クリヤマホールディングス株式会社(東証第二部3355) 代表取締役CEO 芦田 敏之 目 Ⅰ.2014年12月期決算概要 2014年度決算サマリー 損益の概況 販管費・営業外損益の概況 次 P. 3 P. 4 P. 5 セグメントの概況 北米事業の概況 産業資材事業の概況 建設資材事業の概況 スポーツ施設資材事業の概況 その他事業の概況 P. P. P. P. P. P. 6 7 8 9 10 11 要約貸借対照表 キャッシュフロー、設備投資等 財務及び投資推移 P. 12 P. 14 P. 15 Ⅱ.2015年度 業績見通し クリヤマグループ業績見通し 事業セグメント別業績見通し セグメント別業績変動要因 配当金の概況 P. 17 P. 18 P. 19 P. 20 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 基本戦略 北米事業 産業資材事業 建設資材事業 スポーツ施設資材事業 その他 P. 22 P. 25 P. 26 P. 27 P. 28 P. 29 【注意事項】 本資料に記載されている、クリヤマホールディングス株式会社の現在の計画、戦略などのうち、歴史的事実でな いものは将来の業績等に関する見通しであり、リスクや不確定な要因を含んでおります。実際の業績は、さまざ まな要因により、これら見通しとは異なる結果となりうることをご承知おきください。 1 Ⅰ.2014年12月期決算概要 2 Ⅰ.2014年12月期決算概要 2014年度決算サマリー 当期の経営環境 ◆北米の景気の好調と共に、円安効果もあり連結業績は 北米事業がけん引 ◆国内事業も、緩やかな景気回復に伴い三セグメント共に 回復基調をたどった。 ◆更にその他セグメントにおいても、中国及びホテル事業 が好調に推移。 営業利益及び経常利益は3期連続、 当期純利益は2期連続最高益を更新 14年度実績 売上高400億47百万円 営業利益22億27百万円、 経常利益27億24百万円 当期利益17億54百万円 (次ページご参照) 3 損益の概況 Ⅰ.2014年12月期決算概要 (単位:百万円、%) 2014/12 2013/12 金 額 百分比 高 35,921 100.0 40,047 100.0 4,126 11.5 売上総利益 9,450 26.3 10,544 26.3 1,094 11.6 営 業 利 益 2,021 5.6 2,227 5.6 206 10.2 経 常 利 益 2,385 6.6 2,724 6.8 339 14.2 当期純利益 1,562 4.3 1,754 4.4 192 12.3 売 為替 レート 上 米 国 $ カナダ$ 中国元 98.06円 94.67円 15.93円 金 額 百分比 106.55円 96.05円 17.25円 増減額 増減率 8.49円 1.38円 1.32円 8.7 1.5 8.3 ● 北米事業のホースの販売が好調(為替円安も寄与)だったことから、売上高は前年比 11.5%増収、営業利益は前年比10.2%増益。 ● 更に持分法による投資利益と為替差益が増加し、経常利益は前年比14.2%増益、当期 純利益は前年比12.3%増益。 4 Ⅰ.2014年12月期決算概要 販売費・営業外損益等の概況 (単位:百万円) ※主要科目を記載 1.販管費 ①人件費 (内北米) ②旅費交通費 ③運賃荷造費 ④保険料 増減額 2013/12 7,428 3,432 1,315 247 1,024 246 2014/12 8,316 3,752 1,554 265 1,167 308 363 119 240 △ 67 497 139 325 △57 133 20 85 9 △7 △4 △1 △1 △6 - △2 △3 1 4 △1 △2 814 814 962 962 147 147 2.営業外損益 ⑤為替差損益(為損△) ⑥持分法投資利益 ⑦支払利息(△) 3.特別損益(△損失) ⑧投資有価証券評価損(△) ⑨固定資産除却損(△) ⑩ゴルフ会員権評価損(△) 4.