株 主 各 位 第47回定時株主総会招集ご通知

証券コード 4952
平成27年3月10日
株 主 各 位
東京都中央区東日本橋一丁目1番5号
株式会社エス・ディー・エス バイオテック
取締役社長 髙 橋 順 一
第47回定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、当社第47回定時株主総会を下記により開催いたしますの
で、ご出席くださいますようご通知申しあげます。
なお、当日ご出席願えない場合は、書面によって議決権を行使することができ
ますので、お手数ながら後記の株主総会参考書類をご検討のうえ、同封の議決権
行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、平成27年3月25日(水曜日)
の営業時間の終了時(午後5時45分)までに到着するようご返送くださいますよ
うお願い申しあげます。
敬 具
1.日
2.場
時
所
3.目 的 事 項
報告事項
決議事項
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
第5号議案
記
平成27年3月26日(木曜日)午前10時
東京都台東区西浅草三丁目17番1号
浅草ビューホテル 3階 祥雲Ⅰ
(末尾の会場ご案内図をご参照ください。)
1.第47期(平成26年1月1日から平成26年12月31日まで)事業
報告、連結計算書類並びに会計監査人及び監査役会の連結計算
書類監査結果報告の件
2.第47期(平成26年1月1日から平成26年12月31日まで)計算
書類報告の件
剰余金処分の件
定款一部変更の件
取締役6名選任の件
監査役3名選任の件
補欠監査役1名選任の件
以 上
- 1 -
○当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出
くださいますようお願い申しあげます。
○次の事項につきましては、法令及び当社定款第14条の規定に基づき、インター
ネット上の当社ウェブサイト(アドレス http://www.sdsbio.co.jp/)に掲載し
ておりますので、本招集ご通知の添付書類には記載しておりません。なお当該事
項は、監査報告の作成に際して、監査役及び会計監査人が監査をした連結計算書
類及び計算書類の一部であります。
①連結計算書類の連結注記表
②計算書類の個別注記表
○株主総会参考書類並びに事業報告、連結計算書類及び計算書類に修正が生じた
場合は、上記の当社ウェブサイトに掲載させていただきます。
- 2 -
(添付書類)
事
業
報
告
( 平成26年1月1日から
平成26年12月31日まで )
1.企業集団の現況に関する事項
1-1.事業の経過及びその成果
わが国の経済は、政府による金融政策や経済対策の効果を背景とした
株価上昇や円安による輸出企業を中心とした収益性向上により、設備投
資の持ち直しや雇用環境の改善など緩やかな景気回復を続けております。
しかし、その一方で消費税増税やインフレによる実質賃金の低下などを
背景とした国内個人消費の低迷、米国の金融緩和縮小の見通しの影響や
原油安に起因する世界経済減速懸念から、依然として先行き不透明な状
況であります。
農業を取り巻く環境は、世界的には人口増加や新興国の経済拡大、バ
イオ燃料の開発等に伴って農作物需要が拡大しており、中長期的にも成
長が継続するものと思われます。
国内農業においては、農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地
の増加等により厳しい状況が継続していることに加え、国内農業への影
響が懸念されるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の締結は、各国
との調整が難航しており、先行き不透明な状況であります。
このような中、当社グループの状況は国内販売において殺菌剤関連分
野及び水稲除草剤関連分野を中心に全体的に好調に推移しました。さら
に継続する円安の影響を受け、輸出事業を中心に収益が改善しておりま
す。
また、前連結会計年度に連結子会社化したSDS Ramcides CropScience
Private Limited(インド共和国、以下「Ramcides社」という。)の業績が
期初から寄与しており、大幅に収益が増加しております。
この結果、当連結会計年度の売上高は157億40百万円(前年同期比27億
6百万円増、同20.8%増)、営業利益は15億65百万円(前年同期比4億36
百万円増、同38.7%増)、経常利益は13億86百万円(前年同期比3億75百
万円増、同37.2%増)、当期純利益は8億13百万円(前年同期比1億71百
万円増、同26.6%増)となりました。
- 3 -
1-2.直前三事業年度の財産及び損益の状況
(1) 企業集団の財産及び損益の状況
平成24年度
(第45期)
売
高(百万円)
-
-
13,034
15,740
分
上
平成25年度
(第46期)
平成26年度
平成23年度
(第44期)
区
[当連結会計年度]
(第47期)
営
業
利
益(百万円)
-
-
1,128
1,565
経
常
利
益(百万円)
-
-
1,010
1,386
当 期 純 利 益(百万円)
-
-
642
813
1株当たり当期純利益 (円)
-
-
82.22
103.90
総
資
産(百万円)
-
-
14,797
18,616
純
資
産(百万円)
-
-
4,890
6,097
-
-
592.98
734.81
1株当たり純資産額
(円)
(注)当社では、第46期より連結計算書類を作成しております。
(2) 当社の財産及び損益の状況
区
売
分
上
平成23年度
(第44期)
平成24年度
(第45期)
平成25年度
(第46期)
平成26年度
[当事業年度]
(第47期)
高(百万円)
11,180
10,362
10,802
11,700
営
業
利
益(百万円)
846
932
1,040
1,247
経
常
利
益(百万円)
742
868
996
1,249
当 期 純 利 益(百万円)
479
531
655
831
61.45
67.99
83.92
106.15
1株当たり当期純利益 (円)
総
資
産(百万円)
12,093
13,446
12,275
13,592
純
資
産(百万円)
3,760
4,135
4,644
5,293
481.26
529.27
593.12
675.99
1株当たり純資産額
(円)
- 4 -
1-3.対処すべき課題
(1)当社グループの現状認識について
世界の農薬市場の状況につきましては、中長期的には人口増加やバイオ燃
料開発に伴う食糧・農作物増産の必要性は高まっていくとともに、開発途上
国では、農業の効率化、省力化が進み、より安全な農薬へシフトしていくも
のと考えております。国内の農薬市場においても、食糧自給率の低さへの懸
念や輸入農産物への食の安全・安心への意識向上等を背景として、中長期的
には重要性が増していくものと考えております。
このような状況下、当社は前連結会計年度においてRamcides社をアジア地
域の製造販売拠点とすべく、同社株式の65.0%を取得し連結子会社としまし
た。さらに当連結会計年度において、主力殺菌剤であるダコニール原体の安
定供給を目的に中華人民共和国の江蘇新河農用化工有限公司及び江蘇新沂泰
禾化工有限公司にそれぞれ15.0%の資本参加を行い、海外展開力の強化に取
り組んでおります。また、短期的には新規製品による大きな利益貢献が難し
い時期を迎えるものの、その後の新規製品の上市を目指して開発費を投下し
てまいります。そして、全てのステークホルダー(株主・取引先・従業員等)
との良好な関係を維持するとともに、ライフサイエンス分野での技術力をベ
ースに、安全で有用な製品を創出し、企業価値の拡大を図っていきたいと考
えております。
(2)当面の対処すべき課題の内容と取り組み方針
イ.研究開発力の強化
・中長期的視野に立った研究開発部門への人員強化と資源集中により、原
体ラインアップの強化を目指します。
・開発中の新規剤の早期事業化と保有知的財産の有効活用、また機会を捉
えて他社からの剤の買収等に取り組み、保有原体の収益力拡大を図りま
す。
・出光興産株式会社との共同開発を通じて天然系農薬等大型新規剤の創製
を図ります。
ロ.国内事業の収益改善
・ダコニール関連剤(原体及び製剤)のPR活動により、ブランド力向上
を図ります。
・水稲除草剤の保有4原体を総合的に活用した混合剤戦略の徹底追求を図
ります。
- 5 -
・引き続き、自社工場及び委託先におけるコストダウンに取り組みます。
・農薬周辺ビジネスの開拓に取り組み、新たな収益源の獲得を図ります。
ハ.海外事業の収益拡大
・生産技術向上によるコスト削減及び供給能力向上とともに販売品目の拡
大を図ります。
・特に需要が旺盛な東南アジア市場に対して、遅滞なく製品を供給する体
制を強化します。
・為替、原材料価格による収益性変動リスクの軽減を販売条件の工夫によ
り図ります。
・主力水稲除草剤の輸出について、現状の韓国の他、欧米、中国等世界市
場を視野に拡大を目指します。
・Ramcides社への技術面・財務面での支援により成長市場のインド並びに
周辺地域での事業拡大を目指します。
ニ.財務体質の強化
・営業活動によるキャッシュ・フロー並びに債権流動化による有利子負債
の返済を推進します。
・各金融機関との良好な関係を維持し、また、出光興産株式会社とも連携
し、財務内容の安定を図ります。
・事業投資・研究開発投資・設備投資を支えるための資金調達方法の多様
化を図ります。
1-4.主要な事業内容(平成26年12月31日現在)
当社グループは、農薬の有効成分(原体)及び原体と補助成分を混ぜ合わ
せて様々な剤型(粉・顆粒・液等)にした農薬(製剤)の研究開発、製造及
び販売を主たる事業としております。
なお、当社グループは農薬事業セグメントのみの単一セグメントとなりま
す。
当社の特徴は、農薬の有効成分(原体)の研究開発に重点を置いているこ
と、横浜工場において製造しているダコニール関連剤(原体及び製剤)を除
きまして、基本的に製造行為を外部に委託していることであります。
日本の農薬の流通ルートは、各JA(農業協同組合)を主体とする「系統
ルート」と他農薬メーカーとその系列となる販売会社を中心とする「商系ル
- 6 -
ート」の二つに大きく分かれております。当社の製品は全国農業協同組合連
合会(全農)や他農薬メーカーへ販売され、上記の両流通ルートを通じて農
家等の末端ユーザーへ提供されます。海外販売におきましては、各国の現地
販売会社を通じた販売と特定顧客への直接販売が中心となります。
なお、製品分類は主として以下の用途による分類に準じております。
イ.殺菌剤
:植物病原菌(糸状菌や細菌)の有害作用から作物を守
る薬剤
ロ.水稲除草剤:雑草類の防除に用いられる除草剤のうち、水稲栽培に
使用される薬剤
