草津市小中学校校務支援システム 構築業務 技術提案競技実施要領 草津市教育委員会事務局教育総務課 1. 業 務 の概 要 1-1.業 務 名 草津市小中学校校務支援システム 構築業務 1-2.システム導入 の目的 小中学校校務支援シス テム は、校務の情報化 により、教職員の事務 負担 を軽減し、業 務の効率化を図ること を目的として導入 する。 2. 技 術 提案 競技 に つい て 2-1.趣 旨 本技術提案審 査は、草 津市が上記に 掲げた目 的を達成する ため、業 務を遂行でき る最も適 切な業者の選 定を行う ものであり、選 定委員 会が最も適切 な業者で あると判断す る者を シ ステム構築事 業者とし て選定する。 2-2.技 術 提案 審査 技術提案競技 は、参加 事業者より提 出された 各種 書類及び 別途開催 する審査会に お けるプ レゼンテーシ ョンで審 査する。 審査は、「 草津市小中学校校務支援システム構築業務委託業者 選定 委員会設置要領」に 基づく選定委員会 が行う。 3. プ ロ ポー ザル の 概要 3-1.事 務 局 本プロポーザ ルに係る 事務局は、以 下に置く 。 事務局:草津 市教育委 員会事務局 教育総務課 総務グルー プ 担当者:主査 吉川 航 住 所:〒525-8588 滋 賀県草津市草 津三丁目 13番30号 電 話:077-561-2425(直通) FAX:077-561-2488 E-mail:[email protected] 3-2.納 入 場所 納入場 所は 、教 育委 員 会事務 局及 び市 内小 学 校14 校( 開校 予定 の 1校を 含む )、 中学 校6校とする 。 3-3.業 務 の内 容及 び業務 期 間 草津市 小中 学校 校務 支 援シス テム 構築 業務 ( 以下「 本件 業務 」と い う。) は、 市教 育委 員会事務局及 び市内小 中学校20校 をシステ ム構築対象と し、各学校 におけるシス テム 導入から運用 サポート まで を行うも のとする 。 システムの運 用開始は 平成27年9 月1日か らとし(開校 予定の1 校を除く)、 平成 28年4月1 日から は 全ての機能が 利用可能 な状態 とする こと。業 務期間は、初期 導入 業務について は、決定 通知のあった 日から平 成28年3月 31日ま でとし、本シス テム に係る保守業 務期間に ついては、平成 27年8 月1日から平 成32年 7月31日ま でと する。 1 3-4.契 約 形態 シ ステ ム 構 築 費( パ ッ ケ ージ ソ フ ト ウェ ア の 5 年間 分 の ラ イセ ン ス 料 を含 む 。) 及 びシステム保守料 (5年間分)の総額を本件業務の 売価とし、 別途リース会社との 間で、60か月リース 契約(地方自治法第234条の3に基づく長期継続契約、 期間:平成27年8月1日から平成32年7月31日まで)の締結 を予定している。 但し、システム構築をクラウド方式により行う場合は、別途データセンター及び回 線の使用に関する利用契約を締結するもの とする。 この場合、システム構築費等の当初経費も使用料に含むものとする。 3-5.提 案 者の 資格 等 プロポーザル に参加する場合は、次の要件を満たさなければならない。 (ア)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に 該当し ていないこと。 (イ)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てをし ている者(更生手続開 始の決定を受けている 者を除く。) または民 事再生法(平成 11年法律第225号)に基づく再生手続開始の申立てをしている者(再生手続開 始の決定を受けている者を除く。)でないこと。 (ウ)次のいずれにも該当しないこと。 ①役員等(受注者が個人である場合にはその者を、受注者が法人でる場合にはそ の役員またはその支店もしくは営業所等の代表者をいう。以下この号において同 じ。)が暴力団員による不当な行為の防止 等に関する法律(平成3年法律第77 号。以下この号において「暴力団対策法」という。)第2条第6号に規定する暴 力団員 (以下 この 号に おいて 「暴力 団員 」と いう。 ) で あ る と 認 め ら れ る こ と 。 ②暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下この号にお いて同 じ。) また は暴 力団員 が経営 に実 質的 に関与 し て い る と 認 め ら れ る こ と 。 ③役員等が自己、自社もしくは第3者の不正の利益を図る目的または第3者に損 害を加える目的をもって、暴力団または暴力団員を利用するなどしたと認められ ること。 ④役員等が、暴力団または暴力団員 に対して資金等を供給し、または便宜を供与 するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、もしくは関与し ていると認められること。 ⑤役員等が暴力団または暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している と認められること。 (エ)人口規模10万人以上の自治体において、本件業務の実績を有すること。但し、 小中学校のどちらか一方のみ、または一部の機能のみの導入は、実績として認めな い。システム稼動前の 業務も同様とする。 (オ)提案するパッケージソフトウェアは、一般社団法人全国地域情報推進協会 (APPLIC)の準拠登録製品一覧(教育アプリケーションユニット)に掲載されてい る製品であること。 (カ)一般財団法人日本情報経済社会推進協議会指定のプライバシーマーク またはI SMS等の認定を受けており、定期的に更新がされていること。 2 3-6.提 案 者の 選定 提出された参加表明書類を基に、1次審査(参加資格審査)を実施し、2次審査(プ レゼンテーション審査)参加事業者の決定を行う。2次審査では、提案書類及びプ レゼンテーションの内容を総合的に勘案して評価点を算出し、 審査員の評価点(総 合計)が最も高かった事業者を システム構築事業者 として選定する。 3-7.日 程 及び 手続 き 平成27年 3月3日(火) ・技術提案競技実施の公表 (草津市役所ホームページ) ・実施要領等の配布 (ホームページよりダウンロード) ・技術競技実施要領 ・特記仕様書 ・応募開始 (参加表明書類) ・参加表明届(様式第1号) ・会社概要(様式第2-1号) ・構築体制(様式第2-2号) ・業務実績(様式第3号) ・保守体制(様式第4号) 3月13日(金) ・参加表明書提出期限 午後3時 ・質問受付期限 ・質問書(様式第5号) 3月16日(月) ・2次審査参加決定通知 (電子メールにて通知) 3月18日(水) ・質疑回答(電子メールにて回答) ・技術提案等書類受付開始 ・技術提案書(様式任意) ・見積書(様式任意) 3月24日(火) ・技術提案書類提出期限 午後3時 3月30日(月) ・2次審査の実施(プレゼンテーション) 4月上旬 ・第2次審査結果通知(売主決定) 6~7月頃 ・売価見積徴取 ・リース(システム使用) 契約の締結 ・審査結果通知書 2・ 見 積 書 ( 様 式 任 意 ) ・ 売 価 決 定 ( システム使 用 料 ) 決定通知書(発注書) ※審査の実施 日が変更 になる場合、 それ以降 のスケジュー ルに変更 が生じる可能 性があ る 。 3 4. 提 出 書類 につ い て 4-1. 提出 様式 様式の指定の あるもの については 、別 紙指定 様式により作 成し、任 意様式のもの につい ては、必要に 応じて図 表等を使用し 、簡潔で 分かりやすい ものとす ること。 <1次審査申 込時> ・参加表明届 (様式第 1号) ・会社概要 (様式第 2-1号) ・構築体制 (様式第 2-2号) ・業務実績 (様式第 3号) ・保守体制 (様式第 4号) <2次審査申 込時> ・技術提案書 (任意 様 式) ・見積書 (任意様 式) <本件に関し て疑義が ある場合 > ・質問書 (様 式 第5号) 4-2.提 出 部数 提出書類は、 全て正本 1部、副本( 写し)1 0部の計11 部を提出 すること。 但し、質問書 及び経費 見積書につい ては、正 本1部のみの 提出でよ い。 一度提出され た書類は 返却しないも のとする 。 4-3.提 出 方法 書類の提出は 持参 する こと。(郵送 および電子 メールでの提 出は認め ない 。) 質問書(様式 第5号) を除いて、 提 出された 書類の差し替 え、再提 出は認めない 。 4-4.提 出 先 草津市教育委 員会事務 局 教育総務 課 総務グ ループ(市役 所6階) 住 所:〒525-8588 滋 賀県草津市草 津三丁目 13番30号 電 話:077-561-2425(直通) FAX:077-561-2488 E-mail:[email protected] 本 件 に 関 す る 問 い 合 わ せ 対 応 時 間 9: 00~ 12: 00、 13: 00~ 17: 00( 土 日 祝 日 を 除 く ) 4-5.提 出 期限 <1次審査申 込時の提 出物 及び質問 書> 平成27年3 月 3日 (火)から3 月 1 3 日 ( 金 ) 午 後 3 時 ま で の 間 に 提 出 す る こ と 。 <2次審査申 込時の提 出物> 平成27年3 月18日 (水)から3 月 2 4 日 ( 火 ) 午 後 3 時 ま で の 間 に 提 出 す る こ と 。 