法人税等 ⑪法人税等 888 320 239 18 142 61 5 セグメントの概況 Ⅰ.2014年12月期決算概要 (単位:百万円、%) 2013/12 売上高 2014/12 営業利益 売上高 増減率 営業利益 増減率 米 17,955 1,474 21,223 18.2 1,745 18.4 産 業 資 材 7,678 792 8,100 5.5 725 △8.5 建 設 資 材 6,769 297 6,987 3.2 288 △3.0 スポーツ施設資材 1,778 128 1,738 △2.2 164 28.4 そ 1,739 38 1,997 14.9 153 298.7 結 35,921 2,021 40,047 11.5 2,227 10.2 北 セグメント別 の 他 連 所在地別(売上高) (単位:百万円) ア ジ ア 18,824 米 19,465 国 カ ナ ダ 連 結 1,758 40,047 セグメント別売上高構成比 スポーツ 5.0% その他 4.4% 建設 17.4% 北米 53.0% 所在地別売上高構成比 カナダ 4.4% 米国 48.6% アジア 47.0% 産業 20.2% 2014年実績 2014年実績 6 北米事業の概況 Ⅰ.2014年12月期決算概要 売上高の推移 (百万円) 1,745 21,223 2,000 25,000 20,000 営業利益の推移 (百万円) 1,474 17,955 13,346 15,205 12,673 14,231 1,187 1,500 15,000 1,000 1,084 1,163 710 10,000 500 5,000 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 ● 各種ホース販売(産業・農業・飲料業界等へ販売)が好調。 ● 売上高及び営業利益が過去最高を更新(現地通貨も更新)。 ● 為替円安も寄与し、売上高は前年比18.2%増収、営業利益は前年比18.4%増益。 適用レート (1US$) 09/12 93.72円 10/12 87.30円 11/12 79.63円 12/12 80.12円 13/12 98.06円 14/12 106.55円 7 Ⅰ.2014年12月期決算概要 産業資材事業の概況 売上高の推移 10,000 8,000 6,000 営業利益の推移 (百万円) 8,346 8,052 8,035 7,678 8,100 7,195 872 1,000 800 (1,292) (1,052) 400 2,000 200 0 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 976 792 725 (1,608) 478 600 4,000 928 (百万円) 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 ● 電力施設向けプラント用資材の販売が減少したものの、建機・農機顧客向けの量産機 械用部材の販売が増加し、売上高は前年同期比5.5%増収。 ●排ガス規制対応に向けた製品開発に伴う先行投資費用や消費税増税に伴う物流費 等増加し、営業利益は前年同期比8.5%減益。 8 Ⅰ.2014年12月期決算概要 建設資材事業の概況 売上高の推移 営業利益の推移 (百万円) 350 10,000 8,451 7,368 7,054 7,046 8,000 297 284 250 200 6,000 150 4,000 47 100 2,000 0 288 251 300 6,769 6,987 (百万円) 72 50 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 ●商業および鉄道施設向け建築用資材等のマイブランド商品の販売が伸び、売上高は 前年同期比3.2%増収。 ●為替円安に伴い資材調達価格が上昇し営業利益は前年同期比3.0%減益。 9 Ⅰ.2014年12月期決算概要 スポーツ施設資材事業の概況 売上高の推移 1,717 2,000 1,399 1,565 (百万円) 280 2,160 2,500 営業利益の推移 (百万円) 300 1,778 1,738 250 1,500 200 164 150 126 128 150 74 1,000 100 500 0 50 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 ● 「スーパーX」(全天候型舗装材)及び、「タラフレックス」(弾性スポーツ床材)の販売が 堅調だったものの、「モンドターフ」(人工芝)は価格競争激化により受注額が減少した 結果、売上高は前年同期比2.2%減収。 ● 工事採算性が改善し、営業利益は28.4%増益。 