04第2章 ひとり親家庭等を取り巻く現状と課題(1現状) (pdf

第2章
1
ひとり親家庭等を取り巻く現状と課題
大阪市の現状
(1)世帯数等の推移
ア
ひとり親家庭の世帯数の推移
本市のひとり親家庭の世帯数は、平成22年国勢調査によると、母子家庭(他の世帯員がい
る世帯を含む)は26,031世帯、父子家庭(他の世帯委員がいる世帯を含む)は3,211世帯とな
っています。また、母子家庭(母親と20歳未満の児童からなる世帯)の数は20,950世帯、
父子家庭(父親と20歳未満の児童からなる世帯の数)1,837世帯となっています。
平成17年国勢調査と比較して、母子家庭、父子家庭ともに世帯数は減少しています。
区分
平成17年
平成22年
増減率
母子家庭
-
26,031
24,184
20,950
-
3,211
2,546
1,837
△0.3
1,203,240
1,311,523
0.1
世帯数(他の世帯員がいる世帯を含む)
世帯数
△0.1
父子家庭
世帯数(他の世帯員がいる世帯を含む)
世帯数
全世帯数
イ
離婚件数の推移
本市の離婚件数は、人口動態統計によると、平成21年の7,321件をピークとして減少傾向に
あり、平成25年は6,298件となっています。また、本市の離婚率(人口千人当たりの年間離婚
件数)は常に全国平均を上回っており、平成25年では、全国1.84に対し、本市2.35となって
います。
大阪市
離婚件数
大阪府
離婚率
離婚件数
全国
離婚率
離婚件数
離婚率
平成20年
7,244
2.73
20,490
2.37
251,136
1.99
平成21年
7,321
2.75
20,737
2.40
253,353
2.01
平成22年
7,218
2.81
20,752
2.39
251,378
1.99
平成23年
6,776
2.54
19,407
2.23
235,719
1.87
平成24年
6,562
2.45
18,761
2.16
235,406
1.87
平成25年
6,298
2.35
18,104
2.08
231,383
1.84
資料:厚生労働省人口動態統計
4
ウ
児童扶養手当受給者の推移
本市の児童扶養手当の受給者数は、平成20年度末以降も上昇傾向にあり、平成22年8月に対象を父
子家庭にも拡充したことから、平成22年度末時点で大幅に増加しましたが、平成24年度をピークと
して減少に転じています。
父子家庭は、平成22年8月から児童扶養手当の支給対象となりましたが、平成24年度まで増加し、
平成25年度は横ばいとなっています。
■児童扶養手当受給資格者数の推移
受給資格者
前年比
数
増減
受給者数
全部支給
一部支給
支給停止者数
平成 19 年
32,164
246
29,807
21,701
8,106
2,357
平成 20 年
32,645
481
30,204
21,622
8,582
2,441
平成 21 年
33,083
438
30,611
21,645
8,966
2,472
平成 22 年
34,544
1,461
32,082
22,677
9,405
2,462
平成 23 年
35,013
469
32,489
22,947
9,542
2,524
平成 24 年
35,215
202
32,584
22,980
9,604
2,631
平成 25 年
34,736
▲ 479
31,980
22,333
9,647
2,756
■父子家庭の児童扶養手当受給者数の推移
年度
受給者数
増加数
増減率
平成22年度
1,151
-
-
平成23年度
1,360
209
1,182
平成24年度
1,452
92
1.068
平成25年度
1,447
-5
0.997
(2)こどものことについて
ア 同居しているこどもの状況
○世帯単位で同居しているこどもの年齢分布をみると、母子家庭では5歳から17歳ぐら
いにかけておおむね10%前後で推移し、父子家庭では10歳から18歳の間の割合が高く
なる傾向があり、15歳がもっとも多くなっています。
○こどもの成長段階別には、母子家庭では就学前児童の割合が高いほか、母子家庭・父
子家庭とも小学校高学年から中学生、高校生にかけて多くみられます。
