新技術「コンクリート型枠ジョイント止水テープ」が NETIS に登録

2015年（平成27年）3月2日
コンクリート目地部の品質向上と現場作業の省力化に寄与
新技術「コンクリート型枠ジョイント止水テープ」が NETIS に登録
スリーエムジャパン株式会社（本社：東京都品川区代表取締役社長：三村浩一）の新技術「コンクリート型
枠ジョイント止水テープ」がこのほど、NETIS（新技術情報提供システム）に登録されました（登録番号：TH140011-A）。コンクリート打設時に用いられる型枠のジョイント部の小口に「３Ｍ™ コンクリート型枠ジョイント止水
テープ 2237」を利用することで、コンクリート目地部の施工品質が向上するうえ現場作業の省力化にも寄与す
る点が評価されました。
型枠の転用によるゆがみ等によって生じるすき間からコンクリートが染み出る「ノロ漏れ」対策を怠ると、コンク
リート硬化後の目地には「砂すじ」が生じてしまうため、この部分を整える補修作業が必要となります。
「３Ｍ™ コンクリート型枠ジョイント止水テープ 2237」は、ノロ漏れを防ぐことでコンクリートの施工品質を向上
するノロ止めテープです。型枠のジョイント部の小口に貼り付けて使用します。テープの厚みはわずか0.3mm未
満ですが水分による膨潤特性を備えているので、打設前の散水によってテープがふくらみ、型枠ジョイント部の
すき間を最大3mmまで塞ぐことが可能です。これにより打設時のノロ漏れを予防できるので砂すじの発生を抑
制し、コンクリートの美観が向上します。また、補修作業も不要となるので現場作業の省力化にも効果的です。
NETISは、「新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として」※国土交通省が運用し
ているデータベースシステムです。登録されることにより、国および地方公共団体等の公共工事の発注者や応
札者、施工者へ情報が提供され、技術のさらなる活用が期待されます。※NETIS webサイトより引用
【テープあり】「３Ｍ™ コンクリート型枠ジョイント
止水テープ 2237」は、型枠に貼るだけでノロ漏
れを予防し、砂すじが発生しない。（左）
【テープなし】一方、テープを使わずにノロ漏
れした場合、硬化後に砂すじが生じ、補修作
業が必要となる。（右）
テープ表面にある吸水層に水分
を加えると膨張する。
■NETIS 「コンクリート型枠ジョイント止水テープ」技術（登録番号：TH-140011-A）に関するWEBサイト
http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Search/NtDetail1.asp?REG_NO=TH-140011
■「３Ｍ™ コンクリート型枠ジョイント止水テープ 2237」のWEBサイト（製品概要、関連動画等をご覧頂けます）
http://www.mmm.co.jp/tape-adh/construction/joint/
「３Ｍ™ コンクリート型枠ジョイント止水テープ 2237」に関するお問い合わせは、
カスタマーコールセンター TEL: 0570-011-511
３Ｍは、３Ｍ社の商標です。
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