公立大学法人滋賀県立大学 平成20年度決算の概要 ■貸借対照表の概要 資 産 の 部 固定資産 有形固定資産 (土地) (建物) (構築物) (工具器具備品) (図書) 無形固定資産 流動資産 現金及び預金 その他未収入金 資産合計 20年度 19年度 19,404 18,865 19,379 18,831 5,794 5,794 9,901 9,449 174 187 743 668 2,736 2,689 25 34 1,663 1,211 1,236 1,166 419 37 21,067 20,076 資産の状況 増減 539 548 0 452 △ 13 75 47 △ 9 452 70 382 991 (単位:百万円) 負 債 の 部 20年度 19年度 増減 固定負債 3,330 3,246 84 資産見返負債 3,023 2,985 38 長期未払金 305 260 45 流動負債 1,446 1,045 401 寄付金債務 299 306 △ 7 負債合計 4,776 4,291 485 資 本 の 部 資本金 15,888 15,888 0 資本剰余金 1 △ 453 454 利益剰余金 402 350 52 資本合計 16,291 15,785 506 負債資本合計 21,067 20,076 991 資産の部 ・建物 無形固定資産 0.1% その他 0.1% 流動資産 7.9% 土地 27.5% 図書 13.0% 工具器具備品 3.5% 機械装置 0.1% 21,067百万円 構築物 0.8% 建物 47.0% 資本の部 9,901 百万円 主な増加要因は工学部電子システム工学科棟の建設等によるものです。 ・工具器具備品 743 百万円 主な増加要因は工学部電子システム工学科関連備品等の購入によるもので 滋賀県から出資された土地や建物等です。 ・資本剰余金 工学部電子工学科棟建設および目的積立金を財源とした固定資産の 取得等により、前年度比で 451 百万円増となっています。 す。 ・現金及び預金 1,236 百万円 内訳は、現金・普通預金等 736 百万円、定期預金 500 百万円です。 負債の部 ・資産見返負債 3,023 百万円 運営費交付金を財源とする資産購入等により 38 百万円増加しています。 ・流動負債 ・資本金 1,446 百万円 主な増加要因は、未払金が工学部電子システム工学科棟建設に係る支払い等 により昨年度比で 391 百万円増加したことによるものです。 ・利益剰余金 内訳は目的積立金 268 百万円、当期総利益 134 百万円です。 ■損益計算書の概要 (単位:百万円) 20年度 19年度 増減 20年度 19年度 増減 経常費用 4,636 4,605 31 経常収益 4,710 4,812 △ 102 業務費 4,357 4,311 46 運営費交付金収益 2,592 2,736 △ 144 教育経費 509 485 24 授業料収益 1,384 1,356 28 研究経費 341 346 △ 5 入学金収益 263 259 4 教育研究支援経費 380 400 △ 20 検定料収益 60 51 9 受託研究費等 104 105 △ 1 受託研究等収益 106 111 △ 5 受託事業費等 44 62 △ 18 受託事業等収益 45 62 △ 17 役員人件費 95 77 18 補助金等収益 0 5 △ 5 教員人件費 2,266 2,226 40 寄附金収益 68 48 20 職員人件費 618 610 8 資産見返負債戻入 117 106 11 一般管理費 270 283 △ 13 財務収益 1 2 △ 1 財務費用 9 11 △ 2 雑益 74 76 △ 2 臨時損失 1 7 △ 6 臨時利益 1 9 △ 8 当期総利益 134 209 △ 75 目的積立金取崩額 59 0 59 経常費用 その他 6% 教育経費 11% 研究経費 7% 資産見返戻入 2% 外部資金収益 5% 経常費用 経常費用は前年度から 31 百万円増加してい ますが、主な増加要因としては工学部新学科 棟に係る消耗品等による教育経費の増加や人 件費の増加があります。 経常収益 授業料等の学生納付金収入は増加しました が運営費交付金収益が 144 百万円減などによ り経常収益は前年度比で 102 百万円減となっ ています。 目的積立金取崩額 目的積立金の取崩の内訳は、固定資産を 23 百万円、教育研究目的の費用発生額 59 百万円 です。 経 常 収 益 その他 2% 利益処分について 平成 20 年度の当期総利益 134 百万円につい ては、112 百万円が地方独立行政法人法第 40 条の第3項の規定に基づく「教育研究の質の向 教育研究支援経 費 8% 人件費 65% 受託研究費等 3% 上および組織運営の改善積立金」として滋賀県 授業料等収益 36% 運営費交付金収益 55% から承認されました。 平成19年度 4,313 平成20年度 4,356 平成20年度 教育研究支援経費は主に付属 施設等に係る費用であり、昨年 度と比較し約2,000万円減少し ていますが、システム管理業務 の見直しによる費用削減などに よるものです。 平成19年度 受託研 究費等, 105 受託事 業費等, 62 平成20年度 受託研 究費等, 104 受託事 業費等, 44 3 受託研究費等は受託研究およ び受託事業に要する費用であ り、昨年度と比較し、約1,900万 円減少しています。 