ハ.緑化関連剤:除草剤のうち、ゴルフ場や公園等の非農耕地及び畑地
で使用される薬剤、並びに植物の生理機能を増進また
は抑制する植物成長調節剤など
ニ.殺虫剤
:作物に被害を及ぼす害虫の防除に用いられる薬剤
また、連結子会社であるRamcides社は、インドにおいて農薬、肥料その他
農業用資材の開発、製造及び販売を事業としております。関係会社であるフ
マキラー・トータルシステム株式会社は、当社とフマキラー株式会社との合
弁会社で、防疫剤・シロアリ剤、木材保存剤等の化学薬品の製造及び販売、
並びに環境改善サービスを展開しております。当社は、非農薬事業に係る製
品を同社に販売し、同社が顧客に販売しております。関係会社である江蘇新
河農用化工有限公司及び江蘇新沂泰禾化工有限公司は、中国においてダコニ
ール原体及びその原料の製造及び販売を行っており、当社は、ダコニール原
体を製造委託し購入しております。
- 7 -
(※
出光興産
株式会社
親(会社 )
2
以上述べた事項を系統図によって示すと、以下の通りとなります。
[事業系統図]
)
販売
販売
販売
原料支給(※1)
販売
製品仕入
販売
フマキラー・
トータルシステム
株式会社
(持分法適用関連会社)
4 )
(※
仕入(※1)
横浜工場
(製造)
国内外仕入先
仕入発注
顧客(国内外)
販売
全 農
製造委託先
製造委託
販売
農 薬
メーカー
製品仕入
当 社
5 )
(※
江蘇新河農用化工
有限公司
江蘇新沂泰禾化工
有限公司
持
(分法適用関連会社 )
製造委託
販売
資本業務
提携
SDS Ramcides CropScience Private Limited
(連結子会社)(※3)
(※1)国内外の仕入先より仕入れた原材料は、当社で製造用に使用されるほか、当社より製
造委託先へ支給(有償/無償)され、当社の製造の用に供されております。
(※2)親会社である出光興産株式会社とは、除草剤販売等の取引を行っております。その取
引条件については市場価格を勘案し、一般取引条件と同様に取引の妥当性について十
分な審議を経たうえで決定しております。
(※3)SDS Ramcides CropScience Private Limitedは、当社の連結子会社であります。
(※4)フマキラー・トータルシステム株式会社は、当社とフマキラー株式会社との合弁会社
で、持分法適用関連会社であります。
(※5)江蘇新河農用化工有限公司及び江蘇新沂泰禾化工有限公司は、持分法適用関連会社で
あります。
- 8 -
1-5.主要な営業所及び工場並びに使用人の状況
(1) 主要な営業所及び工場(平成26年12月31日現在)
① 当社の主要な営業所及び工場の状況
名
称
本
所
在
社
東 京 都
中
央 区
場
神奈川県
横
浜
所
茨 城 県
つくば市
み の り 農 事 試 験 場
茨 城 県
小美玉市
ソ
大韓民国ソウル特別市
横
つ
浜
く
工
ば
ウ
研
ル
究
支
店
フィリピン駐在員事務所
地
市
フィリピン共和国ダバオ市
② 子会社
SDS Ramcides CropScience
Private Limited
インド共和国
(2) 使用人の状況(平成26年12月31日現在)
① 企業集団の使用人の状況
533(771)名(前連結会計年度末比 26(322)名増)
(注)使用人数は就業員数であり、パート及び嘱託社員は( )内に年間の平
均人員を外数で記載しております。
② 当社の使用人の状況
期 末 従 業 員 人 数
158(20)名
(前事業年度末比)
3名増(2名増)
平
平
均
均
勤
年
続
年
齢
46.1歳
数
16.0年
(注)使用人数は就業員数であり、パート及び嘱託社員は( )内に年間の平
均人員を外数で記載しております。
- 9 -
1-6.重要な親会社及び子会社の状況
(1) 親会社の状況
当社の親会社は出光興産株式会社であり、同社は当社の株式を
5,456,112株(69.67%)保有しております。同社とは平成23年5月10日
に資本業務提携契約を締結し、相互の利益拡大及び企業価値向上を図る
こととしております。
(2) 重要な子会社の状況
会社名
当社の議決権比率
主要な事業内容
65.0%
農薬、肥料その他農業用資材の開
発、製造及び販売
SDS Ramcides CropScience
Private Limited
(3) その他の重要な企業結合の状況
当社は、フマキラー・トータルシステム株式会社の議決権50.0%を所
有しておりますので、持分法適用関連会社としております。
当連結会計年度において、江蘇新河農用化工有限公司及び江蘇新沂泰
禾化工有限公司にそれぞれ15.0%の資本参加を行ったことにより、持分
法適用関連会社としております。
1-7.主要な借入先及び借入額
借
入
先
借
入
額
:
百
万
円
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
3,306
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
2,034
農
林
中
央
金
庫
- 10 -
650
1-8.剰余金の配当等に関する方針
(剰余金の配当等を取締役会が決定する旨の定款の定め)
当社は、取締役会の決議によって毎年6月末日を基準日として中間配当を
することができる旨定款に定めており、原則として年2回の配当を実施いた
します。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目的としておりま
す。
(剰余金の配当等に関する方針)
当社は、企業価値の持続的向上のため、研究開発力強化の一環として原体
(農薬の有効成分)及び新規製剤(農薬)のラインアップの強化に取り組む
とともに、既存製剤についても適用する対象作物の拡大等により付加価値を
高めるため、また必要に応じて原体や事業の買収あるいは導入するため経営
資源を投下いたします。
その成果としての配当の実施については、将来の事業展開と経営体質の強
化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施して
いくことを基本方針としております。中長期的には、売上高営業利益率10%
程度の利益レベルを前提として、年間30%程度の配当性向を目指してまいり
ます。
当期末の配当金につきましては、1株当たり10円とさせて頂くことを予定
しております。なお、当事業年度において実施した中間配当1株当たり10円
とあわせて年20円となります。
1-9.その他企業集団の現況に関する重要な事項
該当事項はありません。
- 11 -
2.株式に関する事項
発行可能株式総数
発行済株式の総数
当事業年度末の株主数
上位10名の大株主
株
出
34,000,000株
7,830,925株(自己株式75株を除く)
1,616名
主
光
率
200,000
2.55%
株
式
会
社
み
ず
ほ
銀
行
165,000
2.11%
フ
マ
キ
ラ
ー
株
式
会
社
165,000
2.11%
丸 善 薬 品 産 業 株 式 会 社
165,000
2.11%
エス・ディー・エスバイオテック従業員持株会
99,200
1.27%
日 本 証 券 金 融 株 式 会 社
94,500
1.21%
株
券
87,900
1.12%
GOLDMAN SACHS INTER
N A T I O N A L
84,500
1.08%
株
50,000
0.64%
式
会
B
社
会
比
O A T ア グ リ オ 株 式 会 社
S
式
株
69.67%
社
株
持
5,456,112
会
産
持株数(株)
社
式
興
名
I
八
証
楠
- 12 -
3.新株予約権等に関する事項
3-1.当事業年度の末日に当社役員並びに当社使用人が有する職務対価とし
て交付された新株予約権等の内容の概要
平成17年ストック・オプション
保
有
数
役
員
他
2名
1名
7名
新 株 予 約 権 の 数 ( 個 )
360(注1)
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
-
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
新株予約権の目的となる株式の数(株)
360(注2)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
527(注3)
新 株 予 約 権 の 行 使 期 間
自 平成19年8月23日
至 平成27年8月22日
取
執
従
人
締
行
業
役
員
新株予約権の行使により株式を発行する場合
の株式の発行価格及び資本組入額(円)
発行価格 新株予約権行使時の払込価格と同額
資本組入額 発行価額の2分の1相当額
新 株 予 約 権 の 行 使 の 条 件
① 各新株予約権の一部行使はできないものと
する。
② 新株予約権の譲渡、質入その他一切の処分
は認めない。
③ その他条件は株主総会、取締役会、報酬委
員会の決議に基づき当会社及び被割当者と
の間で締結する「新株予約権割当契約」に
定めるものとする。
(注4、5)
新株予約権の譲渡に関する事項
新株予約権の譲渡の際には取締役会の承認を要
する。
代 用 払 込 み に 関 す る 事 項
-
組織再編成行為に伴う新株予約権の
交 付 に 関 す る 事 項
-
(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株となります。
2.本新株予約権発行後、当会社が株式分割または併合を行う場合には、本新株予
約権のうち、未行使の新株予約権の目的となる株式数を以下に定める算式によ
り調整し、調整の結果生じる1株に満たない端株については、これを切り捨て
る。
(調整後株式数)=(調整前株式数)×(分割・併合の比率)
また、当会社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これに準
ずる場合で、当会社が必要と認めるときは、各新株予約権の行使により発行さ
- 13 -
れる株式の数は適切に調整されるものとする。
3.新株予約権発行後、当会社が株式分割または併合を行う場合には、行使価額を
以下に定める算式により調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は、これを
切り捨てる。
(調整後行使価額)
=
(調整前行使価額)
×
1
(分割・併合の比率)
また、新株予約権発行後、当会社が当初行使価額を下回る価額で普通株式を
発行または自己株式を処分(新株予約権の行使による場合及び転換予約権付株
式の転換による場合を除く。)するときは、次の算式により行使価額を調整し、
調整により生ずる1円未満の端数は、これを切り上げる。
新規発行株
1株当たり払
式
数 × 込
金
額
既 発 行
+
株 式 数
予約権行使価格
調 整 後
調 整 前
=
