「川崎市消費者物価指数−平成 26 年−」の刊行について

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平成 27 年 2 月 24 日
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「川崎市消費者物価指数−平成 26 年−」の刊行について
総務省が公表した消費者物価指数(平成 26 年平均)を基に、川崎市分の概要についてまとめましたの
で、次のとおりお知らせします。
・総合指数は平成 22(2010)年を 100 として 102.1 で、前年比 2.4%の上昇(2年連続上昇)
・生鮮食品を除く総合指数は 102.1 で前年比 2.3%の上昇(2年連続上昇)
・食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は 100.1 で前年比 1.8%の上昇
※消費者物価指数は、消費者が購入する財及びサービスの価格変動を総合し、物価の変動を時系列的に測定し
たものです。なお、消費者物価地域差指数は平成 25 年が最新となっていますのでご注意ください。
1.消費者物価指数の概況 (本文 P.1)
平成 26 年平均の本市の消費者物価指数は、平成 22 年を 100 とした総合指数 102.1 で、前年比 2.4%の上昇と
なりました。近年の総合指数の推移をみると、平成 21 年から 23 年まで下落が続きましたが、平成 24 年は保合(もちあ
い)となり、平成 25 年から上昇に転じています。
また、平成 26 年の生鮮食品を除く総合指数は 102.1 となり、前年比 2.3%の上昇となりました。食料(酒類を除く)
及びエネルギーを除く総合指数は 100.1 となり、前年比 1.8%の上昇となりました。(表 1、図 1)
103
平成22年=100
図1 川崎市消費者物価指数(年平均)の推移
総合
生鮮食品を除く総合
食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合
102
101
100
99
98
平成17年
18年
19年
20年
21年
22年
23年
24年
25年
26年
2.10 大費目別指数の動き (本文 P.1)
平成 26 年の 10 大費目別指数の動きを対前年比でみると、4 月の消費税率の引き上げにより多くの費目が上昇
し、特に「光熱・水道」が前年比 5.4%上昇、「教養娯楽」が 3.6%上昇、「食料」が 3.1%上昇、「交通・通信」が 2.3%
上昇したこと等が総合指数の上昇に大きく影響しています。(表 1、図 2)
表1 10 大費目別指数、対前年上昇率、寄与度の推移
(平成22年=100)
食料(酒類を
年
次総
合 生 鮮食 品を 除く )及びエ 食
料
除 く 総 合 ネルギーを
除 く 総 合
ウエイト
10,000
9,61 5
7 ,1 70
2 ,3 90
生鮮食品
38 5
住
居
2,40 9
光 熱 ・ 家 具 ・ 被服及び
交 通 ・
教
保健医療
水
道 家事用品 履
物
通
信
58 1
30 8
47 3
44 8
指
1 ,21 7
( 再掲)
育 教養娯楽 諸 雑 費 エ ネ ル
ギ
ー
525
1 ,1 0 7
542
537
112.0
数
24年平均
99.5
99.5
98.5
99.6
98.3
99.1
109.3
91.0
100.9
98.5
100.5
99.0
94.6
103.1
25年
99.7
99.8
98.3
99.2
97.5
98.5
115.5
86.3
102.9
96.7
101.3
100.2
94.5
104.3
119.8
26 年
102.1
102.1
100.1
102.3
101.6
98.5
121.7
91.6
106.0
97.7
103.6
102.0
97.9
107.7
127.3
24年平均
0.0
△ 0.1
△ 0.6
0.0
0.3
△ 0.9