5
◆母子家庭:同居しているこどもの年齢(世帯単位でのこどもの割合)
◆父子家庭:同居しているこどもの年齢(世帯単位でのこどもの割合)
イ こどもが病気になったときの対応
○母子家庭では、「仕事を休むなどしてあなた自身が介護する」が68.6%を占め、次いで
「親・兄弟姉妹などの親族に介護を頼む」が47.4%、「仕事中はこどもだけになってし
まうことがある」が38.0%となっています。
○父子家庭では、「親・兄弟姉妹などの親族に介護を頼む」が55.1%を占め、次いで「仕
事を休むなどしてあなた自身が介護する」が50.7%、「仕事中はこどもだけになってし
まうことがある」が28.1%となっています。
6
(3)困りごとや相談の状況
ア ひとり親家庭になったときに困ったこと
○母子家庭では「経済的に困った」が82.1%を占めて特に多く、次いで「仕事と子育て
の両立が困難だった」
(50.5%)、
「自分が精神的に不安定になった」(42.3%)、
「就職先
がなくて困った」
(31.7%)などの順となっています。
○父子家庭では、「経済的に困った」が67.9%を占めて最も多く、次いで、「仕事と子育
ての両立が困難だった」(62.7%)、「自分が精神的に不安定になった」(44.6%)「こど
もの教育(進学)やしつけのことで困った」(44.6%)などの順となっています。
7
※上位7項目
イ 現在困っていること
○母子家庭、父子家庭とも「経済的なこと」が最も多くを占めており、母子家庭では
71.0%、父子家庭についても69.6%を占めています。
○これに次いで、母子家庭では「仕事のこと」が36.6%、
「こどもの教育(進学)やしつ
けのこと」が35.9%、
「自分の健康や精神的なこと」が30.5%、
「住宅のこと」が27.2%
などとなっています。
○父子家庭では、
「こどもの教育(進学)やしつけのこと」が40.8%と2番目に多く、次
いで「仕事のこと」が36.6%、
「家事やこどもの世話のこと」が31.9%、
「こどもの健康
や精神的なこと」が31.7%、
「自分の健康や精神的なこと」が29.0%となっています。
※上位7項目
8
ウ こどもについて困っていること
○母子家庭では「進学のこと」が44.7%、「しつけのこと」が43.7%を占めるほか、「学
力」が35.5%、
「友人関係」が22.4%、
「思春期の対応のこと」が22.1%などとなってい
ます。
○父子家庭では「進学のこと」45.8%と「学力」が44.6となっており、これに次いで「食
事・栄養のこと」が38.7%、「友人関係」が23.2%「思春期の対応のこと」が20.2%な
どとなっています。
※母子家庭の上位6項目
(4)仕事の状況
ア 就業状況・就業形態
○平成26年調査によると、母子家庭の母親のうち何らかの就業形態で働いている人は
81.0%となっています。就業形態上の変化についてみると、「正社員・正規職員」とし
て働いていた人はひとり親家庭になる前に大きく減少し、ひとり親家庭になった直後
には15.4%、現在は26.3%となっています。また、「パート・アルバイト・臨時職員」
は、ひとり親家庭になる前に40.7%、ひとり親家庭になった直後にはさらに増えて
50.7%となり、現在もなお46.6%と就業形態のなかでは最も多くを占めています。
○父子家庭の就業形態については、ひとり親家庭になる前に55.4%であった「正社員・
正規職員」が、ひとり親家庭になった直後に44.9%に減少しています。また、ひとり
親家庭になった直後に「無職」になった人は11.4%と大きく増加しています。
9
◆母子家庭:就業形態(n=1,589)
結婚前又は出産前 ひとり親になる前 ひとり親になった直後
1
2
3
4
5
6
7
8
-
正社員・正規職員
パート・アルバイト・臨時職員
派遣社員
自営業主(商店主、農業など)
自営業の手伝い(家族従事者)
家庭で内職・在宅ワーク
無職
その他
無回答
n(回答者数)
実数
821
464
83
21
30
6
72
23
69
1,589
%
51.7%
29.2%
5.2%
1.3%
1.9%
0.4%
4.5%
1.4%
4.3%
100.0%
実数
204