×
行使価額
行使価額
既発行株式数+新規発行による増加株式数
また、上記の算式における「既発行株式数」とは、株主割当日がある場合は
その日、また、株主割当日がない場合は調整後行使価額を適用する日の前日に
おける当会社の発行済株式総数から当会社の保有する自己株式の総数を控除し
た数とし、自己株式の処分を行う場合には、「新規発行」を「自己株式の処分」、
「1株当たりの払込金額」を「1株当たりの処分金額」と読み替えるものとす
る。
上記の他、新株予約権発行日後に、当会社が他社と合併する場合、会社分割
を行う場合、その他これらに準ずる場合で、行使価額の調整を当会社が必要と
認めるときは、必要かつ合理的な範囲で、当会社取締役会が行使価額を適切に
調整できるものとする。
4.その他新株予約権の権利行使の条件は、以下の通りである。
(1) 具体的に行使できる新株予約権の数、その他の行使条件は、取締役会また
は報酬委員会が書面により別途通知するところに従うものとし、これに異
議を唱えることができない。
(2) 競業他社へ就職、秘密保持義務への違背、就業規則等違反による懲戒処分
を受けた場合等の行為が当会社の利益に著しく反すると取締役会または報
酬委員会が認めた場合は、取締役会の決議により、直ちに被割当者に付与
された本新株予約権の全てを失効させることができ、この決議以降、本新
株予約権を行使できない。
5.その他新株予約権を取得できる事由及び取得の条件は、以下の通りである。
(1) 当会社は、取締役会の決議により、被割当者が行使し得なくなったまたは
放棄した本新株予約権を無償で取得することができるものとする。
(2) 当会社が消滅会社となる合併契約書が当会社の取締役会及び株主総会で承
認されたとき、当会社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案また
は株式移転の議案につき株主総会で承認されたとき、その他企業再編等に
- 14 -
おいて当会社取締役会が必要と認めるときは、本新株予約権の全部または
一部を無償で取得することができるものとする。
(3) 当会社は、いつでも、本新株予約権を買入れ、または取得することができ
る。
3-2.当事業年度中に当社使用人、子会社役員及び使用人に対して職務執行
の対価として交付された新株予約権の内容の概要
該当事項はありません。
3-3.その他新株予約権に関する重要な事項
該当事項はありません。
4.会社役員に関する事項
4-1.取締役及び監査役
氏
地 位 及 び 担 当
重要な兼職の状況
一
代 表 取 締 役 ( 社 長 )
-
俊
代表取締役(副社長、併せて管理部、
営 業 部、海 外 部 担 当)
-
小 松 原 憲 一
取 締 役(業 務 部、経 営 企 画 部 担 当)
-
元
吉
政
俊
取締役(技術開発部、生産技
術
部
担
当
)
-
荒
井
裕
治
取
米
倉
健
二
常
玉
田
裕
之
監
査
役
出光興産㈱ 経理部次長
石
川
博
一
監
査
役
弁護士
東京建物㈱ 取締役
髙
田
名
橋
口
順
雅
締
勤
監
査
役
出光興産㈱ 執行役員アグ
リバイオ事業部長
役
-
(注)1.監査役玉田裕之氏及び石川博一氏は、社外監査役であり、石川博一氏は株式会
社東京証券取引所の有価証券上場規程第436条の2に規定する独立役員であり
ます。
2.監査役玉田裕之氏は、所属している出光興産株式会社において長年経理業務を
担当しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものであります。
- 15 -
3.当社は、平成17年12月期より、意思決定と業務執行の分離、取締役会の効率化
を目的として、執行役員制度を導入しており、深澤良彦(管理部長)、木下正
次(海外部長)、飯田郁雄(営業部長)、石井輝彦(生産技術部長)、戸島靖
英(技術開発部つくば研究所長)、伊豆 進(Ramcides社取締役)の6名が就任
しております。
4.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329
条第2項に定める補欠監査役を1名(鎌田真司氏)選任しております。
5.当事業年度中に退任した取締役は以下の通りであります。
退任時の地位・担当及び
氏
名
退
任
日
退任事由
重要な兼職の状況
安 田 誠
平成26年3月27日
任期満了
代表取締役(社長)
小 野 寺 健
平成26年3月27日
任期満了
常務取締役(生産技術部、横
浜工場担当)
4-2.取締役及び監査役の報酬等の総額
区
取
分
締
う
報酬等の額
摘
要
役
内
6名
64,062千円
-
取 締 役 計
6名
64,062千円
-
14,628千円
-
監
ち
支 給 人 数
社
査
役
う
ち
社
内
1名
う
ち
社
外
1名
3,600千円
-
監 査 役 計
2名
18,228千円
-
8名
82,290千円
-
合
計
(注)1.上記の報酬等の金額は、取締役、監査役、社外監査役へ支払った総額となりま
す。
「4-5.社外役員の報酬等の総額」において記載されている、社外監査役へ
の報酬等の金額は、上記の金額のうち社外監査役への報酬額だけを抜き出して
記載したものとなります。
2.上記の取締役のうち2名は使用人兼務役員となります。使用人兼務役員の役員
報酬としての金額は上記に含まれておりますが、これとは別に使用人兼務役員
の使用人報酬として20,220千円を支払っております。
3.取締役荒井裕治氏、及び社外監査役玉田裕之氏の2名に対しては、報酬を支払
っておりません。
- 16 -
4-3.社外役員に関する事項
(1) 兼職の状況及び当社との関係、活動状況
① 監査役 玉田裕之
イ.重要な兼職の状況及び兼職先と当社との関係
出光興産株式会社経理部次長を兼務しております。出光興産株式
会社は、当社株式を69.67%有する親会社であり、当社の特定関係
事業者であります。
ロ.当事業年度における主な活動状況
当事業年度開催の監査役会には、14回その全てに出席し、監査結果
についての意見交換、監査に関する重要事項の協議等を行っており
ます。また、同様に、当事業年度開催の取締役会には、13回その全
てに出席し、決議事項並びに報告事項に関して各取締役が会社方針
に沿い、かつ企業倫理上問題なく実行しているかの確認を頂きまし
た。
② 監査役 石川博一
イ.重要な兼職の状況及び兼職先と当社との関係
東京建物株式会社の取締役を兼務しております。
同社と当社の取引はありません。
ロ.当事業年度における主な活動状況
当事業年度開催の監査役会には、14回中13回に出席し、監査結果に
ついての意見交換、監査に関する重要事項の協議等を行っておりま
す。また、同様に、当事業年度開催の取締役会には、13回中12回に
出席し、決議事項並びに報告事項に関して各取締役が会社方針に沿
い、かつ企業倫理上問題なく実行しているかの確認を頂きました。
(2) 責任限定契約の内容の概要
定款の定めに基づき、当社は社外役員全員との間で、当社への損害賠償
責任を一定の範囲に限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償
の限度額は、法令が規定する最低責任限度額であります。
- 17 -
4-4.責任限定契約に関する事項
(1) 取締役及び監査役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項に規
定する取締役(取締役であった者を含む)及び監査役(監査役であった者
を含む)の損害賠償責任を法令の定める限度額において、取締役会の決議
によって免除することができる旨定款に定めております。
これは、取締役及び監査役が期待される役割を十分に発揮できるように
することを目的としております。
(2) 社外取締役及び社外監査役の責任免除
当社は、会社法第427条第1項の規定により、社外取締役及び社外監査
役との間で、法令の定める限度額において、同法第423条第1項に規定す
る損害賠償責任を限定する契約を締結することができる旨定款に定めて
おります。
この定款の定めにより、社外取締役及び社外監査役は責任限定契約を締
結しており、その内容は、「本契約の締結日以降、社外取締役(社外監査
役)として職務を為すにつき、会社法第423条第1項の任務懈怠責任を負
う場合で、職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がなかったときは、会
社法第427条第1項に基づき、会社法第425条第1項に定める最低責任限度
額をもって損害賠償責任の限度とする」としております。
4-5.社外役員の報酬等の総額
区
分
支 給 人 数
報酬等の額
摘
要
社 外 監 査 役
1名
3,600千円
-
計
1名
3,600千円
-
(注)上記「4-2.取締役及び監査役の報酬等の総額」に記載の金額のうち、社外監査
役への報酬等の総額を抜き出して記載しております。
4-6.親会社または当該親会社の子会社の役員を兼任している場合の親会社
または当該親会社子会社からの役員報酬等の総額
該当事項はありません。
- 18 -
4-7.各会社役員の報酬等の額またはその算定方法に係る決定に関する事項
当社では、当社の社外取締役・社外監査役のうち、取締役会が指名し
た者、及び当社の代表取締役により構成される報酬委員会が取締役会の
委嘱を受け、取締役及び執行役員の職務の対価としての報酬について、
第三者的な観点からできる限り客観的に決定することとしております。
なお、基本的な考え方は以下の通りです。
(1) 役位に応じた全社的な貢献、役割に対する報酬を定める(基準月
俸)
(2) (1)に会社業績に対する成果の連動性の要素を加えるため、その支
給基準を定める(加算月俸)
5.会計監査人に関する事項
5-1.会計監査人の名称
有限責任監査法人トーマツ
5-2.会計監査人への報酬等の総額
区
分
金
額
当事業年度に係る会計監査人の報酬等の額
24,500千円
当社及び当社の連結子会社が会計監査人に支払うべき
報酬等の合計額
24,500千円
(注)1.当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品
取引法に基づく監査の監査報酬等の額を明確に区分しておらず、実質的に区分
できませんので、当事業年度に係る会計監査人への報酬等の額にはこれらの合
計額を記載しております。
2.当社の連結子会社であるRamcides社は、当社の会計監査人以外の監査法人(外
国における当該資格に相当する資格を有するもの)の監査を受けております。
5-3.解任または不再任の決定の方針
当社では、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当
すると認められる場合、監査役全員の同意により会計監査人を解任いた
します。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初の株主総