10 Ⅰ.2014年12月期決算概要 その他事業の概況 売上高の推移 営業利益の推移 (百万円) (百万円) 1,997 1,686 1,739 2,000 1,456 200 153 150 1,500 916 866 100 38 1,000 50 500 1 38 6 0 -19 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 -50 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 ● 中国事業における建機顧客向け量産機械用部材の販売が増加。 ● ホテル事業においては、外国人旅行者数増加を背景に海外顧客が増加し、インターネ ット予約販売が好調に推移。 ● 売上高は、前年同期比14.9%増収となり、営業利益は前年同期比298.7%増益。 11 要約貸借対照表 Ⅰ.2014年12月期決算概要 〔資 産 の 部〕 2013/12 (単位:百万円) 2014/12 増減額 現 金 及 び 預 金 4,434 5,462 1,027 受取手形・売掛金 5,837 6,632 795 6,906 8,801 1,894 他 629 749 120 流 動 資 産 合 計 17,809 21,646 3,836 有 形 固 定 資 産 6,150 6,499 349 無 形 固 定 資 産 549 714 165 投資その他の資産 4,507 5,408 900 固 定 資 産 合 計 11,206 12,621 1,415 資 29,015 34,268 5,252 (電子記録債権含む) た な 卸 資 産 そ の 産 合 計 北米 3億88百万円増 アジア 4億7百万円増 北米 16億18百万円増 アジア 2億76百万円増 北米機械設備増設 基幹システム強化 投資有価証券時価増加 3億95百万円 関係会社株式及び出資 金増加 4億44百万円 12 要約貸借対照表 Ⅰ.2014年12月期決算概要 〔負債・純資産の部〕 2013/12 (単位:百万円) 増減額 489 支払手形・買掛金 5,301 2014/12 5,790 借入金(1年内長借含) 2,573 3,402 829 そ 他 1,082 1413 330 流 動 負 債 合 計 8,957 10,607 1,649 借 入 金 2,710 2,883 172 そ の 他 1,884 2,266 382 固 定 負 債 合 計 4,595 5,149 554 計 13,553 15,757 2,204 株 主 資 本 合 計 14,010 15,469 1,458 その他包括利益合計 1,411 2,999 1,588 小 数 株 主 持 分 41 41 0 計 15,462 18,510 3,048 負債、純資産合計 29,015 34,268 5,252 負 純 の 債 資 合 産 合 有利子負債純増額 10億1百万円増加 繰延税金負債2億39百万 円増 当期純利益17億54百万 円計上 ・為替換算調整勘定 為替円安 に伴い13億74百万円増 ・有価証券評価差額金2億69 百万円増(時価上昇) 自己資本比率 0.8%増加 2013年度末 53.1%→ 2014年度末 53.9% 13 Ⅰ.2014年12月期決算概要 キャッシュフロー、設備投資等 (単位:百万円) 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー 財務キャッシュフロー 現金・同等物期末残高 設 備 投 資 額 減 価 償 却 費 研 究 開 発 費 2013/12 2014/12 増減額 1,697 △773 △1,174 3,904 796 △651 639 4,932 △901 122 1,813 1,027 557 506 128 907 516 133 349 10 4 ● 営業CF ・・・税金等調整前当期純利益(27億18百万円)、売上債権の増加額(3億96百万円)、 たな卸資産の増加 (10億78百万円) ● 投資CF ・・・投資有価証券取得による支出(35百万円)、有形固定資産の取得による 支出(4億13百万円) 無形固定資産の取得による支出(1億62百万円)、 ● 財務CF ・・・短期借入金の増加額(5億73百万円) ● 設備投資 ・・・北米 4億59百万円、 アジア 4億47百万円 14 財務及び投資推移 Ⅰ.2014年12月期決算概要 財務推移(連結) % 60% 12,209 53.1% 53.9% 10,000 39.9% 178 1,200 907 8,000 6,983 3,984 4,348 800 6,286 6,139 5,283 5,462 20% 10% 7,341 27.4% 1,409 1,400 1,000 37.7% 40% 30% 12,000 47.2% 50% 投資推移(連結) 百万円 百万円 6,000 600 4,434 4,000 3,396 1,913 2,000 179 200 0 2005年 2010年 現預金 2011年 2012年 有利子負債 2013年 2014年 自己資本比率 141 82 47 0 276 160 0% 55 7 35 8 339 400 4 47 57 4 10 4 1,231 415 4 59 2013年 2014年 0 2005年 2010年 2011年 北米 2012年 アジア (注)1. 