4-6.質 問 書へ の回 答 平成27年3 月18 日(水)ま でに、全 ての 質問に対する 回答を 、全ての参加事 業者に 対して電子メ ールで行 う。 4 5. 技 術 提案 書類 に つい て 5-1.提 案 書の 書式 等 提案書のサイ ズはA4 版(縦横は 問わない )およびA3版 折り込み とし、文字 サイズは 10ポ イン ト以 上 、 2 0~3 0ペ ージ 程度 を 目安に 作成 する こと 。 また、 記述 内容 は、 専門的知識を 有しない 者でも理解で きるよう 、専門用語や略 語につ いては、注釈を つけ る等の配慮を 行うこと 。 5-2.提 案 書の 構成 提案書 は、「草 津市 小中 学校校 務支 援シ ステ ム 構築業 務特 記仕 様書 」 を確認 のう え、 以 下の各項目に ついて作 成すること 。但し 、そ の他必要な 内 容があれ ば、提案者 において 項目を設け記 載するこ とができるも のとする 。 (1)校務の 情報化に 対する考え方 、システ ムコンセプト について (2)システ ムの概要 について (3)システ ムの 各種 機能及び特徴 (強み) について (4)システ ムの稼動 環境(クラウ ド方式、 センターサー バ 方式) について (5)実施 体制及び 導入スケジュ ールにつ いて (6)運用 ・保守体 制について 5-3.シ ス テム の稼 動環境 に つい て 本市教育委員会では、これまで市指定のデータセンターを活用したセンターサーバ (ハウジング )方式で のシステム構 築を行っ てきたが、本 市に おけ る情報化推進 の取 組の一環とし て、クラ ウド 方式によ るシステ ム構築及び運 用の可能 性を視野に入 れた 選定を行う。 提案者は 、以下のいず れかの方 式により提案 すること 。 (A)センタ ーサーバ (ハウジング )方式 本 市 が 指 定 す る N T T デ ー タ セ ン タ ー ( 以 下 「 N T T デ ー タ セ ン タ ー 」 と い う 。) にシステムサ ーバを設 置する方法。 (B)クラウ ド方式( インターネッ トVPN による接続) 提案者側のデータセンター等とNTTデータセンターとをインターネットVPN により接続す る方法。 (C)クラウ ド方式( フレッツグル ープへの 参加 ) 提案者側のデータセンター等を市教育委員会のフレッツグループに組み入れる方 法。(フレッ ツ回線及び フレッツ拠点 間接続サ ービス を利用 ) 5-4.経 費 見積 書の 作成に つ いて システム構築費(パッケージソフトウェアの5年間分のライセンス料を含む。)及 びシステム保守料( 5年間分)の総額 は、5 2,500,0 00円( 消費税および 地 方消費税を含 む)を上 限とし、これ を超える 提案は失格と する。 本 件業務の具体 的な 要件は、「草 津市小中学 校校務支援シ ステム構 築業務特記仕 様書」を 参照のこと。 ①見積書は、シ ステム 構築及びシス テム運用・保守 に係る5 年間分 に必要総額に つい て記載するこ と。また、システム保守 料につい ては期間均等 の月額単 価金額を 併せ て記載するこ と。なお 、見積金額は、消費税 および地方消 費税を含 んだ額で記入 す ること。(以 下同様) 5 ②経費の内訳書を必ず添付すること。 以下に内訳の 主な項目を 例示する。 <共通項目> ・基本パッケージソフトウェアのライセンス料 (5年間分) ・システム(帳票類)カスタマイズ費用 ・システム調整費用(インストール、 データ移行、 稼動チェック等) ・学校向け講習会(初年度・次年度以降)開催費用 ・システム保守 費用(5年間分) < (A )センタ ーサ ーバ(ハウジ ング)方 式 による場合 > ・サーバ整備(設置・設定を含む)費用 ・NTTデータセンターのハウジング費用 < (B )クラウ ド方 式(インター ネットV PNによる接 続) によ る場合 > ・データセンター 等利用料(5年間分) ・NTTデータセンター側の設定変更費用 < (C )クラウ ド方 式(フレッツ グループ への参加) に よる場合 > ・データセンター 等利用料(5年間分) ・NTTデータセンター側の設定変更費用 ・回線使用料(フレッツ光ネクスト(1G)・5年間分) ・拠点接続サービス料(フレッツVPNワイド 30・5年間分) ③草津市契約規則第23条第2項の規定に基づき、必ず代表者印で封印し、封筒 に本件業務名を記入のうえ、提出すること。 ④見積額の訂正は無効とする。その他の訂正は訂正印が押されていれば有効 とす る。 ⑤システム構築事業者 の決定後において、諸要件の整理を 行ったうえで、改めて 正式な見積徴取を行い、リース業者との取引価格(売価)、システム使用料等 を決定する 。 6. 審 査 (プ レゼ ン テー ショ ン ・ヒ アリ ン グ) につ い て 技術提案書類 及びプレ ゼンテーショ ン をもと に、下記の手順 で審査 を実施し、選定 委員 会にて審査さ れた結果 をもとに委託 先 候補者 の決定を行う 。 6-1.開 催 日時 平成27年3 月30日 (月)〈予定 〉 開催日時につ いては変 更の可能性 が ある。提 案者毎に別途 連絡する 。 6-2.開 催 場所 草津市役所 教育委員会 室(6階) 6-3.プ レ ゼン テー ション の 持ち 時間 1者50分以 内( 質疑 応答の時間を 含む )の プレゼンテー ションと し、準備・片付 けを それぞれ5分 以内で行 うこと 。但し 、参加事 業者の数によ り変更す る場合がある 。 6-4.出 席 者 プレゼンテー ションへ の参加 は5名 以内とし 、本件業務のプ ロジェ クトリーダー がプレ ゼンテーショ ンを行う こと 。 6 6-5.技 術 提案 競技 審査の 評 価項 目に つ いて 評価に当たっ ては、提 出された技術 提案書 及 び経費見積書、プレゼ ンテーション の内容 等を 基に、「5-2 提 案書 の構 成」 で掲 げた 項目 に沿 って 審査 し、 項目 毎に 評価 点を 算出 する。 6-6.委 託 先候 補者 の選定 に つい て システム構築 事業者の 選定について は、下記 に基づく選定 を行う。 ① 技術提案競技 審査で最 も高い評価を 受けた事 業者を選定す る。 ② 技術提案 競技審 査の 評 価点が同 点の場 合は 、 技術提案 部分の 評価 が 最も高い 事業 者を委託先候 補者 に選 定する。 ③ 技術提案 部分の 評価 点 が50% 未満の 場合 、 委託 先候 補者と して 選 定しない 場合 がある。 ④ 提案者が1者のみの場合、予め設定した最低基準点以上であれば 委託先候補者 とする。 6-7.そ の 他 プロジェクタ ー及びス クリーンは、市 で用意 する。その他 プ レゼン テーションに 必要な 資機材がある 場合は、 提案者側で用 意するこ と。 6-8.審 査 結果 の通 知 審査結果は選 定・非選定 に関わらず、平 成2 7年 4月上旬に審 査結果通 知書を送付す る。 7. 失 格 条件 審査時点で、 次のいず れかに該当す る場合は 失格とする。 ① 提出書類に虚 偽の記載 があった場合 ② 審査の公平性 に影響を 与える行為が あったと 認められる場 合 ③ 限度額を超過 した見積 書を提出した 場合 8. 次 順 位者 の繰 上 げ 市は、選定した 事業者に 業務を履行す ることが できない何ら かの事由 が発生した場 合は 、 プロポーザル において 次順位以下と なった事 業者 のうち、評 価点が上 位であったも のか ら順に本件業 務につい ての交渉を行 うことが できる。 9. 提 示 書類 ① 草津市小中学 校校 務支援システ ム構築業 務技術提案競 技実施要 領(本書) ②(様式第 1号)参 加表明届 ③(様式第 2-1号 )会社概要 ④(様式第 2-2号 )構築体制 ⑤(様式第 3号)業 務実績 ⑥(様式第 4号)保 守体制 ⑦(様式第 5号)質 問書 ⑧ 草津市 小中学校校 務支援システ ム構築業 務特記仕様書 7 10. そ の 他 ① 本プロポーザ ルの実施 期間中(公 告から選定 結果の通知ま で)は 、本件に関する 質 疑等は必ず本 件業務の 事務局を通じ て行うこ ととし、審査状 況の確 認等、本件企画 提案に関して の選定委 員及びその担 当部署へ の接触行為を 禁止する 。 ② 提案書に記載 された事 項は、別紙仕様 書とあ わせて、本件業 務の仕 様書として取 り 扱う。本 件業務 の目的 達成のた めに修 正すべ き事項が あると 市が判 断した場 合は、 市と業者との 協議によ り項目の追加、変更ま たは削除等を 行い、再 度見積 徴取を 行 うものとする 。 ③ 提出された書 類等は、公平性、透 明性及び客 観性を期すた め、場合 によっては公 表 することがあ るので留 意のこと。 ④ 技術提案競技 への参加 に要する経費 について は 、全て 提案者が 負担す るものとする 。 ⑤ システム 構築の 方式の 違いに関 わらず 、 選定 に係る価 格面の 評価 は 、「5-4.② 」の 経費の合計額 により行 う。 ⑥ 当該事業に係 る予算の 議決が得られ なかった 場合は、本プロポ ーザル の執行をとり やめるので留 意のこと 。 8
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