会において、解任した旨及びその理由を報告いたします。
また、会計監査人において適正な監査の遂行が困難であると認められ
る場合など、その必要があると判断した場合、取締役会は、監査役会の
同意を得たうえで、または監査役会の請求に基づいて、会計監査人の解
任または不再任を株主総会の会議の目的とすることとします。
- 19 -
6.業務の適正を確保するための体制等整備についての決議の内容の概
要
6-1.企業統治の体制
(1) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令等の
遵守及び資産の保全といういわゆる内部統制の目的を確保し、企業の健全
性、企業価値の持続的な向上により社会に貢献するために、コーポレート・
ガバナンスの充実が重要な経営課題と認識し、適切な経営活動を推進する
体制の確立に取り組んでおります。
(2) 企業統治の体制の概要と当該体制を採用する理由
当社の基本的な経営管理組織としては、取締役会、監査役会、経営会議
があります。
また、執行役員制度を導入しており、経営と執行の分離を明確にし、取
締役会等の各審議決定機関及び各職位の分掌、権限を規則に定め、会社の
経営に関する意思決定及び執行を効率的かつ適正に行っております。
イ.取締役会は5名の取締役で構成されております。取締役会は毎月1回
開催する定例の取締役会に加え、必要に応じて、臨時または電磁的な
方式での取締役会を開催しております。取締役会は、取締役会規則に
基づき、当社グループの経営上の重要事項に関する意思決定を行うと
ともに、取締役の業務執行について監督を行っております。
なお、経営環境の変化に迅速に対応する体制とするため、また取締役
の経営責任をより明確にするため、取締役の任期を1年としておりま
す。
ロ.監査役会は3名の監査役(うち2名は社外監査役であり、さらに、そ
のうち1名を独立役員として指定)で構成されております。監査役会
は毎月1回開催する定例の監査役会に加え、必要に応じて臨時の監査
役会を開催しております。監査役は、取締役会や社内の重要な会議へ
の出席や業務及び財産の状況調査を通じて、取締役の業務執行を監査
しております。
なお、社外監査役については、監査役としての経験、法律・経理・財
務等の知識が豊富であること等により選任しております。
ハ.経営会議は常勤取締役、常勤監査役、執行役員並びに社長の指名のあ
った者で構成されております。開催は、原則毎月2回としております。
- 20 -
経営会議は、会社の重要事項についての報告、審議、承認及び決定を
行っております。なお、審議事項のうち規則に定められた重要事項に
ついては、取締役会の決議を経て執行されております。
ニ.この他に、社内には内部統制委員会、レスポンシブルケア委員会(以
下、「RC委員会」)、製品安全審査会といった会議体があり、その
審査事項のうち重要事項については、取締役会に上程または報告され
ることとなっております。内部統制委員会は、リスク管理、内部統制
(会社法、金融商品取引法)に関する審議機関で、内部統制に関する
社内の機能を横断的かつ有効に統合し、業務遂行の質を向上させるこ
とを目的としています。RC委員会は、安全及び健康の確保、地域環
境を含む全地球的な環境保護、化学物質の安全管理を目的とし、これ
らの確保のために総合的施策・基本計画の検討、意見具申並びに総合
的な推進を図る機関です。製品安全審査会は、製品安全を確保するた
めに、新規製品、製造方法変更、製剤処方変更に関する審査を行う機
関です。
- 21 -
(3) 内部統制システムの整備の状況
当社は、取締役会において、内部統制システム構築に関する基本方針を
以下のように決議しております。この方針に基づき、業務の適正性を確保
していくとともに、今後もより効果的な内部統制システムの構築を目指し
て、常に現状の見直しを行い、継続的な改善を図ってまいります。
イ.取締役及び使用人の職務執行が法令・定款に適合することを確保する
ための体制
(ア) 「経営理念・企業行動規範(詳細は、企業行動指針)」を役職員が
法令・定款及び社会規範を遵守した行動を取るための主たる行動規
範とする。
(イ) 上記の「企業行動規範(詳細は、企業行動指針)」に加え、「コン
プライアンス基本規程」を作成し、法令・定款遵守(適合)の体制
確保の指針とする。
(ウ) 代表取締役の直轄部門として監査室を置き、同室が内部監査を行う
こととする。
監査室は、業務監査においてコンプライアンスの状況の監査を重要
監査項目と位置づけ、監査結果については、定期的に取締役会、監
査役会に報告するものとする。
(エ) 法令上疑義のある行為等について従業員が直接情報提供を行う手段
としてホットライン(企業倫理相談窓口)を運営する。
(オ) 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては一切
の関係を遮断することを方針とし、警察等の外部機関や関連団体と
緊密に連携し、全社を挙げて反社会的勢力の排除のための社内体制
の整備を推進する。
ロ.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
(ア) 取締役の職務の執行に係る情報を文書または電磁的媒体(文書等)
に記録し、法令及び「資料管理規程」に基づき適切に保存・管理す
る。
(イ) 取締役及び監査役は、常時これらの文書等を閲覧できるものとする。
ハ.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(ア) リスク管理の指針として「リスク管理規程」を策定する。同規程に
沿ってそれぞれの対応部署にて必要に応じて規則・ガイドラインの
制定、マニュアルの作成・配布を行う。
(イ) 新たに生じたリスクへの対応のために、必要な場合には代表取締役
社長から全部門に示達するとともに、速やかに対応責任者となる取
締役を定める。
- 22 -
(ウ) リスクが現実化し、重大な損害の発生が予測される場合には、代表
取締役及び業務執行取締役、執行役員は速やかに取締役会に報告す
る。
(エ) 内部統制に関連する社内の機能を横断的にかつ有効に統合し、業務
執行の質の向上を目的として、代表取締役の直轄部門として、内部
統制委員会を設置する。
ニ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(ア) 取締役会は、毎月1回開催する定例の取締役会に加え、必要に応じ
て臨時または電磁的な方式で開催する。
(イ) 執行役員等によって構成される経営会議を設置し、業務執行に関す
る個別経営課題を実務的な観点から協議する。経営会議は原則毎月
2回開催する。
(ウ) 取締役会の決定に基づく業務執行は、「業務分掌細則」及び「職務
権限細則」に従い行う。
(エ) 各部門の目標値を中期計画及び年度予算として策定し、それに基づ
く業績管理を行う。
ホ.当社及び当社子会社から成る企業集団における業務の適正を確保する
ための体制
(ア) グループ会社(当社並びに「関係会社管理規程」に定める当社の子
会社)全てに適用する行動指針として、当社の「経営理念・企業行
動規範(詳細は、企業行動指針)」をグループ会社行動指針とし、
「関係会社管理規程」によって管理する。
(イ) グループ会社は、経営の自主独立性、自立的な責任体制を基本とす
るが、「関係会社管理規程」によって管理される。
(ウ) イ.の(ウ)で規定する業務監査は、グループ会社全体を対象として行
う。
(エ) イ.の(エ)で規定するホットライン(企業倫理相談窓口)は、グルー
プ会社全体を対象とする。
ヘ.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合におけ
る当該使用人に関する事項
代表取締役は、監査役会が必要あると認めたときは協議し、補助使用
人を配置する。
ト.前条の使用人の取締役からの独立性に関する事項
前条の使用人の人事異動については、監査役会の事前の同意を得るも
のとする。
- 23 -
チ.取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への
報告に関する体制
(ア) 代表取締役及び業務執行を担当する取締役は、取締役会等の重要な
会議において随時その担当する業務の執行状況を報告する。
(イ) 取締役は以下の事項につき速やかに監査役会に報告する。
① 会社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実
② 役職員が法令もしくは定款に違反している行為をし、またはこれ
らの行為をする恐れがあると考えられる場合にはその旨
③ 企業倫理相談窓口制度の通報状況及び内容
(ウ) 使用人は、前項①または②に規定する事実があったことを知ったと
きは、速やかに企業倫理相談窓口に通報する。
リ.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(ア) 代表取締役その他取締役は、監査活動の実効性を高めるために、監
査役と平素より意思疎通及び情報の交換を図り、監査環境の整備に
努めるものとする。
(イ) 監査室及び会計監査人は、内部監査結果の報告や定期的な会合によ
り、随時監査役との連携を図る。
ヌ.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及び整備状況
(ア) 「企業行動規範」及び「企業行動指針」にその旨を明記し、「役職
員行動基準マニュアル」に対応を定めるなど、社内規則を整備する
とともに、宣誓書の提出等を通じて全従業員への周知徹底を図る。
(イ) 反社会的勢力との関係を未然に防止するため、「反社会的勢力調査
マニュアル」並びに「取引先チェックリスト」を活用し、新規取引
先等の属性調査を行う。
(ウ) 特殊暴力防止対策協議会、企業防衛対策協議会に入会し、警察署や
暴力団追放運動推進センターとの緊密な関係を構築する。
ル.財務報告の信頼性を確保するための体制
当社は、財務報告に係る内部統制の重要性に鑑み、「財務報告に係る
内部統制基本方針書」並びに「財務報告に係る内部統制に関する評価の
基本計画書」を定め、内部統制の評価責任体制を明確化するとともに、
その整備・運用評価、改善に取り組む。
- 24 -
なお、当社の内部統制の状況を図示すると下記の通りとなります。
株 主 総 会
選任/解任
選任/解任
【監査】
報告
取締役会
代表取締役
任命・解任
報告
監査
(会議体)
・内部統制委員会
・RC委員会
・製品安全審査会
上程
【業務執行】
経 営 会 議
営 業 部 門
監 査 室
(内部監査部門)
指示
報告
連携
連携
内部監査
研究開発部門
生産調達部門
会計監査
管 理 部 門
SDS Ramcides CropScience
Private Limited(連結子会社)
- 25 -
会 計 監 査 人