2006年度から2009年度の記載は省略 ■有利子負債高依存度(総資産に占める有利子負債割合)改善 2005年度末 依存度42.4%⇒2014年度末 依存度18.2%へ改善。8年間で 約59億円有利子負債圧縮。自己資本比率改善と共に、財務基盤強化を推進。 ■投資選別による効果的投資に伴い、営業キャッシュフローは好調継続 当該獲得資金を株主還元と合わせ、有利子負債への充当、又将来の投資に 備えてきた。 15 Ⅱ.2015年度 業績見通し 16 クリヤマグループ業績見通し Ⅱ.2015年度業績見通し (百万円) 上 高 (百万円) (百万円) 営 業 利 益 (百万円) (百万円) 経 常 利 益 (百万円) (百万円) 利 益 (%) (百万円) R O E (%) (%) 自己資本比率 (%) (百万円) 有利子負債増減額 33,159 35,921 40,047 42,000 35,921 20,000 1,842 2,026 2,021 2,385 2,227 2,724 2,600 10,000 2,900 12年度 13年度 14年度 15年度 実績 実績 実績 見通 (百万円) 3,000 1,287 11.9 47.2 1,562 11.4 53.1 1,754 10.4 53.9 1,930 10.5 2,500 2,000 2,600 1,842 △975 893 359 557 907 500 12年度 13年度 14年度 15年度 △200 1,000 80.12円 80.13円 12.71円 98.06円 106.55円 94.67円 96.05円 15.93円 17.25円 110円 90円 19円 2,021 1,000 実績 △933 2,227 1,500 56.1 (百万円) 米 国 $ 為替 カナダ$ レート 中 国 元 33,159 42,000 30,000 (減少△) 設 備 投 資 額 40,047 40,000 (%) 自己資本比率 ROE CFベース(百万円) (百万円) 2014年 実績 2015年 見通 営業利益 純 2013年 実績 売上高 売 2012年 実績 60 50 40 30 20 10 0 47.2 実績 実績 53.1 53.9 見通 56.1 自己資本比率 11.9 12年度 実績 11.4 13年度 実績 ROE 10.5 10.4 14年度 実績 15年度 見通 17 Ⅱ.2015年度業績見通し 事業セグメント別業績見通し (単位:百万円) 2013年 実績 北 米 事 業 産業資材事業 建設資材事業 スポーツ施設 資材事業 そ の 他 事 業 連 結 2014年 実績 2015年 2009年 見通 見通 セグメント別営業利益グラフ (除く、その他) 2,000 17,955 21,223 22,588 1,600 1,474 1,745 1,885 1,200 (百万円) 北米 産業 800 7,678 8,100 8,595 792 725 765 6,769 6,987 6,829 297 288 286 建設 400 スポーツ 0 13年度 実績 14年度 実績 営業利益構成比 売上高構成比 1,778 1,738 1,983 128 164 212 1,739 1,997 2,001 38 153 132 35,921 40,047 42,000 2,021 2,227 2,600 15年度 見通 その他 4.6% その他 スポーツ 4.8% 4.7% 建設 8.7% 建設 16.3% 産業 20.4% 北米 53.8% 2015年見通し 産業 23.2% 北米 57.1% 2015年見通し (注)1. 上段は外部売上高、下段は営業利益 2. 全社費用は上記に表示しておりません。 18 Ⅱ.2015年度業績見通し セグメント別業績変動要因 14年度実績と15年度見通変動要因 北 米 事 業 堅調な米国経済を背景にホースの販売は引き続き好調を 維持し、増収増益予想。 