646
48
23
65
31
481
15
76
1,589
%
12.8%
40.7%
3.0%
1.4%
4.1%
2.0%
30.3%
0.9%
4.8%
100.0%
実数
245
806
77
22
9
5
341
25
59
1,589
現在
実数
%
418
26.3%
740
46.6%
67
4.2%
28
1.8%
12
0.8%
8
0.5%
247
15.5%
14
0.9%
55
3.5%
1,589
100.0%
%
15.4%
50.7%
4.8%
1.4%
0.6%
0.3%
21.5%
1.6%
3.7%
100.0%
資料:平成26年調査
◆父子家庭:就業形態(n=168)
1
2
3
4
5
6
7
8
-
正社員・正規職員
パート・アルバイト・臨時職員
派遣社員
自営業主(商店主、農業など)
自営業の手伝い(家族従事者)
家庭で内職・在宅ワーク
無職
その他
無回答
n(回答者数)
ひとり親家庭になる前
結婚前
実数
%
実数
%
112
66.7%
93
55.4%
11
6.5%
19
11.3%
5
3.0%
5
3.0%
19
11.3%
32
19.0%
6
3.6%
6
3.6%
0
0.0%
0
0.0%
3
1.8%
4
2.4%
5
3.0%
6
3.6%
7
4.2%
3
1.8%
168 100.0%
168 100.0%
現在
ひとり親家庭になった直後
実数
71
27
9
26
5
0
18
6
6
168
%
44.9%
17.1%
5.7%
16.5%
3.2%
0.0%
11.4%
3.8%
3.8%
106.3%
実数
67
33
4
25
3
0
29
3
4
168
%
39.9%
19.6%
2.4%
14.9%
1.8%
0.0%
17.3%
1.8%
2.4%
100.0%
資料:平成26年調査
10
○寡婦世帯で現在「働いている」人は48.8%で、就業形態では、「パート・アルバイト・
臨時職員」が46.7%と最も多くなっています。
◆寡婦世帯:現在の就業状況
1
2
3
4
5
6
7
-
正社員・正規職員
パート・アルバイト・臨時職員
派遣社員
自営業主(商店主、農業など)
自営業の手伝い(家族従事者)
家庭で内職・在宅ワーク
その他
無回答
n(回答者数)
寡婦世帯
実数
%
26
24.8%
49
46.7%
3
2.9%
11
10.5%
4
3.8%
2
1.9%
3
2.9%
7
6.7%
105 100.0%
資料:平成26年調査
イ ひとり親家庭になる前後での仕事の変化
○平成25年調査によると、母子家庭では「あらたに仕事に就いた」が30.1%、次いで
「変化なく、そのまま仕事を続けた」が20.0%、「仕事と家事が両立しやすい仕事に転
職した」が15.6%となっています。
○父子家庭では、「変化なく、そのまま仕事を続けた」が32.6%、「勤務時間等の便宜を
図ってもらって仕事を続けた」が23.9%、「仕事と子育て両立しやすい仕事に転職し
た」が14.5%となっています。
11
ウ 求職活動での問題点
○母子家庭では「小さいこどもがいるので制限があった」が48.6%と最も多く、次いで
「年齢制限のため応募先が限られた」が27.3%、「求人自体が少なかった」が27.5%、
「ひとり親家庭であることで制限があった」が20.0%となっています。
○父子家庭では、「年齢制限のため応募先が限られた」が43.3%と最も多く、次いで「求
人自体が少なかった」が35.8%、「ひとり親家庭であることで制限があった」が25.8%
となっています。
12
エ 転職希望の有無
○母子家庭では、「よい仕事があれば転職したい」が41.6%、「すぐに転職したい」が
4.6%と、合わせて46.2%が転職希望を示しており、「転職するつもりはない」という人
は32.0%となっています。
○父子家庭では、「すぐに転職したい」と「よい仕事があれば転職したい」を合わせて
41.5%で、
「転職するつもりはない」が32.3%を上回っています。
13
オ 仕事に就く際に重視すること
○母子家庭、父子家庭とも「十分な収入が得られる」が最も多く、母子家庭75.7%、父子家