上程
監 査 役 会
報告
選定・解職
(4) リスク管理体制の整備の状況
毎月開催される取締役会、経営会議で業務執行状況の報告と討議を行っ
ております。
内部管理体制を確立するために、各種規程類の整備・見直しを行うとと
もに、支払伝票を始めとする各種会計書類は、起案部門責任者と経理・財
務グループを主体とする管理部門による二重チェック体制を敷いておりま
す。社内ルール徹底のため職務権限細則に基づき決裁書を申請させ、審査
承認の手続きを行っております。
6-2.内部監査及び監査役監査の状況
(1) 内部監査の状況
当社の内部監査は、独立組織として社長に直属している監査室が年度計
画に基づき、法令並びに社内規程の遵守状況及び業務の妥当性、効率性等
について内部監査を実施し、内部統制の状況を確認しております。監査終
了後には代表取締役に監査報告を行うとともに、指摘改善必要事項に対し
ては改善計画書を提出させております。
なお、監査室の専任は監査室長1名のみでありますが、兼任者5名が監
査に際して補助を行うこととなっております。
(2) 監査役監査の状況
当社は監査役会設置会社で、常勤監査役1名と非常勤監査役2名(社外
監査役)で監査役会を構成しております。監査役は、取締役会、経営会議
等の重要会議への出席、重要な決裁書類の閲覧、取締役及び使用人等から
の業務報告聴取などにより、取締役の職務執行が適正に行われているか監
査するとともに、監査計画に基づき、各部門の往査を実施しております。
なお、常勤監査役は、毎月の監査室定例会議へのオブザーバー参加によ
り、内部監査報告内容等についての意見交換と認識の確認を、また、財務
報告に係る内部統制に関しても、その進捗状況等の意見交換を行っており
ます。
(3) 第三者のコーポレート・ガバナンス体制への関与状況
イ.会計監査は有限責任監査法人トーマツに依頼しており、定期的な監査
に加えて会計上の課題等について、適時・適切なアドバイスを受けて
おります。
当社の会計監査業務を執行した公認会計士は、有限責任監査法人トー
マツに所属する井上雅彦氏、稲垣直明氏の2名であり、独立の立場か
- 26 -
ら監査に関する意見表明を受けております。なお、稲垣直明氏は、平
成26年6月13日付で山本 大氏から交代しております。
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士5名、その他4名で
す。
ロ.税務問題については顧問税理士、法律係争問題については顧問弁護士
とそれぞれ顧問契約を締結し、必要に応じてアドバイスを受けており
ます。
ハ.監査の効率性と有効性を高めるために、会計監査人、監査役(または
監査役会)及び監査室との間で連携を図り、相互に意見交換を行い、
情報の共有に努めております。
6-3.社外監査役
(1) 社外監査役の員数及び当社との関係
当社の社外監査役は2名であります。
・当社社外監査役玉田裕之氏は、当社の親会社である出光興産株式会社
の社員であります。
・当社社外監査役石川博一氏との間に人的、資本的関係はなく、取引そ
の他の利害関係もありません。
(2) 社外監査役の独立性に関する考え方及び選任理由
イ.玉田裕之氏
同氏は、当社親会社である出光興産株式会社の経理部門に長年にわた
り在籍し、経理関係知識を多岐にわたって有しており、その経験を活か
し、当社経営を監督頂いております。
ロ.石川博一氏
同氏は、現在弁護士を務めており、東京建物株式会社の取締役でもあ
り、法律の知識、取締役としての経験を有しています。当社との特別な
利害関係はなく、また、上記の他社兼職先と当社の間に取引はなく、完
全に独立した立場から当社経営を監督頂いており、独立役員として東京
証券取引所に届出をしております。
- 27 -
連結貸借対照表
(平成26年12月31日現在)
(単位:千円)
資
勘
産
定
科
の
目
金
(資 産 の 部)
流
動
産
額
勘
債
定
科
の
目
18,616,970
(負 債 の 部)
12,789,717
流
動
負
部
金
額
12,519,639
債
9,429,630
1,111,534
買
金
2,425,385
受取手形及び売掛金
5,790,805
短 期 借 入 金
2,264,197
た な 卸 資 産
5,187,357
1年内返済予定の長期借入金
2,038,500
未
掛
1,158,880
払
金
前
払
費
用
178,457
未
収
入
金
195,140
未
用
862,052
繰 延 税 金 資 産
390,201
未 払 法 人 税 等
458,763
他
91,413
賞 与 引 当 金
貸 倒 引 当 金
△155,192
の
定
資
産
5,827,252
払
そ
固
費
の
定
負
56,907
他
164,943
債
3,090,009
2,543,629
長 期 借 入 金
建物及び構築物
1,124,729
退職給付に係る負債
35,215
機械装置及び運搬具
414,378
繰 延 税 金 負 債
14,560
工具、器具及び備品
96,621
有 形 固 定 資 産
土
地
891,545
建 設 仮 勘 定
16,353
無 形 固 定 資 産
の
れ
ん
1,186,092
1,093,613
そ
の
純
3,021,000
他
資
産
19,232
の
部
(純 資 産 の 部)
6,097,330
株
5,419,116
主
資
資
本
本
金
810,360
4,687
資 本 剰 余 金
77,527
ソ フ ト ウ ェ ア
58,994
利 益 剰 余 金
4,531,276
そ
28,797
特
許
権
の
他
自
己
株
式
△46
335,144
2,097,531
その他の包括利益累計額
投 資 有 価 証 券
1,578,264
△24,946
長 期 前 払 費 用
279,150
そ の 他 有 価 証 券
評 価 差 額 金
44,505
為替換算調整勘定
151,564
退職給付に係る資産
退職給付に係る
調 整 累 計 額
208,526
投資その他の資産
そ
資
負
現 金 及 び 預 金
そ
固
資
部
の
他
200,706
貸 倒 引 当 金
△5,095
産
合
計
18,616,970
少 数 株 主 持 分
負債・純資産合計
- 28 -
343,070
18,616,970
連結損益計算書
( 平成26年1月1日から
平成26年12月31日まで )
(単位:千円)
区
分
売
上
売
上
売
原
額
高
15,740,383
価
9,928,947
益
5,811,435
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
4,246,379
営
1,565,056
営
上
金
総
利
業
業
利
外
収
益
益
受 取 利 息 及 び 配 当 金
7,779
持 分 法 に よ る 投 資 利 益
18,976
為
益
33,396
入
23,719
他
13,445
息
268,436
他
7,047
替
助
差
成
金
そ
営
の
業
外
支
費
利
の
経
常
別
固
特
定
利
利
資
別
97,317
用
払
そ
特
収
益
275,484
1,386,889
益
産
売
損
却
益
2,599
2,599
失
固
定
資
産
売
却
損
7,953
固
定
資
産
除
却
損
5,332
13,285
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
1,376,203
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
564,517
額
△60,160
少数株主損益調整前当期純利益
871,846
法
少
当
人
税
数
期
等
株
調
主
純
整
利
利
益
58,188
益
813,657
- 29 -
連結株主資本等変動計算書
(平成26年1月1日から 平成26年12月31日まで)
(単位:千円)
株
主
資
本
金
資本剰余金
利益剰余金
自 己 株 式
株 主 資 本
合
計
高
810,360
77,527
3,874,236
△46
4,762,076
連結会計年度中
の
変
動
額
-
-
657,039
-
資
当
期
首
残
本
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
△156,618
813,657
813,657
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当
期
末
残
-
高
810,360
そ
の
他
残
包
括
利
益
△46
累
計
5,419,116
額
為替換算調
整 勘 定
少 数 株 主
持
分
純資産合計
666
△119,083
-
△118,417
246,738
4,890,398
△25,613
270,648
208,526
453,561
96,331
高
首
の
4,531,276
その他の包
括利益累計
額 合 計
連 結 会 計 年 度 中
の
変
動
額
期
77,527
退 職 給 付
に 係 る
調整累計額
そ の 他
有 価 証 券
評価差額金
当
657,039
△156,618
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当
期
末
残
高
1,206,932
△156,618
813,657
△25,613
270,648
208,526
453,561
96,331
549,893
△24,946
151,564
208,526
335,144
343,070
6,097,330
- 30 -
貸
借
対
照
表
(平成26年12月31日現在)
(単位:千円)
資
勘
産
定
科
の
目
金
(資 産 の 部)
流
動
資
産
取
売
手
掛
掛
2,431
金
2,432,694
11,131
488,268
前
用
157,173
繰 延 税 金 資 産
166,859
未
金
186,065
他
15,214
費
収
入
の
定
資
産
5,722,601
有 形 固 定 資 産
建
943,667
物
75,404
機 械 及 び 装 置
168,640
構
車
築
具
9,062
工 具 器 具 備 品
両
運
搬
71,682
土
建
地
設
仮
勘
定
無 形 固 定 資 産
特
許
権
の
他
投資その他の資産
4,687
7,772
関 係 会 社 株 式
2,671,502
長 期 前 払 費 用
275,414
繰 延 税 金 資 産
115,431
貸
の
倒
産
引
合
当
他
57,579
金
△3,377
計
13,592,947
負
金
額
2,038,500
金
1,131,489
用
691,268
未 払 法 人 税 等
196,100
払
払
与
引
負
長
期
金
49,450
金
14,196
他
借
