統計情報システム課統計情報企画室 永井・岩野 直通:03-5273-1023
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