庭74.2%となっています。次いで「雇用が安定している」が、母子家庭66.2%、父子家庭
59.5%となっています。
○これらに次いで、母子家庭では「厚生年金や雇用保険に入れる」が58.3%、「土日に休め
る」が54.8%、「休暇がとりやすい」が54.2%と半数を超えています。一方、父子家庭では、
「土日に休める」が53.2%、「厚生年金や雇用保険に入れる」が52.6%と半数以上となって
います。
○前回調査と比較すると、母子家庭については「十分な収入が得られる」が前回同様最も多
くなっています。また、「土日に休める」が減少する一方で、「雇用が安定している」を重
視する割合が高くなっています。
※上位9項目
14
カ 母子家庭等就業・自立支援センターにおける就業相談、就職者数の推移
22年度
新規相談件数
23年度
25年度
2,066
2,340
2,174
696
707
975
909
新規求人数
2,243
2,021
2,844
2,204
新規求職登録者数
1,637
1,430
1,389
1,285
698
637
685
613
新規求人件数
就職者数
2,541
24年度
(5)家計の状況
ア 年間世帯収入・年間就労収入
○平成26年調査では、母子家庭における年間総収入額の加重平均値は184.8万円となって
おり、前回調査の229.9万円や平成23年全国母子世帯等調査の291万円よりも大幅に低
い結果となっています。これは、前回調査と異なり、児童扶養手当受給者を対象にア
ンケートを実施したことによる影響があると考えられます。
○母子家庭における雇用形態別の年間就労収入額の加重平均値は、「正社員・正規職員」
で264.1万円であり、前回調査の291.1万円と比較すると金額が減少しています。「パー
ト・アルバイト・臨時職員」は115万円で、前回調査の117.6万円より若干減少してい
ます。
イ 就労収入以外の収入
○母子家庭では「児童扶養手当」が78.5%を占めるほか、「児童手当」が62.7%、
「生活保
護費」が19.4%、
「預貯金の取り崩し」が16.0%となっています。
○父子家庭では「児童扶養手当」が76.2%、「児童手当」が50.6%、「生活保護費」が
11.9%、「預貯金の取り崩し」が10.7%となっています。
15
※母子家庭の上位7項目
ウ 現在の生活の状況
○母子家庭では「苦しい」が44.6%、「大変苦しい」が21.8%と、合わせて66.4%となっ
ています。
○父子家庭では「苦しい」、「大変苦しい」が合わせて75.0%となっていますが、寡婦世
帯では「普通」が47.0%となっています。
16
(6)養育費について
ア 養育費に関する取り決めの状況
○母子家庭のうち養育費についての何らかの取り決めをしているのは28.0%で、寡婦世帯
では30.2%、父子家庭では9.2%となっています。
○養育費に関する取り決めをしていない理由を尋ねたところ、母子家庭では「相手に支払
う意思や能力がないと思ったから」が54.4%と最も多く、次いで「縁を切りたかったの
で要求しなかったから」が43.3%となっています。
■養育費の取り決めの状況
1
2
3
4
5
6
7
8
-
文書での取り決め(取り決め書)
公正証書
調停調書
審判書
判決
口約束
その他
取り決めをしていなかった
無回答
n(回答者数)
母子家庭
実数
%
52
3.4%
77
5.0%
99
6.4%
6
0.4%
11
0.7%
164
10.6%
25
1.6%
872
56.3%
243
15.7%
1,549 100.0%
父子家庭
実数
%
1
0.7%
1
0.7%
5
3.3%
0
0.0%
0
0.0%
6
3.9%
1
0.7%
103
67.8%
35
23.0%
152 100.0%
寡婦世帯
実数
%
1
1.3%
1
1.3%
11
14.5%
0
0.0%
0
0.0%
9
11.8%
1
1.3%
44
57.9%
9
11.8%
76 100.0%
資料:平成26年調査
■取り決めを行わなかった理由
1
2
3
4
5
6
7
8
9
-
自分の収入等で経済的に問題なかったから
取り決めの交渉がわずらわしかったから
相手に支払う意思や能力がないと思ったから