3,193,728
金
2,895,000
279,495
(純
入
の
純
資
産
産
の
資
資
他
資
主
部)
本
本
本
資
剰
本
益
利
剰
益
金
余
準
部
5,293,746
810,360
金
備
余
77,527
金
金
備
77,527
4,430,853
金
183,200
その他利益剰余金
4,247,653
繰越利益剰余金
4,247,653
己
準
19,232
の
5,318,693
株
式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
負 債 ・ 純 資 産 合 計
- 31 -
4,244
債
退 職 給 付 引 当 金
そ
自
当
の
定
利
費
り
そ
資
980,221
未
賞
株
金
1年内返済予定の長期借入金
預
固
債
掛
未
3,500,959
384,410
目
5,105,472
動
買
40,023
投 資 有 価 証 券
そ
資
9,155
52,483
ソ フ ト ウ ェ ア
そ
891,545
科
部
流
2,169,157
物
定
の
8,299,200
3,388,633
原材料及び貯蔵品
払
勘
債
(負 債 の 部)
1,021,874
品
そ
固
額
13,592,947
形
商 品 及 び 製 品
仕
負
7,870,346
現 金 及 び 預 金
受
部
△46
△24,946
△24,946
13,592,947
損
益
計
算
書
( 平成26年1月1日から
平成26年12月31日まで )
(単位:千円)
区
分
売
上
売
上
売
原
額
高
11,700,978
価
7,232,647
益
4,468,330
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
3,220,546
営
1,247,784
営
上
金
総
業
業
利
利
外
収
益
益
受 取 利 息 及 び 配 当 金
21,679
為
益
39,184
他
3,059
息
62,450
他
0
替
差
そ
営
の
業
外
支
費
利
の
経
特
用
払
そ
常
別
63,922
利
利
益
62,450
1,249,256
益
却
益
1,646
1,646
却
損
1,155
1,155
利
益
1,249,747
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
335,194
固
特
定
資
別
固
税
法
当
損
定
引
産
資
前
人
税
期
売
失
産
当
期
等
純
除
純
調
整
利
額
83,239
益
831,313
- 32 -
株主資本等変動計算書
(平成26年1月1日から 平成26年12月31日まで)
(単位:千円)
株
主
資本剰余金
資
本
利
資
益
剰
余
そ の 他
利益剰余金
金
資本準備金
利益準備金
繰越利益
剰 余 金
本
金
利益剰余金
合
計
自己株式
株主資本
合
計
4,643,998
当
期
首
残
高
810,360
77,527
183,200
3,572,958
3,756,158
△46
当
期
変
動
額
-
-
-
674,694
674,694
-
△156,618
△156,618
△156,618
831,313
831,313
831,313
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当
期
末
残
高
-
810,360
77,527
183,200
評価・換算差額等
そ の 他
有価証券
評価差額金
評価・換算
差額等合計
純資産合計
4,644,665
当
期
首
残
高
666
666
当
期
変
動
額
△25,613
△25,613
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
当
期
末
残
高
649,081
△156,618
益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
674,694
831,313
△25,613
△25,613
△25,613
△24,946
△24,946
5,293,746
- 33 -
4,247,653
4,430,853
△46
5,318,693
連結計算書類に係る会計監査報告書謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年2月12日
株式会社エス・ディー・エス バイオテック
取 締 役 会 御中 有限責任監査法人 トーマツ
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
井
上
雅
彦 
公認会計士
稲
垣
直
明 
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、株式会社エス・
ディー・エス バイオテックの平成26年1月1日から平成26年12月31
日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損
益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行っ
た。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の
基準に準拠して連結計算書類を作成し適正に表示することにある。これに
は、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書類を作成し適正に
表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが
含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場
から連結計算書類に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が
国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行っ
た。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかど
うかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき
監査を実施することを求めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手す
るための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又
は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択
及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するた
めのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応
じた適切な監査手続を立案するために、連結計算書類の作成と適正な表示に
関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針
及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての連結計算書類の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手した
と判断している。
- 34 -
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と
認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社エス・ディー・エス バイオ
テック及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財
産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認
める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定によ
り記載すべき利害関係はない。
以 上
- 35 -
計算書類に係る会計監査報告書謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年2月12日
株式会社エス・ディー・エス バイオテック
取 締 役 会 御中 有限責任監査法人 トーマツ
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
井
上
雅
彦 
公認会計士
稲
垣
直
明 
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社
エス・ディー・エス バイオテックの平成26年1月1日から平成26年
12月31日までの第47期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、
損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書に
ついて監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の
基準に準拠して計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示することに
ある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類及びそ
の附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統
制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場
から計算書類及びその附属明細書に対する意見を表明することにある。当監
査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書
に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査
計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監
査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断
により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細書の重要な虚偽表示
のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の