6.1
△ 2.0
0.7
△ 1.2
0.0
0.2
△ 1.5
0.2
6.7
25年
0.2
0.3
△ 0.2
△ 0.3
△ 0.8
△ 0.6
5.7
△ 5.2
2.0
△ 1.8
0.7
1.2
△ 0.1
1.2
7.0
26 年
2.4
2.3
1.8
3.1
4.2
0.0
5.4
6.1
3.0
1.0
2.3
1.7
3.6
3.3
6.2
24年平均
0.00
△ 0.10
△ 0.43
0.02
0.38
25年
0.20
0.29
対
前
年
上
寄
昇
率
(
与
%
)
度
0.01 △ 0.22
0.37 △ 0.06
0.03 △ 0.05 △ 0.01
0.01 △ 0.16
0.02
△ 0.14 △ 0.10 △ 0.03 △ 0.15
0.36 △ 0.15
0.10 △ 0.08
0.10
0.06 △ 0.01
0.07
0.42
0.15
0.28
0.09
0.18
0.40
2.41
2.22
1.29
0.74
0.16
0.00
0.36
26 年
注:エネルギー…電気代、ガス代、他の光熱(灯油)、自動車関係費のうちガソリン
生鮮食品…生鮮魚介、生鮮野菜、生鮮果物
0.16
0.04
0.38
130
図2 10 大費目別指数の推移
平成22年=100
平成24年
120
25年
26年
110
100
90
80
食
料
住
居
生
鮮
食
品
)
光
熱
・
水
道
家
家
事
具
用
・
品
被
履服
物及
び
交
通
・
通
信
保
健
医
療
教
育
教
養
娯
楽
諸
雑
費
エ
ネ再
ル掲
ギ
)
ー
食
料
及
び
(
を エ
除ネ
く ル
総ギ
合
ー
)
)
除生
く 鮮
総食
合品
を
(
総
合
(
(
70
3.20 大都市の消費者物価指数 (本文 P.8)
20 大都市※の総合指数(平成 22 年=100)の対前年上昇率の推移をみると、平成 24 年に上昇又は保合となっ
た都市が多く、平成 25 年は浜松市及び広島市を除き全ての大都市で上昇又は保合となり、平成 26 年は全ての大
都市で上昇となっています。また、平成 26 年に最も上昇したのは仙台市、新潟市、堺市及び熊本市の 2.9%で、
本市(2.4%上昇)は 16 番目となっています。(図 3)
※ 20 大都市 = 政令指定都市(相模原市を除く)及び東京都区部
図3 20 大都市の消費者物価指数(総合)対前年上昇率の推移
(%)
4.0
平成24年
25年
26年
3.0
2.0
1.0
0.0
△ 1.0
札
幌
市
仙
台
市
さ
い
た
ま
市
千
葉
市
東
京
都
区
部
川
崎
市
横
浜
市
新
潟
市
静
岡
市
浜
松
市
名
古
屋
市
京
都
市
大
阪
市
堺
市
神
戸
市
岡
山
市
広
島
市
北
九
州
市
福
岡
市
熊
本
市
図4 20 大都市の消費者物価地域差指数
4.20 大都市の消費者物価地域差指数 (本文 P.9)
図16 20大都市の消費者物価地域差指数(平成25年)
(平成 25 年)
(持家の帰属家賃を除く総合)
(持家の帰属家賃を除く総合)
最新の平成 25 年平均消費者物価地域差指数(51 市平均を
基準(=100)とした年平均の指数)を 20 大都市別にみると、「持
家の帰属家賃を除く総合」は、最も高いのが横浜市の 106.0、次
千葉市
最も高くなっていましたが、
平成21 年以降は横浜市が最も高く、
新潟市
さいたま市
静岡市
100
仙台市
近年の同指数の動きをみると、平成 20 年までは東京都区部が
横浜市
105
いで東京都区部が 105.9 で、本市は 3 番目に高い 105.4 となってい
ます。(図 4)
51市平均=100
川崎市
東京都区部
浜松市
95
札幌市
名古屋市
熊本市
京都市
次いで東京都区部、本市の順となっています。
福岡市
大阪市
北九州市
堺市
広島市
神戸市
岡山市
問い合わせ先
川崎市総合企画局都市経営部統計情報課 高橋
電話 044−200−2066