原油安による原価率改善もあり 営業利益率も微増ながら改善を想定。 産業資材 事業 電力顧客向けプラント資材販売は厳しい概況が続くことが 予想されるが、建機及び農機顧客向け部材の販売は引き続 き好調維持することを想定し、増収増益予想。 建設資材 事業 歩道橋、商業施設や鉄道施設向けにマイブランド商品(セラ ミックタイルや点字タイル等)販売注力。グループ会社と連携 し,コスト競争力確保。売上,営業利益共にほぼ横ばいを予想。 スポーツ 施設資材 事業 将来開催される世界大会を見据え、陸上競技場や体育館施 設等向けに受注注力。スポーツ振興による今後の期待効果 に対し、情報物件量は増加傾向。増収増益を予想。 その他 ホテル事業は海外顧客等増により増収増益予想も、中国事 業はOEM資材販売価格下落し、減収減益予想。 全体では、売上横ばいも減益予想。 19 配当金の概況 Ⅱ.2015年12月期業績見通し 連結純利益の推移 1,754 2,000 1,930 1,562 1,351 1,500 1,142 1株当たり配当金の推移 (百万円) (円) 30 35 30 30 1,287 21 25 17 20 1,000 12 15 472 10 500 14 8 5 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 15/12予想 0 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 15/12予想 ●前期より9円増加の30円…普通配当1株当たり25円と当社上場10周年記念配当5円 ● 10年度以降、業績が回復。安定配当を基本方針として、段階的に増配を実施。 ● 株主の皆様のご期待に応えるべく、引き続き業績を拡大し、株主還元努力。 ● 09年/1株 8円 ⇒ 14年/1株 30円 (275%増) 20 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 21 中期経営戦略 基本戦略 . グローバルな事業展開を一層推進 ◆グローバルなホース・カンパニーを目指し、 「製販一体型」のビジネスモデル構築へ 1 ◆海外M&A等を通じた北米以外のグローバル 市場開拓による事業拡大を推進 成長分野及び競争優位分野への経営資源投入を一層 加速させ、業績拡大 事業ポートフォリオに基づいた企業経営を継続的に推進 22 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 基本戦略 1 グローバルな事業展開を一層推進 北 米 ホース事業拡大と確固たる競争優位を確立 販売 シナジー 生産 シナジー 競合他社に 対抗 マネジメント シナジー 目標:業界トップクラス 北米、欧州、アジア へ世界販売 主要販売子会社 チャネル・リーダー Kuriyama of America, Inc. その他関係会社10社 (製造6社・販売4社) アジア、 新興国 量産機械用部材及びホース販売拡大を目論み、グループ 会社間連携強化 国内向け建設資材の安定供給、サービス体制強化 日本 子会社 関連会社 アメリカ 子会社、 関連会社 北米、アジア、新興国市場へ販売 アジア 子会社 関連会社 連携(販売、製造供給) カナダ 子会社 23 基本戦略 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 2 事業ポートフォリオ経営による安定収益確保 産業資材 事業 グローバル化への対応強化し、 商品を安定的に供給 建設資材 事業 公共及び民間投資への注力・ オリジナル商品の一層の拡販 スポーツ 施設資材 事業 世界大会開催を見据え、新設 及び改修物件受注取込強化 その他 アジア市場の成長を取込み、 営業黒字を継続的に確保 安 定 収 益 確 保 選 択 と 集 中 リ ス ク 分 散 北米 事業 コア事業として、事業拡大し、 グループ総力で成長市場の 需要取込強化 24 北米事業 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 -コア事業としての一層の事業拡大- ① 「KURIYAMA VALUE」ブランドの浸透を推進 ② アジア、欧州、中南米市場への参入強化 ③ シェールオイル・ガス市場への参入強化 ④ 北米既存市場での販売シェア拡大 ⑤ 製品群の更なる拡充と差別化製品投入による 収益力向上 ⑥ 北米におけるOEMビジネス参入強化 Kuriyama of