車載用途向け 2.00mm ピッチ電線対基板コネクター「DuraClik™」

日本モレックス、
車載用途向け 2.00mm ピッチ電線対基板コネクター「DuraClik™」の
製品ラインナップを拡充
耐振動性に優れ、高い基板保持力を発揮
2015 年 2 月 26 日 - 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本
モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、自動車のハンドルやシフトレバーな
ど高振動にさらされる車載機器向け「DuraClik™ 2.00mm ピッチ電線対基板コネクター」の製品ライ
ンナップを拡充した。このたびモレックスでは、従来品と構造の異なるメス側ケーブルハウジングタイ
プを追加し、DuraClik 製品の性能拡充と信頼性の向上を図っている。
新たに追加されたメス側ハウジングは、ピン型の独立したリテーナを装着することで端子係止力向上
および端子の不完全挿入を防止する二重係止構造の ISL(Independent Secondary Lock)タイプと、
端子の不完全な挿入を防止する構造を備えた TPA(Terminal Position Assurance)タイプの 2 種で
ある。端子保持力はそれぞれ最大 50N(ISL)と最大 30N(TPA)であり、極数についても、TPA タイプ
はこれまでの 2~8 極から 2~15 極に拡張している。
DuraClik 電線対基板コネクターは、幅広半田タブを備えた耐衝撃 SMT 設計が採り入れられており、
100N(10kgf)の上方向引抜力に耐えられる。このため車載機器などの高振動用途においてプリント
回路基板を確実に保持することができる。また、独自のポジティブインナーロック機構によって、確実
な嵌合、省スペース化、配線の絡まりによるラッチ破損の防止といった特長を有している。
DuraClik 2.00mm ピッチ電線対基板コネクターの主な特徴
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幅広半田タブを備えた耐衝撃 SMT 設計により、高振動要件を満たし PCB を確実に保持
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ホコリや損傷から接合部を保護する内蔵式コンタクト設計
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嵌合時のクリック音により、嵌合状態を確認可能
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ポジティブインナーロック機構により、確実な嵌合と省スペース化を実現
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最高 125°C の作動温度に対応し乗用車両要件に適合
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ストレートタイプ SMT はノズル吸着面をそなえ吸着テープ無しに自動実装機による容易な
取り付けが可能
本コネクターの用途は、ハンドル、ワイパーやウインカー用レバー、シフトレバー、フロント/バックラ
イト、インバーターや空調などの車載機器、電動自転車、トラック、クレーン、FA 機器などである。
詳しい情報は弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/duraclik.html をご覧下さい。
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モレックスについて
モレックスは、データ通信、テレコム、家電、インダストリアル、自動車、商用車、医療、航空宇宙および防
衛、照明などの数多くの市場に適した各種接続システムのソリューションを提供している。同社は 1938 年
に創業し、世界 17 カ国、45 の生産拠点を有している。www.molex.com
各種ソーシャルメディア(英文)については www.connector.com を参照。
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■DuraClik™ 2.00mm ピッチ電線対基板コネクター(ISL タイプ)
■DuraClik™ 2.00mm ピッチ電線対基板コネクター(TPA タイプ)