【中国】 1月の市場動向トピックス 1 月として過去最高、初の 20 万人を突破 1 月の訪日中国人数は 22 万 6,300 人で、前年同月の 15 万 5,605 人の 1.4 倍を記録した。 今年の春節休暇は 2 月 18 日~24 日と、3 月の新学期に近いことから、1 月に前倒しして旅 行を申し込む家族も見られた。 1 月はクルーズ船 4 便が寄港、2015 年もクルーズ船が多数寄港の予定 1 月は上海発のクルーズ船計 4 便が、福岡、長崎などに寄港し、約 5,000 人の訪日に繋がっ た。2014 年 1 月は 6 便が寄港したため、前年同月比では減少となった。なお、凱撒旅遊(カ イサー)が 1 月に発表したクルーズ計画によると、ロイヤルカリビアン、コスタクルーズ、海娜(ヘナ) 号などによる本州・北海道周遊、九州・瀬戸内海コースなど、複数便が計画されており、 2015 年も相当数のクルーズ船が日本へ寄港することが予想される。 1月の主なプロモーション活動 北京、上海、広州など訪日旅行市場の主要 10 都市において、屋外広告を実施した。北京、 上海、広州といったリピーター層も多い大都市圏においては九州のイメージ画像を使用、初 訪日層が多い他の都市では旅館、温泉、桜といったイメージ画像を使用した広告を出し、タ ーゲットに合わせた訪日旅行の魅力を訴求した。 蘇州市内のショッピングモールで開催された訪日 PR イベント「ジャパンブランド」に出展した。 家族連れをターゲットに、浴衣試着体験などのコーナーを設置し、話題を集めた。また、深セ ン市内では JNTO が訪日イベントを開催し、こちらも家族連れをターゲットに PR を行った。両 イベントでは、1 月 19 日から運用された数次ビザ発給要件緩和についてもプロモーションを実 施した。 深セン市内イベントの様子 蘇州「ジャパンブランド」ビザ緩和プロモの様子
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