America (各種ホースの販売) シェールオイル・ガス採掘現場 Kuriyama Canada (樹脂ホースの製造) 飲料用 業績見通 2014年 実績 2015年 予想 売 上 高 21,233 22,588 営業利益 1,745 1,885 Accuflex Industrial Hose (飲料用ホースの製造) ガソリンスタンド (百万円) Kuriyama de Mexico (樹脂/ゴムホースの販売) 下水道洗浄 25 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 産業資材事業 -顧客のグローバル化に伴う対応強化- ① NORMA、樹脂コネクター等、重点商品の販促強化 ② 国内、海外メーカーとの協業強化 ③ 海外現地商品調達力及び供給力の強化 ④ 商品構成比率の改善強化 ⑤ プラント関連商品、船舶関連商品の販売強化 ⑥ 次世代エネルギーや排ガス規制対応に向けた商品販売 強化 ⑦ モジュール化の推進等による高付加価値商品販促強化 ⑧ VA・VE提案活動の強化 ⑨ 在庫管理体制の強化・適正在庫品の維持 業績見通 (百万円) 2014年 実績 2015年 予想 売 上 高 8,100 8,595 営業利益 725 765 船舶居住区用床材 耐油シリコンホース NORMAグループ製品 ALFA高圧ホース 26 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 建設資材事業 -公共及び民間投資への注力・オリジナル商品の一層の拡販- ① 百貨店、鉄道、チェーンストア市場への販売強化 ② 当社オリジナル製品(スーパーマテリアルズ・エースト ン・エコ&セーフティー等)の販売強化 ③ 復興需要、インフラメンテナンス等、取込強化 ④ 施工技術を活かした販促活動の推進 ⑤ オリジナル商品の品質、コスト、在庫管理の強化 ⑥ 物件の進捗トレース強化による営業品質の向上 ⑦ 多面的施工能力を持った人材の育成強化 業績見通 (百万円) 2014年 実績 2015年 予想 売 上 高 6,987 6,829 営業利益 288 286 スキマモール セラミックタイル施工 (ストライビング工法) セラミックタイル (スーパーマテリアルズ) ノンスリップタイル・点字タイル (エーストン・Mブレイル) エコ&セーフティー (アクアスルー) スピーディーでハイクオリティー な施工、環境負荷も少ない新 標準工法 27 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 スポーツ施設資材事業 -新設及び改修物件の取込強化- ① ② スーパーX、タラフレックスの新設及び改修物件の販売 強化 「モンドターフ」のリサイクル事業を核とした改修マーケッ トへの参入強化 ③ 代理店との連携による新たな人脈作りと代理店網構築 ④ 営業プロセス及び情報物件の管理を徹底 業績見通 (百万円) 2014年 実績 2015年 予想 売 上 高 1,738 1,983 営業利益 164 212 人工芝 リサイクルシステム ナショナルトレーニングセンター 全天候型トラック (スーパーX) スポーツ床材 (タラフレックス) 人工芝 (モンドターフ) 28 Ⅲ.経営戦略と対処すべき課題 その他 -アジア市場の成長を取込み、営業黒字を継続的に確保- 中国事業 ① 業績見通 建機、農機等、OEM資材受注拡大 北米グループ会社との連携によるホースの販売促進、代理 店確保 ホテル事業 2014年 実績 2015年 予想 売 上 高 1,997 2,001 営業利益 153 132 ② ① インターネット販売強化 ② 海外顧客及びスポーツ団体顧客取込強化 (百万円) アウトドア用品販売事業 ① 主力ブランド商品(MONTURA)の販売強化 ② 大黒柱となる事業発掘とその育成 ダスコン用品販売事業 ① 高付加価値マットの提案と既存顧客のシェアアップ ② 制菌マット等の拡販 研究開発事業 ① 産業資材・建設資材・スポーツ施設資材の商品改良等を行い、各事業を補完 29 ご清聴誠にありがとうございました。 <お問い合せ先> クリヤマホールディングス株式会社 経営企画部 E-Mail : [email protected] TEL 06-6305-5721 FAX 06-6305-5604 http://www.kuriyama-holdings.com/
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