有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク
評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算
書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討す
る。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経
営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附
属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手した
と判断している。
- 36 -
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一
般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びそ
の附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定によ
り記載すべき利害関係はない。
以 上
- 37 -
監査役会の監査報告書謄本
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成26年1月1日から平成26年12月31日までの第47期事業
年度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基
づき、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実
施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人から
その職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めまし
た。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方
針、職務の分担等に従い、取締役、内部監査部門その他の使用人等と意思
疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役
会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状
況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲
覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査いたしま
した。また、事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定
款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確
保するために必要なものとして会社法施行規則第100条第1項及び第3項に
定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備
されている体制(内部統制システム)について、取締役及び使用人等から
その構築及び運用の状況について定期的に報告事項を受け、必要に応じて
説明を求め、意見を表明いたしました。また、財務報告に係る内部統制に
ついては、取締役等及び有限責任監査法人トーマツから当該内部統制の評
価及び監査の状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。
子会社については、子会社の取締役と意思疎通及び情報の交換を図り、必
要に応じて子会社から事業の報告を受けました。以上の方法に基づき、当
該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について検討いたしまし
た。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施し
ているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状
況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査
人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社
計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平
成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受
け、必要に応じて説明を求めました。
以上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益
計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書並び
に連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動
計算書及び連結注記表)について検討いたしました。
- 38 -
2.監査の結果
(1) 事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況
を正しく示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違
反する重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認め
ます。また、当該内部統制システムに関する事業報告の記載内容及
び取締役の職務の執行についても、財務報告に係る内部統制を含
め、指摘すべき事項は認められません。
(2) 計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の方法及び結果は相当で
あると認めます。
(3) 連結計算書類の監査結果
会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の方法及び結果は相当で
あると認めます。
平成27年2月16日
株式会社エス・ディー・エス バイオテック 監査役会
米
社外監査役 玉
社外監査役 石
常勤監査役
倉
田
川
健
裕
博
二 
之 
一 
以 上
- 39 -
株主総会参考書類
第1号議案 剰余金処分の件
剰余金処分につきましては、以下のとおりといたしたいと存じます。
期末配当に関する事項
第47期の期末配当につきましては、当事業年度の業績並びに今後の事業展開
等を勘案いたしまして以下のとおりといたしたいと存じます。
① 配当財産の種類
金銭
② 配当財産の割当てに関する事項及びその総額
当社普通株式1株につき金10円 総額 78,309,250円
なお、中間配当金として1株につき金10円をお支払いしておりますので、
年間配当金は1株につき金20円となります。
③ 剰余金の配当が効力を生じる日
平成27年3月27日
- 40 -
第2号議案 定款一部変更の件
1.提案の理由
(1)当社の事業年度は、「毎年1月1日から12月31日まで」と定めておりますが、
親会社である出光興産株式会社の事業年度と統一することで、経営全般にわたっ
て、より効率的な事業運営を行うため、事業年度を「毎年4月1日から翌年3月31日
まで」に変更いたします。これに伴い、現行定款第11条(基準日)、第43条(事
業年度)、第44条(期末配当金)、第45条(中間配当金)につき所要の変更を行
うものであります。
(2)事業年度の変更に伴い、第48期事業年度は平成27年1月1日から平成28年3月
31日までの15ヶ月の決算期間となります。そのため、経過措置として、新たに附
則を設けるものであります。
2.変更の内容
変更の内容は次のとおりであります。
(下線部分は変更箇所)
現行定款
変更案
第1条~第10条 (条文省略)
第1条~第10条 (現行どおり)
第11条 (基準日)
当会社は、毎年12月31日の最終の株主名簿
に記載または記録された議決権を有する株
主をもって、その事業年度に関する定時株
主総会において権利を行使できる株主とす
る。
2(条文省略)
第11条 (基準日)
当会社は、毎年3月31日の最終の株主名簿に
記載または記録された議決権を有する株主
をもって、その事業年度に関する定時株主
総会において権利を行使できる株主とす
る。
2(現行どおり)
第12条~第42条 (条文省略)
第12条~第42条 (現行どおり)
第43条 (事業年度)
当会社の事業年度は、毎年1月1日から12月
31日までとする。
第43条 (事業年度)
当会社の事業年度は、毎年4月1日から翌年3
月31日までとする。
第44条 (期末配当金)
当会社は、株主総会の決議によって、毎年
12月31日の最終の株主名簿に記載または記
録された株主または登録株式質権者に対
し、金銭による剰余金の配当(以下「期末
配当金」という。)を支払う。
第44条 (期末配当金)
当会社は、株主総会の決議によって、毎年3
月31日の最終の株主名簿に記載または記録
された株主または登録株式質権者に対し、
金銭による剰余金の配当(以下「期末配当
金」という。)を支払う。
- 41 -
現行定款
変更案
第45条 (中間配当金)
当会社は、取締役会の決議によって、毎年6
月30日の最終の株主名簿に記載または記録
された株主または登録株式質権者に対し、
会社法第454条第5項に定める剰余金の配当
(以下「中間配当金」という。)をするこ
とができる。
第45条 (中間配当金)
当会社は、取締役会の決議によって、毎年9
月30日の最終の株主名簿に記載または記録
された株主または登録株式質権者に対し、
会社法第454条第5項に定める剰余金の配当
(以下「中間配当金」という。)をするこ
とができる。
第46条 (条文省略)
第46条 (現行どおり)
(新設)
附則
第1条(経過処置)
1.第43条(事業年度)の規定にかかわら
ず、第48期の事業年度は、平成27年1月1日
より平成28年3月31日までの15ヶ月とす
る。なお、本附則は第48期事業年度終了後
にこれを削除する。
2.第44条(期末配当金)の規定の変更は、
平成27年4月1日以降からその効力を生じ
る。なお、本附則は、効力発生後にこれを
削除する。
3.第45条(中間配当金)の規定の変更は、
平成27年10月1日以降からその効力を生じ
る。なお、本附則は、効力発生後にこれを
削除する。
4.平成27年3月の定時株主総会において選
任される取締役の任期は、第48期事業年度
に関する定時株主総会終結の時までとす
る。なお、本附則は、第48期事業年度に関
する定時株主総会の終結の時にこれを削除
する。
5.平成27年3月の定時株主総会の終結の時
点をもって再任される会計監査人の任期