養育費を請求できるとは思わなかったから
取り決めの交渉がまとまらなかったから
子どもを引きとった者が養育費を負担すると思ったから
縁を切りたかったので要求しなかったから
現在交渉中又は交渉予定であるから
その他
無回答
n(回答者数)
母子家庭
実数
%
18
2.1%
88
10.1%
474
54.4%
89
10.2%
86
9.9%
35
4.0%
378
43.3%
13
1.5%
57
6.5%
17
1.9%
872
-
父子家庭
実数
%
9
8.7%
13
12.6%
52
50.5%
10
9.7%
4
3.9%
26
25.2%
32
31.1%
0
0.0%
9
8.7%
1
1.0%
103
-
寡婦世帯
実数
%
2
4.5%
3
6.8%
27
61.4%
7
15.9%
2
4.5%
3
6.8%
5
11.4%
3
6.8%
0
44
資料:平成26年調査
イ 養育費の取り決めの履行状況
○母子家庭のうち養育費について「定期的に受け取っている」「不定期だが受け取ってい
る」と回答した人は11.0%にとどまっており、
「受け取っていない」が70.1%となってい
ます。父子家庭では、8割以上の人が「受け取っていない」と回答しています。
○養育費の受け取り額については、母子家庭の平均値が月額4.1万円となっています。
17
(7)住居の状況
ア ひとり親家庭になったときの転居の状況
○ひとり親家庭になった時に転居した人は、母子家庭で54.9%、父子家庭では41.7%とな
っています。
イ ひとり親家庭になってから住居に関して困ったこと
○ひとり親家庭になってから住居に関して何らかのことで困ったという人は、母子家庭
では77.8%を占めているのに対し、父子家庭では67.9%となっています。母子家庭が困
っている内容としては、
「家賃が高く家計を圧迫する」が39.9%と最も多くなっていま
す。
18
(8)各種支援策について
ア 福祉サービスを受けるときに困ったこと
○母子家庭では「どこまで支援してくれるのかわからなかった」が34.5%、「何をしてく
れるのかわからなかった」が32.0%、「どこに相談に行けばいいのかわからなかった」
が25.8%などとなっています。
○父子家庭では「どこまで支援してくれるのかわからなかった」が40.4%、「何をしてく
れるのかわからなかった」が39.7%、「どこに相談に行けばいいのかわからなかった」
が37.7%となっています。
19
※母子家庭の上位6項目
イ
各種制度の認知度
○各種支援策に関して、母子家庭の周知度と利用状況について代表的なものをみると、経済
的支援である児童扶養手当とひとり親家庭医療費助成は、認知度が高く、「今後利用した
い」と回答する割合もいずれも4割を超えている。
○子育て・生活支援では、日常生活支援事業は「知らない」が41.5%、「これまでに利用し
た」が4.7%、「今後利用したい」が11.2%となっている。病児・病後児保育事業は「知ら
ない」が32.7%「今後利用したい」が10.7%、ファミリーサポートセンター事業は「知ら
ない」が39.5%、
「今後利用したい」が7.3%となっている。
○就業支援では、ひとり親家庭サポーター(旧ひとり親家庭等就業サポーター)は「知らな
い」が34.1%、「これまでに利用した」が16.5%、「今後利用したい」が13.2%となってい
る。ひとり親家庭自立支援給付金については、「知らない」が37.4%、「これまでに利用し
た」が2.2%、
「今後利用したい」が19.1%となっている。
20
■各種施策の認知度(
「知らない」と回答した割合)
母子家庭
a 母子福祉センター(愛光会館)の生活・法律相談
b 母子福祉センター(愛光会館)の講習事業
c 母子福祉センター(愛光会館)の就業相談・職業紹介
d ひとり親家庭等就業サポーター
e 母子家庭自立支援給付金
f 児童扶養手当
g 母子寡婦福祉資金貸付制度
h ひとり親家庭医療助成費
i ひとり親家庭等日常生活支援事業
j 母子寡婦福祉相談所
k ファミリー・サポート・センター
l 病児・病後児保育
m 一時保育
n ひとり親世帯優先入居公営住宅
o 母子生活支援施設(母子寮)
有効数
これまでに
