☆ 都田川ダムの見学 7月 4日に見学した、都田川ダムについて紹介します。 都田川ダムの働きは、1.洪水調節、2.農業用水、3.水道用水の主に 3つです。都田川ダムが出来る前、都田 川ではたびたび洪水が発生し、洪水は堤防を決壊させ、畑や農作物、住宅などに多大な被害を与えてきました。 このような洪水被害を防止して住民の安全を守り、また農業生産に必要 な水源と人口増加に伴って需要が拡大していた水道用水の確保を目的と して、昭和 5 2年にダムの建設が始まり、昭和 61年に完成しました。準 備から完成までにかかった費用は、128億円です。 都田川ダムはロックフィルダムであり、土と岩を組み合わせて造られ ています。ダムの建設場付近は基礎地盤が弱かったこと、そしてダムを 建設するために必要な良質な土や岩が豊富にあったためこのような形式 のダムになりました。 都田川ダム ダムの中の状態を調べるためのトンネル(監査廊)は、高低差が 55m あります。この高さは 16階建てビル に相当します。 満水位標高は 110mであり、現在の 水位は約 1 00mです(7月 25日現在)。 興味のある方は、ぜひ見学に行って みてください。 (企画・管理課 橋爪 香吏) 監査廊 インクライン ☆ 「深良用水(裾野市深良)」のかんがい施設遺産への申請決定 7月 15日、 「深良用水(裾野市深良)」が、 国際かんがい排水委員会 (ICID) 日本国内委員会(事務局:農林水産省)による審査の結果、かんがい施 設遺産の候補施設に選ばれ、ICID本部に申請されることとなりました。 全国から 23ヶ所の応募があり、ICID日本国内委員会において審査を 行い、10ヶ所が選定されました。 かんがい施設遺産は、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成 を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的な かんがい施設を国際かんがい排水委員会(ICID)が登録・表彰する制度 深良水門 であり、本年度(平成 26年度)に創設されました。 今後は、ICID本部に設置される審査委員会において、かんがい施設遺産への登録の可否について審査が行わ れ、登録と判断された場合は、9月に大韓民国光州広域市で行われる ICID総会・国際執行理事会において表彰 される予定です。 農水省ホームページより http://w ww.maf f.go.j p/j/no usin/k aigai/ ICID/h is/hi s.html
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