0 0 平成19年度 20 40 60 80 100 50 100 150 200 250 300 120 140 400 380 160 450 400 180 350 平成19年度 346 平成20年度 341 役員人件 費, 95 平成20年度 平成19年度 教員人件 費, 2,266 職員人件 費, 618 役員人件 費, 77 教員人件 費, 2,226 職員人件 費, 610 人件費は役員人件費、教員人 件費、職員人件費ですが、昨年 度と比較し、電子システム工学 科教員等の新規採用等により 約6,600万円増加しています。 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 人件費 0 50 100 150 200 250 300 350 受託研究費等 平成20年度 509 400 450 500 研究経費 研究費は教員等の研究に要す る費用であり、昨年度と比較 し、約500万円減少しています。 平成19年度 485 教育経費 教育経費は学生等に対し行わ れる教育に要する費用で、電子 工学科棟の建設に伴う備品等 の購入により昨年度と比較し約 2,400万円増加しています 600 550 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 500 教育研究支援経費 業務費全体では昨年度と比較 し、約4,300万円減少しました。 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 業務費(合計) 業務費の前年度比較(百万円) 平成19年度 2,736 平成20年度 2,592 受託事業等 収益, 45, 18.1% 合計:249百万円 平成19年度 授業料 収益, 1,356 検定料 収益, 51 入学金 収益, 259 平成20年度 授業料 収益, 1,384 検定料 収益, 60 入学金 収益, 263 受託研究等 収益, 106, 42.6% 4 平成20年度 106 0 45 68 寄附金収益 補助金等収益 受託事業等収益 受託研究等収益 平成19年度 111 62 5 48 外部資金収益 費用 人件費, 56, 22.5% 合計:249百万円 旅費, 14, 5.6% 物品関係, 77, 30.9% 主な減額要因は琵琶湖塾補助金 の終了および認定看護師養成事 業の休止による受託事業等収益 の減額です。 0 50 100 150 200 間接事業費, 30, 12.0% 賃金等, 22, 8.8% その他, 50, 20.1% 授業料、入学金、検定料いずれ も前年度から増加しています。 主な要因はH19年度から人間 看護学研究科、工学部におい て定数増になったことによるも のです。 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 学生納付金収益 ※間接費収入は受託研究・受託事業等の間接費の他、科研費間接費を含んでいます。 寄附金収益, 68, 27.3% 間接費収入, 30, 12.0% 収益 外部資金の状況(百万円) 昨年度と比較し約1億4,400万円 減少しています。 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 運営費交付金収益 経常収益の前年度比較(百万円) 45 2,266 324 教育経費 図書情報関係 教員人件費 受託事業費 2 86 18 12 118 万円 3,113 百万円 478 学生一人当りの教育関係費(万円) 大学全体(百万円) 受託研究費, 101,841千円, 23.3% 科学研究費, 113,873千円, 26.1% 在外研修旅費, 8,003千円, 1.8% 一般研究費, 173,308千円, 39.7% 研究費 内訳 特別研究費, 15,881千円, 3.6% 5 で、平成 20 年度は総額 437 百万円を支出し、平成 20 年度と比較し 69 百万円減少しました。 研究費は一般研究費、特別研究費、在外研修旅費、受託共同研究費、奨励寄附金事業費および科学研究費補助金等 奨励寄附金事業 費, 23,860千円, 5.5% 2.研究費 平成 20 年度は総額 121 百万円を支出し、平成 19 年度と比較し 2 百万円減少しました。 授業、実習および実験で必要となる消耗品・備品購入費などの学生教育に必要な経費である教育実験実習費は、 教育経費は学生の教育実験実習費、入試関係事業、国際交流事業、学生支援、実験施設経費等です。 1.教育関係経費 【参考】 人間看護学 部, 33,300 千円, 19.2% 人間文化学 部, 35,169 千円, 20.3% 工学部, 43,196千円, 24.9% 旅費, 39,310千 円, 22.7% その他, 22,598千 円, 13.0% 賃金等, 15,007千 円, 8.7% 物品関係, 96,394千 円, 55.6% 一般研究費 内容 や学会発表のための旅費に約2割を充てました。 6 平成 20 年度は総額 173 百万円を支出し、物品関係(研究用消耗品、備品、学術図書等)の購入に約6割、調査 うための基礎的な経費です。 研究費のなかで一番大きなウェイトを占めている一般研究費は、教員が個別に設定したテーマに基づく研究を行 国際教育セ ンター他, 10,874千円, 6.3% 環境科学部, 50,770千円, 29.3% 一般研究費 各学部等執行額
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