は、第48期事業年度に関する定時株主総会
終結の時までとする。なお、本附則は、第
48期事業年度に関する定時株主総会の終結
の時にこれを削除する。
- 42 -
第3号議案 取締役6名選任の件
取締役全員(5名)の任期が本総会終結の時をもって満了となりますので、経
営体制の強化を図るため取締役1名を増員することとし、取締役6名の選任をお
願いいたしたいと存じます。
取締役候補者は次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
の 株 式 数
1
昭和51年4月 昭和電工㈱ 入社
平成4年3月 同社 経理部主席
平成7年10月 出向 日本ポリオレフィン
㈱ 企画部主席
たか
はし
じゅん
いち
髙 橋 順 一 平成16年3月 当社 総務部長
(昭和29年1月21日生) 平成17年4月 当社 取締役兼執行役員 管理部長
平成25年3月 当社 常務取締役
平成26年3月 当社 代表取締役社長(現
任)
17,100株
2
昭和61年4月 出光興産㈱ 入社
平成17年7月 同社 関西支店販売企画課
長
平成20年4月 同社 経営企画室企画二課
長
平成21年4月 同社 経営企画部企画一課
長
た
ぐち
まさ
とし
田 口 雅 俊
平成24年7月 同社 アグリバイオ事業部
(昭和37年11月23日生)
次長
平成25年7月 当社 代表取締役副社長
(経営企画部、海外部及び
Ramcides社担当)
平成26年3月 当社 代表取締役副社長
(管理部、営業部、及び海
外部担当)(現任)
-
- 43 -
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
の 株 式 数
3
昭和58年4月 昭和電工㈱ 入社
平成16年3月 当社 技術統括部つくば研
究所長
平成19年12月 当社 管理部経営企画室長
平成22年3月 当社 執行役員 管理部経
営企画室長
こ まつ ばら
けん
いち
平成24年3月 当社 執行役員 経営企画
小 松 原 憲 一
(昭和33年10月2日生)
部長
平成25年3月 当社 執行役員(Ramcides
社担当)兼Ramcides社常勤
取締役
平成26年3月 当社 執行役員 業務部長
平成26年3月 当社 取締役(業務部、経
営企画部担当)(現任)
12,000株
4
昭和57年4月 昭和電工㈱ 入社
平成元年5月 日本サイアナミッド㈱ 入
社
平成19年4月 当社 入社
平成19年12月 当社 技術開発部つくば研
究所長
平成22年3月 当社 技術開発部新規開発
室長兼つくば研究所長
平成24年3月 当社 技術開発部新規開発
もと
よし
まさ
とし
室長
元 吉 政 俊
(昭和32年11月7日生) 平成25年3月 当社 技術開発部長兼技術
開発部新規開発室長
平成25年3月 当社 執行役員 技術開発
部長兼技術開発部新規開発
室長
平成26年3月 当社 執行役員 技術開発
部長
平成26年3月 当社 取締役(技術開発
部、生産技術部担当)(現
任)
3,600株
- 44 -
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
の 株 式 数
※
5
昭和55年4月 昭和電工㈱ 入社
平成7年3月 当社 営業管理部主席
平成13年12月 当社 営業開発本部業務部
長兼監査室長
平成17年4月 当社 営業部営業企画室長
ふか
ざわ
よし
ひこ
深 澤 良 彦 平成19年2月 当社 技術開発部製品開発
(昭和32年4月10日生)
室長
平成19年12月 当社 営業部長
平成20年3月 当社 執行役員 営業部長
平成25年3月 当社 執行役員 管理部長
(現任)
11,400株
6
昭和57年4月 出光興産㈱ 入社
平成9年7月 同社 広島支店 販売企画
課長
平成13年7月 同社 需給部 物流課長
平成16年4月 同社 需給部 企画課長
平成17年4月 同社 販売部 企画課長
あら
い
ゆう
じ
荒 井 裕 治 平成19年7月 同社 アグリバイオ事業部
(昭和33年7月20日生)
次長
平成23年8月 当社 代表取締役副社長兼
副社長執行役員
平成25年3月 当社 代表取締役副社長
平成25年6月 出光興産㈱ 執行役員アグ
リバイオ事業部長(現任)
平成25年7月 当社 取締役(現任)
-
(注)1.各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
2.※印は、新任の取締役候補者です。
- 45 -
第4号議案 監査役3名選任の件
監査役全員(3名)の任期が本総会終結の時をもって満了となりますので、社
外監査役2名を含む監査役3名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
の 株 式 数
1
昭和46年4月 昭和電工㈱ 入社
平成10年8月 当社 営業本部農薬営業部
長
平成12年6月 当社 営業開発本部副本部
よね
くら
けん
じ
長兼農薬営業部長
米 倉 健 二
平成13年3月 当社 取締役 営業部長
(昭和23年9月4日生)
平成15年1月 ㈱SDSグリーン 取締役
社長
平成18年1月 当社 顧問
平成18年3月 当社 常勤監査役(現任)
10,100株
2
昭和59年4月 出光興産㈱ 入社
平成13年10月 同社 関東第一支店総務課
長
平成16年8月 出向 出光クレジット㈱ たま
だ
ひろ
ゆき
総務部長
玉 田 裕 之
平成19年7月 出光興産㈱ 経理部財務管
(昭和35年1月6日生)
理課長
平成23年7月 同社 経理部次長(現任)
平成24年3月 当社 監査役(非常勤)
(現
任)
-
- 46 -
候補者
番 号
3
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
昭和44年7月 ㈱富士銀行 入行
平成8年6月 同行 取締役 新橋支店長
平成10年6月 安田信託銀行㈱ 取締役 審査第一部長
平成10年11月 同行 常務取締役 審査第
一部長
平成14年4月 みずほアセット信託銀行㈱
常務取締役
いし
かわ
ひろ
かず
石 川 博 一 平成14年5月 同行 取締役副社長兼副社
長執行役員
(昭和21年9月25日生)
平成15年3月 みずほ信託銀行㈱ 取締役
副社長
平成16年6月 同行 理事
平成19年1月 東京弁護士会登録
平成21年3月 当社 監査役(非常勤)
(現
任)
平成25年3月 東京建物㈱ 取締役(現
任)
所有する当社
の 株 式 数
-
(注)1.各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
2.玉田裕之、石川博一の両氏は社外監査役候補者であります。
3.社外監査役候補者の選定理由
①玉田裕之氏を社外監査役候補者とした理由は、同氏が直接会社経営に関与した
経験はないものの、親会社である出光興産株式会社の経理部門に長年にわたり
在籍し、経理関係知識を多岐にわたり有しており、当社の監査に反映していた
だきたいためであります。
同氏の当社社外監査役としての在任期間は、本総会終結の時をもって3年となり
ます。
②石川博一氏を社外監査役候補者とした理由は、同氏が現在弁護士を務めており、
他社の取締役でもあり、法律の知識、取締役としての経験を当社の監査に反映
していただけるものと判断したためであります。
なお同氏については、東京証券取引所に独立役員として届け出ており、本総会
で選任された場合は引き続き独立役員となる予定であります。
同氏の当社社外監査役としての在任期間は、本総会終結の時をもって6年となり
ます。
- 47 -
4.社外監査役候補者に関する特記事項
玉田裕之氏は、当社の特定関係事業者(親会社)の使用人に該当いたします。
5.責任限定契約の締結
玉田裕之、石川博一の両氏は、現在、当社の社外監査役であり、定款の定めに基
づき、当社への損害賠償責任を一定の範囲に限定する契約を締結しております。
当該契約に基づく賠償の限度額は、法令が規定する最低責任限度額であります。
玉田裕之、石川博一の両氏が選任された場合、当該契約を継続する予定でありま
す。
- 48 -
第5号議案 補欠監査役1名選任の件
平成26年3月27日開催の定時株主総会において補欠監査役に選任された鎌田
真司氏の選任の効力は、本総会の開始の時までとされておりますので、改めて補
欠監査役1名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
補欠監査役候補者は次のとおりであります。
氏
名
(生 年 月 日)
略歴、地位及び重要な兼職の状況
平成4年4月 出光興産㈱ 入社
平成21年4月 同社 アグリバイオ事業部 ア
みや
もと
ひで
お
宮
本
秀
夫
グリバイオ三課担当課長
(昭和42年7月7日生)
平成23年4月 同社 アグリバイオ事業部 事
業企画課長(現任)
所有する当社
の 株 式 数
-
(注)1.候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
2.宮本秀夫氏は、補欠の社外監査役候補者であります。
3.補欠の社外監査役候補者の選定理由
宮本秀夫氏を補欠の社外監査役候補者とした理由は、同氏が直接会社経営に関
与した経験はないものの、親会社である出光興産株式会社のアグリバイオ事業
部門に在籍し、アグリバイオに係る専門的な知識を有しており、監査役に就任
された場合に、その豊富な知識と経験を当社の監査に反映していただけると期
待できるためであります。
4.特記事項
宮本秀夫氏は、当社の特定関係事業者(親会社)の使用人に該当します。
5.責任限定契約の締結
宮本秀夫氏が就任された場合、定款の定めに基づき、当社への損害賠償責任を
一定の範囲に限定する契約を締結する予定であり、当該契約に基づく賠償の限
度額は、法令が規定する最低責任限度額であります。
以 上
- 49 -
メ モ
- 50 -
メ モ
- 51 -
株主総会 会場ご案内図
会場:〒111-8765 東京都台東区西浅草三丁目17番1号
浅草ビューホテル 3階 祥雲Ⅰ
電話:03-3847-1111 FAX:03-3842-2117
入谷(日比谷線)
浅草
東武浅草
吾妻橋
駒形ラ
ンプ
田原町
(銀座線)
駒形橋
浅草(都営)
至北千住
首都
高速
6号
線
浅草寺
国 際 通 り
東京本願寺
かっぱ橋道具街通り
上野ランプ
至東
京
稲荷町
(銀座線)
浅草通り
言問橋
隅 田
川
浅草ビュー
ホテル
浅草
馬道通り
仲見世通り (銀座線)
雷門
言問通り
清洲橋通り
首都
昭
高速 和通り
東北
1号
・
線
上越
新幹
線
京浜
東北
線 上野
駅
入谷
ランプ
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JR「上野駅」タクシー5分
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