利用していない
利用した
実数
%
実数
%
3,538
81.0
460
10.5
3,502
77.0
642
14.1
3,513
72.5
910
18.8
3,933
72.7
893
16.5
3,736
73.8
616
12.2
712
8.1
7,666
87.0
4,480
77.6
580
10.0
1,061
12.9
6,694
81.4
3,852
83.2
216
4.7
3,298
85.2
78
2.0
3,951
80.9
405
8.3
4,519
81.5
499
9.0
4,847
81.1
604
10.1
5,033
79.3
406
6.4
5,120
88.9
85
1.5
9,869
9,869
-
今後の利用
利用したい
わからない
実数
%
実数
%
809
8.2
2,892
29.3
1,047
10.6
2,685
27.2
1,103
11.2
2,665
27.0
1,304
13.2
2,610
26.4
1,886
19.1
2,107
21.3
4,535
46.0
377
3.8
1,683
17.1
2,447
24.8
4,326
43.8
512
5.2
1,107
11.2
2,729
27.7
588
6.0
2,960
30.0
725
7.3
3,083
31.2
1,055
10.7
2,874
29.1
762
7.7
3,056
31.0
2,409
24.4
2,219
22.5
393
4.0
3,550
36.0
9,869
9,869
-
○父子家庭の周知度と利用状況について代表的なものをみると、経済的支援では、母子家庭
と同様、児童扶養手当とひとり親家庭医療費助成について認知度が高い。「今後利用した
い」が児童扶養手当37.9%、ひとり親家庭医療費助成が36.4%となっており、他の支援に
比較すると経済的支援のニーズは高くなっている。
○子育て・生活支援では、日常生活支援事業は「知らない」が55.1%、「これまでに利用し
た」が3.5%、
「今後利用したい」が6.5%となっている。
21
○就業支援では、ひとり親家庭サポーター(旧ひとり親家庭等就業サポーター)について
「知らない」が53.6%、
「これまでに利用した」が7.2%、「今後利用したい」が5.6%となっ
ている。
■各種施策の認知度(
「知らない」と回答した割合)
父子家庭
a 母子福祉センター(愛光会館)の生活・法律相談
b 母子福祉センター(愛光会館)の講習事業
c 母子福祉センター(愛光会館)の就業相談・職業紹介
d ひとり親家庭等就業サポーター
e 母子家庭自立支援給付金
f 児童扶養手当
g 母子寡婦福祉資金貸付制度
h ひとり親家庭医療助成費
i ひとり親家庭等日常生活支援事業
j 母子寡婦福祉相談所
k ファミリー・サポート・センター
l 病児・病後児保育
m 一時保育
n ひとり親世帯優先入居公営住宅
o 母子生活支援施設(母子寮)
有効数
これまでに
利用していない
利用した
実数
%
実数
%
74
84.1
3
3.4
74
85.1
3
3.4
74
83.1
5
5.6
99
79.2
9
7.2
81
74.3
11
10.1
23
6.3
320
87.4
83
72.2
12
10.4
36
10.9
274
82.8
92
80.0
4
3.5
69
82.1
1
1.2
91
79.8
8
7.0
107
85.6
4
3.2
115
80.4
14
9.8
109
76.2
2
1.4
93
86.1
1
0.9
448
448
-
22
今後の利用
利用したい
わからない
実数
%
実数
%
14
3.1
66
14.7
13
2.9
64
14.3
17
3.8
61
13.6
25
5.6
74
16.5
28
6.3
54
12.1
170
37.9
16
3.6
25
5.6
56
12.5
163
36.4
20
4.5
29
6.5
69
15.4
5
1.1
65
14.5
17
3.8
72
16.1
16
3.6
72
16.1
18
4.0
77
17.2
69
15.4
52
11.6
7
1.6
67
15.0
448
448
-