平成 27 年 3 月 5 日 http://www.jia-page.or.jp/ 少量生産の業務用ガス厨房機器を対象とした新たな製品認証制度を開始一般財団法人日本ガス機器検査協会 (略称：ＪＩＡ理事長：木村文彦所在地：東京都港区赤坂１－４－１０)は、平成２７年２月２０日から従来の認証制度に加え、少量生産の業務用ガス厨房機器を対象とした新たな認証制度を開発しました。 ■少量生産の業務用ガス厨房機器の認証について従来からのＪＩＡ認証制度は、主に量産品を対象としていました。今回開発した認証制度は、顧客の要望ごとにカスタマイズされた生産量の少ない業務用ガス厨房機器（少量生産品）であっても、検査項目や検査する場所を見直すことで、ＪＩＡ認証が取得しやすくなりました。この制度を活用いただくことによって、これまでＪＩＡ認証を受けていなかった少量生産品に対しても、第三者機関であるＪＩＡが性能や安全性を確認できることから、業務用ガス厨房機器におけるより一層の安全性向上につながります。 ■少量生産の業務用ガス厨房機器に貼付されるマークについて安全性等を確認した合格製品には、ＪＩＡマークを貼付していただき、ガス機器の使用者にも合格製品であることが容易に判断いただけるようになっております。新たな認証制度を開始し、少量生産の業務用ガス厨房機器には従来からの業務用ガス厨房機器とは異なる新たなマーク(図１)をデザインしました。図１少量生産の業務用ガス厨房機器のマーク図２従来からの業務用ガス厨房機器のマーク＜お問い合わせ＞一般財団法人日本ガス機器検査協会（ＪＩＡ）東京検査所電話０３－３９６０－４２５１名古屋検査所電話０５６８－７２－２３６１大阪検査所電話０６－６２２４－４４６８認証技術部電話０３－５５７０－５９９０－1/2－（参考）少量生産及び量産向け業務用ガス厨房機器認証制度の主な相違点少量生産の業務用ガス厨房機器従来の量産向けの業務用ガス厨房機器現物合格・製造能力の証明が必要ない・検査時間が短い・検査項目の一部を省略形式認証・製造能力の証明が必要・検査に一定の時間がかかるＪＩＡもしくは申請者の工場等ＪＩＡの各検査所業務用ガス厨房機器検査規程確認試験少量生産の業務用ガス厨房機器検査規程従来の量産向けと比較して構造、材料及び性能のうち、一部項目（電源部分の構造、保温材、耐衝撃電圧など）が少なくなっている。また、破壊試験は申請者の選択検査で使用するガス種燃焼状態試験（ＣＯ測定、ススの確認等の試験）についてはテストガスを使用するが、その他の項目については供給ガスを使用することも可能多くの試験項目で、検査用に製造するテストガス ※テストガス：リフトしやすいガス、逆火しやすいガスなど申請の単位・有効期限１受注単位で申請するため、有効期限はなし形式検査合格品の形式の製造の都度、記録類（製品検査、受入検査、出荷先と台数）と製品確認有効期限５年で、申請時の台数制限なし定期的に形式検査で確認したものと同等のものが生産されているかを確認するフォローアップ検査を実施なし防火性能評定ラベルの貼付はできないあり制度の概要形式検査実施場所防火性能評定－2/2－